JP2009282356A - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定条件の自動設定を伴う顕微鏡での自動測定を行う場合にユーザが感じる不安感や不快感を軽減する。
【解決手段】コントローラ111は、走査型共焦点顕微鏡100を制御して、試料101の高さ毎の観察面に対するスライス画像を、高さ方向の取得範囲に亘り順次取得させる。そして、新たに取得したスライス画像を構成する画素の輝度値と、該画素と同一位置の画素であって既に取得していたスライス画像の各々を構成しているものの輝度値の最大値とで大きい方を該位置の画素の輝度値とすることで得られる最大輝度画像を、スライス画像を新たに取得する度に更新することで、試料101の全焦点画像を作成していく。進捗状況算出部117は、現時点までのスライス画像の取得の進捗状況を示す値を、全焦点画像の作成状況を示す値に基づき算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微鏡の技術に関し、特に、顕微鏡を用いて行う自動測定の技術に関する。
試料の全焦点画像や三次元画像を取得する装置として、例えば走査型共焦点顕微鏡がある。走査型共焦点顕微鏡の構成の概略を図8に示す。
図8において、点状光源801から照射された光は、ハーフミラー802を透過した後に、良好に収差の補正がされている対物レンズ803によって観察対象の試料804上の1点に集光して試料804を照明する。このときの試料804での反射光は、ハーフミラー802で今度は反射した後に、ピンホール板805によって集光点以外からの反射光がカットされ、ピンホールを通過した反射光だけが光検出器806で検出される。ここで、点状光源801からの照射光を二次元走査して試料804上を照明したときに光検出器806で検出される光の光量より、二次元画像を得ることができる。
図8において、対物レンズ803の集光位置からずれた位置である位置イからの反射光は、ピンホール板805を通過することができずに光検出器806で検出されない。従って、図8に示した構成では、対物レンズ803の集光位置のみの画像、言い換えれば合焦位置のみの画像を得ることができる。
図8に示したような共焦点光学系は焦点深度が浅い。このため、試料804の観察面が平面状の場合には問題ないが、観察面の高さが異なっている(凹凸が存在する)非平面状である場合には、観察面のうちピントの位置から外れた領域については画像を得ることができない。つまり、試料804が対物レンズ803の集光位置にある場合に光検出器806の出力(検出光量値)は最大となり、この位置から対物レンズ803と試料804との相対位置が離れるに従い、光検出器806の出力は急激に低下する。
従って、図9に示すような、高さがそれぞれa、b、及びc(但し、b>a>c)である観察面A、B、及びCを有する非平面状の試料900を図示のZ方向に観察する場合に、例えば観察面Aに合焦させても観察面B及びCの観察画像は得ることができない。
ところで、このような場合に、高さcから高さbまでの範囲を、試料900と対物レンズ803とのどちらか一方を所定のピッチでZ軸方向(光軸方向)に移動させながら試料900のスライス画像(共焦点画像)を複数枚取得する。そして、各スライス画像を構成する各画素の位置毎に光検出器806の出力最大の値を抽出し、抽出された光量値を各画素の位置に配置すると、試料900の全焦点画像を構成することができる。また、光検出器806の出力が最大となるときの光軸方向の高さ情報(試料900と対物レンズ803と相対距離)を各画素の位置毎に取得することで、試料900の三次元画像を構成することもできる。
このような全焦点画像や三次元画像を得る際には、測定範囲(例えば、図9のbの範囲)や測定ピッチ(試料900と対物レンズ803との相対移動における移動ピッチ)などの測定条件を設定し、その測定条件の下で、複数枚のスライス画像の取得が行われる。従って、測定範囲と測定ピッチの値の設定内容によっては、測定時間が非常に長くなる場合もある。このような場合、ユーザは、測定が進行しているかどうかが分からない不安感や、いつ測定が終了するか分からないという不快感を感じることがある。
このような不安感や不快感を軽減する手法として、例えば特許文献1には、測定条件を手動にて予め設定しておき、設定された測定条件に基づいて、測定終了までの残り時間を算出し表示するという技術が開示されている。
特開2000−330026号公報
しかし、測定動作を自動で行うのみではなく、測定条件の設定についても装置が自動で行う場合には、測定の終了位置が測定開始時には必ずしも決まらない。このため、手動によって設定を行うことを前提としている特許文献1の技術では、測定終了までの残り時間を算出して表示することはできない。
また、測定条件を装置が自動設定して行う測定動作時は、測定開始から現在までの画像の取り込み枚数(ステップ数)を表示することは可能である。しかし、このステップ数を単に表示するのみでは、ユーザは、測定が進行していることについては把握できても、いつ取り込みが終了するかを把握することはできないため、とりわけ測定時間が長い場合には、ユーザは強い不快感を感じることになる。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、測定条件の自動設定を伴う顕微鏡での自動測定を行う場合にユーザが感じる不安感や不快感を軽減することである。
本発明の態様のひとつである顕微鏡装置は、観察試料の高さ毎の観察面に対するスライス画像を、該高さ方向の取得範囲に亘り順次取得するスライス画像取得手段と、該スライス画像取得手段が新たに取得したスライス画像を構成する画素の輝度値と、該画素と同一位置の画素であって既に取得していたスライス画像の各々を構成しているものの輝度値の最大値とで、値が大きい方を該位置の画素の輝度値とすることで得られる最大輝度画像を、該スライス画像を新たに取得する度に更新することで、該観察試料の全焦点画像を作成していく全焦点画像作成手段と、該スライス画像の該取得範囲に亘る取得の終了を、該スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像に基づき判定する終了判定手段と、該スライス画像の該取得範囲に亘る取得の終了までに対する現時点までの取得の進捗状況を示す値を、該全焦点画像作成手段による該全焦点画像の作成状況を示す値に基づき算出する進捗状況算出手段と、該進捗状況算出手段により算出された値で示されている該進捗状況を出力する出力手段と、を有するというものである。
