JP2009267587A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトガラス上に付着する付着物の位置を特定可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿を載置させるコンタクトガラス103の下方で光源107を移動させることによって原稿の画像データを読み取る画像読取部を備えた複合機100において、コンタクトガラス上の付着物に起因する付着物画像データを検知する付着物画像データ検知手段502と、原稿の画像データを読み取る前に、上記付着物画像データ検知手段502が付着物画像データを検知した場合、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付ける確認受付手段504と、上記確認受付手段504が付着物を確認する旨の選択を受け付けた際に、検知された付着物画像データの位置に画像読取部の光源107を移動させて、その光源107を点灯させる付着物画像データ点灯手段506とを備えることを特徴とする複合機100を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、コンタクトガラス上に付着する付着物の位置を特定可能な画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置は、提供可能な機能を複数備えるようになっており、多機能化を迎えている。その機能は、コピー機能に加えて、ファクシミリ送信機能、スキャン機能、プリント機能、ステープル機能、パンチ機能等であり、種類も様々である。さらに、上記機能の多様化とともに、機能提供に供される原稿を自動的に順次給送可能な自動原稿給送装置(ADF)も搭載されるようになってきている。
ユーザが原稿の画像データを画像形成装置に読み取らせる場合、原稿台に取り付けられた原稿圧着板と、原稿台のコンタクトガラス(プラテンガラス、透明ガラスともいう)との間に原稿を挟んでスタートキーを押下すると、画像形成装置が、そのコンタクトガラスの下方で光源を移動させて光源を点灯させ、その反射光に基づいて原稿の画像データを読み取る。このような画像読取方式(フラットベットタイプともいう)の画像形成装置が普及している。
また、上記自動原稿給送装置によって、ユーザが画像形成装置に原稿の画像データを読み取らせる場合、自動原稿給送装置の原稿載置トレイに所定数の原稿を載置させ、スタートキーを押下すると、自動原稿給送装置が、ピックアップローラ等によって原稿を一枚毎に用紙搬送路に導き、所定の読取位置Xまで搬送される。読取位置Xの下方には、コンタクトガラスを介して光源が待機しており、搬送される原稿に光源を点灯させて、その反射光に基づいて画像データを読み取る。
このように、原稿の画像データを読み取る場合には、常にコンタクトガラスを介して画像読取処理を行っているため、例えば、コンタクトガラス自体に付着物(汚れ)が付着したり、傷が発生したりすると、その付着物・傷を原稿の画像データとして画像形成装置が読み取ってしまい、結果として付着物・傷を包含した印刷物等が出力されるという問題がある。
上記問題を解決するために、特開平6−233062号公報(特許文献1)には、コンタクトガラス上の原稿を読み取るスキャナと、受信したデータを印写する印写部とを備えたファクシミリ装置において、原稿を読み取る前に原稿が無い状態で空読取を行なわせることにより上記コンタクトガラスや上記スキャナの汚れや傷が原因となって発生する黒色画素を検出する黒色画素検出手段と、この黒色画素検出手段により検出された黒色画素の数が設定値を越えたか否かを判断する判断手段と、設定値を越えた場合に読取異常を報知する報知手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装置が開示されている。上記構成により、報知手段による報知が行なわれた場合にはユーザがコンタクトガラス等を清掃することにより、受信側の用紙上やコピーした用紙上にコンタクトガラスの汚れ等が原因となる筋状の黒線やドット状の黒点が現われることを防止することができ、送信画像やコピー画像を良好なものとすることが出来るとしている。
また、特開平6−258729号公報(特許文献2)には、原稿を載置するためのプラテンガラスと、該プラテンガラスの下方において露光ランプを走査させることにより原稿画像を走査する走査ユニットと、該走査ユニットで走査した原稿画像を用紙上に転写する画像形成手段とを備える複写機において、プラテンガラスの側面に発光素子を配設し、プラテンガラスの傷を検出する場合には、上記発光素子を点灯させ、上記露光ランプを点灯させない状態で上記走査ユニットを走査させ、上記画像形成手段において走査画像を用紙上に転写することを特徴とするプラテンガラスの傷検出方法が開示されている。上記構成により、プラテンガラスの傷による画像欠陥を直ちに判別可能とし、そのために要する判別工数と時間を低減させることができるとしている。
また、特開平9−163130号公報(特許文献3)には、画像をアナログ信号として読み取りディジタル信号に変換する画像データ読み取り手段と、基準原稿を読み取ることにより得た画素データを汚れデータとして読み取る汚れデータ読み取り手段と、上記画像データ読み取り手段の出力データと上記汚れデータ読み取り手段の出力データに基づき汚れデータとして認識された画素をマスクして出力する汚れ画素マスク手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り装置が開示されている。上記構成により、白抜きのない複写画像を得ることができ、小さな汚れや傷に対してはガラス面の拭き取りやガラス自身の交換が不要となり、メンテナンスの作業量を減少させることが出来るとしている。
特開平6−233062号公報 特開平6−258729号公報 特開平9−163130号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、読取異常の報知に気が付いたユーザがコンタクトガラス等を現実に清掃する場合、コンタクトガラスのどこに汚れ等が付着しているのかが分からず、汚れの付着していない箇所を清掃してしまうという問題がある。上記問題は、払拭されない汚れが原因である読取異常の発生を継続させてしまうという二次的問題を引き起こす場合がある。
また、特許文献2に記載の技術では、プラテンガラスの傷による画像欠陥を直ちに判別できたとしても、判別したものが傷であるため、その傷をユーザが修理・補填することはほとんど不可能であり、結局、メンテナンス専門の管理者等と連絡しなければならない。その結果、上記技術は、ユーザが容易に払拭可能な付着物の対応に功を奏さず、上記管理者等のための技術に留まっているという問題がある。
また、特許文献3に記載の技術では、メンテナンスの作業量が減少するものの、汚れや傷に対応する画像を白色画像データに変更しているに過ぎず、本来除去すべき原因の汚れや傷を放置させてしまい、ユーザが行なうべき汚れ・傷の対応を先送りにするという問題がある。
