JP2009272211A - ケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブルからのノイズ発生を抑制しつつ、細線化に対応し、かつ、屈曲性に富んだケーブルを提供する。
【解決手段】 ケーブル100aは、中心導体1と、中心導体1を被覆する絶縁体2と、絶縁体2を覆うシールド体10とを備え、シールド体10は、第1金属層51を有すると共に絶縁体2に巻かれる第1シールドテープ5と、第2金属層81を有すると共に第1シールドテープ5に巻かれる第2シールドテープ8とから成り、第1シールドテープ5と第2シールドテープ8の一方は、オーバーラップ部が形成されるように巻かれており、他方はギャップ部が形成されるように巻かれていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 ケーブル100aは、中心導体1と、中心導体1を被覆する絶縁体2と、絶縁体2を覆うシールド体10とを備え、シールド体10は、第1金属層51を有すると共に絶縁体2に巻かれる第1シールドテープ5と、第2金属層81を有すると共に第1シールドテープ5に巻かれる第2シールドテープ8とから成り、第1シールドテープ5と第2シールドテープ8の一方は、オーバーラップ部が形成されるように巻かれており、他方はギャップ部が形成されるように巻かれていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、細線化と屈曲に適したケーブルに関するものである。
従来より電子機器の高周波数化により、機器に用いられるケーブルから発生するノイズ、及び、ケーブルが拾うノイズが問題となっていた。そのため、中心導体とこの中心導体を被覆した絶縁体とから成るコア部の周りに、金属層を有したシールドテープを巻きノイズ抑制をしていた。
しかし、更なるノイズ抑制の要請により、ケーブルには複数層のシールドが用いられるようになった。具体的には、中心導体を絶縁体で被覆したコア部の周りを金属編組で覆い、さらにその金属編組の周りに金属層を有したシールドテープを巻くというものであった(特許文献1参照)。あるいは、コア部の周りに金属層を有したシールドテープを巻き、そのシールドテープの周りを金属編組で覆うというものであった(特許文献2参照)。
特開2001−195924号公報
特開2003−031045号公報
近年、電子機器内の部品が高密度に実装されることに伴い、電子機器に用いられるケーブルは、細線化が求められている。さらに、電子機器に用いられるケーブルは、部品が高密度に実装された狭い機器内を自在に引き回せるよう屈曲性が求められている。また、機器の高周波化に伴い、従来と遜色のないシールド特性を併せ持つ必要がある。
しかし、金属編組は金属線を編み込んだ構造となっているため、金属編組自体を薄くすることができず、このため金属編組を用いると、ケーブルの細線化対応が困難になるという問題がある。そこで、シールド特性を維持するためコア部の周りにシールドテープを巻き、さらにそのシールドテープの外周に、他のシールドテープを重ねて巻くことも考えられる。しかし、このようにシールドテープを単純に重ねて巻くと、シールドテープの締め付けにより屈曲性が阻害されるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、細線化に対応して、かつ、シールド特性を良好に維持することができ、さらに、良好な屈曲性を有するケーブルを提供することを目的とする。
本発明によるケーブルは、中心導体と、前記中心導体を被覆する絶縁体と、前記絶縁体を覆うシールド体とを備え、前記シールド体は、第1金属層を有すると共に前記絶縁体に螺旋状に巻かれる第1シールドテープと、第2金属層を有すると共に前記第1シールドテープに螺旋状に巻かれる第2シールドテープとから成り、前記第1シールドテープと前記第2シールドテープの一方は、オーバーラップ部が形成されるように巻かれており、他方はギャップ部が形成されるように巻かれていることを特徴とするものである。
このような構成のケーブルは、金属層を有するシールドテープの周りに、金属層を有する他のシールドテープが巻かれてシールド体が形成されているため、金属編組の周りにシールドテープが巻かれている場合や、シールドテープの周りに金属編組が設けられている場合に比べてシールド体を薄くすることができる。このためケーブルの細線化対応が可能となる。
また、金属層を有するシールドテープが2重に巻かれており、かつ、一方のシールドテープは、オーバーラップ部が形成されるように巻かれるラップ巻きであるため、この一方のシールドテープが、コア部を完全に覆うことが可能となる。このため、ケーブルは、十分なシールド効果を得ることができる。
そして、他方のシールドテープは、ギャップ部が形成されるように巻かれるギャップ巻きであるため、ケーブルが屈曲した際、このギャップ部が、ギャップ部を挟んでケーブルの長手方向に隣り合うシールドテープの側端部同士の距離の変化を吸収する。このため、ケーブルは、良好な屈曲性を有する。
さらに本発明は、前記第1シールドテープが、ギャップ部が形成されるように巻かれており、前記第2シールドテープが、オーバーラップ部が形成されるように巻かれている構成とすれば好適である。このような構成のケーブルは、第2シールドテープが第1シールドテープを覆う。このため、ギャップ部において絶縁体の表面と第2シールドテープの表面とにより画定される空間が形成される。この空間により、ギャップ部を挟んでケーブルの長手方向に隣り合う第1シールドテープの側端部と第1シールドテープの側端部との距離の変化を、ギャップ部が吸収し易くしている。このため、ケーブルは、さらに良好な屈曲性を有する。