なお、上述した本発明に係る顕微鏡装置において、該全焦点画像作成手段による該全焦点画像の作成状況を示す値は、該最大輝度画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以上であるものの度数であり、該進捗状況算出手段は、所定の第1基準画素数に対する該度数の割合を、該進捗状況を示す値として算出する、ように構成することができる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡装置において、該進捗状況算出手段は、該スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像の輝度値に更に基づき、該進捗状況を示す値を算出するように構成することができる。
なお、このとき、該全焦点画像作成手段による該全焦点画像の作成状況を示す値は、該最大輝度画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以上であるものの度数であり、該進捗状況算出手段は、所定の第1基準画素数に対する該度数の割合と、該スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以下であるものの度数についての所定の第2基準画素数に対する割合との和を、該進捗状況を示す値として算出する、ように構成することができる。
また、前述した本発明に係る顕微鏡装置において、該終了判定手段は、該スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以下のものの度数が、所定の第2基準画素数を超えたと判定したときに、該取得の終了との判定を下すように構成することができる。
本発明の別の態様のひとつである顕微鏡装置は、観察試料の高さ毎の観察面に対するスライス画像を、該高さ方向の取得範囲に亘り順次取得するスライス画像取得手段と、該スライス画像を新たに取得する度に、取得されている各スライス画像を構成する同一位置の画素の輝度値の変化の傾きを求めて、該画素においての輝度の最大値を該傾きの変化に基づき画素毎に見つけ出し、見つけ出された輝度の最大値を各画素の輝度値とすることで、該観察試料の全焦点画像を作成していく全焦点画像作成手段と、該スライス画像取得手段による該スライス画像の該取得範囲に亘る取得の終了を、該輝度の最大値が見つけ出された画素の数に基づき判定する終了判定手段と、該スライス画像取得手段による該スライス画像の該取得範囲に亘る取得の終了までに対する現時点までの該スライス画像の取得の進捗状況を示す値を、該輝度の最大値が見つけ出された画素の数に基づき算出する進捗状況算出手段と、該進捗状況算出手段により算出された値で示されている該進捗状況を出力する出力手段と、を有するというものである。
なお、上述した本発明に係る顕微鏡装置において、該進捗状況算出手段は、所定の基準画素数に対する該輝度の最大値が見つけ出された画素の数の割合を、該進捗状況を示す値として算出するように構成することができる。
本発明によれば、以上のようにすることにより、測定条件の自動設定を伴う顕微鏡での自動測定を行う場合にユーザが感じる不安感や不快感を軽減できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず図1について説明する。図1は、本発明の第一の実施形態である走査型共焦点顕微鏡システムの構成を示している。
走査型共焦点顕微鏡100は、対物レンズ102、対物レンズ切換部103、Z位置制御部104、ハーフミラー105、ピンホール板106、光検出器107、二次元走査部108、ミラー109、及びレーザ照明部110を備えている。そして、この走査型共焦点顕微鏡100と、コントローラ111及び出力装置112とから、走査型共焦点顕微鏡システムが構成されている。
対物レンズ切換部103は、走査型共焦点顕微鏡100の光軸上に配置される対物レンズ102の切り換えを行う。Z位置制御部104は、対物レンズ102のZ位置(走査型共焦点顕微鏡100の光軸方向の位置)を制御する。ピンホール板106は、集光点以外からの反射光をカットする。光検出器107は、光を検出してその光量を示す信号を出力する。二次元走査部108は、レーザ光を、その進行方向に垂直な平面で二次元走査させる。レーザ照明部110は、レーザ光を励起して試料(観察試料)101に照射する。コントローラ111は、試料101の観察画像や、対物レンズ102のZ位置情報を取得する。出力装置112は、取得した試料101の観察画像等の表示を行う。
レーザ照明部110から出射したレーザ光は、ミラー109で反射して二次元走査部108に導入される。二次元走査部108は、このレーザ光を二次元走査して出射する。二次元走査部108から出射したレーザ光は、ハーフミラー105を透過した後に、対物レンズ102により集光されて試料101の表面を照明する。このときの試料101の表面からの反射光は、対物レンズ102を通過した後に、ハーフミラー105で今度は反射して、ピンホール板106に向かう。ピンホール板106は、この反射光のうち集光点以外からの反射光をカットする。ピンホール板106を通過した反射光は光検出器107で検出されて、その光量を示す信号が出力される。この信号に基づいて、試料101についての、光軸方向に垂直な平面でスライスしたような画像(共焦点画像)が光学的に得られる。
ここで、Z位置制御部104が対物レンズ102を光軸方向に駆動させて、試料101に対する対物レンズ102の相対距離を変更しながら、各Z位置における共焦点画像を順次取得していく。そして、取得した複数の共焦点画像から、同一画素での最大輝度を画素毎に抽出することで、全焦点画像や三次元画像を得ることができる。なお、このときのZ位置の移動範囲(試料101に対する対物レンズ102の相対距離の変化範囲)を測定範囲という。
コントローラ111は、MPU(演算処理装置)、メインメモリ、入力装置、インタフェース装置、及び記憶装置を備えており、出力装置112が接続されている。なお、MPU、メインメモリ、入力装置、インタフェース装置、及び記憶装置については、図1には図示していない。
MPUは、例えば記憶装置に記憶されている制御プログラムの実行によって、図1の走査型共焦点顕微鏡システム全体の動作制御を行うものであり、制御プログラムの実行により、少なくとも、輝度頻度計数部115、最大輝度頻度計数部116、進捗状況算出部117、及び画像取り込み終了判定部118として機能する。
メインメモリは、MPUが必要に応じてワークメモリとして使用する半導体メモリであり、少なくとも、共焦点画像メモリ113、最大輝度画像メモリ114、及び動作パラメータメモリ119として機能する。
入力装置は例えばマウス装置やキーボード装置であり、ユーザからの各種の指示を入力として取得する。
インタフェース装置は、この走査型共焦点顕微鏡システムの各構成要素との間での各種データの授受を管理する。
記憶装置は例えばハードディスク装置であり、各種の制御プログラムやデータを記憶しておく。
出力装置112は例えばディスプレイ装置であり、MPUによる制御の下で操作画面や観察画像等の表示を行う。
共焦点画像メモリ113は、光検出器107から出力される信号に基づきMPUにより生成される試料101の共焦点画像を記憶しておく。
