JP2009269063A - 金型鋳造装置における金型動作の検知システム - Google Patents

金型鋳造装置における金型動作の検知システム Download PDF

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Abstract

【課題】金型の閉じ状態を高精度に、かつ確実に検出して上下金型の見切り面からの湯漏れを防止することができる金型鋳造装置における金型動作の検知システムを提供する。
【解決手段】第1制御装置B1における第1メインコントローラ21が、上金型8の閉じ動作の設定条件、上金型の閉じ位置の変化量に対するしきい値および上金型の閉じ動作中のデータを記憶する第1メモリと、第1負荷検出手段と、上金型の基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作における上金型の閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置を判定する第1処理手段と、実動作における上金型の閉じ位置と上金型の基準閉じ位置との変化量を算出する第1変化量演算手段と、該変化量を判定する第1変化量判定手段と、判定の結果に基づいて、上金型の基準閉じ位置を実動作における上金型の閉じ位置に更新する第1更新手段とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は金型鋳造装置における金型動作の検知システムに関する。さらに詳しくは、上金型または上下金型の閉じ状態を検出して金型の異常動作による製品不良を低減させることができる金型鋳造装置における金型動作の検知システムに関する。
従来より、上金型と下金型とからなる金型に画成される製品キャビティに保持炉内の溶融金属をストークを介して注入し、鋳物製品を製造する金型鋳造装置がある(たとえば特許文献1参照)。
この金型鋳造装置においては、上金型の閉じ位置を確認する場合、下金型の周辺近傍位置に一般的にリミットスイッチや近接センサの検知器が用いられている。
この検知器を用いて上金型の閉じ位置を確認する場合、高温の溶融金属により金型が熱伸びしたときには、金型自体の寸法が変わるため、上金型の閉じ位置を検出する検知器の取付け位置は頻繁に調整する必要があるという問題がある。
また、閉じ状態を検出する検知器、たとえばリミットスイッチでは、レバーやローラの回動部を有しているため遊びが大きいため、上下金型の間に異物(中子砂や鋳造した製品を取出し後に残ったバリなど)が混入した場合に、金型が閉じきれない微小な隙間が開いた状態を検出することができず、溶融金属の漏れ(湯漏れ)が発生するおそれがある。
さらに、金型閉じ状態を正確に把握するためには、目視でしか確認することができず、金型閉じ状態の異常を事前に知ることが難しいという問題も残している。
これらの問題を解決する装置として、型締めされる金型の限界型締め位置を記憶する第1記憶手段と、この位置記憶手段および第1位置検出手段から得た今回の金型型締め位置と記憶されている限界金型型締め位置とを比較・判断する第1比較手段と、前回の金型型締め位置を記憶する第2記憶手段と、今回の金型型締め位置と前回の金型型締め位置とを比較・判断する第2比較手段と、前記第1比較手段および第2比較手段からのデータに基づき異常の有無を検出して異常がある場合に低圧鋳造設備の動作を停止する指令を出す停止指令発信手段とを備えたことを特徴とする低圧鋳造設備の型締め確認装置とを備える型締め確認装置がある(特許文献2参照)。
この型締め確認装置は、金型の型締め位置(閉じ位置)の検出結果と限界金型締め位置との差が所定値を越えているか否かを比較・判定し、越えている場合には異常として処理し、その後の金型への注湯を停止している。一方、比較・判定の結果、金型位置と限界金型締め位置との差が所定値に達していない場合には、今回の金型締め位置と前回の金型締め位置とを比較・判断し、今回金型締め位置と前回金型締め位置との差が所定値を越える場合には、異常として処理し、金型への注湯を停止している。そして、今回金型締め位置と前回金型締め位置との差が所定値未満の場合には、その後、金型へ注湯を行いかつ今回の金型締め位置を前回金型締め位置として記憶させている。