あるいは、本発明は、前記第1シールドテープがオーバーラップ部が形成されるように巻かれており、前記第2シールドテープがギャップ部が形成されるように巻かれている構成であっても好適である。このような構成のケーブルは、より屈曲性を有する。
本発明にかかるケーブルによれば、細線化に対応して、かつ、シールド特性を良好に維持することができ、さらに、良好な屈曲性を有することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るケーブルを示した図である。図2は、図1に示した、ケーブル100aの径方向における断面図である。そして、図3は、図2に示した領域Aの拡大図である。図4は、図1に示すケーブル100aが屈曲している様子を示した図である。なお、説明の容易のため、図4では、第2シールドテープ8及びジャケット15は、省略しており、図4では、絶縁体2とジャケット15は省略している。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るケーブルを示した図である。図2は、図1に示した、ケーブル100aの径方向における断面図である。そして、図3は、図2に示した領域Aの拡大図である。図4は、図1に示すケーブル100aが屈曲している様子を示した図である。なお、説明の容易のため、図4では、第2シールドテープ8及びジャケット15は、省略しており、図4では、絶縁体2とジャケット15は省略している。
図1に示すように本実施形態のケーブル100aは、コア部が一つの同軸ケーブルである。ケーブル100aは、中心導体1とこの中心導体1を被覆した絶縁体から成るコア部と、このコア部を覆うシールド体10と、シールド体10を覆うジャケット15とを備えている。このシールド体10は、第1シールドテープ5及び第2シールドテープ8から成っている。
中心導体1は、例えば、銅等の導線からなる単線あるいは撚り線等から成っている。絶縁体2は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の材料が用いられ、中心導体1を被覆するように、押し出し成型で均一の厚さに形成されている。
第1シールドテープ5は、ギャップ巻き、すなわちギャップ部5gが形成されるように絶縁体2の外周に螺旋状に巻かれている。第2シールドテープ8は、ラップ巻き、すなわちオーバーラップ部8wが形成されるように第1シールドテープ5の外周に螺旋状に直接巻かれている。このため、第2シールドテープ8は、コア部を完全に覆っている。
さらに、図1、図2に示すように、ギャップ部5gは、絶縁体2と第2シールドテープ8とで挟まれている。従って、ギャップ部5gには、絶縁体2の表面と第2シールドテープ8の表面により画定される空間が存在する。
また、第1シールドテープ5と第2シールドテープ8は、互いにに異なる周回方向に巻かれている。
図3に示すように、第1シールドテープ5は、絶縁性樹脂からなる第1基体52上に第1金属層51が設けられている。第2シールドテープ8も第1シールドテープ5と同様に、絶縁性樹脂からなる第2基体82上に第2金属層81が設けられている。
第1シールドテープ5は、第1基体52が絶縁体2側を向き、第1金属層51が第2シールドテープ8側を向いて巻かれている。第2シールドテープ8は、第2金属層81が第1シールドテープ5側を向き、第2基体82がジャケット15側を向いて巻かれている。従って、第1金属層51と第2金属層81の表面同士は、対向して接している。
本実施形態のケーブル100aによれば、シールド体10が、金属編組とシールドテープとの組み合わせではなく、第1シールドテープ5の外周に第2シールドテープ8を巻いた構成となっているので、シールド体10を薄くすることが出来る。よって、ケーブル100aは、細線化に対応することができる。
さらに、ケーブル100aは、金属層を有するシールテープが2重に巻かれており、かつ、第2シールドテープ8が、コア部を完全に覆っている。このため、シールド体10は、シールド特性を良好に維持することが可能となる。
さらに、ケーブル100aは、第1シールドテープ5が、ギャップ部が形成されるように巻かれるため、ケーブル100aが屈曲する際、ギャップ部5gを挟んでケーブル100aの長手方向に隣り合う第1シールドテープ5の側端部と第1シールドテープ5の側端部との距離が変化しても、その変化をギャップ部が吸収するため、良好な屈曲性を有することができる。
ここで、シールドテープ5がギャップ部を有していることで、屈曲性が良くなる理由について図4を用いて説明する。
図4に示すようにケーブル100aの屈曲している部分において、ケーブル100aの長手方向に隣り合う第1シールドテープ5の側端部及び第1シールドテープ5の側端部との距離が変化している。具体的には、屈曲している部分の外側では、ギャップ部5gを挟んでケーブル100aの長手方向に隣り合う第1シールドテープ5の側端部と第1シールドテープ5の側端部との距離が、ケーブル100aが屈曲していない場合の距離に比べて長くなっている。このため、屈曲している部分の外側におけるギャップ部5gの幅g1が広くなっている。また、屈曲している部分の内側では、ギャップ部5gを挟んでケーブル100aの長手方向に隣り合う第1シールドテープ5の側端部と第1シールドテープ5の側端部との距離が、ケーブル100aが屈曲していない場合の距離に比べて短くなっている。このため、屈曲している部分の内側におけるギャップ部5gの幅g2が狭くなっている。
