JP2009272690A - 通信システム及び遠隔語学習得システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 信号の帯域を狭めて低いビットレートでも高いクオリティーの送受信を実現する映像信号及び音声信号を双方向に送受信する通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の通信システムは、サーバー及び通信回線を介して端末間で映像信号及び音声信号を双方向に送受信する通信システムにおいて、SIP(Session Initiation Protocol)に非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて、前記サーバーは、通信元端末と通信先端末の間を接続して、映像信号及び音声信号を双方向に送受信することを特徴とする。SIPの規約に捉われずに帯域を狭めた通信が可能であり、且つパケット化した音声データの欠落についても修復することができるため、音声通信の品質を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は携帯電話機、パーソナルコンピュータなどの電子端末間で映像信号及び音声信号を双方向に送受信する通信システムと該通信システムを用いた遠隔語学習得システムに関する。
近年、携帯電話機やパーソナルコンピュータを用いて音声と共に映像を双方向に通信する技術が実用化されつつあり、従来の固定電話機に対しても、IP(Internet Protocol)ネットワークにおいて音声通信を行うVoIP技術などの普及から、一般公衆電話網との相互な通信が可能となってきている。特にインターネットで利用されるパケット通信プロトコルのIPを利用して提供される電話サービスは、IP電話と呼ばれており、音声を電話機でデジタルデータに変換し、パケットと呼ばれる単位に分割した上で、IPネットワーク上を通話相手まで送ることで音声通話を行なうシステムであって、音声だけではなく、動画などの通信も可能なシステムになっている。
IPネットワークを利用した電話の着発信と通話の確立を図るためのシグナリングプロトコルとしては、従来のITU−T勧告H.323の規格から、現在ではSIP(Session Initiation Protocol)に準拠するもの(SIPの詳細は、例えば、非特許文献1参照。)も増えており、特にSIPの方がインターネットでの利用を考えたプロトコルであることから、インターネットとの親和性が高く、テレビ電話、多地点間リアルタイム会議システムやWEBと連動した音声アプリケーションなどの種々のシステムに適用可能となっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−245655号公報 IETF、RFC3261"SIP: Session Initiation Protocol"、IETF、2002年6月、[2008年4月14日検索]、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3261.txt>
ところで、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどを用いて動画を双方向でリアルタイムに送受信することは、光ファイバー等を利用した大容量通信が可能なネットワークにおいても、帯域やビットレートの関係から容易ではないのが現状である。たとえば、従来のITU−T勧告H.323の規格では、音声信号の他、映像信号やその他のデータ通信まで接続可能とするために間接的な部分に非常大きな容量が必要とされ、実際の通信には直接使用しないにも拘らず、通信のためには大きな帯域や高いビットレートが必要となっていた。また、従来のITU−T勧告H.323に代わり標準化されつつあるSIPについても同様に、IP電話、TV会議システムだけでなく、様々なアプリケーションで使用されている呼制御プロトコルであることから、必要なビットレートは24kbps程度であり、動画の双方向通信を確立するために、サーバー側の容量で考えると未だ十分に低いビットレートとはなっておらず、さらに音声の伝送についても十分に高い品質を保証するものではない状況とされている。
特に、既存の通信システムを例えば講師と受講者の間のいわゆるテレビ会議の様な英語やその他の外国語の習得のための通信手段として利用しようとした場合に、限られた伝送速度の中で動画などの特性を重視することで、音声データの品質が低下する傾向があり、パケット化した音声データの欠落によっては、発音などの日本人が習熟すべき内容が疎かになってしまう。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、信号の帯域を狭めて低いビットレートでも高いクオリティーの送受信を実現する映像信号及び音声信号を双方向に送受信する通信システムを提供することを目的とする。また、本発明は、このような通信システムを用いて行う双方向に通信を行う遠隔語学習得システムを提供することを目的とする。
