JP2009278461A - スイッチ半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、チップサイズを増すことなく、選択された信号通過経路に応じて歪み特性の改善、スイッチ素子の挿入損失の低減を図る。
【解決手段】第1の高周波入出力端子101と接地電位との間に、第1のDC信号切替用スイッチ素子22と第1のバイアス抵抗器24とが直列接続されて設けられる一方、第1の高周波入出力端子101と制御回路21との間に、第2のDC信号切替用スイッチ素子23と第2のバイアス抵抗器25が直列接続されて設けられ、第1及び第2のDC信号切替用スイッチ素子22,23は、その導通・非導通が第1乃至第3のスイッチ素子11〜13の動作に連動して制御回路21により制御されて、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13のバイアス電圧が必要に応じて変化可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等の移動体通信機器や高周波機器における高周波信号経路の切り替えを行うスイッチ半導体集積回路に係り、特に、マルチバンド・マルチモード用のスイッチ半導体集積回路における歪み特性の向上等を図ったものに関する。
従来、高周波信号を扱う携帯電話機や移動体無線通信などの装置では、高周波信号の経路の切り替えのために、GaAs化合物半導体による電界効果トランジスタであるMES FETやHEMT等を用いたスイッチ半導体集積回路が使用されている。かかるスイッチ半導体集積回路としては、例えば、特許文献1等に開示されたものがあるが、このようなスイッチ半導体集積回路には、挿入損失、アイソレーション、ハンドリングパワー、歪み特性等の電気的特性が要求される。
従来、この種の回路としては、例えば、図4に示された構成を有してなるものが公知・周知となっている。
以下、同図を参照しつつ、この従来回路について説明すれば、スイッチ半導体集積回路は、第1及び第2の高周波入出力端子201,202間に、直列接続された第1及び第2の電界効果トランジスタ203,204を主たる構成要素としてなる第1のスイッチ素子211が設けられる一方、第2の高周波入出力端子202とグランドとの間に、直列接続された電界効果トランジスタ210,211を主たる構成要素としてなる第2のスイッチ素子212が設けられて構成されたものとなっている。
かかる構成において、第1の高周波入出力端子201と第2の高周波入出力端子202間をオン状態(以下、この状態を「スイッチ半導体集積回路をオン状態」と称する)とするには、第1の制御端子205に第1及び第2の電界効果トランジスタ203,204のピンチオフ電圧よりも高い制御電圧を印加して、第1及び第2の電界効果トランジスタ203,204のドレイン・ソース間を低インピーダンスとする。一方、第2の制御端子215には、第3及び第4の電界効果トランジスタ210,211のピンチオフ電圧よりも低い制御電圧を印加して、第3及び第4の電界効果トランジスタ210,211のドレイン・ソース間を高インピーダンスとすれば良い。
また、第1の高周波入出力端子201と第2の高周波入出力端子202間をオフ状態(以下、この状態を「スイッチ半導体集積回路をオフ状態」と称する)とするには、上述の場合とは逆に、第1の制御端子205に第1及び第2の電界効果トランジスタ203,204のピンチオフ電圧よりも低い制御電圧を印加して、第1及び第2の電界効果トランジスタ203,204のドレイン・ソース間を高インピーダンスとする。一方、第2の制御端子215には、第3及び第4の電界効果トランジスタ210,211のピンチオフ電圧よりも高い制御電圧を印加して、第3及び第4の電界効果トランジスタ210,211のドレイン・ソース間を低インピーダンスとすれば良い。
ここで、スイッチ半導体集積回路をオフ状態とする場合には、第2の制御端子215に対して第3及び第4の電界効果トランジスタ210,211のピンチオフ電圧よりも高い制御電圧を印加して、第3及び第4の電界効果トランジスタ210,211をオン状態とすることで、第1及び第2の電界効果トランジスタ202,204がオフ状態にも関わらず、これら第1及び第2の電界効果トランジスタ203,204で遮断しきれずに漏洩した高周波入力信号を高周波的に接地し、第1及び第2の高周波入出力端子201,202間の高いアイソレーションを確保している。
ところで、このようなスイッチ半導体集積回路において扱うことのできる最大電力は、一般的に下記する式1により表すことができる。
Pmax=2{n(Vp−VCTL)}/Zo・・・式1
かかる式1において、nは直列に接続された電界効果トランジスタの数(段数)、Vpは電界効果トランジスタのピンチオフ電圧、VCTLはオフ状態の電界効果トランジスタのゲートに印加されるバイアス電圧、Zoはスイッチ半導体集積回路が用いられる系の特性インピーダンスである。
かかる式によれば、スイッチ半導体集積回路において扱うことのできる電力(ハンドリングパワー)を大きくするには、直列に接続する電界効果トランジスタの段数を増やすか、Vpの浅い電界効果トランジスタを用いるか、バイアス電圧を大きくするかの選択肢があり、これらのいずれかを選択するか、或いは、これらを任意に組み合わせて行っても良いことが理解できる。
