JP2009279203A - 吸収性物品及び吸収性本体保持カバー - Google Patents

吸収性物品及び吸収性本体保持カバー Download PDF

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Abstract

【課題】伸縮性が良好で肌へのフィット性に優れ、しかも部材間の剥離や破損等に対して高い強度を有する吸収性物品及び吸収性本体保持カバーを提供する。
【解決手段】着用時に着用者の背側に配される背側部、腹側に配される腹側部、及び該背側部と該腹側部との間に位置する股下部をなす、外層シート及び内層シートとを有する外装体と、その着用者肌面側に前記股下部を介して前記腹側部から背側部にかけて配置される吸収体を備えた吸収性物品であって、
前記吸収体の身丈方向端より腹側又は背側の外側方に延在する前記外装体のフラップ部において、前記内層シート及び前記外層シートが胴回り方向に延びる複数条の第1接合部列により身丈方向に対して間欠的に接合され、該複数条の第1接合部列の各列間の少なくとも一部には弾性部材が配されており、前記外装体のフラップ部はその表側に前記第1接合部と同方向に延びる複数条の第2接合部列を介して接合された補強シートを具備する吸収性物品。
【選択図】図1

Description

本発明は吸収性物品及び吸収性本体保持カバーに関する。
使い捨ておむつなどの吸収性物品や吸収パッドを肌面側に配置して用いるおむつカバーにおいては伸縮性を付与するためギャザーを形成することが広く行われている。このギャザーは伸縮部において屈折したシート材がなす不規則に形成された多数の襞からなり、通常シート材に糸ゴムの全体を伸長状態で接着し、その弾性部材が自然形状になるよう収縮することにより形成される。上記のギャザーは、そのしわ目の伸縮方向に直交する方向の長さが短く不規則であり、あまり美麗なものではない。また弾性部材が全体的に固着されているためその伸縮性が十分に発揮されないことがある。
これに対し、最近、2枚のシートの間に該両シートとは独立して弾性体が伸縮しうるように構成された伸縮性複合シート部材が開発された(特許文献1等参照)。これにより感触が柔らかく、見た目にも美しいギャザーが形成される。しかし、下記特許文献1は、伸縮性複合シート部材を用いたテープ留め型のおむつを開示しているが、伸縮性複合シートがおむつ部材としてどのように配置、固定されているか具体的には開示していない。
ところで、着用者の下腹部の周辺において胴部フィットギャザーが形成されるパンツ型使い捨ておむつにおいて、通常より小さめの吸収体の端部を不織布や開孔フィルムで覆うようにして積層したものが開示されている(特許文献2参照)。これにより、吸収体端部を露出させずに押さえられる。
特開2005−080859号公報 特開平8−280739号公報
おむつを履く動作時、または着用中に引き上げる時には比較的強い力がおむつのフラップ部に働くことがある。特に、介護者が身体を十分に動かせない要介護者に介護用パンツをはかせるとき、あるいは保護者が乳幼児にパンツ型おむつを急いではかせるときなどにおいて、上記フラップ部にかかる力は顕著である。
本発明は上記に鑑み、伸縮性が良好で肌へのフィット性に優れ、しかも部材間の剥離や破損等に対して高い強度を有する吸収性物品及び吸収性本体保持カバーの提供を目的とする。
上記の課題は、着用時に着用者の背側に配される背側部、腹側に配される腹側部、及び該背側部と該腹側部との間に位置する股下部をなす、外層シート及び内層シートとを有する外装体と、その着用者肌面側に前記股下部を介して前記腹側部から背側部にかけて配置される吸収体を備えた吸収性物品であって、前記吸収体の身丈方向端より腹側又は背側の外側方に延在する前記外装体のフラップ部において、前記内層シート及び前記外層シートが胴回り方向に延びる複数条の第1接合部列により身丈方向に対して間欠的に接合され、該複数条の第1接合部列の各列間の少なくとも一部には弾性部材が配されており、前記外装体のフラップ部はその表側に前記第1接合部と同方向に延びる複数条の第2接合部列を介して接合された補強シートを具備する吸収性物品により解決された。
本発明の吸収性物品及び吸収性本体保持カバーは、伸縮性が良好で肌へのフィット性に優れ、はき心地が良く、しかも部材間の剥離や破損等に対して高い強度を示すという優れた作用効果を奏する。また、本発明の吸収性物品及び吸収性本体保持カバーは、上記の高い強度により、要介護者や乳幼児に着用させるときの破損等を抑制し好適に対応しうる。