特開昭63−273561号公報 特許第2865228号公報
しかしながら、前記型締め確認装置では、金型の型締め位置(閉じ位置)と限界金型締め位置との対比により金型への注湯または注湯の停止を行うようにしているが、所定値未満であるにもかかわらず異物を噛みこんでいる場合や力が掛かりきっていない状態の場合、隙間からの湯漏れが生じるおそれがある。
また、上金型の移動動作中の状態を監視していないので、未然故障を防止することが難しい。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、金型の閉じ状態を高精度に、かつ確実に検出して上下金型の見切り面からの湯漏れを防止することができる金型鋳造装置における金型動作の検知システムを提供することを目的とする。
本発明の金型鋳造装置における金型動作の検知システムは、上金型と下金型とからなる金型に画成される製品キャビティに保持炉内の溶融金属をストークを介して注入し、鋳物製品を製造する金型鋳造装置において、前記上金型を移動可能にするサーボモータを用いた第1金型開閉機構と、前記上金型の位置を検出する第1位置検出手段と、該第1金型開閉機構により前記上金型の閉じ動作を制御する第1制御装置とを備えており、 該第1制御装置が、第1メインコントローラと第1サーボコントローラとからなるとともに、第1メインコントローラが、あらかじめ求められている上金型の閉じ動作中のサーボモータの基準移動トルク、型締め終了時点のサーボモータの基準閉じトルクおよび上金型の基準閉じ位置に対するそれぞれのしきい値、該型締め終了時点の上金型の基準閉じ位置ならびに該上金型の閉じ位置の変化量に対するしきい値を入力し記憶するとともに、上金型の閉じ動作中のデータを記憶する第1メモリと、サーボモータの移動トルクを検出する第1負荷検出手段と、前記上金型の基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作における上金型の閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置とをそれぞれ比較し、判定する第1処理手段と、前記実動作における上金型の閉じ位置と前記第1メモリに記憶されている上金型の基準閉じ位置との変化量を算出する第1変化量演算手段と、該変化量がしきい値以内にあるか否かを判定する第1変化量判定手段と、該判定の結果、しきい値以内であると判定されると、前記実動作における上金型の閉じ位置を前記第1メモリに記憶させるとともに次回の金型動作のために前記上金型の基準閉じ位置を前記実動作における上金型の閉じ位置に更新する第1更新手段と、前記第1処理手段と第1変化量判定手段による判定の結果、しきい値を越えていると判定されると、上金型の閉じ動作を停止する停止手段とを備えてなることを特徴としている。
また、本発明の金型鋳造装置における金型動作の検知システムは、前記下金型がサイド型を有する分割型下金型であって、該サイド型に対して該サイド型を移動可能にする第2サーボモータを用いた第2金型開閉機構と、前記サイド型の位置を検出する第2位置検出手段と、該第2金型開閉機構により前記サイド型の閉じ動作を制御する第2制御装置とを備えており、該第2制御装置が、第2メインコントローラと第2サーボコントローラとからなるとともに、第2メインコントローラが、あらかじめ求められているサイド型の閉じ動作中の第2サーボモータの基準移動トルク、型締め終了時点の第2サーボモータの基準閉じトルクおよびサイド型の基準閉じ位置に対するそれぞれのしきい値、該型締め終了時点のサイド型の基準閉じ位置ならびに該サイド型の閉じ位置の変化量に対するしきい値を入力し記憶するとともに、サイド型の閉じ動作中のデータを記憶する第2メモリと、前記第2サーボモータの移動トルクを検出する第2負荷検出手段と、前記サイド型の基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作におけるサイド型の閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置とをそれぞれ比較し、判定する第2処理手段と、前記実動作におけるサイド型の閉じ位置と前記第2メモリに記憶されているサイド型の基準閉じ位置との変化量を算出する第2変化量演算手段と、該変化量がしきい値以内にあるか否かを判定する第2変化量判定手段と、該判定の結果、しきい値以内であると判定されると、前記実動作におけるサイド型の閉じ位置を前記第2メモリに記憶させるとともに次回の金型動作のために前記サイド型の基準閉じ位置を前記実動作におけるサイド型の閉じ位置に更新する第2更新手段と、前記第2処理手段と第2変化量判定手段による判定の結果、しきい値を越えていると判定されると、下金型の閉じ動作を停止する第2停止手段とをさらに備えている。