さらに、上述した読取異常の原因のうち、コンタクトガラスに生じた傷よりも、コンタクトガラスに付着した付着物・汚れ(例えば、テープ等の粘着物)が原因であることが多く、その汚れの大半は、ユーザが布巾などの清掃具で軽くクリーニングすれば足りるという実態がある。その場合、読取異常毎に管理者等を呼び出さずに、その付着物がコンタクトガラスのどこの位置に付着しているかをユーザに示せば読取異常の問題を解決できることが多い。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、コンタクトガラス上に付着する付着物の位置を特定可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、原稿を載置させるコンタクトガラスの下方で光源を移動させることによって原稿の画像データを読み取る画像読取手段を備えた画像形成装置において、コンタクトガラス上の付着物に起因する付着物画像データを検知する付着物画像データ検知手段と、原稿の画像データを読み取る前に、上記付着物画像データ検知手段が付着物画像データを検知した場合、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付ける確認受付手段と、上記確認受付手段が付着物を確認する旨の選択を受け付けた際に、検知された付着物画像データの位置に光源を移動させて、その光源を点灯させる付着物画像データ点灯手段とを備える。
原稿の画像データを読み取る前の時点には、例えば、原稿がコンタクトガラス上に載置された時点、ユーザによってコピー機能に関する条件が操作部から入力された時点、ユーザによってスタートキーが押下された時点、電源が投入された時点、待機時の電力を抑えた省電力状態(休止状態、スリープ状態、スタンバイ状態ともいう)から機能提供を行なうことが可能な通常の状態へ移行した時点等が採用される。
付着物とは、例えば、ユーザが原稿の載置作業を行なう際に発生する埃、ゴミ、塵、紙粉、テープ等の粘着物、コンタクトガラス上に残存している判子等のインク跡等が該当し、コンタクトガラス上に発生する傷、かすり傷、微小傷とは区別される。
コンタクトガラス上の付着物に起因する付着物画像データを検知する方法は、例えば、原稿が載置されていない状態で原稿圧着板の画像データを読み取り(空読取という)、従前の空読取の画像データと現時点の空読取の画像データとを比較して、新たに形成された付着物画像データを付着物に起因する付着物画像データとして検知する方法、付着物に起因する所定の付着物画像データのパターン(例えば、画像データの階調、画像データのうち隣接する画素の階調パターン、所定の圧縮処理を施した際に生じる階調等)を予め記憶させておき、読み取った原稿の画像データのうち当該パターンがあるか否かを検索して検知する方法、上記二種類の方法を組み合せた方法等が採用される。
検知される付着物画像データのうち、付着物に起因するかコンタクトガラス上の傷に起因するかを判別する手段は、例えば、検知された付着物画像データの階調のうち、付着物に対応する閾値以上の階調を有する付着物画像データを、付着物に起因する付着物画像データと判別する方法、付着物に対応する付着物画像データのパターンと傷に対応する付着物画像データのパターンとに基づいて判別する方法、形成された付着物画像データの位置が継続して同等の位置で形成されているか否かで判別する方法、ユーザの清掃後に付着物画像データの位置が変更しているか否かで判別する方法等が採用される。
確認受付手段は、確認するか否かの選択とともに、それ以外の選択を受け付けるよう構成しても構わない。例えば、確認を行なわずにそのまま原稿の画像読取処理を実行する旨の選択、画像読取処理自体を中止する旨の選択、画像形成装置の管理者またはサービスマンに読取異常の発生を連絡する旨の選択等を受け付けても構わない。
検知された付着物画像データの位置に画像読取手段の光源を移動させる場合、付着物画像データに対応する付着物は微小であるため、その位置に厳密に移動させる必要は無く、その位置の近傍でも構わない。
付着物画像データ点灯手段が、付着物画像データの位置で光源を点灯させる場合、その位置の直下から点灯させても、その位置のコンタクトガラス面と直交する方向に対して所定の角度を有する方向から点灯させても構わない。さらに、光源を点灯させるタイミングは、光源を黒点画像データの位置に移動させた時点でも、ユーザが所定の操作を行なった時点(例えば、「光源点灯」ボタンを押下した時点)でも、原稿台に開閉自在に取り付けられた原稿圧着板(自動原稿給送装置)を開いた時点でも構わない。また、光源を消灯させるタイミングは、光源が点灯した時点から所定の時間を計時する計時手段を設けて、その所定の時間経過した時点でも、ユーザが「光源消灯」ボタンを押下した時点でも、原稿圧着板を閉じた時点でも構わない。
付着物画像データ点灯手段が光源を消灯させた後に、再度、付着物画像データ検知手段が付着物画像データを検知するよう構成しても構わないし、消灯後にユーザから所定の画像形成に関する条件の入力を受け付けるよう構成しても構わない。また、コンタクトガラス上の同等の位置に付着物画像データが継続して検知される場合(例えば、付着物画像データが傷に起因している場合やユーザが付着物を完全に払拭しきれない程度の付着物が固着している場合等)、付着物画像データを白色画像データに変更して、所定のマスク処理を行なうよう構成しても構わない。
さらに、上記付着物画像データ検知手段が付着物画像データを検知した場合、コンタクトガラスを模したプレビュー画像上で、検知された付着物画像データの位置を選択可能に表示する付着物画像データ表示手段を備え、上記確認受付手段は、プレビュー画像上に表示された付着物画像データの位置が選択された際に、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付けるよう構成することができる。
コンタクトガラスを模したプレビュー画像は、例えば、空読取によって得られた画像データを所定の倍率に縮小したコンタクトガラスの画像、そのコンタクトガラスの画像に所定の加工(例えば、付着物画像データの位置を特定可能な図形・記号を付与させる加工等)を施したコンタクトガラスの画像、付着物画像データの位置のみを一見して特定可能なコンタクトガラスの画像等が採用される。
付着物画像データの位置を選択可能に表示する方法は、例えば、操作部に備えられたタッチパネル上に、上記プレビュー画像を拡大縮小可能となるよう表示し、そのプレビュー画像内に表示された付着物画像データを選択可能に表示する方法、プレビュー画像内に付着物画像データの位置を特定可能な図形・記号を表示し、その記号を選択可能に表示する方法、画像形成装置に新たに設けられたデスクトップ上に、上記プレビュー画像を表示し、所定のポインティングデバイス(マウス、タッチペン等)によって選択可能となるよう表示する方法等が採用される。付着物画像データは、検知されたそのままの画像データで表示させても構わないし、一見して視認可能となるよう、所定の図形・記号等を用いて表示させても構わない。
付着物画像データが複数検知された場合は、付着物画像データ表示手段が、検知された全ての付着物画像データを表示しても構わないし、所定数の付着物画像データに分割し、分割したグループ毎に表示しても、一つ一つ表示しても構わない。検知された日時や経過日数によって検出された付着物画像データを分類し、分類された付着物画像データ毎に表示させても構わない。