上述の技術的な課題を解決するため、本発明の通信システムは、サーバー及び通信回線を介して端末間で映像信号及び音声信号を双方向に送受信する通信システムにおいて、SIP(Session Initiation Protocol)に非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて、前記サーバーは、通信元端末と通信先端末の間を接続して、映像信号及び音声信号を双方向に送受信することを特徴とする。
また、上述の技術的な課題を解決する本発明の遠隔語学習得システムは、SIP(Session Initiation Protocol)に準拠若しくは非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて、サーバーは通信元端末と通信先端末の間を通信回線を介して接続して映像信号及び音声信号を双方向に送受信すると共に、一方の端末を語学学習者が操作すると共に、他方の端末は語学講師が操作することで語学の習得を図ることを特徴とする。
本発明の通信システムによれば、SIPに非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いることから、SIPの規約に捉われずに帯域を狭めた通信が可能であり、且つパケット化した音声データの欠落についても修復することができるため、音声通信の品質を高めることができ、特に語学学習などの用途に好適である。
以下、本発明の通信システム及び遠隔語学習得システムについて図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態にかかる通信システムは、ネットワークサーバーを介して携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの端末を相互に接続することができ、特に外国語などの語学習得のための通信手段として好適なシステムである。
図1は、本実施形態の遠隔語学習得システムの模式図であり、一方の端末を語学学習者が操作すると共に、他方の端末は語学講師が操作するように構成されている。ここで語学学習者側が操作する一方の端末は、いわゆる第3世代の携帯規格に準じた携帯電話機21、周辺機器としてマイク、スピーカーやデジタルカメラなどが接続されたパーソナルコンピュータ22、ルーター29を介して接続されるロボット25や、セットトップボックスなどの電子機器26からブルートゥース(登録商標)接続装置27を介して無線接続するイヤーセット28などの種々の電子機器が端末として利用可能であり、また図示の例では、本実施形態の遠隔語学習得システムの端末として1台ずつ接続するように描かれているが、インターネット30等を経由してそれぞれ複数台接続することができるものである。
携帯電話機21は、所謂第三世代携帯電話の通信方式であるWCDMA(Wideband CDMA:code division multiple access)方式などを採用した電子端末であり、所定の携帯電話キャリアの基地局31との間で、所定のデータ通信を行い、情報の交換を行う。パーソナルコンピュータ22は、インターネット30に接続されて音声及び動画の入出力が可能な装置であり、本実施形態の遠隔語学習得システムを実現するためには、所定のOS上で遠隔語学習得システム用の専用アプリケーションが実行される。パーソナルコンピュータ22は、音声入力手段としてのマイクや音声出力手段としてのスピーカーが所定の音声入出力端子に接続されており、マイク及びスピーカーの代わりにヘッドセットを接続することもできる。パーソナルコンピュータ22のモニターが映像出力手段として利用され、例えばパーソナルコンピュータ22のUSB端子などに接続する形でデジタルカメラが映像入力手段として接続されている。またパーソナルコンピュータ22には、USB端子23を介して接続される有線のイヤーセット24も接続可能である。
また、ルーター29を介して接続されるロボット25は、マイク及びスピーカーを具備した電子機器であり、インターネット30に接続するルーター29には例えばWiFi(登録商標)接続などの無線接続によりロボット25を接続する。詳しくは、ロボット25はスピーカー等を内蔵した台座部分と、信号に応じて作動する動物おもちゃ部とからなり、このロボット25は通話の際にはLEDなどの点灯が可能であり、時計などの機能を具備していても良い。ロボット25の動物おもちゃ部に対して話かけることで、受講者の音声が電気信号に変換され、ネットワークサーバー10に送られる。