ところが、電界効果トランジスタのVpは、製造工程で使用されるプロセスによって決まるため、現実的には、任意に大きく変化させることは困難である。また、動作電圧についても、携帯電話端末での使用を前提とした場合には、電池駆動となるため、3V程度を確保するのが精々であり、それ以上の大きな電圧を選択することは現実的には不可能である。
そのため、直列に接続する電界効果トランジスタの段数nを増やすことでスイッチ半導体集積回路のハンドリングパワー特性の向上に対処するのが一般的であるが、段数を増やすことは、チップサイズ、コストの増大を招くため、近年では、昇圧回路を内蔵し、バイアス電圧を大きくする手法も用いられつつある(例えば、特許文献2等参照)。
特開2002−164772号公報(第4−5頁、図1及び図2) 特開2005−354279号公報(第4−7頁、図1乃至図3)
しかしながら、近年における携帯電話機や移動体無線装置の多バンド化・多モード化に伴い、さらなる性能向上の要求が増しつつあり、上述したような対処の仕方では不十分となっている。例えば、GSMとWCDMAのマルチモード端末機に使用されるスイッチ半導体集積回路を例に挙げれば、GSM用途では32dBm〜35dBm前後の高周波信号入力時の高調波特性、WCDMA用途では20dBm前後の高周波信号入力時のIMD特性が重要となり、これらの特性のさらなる向上が所望されている。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、チップサイズを増すことなく、選択された信号通過経路に応じて歪み特性の改善、スイッチ素子の挿入損失の低減を図ることができるスイッチ半導体集積回路を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るスイッチ半導体集積回路は、
複数の個別高周波入出力端子と、少なくとも1つの共通高周波入出力端子と、前記複数の個別高周波入出力端子と前記共通入出力端子との間にそれぞれ配されてその導通・非導通が外部から制御可能に構成されてなる複数の高周波切替用スイッチ素子と、前記高周波切替用スイッチ素子の動作を制御する制御回路とを具備し、前記制御回路による前記複数の高周波切替用スイッチ素子の動作制御により、前記複数の個別高周波入出力端子の内、所望する一つの個別高周波入出力端子と前記共通高周波入出力端子の内、所望する一つの共通高周波入出力端子との間に信号通過経路を形成可能に構成されてなるスイッチ半導体集積回路であって、
前記共通高周波入出力端子と接地電位との間に、第1のDC信号切替用スイッチ素子と第1の抵抗器とが直列接続されて設けられる一方、前記共通高周波入出力端子と前記制御回路から出力されるスイッチ素子へ印加される電圧と等しい電圧源との間に、第2のDC信号切替用スイッチ素子と第2の抵抗器が直列接続されて設けられ、前記第1及び第2のDC信号切替用スイッチ素子は、その導通・非導通が前記複数の高周波切替用スイッチ素子の導通・非導通に連動可能に構成されてなるものである。
上記構成において、前記制御回路は、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に大きい信号通過経路を導通状態とする場合、前記第1のDC信号切替用スイッチ素子を非導通状態とし、前記第2のDC信号切替用スイッチ素子を導通状態とする一方、
通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に小さい信号通過経路を導通状態とする場合、前記第1のDC信号切替用スイッチ素子を導通状態とし、前記第2のDC信号切替用スイッチ素子を非導通状態とするよう構成されてなるものが好適である。
また、上記構成において、前記複数の個別高周波入出力端子に、外部からの制御により当該個別高周波入出力端子を高周波的に接地するシャントスイッチ素子がそれぞれ接続され、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に大きい個別高周波入出力端子に接続される前記シャントスイッチ素子の制御信号を前記第1のDC信号切替スイッチ素子の制御信号と共通とする一方、
通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に小さい個別高周波入出力端子に接続される前記シャントスイッチ素子の制御信号を前記第2のDC信号切替スイッチ素子の制御信号と共通としてなるよう構成しても好適である。
さらに、上記構成において、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に大きい個別高周波入出力端子に接続される高周波切替用スイッチ素子を構成する電界効果トランジスタのゲート幅が、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に小さい個別高周波入出力端子に接続される高周波切替用スイッチ素子を構成する電界効果トランジスタのゲート幅より大きく設定されてなるよう構成しても好適である。