上記付着物画像データ点灯手段は、付着物画像データの位置で光源を点灯させる際に、原稿の画像データを読み取る際の光量よりも少ない光量で点灯させるよう構成することができる。
光量は、使用される光源の種類(例えば、白熱電球、蛍光ランプ、高輝度放電ランプ、発光ダイオード等)によって様々であり、原稿の画像を読み取る際の光量よりも少ない光量であればよく、例えば、画像読取時の光量の2分の1、3分の1、4分の1、5分の1、6分の1、7分の1等を採用することができる。上記光量の変更は、ユーザが点灯されている状態を見ながらユーザの操作によって変更しても、画像形成装置が設置された場所の環境(例えば、照度、明るさ等)に対応して変更しても構わない。
本発明の画像形成装置によれば、原稿の画像データを読み取る前に、コンタクトガラス上の付着物に起因する付着物画像データを検知した場合、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付け、付着物を確認する旨の選択を受け付けた際に、検知された付着物画像データの位置に画像読取手段の光源を移動させて、その光源を点灯させるよう構成している。
これにより、ユーザが、検知された付着物を確認する際に、検知された付着物画像データの位置で光源が点灯することとなり、ユーザは一見して付着物が付着しているコンタクトガラス上の位置を特定することが可能となる。そのため、ユーザが付着物の位置を特定してその付着物を清掃・払拭することが可能となり、付着物画像データが生じたからといって、ユーザが即時に管理者等を呼び出すことがなく、ユーザ自身でその読取異常を解消することが可能となる。また、読取異常が発生したからといって、付着物の位置が特定できずにそのまま付着物を放置することも最小限に抑えることも可能となる。
さらに、上記付着物画像データを検知した場合、コンタクトガラスを模したプレビュー画像上で、検知された付着物画像データの位置を選択可能に表示し、プレビュー画像上に表示された付着物画像データの位置が選択された際に、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付けるよう構成することができる。
これにより、ユーザは予めコンタクトガラス上のどこの位置に付着物が付着されているのかを確認することができるとともに、表示された付着物画像データのうち、自己の選択したコンタクトガラス上の付着物画像データの位置を光源によって点灯させることが可能となる。そのため、付着物画像データの確認が必要な位置であるか否かをプレビュー画面上で判断し、原稿の画像データを読み取る際に阻害となる付着物を優先的に確認することが可能となる。その結果、例えば付着物を清掃する場合、上記阻害となる付着物を優先的に清掃できるため、無駄なく効率的に付着物の取り除き作業を行なうことが可能となる。
付着物画像データの位置で光源を点灯させる際に、原稿の画像データを読み取る際の光量よりも少ない光量で点灯させるよう構成することができる。
これにより、付着物の確認時に、ユーザが光源から照射される光によって目を傷めることなく容易に付着物を視認することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
<画像形成装置>
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置は、プリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機、デジタル複写機、プリンタ等が該当し、コピーサービス、スキャナサービス、ファクシミリサービス、プリンタサービス等を備えた画像形成装置として機能する。
図1A1、図1A2は、本発明の実施形態に係る複合機を示す外観図と概念図である。上記図1乃至4を用いて、一例として複合機を利用して原稿のコピー機能を提供する際の画像形成装置の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機100を利用して、例えば原稿の印刷を行う場合、図1A1に示すように、原稿台101に開閉自在に取り付けられたプラテンカバー102(自動原稿給送装置の詳細は図示せず)を開いて、原稿台101のコンタクトガラス103に原稿を載置する。プラテンカバー102の下面には、プラテンカバー102を閉じた状態において、コンタクトガラス103と対峙する位置に、所定の緩衝性を有し、所定の白色度を有する原稿圧着板104が取り付けられており、プラテンカバー102を閉じると、原稿がコンタクトガラス103と原稿圧着板104との間に挟まれた状態となる。この状態にて、原稿の画像データが読み取られる。
図1A2に示すように、原稿Pの載置が完了すると、ユーザは原稿台101近傍に供えられた操作部105に対して印刷の条件入力、スタートの指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
例えば、ユーザが原稿台101近傍に備えられた操作部105のスタートキーを押下すると、コンタクトガラス103の下方に設けられた画像読取部106が駆動し、原稿の画像読取処理を開始する。
画像読取部106は、図2に示すように、コンタクトガラス103を照射する主走査方向に長い光源107と、コンタクトガラス103からの光を選択的に通過させるスリット108と、コンタクトガラス103からの光を導くミラー109とを備える第一の移動キャリッジ110、第一の移動キャリッジ110からの反射光を再度反射するミラー111、112とを備える第二の移動キャリッジ113、さらにミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群114、当該レンズ群114より補正された光を受光する撮像素子115、撮像素子にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて基本的な補正処理、画質処理、圧縮処理等などを行う画像データ生成部116で構成されている。
コンタクトガラス103に載置された原稿Pの画像読取処理を開始すると、第一のキャリッジ110は、光源107を発光させながら、例えば、ワイヤー、モータ等によって副走査方向に移動し、光源107から撮像素子115までの光路長を一定にするために、第二の移動キャリッジ113は第一の移動キャリッジ110の1/2の速度で撮像素子115方向に移動する。第二の移動キャリッジの速度等は、ワイヤー、モータ等の駆動制御によって適宜制御される。
撮像素子115は、ミラー109、111、112に導かれた光に基づいてコンタクトガラス103に載置された原稿Pからの光を電気信号に変換し、画像データ生成部116に送信する。画像データ生成部116には、上記撮像素子115にて受光された光がアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部116では、順次変換されたデジタル信号を最小単位データ(ドットデータ)とし、これら最小単位データを補正、修正等することで複数の最小単位データからなる画像データを生成する。