最大輝度画像メモリ114は、対物レンズ102のZ位置を測定開始位置から現在位置まで移動させながら取得した複数枚の共焦点画像から、同一位置の画素毎に最大の輝度値を抽出することで得られる最大輝度画像を記憶しておく。
輝度頻度計数部115は、共焦点画像メモリ113で記憶されている共焦点画像を構成している画素のうち、輝度値が基準輝度レベルA以下のものの数を計数する。
最大輝度頻度計数部116は、最大輝度画像メモリ114で記憶されている最大輝度画像を構成している画素のうち、輝度値が基準輝度レベルB以上のものの数を計数する。
進捗状況算出部117は、走査型共焦点顕微鏡100による画像取り込み動作の開始から終了までの進捗状況を算出する。
画像取り込み終了判定部118は、走査型共焦点顕微鏡100による画像取り込み動作を終了させるか否かの判定を行う。
動作パラメータメモリ119は、前述した基準輝度レベルA及びBや、画像取り込み終了判定部118による判定において使用される基準画素数などといった、走査型共焦点顕微鏡システムによる自動測定動作の際に使用される各種の動作パラメータを記憶しておく。
図1に示した走査型共焦点顕微鏡システムは以上のように構成されている。
次に、図1に示されているコントローラ111によって行われる制御処理について説明する。この制御処理は、前述した測定範囲をコントローラ111自身が設定して試料101の全焦点画像を生成すると共に、そのための試料101の共焦点画像の取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の表示を行う。なお、コントローラ111では、記憶装置に予め記憶させておいた制御プログラムをMPUが読み出して実行することによって、これより説明する制御処理を実現する。
まず図2について説明する。図2は、コントローラ111によって行われる制御処理の第一の例をフローチャートで示したものである。
まず、ユーザは、出力装置112に表示される試料101の画像を観察しながらコントローラ111の入力装置を操作してZ位置制御部104に所定の指示を与えることで、対物レンズ102のZ位置を測定範囲の下限位置まで移動させる。MPUは、このときのZ位置を測定開始位置の設定として取得する。なお、従来はこのときに併せて行っていた測定終了位置(測定範囲の上限位置)の手動設定は、ここでは行わない。
その後、ユーザは、コントローラ111の入力装置を操作して所定の指示を与え、図2の制御処理を開始させる。
この制御処理が開始されると、まず、S201では、前述した動作パラメータを動作パラメータメモリ119から読み出す処理が行われる。この処理により読み出される動作パラメータは、対物レンズ102のZ位置についてのとり得る最大上限位置及び最大下限位置、前述した測定ピッチ、後述するS205及びS206の処理でそれぞれ用いる2つの基準輝度レベル、後述するS209及びS210の処理でそれぞれ用いる2つの基準画素数などである。なお、これらの動作パラメータは、予め設定されている固定値でよいが、この制御処理の開始前にユーザが設定して動作パラメータメモリ119に記憶させておくようにしてもよい。
S202では、試料101の共焦点画像の取り込み処理を現在のZ位置で行い、得られた共焦点画像(試料101のZ位置毎の観察面に対するスライス画像)をこのZ位置を示す情報に対応付けて共焦点画像メモリ113に記憶させる処理が行われる。なお、試料101の共焦点画像の取り込み処理では、光検出器107からの出力信号を取得すると共に、取得した信号が表している光量(輝度値)と画像の構成画素との対応付けを、二次元走査部108によるレーザ光の二次元走査における当該信号の取得時の走査位置に基づいて行う。こうすることで、試料101の共焦点画像が得られる。
S202に続き、S203では、最大輝度画像の作成処理が行われる。この処理では、共焦点画像メモリ113に新たに記憶させた共焦点画像の輝度値と、最大輝度画像メモリ114に既に記憶されている画像の輝度値(既に取得済みのスライス画像の各々を構成している画素の輝度値の最大値)との大小比較を同一位置の画素毎に行う。ここで、共焦点画像の方が大きい輝度値である画素については、その画素の輝度値を共焦点画像のものに更新して最大輝度画像メモリ114に記憶させる。従って、最大輝度画像メモリ114に記憶させた最大輝度値を画素毎に並べると、最大輝度画像が得られる。そして、Z方向の取得範囲に亘って取得された試料101のZ位置毎の観察面に対する共焦点画像について、この最大輝度画像の更新を繰り返せば、この最大輝度画像が試料101の全焦点画像となる。
なお、最大輝度画像メモリ114に記憶されている輝度値を更新するときには、この輝度値が得られた共焦点画像の取り込み時におけるZ位置を示す情報についても、画素毎に最大輝度画像メモリ114に記憶させるようにする。
S204では、S202の処理で共焦点画像メモリ113に記憶させた共焦点画像と、S203の処理で最大輝度画像メモリ114に記憶させた最大輝度画像との各々について、構成画素の輝度値と画素数との関係を示すヒストグラムを作成する処理が行われる。このS204の処理により作成される、共焦点画像についてのヒストグラムの例及び最大輝度画像についてのヒストグラムの例を、それぞれ図3A及び図3Bに示す。
S205では、S204の処理により共焦点画像について作成したヒストグラムより、前述した動作パラメータのひとつである基準輝度レベルA以下の輝度値である画素の度数を計数する処理が行われる(図3A参照)。コントローラ111のMPUは、このS205の処理を実行することで、輝度頻度計数部115として機能し、このときの計数結果は、直近のS202の処理により取得された共焦点画像についての輝度頻度と称される。
S206では、S204の処理により最大輝度画像について作成したヒストグラムより、前述した動作パラメータのひとつである基準輝度レベルB以上の輝度値である画素の度数を計数する処理が行われる(図3B参照)。コントローラ111のMPUは、このS206の処理を実行することで、最大輝度頻度計数部116として機能し、このときの計数結果は最大輝度頻度と称される。
S207では、走査型共焦点顕微鏡100による画像取り込み動作の開始から終了までの進捗状況を算出する処理が行われる。この進捗状況の算出は、下記の式の値を求めることによって行われる。
[進捗状況]=[最大輝度頻度]/[第1基準画素数]×100(%)
ここで、第1基準画素数は、試料101の全焦点画像を構成する画素数を示す値であり、前述した動作パラメータのひとつである。つまり、進捗状況は、第1基準画素数に対する最大輝度頻度の割合として算出される。例えば、第1基準画素数の画素全てで最大輝度が得られたとすると、そのときの最大輝度画像は試料101の全焦点画像そのものであるので、進捗状況は「100%」となる。
なお、コントローラ111のMPUは、このS207の処理を実行することで、進捗状況算出部117として機能する。