例えばケーブルネットワークなどと接続するセットトップボックスタイプの電子機器26は、ケーブルネットワークを介してインターネット30に接続され、テレビジョン受像機をモニターとしながら、音声及び映像の出力が可能である。電子機器26には、ブルートゥース(登録商標)方式による無線接続を図るための周辺装置として接続装置27が接続されており、接続装置27を介してイヤーセット28が接続する。
以上は、語学学習者が操作する側の各端末を示しているが、他方の語学講師が操作する側の端末は、例えばコールセンターに配置された複数台のパーソナルコンピュータ11であり、それぞれ音声を入力するためのマイクや、映像を入力するためのデジタルカメラ等を具備している。コールセンターとしては、特に国内に限定する必要はなく、例えば英語を外国語として習得させる場合には、英語圏の国の内部に、例えば大学内などの機関にコールセンターを設置することで外国語の学習環境は一層整うことになる。また、語学講師側の端末はコールセンターに設置してあるパーソナルコンピュータに限定されず、例えば語学講師の自宅のパーソナルコンピュータや携帯電話機などを使用することも可能である。
ネットワークサーバー10は、それぞれインターネット30及び携帯電話キャリアの基地局などを介して各端末同士を接続する装置である。特に本実施形態の遠隔語学習得システムにおいては、SIP(Session Initiation Protocol)に準拠若しくは非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて端末間で映像信号及び音声信号を双方向に送受信することができる。
ここで図2を参照して、本実施形態の遠隔語学習得システムに用いられるSLプロトコルについて説明すると、通話者(Caller)の間で接続・非接続(Connect・Notconnect)信号、TTL(Time To Live)信号、DTMF (Dual-Tone Multi-Frequency)信号、HANGUP信号及びメディア信号を送受信する構造を有している。詳しくは、SLプロトコルは、音声についてはITU-Tの音声符号化方式の勧告のG.723.1を採用し、声を出していない無音部分はデータを伝送しない無音圧縮や、無線用途の誤り訂正符号とビット誤り耐性を高める伝送符号の割り当ても行う。例えば、伝送途中で、音声データのパケット損失が発生した場合には、本実施形態の遠隔語学習得システムによれば、パケットデータの修復による音声自動復元機能があり、音声のデータ品質を高いものに維持することができる。
また、本実施形態の遠隔語学習得システムに用いられるSLプロトコルは、伝送プロトコルとして改変されたRTP(Real-time Transport Protocol)を採用し、一例として特にSIP(Session Initiation Protocol)に非準拠とされる。SIPと非準拠とすることで、独自のSLプロトコルを実行する機器以外は接続できないという面も生ずるが、一般にSIPの伝送には、最低でも24kbpsが必要であり、約8kbpsで済む本実施形態の遠隔語学習得システムに用いられるSLプロトコルに比べて格段の回線容量が必要となっている。換言すれば、本実施形態の遠隔語学習得システムを用いることで、限られた通信容量の中でより数多くのセッションを確立できるという利点がある。SIPやH.323の如き汎用のプロトコルは、種々のメディアに対応するための拡張性を重視していることから、その分だけオーバーヘッドが大きくなって実効ビットレートの低下を招いている。これに対して、本実施形態の遠隔語学習得システムに用いられるSLプロトコルでは、拡張性を選択せずにオーバーヘッドを小さくして実効ビットレートの向上させている。このため特に音声品質に重点をおいたプロトコル形態となっており、語学の学習に好適である。
なお、メディア信号には、ヘッダ領域とデータ領域が含まれており、そのうちヘッダ領域には、len関数 (len)、宛先チャンネル番号(destCH)、フレームシーケンス番(frameseq#)を備えたデータ構造を有しており、例えば、宛先チャンネル番号(destCH)には0から255までのチャンネル番号が指定され、フレームシーケンス番(frameseq#)としては、0x0001〜0xffffの番号が与えられるように構成されている。さらに、本発明の遠隔語学習得システムとして、SIP(Session Initiation Protocol)に準拠したプロトコルを採用することもでき、この場合には、汎用のチップなどを利用したシステム作りが可能であり、システム全体を廉価にできるという利点がある。