本発明によれば、選択される信号通過経路に応じて、その信号通過経路に設けられた高周波切替用のスイッチ素子のバイアス電圧を変化せしめることができるようにしたので、特定の信号通過経路において他の信号通過経路に比して、歪み特性を向上させることが可能となるという効果を奏するものである。
また、バイアス電圧の切り替えに用いられるDC信号切替用スイッチ素子の動作を、高周波切替用スイッチ素子の動作に連動するよう構成することで、制御信号の共通化による回路構成の簡素化を図ることができ、そのためチップサイズの増大を軽減できるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるスイッチ半導体集積回路の第1の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この第1の構成例におけるスイッチ半導体集積回路は、共通端子となる第1の高周波入出力端子101と、個別端子となる第2乃至第4の高周波入出力端子102〜104との間のオン・オフ(導通・非導通)状態を切り替えるSP3T(単極3投)スイッチが構成されたもので、第1〜3のスイッチ素子11〜13と、第1及び第2のDC信号切替用スイッチ素子22,23と、制御回路21とを主たる構成要素として構成されたものとなっている。
高周波切替用のスイッチ素子としての第1乃至第3のスイッチ素子11〜13は、いずれもディプレッション型電界効果トランジスタ(以下「FET」と称する)が用いられ、基本的に同一の構成を有してなるものである。
すなわち、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13は、いずれも2つのFETが直列接続されてなるもので、第1のスイッチ素子11は、FET31a,32aが、第2のスイッチ素子12は、FET31b,32bが、第3のスイッチ素子13は、FET31c,32cが、それぞれドレイン・ソース間が直列となるように直列接続されて構成されたものとなっている。
そして、第1のスイッチ素子11の一端は、第2のDCカットキャパシタ42を介して第2の高周波入出力端子102へ、第2のスイッチ素子12の一端は、第3のDCカットキャパシタ43を介して第3の高周波入出力端子103へ、第3のスイッチ素子14の一端は、第4のDCカットキャパシタ44を介して第4の高周波入出力端子104へ、それぞれ接続されている。
一方、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13の他端は、共に第1のDCカットキャパシタ41を介して第1の高周波入出力端子101に接続されている。
また、第1のスイッチ素子11を構成するFET31a,32aのゲートは、相互に接続されており、制御回路21から後述するように制御電圧が印加されるようになっている。
同様に、第2のスイッチ素子12を構成するFET31b,32bのゲートも相互に接続されて、制御回路21から後述するように制御電圧が印加されるようになっている。さらに、第3のスイッチ素子13を構成するFET31c,32cのゲートも相互に接続されて、制御回路21から後述するように制御電圧が印加されるようになっている。
一方、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13と第1のDCカットキャパシタ41との接続点には、第1のバイアス抵抗器24と第2のバイアス抵抗器25のそれぞれの一端が接続され、第1のバイアス抵抗器24の他端は、第1のDC信号切替スイッチ素子22を介してグランドに接続可能とされる一方、第2のバイアス抵抗器25の他端は、第2のDC信号切替スイッチ素子23を介して、制御回路21に接続されており、後述するように制御回路21から出力される電圧が印加されるようになっている。
第1及び第2のDC信号切替スイッチ素子22,23は、いずれも単極単投スイッチの構成を有してなるもので、しかも、その開閉成は、制御回路21により制御可能に構成されてなるものであり、例えば、スイッチ用の半導体素子を用いてなるものである。
制御回路21は、第1及び第2の制御回路入力端子62,63を有し、外部から入力される外部制御信号をデコードし、そのデコード結果に応じて、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13のいずれか一つをオン状態とすると共に、第1及び第2のDC信号切替スイッチ素子22,23のいずれか一方をオン状態とし、他方をオフ状態とするべく必要な制御電圧を出力するよう構成されてなるものである(詳細は後述)。
次に、かかる構成における動作について説明する。
最初に、第1の高周波入出力端子101には図示されないアンテナが接続され、第2の高周波入出力端子102は、900MHz帯のGSM(Global System Mobile Communicatios)の図示されない送信器が接続される送信端子と、第3の高周波入出力端子103は、2GHz帯のWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の図示されない送信器が接続される送信端子と、第4の高周波入出力端子104は、900MHz帯の図示されないGSM受信器が接続される受信端子と、それぞれ仮定する。