本発明によれば、金型自体の熱伸びにも対応して精度の高い金型閉じ状態を検出しているため、金型の見切り面からの湯漏れを防止することができる。
また、金型の異物や摩耗による異常状態も事前に検出することができる。
これにより、製品不良を低減させることができる。
さらに、金型の移動動作中の状態を監視することで、故障を未然に防止することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の金型鋳造装置における金型動作の検知システムを説明する。
本発明の一実施の形態にかかわる金型鋳造装置は、図1に示されるように、基台1内に設置される保持炉2と、該基台1上に載置される下ダイプレート3と、該下ダイプレート3の四隅に立設される4個の支柱4と、この4個の支柱4の上端間に架設される天井フレーム5と、前記下ダイプレート3上に取り付けられる下金型6と、該下金型6の上方に配置される上ダイプレート7と、前記下金型6に対向して該上ダイプレート7の下部に取り付けられる上金型8と、前記天井フレーム5に載置されるとともに前記上ダイプレート7に連結されて該上金型8を移動可能にするサーボモータ12を用いた第1金型開閉機構A1と、前記上金型8の位置を検出する第1位置検出手段と、前記第1金型開閉機構A1により前記上金型8の閉じ動作を制御する第1制御装置Bとを備えている。図1において、符号2aは、保持炉2内の溶融金属を上金型8と下金型6とからなる金型に画成される製品キャビティに注入するストークであり、符号9は電気線である。
なお、前記上金型8の閉じ動作とは、上金型8を下降して下金型6に重ねて押さえる一連の動作である。
前記第1金型開閉機構A1は、第1位置検出手段としてエンコーダ11を付属させたサーボモータ12、該サーボモータ12と動力伝達機構C1を介して連結されるアクチュエータおよび該アクチュエータの昇降を案内するガイド部材13から構成されている。
本実施の形態では、このアクチュエータとして、サーボモータ12の軸回転を直線運動に変換するボールねじ14を用いることができる。このボールねじ14は、上端が前記ガイド部材13を上端で支持する横フレーム15に連結されているとともに、下端が前記上ダイプレート7の上面に設けられる保持部7aに連結されている。
また、このボールねじ14を用いる場合、動力伝達機構C1としては、ボールねじ14のナットに連結されるプーリ16と、サーボモータ12の軸に連結されるプーリ17と、両プーリ16、17に巻き回されたタイミングベルト18とすることができる。
なお、本実施の形態では、第1位置検出手段として、サーボモータ12の回転に応じた検出パルスを出力するエンコーダ11が用いられているが、本発明では、該エンコーダ11に代えて、たとえば上ダイプレート7の近傍に設けられるリニアゲージ11aを用いて、上金型8の位置を検出することもできる。
また、アクチュエータとして、ボールねじ14が用いられているが、サーボモータの回転を直線運動に変換するアクチュエータであれば、とくに限定されるものでなく、たとえばサーボモータに直結した2方向回転2方向吐出液圧ポンプを正逆回転させ、油圧を2方向に吐出させ、油圧シリンダのロッドを直線運動させる電動−油圧アクチュエータまたはボールねじによりピストン内のスプールを移動させる電動−油圧アクチュエータなども用いることができる。