次に、本実施形態の遠隔語学習得システムの利用形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の遠隔語学習得システムでは、特に利用者がパーソナルコンピュータや携帯電話などの電子機器を操作しながら、利用者登録をすることができ、レベルテストの申し込みや、授業の予約をすることができる。また、授業の準備や予約のキャンセル、受けた授業を聴取したり、作文の提出や添削された文章の受け取りも可能とされる。また、複数人数の利用者が同時に受講する電子会議形式での語学学習も可能である。以下、本実施形態の遠隔語学習得システムの利用形態について、GUI(Graphic User Interface)を用いて順次説明する。
まず、利用者が、パーソナルコンピュータや携帯電話などの電子機器に対しても専用通信ソフトをインストールする。このアプリケーションである専用通信ソフトのインストールには、CD−ROMなどのディスク記憶装置やUSBメモリ装置などを利用することもでき、通信回線を利用してインターネットからダウンロードすることも可能である。利用者登録に際しては、例えば図3に示すような登録画面を電子機器のモニターに表示させ、登録開始ボタン41をマウス等によりクリックする。
この登録画面は、本実施形態の遠隔語学習得システムのポータル画面であり、その他にも、システムに関しての連絡事項を掲載するお知らせボックス42、基本情報管理のための基本情報管理画面にリンクする基本情報管理ボタン43、電話番号の設定を行うための電話番号設定画面にリンクする電話番号設定ボタン44、クレジットカード情報などを管理するためのクレジットチャージ画面にリンクするクレジットチャージボタン45と、オンライン電話帳の画面にリンクするオンライン電話帳ボタン46と、ログアウトするためのログアウトボタン47とを備えており、これらの操作によって、所定のデータ設定等が可能である。
図3で登録開始ボタン41をマウス等によりクリックした場合には、図4に示す個人情報設定画面がモニターに現れる。個人情報設定画面では、レベルテストの申し込みと兼ねた情報の入力が行われるGUIとされ、データ入力として利用者である語学学習者の名前入力のための氏名入力ボックス49、電子会議形式の授業で使用するニックネームを登録するためのニックネーム入力ボックス50と、語学学習者の生年月日を入力するための生年月日入力ボックス51と、性別を入力するためのラジオボタン52、53が用意されており、申し込みを行う語学学習者は、これらのボックス49、50、51及びボタン52、53に所定のデータ入力を行う。データの入力後、申請ボタンをクリックしてレベルテストの申し込みを行う。これらのデータは、パーソナルコンピュータや携帯電話などの電子機器からなる端末からネットワークサーバー10に送信され、ネットワークサーバー10のハードディスク装置などのストレージ部分に格納される。
レベルテストの申し込みを受け付けた場合には、ネットワークサーバー10から講師側のコールセンターの複数台のパーソナルコンピュータ11にそれぞれレベルテストの申し込みがあった旨の表示がされる。一方、申し込み者側の端末では、例えば図5に示すような画面が端末のモニターに表示され、レベルテストの申し込みが受け付けられた旨とテストについての注意事項などが表示される。レベルテストの申し込みに応じコールセンター内部では、パーソナルコンピュータ11を見ながらレベルテストの予約に従って講師が割り当てられ、予定時間になれば講師がレベルテストの申し込み者に対して電話をかける。この電話によって、レベルテストの申し込み者のレベルチェックが行われ、適したレベルでのレッスンが開始できることになる。講師がレベルテストの申し込み者に対してかける電話は、所謂インターネット電話であり、レベルテストを申し込みしたパーソナルコンピュータの画面に後述するような電話機を表示させながら、テストを受けることもできる。指定された時間にレベルテストができない場合には、後日他の時間でレベルテストを行うようにしても良い。
以上の如きレベルテストが済んだ後、語学学習者が受講する授業を端末画面上で選択することで、受講する授業の予約が行われ、予約時間には予約済み授業の電子ファイル形式の教材が端末画面上に配布可能とされる。図6は、語学学習者が必要なログインを行って端末とネットワークサーバー10の間で情報を交換した後、語学学習者が受講する授業を選択する際のモニター画面であり、画面に左上側のウインドウ61に語学学習者のユーザー情報が表示される。語学学習者のユーザー情報は、名前、登録期限日、残り日数、授業回数、およびレベルの各項目であり、ネットワークサーバー10に格納されていたこれらの情報が前述の独自のプロトコルによって送受信されて語学学習者の端末モニター上で表示される。