S208では、S207の処理により算出された進捗状況を出力装置112で表示させる処理が行われる。進捗情報の出力装置112での表示は、例えば図4Aに示す進捗バー表示のように、現在の進捗状況の算出結果の値を、全焦点画像の生成完了を示す「100%」に対する相対的な長さで視覚的に示す。なお、ここで、進捗状況の算出結果の値が「100%」を超えたとしても、進捗情報の表示は、「100%」で打ち切るようにする。
なお、進捗情報の表示を図4Aのようにして行う代わりに、図4Bに示すように、現在の進捗状況の算出結果の値を数値表示するようにしてもよく、更に、表示と共に音声で数値をユーザに報知するようにしてもよい。
S209では、測定範囲の第一終了判定処理として、S206の処理により取得された最大輝度頻度が、前述した第1基準画素数を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、最大輝度頻度が第1基準画素数を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS210に処理を進める。一方、最大輝度頻度が第1基準画素数を超えてはいないと判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS211に処理を進める。
S210では、測定範囲の第二終了判定処理として、S205の処理により取得された輝度頻度が、予め設定された第2基準画素数を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、第2基準画素数は、S202の処理により取得された共焦点画像が、もはや試料101の全焦点画像の生成に使用することはないとみなし得る程度に十分暗いものとなったかどうかの判定に用いる閾値であり、前述した動作パラメータのひとつである。ここで、輝度頻度が第2基準画素数を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)には、試料101の共焦点画像の取得が終了したとの判定を下し、S212に処理を進める。一方、輝度頻度が第2基準画素数を超えてはいないと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS211に処理を進める。
なお、コントローラ111のMPUは、このS209及びS210の処理を実行することで、画像取り込み終了判定部118として機能する。
S211では、Z位置制御部104に所定の指示を与えて対物レンズ102のZ位置を測定ピッチ分上方に移動させる処理が行われ、その後はS202へと処理を戻して上述した処理が再度行われる。こうしてS202の処理が繰り返されることによって、試料101の高さ毎の観察面に対する共焦点画像が、Z方向(高さ方向)の取得範囲に亘り順次取得される。
S212では、最大輝度画像メモリ114から画素毎の最大輝度値を全画素について読み出して全焦点画像を作成して出力装置112に表示させる処理が行われ、その後はこの図2の制御処理を終了する。なお、このS212の処理において、画素毎の最大輝度値と共に記憶されているZ位置の情報を最大輝度画像メモリ114から読み出し、このZ位置と各画素のXY平面(Z方向に垂直な平面)上の位置とを対応付けることにより、試料101の三次元画像を作成して出力装置112に表示させる処理を併せて行うようにしてもよい。
以上までの制御処理がコントローラ111で行われることにより、試料101の全焦点画像を生成すると共に、そのための試料101の共焦点画像の取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の表示が行われる。しかも、このときには、測定範囲(測定終了位置である対物レンズ102のZ位置の上限位置)の設定を手動で行うことはなく、コントローラ111が自動的に設定する。つまり、この図2の処理によれば、予め手動で設定しておかないため測定範囲の終了位置が分からないのにも拘らず、測定終了までの進捗状況の表示をユーザへ提供することができる。
なお、図2の処理において、全焦点画像の生成作業の進捗状況だけでなく、前述した試料101の三次元画像の生成作業の進捗状況についても算出・表示を行うようにすることも可能である。
また、全焦点画像の生成作業の進捗状況の表示を、図4Aや図4Bに示したもののようにする代わりに、例えば図4Cに示すように、画像取り込みの進捗状況と画像生成の進捗状況とに分けて表示するようにすることも可能である。
次に図5について説明する。図5は、コントローラ111によって行われる制御処理の第二の例をフローチャートで示したものである。この第二の例も、図2に示した第一の例と同様、前述した測定範囲をコントローラ111自身が設定して試料101の全焦点画像を生成すると共に、そのための試料101の共焦点画像の取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の表示を行う。但し、進捗状況算出部117により行われる、走査型共焦点顕微鏡100による画像取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の算出手法が、第一の例とは異なっている。
まず、ユーザは、出力装置112に表示される試料101の画像を観察しながらコントローラ111の入力装置を操作してZ位置制御部104に所定の指示を与えることで、対物レンズ102のZ位置を測定範囲の下限位置まで移動させる。MPUは、このときのZ位置を測定開始位置の設定として取得する。なお、従来はこのときに併せて行っていた測定終了位置(測定範囲の上限位置)の手動設定は、ここでは行わない。
その後、ユーザは、コントローラ111の入力装置を操作して所定の指示を与え、図5の制御処理を開始させる。
図5の制御処理が開始されると、まず、S301では、前述した動作パラメータを動作パラメータメモリ119から読み出す処理が行われる。この処理により読み出される動作パラメータは、対物レンズ102のZ位置についてのとり得る最大上限位置及び最大下限位置、前述した測定ピッチ、後述するS305及びS306の処理でそれぞれ用いる2つの基準輝度レベル、後述するS309及びS310の処理でそれぞれ2つの基準画素数などである。なお、これらの動作パラメータは、予め設定されている固定値でよいが、この制御処理の開始前にユーザが設定して動作パラメータメモリ119に記憶させておくようにしてもよい。
S302では、試料101の共焦点画像の取り込み処理を現在のZ位置で行い、得られた共焦点画像(試料101のZ位置毎の観察面に対するスライス画像)をこのZ位置を示す情報に対応付けて共焦点画像メモリ113に記憶させる処理が行われる。なお、試料101の共焦点画像の取り込み処理では、光検出器107からの出力信号を取得すると共に、取得した信号が表している光量(輝度値)と画像の構成画素との対応付けを、二次元走査部108によるレーザ光の二次元走査における当該信号の取得時の走査位置に基づいて行う。こうすることで、試料101の共焦点画像が得られる。