かかる前提の下、第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102を信号通過経路とする場合の動作について説明する。
まず、この第1の構成例におけるスイッチ半導体集積回路は、第1及び第2のDC信号切替スイッチ素子22,23の動作を除けば、基本的な動作は、従来回路と同様のものである。
すなわち、制御回路21は、第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102を信号通過経路とすべく所定の外部制御信号が、第1及び第2の制御回路入力端子62,63に入力されると、制御回路21からは、第1のスイッチ素子11を構成する2つのFET31a,32aをオン状態とするに適する所定の制御電圧、すなわち、FET31a,32aのピンチオフ電圧より高い制御電圧が出力されてFET31a,32aがオン状態とされる。
一方、第2及び第3のスイッチ素子12,13に対しては、制御回路21からは、第2及び第3のスイッチ素子12,13を共にオフ状態とすべく所定の制御電圧、すなわち、FET31b,32b、31c,32cのピンチオフ電圧より低い制御電圧がそれぞれのゲートに印加されて、第2及び第3のスイッチ素子12,13がオフ状態とされる。
その結果、第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102間が導通状態となり信号通過経路とされ、第2の高周波入出力端子102に接続された図示されない送信器から第1の高周波入出力端子101に接続された図示されないアンテナへ高周波信号を伝送することができる。
さらに、かかる動作状態において、制御回路21からは、第1のDC信号切替スイッチ素子22に対して、この第1のDC信号切替スイッチ素子22を非導通状態とする制御信号が出力される一方、第2のDC信号切替スイッチ素子23に対して、この第2のDC信号切替スイッチ素子23を導通状態とする制御信号が出力されるようになっている。
これによって、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13と第1のDCカットキャパシタ41との相互の接続点には、第2のバイアス抵抗器25を介して制御回路21から出力される電圧が印加されることとなる。
すなわち、制御回路21は、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13のゲートに印加される制御電圧と等しい電圧を出力する電圧源(図示せず)が内部に設けられており、この電圧源(図示せず)の電圧が、制御回路21に接続された第2のDC信号切替スイッチ素子23の他端に出力され、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13と第1のDCカットキャパシタ41との相互の接続点に印加されることとなる。
そのため、第1のスイッチ素子11を構成するFET31a,32aのそれぞれのゲート・ドレイン間及びゲート・ソース間の電位差は、ほぼ0Vとなり、FET31a,32aは確実に導通状態とされる。
一方、第2及び第3のスイッチ素子12,13においては、FET31b,32b、31c,32cのゲート・ドレイン間電圧及びゲート・ソース間電圧は、いずれも制御回路21に印加される電源電圧と同一電圧となり、これらFET31b,32b、31c,32cをオフ状態に保つこととなる。そして、このゲート・ドレイン間、ゲート・ソース間における電圧は、先に背景技術の欄で示した式1におけるVCTLである。
次に、第1乃至第4の高周波入出力端子101〜104のそれぞれと外部との接続は、先に述べたと同様として、第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子103を信号通過経路とする場合の動作について説明する。
制御回路21には、第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子102を信号通過経路とすべく所定の外部制御信号が、第1及び第2の制御回路入力端子62,63に入力されると、制御回路21からは、第2のスイッチ素子12を構成する2つのFET31b,32bをオン状態とするに適する所定の制御電圧、すなわち、FET31b,32bのピンチオフ電圧より高い制御電圧が出力されてFET31b,32bがオン状態とされる。
一方、第1及び第3のスイッチ素子11,13に対しては、制御回路21からは、第2及び第3のスイッチ素子12,13を共にオフ状態とすべく所定の制御電圧、すなわち、FET31a,32a、31c,32cのピンチオフ電圧より低い制御電圧がそれぞれのゲートに印加されて、第1及び第3のスイッチ素子11,13がオフ状態とされる。
その結果、第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子103間が導通状態となり信号通過経路とされ、第3の高周波入出力端子103に接続された図示されない送信器から第1の高周波入出力端子101に接続された図示されないアンテナへ高周波信号を伝送することができる。