一方、プラテンカバー102に設けられた自動原稿給紙装置117を利用して原稿の画像データを読み取る場合、ユーザは自動原稿給紙装置117の上面に設けられた原稿載置トレイ118に原稿Pを載置する。
自動原稿給紙装置117は、プラテンカバー102の内部に形成された原稿搬送路119と、プラテンカバー102の内部に備えられたピックアップローラ120、搬送ローラ121等で構成され、その原稿搬送路119は、原稿載置トレイ118から、先ほどの画像読取部106にて読み取りが行なわれる読取位置Xを経由して、排紙台122に通じている。
ユーザによって、スタートキーが押下されると、自動原稿給紙装置117は、原稿載置トレイ118に載置された原稿1枚ずつをピックアップローラ120で原稿搬送路内119に引き出し、搬送ローラ121等によって引き出した原稿Pを、読取位置Xを通過させて排紙台122に排紙する。読取位置Xを通過する時に原稿Pは画像読取部106にて読み取られる。
自動原稿給紙装置117上の原稿を読み取る場合には、画像読取部106が、光源107が読取位置Xを照射できる位置まで第一の移動キャリッジ110を移動させて、光源107を点灯させる。光源107からの光は、コンタクトガラス103を透過して読取位置Xを通過する原稿Pにて反射し、スリット108、ミラー109、111、112、レンズ群114によって撮像素子115に導かれる。撮像素子115は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部116に送信し、これに基づいて画像データ生成部116が画像データを生成する。
なお、原稿台101または自動原稿給送装置117によって生成された画像データ以外にも、複合機100の通信部に接続されたケーブル123を介して他機から当該複合機100に受信される場合もある(図1A2)。
生成された画像データをトナー像として転写する駆動部が、図1A2に示す画像形成部124である。上記画像形成部124には感光体ドラム125が備えられている。上記感光体ドラム125は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器126、露光ユニット127、現像器128、転写器129、クリーニングユニット130などが配置されている。
上記帯電器126は、上記感光体ドラム125表面を一様に帯電させる。上記露光ユニット127は、帯電された上記感光体ドラム125表面に、上記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。上記現像器128は、搬送された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、上記転写器129により、記録媒体(例えば、シート)に転写される。上記クリーニングユニット130は、上記感光体ドラム125の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、上記感光体ドラム125が回転することにより実行される。
上記シートは、上記複合機100に備えられた複数の給紙カセット131から搬送される。搬送される時は、上記シートはピックアップローラ132により何れか1つの上記給紙カセット132から搬送路へ引き出される。上記各給紙カセット131には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、上記画像形成に関する設定に基づいてシートが給紙される。
搬送路に引き出された上記シートは、搬送ローラ133やレジストローラ134により感光体ドラム125と転写器129の間に送り込まれる。送り込まれると、上記シートは上記転写器129により上記トナー像が転写され、定着装置135に搬送される。
上記トナー像が転写されたシートが上記定着装置135に備えられた加熱ローラと加圧ローラの間を通過すると、上記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。上記加熱ローラの熱量は紙種に応じて最適に設定され、上記定着が適切に行われる。上記可視像がシートに定着されて画像形成が終了し、当該シートは搬送ローラにより、排紙口136へ導かれる。導かれたシートは、複合機の筐体部の外部にある排紙トレイ137に積載され、収容される。
上記手順により、複合機100はコピーサービスをユーザに提供する。また、複合機100が他のサービスを提供する場合も、自動原稿給送装置117と画像読取部106と画像形成部124とが駆動して提供する。なお、後述する画像読取手段(空画像読取手段、付着物画像データ点灯手段、原稿画像読取手段)は、上記画像読取部106から構成される。
図3は、複合機100に備えられた操作部105の外観の一例を示す図である。ユーザは、上記操作部105を用いて、上述のような機能提供についての設定条件等を入力したり、スタートキーや付着物の確認をする旨の選択項目等を押下したり、付着物画像データを選択したり、設定条件、付着物画像データの位置を確認したりする。設定条件の入力、各サービスの実行開始等が行なわれる際に、上記操作部105に備えられたタッチパネル301、タッチペン302、操作キー303が用いられる。
上記タッチパネル301には、上述した条件を入力する機能と、入力された設定条件や付着物画像データ等を表示する機能とが兼ね備えられている。すなわち、タッチパネル301上に表示された画面内の選択項目等を押下することによって、選択項目等に関連付けられた設定条件の入力、付着物画像データの位置決定が行なわれる。また、入力された項目の背景色は、その入力に連動して白色から灰色へ変更されるため、背景色に基づいて、入力された項目等が確認される。
タッチパネル301の近傍には、タッチペン302が備えられており、ユーザがそのタッチペン302の先をタッチパネル301に接触させると、タッチパネル301下方に設けられたセンサが接触先を検知する。そのため、タッチペン302の接触により、表示された項目の選択が可能である。
さらに、タッチパネル301近傍には、所定数の操作キー303が設けられ、例えば、テンキー304、スタートキー305、クリアキー306、ストップキー307、リセットキー308、電源キー309が備えられている。なお、上記テンキー304は、部数や倍率を設定する際に具体的な数字の入力に用いられる。
また、操作部105近傍には、コンタクトガラス103上の付着物を清掃するための清掃具310が取り外し自在に設けられている。清掃具310は、例えば、綿棒のような棒状の形状を有し、その一端には、所定の払拭力を有するブラシが取り付けられている。例えば、粘着性が強く、コンタクトガラス103から取り除きにくい粘着物を払拭する場合に用いられる。ブラシには、粘着物を溶解可能な所定の溶剤を予め浸み込ませ手老いても構わない。上記清掃具310は、場合によっては、布巾、ワイパー等でも構わないし、備えられていなくても構わない。