S302に続き、S303では、最大輝度画像の作成処理が行われる。この処理では、共焦点画像メモリ113に新たに記憶させた共焦点画像の輝度値と、最大輝度画像メモリ114に既に記憶されている画像の輝度値(既に取得済みのスライス画像の各々を構成している画素の輝度値の最大値)との大小比較を同一位置の画素毎に行う。ここで、共焦点画像の方が大きい輝度値である画素については、その画素の輝度値を共焦点画像のものに更新して最大輝度画像メモリ114に記憶させる。従って、最大輝度画像メモリ114に記憶させた最大輝度値を画素毎に並べると、最大輝度画像が得られる。そして、Z方向の取得範囲に亘って取得された試料101のZ位置毎の観察面に対する共焦点画像について、この最大輝度画像の更新を繰り返せば、この最大輝度画像が試料101の全焦点画像となる。
なお、最大輝度画像メモリ114に記憶されている輝度値を更新するときには、この輝度値が得られた共焦点画像の取り込み時におけるZ位置を示す情報についても、画素毎に最大輝度画像メモリ114に記憶させるようにする。
S304では、S302の処理で共焦点画像メモリ113に記憶させた共焦点画像と、S303の処理で最大輝度画像メモリ114に記憶させた最大輝度画像との各々について、構成画素の輝度値と画素数との関係を示す、図3A及び図3Bに例示したようなヒストグラムを、第一の例と同様にして作成する処理が行われる。
S305では、S304の処理により共焦点画像について作成したヒストグラムより、前述した動作パラメータのひとつである基準輝度レベルA以下の輝度値である画素の度数を計数する処理が行われる(図3A参照)。コントローラ111のMPUは、このS305の処理を実行することで、輝度頻度計数部115として機能し、このときの計数結果は、直近のS302の処理により取得された共焦点画像についての輝度頻度と称される。
S306では、S304の処理により最大輝度画像について作成したヒストグラムより、前述した動作パラメータのひとつである基準輝度レベルB以上の輝度値である画素の度数を計数する処理が行われる(図3B参照)。コントローラ111のMPUは、このS306の処理を実行することで、最大輝度頻度計数部116として機能し、このときの計数結果は最大輝度頻度と称される。
S307では、走査型共焦点顕微鏡100による画像取り込み動作の開始から終了までの進捗状況を算出する処理が行われる。この進捗状況の算出は、下記の式の値を求めることによって行われる。
[進捗状況A]=[最大輝度頻度]/[第1基準画素数]×50(%)
[進捗状況B]=[輝度頻度]/[第2基準画素数]×50(%)
[進捗状況]=[進捗状況A]+[進捗状況B](%)
ここで、第1基準画素数は、試料101の全焦点画像を構成する画素数を示す値であり、前述した動作パラメータのひとつである。また、第2基準画素数は、S302の処理により取得された共焦点画像が、もはや試料101の全焦点画像の生成に使用することはないとみなし得る程度に十分暗いものとなったとみなすときの輝度頻度であり、前述した動作パラメータのひとつである。
なお、コントローラ111のMPUは、このS307の処理を実行することで、進捗状況算出部117として機能する。
S308では、S307の処理により算出された進捗状況を出力装置112で表示させる処理が行われる。進捗情報の出力装置112での表示は、前述した第一の例と同様に、例えば図4Aに示した進捗バー表示のように、現在の進捗状況の算出結果の値を、全焦点画像の生成完了を示す「100%」に対する相対的な長さで視覚的に示す。なお、ここで、進捗状況の算出結果の値が「100%」を超えたとしても、進捗情報の表示は、「100%」で打ち切るようにする。また、図4Bに示したように、現在の進捗状況の算出結果の値を数値表示するようにしてもよく、更に、表示と共に音声で数値をユーザに報知するようにしてもよい。
S309では、測定範囲の第一終了判定処理として、S306の処理により取得された最大輝度頻度が、前述した第1基準画素数を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、最大輝度頻度が第1基準画素数を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS310に処理を進める。一方、最大輝度頻度が第1基準画素数を超えてはいないと判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS311に処理を進める。
S310では、測定範囲の第二終了判定処理として、S305の処理により取得された輝度頻度が、前述した第2基準画素数を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、輝度頻度が第2基準画素数を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)には、試料101の共焦点画像の取得が終了したとの判定を下し、S312に処理を進める。一方、輝度頻度が第2基準画素数を超えてはいないと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS311に処理を進める。
なお、コントローラ111のMPUは、このS309及びS310の処理を実行することで、画像取り込み終了判定部118として機能する。
S311では、Z位置制御部104に所定の指示を与えて対物レンズ102のZ位置を測定ピッチ分上方に移動させる処理が行われ、その後はS302へと処理を戻して上述した処理が再度行われる。こうしてS302の処理が繰り返されることによって、試料101の高さ毎の観察面に対する共焦点画像が、Z方向(高さ方向)の取得範囲に亘り順次取得される。
S312では、最大輝度画像メモリ114から画素毎の最大輝度値を全画素について読み出して全焦点画像を作成して出力装置112に表示させる処理が行われ、その後はこの図5の制御処理を終了する。なお、このS312の処理において、画素毎の最大輝度値と共に記憶されているZ位置の情報を最大輝度画像メモリ114から読み出し、このZ位置と各画素のXY平面(Z方向に垂直な平面)上の位置とを対応付けることにより、試料101の三次元画像を作成して出力装置112に表示させる処理を併せて行うようにしてもよい。
以上までの制御処理がコントローラ111で行われることにより、試料101の全焦点画像を生成すると共に、そのための試料101の共焦点画像の取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の表示が行われる。しかも、このときには、測定範囲(測定終了位置である対物レンズ102のZ位置の上限位置)の設定を手動で行うことはなく、コントローラ111が自動的に設定する。つまり、この図5の処理によれば、予め手動で設定しておかないため測定範囲の終了位置が分からないのにも拘らず、測定終了までの進捗状況の表示をユーザへ提供することができる。