さらに、かかる動作状態において、制御回路21からは、第1のDC信号切替スイッチ素子22を導通状態とする制御信号が、また、第2のDC信号切替スイッチ素子23を非導通状態とする制御信号が、それぞれ出力され、第1のDC信号切替スイッチ素子22は導通状態とされる一方、第2のDC信号切替スイッチ素子23は非導通状態とされる。
これによって、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13と第1のDCカットキャパシタ41との相互の接続点は、第1のバイアス抵抗器24を介してグランドに接続されることとなる。
そのため、第2のスイッチ素子11を構成するFET31b,32bのそれぞれのゲート・ドレイン間及びゲート・ソース間の電圧は、FET31b又はFET32bのゲート順方向電圧(Vf)となる一方、第1、第3のスイッチ素子11、13を構成するFET31a,32a、31c,32cのそれぞれのゲート・ドレイン間及びゲート・ソース間の電圧は、制御回路21によりこれらFET31a,32a、31c,32cのゲートに印加される制御電圧よりもゲート順方向電圧(Vf)分だけ低い電圧となり、この電圧は、先に背景技術の欄で示した式1におけるVCTLとなる。
ここで、先に述べた第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102間が導通状態の場合にオフ状態にあるFETのVCTLと、上述の第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子103間が導通状態の場合にオフ状態にあるFETのVCTLとの相互の関係は、下記する式2のように表すことができる。
VCTL(1−2)>VCTL(1−3)・・・式2
ここで、VCTL(1−2)は、便宜的に、第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102間が導通状態の場合にオフ状態にあるFETのVCTLとし、VCTL(1−3)は、第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子103間が導通状態の場合にオフ状態にあるFETのVCTLとする。
図3には、本発明の実施の形態におけるVCTLと、回路が扱うことのできる最大電力Pmaxとの関係を示す特性線図が示されており、以下、同図について説明する。
まず、図3において、横軸はVCTL(V)を、縦軸はPmax(dBm)を、それぞれ示している。また、同図において、実線により表された特性曲線(同図において「モード1」と表記)は、本発明の実施の形態における第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102間が導通状態の場合のVCTLの変化に対するPmaxの変化を示す特性曲線であり、二点鎖線により表された特性曲線(同図において「モード2」と表記)は、本発明の実施の形態における第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子103間が導通状態の場合のVCTLの変化に対するPmaxの変化を示す特性曲線である。
同図によれば、モード1とモード2において、VCTLに対するPmaxの値が異なり、モード1の場合がより高いPmaxの値となっている。
一般に半導体スイッチで用いられるVCTLは、特に複雑な回路を設けない限り一定であるため、あるVCTLの値の点でモード1とモード2とを比較するとモード1の方がPmaxを高く設定することができ、この事は、スイッチ半導体集積回路から発生する歪み特性を向上させることを意味する。すなわち、モード2よりもモード1の場合に歪み特性を低減できることとなる。
また、一般的にマルチバンド・マルチモード用途のアンテナスイッチに要求される入力電力は、GSM送信モードで35dBm、WCDMA送信モードで26dBmと、GSMの方が高い入力電力であるため、スイッチ半導体集積回路のPmaxをGSM送信モードの場合に高くすることは、歪み特性を向上することが可能となる。
一方、モード2において、VCTLは低くなるが、送信電力が相対的に低いため、特に問題となるような特性劣化は生じない。
次に、スイッチ素子のオン特性について見れば、モード2が選択された場合、第2のスイッチ素子12を構成するFET31b,32bのバイアスが、先に説明したようにVgs>0Vとなるため、モード1が選択された場合に比べ、挿入損失を低減できるというメリットがある。
ここで、モード1が選択された場合のスイッチ素子の挿入損失を改善する方法としては、例えば、FETのゲート幅を広げる方法がある。
図1に示された回路構成において、モード1の選択の際に用いられる第1のスイッチ素子11を構成するFET31a,32aの各々のゲート幅を、第2及び第3のスイッチ素子12,13を構成するFET31b,32b、31c,32cに比して広く設定しても良い。これによって、モード1が選択された場合の挿入損失が低減されることとなる。
次に、第2の構成例について、図2を参照しつつ説明する。なお、図1に示された構成要素と同一の構成要素については、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明することとする。