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態(実施形態1)としてのパンツ型おむつを、要介護者が履いたときの状態で一部切欠して模式的に示す斜視図である。
本実施形態1のおむつ10は、着用時に着用者の背側に配される背側部、腹側に配される腹側部、及び該背側部と該腹側部との間に位置する股下部を構成するよう、非肌面側の外層シート2及び肌面側の内層シート1がなす外装体6を有し、該外装体の肌面側において前記股下部を介して前記腹側部から背側部にかけて配置された吸収体8が配設されている。なお、本明細書において「肌面側」、「非肌面側」とは、それぞれ相対的に着用者の肌に近い面、肌から遠い面を指す。この外装体の一部において吸収体の身丈方向における前後(以降、単に「吸収体前後」とも言う)の外側方に前後フラップ部6uが形成されている。本発明において「吸収体」とは、前後フラップ部と連続していても独立していてもよい、少なくとも前後フラップ部と領域的に区分しうる吸収性の構造体をいう。例えば、親水性繊維の集合体や高吸水ポリマー等の吸水性材料を含む吸収性コアそのもの、またはこれをパルプ等親水性繊維で覆った構造体を指し、このときフラップ部を構成する液透過性の表面シートや液不透過性の防漏シートと接合されていてもその部分は含まない。
本実施形態1のおむつ10においては、前後フラップ部6uに、前記外層シート2と前記内層シート1とが胴回り方向に延び、身丈方向に対して並列に配置された複数条の第1接合部列11により身丈方向に対して間欠的に接合されている。該複数の第1接合部列の各列間に胴部弾性部材3が配されている。換言すると、前記胴部弾性部材3は、前記第1接合部列11と重ならない位置において胴回り方向に延びて身丈方向に対して並列に複数配置されている。ここで、本発明において「胴回り方向」とは、ウエスト開口部tの縁部がなす円周方向をいう(図1参照)。後述する図2〜図5においては、X方向に相当する。また、本発明において「身丈方向」とは、着用者に着用させたときの前記フラップ部6uのウエスト開口端tから股下部15へ向かう方向をいい、胴回り方向に直交する方向をいう(図1参照)。このように本実施形態1のおむつ10においては、身丈方向に対し並列に配された前記第1接合部列11を避けて弾性部材3が介在配置されることによって、該弾性部材3は前記外層シート及び内層シートとは独立して伸縮可能な状態となる。
本実施形態1のおむつ10においては、補強シート5は、前記外層シート2と前記内層シート1との間に配される複数条の第1接合部列11を前記内層シート1を介して被覆するように配置されている。ここで、前記補強シート5が「内層シート1を介して被覆する」とは、胴回り方向に延び身丈方向に並列された複数条の前記第1接合部列11及び弾性部材3の全範囲もしくは一定の範囲を跨ぎ平面視において面状に覆うことをいう。換言すると、本実施形態1においては、補強シート5が弾性部材3が配置された位置を避けずに被覆配設されている。さらに、本実施形態1のおむつ10においては、補強シート5と内層シート1は、前記弾性部材3と重ならない位置において、前記第1接合部と同方向に延び身丈方向に対して並列に配置された複数条の第2接合部列12で接合されている。つまり、該補強シート5は、弾性部材3が配置された位置を被覆するとしても内層シート1とは全面に渡って接合されているわけではなく、前記補強シート5は該弾性部材3が配置された位置においては内層シート1とは接合されていない。
本実施形態1のおむつ10は、弾性部材3が自然形状へと収縮することにより、重ね合わされた外層シート2、内層シート1及び補強シート5の前記弾性部材3が介在配置された位置に対応する部分に、多数の襞が形成される(ただし、図1に示した本実施形態1のおむつ10は、要介護者が装着した状態を示しているため、前記襞は緩やかに伸長した状態を示している。)。補強シート5は外層シート2の非肌面側に重ね合わされていても良いが、外観上美麗な襞を形成する観点から、補強シート5は内層シート1の肌面側に重ね合わされていることが好ましい。
また、外装体6の脚部15はおむつ形状にしたときにレッグ開孔部sが構成される部分であり、この部分にレッグ弾性部材9が配され、着用者の大腿部を適度に締め付けフィットするようにされている。
