JP2009279718A - アイソレータからの物品搬出方法およびアイソレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】内部を陰圧状態にして使用するアイソレータ2から、内部の汚染物質等を外部に排出することなく物品(例えば使用済みフィルタ14A)を搬出する。
【解決手段】アイソレータ2の外壁28にバッグ取付ポート32を設け、このバッグ取付ポート32のアイソレータ2内部側に内側開閉扉34を取り付ける。バッグ取付ポート32の、アイソレータ2外部側の周囲を囲んで外部室42を形成し、その開口部42aに外部室42を開閉する外側開閉扉44を取り付ける。バッグ取付ポート32に装着したバッグ48内に外気を導入する給気手段54を設ける。バッグ取付ポート32にバッグ48を装着し、外側開閉扉44を閉じ、内側開閉扉34を開放する。バッグ48内に物品を収納し、内側開閉扉34を閉じた後、バッグ48内に外気を導入する。外側開閉扉44を開けてバッグ48の物品を収容した部分48Aを密封し切断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内部を陰圧に維持した状態で使用するアイソレータに係り、特に、壁面にバッグポートを設け、このバッグポートに取り付けたバッグを介して内部の物品を取り出すアイソレータおよびアイソレータからの物品搬出方法に関するものである。
人体に有害なガスや粉末、放射性物質等を扱うアイソレータは、これら有害な物質が外部に放出されないように、内部を陰圧に維持した状態で使用される。このような陰圧状態のアイソレータの内部から、バッグを介して物品を取り出す装置が従来から知られている(例えば、特許文献1ないし特許文献3参照)。
陰圧状態で使用するアイソレータでは、物品の出し入れを行うために、壁面に開口(バッグポート)を形成して、このバッグポートにビニール製等のバッグを装着し、作業員がグローブを介してアイソレータ内部の物品をバッグ内に収納した後、このバッグをアイソレータの外部に引き出して、物品を収納した部分とバッグポート側との間を密封し切断することにより、アイソレータ内部の雰囲気を外部に漏洩させることなく、内部の汚染物質を外部に取り出すようにしている。
ところが、内部を陰圧状態に維持して使用するアイソレータでは、アイソレータ内部と外部との圧力差によって、バッグがアイソレータ内に引き込まれて膨らみ、また、このバッグを外部に引き出すと萎んでしまい、いずれの場合も物品を収納しにくいという問題があった。前記特許文献3は、このような問題を解決するためになされた発明が記載されており、この発明は、「端部に取り出しガイドを有する外側バッグと、開口部に簡易圧着チャックを有する内側バッグとを、底の部分で一体とした二重バッグを外側バッグの取付リングによりグローブボックス(本発明のアイソレータに相当する)に取り付けた」ことを特徴とするものである。
前記特許文献3に記載された発明では、内側バッグに物品を収納する際には、一体の外側バッグおよび内側バッグをグローブボックス内に挿入して、外側バッグの底部に連続する内側バッグの内部に物品を収納する。その後、内側バッグのチャックを閉じた後、グローブボックスの外部に引き出す。このとき、物品が収容された内側バッグは外側バッグの内部に収容される。次に、外側バッグをシーラで密封しながら切断をするようにしている。
特開2007−192558号公報(第5−7頁、図1) 特公昭63−66574号公報(第2頁、図1) 実開昭60−59197号公報(第2−4頁、図5)
特許文献3に記載された発明は、特殊な構造の二重バッグを用意しなければならないという問題があった。また、バッグを介してアイソレータ内の物品を取り出す場合には、長いバッグを使用して、先端側から順次切断していくことにより複数回の使用が可能であるが、前記特許文献3の構成では、1回ごとにバッグを交換しなければならないという問題があった。