なお、図5の処理において、全焦点画像の生成作業の進捗状況だけでなく、前述した試料101の三次元画像の生成作業の進捗状況についても算出・表示を行うようにすることも可能である。
また、全焦点画像の生成作業の進捗状況の表示を、図4Aや図4Bに示したもののようにする代わりに、例えば図4Cに示したように、画像取り込みの進捗状況と画像生成の進捗状況とに分けて表示するようにすることも可能である。
また、図5の処理においては、進捗状況を算出するときの基礎となる進捗状況Aの値と進捗状況Bの値とに等しい重み(50:50)を与えているが、例えば、共焦点画像の取得終了判定においてその一方を重視する場合などに応じ、進捗状況Aの値と進捗状況Bの値とにそれぞれ与える重みを異なるものとしてもよい。
また、図5の処理において、進捗状況を出力装置112で表示させる代わりに、進捗状況Aと進捗状況Bとを出力装置112で別個に表示させるようにしてもよく、ユーザに対する進捗状況のより詳細な提供が可能となる。
なお、本発明の実施は、走査型共焦点顕微鏡システムに限定されるものではなく、例えば、ビデオマイクロスコープ顕微鏡のような拡大観察顕微鏡においても実施可能である。
ここで図6について説明する。図6は、本発明の第二実施形態であるビデオマイクロスコープ顕微鏡システムの構成を示している。
ビデオマイクロスコープ顕微鏡400は、対物レンズ402、対物レンズ切換部403、Z位置制御部404、ハーフミラー405、光検出器406、及びLED照明部407を備えている。そして、このビデオマイクロスコープ顕微鏡400と、コントローラ408及び出力装置409とから、ビデオマイクロスコープ顕微鏡システムが構成されている。
対物レンズ切換部403は、ビデオマイクロスコープ顕微鏡400の光軸上に配置される対物レンズ402の切り換えを行う。Z位置制御部404は、対物レンズ402のZ位置(ビデオマイクロスコープ顕微鏡400の光軸方向の位置)を制御する。光検出器406は、例えばCCD(電荷結合素子)を用いた撮像素子であり、光を検出してその光量を示す信号を出力する。LED照明部407は、LED(発光ダイオード)を発光させてその光を試料(観察試料)401に照射する。コントローラ408は、試料401の観察画像や、対物レンズ402のZ位置情報を取得する。出力装置409は、取得した試料401の観察画像等の表示を行う。
LED照明部407から出射した光は、ハーフミラー405を透過した後に対物レンズ402を通過して試料401を照明する。このときの試料401の表面からの反射光は、再び対物レンズ402を通過した後に、ハーフミラー405で今度は反射して光検出器406の受光面で試料401の所定の高さの像を結像する。光検出器406はこの光を検出し、その光量を示す信号が出力される。この信号に基づいて、試料401についての、光軸方向に垂直な平面でスライスしたような画像(スライス画像)が光学的に得られる。
ここで、Z位置制御部404が対物レンズ402を光軸方向に駆動させて、試料401に対する対物レンズ402の相対距離を変更しながら、各Z位置におけるスライス画像を順次取得していく。そして、取得した複数のスライス画像から、同一画素での最大輝度を画素毎に抽出することで、全焦点画像や三次元画像を得ることができる。なお、このときのZ位置の移動範囲(試料401に対する対物レンズ402の相対距離の変化範囲)を測定範囲という。
コントローラ408は、MPU(演算処理装置)、メインメモリ、入力装置、インタフェース装置、及び記憶装置を備えており、出力装置409が接続されている。なお、MPU、メインメモリ、入力装置、インタフェース装置、及び記憶装置については、図6には図示していない。
MPUは、例えば記憶装置に記憶されている制御プログラムの実行によって、図6のビデオマイクロスコープ顕微鏡システム全体の動作制御を行うものであり、制御プログラムの実行により、少なくとも、最大輝度値探索部411、最大輝度計数部412、進捗状況算出部414、及び画像取り込み終了判定部415として機能する。
メインメモリは、MPUが必要に応じてワークメモリとして使用する半導体メモリであり、少なくとも、画像メモリ410及び動作パラメータメモリ413として機能する。
入力装置は例えばマウス装置やキーボード装置であり、ユーザからの各種の指示を入力として取得する。
インタフェース装置は、このビデオマイクロスコープ顕微鏡システムの各構成要素との間での各種データの授受を管理する。
記憶装置は例えばハードディスク装置であり、各種の制御プログラムやデータを記憶しておく。
出力装置409は例えばディスプレイ装置であり、MPUによる制御の下で操作画面や観察画像等の表示を行う。
画像メモリ410は、光検出器406から出力される信号に基づきMPUにより生成される試料401のスライス画像を記憶しておく。
最大輝度値探索部411は、直近に取得されたスライス画像の輝度値と、その時点で既に取得済みであるスライス画像の輝度値とから、最大輝度値を画素毎に探索する。
最大輝度計数部412は、最大輝度値を見出すことのできた画素の数を計数する。
動作パラメータメモリ413は、このビデオマイクロスコープ顕微鏡システムによる自動測定動作の際に使用される各種の動作パラメータを記憶しておく。
進捗状況算出部414は、ビデオマイクロスコープ顕微鏡400による画像取り込み動作の開始から終了までの進捗状況を算出する。
画像取り込み終了判定部415は、ビデオマイクロスコープ顕微鏡400による画像取り込み動作を終了させるか否かの判定を行う。
図6に示したビデオマイクロスコープ顕微鏡システムは以上のように構成されている。
次に、図6に示されているコントローラ408によって行われる制御処理について説明する。この制御処理は、前述した測定範囲をコントローラ408自身が設定して試料401の全焦点画像を生成すると共に、そのための試料401のスライス画像の取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の表示を行う。なお、コントローラ408では、記憶装置に予め記憶させておいた制御プログラムをMPUが読み出して実行することによって、これより説明する制御処理を実現する。
ここで図7について説明する。図7は、コントローラ408によって行われる制御処理をフローチャートで示したものである。
まず、ユーザは、出力装置409に表示される試料401の画像を観察しながらコントローラ408の入力装置を操作してZ位置制御部404に所定の指示を与えることで、対物レンズ402のZ位置を測定範囲の下限位置まで移動させる。MPUは、このときのZ位置を測定開始位置の設定として取得する。なお、従来はこのときに併せて行っていた測定終了位置(測定範囲の上限位置)の手動設定は、ここでは行わない。