このように、ケーブル100aにおいて、ギャップ部5gを挟んでケーブル100aの長手方向に隣り合う第1シールドテープ5の側端部と第1シールドテープ5の側端部との距離の変化をギャップ部5が吸収している。こうして、ギャップ部5の作用によりケーブル100aは、良好な屈曲性を有している。
なお、ギャップ部5gには、絶縁体2の表面と第2シールドテープ8の表面により画定される空間が形成される。この空間により、ギャップ部5gを挟んでケーブル100aの長手方向に隣り合う第1シールドテープ5の側端部と第1シールドテープ5の側端部との距離が変化を、ギャップ部が吸収し易くしている。
この空間は、第2シールドテープ8により、ケーブル100aを組み立てる際、或いは、ケーブル100aを使用する際に、シールド体10に外力が加わっても保護され得る。例えば、ジャケット15が、シールド体10の外周に高加圧を伴って押し出し成型された場合でも、この空間は、第2シールドテープ8で覆われているため、空間を維持することが可能となる。また、例えば、ケーブル100aを使用する際に、ケーブル100aに押圧がかかった場合でも、この空間は、シールドテープ8により保護され、空間を維持することが可能となる。
また、第1シールドテープ5と第2シールドテープ8とは、互いに異なる周回方向に螺旋状に巻かれているためケーブル100aにねじれる力がかかった場合でも、次に示すようにねじれが抑制される。
即ち、ケーブル100aを実装する場合や、使用する場合にケーブル100aにねじれる力がかかる場合がある。ケーブル100aに対して、第1シールドテープ5を緩める方向にねじれる力がかかる場合、ケーブル100aは、第2シールドテープ8が伸びる方向にねじれようとする。このため、ケーブル100aのねじれは、第2シールドテープ8の張力により抑制される。逆に、ケーブル100aに対して、第2シールドテープ8を緩める方向にねじれる力がかかる場合、ケーブル100aは、第1シールドテープ5が伸びる方向にねじれようとする。このため、ケーブル100aのねじれは、第1シールドテープ5の張力により抑制される。このように第1シールドテープ5と第2シールドテープ8とを互いに異なる周回方向に螺旋状に巻くことで、ケーブル100aをねじる力の方向に左右されずケーブル100aのねじれが抑制される。したがって、第1シールドテープ5、第2シールドテープ8は、緩みが抑制される。これにより、シールド体10がコア部から浮いたり、変形したりしづらくなり、ケーブル100aは、安定した導電特性を発揮することができる。
また、図3を用いて説明したように、第1金属層51と第2金属層81の表面同士は、対向して接している。このため、第1基体52または第2基体82は、第1金属層51と第2金属層81の間に入り込まず、第1金属層51と第2金属層81とを対向電極としたキャパシタの形成が抑制されている。このため、シールド体10は、ケーブル100aの信号の伝搬特性を良好に維持することができる。
また、第2シールドテープ8は、ラップ巻きであるためコア部を完全に覆うことができるが、オーバーラップ部8wにおいて、キャパシタが形成されてしまう。しかし、本実施形態のケーブル100aにおいては、このキャパシタ成分が著しく低減されている。以下、その説明を行う。
図5は、図2に示す領域Bの拡大図である。図2に示すように、領域Bにおいて、第2シールドテープ8の縁部同士が、ケーブル100aの径方向に重なり合い、オーバーラップ部8wを形成している。
そして、図5に示すように、オーバーラップ部8wでは、内側の第2金属層81の縁部81aと外側の第2金属層81の縁部81bとが、第2基体82を挟んで対向している。このため、対向した内側の第2金属層81の縁部81aと外側の第2金属層81の縁部81bとによって、キャパシタが形成されている。
しかし、内側の第2金属層の縁部81aと第1金属層51とは、オーバーラップ部8wで対向して接している。さらに第1金属層51と外側の第2金属層81の縁部81bとは、オーバーラップ部8wから僅かに外れた接点Sにおいて接している。このため内側の第2金属層81の縁部81aと外側の第2金属層81の縁部81bとは、接点Sにて、第1金属層51を介して電気的に接続される。このように、オーバーラップ部8wにおけるキャパシタ成分は、キャパシタを形成している内側の第2金属層81の縁部81aと外側の第2金属層81の縁部81bが短絡するため、著しく低減されている。従って、オーバーラップ部8wにおけるキャパシタ成分が低減される。
なお、ギャップ部5gの幅は、第1シールドテープ5の幅の50%以下に設定されることがより好ましく、25%以下に設定されることがさらに好ましい。
また、オーバーラップ部8wの幅は、第2シールドテープ8の幅の25%以下に設定されることがより好ましい。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態であるケーブル100bを示した図である。本実施形態の説明に当たり、第1の実施形態と同一または同等の構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態であるケーブル100bを示した図である。本実施形態の説明に当たり、第1の実施形態と同一または同等の構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態のケーブル100bは、第1シールドテープ5が、ラップ巻き、すなわちオーバーラップ部5wが形成されるように巻かれ、第2シールドテープ8が、ギャップ巻き、すなわちギャップ部8gが形成されるように巻かれる点で第1実施形態とは異なる。