請求項1に記載した発明は、内部が陰圧に維持されているアイソレータの外壁に形成されたバッグポートにバッグを装着し、アイソレータ内部の物品を前記バッグ内に収納した後、バッグの物品を収納した部分を密封して切断し搬出するアイソレータからの物品搬出方法において、アイソレータの外壁に、前記バッグポートを取り囲んで外部室を形成するとともに、この外部室を外部側に開閉可能な外部開閉手段と、前記バッグポートのアイソレータ内部側を開閉可能な内部開閉手段とを設け、アイソレータから物品を搬出する際には、前記外部開閉手段を閉じた状態で内部開閉手段を開放し、バッグポートに取り付けたバッグに物品を収納した後、内部開閉手段を閉鎖し、続いて、外部開閉手段を開放して、バッグの物品が収納されている部分を密封して切断し搬出することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載した発明は、内部が陰圧に維持され、外壁に形成されたバッグポートにバッグを装着して、内部の物品をこのバッグ内に収納し搬出するアイソレータにおいて、前記バッグポートを取り囲んで、アイソレータの外壁に設けられた外部室と、この外部室を外部に開閉可能な外部開閉手段と、前記バッグポートをアイソレータの内側から開閉可能な内部開閉手段とを備え、物品を取り出す際には、内部開閉手段を開放してバッグ内に物品を収納し、前記内部開閉手段を閉じた後、外部開閉手段を開放し、バッグの物品を収納した部分を密封して搬出することを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載した発明は、バッグポートに装着されたバッグ内に給気する給気手段を設け、前記内部開閉手段を閉じた後、この給気手段によってバッグ内に給気してから前記物品を搬出することを特徴とするものである。
本発明のアイソレータ、およびアイソレータからの物品搬出方法は、アイソレータの外壁に形成したバッグポートの外周を囲んで外部室を形成し、この外部室を外部側に開閉する外部開閉手段と、前記バッグポートのアイソレータ内部側を開閉する内部開閉手段を設けたので、アイソレータ内の物品を搬出する際に、バッグポートに装着したバッグがアイソレータの内部に吸い込まれ膨らんでしまったり、アイソレータの外側で萎びた状態になることがないので、物品をバッグ内に挿入しやすく、作業性が向上する。また、二重のバッグを使用したり、一回の操作ごとにバッグを交換する必要がないので、余分なコストがかかることがないという利点がある。
内部が陰圧に維持された状態で使用されるアイソレータの外壁にバッグを装着するバッグポートを形成し、このバッグポートのアイソレータ内部側に、このバッグポートを内側に開閉する内部開閉手段を設け、一方、バッグポートのアイソレータ外部側の周囲を囲んで外部室を形成し、この外部室を外部側に開閉する外部開閉手段を設け、物品をアイソレータの内部から搬出する際には、外部開閉手段を開いて外部室内のバッグポートにバッグを装着し、外部開閉手段を閉鎖した後、内部開閉手段を開放してバッグの内部にアイソレータ内の物品を収納して内部開閉手段を閉じ、その後、外部開閉手段を開放してバッグの物品を収納した部分を密封して切断し排出するという構成にしたことにより、陰圧のアイソレータ内にバッグが引き込まれたり、アイソレータの外部側でバッグが潰れてしまうことを無くして、バッグを損傷することなく、物品を挿入しやすくするという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係るアイソレータの縦断面図、図2はアイソレータの外壁に設けられたバッグアウトシステムの拡大断面図である。アイソレータ2の上部に排気口4が形成され、この排気口4に円筒状のフィルタケーシング6が取り付けられている。フィルタケーシング6の外部側の開口部6aは蓋8によって密閉される。このフィルタケーシング6の外部側開口部6a寄りに、排気通路10を介して吸気するブロア(排気手段)12が接続されている。前記アイソレータ2の排気口4と、フィルタケーシング6に接続された排気通路10の間に、複数(この実施例では2個)の排気用のフィルタ14(14A、14B)が収容される。前記ブロア12を作動させることにより、アイソレータ2内の気体をフィルタ14A、14Bを通して排気することができ、アイソレータ2の内部を陰圧に維持することができる。