前記第1制御装置Bは、第1メインコントローラ21と第1サーボコントローラ22とからなる。この第1メインコントローラ21は、あらかじめ求められている上金型8の閉じ動作の設定条件ならびに該上金型8の閉じ位置の変化量に対するしきい値を入力し記憶するとともに、上金型8の閉じ動作中のデータを記憶する第1メモリと、前記サーボモータ12の移動トルクを検出する第1負荷検出手段と、前記上金型8の基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作における上金型8の閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置とをそれぞれ比較し、判定する第1処理手段と、前記実動作における上金型8の閉じ位置と前記第1メモリに記憶されている上金型8の基準閉じ位置との変化量を算出する第1変化量演算手段と、該変化量がしきい値以内にあるか否かを判定する第1変化量判定手段と、該判定の結果、しきい値以内であると判定されると、前記実動作における上金型8の閉じ位置を前記第1メモリに記憶させるとともに次回の金型動作のために前記上金型の基準閉じ位置を前記実動作における上金型の閉じ位置に更新する第1更新手段と、前記第1処理手段と第1変化量判定手段による判定の結果、しきい値を越えていると判定されると、上金型8の閉じ動作を停止する第1停止手段とから構成されている。
前記第1処理手段および第1変化量判定手段により上金型8の閉じ動作が異常であると判断される場合には、上金型8の移動を停止し、異常原因を早期に解決する。
また、前記第1サーボコントローラ22は、前記サーボモータ12から検出したトルクに対応するアナログの検出トルク信号を出力するサーボドライバを具備している。
前記設定条件としては、図2〜3に示されるように、まず、実際に注湯を行う前に型締めの実験を行い、上金型8を下金型6に重ねて一定の加圧力を加えるまでの上金型8の閉じ動作の負荷データ、たとえばサーボモータのモータトルクと動作時間との関係および上金型8の移動位置と動作時間との関係を求める。なお、図中の動作時点からのモータトルクの上昇は、モータの初期動作により発生するものであり、無視することができる。
前記関係図に基づいて、上金型8の閉じ動作中(移動中)のモータトルクを平均した基準移動トルクTm1、型締め終了時点Sのモータトルクの基準閉じトルクTm2および型締め終了時点Sの上金型8の基準閉じ位置Pmを決定する。そして、これらの数値に対して、金型の熱伸びを考慮してしきい値をそれぞれ設定する。すなわち、移動トルクTm1の下限トルクと上限トルクをそれぞれTdth1、Tuth1とする。基準閉じトルクTm2の下限トルクと上限トルクをそれぞれTdth2、Tuth2とする。そして、閉じ位置P1の下限位置と上限位置をそれぞれPdth、Puthとする。なお、前記モータトルクはモータの電流値を換算したものである。
また、前記上金型8の閉じ位置の変化量に対してしきい値で制限しているのは、金型温度や外気温度など外乱による相対位置の変化に対応すべく、前回の閉じ条件との比較のためである。この変化量の下限変化値と上限変化値をそれぞれDdth、Duthとする。
また、前記上金型8の閉じ動作中のデータとしては、前記設定条件に合わせて実動作における上金型の移動トルク、閉じトルクおよび閉じ位置とされる。
さらに、本実施の形態では、前記基準閉じトルクTm2および基準閉じ位置Pmは、実際の注湯を行うと金型が熱の影響を受けて金型寸法が変化することから、記憶されている上金型8の基準閉じ位置Pmを実動作における上金型8の閉じ位置に更新している。
そして、次回から、更新により記憶させた上金型8の閉じ位置を用いて実動作時の上金型8の閉じ位置を判定する。この更新を繰り返して注湯作業を行い、鋳物製品の品質を維持する。
また、前記しきい値についても、金型の熱伸びにも対応できるように注湯作業(製品鋳造作業)の回数により変動させるために、第1メモリに記憶されているしきい値を更新させる第1しきい値更新手段を具備するのが好ましい。
本実施の形態では、上金型の閉じ動作を位置とモータトルク(電流値)により監視し動作基準の範囲内か否かを判定しているため、異物巻き込みや上金型のカシリなどにより異常な力がかかっているか、または、定位置までは行っているが、力が掛かりきっていない状態などの異常を検知し、湯漏れを未然に防ぐことができる。なお、前記カシリとは、摺動部の摩耗や損傷あるいは傾いたりすることで、正常に摺動できなくなり引っかかりを起こす現象である。
