JP2009266870A - 裏面電極型太陽電池および太陽電池モジュール - Google Patents

裏面電極型太陽電池および太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池セルを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、配線抵抗による損失を低減して特性を向上することができる裏面電極型太陽電池およびその裏面電極型太陽電池を用いた太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】半導体基板の裏面に、p型領域と、p型領域に隣り合うn型領域と、p型領域上のp電極と、n型領域上のn電極とを含む単位太陽電池セルを複数備えており、単位太陽電池セル同士の電気的な接続の少なくとも1つが直列接続であって、直列接続は単位太陽電池セルのp電極と、その単位太陽電池セルとは異なる他の単位太陽電池セルのn電極とを電気的に接続する接続部材により行なわれている裏面電極型太陽電池とその裏面電極型太陽電池を用いた太陽電池モジュールである。
【選択図】図1

Description

本発明は、裏面電極型太陽電池および太陽電池モジュールに関し、特に、太陽電池セルを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、配線抵抗による損失を低減して特性を向上することができる裏面電極型太陽電池およびその裏面電極型太陽電池を用いた太陽電池モジュールに関する。
近年、エネルギ資源の枯渇の問題や大気中のCO2の増加のような地球環境問題などからクリーンなエネルギの開発が望まれており、特に太陽電池セルを用いた太陽光発電が新しいエネルギ源として開発、実用化され、発展の道を歩んでいる。
従来の太陽電池セルにおいては、半導体基板の受光面に半導体基板の導電型とは反対の導電型となる不純物を拡散することによって半導体基板の受光面近傍にpn接合を形成して当該受光面に一方の電極を配置し、半導体基板の受光面の反対側の裏面に他方の電極を配置した構造が一般的に採用されている。また、半導体基板の裏面には半導体基板の導電型と同じ導電型の不純物を高濃度に拡散し、裏面電界効果による高出力化を図ることも一般的である。
一方、このような構造の太陽電池セルにおいては、半導体基板の受光面に形成される電極が入射光を遮り、太陽電池セルの出力を抑制する原因となる。また、複数の太陽電池セルを電気的に直列に接続して太陽電池モジュールを作製する場合には、隣り合った太陽電池セル間で受光面に配置された電極と裏面に配置された電極とを接続しなければならず、これらの電極をインターコネクタで接続する作業が困難であった。
また、太陽電池セルの電圧は半導体基板の材料に大きく依存し、電流は半導体基板の受光面の大きさに依存する。したがって、高電圧を得るためには、太陽電池セルを電気的に直列に接続した太陽電池モジュールを作製する必要がある。また、太陽電池モジュールを作製する際には、配線抵抗(太陽電池セルで発生した電流が電極および太陽電池セル同士を接続する配線を通って外部に取り出されるまでの電気抵抗)による損失があり、この損失は配線および電極に流れる電流が増大するほど大きくなる。
そこで、配線および電極に流れる電流量を低下させ、電圧を高くすることによって太陽電池モジュールの特性を向上させる場合には、太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルの受光面の大きさを小さくし、太陽電池セルの直列接続数を上げて配線することなどが行なわれている。
しかしながら、この場合には、表面の小さな半導体基板を用いて太陽電池セルを個々に作製するか、表面の大きな半導体基板を用いて複数の太陽電池セルを一度に作製して個々の太陽電池セルに分割する必要があった。そのため、表面の小さな半導体基板を用いて太陽電池セルを個々に作製した場合には太陽電池モジュールの製造効率が低下するという問題があった。また、表面の大きな半導体基板を用いて複数の太陽電池セルを一度に作製した場合にはダイシングなどの工程が増加するという問題があった。さらに、直列接続数を上げるためには太陽電池モジュールの作製の際の配線工程が増加するため太陽電池モジュールの製造効率が低下するという問題もあった。
また、従来の薄膜太陽電池においては、1つの基板上に複数の太陽電池セルが形成されているため、1つの基板上に多数の直列接続を形成する方法が採用されている(たとえば、特開平5−48134号公報(特許文献1)参照)。
しかしながら、1つの半導体基板の表面内で上記構造の太陽電池セルを電気的に直列に接続する場合には、半導体基板の受光面から裏面に配線を回す必要があった(たとえば、特表2002−507835号公報(特許文献2)参照)。