図2は図1に示したおむつ10を展開して腹側部14f及び股下部15の一部を拡大して肌面側からみた平面図である。同図に示したものは換言するとおむつ素材を示している。図2には示されていないが、本実施形態においては、腹側部14fの身丈方向(Y方向)反対側には腹側部14と同様の形態の背側部14rがあり、該腹側部14fと背側部14rとの間には股下部15が配置されている。そして腹側部14fと背側部14rとは股下15の最小幅部分における左右両端位置より幅方向外方に延在し、外装体6全体として砂時計形状とされている。これを、図1に示したおむつに組み立てたとき(テープ型おむつであればファスニングテープにより背側と腹側とを接合したとき)、腹側部14fと背側部14rとが一体となって胴部14をなし、その身丈方向の下方に股下部(脚部)15が配される(図1参照)。
上記略砂時計形状とした外装体6に上述した胴部弾性部材3及びレッグ弾性部材9が伸長状態で配されている。このとき本実施形態1において胴部弾性部材3はサイドシール部13又は固定部18で固定されている。これらの部分以外では胴部弾性部材3は内層シート1及び外層シート2と固定されておらず第1接合部列11の間隙に配され伸縮自在にされている。このような接合形態が理想であるが、胴弾性部材3の一部が内層シート1又は外層シート2とサイドシール部又は固定部18以外の場所で固定されることは許容される。内層シート1と外層シート2とを接合する第1体接合部列11は例えばヒートエンボス加工により形成することができる。他方、レッグ弾性部材9はその全体が内層シート1及び外層シート2の間に挟まれ固着されている。このおむつ素材をサイドシール部13において接合しパンツ型おむつに組み立てる。このとき、上記伸長状態の胴部弾性部材3及びレッグ弾性部材9が自然形状へと収縮することにより全体として柔らかく丸みを帯びた、立体的なパンツ型おむつ10となる。そして、図1に示したウエスト開口部t及びレッグ開口部sを有する使い捨ておむつとして、着用時には着用者の胴及び大腿部を適度に締め付けるようにしてフィットする。
本実施形態1のおむつ10では、前後フラップ部6uにおいて、外層シート2と内層シート1とを接合する第1接合部列11は、身丈方向に幅を有して胴回り方向に帯状に延びて配されている。内層シート1と補強シート5とを接合する第2接合部列12も同様に、身丈方向に幅を有して胴回り方向に帯状に延びて配されている。そして、前記両接合列は、内層シート1を介して重なっている。本発明において、所定の構造部ないし部材が別の構造部ないし部材と「シートを介して重なる」とは、外層シート2や内層シート1等の所定のシートを間に挟んで両側に各構造部ないし部材があり、その構造部ないし部材どうしがシートの厚み方向にみたときに重なっている部分を有することをいう。各構造部ないし部材の一部は重なっていても、全部が重なっていてもよい。さらに、本実施形態1のおむつ10において、胴部弾性部材3は、上述のように内層シート1と外層シート2との間に介され、両シートの接合部である第1接合部列11を避けるように配されている。さらに詳しくいうと、胴部弾性部材3は長尺にされ胴部14において胴回り方向に延び、かつ長手方向に対して複数互いに平行に配設されている。
胴部弾性部材3の形態は特に限定されず、図示したもののように長尺の弾性部材とするほか、短尺の弾性部材を間欠的に連設する等が挙げられる。短尺の弾性部材を間欠的に連設する場合は、弾性部材3はその一部分(例えば端部)において、外層シート2又は内層シート1と接合されるが、大部分においてはいずれのシートとも接合されないことが好ましい。また、前後フラップ部6uにおける各シート材の形状は特に限定されないが、好ましくは、外層シート2及び内層シート1が略砂時計形状であり、補強シート5が長方形である。補強シート5は、胴部14に配置される。
補強シート5は、胴回り全面に配置されてもよいが、必ずしも胴回り全面に配置される必要はない。例えば、本実施形態1のおむつ10を展開した場合において、胴部14を幅方向および身丈方向にそれぞれ四分割したとき、補強シート5は、幅方向および身丈方向におけるそれぞれ中央2つ分の領域の位置に配置されていることが好ましい。具体的には、図2に示すように、展開したオムツ素材において胴部14を胴回り方向(X方向)に4等分した1/4線から3/4線までの領域と、胴部14を身丈方向(Y方向)に4等分した1/4線から3/4線までの領域とで区分される矩形領域(換言すると図2の補助線W1/4〜W3/4とH1/4〜H3/4とで囲まれる胴部14内の略中央の矩形領域。