本システムのバナーの右側には、現在時刻および現在の状況についてのウインドウ62が画面に上端部やや右側の位置で開かれており、語学学習者は特に予約状況などを一目で把握しながら授業の予約が可能とされる。また、バナー部分の下部には、連絡事項や案内事項などのお知らせ表示部63が設けられ、その下部には講師の顔写真64が名前と共に一覧表示され、授業を選択する際の判断情報の1つとなっている。
語学学習者のユーザー情報が表示されるウインドウ61の下部には、ツリー構造でレベル毎にクラス分けされた各クラスが授業一覧表65として表示されており、語学学習者は授業一覧表65に表示されているクラスを選択することで、受講する授業の予約が行われる。図7は、授業一覧表65に表示されているクラス(初級、中級、上級、特級)を選択した直後の画面であり、選択した級の中で、さらに選ぶことのできる授業についてテーブル66の形式で表示している。この図7に示す状況で、実際に受講する授業は、画面の右端の参加ボタンをクリックすることで選択でき、これが授業の予約という状態を作り出すことになる。
授業の予約が行われたところで、授業の準備画面に移行する。図8は授業の準備画面を示す。時計表示部68の隣に、予約状況を示す表示部67が設けられ、ネットワークサーバー10からのデータに応じた予約状況(クラスレベル、授業スタート時刻)が表示される。その下の表示部69には、講師の顔写真70と共に予約状況が表示され、"現在、予約完了"との表示により、語学学習者は予約が入っていることが分かるようになっている。また、この部分には講師の名前も表示される。この画面には、さらに2つの教材関連のボタン71、72が設けられており、予約済み授業の電子ファイル形式の教材が端末画面上に配布され、語学学習者が受け取ることができるシステムになっている。詳しくは、ボタン71は、授業教材のためのボタンであり、クリックすることで画像ファイルと音声ファイルがダウンロードされ、語学学習者は授業に使用される教材を見ることができる。ボタン72は、追加教材をダウンロードするためのボタンであり、語学学習者がクリックすることで、講師が作成した追加教材をダウンロードすることができる。
図8に示す授業の準備画面では、さらに予約キャンセルボタン73をクリックすることで、予約した授業のキャンセルをすることができる。予約キャンセルボタン73をクリックすることで、直ちに授業の予約がキャンセルになるのではなく、一旦、図示しない"キャンセルしますか?"を内容とする確認画面が表示され、OKを選択することで、授業の予約がキャンセルになる。
予約キャンセルボタン73に並んで配置されたリストリターンボタン74は、授業の選択のリストに戻るためのボタンであり、予約が入っている状態で語学学習者がクリックした場合には、図9に示すような確認画面が表示され、予約状態であることのお知らせと、授業の参加を5分前までに促すメッセージが表示されることになる。
このような予約に基づいて語学学習者が授業を受講する。予約時間になれば、講師側の端末であるパーソナルコンピュータ11と受講する語学学習者側の端末である例えばパーソナルコンピュータ22が、ネットワークサーバー10を介して接続されることになり、前述の如きSIPに非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて端末間で映像信号及び音声信号を双方向に送受信することができる。特に、音声パケットなどの損失があっても復元できることから、音声データの品質を維持することができ、音質の劣化を最小限にとどめることができる。また、インターネット電話に標準とも言えるSIPに非準拠であり、互換性を欠くものの、その分だけオーバーヘッドを小さなサイズに抑えることができ、ビットレートに制限がある場合や、同時に接続できる受講生を増やしたい場合に特に有利である。
授業が終了した後、本実施形態の遠隔語学習得システムにおいては、一度受けた授業の電子ファイルをダウンロード後に再生することで再度聴取することができる。図10は、過去のデータを保存しているマイ授業と呼ばれる記録リストであり、記録リストから再生すべきファイルを選択してクリックすることで、その電子ファイルがダウンロードされる。すなわち、再生すべきファイルを選択してクリックすると、ファイルのダウンロードについての確認画面75が表示され、このファイルのダウンロードについての確認画面75の"開く"若しくは"保存"のボタンをクリックすることで、一度受けた授業の電子ファイルを入手することができる。