次に、図4を用いて、複合機100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図4は、複合機100における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、HDD(Hard Disk Drive)404、インターフェイス405、各駆動部に対応するドライバ406を内部バス407によって接続している。上記CPU401は、例えば、RAM403を作業領域として利用し、上記ROM402、HDD404等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ406と図示しない操作部105からのデータ、指示を授受し、上記図1乃至図3に示した各駆動部等の動作を制御する。また、上記駆動部以外についても、上記CPU401がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。上記ROM402、HDD404等には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に図5乃至図11を参照しながら、本発明の複合機100が、コンタクトガラス上に付着する付着物の位置を特定する手順について説明する。図5は、本発明に係る複合機100の機能ブロック図である。図6は、本発明に係る複合機100の動作を示すためのフローチャートである。
まず、複合機100の自動原稿給送装置117が閉じられた状態において、ユーザが複合機100に電源を投入すると、空画像読取手段501が電源投入を検知して、画像読取部106の第一のキャリッジ110および第二のキャリッジ113をホームポジションからコンタクトガラス103の全面にかけて、光源107を点灯させながら走査し、空画像の画像データの読み取り処理(空読取)を開始する(図6:S101)。
ここで、空画像とは、原稿がコンタクトガラス103上に無い状態で画像読取部106が読み取る画像のことである。原稿がコンタクトガラス103上に無い状態で画像データの読み取りを行うと、光源107がコンタクトガラス103を介して原稿圧着板104で反射され、その反射光に基づいた画像データが生成されることとなる。
原稿圧着板104は所定の白色度を有していることから、その反射光から得られる画像データは、白色画像データとなる。ここで、空画像または原稿の画像の画像データを構成する所定数の画素のデータを、例えば、0から255までの256階調のモノクロデータとすると、得られる白色画像データは、階調0または0に近い階調のデータとなる。また、例えば、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)を用いたカラーデータとすると、得られる白色画像データは、RGBそれぞれに対応する階調が0または0に近い階調のデータとなる。なお、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色を用いたカラーデータでも同様である。
例えば、図7Bに示すように、コンタクトガラス103上に所定の粘着性を有する付着物(汚れ)701と、その近傍でコンタクトガラス103上に形成された微小な傷702とが、上記ユーザが電源を投入する前から存在していると、空画像読取手段501は、図7C1に示すように、上述した白色画像データ以外の画像データ、すなわち、付着物701に起因する付着物画像データ703と、傷702に起因する付着物画像データ704とを包含する空画像の画像データ(図7Bに対応する)を取得する。
空画像の画像データが得られると、空画像読取手段501は、光源107を消灯させ、第一のキャリッジ110と第二のキャリッジ113とをホームポジションへ移動させるとともに、空画像の画像データを付着物画像データ検知手段502に送信する。
付着物画像データ検知手段502は、空画像の画像データ(画像データAとする)を受信すると、画像データAに所定のフィルタ処理(例えば、検知された付着物画像データの階調のうち、所定の閾値以上の階調を有する画素のデータを検知する処理等)を施し、付着物701に対応する付着物画像データ703を検知する(図6:S102)。なお、上記所定の閾値は、複合機の品種、設置場所、特定する付着物の種類等に合わせて、適宜設計変更される。
空画像の画像データ内に、階調の高いデータ(例えば、階調15以上のデータ、以下、付着物画像データとする)が存在すると、その付着物画像データは、原稿圧着板104に起因するデータではなく、照射光または反射光が通過するコンタクトガラス103上に付着した付着物(原稿圧着板104上に付着した付着物)またはコンタクトガラス103上に形成された傷に起因して生成されたデータと判断される。
上記傷702に対応する付着物画像データ704は、ほとんどの場合、その階調が低いため、上記フィルタ処理により、付着物701に起因する付着物画像データ703が精度の高い確率で検知されることになる。傷702が著しい場合(傷の寸法が付着物と比較して大きい、傷の深さが深い等)は、その付着物画像データ704の階調は高いものとなるが、その場合は、付着物として検知しても構わない。
図7C2には、例えば、空画像の画像データAに、所定の閾値である階調15以上の画素のデータを付着物画像データとして検知するフィルタ処理を施した空画像の画像データを示した。上記閾値以上の画素のデータを有する付着物701の付着物画像データ703が容易に検知されることが理解される。
これにより、例えば、ユーザの取り除くことができる付着物を適切に検知することが可能となる。さらに、それほど対処する必要の無い微小な傷に起因する付着物画像データ704を検知することがないため、ユーザに余計な作業等を強いることはない。なお、所定の閾値は、複合機の種類、品種、付着物の種類、傷の種類等によって適宜変更される。
上記フィルタ処理によって、付着物画像データ検知手段502が付着物701の付着物画像データ703を検知すると、その旨と画像データAとを付着物画像データ表示手段503に送信する(図6:S102YES)。
一方、付着物画像データ検知手段502が付着物701の付着物画像データ703を検知しない場合、即ち、空画像の画像データが全て階調0であるか、またはコンタクトガラス103上には微小な傷のみが存在する場合、確認受付手段504が、付着物の存在が無いことを示すメッセージ「コンタクトガラスに異常はありません」をタッチパネル上に表示する。ユーザが上記メッセージを確認後、所定の確認キーを押下すると、確認受付手段504が条件受付手段505に初期画面(例えば、図8Dに示す、コピー設定条件を入力するためのコピー設定入力画面)を表示させる(図6:S102NO→S109)。この場合は問題とならないため、以下、付着物701が存在する場合について説明する。なお、上記確認受付手段504の示す所定のメッセージは省略しても構わない。
付着物701の付着物画像データ703が検知されて、付着物画像データ表示手段503が、付着物画像データ検知手段502から付着物701の検知と画像データAとを受信すると、その画像データAを所定の倍率で縮小し、コンタクトガラスを模したプレビュー画像を生成し、そのプレビュー画像内の付着物画像データ703が存在する位置に付着物記号(例えば、□)を付与し、そのプレビュー画像を表示した付着物画像データ表示画面をタッチパネル301上に表示する(図6:S103、図8E)。