本発明において「腹側胴部中央部」又は「背側胴部中央部」という。)に、補強シート5が配されていることが好ましい。特に、補強シート5の一端部が吸収体上に位置し、吸収体上に接合されていることが引上げ時の部材間の剥離や破損等に対して高い強度を発揮することから好ましい。ただし、補強シート5のもつ機能を考慮して幾分矩形でなくても、あるいは上記補助線からずれていてもよい。なお、図2においては前身頃(腹側部)14fを示しているが、寸法の比率(領域の配分)は後身頃(背側部)14rにおいても同様である。なお、補強シート5は、外装体6を補強するものとして、内層シート1の肌面側、外層シート2の非肌面側のいずれに配置されていてもよい。
本実施形態1のおむつ10においては、上述のように、胴部弾性部材3は第1接合部列11が配されていない非接合部に配設されており、内層シート1及び外層シート2とは独立して伸縮しうる状態とされている。そのため、シート材と弾性部材とを一体化して接合した通常のギャザーに対し、剛性の過度の増加を防止できるとともに、外力に対して襞の柔軟な変形が促される。また、シート材の厚み方向にボリュームが出るとともに襞に触れたときの感触が柔らかく、肌触りが良好となる。
本実施形態1のおむつ10においては、吸収体8の設けられる領域に上記の胴部弾性部材3が配設されておらず、吸収体8の身丈方向端8aの前後外側方における前後フラップ部6uに胴部弾性部材3が配設されている。
吸収体の幅方向端8bの外側方に延在する左右フラップ部(領域として図示していない。)に胴部弾性部材3が一部配設されていてもよい。本実施形態1においては、この部分の胴部弾性部材3を固定部18とサイドシール部13とで固定し、吸収体8と重ならないようにしている。このような弾性部材端部の固定部18は例えば吸収体と交差しない短尺の弾性部材の端部近傍のみをホットメルト等の接着剤により接着するような方法で形成することができる。あるいは吸収体8の設けられている領域を含め胴部弾性部材3を固定し、その後に弾性部材を切断する等の、吸収体8の領域で弾性部材が実質的に伸縮応力を示さない処置を施してもよい。その際、胴部弾性部材3はサイドシール部13および固定部18以外では内層シート1及び外層シート2と固定されていないことが好ましい。これにより胴部弾性部材3が前記両シートに固定されることにより生じる伸縮阻害が防止されフィット性およびずれ落ち防止性が向上し、吸収体8にしわがよらず良好な吸収性能を発揮することができる。
図3に基づき、本実施形態1についてさらに詳しく説明する。
図3は図2に示したIII−III線断面を拡大して示す断面図である。なお、図3に示した断面は外装体6を身丈方向(Y方向)に横切る断面として示している。
この断面位置において、外層シート2と内層シート1とを接合する第1接合部列11は、Y方向に幅を有する形状である。また、内層シート1と補強シート5とを接合する第2接合部列12もY方向に幅を有する形状である。そして、前記両接合部列が内層シート1を介して重なっている。胴部弾性部材3は外層シート2及び内層シート1に固定されておらず、両シートと独立して伸縮しうる状態にされている。そして吸収体8前後における外側方の前後フラップ部6uでは胴部弾性部材3と第1接合部列11とが交互に配されており、それぞれ胴部弾性部材3に対応する部位αと、第1接合部列11に対応する部位βとに区分される。なお、第2接合部列12は前述のとおり第1接合部列11と同じ該部位βに配置される。この区分は機能的なものであればよく、胴部弾性部材3及び第1接合部列11の境界線もしくはこの近傍で区分されればよい。例えば、部位αは胴部弾性部材3の伸縮性を維持する機能を考慮して定めることができ、他方、部位βは胴部弾性部材3の伸縮に実質的に影響せず外装体の強度を維持する機能を考慮して定めることができる。また、この断面位置において、補強シート5は、前述のとおり胴部弾性部材3が介在された部位α及び第1接合部列11が配された部位βを内層シート1を介して被覆するよう配される。そして、前記補強シート5は、第2接合部列12にて内層シート1と接合されるが、胴部弾性部材3に対応する部位αにおいては、内層シート1と接合されない状態で、内層シート1を介して前記弾性部材3を被覆する。