また、本実施の形態では、図4に矢印Rで示されるように、上金型の閉じ動作中にモータトルクが急上昇した場合、上金型のカシリまたはがたつきなどによる原因が発生したと判断することができる。これにより、金型鋳造装置の故障を未然に防止することができる。
さらに、上金型の位置とトルクを対比させて管理することにより設備の稼動状態を数値的に診断することもできる。
つぎに、本発明の実施例を図5に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
まず、第1メインコントローラにあらかじめ設定した設定条件を入力する。こと設定条件としては、上金型の基準閉じ位置Pmと、上金型の基準移動トルクTm1、基準閉じトルクTm2および基準閉じ位置Pmに対するしきい値とを入力する。
本実施例では、前記移動トルクTm1の下限トルク(下限しきい値)Tdth1と上限トルク(上限しきい値)Tuth1は、たとえば6.7N・mと10.0N・mである。
なお、これらのしきい値は、上金型の下降時のしきい値であり、上昇時のしきい値として、18.4N・mと21.7N・mとすることにより、上昇時のトルク変動も監視することができる。
また、前記基準閉じトルクTm2の下限トルク(下限しきい値)Tdth2と上限トルク(上限しきい値)Tuth2は、たとえば16.4N・mと17.0N・mである。
また、前記基準閉じ位置P1の下限位置(下限しきい値)Pdthと上限位置(上限しきい値)Puthは、たとえば799.5mmと800.5mmである。
さらに、前記閉じ位置の変化量の下限変化量(下限しきい値)Ddthと上限変化量(上限しきい値)Duthは、たとえば−0.2mmと0.2mmである。
ついで、前記第1メインコントローラに上金型の型締めの閉じ指令を入力する(ステップS1)。
ついで、前記上鋳型が下鋳型まで動作している途中に上金型の移動トルクと移動位置を検出し、該移動トルクT1がしきい値Tdth1とTuth1のあいだにあるか否かを判定する(ステップS2)。
判定の結果、移動トルクT1がしきい値以内にある場合は、上金型を引き続き下降させて下鋳型に重ねる型締め終了時点の閉じ位置P1と閉じトルクT2を検出し、該閉じトルクT2がしきい値Tdth2とTuth2とのあいだにあるか否かを判定する(ステップS3)。
ついで、前記閉じトルクT2がしきい値以内にある場合は、前記閉じ位置P1がしきい値PdthとPuthとのあいだにあるか否かを判定する(ステップS4)。
そして、前記閉じ位置P1がしきい値以内にある場合には、今回の上金型の閉じ位置P1を記憶させる(ステップS5)。
ついで、この今回の閉じ位置P1と記憶されている基準閉じ位置Pmとを比較して変化量Dを算出する(ステップS6)。
ついで、この変化量Dが、しきい値DdthとDuthとのあいだにあるか否かを判定する(ステップS7)。
判定の結果、前記変化量Dがしきい値以内にある場合は、前記記憶されている上金型の基準閉じ位置Pmを今回の動作における閉じ位置P1に更新する(ステップS8)。
そして、上金型と下金型とからなる金型に画成される製品キャビティに保持炉内の溶融金属をストークを介して注入し、鋳物製品を製造する。
これまでの前記ステップ1〜ステップ8は、上金型が正常に動作して鋳物製品を製造した場合であるが、前記ステップ2、3、4、7において、しきい値を越えていると判定された結果には、動作中に異常が発生していると判断して、金型鋳造装置を停止する(ステップS9)。
実施の形態2
つぎに本発明の実施の形態2を図6に基づいて説明する。本実施の形態2では、図6に示されるように、下金型が4個のサイド型51aを有する分割型下金型51にされている。図6において、実施の形態1と同一の構成で同一の作用、効果を示す主要な要素のみについては、実施の態様1と同一の符号で示している。
本実施の形態2の場合、前記サイド型51aについても第2サーボモータ52を用いた第2金型開閉機構A2、前記サイド型51aの位置を検出する第2位置検出手段と、前記サイド型51aの閉じ動作を制御する第2制御装置B2とを備えている。
前記第2金型開閉機構A2、第2位置検出手段および第2制御装置B2としては、前記実施の形態1と同様な構成と動作にすることができる。