また、アイソレータ2の上部に、前記排気口4と並んで給気口16が形成され、この給気口16に円筒状のフィルタケーシング18が取り付けられている。フィルタケーシング18の外部側の開口部18aは蓋20によって密閉される。このフィルタケーシング18の外部側開口部18a寄りに給気通路22が設けられている。前記給気口16とフィルタケーシング18に接続された給気通路22の間に、複数(この実施例では2個)の給気用のフィルタ24(24A、24B)が収容される。給気側にはブロアがなく、排気通路10側からの吸引力によって、前記フィルタ24A、24Bを介して給気通路22から外気を給気するようになっている。アイソレータ2には、内部の圧力を計測する圧力計26が設けられており、この圧力計26の計測値に基づいて前記ブロア12を制御して、アイソレータ2の内部を設定圧力からなる所定の陰圧状態に維持する。
アイソレータ2の外壁28に、本実施例の特徴であるバッグアウトシステム(全体として符号30で示す)が設けられている。このバッグアウトシステム30について、図2により説明する。前記外壁28には円形の開口部28aが形成され、この開口部28a内に円筒部材32が挿通されている。円筒部材32は、アイソレータ2の内部側が短く、外部側が長く突出するように取り付けられており、この円筒部材32がバッグポート(バッグ取付ポート)を構成している。バッグ取付ポート32の内部側端面32a(図2の左側端面)に、内部開閉手段(内側開閉扉)34が設けられており、アイソレータ2の内部を密閉し、または開放することができる。この内側開閉扉34は、アイソレータ外壁28の内面の、前記バッグ取付ポート32のやや下方に設けた取付部36の支点36aを中心にして、アイソレータ2の内部側に向けて回転できるようになっている。また、内側開閉扉34の上端には、開閉操作用のハンドル38が設けられており、このハンドル38の操作によってバッグ取付ポート32のやや上方に設けた固定部材40に対してロックすることができる。このように内側開閉扉34をロックしたときには、バッグ取付ポート32のアイソレータ内部側の開口が完全に密封される。
アイソレータ2の外壁28の、前記バッグ取付ポート32を囲む位置に、円筒状の外部室42が設けられている。この外部室42の開口部42aには、外部開閉手段(外側開閉扉)44が、設けられており、この外側開閉扉44を開閉することにより、外部室42の内部を開放し、また、閉鎖することができる。外側開閉扉44も下端部44aが外部室42の下部に設けた支点46を中心に回転できるようになっており、上端部44bを外部室42の上端にロックして、この外部室42内を密封するようになっている。
前記バッグ取付ポート32に装着するバッグ48は、開口部をバッグ取付ポート32の外部側開口部32bの外周に被せて、ゴムバンド50および金属製のクランプバンド52を嵌着して固定する。
バッグ取付ポート32には、内部に外気を導入する給気手段54が接続されている。この給気手段54は、バッグ取付ポート32の側壁を貫通してバッグ取付ポート32の内側に開口された外気導入管56にHEPAフィルタ58および開閉バルブ60が設けられており、バッグ取付ポート32にバッグ48を装着した状態で、開閉バルブ60を開放することにより、バッグ取付ポート32の内側と外部室42の外部が連通して、バッグ48の内部に外気を導入することができる。
また、アイソレータ2の側壁62には、一対のグローブ64、64が取り付けられており、作業者がこれらグローブ64、64から両手をアイソレータ2内に挿入して、アイソレータ2の内部と外部とを完全に遮断した状態で、アイソレータ2の内部で作業を行うことが可能である。