本実施形態1のおむつ10は、前述のとおり、第1接合部列11及び第2接合部列12が弾性部材3を避けるように配されていることにより弾性部材3の良好な伸縮性が維持される。しかも第1接合部列11及び第2接合部列12が胴回り方向に伸び、加えて第2接合部列12が身丈方向に対して所定間隔で並列していることにより、装着時のおむつ10の身丈方向への引張力に対し、胴回り方向の面により前後フラップ部6uを支えるため、該接合部が身丈方向に延びた形状の場合に比べ、前後フラップ部6uの引張強度を向上させることができる。この強度は特に、介護者が身体を十分に動かせない要介護者に介護用パンツをはかせるときにフラップ部にかかる強い引張力、突刺力に対抗しうる強度であることが好ましい。他方、胴部弾性部材3の両端部以外は、部位αにおいて外装体6に拘束されず伸縮自在であるため、その伸縮性が損なわれることなく維持されており、おむつの良好なフィット性が実現される。さらに、本実施形態1のおむつ10においては、第1接合部列11が胴回りに伸びていることによって、該接合部列が身丈方向に延びた場合とは異なり、前記部位αを容易に十分確保することが可能となり、なおかつ、第1接合部列11の接合幅をより狭く設定することが可能となり、それに併せて胴部弾性部材3相互間の距離をより短くすることが可能となる。これによって、部位α周辺部における外層シート2、内層シート1及び補強シート5は、胴部弾性部材3の伸縮力の影響を受けてより繊細なシャーリングが形成され、フラップ6uに特有の優雅で美麗な外観が生まれる。また、本実施形態1のおむつ10においては、該美的外観が外装体6の非肌面側表面に現れることから、補強シート5を外装体6の肌面側に配置することによって補強シート5がおむつの着用時の見た目に影響せず、多数の襞がなす特有の優雅な美的外観が維持される点で好ましい。
本実施形態1のおむつ10においては、補強シート5の一端部が前後フラップ部6uだけでなく吸収体8前後の端部の肌面側に、その一部が被さるように配設されている。このようにすることで、吸収体8が液等を吸収保持したときに、この液の前後方向(Y方向)への漏れを効果的に抑止できる点で好ましい。更に、補強シート5の一端部を吸収体8前後の端部の肌面側に接着剤等で接合することにより、装着時の引上げ動作に起因する内層シート1と補強シート5の剥離を抑制し、引張強度を大きく向上させることができる。上記2つの効果を有効に発現するためには、補強シート5の一端部を吸収体8前後の端部の肌面側において、胴回り方向に連続する接着剤で接着することが好ましい。また、本実施形態1の吸収体8が配された部分の外装体6においては、内層シート1と外層シート2とがスパイラルスプレーやファイバースプレー等で接着された面接合部19を形成している。
内層シート1及び外層シート2の素材となる不織布としては、それぞれ、例えばエアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等の各種製法による不織布、織布、編布、樹脂フィルム等が挙げられ、これらを積層一体化させてなるシート材等を用いることができる。感触の良い柔軟な襞を規則的に配列させ、装飾的な美観を合わせて付与する観点から、両シート材又は一方のシート材(特に複合伸縮部材を肌に当接させる用途に用いる場合の肌側の面を形成するシート材)の形成材料は、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等であることが好ましい。
第1接合部列11および第2接合部列12はいかなる方法によって形成されていてもよいが、第1接合部列11は、風合いの観点から熱融着(ヒートエンボス加工)により形成されていることが好ましく、また、第2接合部列12は、強度の観点から接着剤(好ましくはホットメルト型接着剤)により形成されていることが好ましい。接着剤の塗工パターンは、直線形、波形、螺旋形等、一般に知られるパターンが使用できるが、強度の観点から直線形が好ましい。また、おむつ10の身丈方向への引張上げ時の摩擦による補強シートの剥離防止の観点から、第2結合部列12の結合強度は第1接合部列11のものよりも高い方が好ましい。
補強シート5の素材となる不織布としては、強度、熱融着性、防漏性(疎水性)の観点から、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂からなる、あるいは表面が前記樹脂からなる芯鞘型のスパンボンド不織布が好ましい。熱融着性の観点から、補強シート5及び内層シート1は同一組成の不織布(例えば、前記両シートがPET/PE複合繊維からなるスパンボンド不織布)からなることが好ましく、補強シート5及び内層シート1、外層シート2の全てが同一組成の不織布(例えば、前記3シートがPET/PE複合繊維からなるスパンボンド不織布、或いは外層シート2のみがエアースルー不織布)からなることがより好ましい。