すなわち、第2金型開閉機構A2は、第2位置検出手段として第2エンコーダ53を付属させた第2サーボモータ52、該サーボモータ52と第2動力伝達機構C2としてのプーリ54、55およびタイミングベルト56を介して連結される第2ボールねじ57および該第2ボールねじ57を水平方向へ前後動可能に案内する第2ガイド部材(図示せず)とすることができる。
前記第2エンコーダ53は、リニアゲージとすることもできる。
前記第2ボールねじは、たとえば電動−油圧アクチュエータなどとすることもできる。
そして、前記第2制御装置B2は、第2メインコントローラ61と第2サーボコントローラ62とから構成することができる。
この第2メインコントローラ61と第2サーボコントローラ62についても前記実施の形態1における第1メインコントローラと第1サーボコントローラと同様な構成と動作にさせることができる。
たとえば、第2メインコントローラ61は、あらかじめ求められているサイド型51aの閉じ動作中の第2サーボモータ52の基準移動トルク、型締め終了時点の第2サーボモータ52の基準閉じトルクおよびサイド型51aの基準閉じ位置に対するそれぞれのしきい値、該型締め終了時点のサイド型の基準閉じ位置ならびに該サイド型51aの閉じ位置の変化量に対するしきい値を入力し記憶するとともに、サイド型51aの閉じ動作中のデータを記憶する第2メモリと、前記第2サーボモータ52の移動トルクを検出する第2負荷検出手段と、前記サイド型51aの基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作におけるサイド型51aの閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置とをそれぞれ比較し、判定する第2処理手段と、前記実動作におけるサイド型51aの閉じ位置と前記第2メモリに記憶されているサイド型51aの基準閉じ位置との変化量を算出する第2変化量演算手段と、該変化量がしきい値以内にあるか否かを判定する第2変化量判定手段と、該判定の結果、しきい値以内であると判定されると、前記実動作におけるサイド型51aの閉じ位置を前記第1メモリに記憶させるとともに次回の金型動作のために前記サイド型51aの基準閉じ位置を前記実動作におけるサイド型51aの閉じ位置に更新する第2更新手段と、前記第2処理手段と第2変化量判定手段による判定の結果、しきい値を越えていると判定されると、サイド型の閉じ動作を停止する第2停止手段から構成されている。なお、この第2停止手段は前記第1停止手段を用いることができる。
また、図において、符号59は電気線である。
また、本実施の形態2においても、記第2メモリに記憶されているしきい値を更新させる第2しきい値更新手段を具備しているのが好ましい。
なお、本実施の形態2における分割型下金型51は、4個のサイド型51aから構成されているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、2個のサイド型から構成することもできる。
本発明の一実施の形態にかかわる金型鋳造装置の部分切欠き概略図である。 実動作前のサーボモータのモータトルクと動作時間との関係図である。 実動作前の上金型の移動位置と動作時間との関係図である。 動作中の異常が発生した場合を説明する図である。 本発明の一実施の形態にかかわるフローチャートである。 本発明の他の実施の形態にかかわる金型鋳造装置の部分切欠き概略図である。
符号の説明
A1 第1金型開閉機構
A2 第2金型開閉機構
B1 第1制御装置
B2 第2制御装置
C1 第1動力伝達機構
C2 第2動力伝達機構
6 下金型
8 上金型
11 エンコーダ
11a リニアゲージ
12 サーボモータ
14 ボールねじ
21 第1メインコントローラ
22 第1サーボコントローラ
51 分割型下金型
51a サイド型
52 第2サーボモータ
53 第2エンコーダ
57 第2ボールねじ
61 第2メインコントローラ
62 第2サーボコントローラ

Claims (4)

  1. 上金型と下金型とからなる金型に画成される製品キャビティに保持炉内の溶融金属をストークを介して注入し、鋳物製品を製造する金型鋳造装置において、前記上金型を移動可能にするサーボモータを用いた第1金型開閉機構と、前記上金型の位置を検出する第1位置検出手段と、該第1金型開閉機構により前記上金型の閉じ動作を制御する第1制御装置とを備えており、