付着物画像データ表示画面には、図8Eに示すように、コンタクトガラス上に付着物の存在があることを促すメッセージ801「コンタクトガラスが汚れています。」と、先ほど生成した付着物記号802の付与されたプレビュー画像803と、選択された付着物記号802の付着物画像データを拡大縮小等の対象に決定する「決定」ボタン804と、初期画面を表示させる「初期画面表示」ボタン805と、従前に表示させていた画面を表示させる「戻る」ボタン806とが表示される。なお、表示されたプレビュー画像803の付着物記号802、「決定」ボタン804等は、ユーザによって押下・選択可能に表示され、例えば、タッチペン302等で押下・選択される。上記表示によって、コンタクトガラス全体に対する付着物の位置が一見して確認される。
ユーザは、付着物画像データ表示画面を見ながら、タッチペン302を利用して、付着物記号802を選択すると、付着物画像データ表示手段503が、選択された付着物記号802の背景色が白色からグレー色に変更する。さらに、ユーザが「決定」ボタン804を押下すると、付着物画像データ表示手段503が、確認対象または拡大縮小対象となる付着物画像データ703を決定し、その旨を確認受付手段504に送信する(図6:S104)。
なお、上記「決定」ボタン804は、複数の付着物記号が表示された場合、ユーザが複数の付着物記号のうち自己の選択する付着物記号を決定する際に功を奏するが、例えば、表示された付着物記号が単一の場合、「決定」ボタン804を省略して、付着物記号がタッチペン302等によって選択された際に、その付着物記号が確認対象として決定されるよう構成しても構わない。
確認受付手段504は、図9Fに示すように、付着物画像データ表示画面に、決定された付着物画像データ703の画像を所定の倍率にて拡大縮小させる「拡大」ボタン901、「縮小」ボタン902と、決定された付着物画像データ703を実寸法で表示させる「等倍」ボタン903と、コンタクトガラス上の付着物の位置をコンタクトガラス103上にて確認する「確認」ボタン904(他に、「清掃」、「ノイズ確認モード」と表示されても構わない)と、付着物701に起因する付着物画像データ703を白色画像データに変換し、その部分のみをマスク処理する「マスク処理」ボタン905と、何も処理しない決定をする「放置」ボタン906と、複合機の機能提供を中止させる「中止」ボタン907とを表示する。
ユーザは、表示されたボタンを見ながら、「拡大」ボタン901を押下すると、確認受付手段504は、図9Gに示すように、決定された付着物記号802に対応する付着物画像データ703を所定の倍率で拡大処理し、その拡大された付着物画像データ703をプレビュー画像として付着物画像データ表示画面に再表示する。
ユーザは、拡大された付着物画像データの画像、即ち付着物701を見ながら、「確認」ボタン904を押下すると、確認受付手段504が、その「確認」ボタン904と関連する「光源点灯」ボタン1001と、「光源消灯」ボタン1002と、「再確認」ボタン1003とを付着物画像データ表示画面に表示する(図6:S105YES、図10H)。他のボタンが押下される場合は後述する(図6:S105NO)。
なお、図9G、図10Hには、付着物701とともに、傷702も表示されているが、これは、上述したように、付着物701の近傍に傷702が存在する前提にて処理をしているためであり、あくまでも検知・確認対象となったものは、付着物701である。付着物701の近傍に傷702が無ければ、図9G、図10Hには、傷702は検知されないし、表示もされない。
ユーザが、自動原稿給送装置117を開いて「光源点灯」ボタン1001を押下すると、確認受付手段504が、決定された付着物画像データ703の位置A(具体的には、空画像の画像データのうち、決定された付着物画像データ703の副走査方向の座標)を画像データAから読み取り、その位置で光源107を点灯する旨の信号を付着物画像データ点灯手段506に送信する。
付着物画像データ点灯手段506は、第一のキャリッジ110をホームポジションから、受信した位置Aに移動させ、光源107を原稿Pの画像を読み取る際の強度よりも低い強度(例えば、画像読取時の強度の3分の1)で点灯させる(図6:S106、図10I)。
付着物画像データ点灯手段506が光源107を点灯させると、図10Iに示すように、光源107が付着物701を下方から照射することとなり、上方から見ると、付着物701に対応する位置に陰が生じ、付着物701の周辺には光が照射され、付着物701の輪郭が明確となって、ユーザは一見してコンタクトガラス103上の付着物701の位置を特定することが可能となる。
付着物画像データ点灯手段506は、受信した位置Aの直下から光源107を点灯させるよう構成しているが、その位置Aのコンタクトガラス面と直交する方向に対して所定の角度を有する方向から点灯させても構わない。場合によっては、所定の角度を有した状態で点灯させると、付着物が鮮明に視認することが可能な場合がある。また、例えば、光源107に相当する主走査方向に延びた棒状の露光ランプが二本備えられている場合、一本のみを点灯する等の設計は適宜行なわれる。
付着物701の位置を確認したユーザは、操作部105に備えられた清掃具310によって当該付着物701を取り除き、「光源消灯」ボタン1002を押下すると、確認受付手段504は、付着物画像データ点灯手段506に光源107を消灯させる旨の信号を送信し、付着物画像データ点灯手段506は、光源107を消灯させ、第一のキャリッジ110をホームポジションへ移動させる(図6:S107)。
ユーザが、自動原稿給送装置117を閉じて「再確認」ボタン1003を押下すると、確認受付手段504は、空画像読取手段501に、再度、空読取を開始させる(図6:S108)。
空画像読取手段501が、空画像の画像データ(画像データB)の読み取りを完了し、付着物画像データ検知手段502が、付着物画像データを検出しなかった場合、確認受付手段504が、その旨と画像データBを受けて、付着物701が除去されたコンタクトガラスのプレビュー画像を付着物画像データ表示手段503に表示させる(図6:S108YES)。
図11Jに示すように、付着物画像データ表示手段503が、付着物画像データ表示画面に、コンタクトガラス上の付着物が除去された旨のメッセージ1101「コンタクトガラスの汚れが解消されました」と、従前で表示させていた付着物画像データの位置と同等の位置で、かつ所定の倍率で拡大されたコンタクトガラスのプレビュー画像を再度表示する。なお、この場合、付着物701が除去されているため、プレビュー画像に付着物701は表示されない。
上記付着物画像データ表示画面にて、ユーザが付着物701の除去を確認して「初期画面表示」ボタン805を押下すると、確認受付手段504がその旨を条件受付手段505に送信し、条件受付手段505は、表示された付着物画像データ表示画面を初期画面(図8D)へ変更して表示する。初期画面を見ながら、ユーザが通常のコピー設定条件の入力を行なうこととなる(図6:S109)。