弾性部材3の材料としては、吸収性物品に用いられる通常の弾性材料を用いることができ、例えば素材としては、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができ、形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状ないし紐状(平ゴム等)のもの、或いはマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を用いることができる。
内層シート1及び外層シート2は、本実施形態1のように別体の2枚のシートにより構成されるものに限られず、一枚のシート材を折り曲げて相対向する2面を形成し、一方の面を構成する部分を外層シート、他方の面を構成する部分を内層シートとすることもできる。また、内層シート1及び外層シート2の間及び/又は両者の間に機能性の部材や構造部を適宜設けてもよい。
本実施形態1において、各第1接合部列11の身丈方向の長さ(幅)は0.5〜5.0mmであることが好ましく、1.0〜3.0mmであることがより好ましい。また、本実施形態1において、各第2接合部列12の身丈方向の長さ(幅)は1.0〜10.0mmであることが好ましく、1.5〜5.0mmであることがより好ましい。
本発明の別の実施形態(実施形態2)として、図示しないが、図3に示した本実施形態1における第1接合部列11の身丈方向の長さ(幅)が第2接合部列12の身丈方向の長さ(幅)よりも短い(狭い)ものが挙げられる。
本実施形態2において、第1接合部列11の身丈方向の長さ(幅)が第2接合部列12のものよりも短い(狭い)ことにより、たとえ弾性部材間距離が短くなっても第1接合部間の部位α(図3参照)をより容易に十分確保することができ、弾性部材3の伸縮阻害を低減し、伸縮性を向上させることができる。一方で、内層シート2と補強シート5を接合する第2接合部列12が第1接合部列11に対応する位置を越えた範囲に配設されることから、前記両接合部は内層シート1を介して重なって一体化される。したがって、一体化された両接合部列は、胴回り方向に延びるよう配されることと相俟って、はき上げ時の高い引張強度を実現する。
図4は、本発明の別の実施形態(実施形態3)としてのおむつ20を、展開状態からさらに胴部14を身丈方向に切断した断面図である。すなわち、図4は図3に示した実施態様1に対応していうと部位βの第1接合部列11について、別の実施形態として示した図である。
本実施形態3のおむつ20において、外層シート2と内層シート1を接合する第1接合部列11は、2条の接合部列11a、11bからなる。具体的には、弾性部材3を配する2つの部位αの間に挟まれた部位βの身丈方向に延びる接合面において、その中心点から両端方向へ向かった弾性部材を有する部位αの近傍に接合部列11a、11bが配され、そしてその接合部列11a及び11bの間に空間領域25が存在する。弾性部材3の近傍に位置する前記接合部列11a、11bは、部位αにおける弾性部材3の位置ずれをより有効に制御する機能を果たす。また、内層シート1と補強シート5を接合する第2接合部列12は、内層シート1を介して第1接合部列11を構成する接合部列11a、11b、及び空間領域25の全ての範囲を被覆し、しかも胴回り方向に延びるよう配されることから、前記第1接合部列11を補強し、はき上げ時の高い引張強度を実現する。さらに、本実施形態3のおむつ20においては、第1接合部列11は、接合部列11a及び11bの身丈方向に対する幅が実際の接合幅となることから、前述のとおり弾性部材3の位置ずれ防止機能を維持しながらも外層シート2及び内層シート1の接合面積を縮小できる。これによって、第1接合部列11で接合された外層シート2及び内層シート1について、弾性部材3の伸縮性阻害要因となるシート材の硬直化が軽減されて柔軟性が維持されるのであり、これによって弾性部材3の良好な伸縮性が実現される。