さらに、本実施形態の遠隔語学習得システムにおいては、日記や作文などの文章作成能力についても電子メール形式のデータ送受信により、その学習効率を高めることが可能である。図11は、日記や作文の送受信画面を示す。日記や作文の送受信画面の中央部分の項目77には、添削済みの文章のリストが表示されている。語学学習者は、図11の画面の"日記&作文を書く"と表記されたボタン76をクリックすることで、図12に示すようなテキストの書き込みボックス78が表示される画面に進み、語学学習者は日記を記載したり、作文を書くことができる。作文の完成後、語学学習者は画面の下部に配置された送信ボタン79をクリックすることで、語学学習者の作成した日記若しくは作文が語学学習者側の端末からネットワークサーバー10に送信され、送信された日記若しくは作文は電子メールの形式で講師側に送信される。ネットワークサーバー10から日記若しくは作文を受け取った講師は、限られた時間内に添削を行い、添削を施した文章が電子メール形式で作成した語学学習者のところに送信される。語学学習者のところに送信された添削済みの文章は、図11の添削済みの文章のリストとなるように表示され、選択してクリックすることで、語学学習者のところに送信された添削済みの文章を開いて閲覧することができる。
また、本実施形態の遠隔語学習得システムにおいては、語学学習者と講師との間で1対1の授業も設定できるが、さらに多くの人数での電子会議形式での授業も可能である。図13は、受講する場合に表示される設定画面であり、画面80の中央にはテンキー81が配設され、発信ボタン82、削除ボタン83、および終了ボタン84が並べられており、その下の列には、電子会議用のグループボタン85が設けられている。
まず、通常の発信を行う場合は、テンキー81を押して所定の電話番号に電話をかけるか、或いは発信ボタン82を押して、講師側との接続を図る。ここで電子会議用のグループボタン85を押すことで、他の学習者についても顔を見ながら授業を受けることができるようになる。すなわち、例えば受講中、図14に示すような講師の画面87があり、他の受講生が同じクラスに受講してきた場合には、インカミングコールとして講師の画面87の下部に他の学習者の画面88が現れることになる。ここでグループボタン85をクリックすると、図15に示すように、グループ形式の画面がポップアップ画面86として表示され、同時に受講している他の語学学習者も表示されることになる。このポップアップ画面86では、他の受講者のID表示部90若しくはステータス表示部89が設けられており、図15に図示される例においては、画面88に表示されている他の学習者は受け付けられた状態(アクセプト)になっていることが示されている。
このように本実施形態の遠隔語学習得システムにおいては、他の語学学習者に対しても電子会議形式で授業を進めることができ、より多様な語学学習が可能である。
なお、上述の実施形態においては、本発明の通信システムを遠隔語学習得システムとして利用する例について説明したが、本発明の通信システムはこれに限定されず、他の遠隔地への通信サービス、例えばグループ内の会議システムや、遠隔地へのコンサルティングや医療サービスなどへも応用することもできる。また、上述の実施形態においては、利用者が使用する端末を主にパーソナルコンピュータとして説明したが、携帯電話機のような小型の電子端末装置を用いることも可能である。
本発明の実施形態にかかる通信システムの構成例を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態にかかる通信システムに使用されるプロトコルの模式図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における登録画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における個人情報入力画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末におけるレベルテストの申し込み完了画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における授業の予約画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における授業の選択画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における授業の準備画