一方、付着物画像データ検知手段502が付着物画像データを再度検知した場合、確認受付手段504が、検知された付着物画像データを再び付着物画像データ表示画面に表示させる旨の信号を付着物画像データ表示手段503に送信する(図6:S108NO)。付着物画像データ表示手段503は、検知された付着物画像データを先ほど示した付着物画像データ表示画面(図9G)に表示し、ユーザに所定のボタンの選択を促すこととなる。
例えば、ユーザが、検知された付着物の除去を試みたが功を奏さずにそのままコンタクトガラス上に付着物を残存させる結果となった場合、再度、付着物画像データ表示画面(図9G)を見ながら、所定のボタン(「確認」ボタン904、「マスク処理」ボタン905等)のうち「マスク処理」ボタン905を押下すると、確認受付手段504が、所定のマスク処理(例えば、付着物画像データの画素の階調を0に変更する処理、言い換えると、付着物画像データを白色画像データに変更する処理)を施す旨の信号を修正手段507に送信し、条件受付手段505に初期画面(図8D)を表示させる(図6:S105NO→S110→S109)。
上記の場合、ユーザが、通常の設定条件の入力を初期画面(図8D)に行ない、スタートキー305を押下すると、条件受付手段505が入力された設定条件で機能を提供する旨の信号を機能提供手段508に送信し、機能提供手段508は、原稿画像読取手段509に原稿の画像データを読み取らせる。
原稿画像読取手段509が読み取った原稿の画像データは、上記修正手段507によって、所定のマスク処理が施され、機能提供手段508に送信され、その画像データに基づき画像形成処理等が行われる。上記構成により、機能提供手段508が、付着物の付着物画像データを印字等することなく、原稿の画像データを綺麗な状態で出力することが可能となる。
また、図6のフローチャートには図示しないが、付着物画像データ表示画面(図9G)の所定のボタンのうち「放置」ボタン906が押下されると、確認受付手段504は、条件受付手段505に初期画面(図8D)を表示させる。この場合、ユーザが初期画面から設定条件を入力してスタートキー305を押下すると、機能提供手段508が、付着物に起因する付着物画像データとともに原稿の画像データを原稿画像読取手段509に読み取らせ、その画像データに基づいて出力することとなる。
また、付着物画像データ表示画面(図9G)の所定のボタンのうち「中止」ボタン907が押下されると、確認受付手段504は、全ての受付、処理等を中止する旨を各手段に送信し、所定の入力等を無効化し、例えば、所定の修理作業を行なう管理者等との連絡を促すメッセージ「サービスマンに連絡してください」をタッチパネル301上に表示させる。上記構成により、例えば、付着物画像データの原因が著しいコンタクトガラスの破損である場合、コンタクトガラスの裏面に付着物が付着している場合、光源に直接付着物が付着している場合、その他ユーザが対処不能な場合に、後から使用するユーザに複合機の不具合を知らせることができるとともに、そのユーザが不具合の状態で複合機を使用することを防止することが可能となる。
このように、本発明の複合機によれば、原稿の画像データを読み取る前に、付着物画像データ検知手段が付着物画像データを検知した場合、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付け、付着物を確認する旨の選択を受け付けた際に、検知された付着物画像データの位置に画像読取手段の光源を移動させて、その光源を点灯させるよう構成している。
これにより、ユーザが、検知された付着物を確認する際に、検知された付着物画像データの位置で光源が点灯することとなり、ユーザは一見して付着物が付着しているコンタクトガラス上の位置を特定することが可能となる。そのため、ユーザが付着物の位置を特定してその付着物を清掃・払拭することが可能となり、付着物画像データが生じたからといって、ユーザが即時に管理者等を呼び出すことがなく、ユーザ自身でその読取異常を解消することが可能となる。また、読取異常が発生したからといって、付着物の位置が特定できずにそのまま付着物を放置することも最小限に抑えることも可能となる。
さらに、付着物画像データ検知手段が上記付着物画像データを検知した場合、コンタクトガラスを模したプレビュー画像上で、検知された付着物画像データの位置を選択可能に表示し、上記確認受付手段が、プレビュー画像上に表示された付着物画像データの位置が選択された際に、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付けるよう構成することができる。
これにより、ユーザは予めコンタクトガラス上のどこの位置に付着物が付着されているのかを確認することができるとともに、表示された付着物画像データのうち、自己の選択したコンタクトガラス上の付着物画像データの位置を光源によって点灯させることが可能となる。そのため、付着物画像データの確認が必要な位置であるか否かをプレビュー画面上で判断し、原稿の画像データを読み取る際に阻害となる付着物を優先的に確認することが可能となる。その結果、例えば付着物を清掃する場合、上記阻害となる付着物を優先的に清掃できるため、無駄なく効率的に付着物の取り除き作業を行なうことが可能となる。
付着物画像データの位置で光源を点灯させる際に、原稿の画像データを読み取る際の光量よりも少ない光量で点灯させるよう構成することができる。
これにより、付着物の確認時に、ユーザが光源から照射される光によって目を傷めることなく容易に付着物を視認することが可能となる。
なお、本発明の実施形態では、付着物画像データ検知手段が付着物に起因する付着物画像データを一つ検知した場合について説明したが、付着物に起因する付着物画像データを複数検知しても構わない。
付着物画像データ検知手段が、例えば、付着物に起因する付着物画像データを3つ検知した場合、付着物画像データ表示手段が、図11Kに示すように、表示されたプレビュー画像に検知された付着物画像データの付着物記号を3つ表示させればよい。
例えば、表示された3つの付着物記号のうちユーザの選択する1つの付着物記号1102がタッチペン等によって選択された際に、その選択された付着物記号1102に、最初に検知された日時を表示した吹き出し1103を表示させるよう構成しても構わない。また、上記タッチペンからの選択が無くても、プレビュー画像が表示される際に、検知された全ての付着物画像データに対応する付着物記号に最初に検知された日時をそれぞれ表示させるよう構成しても構わない。
また、本発明の実施形態の付着物画像データ検知手段は、読み取った空画像の画像データに所定のフィルタ処理を行なって、付着物に起因する付着物画像データと傷に起因する付着物画像データとを判別するよう構成したが、例えば、読み取った空画像の画像データを、空読取を行った日時とともに記憶する付着物画像データ記憶手段を設け、現時点で読み取った空画像の画像データと、従前に読み取った空画像の画像データとを比較して、常に同等の位置で形成される付着物画像データを傷に起因する付着物画像データとして判別するよう構成しても構わない。形成される付着物画像データの形状・頻度等に基づいて、傷に起因する付着物画像データか、付着物に起因する付着物画像データかが判別される。