この第2の構成例におけるスイッチ半導体集積回路は、図1に示された構成例に、さらに、第2乃至第4の高周波入出力端子102〜104の各端子とグランドとの間に、それぞれシャントスイッチ素子を設けた構成としたものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、第2の高周波入出力端子102とグランドとの間には、第2の高周波入出力端子102側から第1のシャントスイッチ素子14と第5のDCカットキャパシタ45が順に直列接続されて設けられ、第3の高周波入出力端子103とグランドとの間には、第3の高周波入出力端子103側から第2のシャントスイッチ素子15と第6のDCカットキャパシタ46が順に直列接続されて設けられ、さらに、第4の高周波入出力端子104とグランドとの間には、第4の高周波入出力端子104側から第3のシャントスイッチ素子16と第6のDCカットキャパシタ47が直列接続されて設けられている。
これら第1乃至第3のシャントスイッチ素子14〜16は、いずれもディプレッション型FETが用いられ、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13と基本的に同一の構成を有してなるものである。
本発明の実施の形態においては、第1のシャントスイッチ素子14は、FET33a,34aの直列接続により、第2のシャントスイッチ素子15は、FET33b,34bの直列接続により、第3のシャントスイッチ素子16は、FET33c,34cの直列接続により、それぞれ構成されたものとなっている。
そして、第1のシャントスイッチ素子14を構成するFET33a,34aのゲートには、第1のDC信号切替スイッチ素子22に印加される制御電圧と同一の制御電圧が制御回路21から印加されるようになっている。
また、第2のシャントスイッチ素子15を構成する33b,34bのゲートには、第2のDC信号切替スイッチ素子23に印加される制御電圧と同一の制御電圧が制御回路21から印加されるようになっている。
さらに、第3のシャントスイッチ素子16を構成するFET33c,34cのゲートには、第1及び第2のシャントスイッチ素子14,15とは別個に、制御回路21から制御電圧が印加されるようになっている。
かかる構成において、第1乃至第3のスイッチ素子11〜13の動作については、図1に示された第1の構成例において説明した動作と基本的に同一であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略し、第1の高周波入出力端子101と、第2乃至第3の高周波入出力端子102〜104との間の信号通過経路の選択に応じた第1乃至第3のシャントスイッチ素子14〜16の動作を中心に説明する。
最初に、第1の高周波入出力端子101と第2の高周波入出力端子102間が信号通過経路として選択された場合、先に述べたように第1のDC信号切替スイッチ素子22には、第1のDC信号切替スイッチ素子22をオフとする制御電圧が、第2のDC信号切替スイッチ素子23には、第2のDC信号切替スイッチ素子23をオンとする制御電圧が、それぞれ印加されるため、第1のシャントスイッチ素子14は、第1のDC信号切替スイッチ素子22同様、オフとされる一方、第2のシャントスイッチ素子15は、第2のDC信号切替スイッチ素子23同様オンとされることとなる。さらに、第3のシャントスイッチ素子16には、制御回路21から、第3のシャントスイッチ素子16をオンとする制御電圧が印加されるようになっている。
すなわち、信号通過経路を形成する第1のスイッチ素子11に接続された第1のシャントスイッチ素子14は、オフとされる一方、残りの第2及び第3のシャントスイッチ素子15,16は、オンとされ、第3及び第4の高周波入出力端子103,104と第1の高周波入出力端子101との間での信号漏洩が生じないようになっている。
次に、第1の高周波入出力端子101と第3の高周波入出力端子103間が信号通過経路として選択された場合、第1のDC信号切替スイッチ素子22がオンとされるのに伴い、第1のシャントスイッチ素子14もオンとされる。
一方、第2のDC信号切替スイッチ素子23がオフとされるに伴い、第2のシャントスイッチ素子15もオフ状態となる。そして、第3のシャントスイッチ素子16も、制御回路21から直接印加された制御電圧によりオフとなる。
これによって、信号通過経路を形成する第2のスイッチ素子12に接続された第2のシャントスイッチ素子15のみがオフとされる一方、第1及び第3のシャントスイッチ素子14,16は、オンとされて、第2及び第4の高周波入出力端子102,104と第1の高周波入出力端子101との間での信号漏洩が生じないようになっている。
次に、第1の高周波入出力端子101と第4の高周波入出力端子104間が信号通過経路として選択された場合、第1のDC信号切替スイッチ素子22がオンとされるに伴い、第1のシャントスイッチ素子14もオンとされる。また、第2のDC切替スイッチ素子23がオフとされるに伴い、第2のシャントスイッチ素子15もオフとされる。
さらに、第3のシャントスイッチ素子16は、オフとされるようになっている。
これによって、特に、第2の高周波入出力端子102と第1の高周波入出力端子101間の信号漏洩が抑圧されることとなる。