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における予約状態のアラート表示を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における授業の電子ファイルをダウンロードするところを示す画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における日記及び作文の選択画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における文章入力画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末における受講用の電話表示を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末におけるグループ形式の導入画面を示す図である。 本発明の実施形態にかかる遠隔語学習得システムの端末におけるグループ形式の表示画面を示す図である。
符号の説明
10 ネットワークサーバー
11 パーソナルコンピュータ
21 携帯電話機
22 パーソナルコンピュータ
23 USB端子
24 イヤーセット
25 ロボット
26 電子機器
27 接続装置
28 イヤーセット
29 ルーター
30 インターネット
31 基地局
41 登録開始ボタン
42 お知らせボックス
43 基本情報管理ボタン
44 電話番号設定ボタン
45 クレジットチャージボタン
46 オンライン電話帳ボタン
47 ログアウトボタン
49 氏名入力ボックス
50 ニックネーム入力ボックス
51 生年月日入力ボックス
52、53 ラジオボタン
61 ウインドウ
62 ウインドウ
63 お知らせ表示部
64 顔写真
65 授業一覧表
66 テーブル
67 表示部
68 時計表示部
69 表示部
70 顔写真
71、72 ボタン
73 予約キャンセルボタン
74 リストリターンボタン
75 確認画面
76 ボタン
77 項目
78 書き込むボックス
79 送信ボタン
80 画面
81 テンキー
82 発信ボタン
83 削除ボタン
84 終了ボタン
85 グループボタン
86 ポップアップ画面
87、88 画面
89 ステータス表示部
90 ID表示部

Claims (7)

  1. サーバー及び通信回線を介して端末間で映像信号及び音声信号を双方向に送受信する通信システムにおいて、
    SIP(Session Initiation Protocol)に非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて、前記サーバーは、通信元端末と通信先端末の間を接続して、映像信号及び音声信号を双方向に送受信することを特徴とする通信システム。
  2. 音声信号はパケット形式で伝送され、前記音声自動復元機能により、伝送途中でパケットを損失した場合に、パケットごとデータの修復を行うことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. SIP(Session Initiation Protocol)に準拠若しくは非準拠であり且つ音声自動復元機能を有するプロトコルを用いて、サーバーは通信元端末と通信先端末の間を通信回線を介して接続して映像信号及び音声信号を双方向に送受信すると共に、一方の端末を語学学習者が操作すると共に、他方の端末は語学講師が操作することで語学の習得を図ることを特徴とする遠隔語学習得システム。
  4. 語学学習者が受講する授業を端末画面上で選択することで、受講する授業の予約が行われ、予約時間には予約済み授業の電子ファイル形式の教材が端末画面上に配布可能となることを特徴とする請求項3記載の遠隔語学習得システム。
  5. 前記サーバーは、前記語学学習者が受講する授業を記録しておき、該語学学習者からの要求に応じて、前記通信システムを介して記録された授業を前記語学学習者が操作する前記端末に対して再配信することを特徴とする請求項3記載の遠隔語学習得システム。
  6. 前記サーバーは、前記語学学習者の新規登録者からのレベルテストの申込みを受け付け、前記他方の端末に対して語学講師が行うレベルテストを設定することを特徴とする請求項3記載の遠隔語学習得システム。
  7. 前記サーバーは、複数の前記語学学習者が受講する授業を電子会議形式で開催し、前記端末には参加する前記語学学習者が実名ではなくニックネームで表示されることを特徴とする請求項3記載の遠隔語学習得システム。
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