また、本発明の実施形態の確認受付手段は、確認対象となる付着物記号(付着物の付着物画像データ)が決定されると、付着物画像データ表示画面に、「拡大」ボタン、「縮小」ボタン、「等倍」ボタン、「確認」ボタン、「マスク処理」ボタン、「放置」ボタン、「中止」ボタンを表示して、所定の指示を受け付けるよう構成したが、他のボタンを適宜表示させ、他の処理を受け付けるよう構成しても構わない。
例えば、図12Lに示すように、付着物画像データ表示画面上に、上記ボタンの他に、決定された付着物の付着物画像データを傷に認定する「傷認定」ボタン1201と、予め記憶された連絡先に複合機の不具合を連絡する「連絡」ボタン1202と、表示されたプレビュー画像内の付着物を他の付着物に切り換え表示する「次の付着物」ボタン1203とが表示されるよう構成しても構わない。上記構成により、付着物の処理に困惑したユーザに対して複合機が機動的に対応することが可能となる。なお、上述したボタンは、適宜削除・変更・付加しても構わないことは言うまでもない。
プレビュー画像によって、表示された付着物が傷であることが判明し、「傷認定」ボタン1201を押下して、その付着物を傷に認定すると、例えば、その傷が形成されたコンタクトガラスが交換されるまで、傷がプレビュー画像に表示される際には、図12Mに示すように、傷と表示した吹き出し1204を表示させるよう構成しても構わない。上記構成により、プレビュー画面を一見して、ユーザが容易に対処できない傷であることを確認することが可能となる。
また、本発明の実施形態の付着物画像データ点灯手段は、「光源点灯」ボタンが押下された時点で、検知された付着物画像データの位置で光源を点灯させるよう構成したが、例えば、自動原稿給送装置の開閉を検知可能な開閉検知手段(所定の接触センサ、光学センサ等)を原稿台に設け、ユーザによって「確認」ボタンが押下され、その開閉検知手段が自動原稿給送装置の開状態を検知した時点で付着物画像データ点灯手段が光源を点灯させるよう構成しても構わない。付着物画像データ点灯手段が光源を消灯させる時点も、例えば、開閉検知手段が自動原稿給送装置の閉状態を検知した時点でも構わない。
また、本発明の実施形態では、自動原稿給送装置を搭載した画像形成装置について採用したが、例えば、画像読取装置(スキャナー等)単体でも、採用出来る事は言うまでもない。
また、本発明の実施形態では、複合機が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。上記構成では、上記プログラムを複合機に読み出させ、その複合機が上記各手段を実現する。その場合、上記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる記憶方法として提供することも可能である。もちろん、複合機に限らす、画像読取装置単体でも同様であることは言うまでもない。
また、本発明の実施形態では、コピーサービスに関して採用したが、例えば、カラーコピーサービス、ファクシミリサービス、スキャナサービス、プリンタサービス、ネットワークスキャンサービス後処理サービス等にも採用することができる。
以上のように、本発明に係る画像形成装置は、単体のみならず、それを搭載する複写機、プリンタ、スキャナ、複合機等に有用であり、コンタクトガラス上に付着する付着物の位置を特定可能な画像形成装置として有効である。
本発明の実施形態に係る複合機の外観図及び内部の全体構成を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿給送装置を示す概念図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル上に表示された画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る発明の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る複合機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態のコンタクトガラス上の付着物及び傷とその空画像の画像データの一例を示す図である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された画面の一例を示す第一の図である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された画面の一例を示す第二の図である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された画面の一例を示す第三の図である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された画面の一例を示す第四の図である。 他の実施形態のタッチパネル上に表示された画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 複合機
103 コンタクトガラス
105 操作部
106 画像読取部
117 自動原稿給送装置
501 空画像読取手段
502 付着物画像データ検知手段
503 付着物画像データ表示手段
504 確認受付手段
505 条件受付手段
506 付着物画像データ点灯手段
507 修正手段
508 機能提供手段
509 原稿画像読取手段

Claims (3)

  1. 原稿を載置させるコンタクトガラスの下方で光源を移動させることによって原稿の画像データを読み取る画像読取手段を備えた画像形成装置において、
    コンタクトガラス上の付着物に起因する付着物画像データを検知する付着物画像データ検知手段と、
    原稿の画像データを読み取る前に、上記付着物画像データ検知手段が付着物画像データを検知した場合、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付ける確認受付手段と、
    上記確認受付手段が付着物を確認する旨の選択を受け付けた際に、検知された付着物画像データの位置に光源を移動させて、その光源を点灯させる付着物画像データ点灯手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. さらに、上記付着物画像データ検知手段が付着物画像データを検知した場合、コンタクトガラスを模したプレビュー画像上で、検知された付着物画像データの位置を選択可能に表示する付着物画像データ表示手段を備え、
    上記確認受付手段は、プレビュー画像上に表示された付着物画像データの位置が選択された際に、その付着物を確認するか否かの選択をユーザから受け付けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記付着物画像データ点灯手段は、付着物画像データの位置で光源を点灯させる際に、原稿の画像データを読み取る際の光量よりも少ない光量で点灯させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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