以上の構成に係るアイソレータ2の内部から物品を搬出する場合の操作について、前記図1、図2および図3(a)〜(d)により説明する。なお、ここでは、アイソレータ2内から搬出する物品として、排気側のフィルタ14のうち下方に位置しているフィルタ14Aを使用済みのフィルタとして取り出すものとする。バッグ取付ポート32の内部側端部32aに設けられている内側開閉扉34が閉鎖され、アイソレータ2の内部は陰圧に維持された状態になっている。先ず、外部室42の開口部42aに設けられている外側開閉扉44を開放して、バッグ取付ポート32の外部側端部32bにバッグ48を取り付ける。このバッグ48は、アイソレータ2内の物品を取り出すたびに、底部側を密封して切断することにより、複数回の使用ができるように充分な長さを有している。このバッグ48の開口部をバッグ取付ポート32の外部側端部32bに被せて、ゴムバンド50および金属製のクランプバンド52を外面側から嵌着して固定する(図3(a)に示す状態)。
次に、バッグ取付ポート32に取り付けたバッグ48を、バッグ取付ポート32の外周面に重ね合わせるように縮めた状態にして掛け(バッグ48の縮めた状態にした部分を未使用部48aと呼ぶ)外部室42内に収容できる長さに短縮した後、外側開閉扉44を閉じて外部室42内を密封する(図3(b)参照)。アイソレータ2の内部は陰圧が維持されているが、一度開放してバッグ48を取り付けた外部室42内は大気圧になっている。また、バッグ48およびバッグ取付ポート32内も大気圧になっている。
バッグ48を取り付けて外側開閉扉44を閉じた後、バッグ取付ポート32の内部側端部32aに設けられている内側開閉扉34を開放して、バッグ取付ポート32内およびバッグ48の内部をアイソレータ2内に連通する。アイソレータ2内は陰圧であり、外部室42内は大気圧なので、バッグ48がアイソレータ2内に引き込まれようとする。ところが、外部室42はアイソレータ2に比較して内部の容積が小さいので、バッグ48が僅かに引き込まれるだけで、外部室42の内部がアイソレータ2内と同じ陰圧になり、バッグ48のアイソレータ2内への引き込みが阻止される。この状態のバッグ48内に、前記アイソレータ2の側壁62に設けられたグローブ64を利用して、アイソレータ2の内部にある使用済みのフィルタ14Aを、人手によりバッグ48内に収容にする(図3(c)参照)。
その後、内側開閉扉34を閉じて、アイソレータ2内とバッグ48の内部との間を遮断する。続いて、給気手段54の開閉バルブ60を開放してバッグ48の内部に外気を導入する。バッグ48の内部を外部室42の外部と連通させて大気圧にした後、外側開閉扉44を開放して外部室42内を大気圧にする。バッグ48の内部に収納されている使用済みのフィルタ14Aをバッグ48の底部側(使用済みフィルタ14Aを収納したバッグ48の底部側の部分を符号48Aで示す)に寄せ、このフィルタ14Aを収納した部分48Aとバッグ48の開口部側の部分(この部分を符号48Bで示す)との間の2箇所を結束バンド66により締結する(図3(d)参照)。内側開閉扉34を閉じた時点では、バッグ48内は陰圧になっており、この状態から外側開閉扉44を開くとバッグ48は大気圧に曝されて収縮し、収納したフィルタ14Aを移動させにくくなり、また、結束バンド66が掛けにくくなるため、外側開閉扉44を開く前に給気手段54によってバッグ48内に外気を導入して内部を大気圧にして、バッグ48が収縮することを防止している。次に、バッグ48の、2箇所の結束バンド66による締結部の中間を切断して、使用済みフィルタ14Aを収容した部分48Aを外部室42から取り出し、残りのバッグ48Bを、次の操作を行うために適切な長さとなるように未使用部48aを引き出した後、外側開閉扉44を閉鎖する。このように外側開閉扉44を閉鎖した時点で、図3(b)に示す状態と同様の状態になり、次の取り出し操作が可能になる。