    該第1制御装置が、第1メインコントローラと第1サーボコントローラとからなるとともに、第1メインコントローラが、
    あらかじめ求められている上金型の閉じ動作中のサーボモータの基準移動トルク、型締め終了時点のサーボモータの基準閉じトルクおよび上金型の基準閉じ位置に対するそれぞれのしきい値、該型締め終了時点の上金型の基準閉じ位置ならびに該上金型の閉じ位置の変化量に対するしきい値を入力し記憶するとともに、上金型の閉じ動作中のデータを記憶する第1メモリと、
    サーボモータの移動トルクを検出する第1負荷検出手段と、
    前記上金型の基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作における上金型の閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置とをそれぞれ比較し、判定する第1処理手段と、
    前記実動作における上金型の閉じ位置と前記第1メモリに記憶されている上金型の基準閉じ位置との変化量を算出する第1変化量演算手段と、
    該変化量がしきい値以内にあるか否かを判定する第1変化量判定手段と、
    該判定の結果、しきい値以内であると判定されると、前記実動作における上金型の閉じ位置を前記第1メモリに記憶させるとともに次回の金型動作のために前記上金型の基準閉じ位置を前記実動作における上金型の閉じ位置に更新する第1更新手段と、
    前記第1処理手段と第1変化量判定手段による判定の結果、しきい値を越えていると判定されると、上金型の閉じ動作を停止する停止手段
    とを備えてなる金型鋳造装置における金型動作の検知システム。
  2. 前記第1メモリに記憶されているしきい値を更新させる第1しきい値更新手段を具備してなる請求項1記載の金型鋳造装置における金型動作の検知システム。
  3. 前記下金型がサイド型を有する分割型下金型であって、
    該サイド型に対して該サイド型を移動可能にする第2サーボモータを用いた第2金型開閉機構と、前記サイド型の位置を検出する第2位置検出手段と、該第2金型開閉機構により前記サイド型の閉じ動作を制御する第2制御装置とを備えており、
    該第2制御装置が、第2メインコントローラと第2サーボコントローラとからなるとともに、第2メインコントローラが、
    あらかじめ求められているサイド型の閉じ動作中の第2サーボモータの基準移動トルク、型締め終了時点の第2サーボモータの基準閉じトルクおよびサイド型の基準閉じ位置に対するそれぞれのしきい値、該型締め終了時点のサイド型の基準閉じ位置ならびに該サイド型の閉じ位置の変化量に対するしきい値を入力し記憶するとともに、サイド型の閉じ動作中のデータを記憶する第2メモリと、
    前記第2サーボモータの移動トルクを検出する第2負荷検出手段と、
    前記サイド型の基準移動トルク、基準閉じトルクおよび基準閉じ位置のしきい値と実動作におけるサイド型の閉じ動作中の移動トルク、型締め終了時点の閉じトルクおよび閉じ位置とをそれぞれ比較し、判定する第2処理手段と、
    前記実動作におけるサイド型の閉じ位置と前記第2メモリに記憶されているサイド型の基準閉じ位置との変化量を算出する第2変化量演算手段と、
    該変化量がしきい値以内にあるか否かを判定する第2変化量判定手段と、
    該判定の結果、しきい値以内であると判定されると、前記実動作におけるサイド型の閉じ位置を前記第2メモリに記憶させるとともに次回の金型動作のために前記サイド型の基準閉じ位置を前記実動作におけるサイド型の閉じ位置に更新する第2更新手段と、
    前記第2処理手段と第2変化量判定手段による判定の結果、しきい値を越えていると判定されると、下金型の閉じ動作を停止する第2停止手段
    とをさらに備えてなる請求項1または2記載の金型鋳造装置における金型動作の検知システム。
  4. 前記第2メモリに記憶されているしきい値を更新させる第2しきい値更新手段を具備してなる請求項3記載の金型鋳造装置における金型動作の検知システム。
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