図5は、本発明の別の実施形態(実施形態4)としてのおむつ30を、展開状態で肌面側からみて模式的に示す部分平面図である。すなわち、図2の右上部分について別の実施形態として示した図である。本実施形態4において、外層シート2と内層シート1を接合する第1接合部21及び内層シート1と補強シート5を接合する第2接合部22は、各々胴回り方向に間欠的に連続配置され第1接合部列11及び第2接合部列12をなす。この点、他の実施形態の接合部列が連続的に延びているのとは異なる。前記両接合部は内層シート1を介して積層され均一性が向上し、規則的に美しく柔らかい弾性伸縮性を有する襞が形成され、はき上げ時の高い強度が実現される。また、前記両接合部列の身丈方向の間欠的配置によって弾性部材3が前記シート材とは独立伸縮可能である筒状空孔構造を有するギャザー構造が形成される。前記2層のシート材及び弾性部材からなるエアリギャザー構造の複合シートについては特開2005−80859号公報に詳しく記載され、またこれを用いてパンツ型おむつとしたものについては特願2006−338242号明細書及び特願2006−35555号明細書に記載されている。
本実施形態4のおむつ30において、積層された接合部21、22は、直交格子状もしくは千鳥格子状に配列することができる。本発明において直交格子状の配列とは、複数なされた接合部列11、12における積層された前記両接合部のピッチが互いに略一致していることをいう。接合部ピッチの略一致とは、換言すれば、接合部21、22を接合部列11、12に直交する方向に投影したときに、各接合部の投影像が略同じ位置で重なる関係にあることをいう。これに対し、千鳥格子状の配列とは、複数なされた接合部列11、12における積層された前記両接合部がピッチをずらされた配列をいう。ここで接合部のピッチがずらされた配列とは、換言すれば、各列の接合部21、22を接合部列11、12に直交する方向に投影したときに、各接合部の投影像が一致しない配置であり、その投影像が前記接合部列の1列おきに略一致する配置であることが好ましく、隣接する接合部列どうしにおいて略半ピッチずらすことがより好ましい。なお、上記の直交格子及び千鳥格子の配列においては、吸収性物品の機能を考慮して適宜に接合部21、22を設けない部分があってもよい。
本発明の別の実施形態として、着用時に着用者の背側に配される背側部、腹側に配される腹側部、及び該背側部と該腹側部との間に位置する股下部をなす、非肌面側の外層シートと肌面側の内層シートとを有する外装体が、その肌面側に前記股下部を介して前記腹側部から背側部にかけて配置される吸収性本体と組み合わせて着用されたとき、該吸収性本体の身丈方向端より腹側又は背側の外側方に延在する前記外装体のフラップ部において、前記内層シート及び前記外層シートが胴回り方向に延びる複数条の第1接合部列により身丈方向に対して間欠的に接合され、該複数条の第1接合部列の各列間の少なくとも一部には弾性部材が配されており、前記外装体のフラップ部はその表側に前記第1接合部と同方向に延びる複数条の第2接合部列を介して接合された補強シートを具備する吸収性本体保持カバーが挙げられる。この吸収性本体保持カバーは、上述のように腹側又は背側のフラップ部に補強シートを有する点で前記本実施形態1〜5のおむつと共有する。また、好ましくはその部分が補強エアリギャザー構造とされている点で前記本実施形態5のおむつと共有する。すなわち、本実施形態の吸収性本体保持カバーは例えば前記本実施形態1〜5のおむつから吸収体を取り去った形態として説明することができる。
本実施形態の吸収性本体保持カバーは、吸収性本体を肌面側に配置して用いられる。ここで吸収性本体は、***される尿等を吸収するものであれば特に限定されないが、例えば尿とりパッド等の吸収パッドが挙げられる。吸収パッドは、例えば、液透過性の表面シート、液不透過性の防漏シート、及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備し、平面視矩形状の縦長形状に形成されたものが挙げられる。そして、吸収パッドの身丈方向の両側には、左右一対の立体ガードが形成されていることが好ましく、各立体ガードは、吸収パッドの身丈方向の両側に、立体ガード弾性部材を有する立体ガード形成用のシート材を配設して形成されていることが好ましい。このような吸収パッドの身丈方向を着用者の背側から腹側にわたすようにして、該パッドの液透過シート側を着用者の肌に当接するよう配置し、これを覆うようにして本実施形態の吸収性本体保持カバーを着用することが好ましい。このとき本実施形態の吸収性本体保持カバーはテープ止めタイプであっても、パンツタイプであってもよい。
本発明の吸収性物品及び吸収性本体保持カバーは、乳幼児用のものであっても、成人用のものであってもよい。中でもおむつの強度の観点からは成人用おむつであることが好ましい。このほか、本発明の吸収性物品及び吸収性本体保持カバーは、例えば、ショーツ型ナプキン、パンツ型使い捨ておむつ、又はテープ型使い捨ておむつ、あるいは生理用ショーツ、失禁用パンツ、おむつカバー等であってもよい。