その後、ユーザは、コントローラ408の入力装置を操作して所定の指示を与え、図7の制御処理を開始させる。
この制御処理が開始されると、まず、S501では、前述した動作パラメータを動作パラメータメモリ413から読み出す処理が行われる。この処理により読み出される動作パラメータは、対物レンズ402のZ位置についてのとり得る最大上限位置及び最大下限位置、前述した測定ピッチ、後述するS503の処理でそれぞれ用いるスライス画像の枚数設定値、後述するS506の処理で用いる2つの基準画素数などである。なお、これらの動作パラメータは、予め設定されている固定値でよいが、この制御処理の開始前にユーザが設定して動作パラメータメモリ413に記憶させておくようにしてもよい。
S502では、試料401のスライス画像の取り込み処理を現在のZ位置で行い、得られたスライス画像(試料401のZ位置毎の観察面に対するスライス画像)をこのZ位置を示す情報に対応付けて画像メモリ410に記憶させる処理が行われる。なお、試料401のスライス画像の取り込み処理では、光検出器406からの出力信号を取得すると共に、取得した信号が表している光量(輝度値)と画像の構成画素との対応付けを、その光量を受光した光検出器406の受光面上の位置に基づいて行う。こうすることで、試料401のスライス画像が得られる。
S502に続き、S503では、最大輝度値の探索処理が行われる。この処理では、画像メモリ410に記憶されている複数枚のスライス画像から、画素毎に最大輝度値の探索を行うと共に、最大輝度値を見つけ出すことのできた画素の数を計数する。ここで、画素毎の最大輝度値の探索は、まず、直近に取得したスライス画像と、この時点で既に取得していた複数枚のスライス画像のうち動作パラメータメモリ413に設定してある直近の枚数分の画像との各画素について、同一位置の画素毎に、Z位置を横軸とし輝度値を縦軸として輝度変化曲線を作成する。そして、この輝度変化曲線の傾きの変化を求め、この傾きの符号が反転したならば、そのときの輝度値を最大輝度値として求める。
なお、コントローラ408のMPUは、このS503の処理を実行することで、最大輝度値探索部411及び最大輝度計数部412として機能する。
S504では、ビデオマイクロスコープ顕微鏡400による画像取り込み動作の開始から終了までの進捗状況を算出する処理が行われる。この進捗状況の算出は、下記の式の値を求めることによって行われる。この進捗状況の算出は、下記の式の値を求めることによって行われる。
[進捗状況]=[最大輝度値を見つけ出せた画素数]/[第3基準画素数]
×100(%)
ここで、第3基準画素数は、試料401のスライス画像を構成する画素のうち、どの程度の割合の画素で最大輝度値を見つけ出せたときに、試料401のスライス画像の取得を終了したとの判定を下すかを決定する値であり、前述した動作パラメータのひとつである。
なお、コントローラ408のMPUは、このS504の処理を実行することで、進捗状況算出部414として機能する。
S505では、S504の処理により算出された進捗状況を出力装置409で表示させる処理が行われる。進捗情報の出力装置409での表示は、進捗情報の出力装置409での表示は、前述した走査型共焦点顕微鏡システムにおける例と同様に、例えば図4Aに示した進捗バー表示のように、現在の進捗状況の算出結果の値を、全焦点画像の生成完了を示す「100%」に対する相対的な長さで視覚的に示す。なお、ここで、進捗状況の算出結果の値が「100%」を超えたとしても、進捗情報の表示は、「100%」で打ち切るようにする。また、図4Bに示したように、現在の進捗状況の算出結果の値を数値表示するようにしてもよく、更に、表示と共に音声で数値をユーザに報知するようにしてもよい。
S506では、測定範囲の第三終了判定処理として、S503の処理により取得された最大輝度値を見つけ出せた画素の数が、前述した第3基準画素数を超えたか否かを判定する処理が行われる。ここで、最大輝度値を見つけ出せた画素の数が第3基準画素数を超えたと判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS508に処理を進める。一方、最大輝度値を見つけ出せた画素の数が第3基準画素数を超えてはいないと判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS507に処理を進める。なお、コントローラ408のMPUは、このS506の処理を実行することで、画像取り込み終了判定部415として機能する。
S507では、Z位置制御部404に所定の指示を与えて対物レンズ402のZ位置を測定ピッチ分上方に移動させる処理が行われ、その後はS502へと処理を戻して上述した処理が再度行われる。こうしてS502の処理が繰り返されることによって、試料401の高さ毎の観察面に対するスライス画像が、Z方向(高さ方向)の取得範囲に亘り順次取得される。
S508では、この処理の実行までに取得して画像メモリ410に記憶させておいたスライス画像から画素毎の最大輝度値を全画素について取得して全焦点画像を作成して出力装置409に表示させる処理が行われ、その後はこの図7の制御処理を終了する。なお、このS508の処理において、画素毎の最大輝度値と共に記憶されているZ位置の情報を画像メモリ410から読み出し、このZ位置と各画素のXY平面(Z方向に垂直な平面)上の位置とを対応付けることにより、試料401の三次元画像を作成して出力装置409に表示させる処理を併せて行うようにしてもよい。
以上までの制御処理がコントローラ408で行われることにより、試料401の全焦点画像を生成すると共に、そのための試料401のスライス画像の取り込み動作の開始から終了までの進捗状況の表示が行われる。しかも、このときには、測定範囲(測定終了位置である対物レンズ402のZ位置の上限位置)の設定を手動で行うことはなく、コントローラ408が自動的に設定する。つまり、この図7の処理によれば、予め手動で設定しておかないため測定範囲の終了位置が分からないのにも拘らず、測定終了までの進捗状況の表示をユーザへ提供することができる。
なお、図7の処理において、全焦点画像の生成作業の進捗状況だけでなく、前述した試料401の三次元画像の生成作業の進捗状況についても算出・表示を行うようにすることも可能である。
以上のように、本発明のいずれの実施形態によっても、観察試料の高さ毎の観察面に対するスライス画像の取り込み範囲を自らが決定して全焦点画像や三次元画像を作成する拡大観察顕微鏡において、全焦点画像や三次元画像を生成するための画像取り込み終了までの進捗状況を算出してユーザに提供することができる。従って、例えば測定時間が長い場合に、ユーザが感じることがある、測定が進行しているかどうかの不安や、いつ測定が終了するか分からないことなどの不快感を軽減させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