この第2の構成例においては、第1及び第2のDC信号切替スイッチ素子22,23の制御電圧と、第1及び第2のシャントスイッチ素子14,15の制御で電圧が共通化されているため、回路構成が簡素化され、小型化に適するものとなっている。
なお、上述した本発明の実施の形態においては、いわゆるSP3Tスイッチの例を示したが、これに限定される必要はなく、他の構成のスイッチにも適用されることは勿論である。
また、負電圧でスイッチ素子の動作を切り替えるようにした場合には、直流電圧阻止用のキャパシタは不要であり、その有無によって、本発明が実質的な何ら変わるものではなく、上述したような効果を得ることができることに変わりはないものである。
本発明の実施の形態におけるスイッチ半導体集積回路の第1の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態におけるスイッチ半導体集積回路の第2の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態におけるスイッチ半導体集積回路のスイッチ素子制御電圧の変化に対する通過電力の変化を示した特性線図である。 従来回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
11…第1のスイッチ素子
12…第2のスイッチ素子
13…第3のスイッチ素子
14…第1のシャントスイッチ素子
15…第2のシャントスイッチ素子
16…第3のシャントスイッチ素子
101…第1の高周波入出力端子
102…第2の高周波入出力端子
103…第3の高周波入出力端子
104…第4の高周波入出力端子

Claims (4)

  1. 複数の個別高周波入出力端子と、少なくとも1つの共通高周波入出力端子と、前記複数の個別高周波入出力端子と前記共通入出力端子との間にそれぞれ配されてその導通・非導通が外部から制御可能に構成されてなる複数の高周波切替用スイッチ素子と、前記高周波切替用スイッチ素子の動作を制御する制御回路とを具備し、前記制御回路による前記複数の高周波切替用スイッチ素子の動作制御により、前記複数の個別高周波入出力端子の内、所望する一つの個別高周波入出力端子と前記共通高周波入出力端子の内、所望する一つの共通高周波入出力端子との間に信号通過経路を形成可能に構成されてなるスイッチ半導体集積回路であって、
    前記共通高周波入出力端子と接地電位との間に、第1のDC信号切替用スイッチ素子と第1の抵抗器とが直列接続されて設けられる一方、前記共通高周波入出力端子と前記制御回路から出力されるスイッチ素子へ印加される電圧と等しい電圧源との間に、第2のDC信号切替用スイッチ素子と第2の抵抗器が直列接続されて設けられ、前記第1及び第2のDC信号切替用スイッチ素子は、その導通・非導通が前記複数の高周波切替用スイッチ素子の導通・非導通に連動可能に構成されてなることを特徴とするスイッチ半導体集積回路。
  2. 前記制御回路は、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に大きい信号通過経路を導通状態とする場合、前記第1のDC信号切替用スイッチ素子を非導通状態とし、前記第2のDC信号切替用スイッチ素子を導通状態とする一方、
    通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に小さい信号通過経路を導通状態とする場合、前記第1のDC信号切替用スイッチ素子を導通状態とし、前記第2のDC信号切替用スイッチ素子を非導通状態とするよう構成されてなることを特徴とする請求項1記載のスイッチ半導体集積回路。
  3. 前記複数の個別高周波入出力端子に、外部からの制御により当該個別高周波入出力端子を高周波的に接地するシャントスイッチ素子がそれぞれ接続され、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に大きい個別高周波入出力端子に接続される前記シャントスイッチ素子の制御信号を前記第1のDC信号切替スイッチ素子の制御信号と共通とする一方、
    通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に小さい個別高周波入出力端子に接続される前記シャントスイッチ素子の制御信号を前記第2のDC信号切替スイッチ素子の制御信号と共通としてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスイッチ半導体集積回路。
  4. 通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に大きい個別高周波入出力端子に接続される高周波切替用スイッチ素子を構成する電界効果トランジスタのゲート幅が、通過せしめられる高周波電力が他の信号通過経路に対して相対的に小さい個別高周波入出力端子に接続される高周波切替用スイッチ素子を構成する電界効果トランジスタのゲート幅より大きく設定されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のスイッチ半導体集積回路。
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