本発明の吸収性物品の一実施形態(本実施形態1)としてのパンツ型使い捨ておむつを一部切欠して模式的に示す斜視図である。 図1に示したおむつを展開して前身頃の部分を拡大して肌面側からみた平面図である。 図2に示したIII−III線断面を拡大して示す断面図である。 本発明の別の実施形態(実施形態3)としてのおむつを展開状態にしさらに胴部14を身丈方向に切断した断面図である。 本発明のさらに別の実施形態(実施形態4)としてのおむつを展開状態で肌面側からみた部分平面図である。
符号の説明
1 内層シート
2 外層シート
3 胴部弾性部材
5 補強シート
6 外装体
6t ウエスト開口部の縁
6u 前後フラップ部
8 吸収体
8a 吸収体の身丈方向端
8b 吸収体の幅方向端
9 レッグ弾性部材
10、20、30 パンツ型使い捨ておむつ
11 第1接合部列
11a、11b 接合部列
12 第2接合部列
13 サイドシール部
14 胴部
14f 腹側部
14r 背側部
15 脚部(股下部)
17 開口端
18 弾性部材端部の固定部
19 面接合部
21 第1接合部
22 第2接合部
25 空間領域

Claims (7)

  1. 着用時に着用者の背側に配される背側部、腹側に配される腹側部、及び該背側部と該腹側部との間に位置する股下部をなす、外層シート及び内層シートとを有する外装体と、その着用者肌面側に前記股下部を介して前記腹側部から背側部にかけて配置される吸収体を備えた吸収性物品であって、
    前記吸収体の身丈方向端より腹側又は背側の外側方に延在する前記外装体のフラップ部において、前記内層シート及び前記外層シートが胴回り方向に延びる複数条の第1接合部列により身丈方向に対して間欠的に接合され、該複数条の第1接合部列の各列間の少なくとも一部には弾性部材が配されており、前記外装体のフラップ部はその表側に前記第1接合部と同方向に延びる複数条の第2接合部列を介して接合された補強シートを具備する吸収性物品。
  2. 前記第2接合部列が前記弾性部材と前記外装体の断面方向において重ならないよう配置されている請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第1接合部列の幅が前記第2接合部列の幅よりも狭く、かつ、前記両接合部列が前記外装体断面方向において重なる位置にある請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記複数条の第1接合部列のうち、少なくともその一部が両側に配された前記各弾性部材の間において複数条の列をなし、前記外装体のフラップ部における前記第1接合部列の総列数が第2接合部列の総列数よりも多いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記第1接合部列及び第2接合部列が、それぞれ前記フラップ部の胴回り方向に間欠的に配置された複数の第1接合部及び第2接合部の列からなり、該第1接合部と第2接合部とが前記外装体シート断面方向において重なる位置にある請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記第1接合部列が熱融着により形成され、前記第2接合部列が接着剤により形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 着用時に着用者の背側に配される背側部、腹側に配される腹側部、及び該背側部と該腹側部との間に位置する股下部をなす、外層シート及び内層シートとを有する外装体が、その着用者肌面側に前記股下部を介して前記腹側部から背側部にかけて配置される吸収性本体と組み合わせて着用されたとき、該吸収性本体の身丈方向端より腹側又は背側の外側方に延在する前記外装体のフラップ部において、前記内層シート及び前記外層シートが胴回り方向に延びる複数条の第1接合部列により身丈方向に対して間欠的に接合され、該複数条の第1接合部列の間の少なくとも一部には弾性部材が配されており、前記外装体のフラップ部はその表側に前記第1接合部と同方向に延びる複数条の第2接合部列を介して接合された補強シートを具備する吸収性本体保持カバー。
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