例えば、本発明の各実施形態において、全焦点画像や三次元画像の生成の進捗状況を算出して表示することで、全測定終了までの進捗状況をユーザに表示するように構成することも可能である。
本発明の第一実施形態である走査型共焦点顕微鏡システムの構成を示す図である。 図1に示されているコントローラによって行われる制御処理の第一の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 共焦点画像についてのヒストグラムの例を示す図である。 最大輝度画像についてのヒストグラムの例を示す図である。 進捗状況の表示例(その1)を示す図である。 進捗状況の表示例(その2)を示す図である。 進捗状況の表示例(その3)を示す図である。 図1に示されているコントローラによって行われる制御処理の第二の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 本発明の第二実施形態であるビデオマイクロ顕微鏡システムの構成を示す図である。 図6に示されているコントローラによって行われる制御処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 走査型共焦点顕微鏡の構成の概略を示す図である。 非平面状の試料の形状を示す図である。
符号の説明
100 走査型共焦点顕微鏡
101、401、804、900 試料
102、402、803 対物レンズ
103、403 対物レンズ切換部
104、404 Z位置制御部
105、405、802 ハーフミラー
106、805 ピンホール板
107、406、806 光検出器
108 二次元走査部
109 ミラー
110 レーザ照明部
111、408 コントローラ
112、409 出力装置
113 共焦点画像メモリ
114 最大輝度画像メモリ
115 輝度頻度計数部
116 最大輝度頻度計数部
117、414 進捗状況算出部
118、415 画像取り込み終了判定部
119、413 動作パラメータメモリ
400 ビデオマイクロスコープ顕微鏡
407 LED照明部
410 画像メモリ
411 最大輝度値探索部
412 最大輝度計数部
801 点状光源

Claims (7)

  1. 観察試料の高さ毎の観察面に対するスライス画像を、該高さ方向の取得範囲に亘り順次取得するスライス画像取得手段と、
    前記スライス画像取得手段が新たに取得したスライス画像を構成する画素の輝度値と、該画素と同一位置の画素であって既に取得していたスライス画像の各々を構成しているものの輝度値の最大値とで、値が大きい方を該位置の画素の輝度値とすることで得られる最大輝度画像を、前記スライス画像を新たに取得する度に更新することで、前記観察試料の全焦点画像を作成していく全焦点画像作成手段と、
    前記スライス画像の前記取得範囲に亘る取得の終了を、前記スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像に基づき判定する終了判定手段と、
    前記スライス画像の前記取得範囲に亘る取得の終了までに対する現時点までの取得の進捗状況を示す値を、前記全焦点画像作成手段による前記全焦点画像の作成状況を示す値に基づき算出する進捗状況算出手段と、
    前記進捗状況算出手段により算出された値で示されている前記進捗状況を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記全焦点画像作成手段による前記全焦点画像の作成状況を示す値は、前記最大輝度画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以上であるものの度数であり、
    前記進捗状況算出手段は、所定の第1基準画素数に対する前記度数の割合を、前記進捗状況を示す値として算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。
  3. 前記進捗状況算出手段は、前記スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像の輝度値に更に基づき、前記進捗状況を示す値を算出することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。
  4. 前記全焦点画像作成手段による前記全焦点画像の作成状況を示す値は、前記最大輝度画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以上であるものの度数であり、
    前記進捗状況算出手段は、所定の第1基準画素数に対する前記度数の割合と、前記スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以下であるものの度数についての所定の第2基準画素数に対する割合との和を、前記進捗状況を示す値として算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の顕微鏡装置。
  5. 前記終了判定手段は、前記スライス画像取得手段が直近に取得したスライス画像を構成する画素のうち輝度が所定の基準輝度レベル以下のものの度数が、所定の第2基準画素数を超えたと判定したときに、前記取得の終了との判定を下すことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の顕微鏡装置。
  6. 観察試料の高さ毎の観察面に対するスライス画像を、該高さ方向の取得範囲に亘り順次取得するスライス画像取得手段と、
    前記スライス画像を新たに取得する度に、取得されている各スライス画像を構成する同一位置の画素の輝度値の変化の傾きを求めて、該画素においての輝度の最大値を該傾きの変化に基づき画素毎に見つけ出し、見つけ出された輝度の最大値を各画素の輝度値とすることで、前記観察試料の全焦点画像を作成していく全焦点画像作成手段と、
    前記スライス画像取得手段による前記スライス画像の前記取得範囲に亘る取得の終了を、前記輝度の最大値が見つけ出された画素の数に基づき判定する終了判定手段と、
    前記スライス画像取得手段による前記スライス画像の前記取得範囲に亘る取得の終了までに対する現時点までの該スライス画像の取得の進捗状況を示す値を、前記輝度の最大値が見つけ出された画素の数に基づき算出する進捗状況算出手段と、
    前記進捗状況算出手段により算出された値で示されている前記進捗状況を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする顕微鏡装置。
  7. 前記進捗状況算出手段は、所定の基準画素数に対する前記輝度の最大値が見つけ出された画素の数の割合を、前記進捗状況を示す値として算出することを特徴とする請求項6に記載の顕微鏡装置。
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