この実施例に係る構成では、前記のように折り込んだバッグ48を徐々に引き出しながら、複数回の物品搬出操作が可能である。複数回の使用後の残りのバッグ(未使用部48aをすべて引き出して使用済みとなったバッグ48を符号48Cで示す)を新しいバッグ48と交換する場合の操作について、図4(a)〜(c)により説明する。先ず、内側開閉扉34を閉鎖した状態で外側開閉扉44を開放し、クランプバンド52を外して、ゴムバンド50だけを掛けた状態で、使用済みバッグ48Cの開口部をバッグ取付ポート32の外部側開口部の端部32bの最端部までずらす(図4(a)参照)。
次に、使用済みバッグ48Cの外側から、使用済みバッグ48Cを覆うようにして新しいバッグ48を取り付ける。このとき、新しいバッグ48の開口部は、使用済みバッグ48Cの開口部の位置よりもアイソレータ2の外壁28寄りとなる奥の位置まで被せて、ゴムバンド50をこの新しいバッグ48の開口部に掛け、さらに、クランプバンド52を掛けて新しいバッグ48を固定する。その後、新しいバッグ48の外側から新しいバッグ48越しに使用済みバッグ48Cにかけていたゴムバンド50を外し、このゴムバンド50と使用済みバッグ48Cを新しいバッグ48の中に落とし込む(図4(b)参照)。
新しいバッグ48内に収容した使用済みのバッグ48Cとゴムバンド50は、それぞれ別々に収容した部分(ゴムバンド50を収容した部分を符号48D、使用済みのバッグ48Cを収容した部分を符号48Eで示す)と、他の部分48Fとの間を2箇所ずつ結束バンド66で締結し(図4(c)参照)、これら各2箇所の結束バンド66の中間を切断して使用済みのバッグ48Cは廃棄し、ゴムバンド50は再利用する。
アイソレータの縦断面図である。(実施例1) 前記アイソレータに設けられたバッグアウトシステムの拡大断面図である。 図(a)〜図(d)は前記アイソレータからの物品の取り出し工程を順次示す断面図である。 図(a)〜図(c)は、使用済みバッグを交換する行程を順次示す断面図である。
符号の説明
2 アイソレータ
14A 物品(使用済みフィルタ)
28 アイソレータの外壁
32 バッグポート(バッグ取付ポート)
34 内部開閉手段(内側開閉扉)
42 外部室
44 外部開閉手段(外側開閉扉)
48A バッグの物品を収容した部分

Claims (3)

  1. 内部が陰圧に維持されているアイソレータの外壁に形成されたバッグポートにバッグを装着し、アイソレータ内部の物品を前記バッグ内に収納した後、バッグの物品を収納した部分を密封して切断し搬出するアイソレータからの物品搬出方法において、
    アイソレータの外壁に、前記バッグポートを取り囲んで外部室を形成するとともに、この外部室を外部側に開閉可能な外部開閉手段と、前記バッグポートのアイソレータ内部側を開閉可能な内部開閉手段とを設け、
    アイソレータから物品を搬出する際には、前記外部開閉手段を閉じた状態で内部開閉手段を開放し、バッグポートに取り付けたバッグに物品を収納した後、内部開閉手段を閉鎖し、続いて、外部開閉手段を開放して、バッグの物品が収納されている部分を密封して切断し搬出することを特徴とするアイソレータからの物品搬出方法。
  2. 内部が陰圧に維持され、外壁に形成されたバッグポートにバッグを装着して、内部の物品をこのバッグ内に収納し搬出するアイソレータにおいて、
    前記バッグポートを取り囲んで、アイソレータの外壁に設けられた外部室と、この外部室を外部に開閉可能な外部開閉手段と、前記バッグポートをアイソレータの内側から開閉可能な内部開閉手段とを備え、
    物品を取り出す際には、内部開閉手段を開放してバッグ内に物品を収納し、前記内部開閉手段を閉じた後、外部開閉手段を開放し、バッグの物品を収納した部分を密封して搬出することを特徴とするアイソレータ。
  3. バッグポートに装着されたバッグ内に給気する給気手段を設け、前記内部開閉手段を閉じた後、この給気手段によってバッグ内に給気してから前記物品を搬出することを特徴とする請求項2に記載のアイソレータ。
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