本実施形態のケーブル100bによれば、ケーブル100bは、ケーブル100bが屈曲する際、ギャップ部8gを挟んでケーブル100bの長手方向に隣り合う第2シールドテープ8の側端部と第2シールドテープ8の側端部との距離が変化しても、その変化をギャップ部8gが吸収するため、良好な屈曲性を有することができる。
また、本実施形態におけるケーブル100bでは、第1シールドテープ5のオーバーラップ部5wにキャパシタが形成される。しかし、キャパシタ成分は、第1の実施形態で説明したオーバーラップ部8wにおけるキャパシタ成分の低減と同様に、著しく低減される。具体的には、第1シールドテープ5のオーバーラップ部5wにおいて、第1シールドテープ5の内側の金属層と外側の金属層とが、第1シールドテープ5の第1基体52を介して対向するためキャパシタを形成する。しかし、第1シールドテープ5の内側の金属層と外側の金属層とは、第2シールドテープ8の金属層を介して短絡する。このため、キャパシタ成分は、著しく低減される。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態であるケーブル100cを示した図である。本実施形態の説明に当たり、第1の実施形態と同一または同等の構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施形態であるケーブル100cを示した図である。本実施形態の説明に当たり、第1の実施形態と同一または同等の構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態のケーブル100cは、第1シールドテープ5及び第2シールドテープ8は、同一の周回方向に巻かれている点で、第1の実施形態と異なる。
以上、本発明を第1、第2、第3の実施形態を用いて説明したが、本発明は、これらに限らず種々の変形が可能である。
例えば、各実施形態のケーブルでは、コア部が1つの同軸ケーブルとなっているが、コア部を複数本まとめて、このまとめられた複数本のコア部にシールド体が形成された構成であっても良い。
さらに第2の実施形態において、第1シールドテープ5と第2シールドテープ8とは、同一の周回方向に巻かれても良い。
また、各実施形態では、第1シールドテープ5と第2シールドテープ8がともに樹脂から成る基体上に金属層が設けられている構造で説明したが、第1シールドテープ5及び第2シールドテープ8は、金属のみで各シールドテープを形成しても良い。この場合には、オーバーラップ部におけるキャパシタの形成がなく好適である。
その他、中心導体1、絶縁体2、第1シールドテープ5、第2シールドテープ8、ジャケット15等の各材料等は、本発明の課題を解決する範囲で種々変更が可能である。さらに、本発明は、コア部とシールド体10の間に他の部材が介在することを排除せず、同様にシールド体10とジャケットとの間に他の部材が介在することを排除するものではない。
100a,100b,100c・・・ケーブル、1・・・中心導体、2・・・絶縁体、5・・・第1シールドテープ、8・・・第2シールドテープ、15・・・ジャケット
Claims (3)
- 中心導体と、
前記中心導体を被覆する絶縁体と、
前記絶縁体を覆うシールド体とを備え、
前記シールド体は、第1金属層を有すると共に前記絶縁体に螺旋状に巻かれる第1シールドテープと、第2金属層を有すると共に前記第1シールドテープに螺旋状に巻かれる第2シールドテープと、から成り、
前記第1シールドテープと前記第2シールドテープの一方は、オーバーラップ部が形成されるように巻かれており、他方はギャップ部が形成されるように巻かれていること
を特徴とするケーブル。 - 前記第1シールドテープは、ギャップ部が形成されるように巻かれており、前記第2シールドテープは、オーバーラップ部が形成されるように巻かれていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
- 前記第1シールドテープは、オーバーラップ部が形成されるように巻かれており、前記第2シールドテープは、ギャップ部が形成されるように巻かれていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008123242A JP2009272211A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111599528A (zh) * | 2019-02-20 | 2020-08-28 | 日立金属株式会社 | 同轴电缆 |
-
2008
- 2008-05-09 JP JP2008123242A patent/JP2009272211A/ja active Pending
Cited By (1)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
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