したがって、従来においては、太陽電池セルを電気的に直列に接続する際の配線作業が困難であるとともに配線抵抗による損失を低減することが困難であるという問題があった。
特開平5−48134号公報 特表2002−507835号公報
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、太陽電池セルを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、配線抵抗による損失を低減して特性を向上することができる裏面電極型太陽電池およびその裏面電極型太陽電池を用いた太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明は、半導体基板の裏面に、p型領域と、p型領域に隣り合うn型領域と、p型領域上のp電極と、n型領域上のn電極とを含む単位太陽電池セルを複数備えており、単位太陽電池セル同士の電気的な接続の少なくとも1つが直列接続であって、直列接続は単位太陽電池セルのp電極と、その単位太陽電池セルとは異なる他の単位太陽電池セルのn電極とを電気的に接続する接続部材により行なわれている裏面電極型太陽電池である。
ここで、本発明の裏面電極型太陽電池において、接続部材は、半導体基板の裏面上に設置された接続用電極を含むことが好ましい。
また、本発明の裏面電極型太陽電池において、接続部材は、接続用配線を含むことが好ましい。
また、本発明の裏面電極型太陽電池において、接続部材は、絶縁性基板と、絶縁性基板上に設置された配線とを備えた配線基板であることが好ましい。
さらに、本発明は、上記のいずれかの裏面電極型太陽電池が封止材中に封止されてなる太陽電池モジュールである。
本発明によれば、太陽電池セルを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、配線抵抗による損失を低減して特性を向上することができる裏面電極型太陽電池およびその裏面電極型太陽電池を用いた太陽電池モジュールを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
<実施の形態1>
図1(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図1(b)に図1(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、本発明の裏面電極型太陽電池においては、半導体基板101の裏面にp型領域111とn型領域112とが形成されている。また、p型領域111上にはp電極121が形成されており、n型領域112上にはn電極122が形成されている。
また、本発明の裏面電極型太陽電池は、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとによって構成されている。ここで、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bはそれぞれ、半導体基板101の裏面に形成された、p型領域111と、p型領域111に隣り合うn型領域112と、p型領域111上のp電極121と、n型領域112上のn電極122とを含む構成を有している。そして、この例においては、第1の単位太陽電池セル301aのp型領域111上のp電極121と、第2の単位太陽電池セル301bのn型領域112上のn電極122とが接続部材としての接続用電極200によって電気的に直列に接続されている。
以上のような構成の本発明の裏面電極型太陽電池は、たとえば以下のようにして製造することができる。以下に、図2〜図10の模式的断面図を参照して、本発明の裏面電極型太陽電池の一例について説明する。
まず、図2に示すように、n型のシリコン基板からなる半導体基板101を用意する。ここで、半導体基板101としては、たとえば、多結晶シリコンまたは単結晶シリコンなどを用いることができる。また、半導体基板101の大きさおよび形状は特に限定されないが、たとえば厚さが100μm以上300μm以下、1辺が100mm以上200mm以下の四角形の板状とすることができる。
なお、本明細書においては、半導体基板101として、n型のシリコン基板を用いた場合について主に説明するが、その材質は半導体であれば特に限定されず用いることができ、たとえばp型のシリコン基板などを用いてもよい。
また、半導体基板101としては、たとえば、スライスされることにより生じたスライスダメージを除去したものなどを用いることが好ましく、スライスダメージを除去する場合には、たとえば、半導体基板101の一方の表面である受光面および他方の表面である裏面の全面をフッ化水素水溶液と硝酸との混酸または水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液などでエッチングを行なうことにより実施することができる。
次に、図3に示すように、半導体基板101の一方の表面である裏面にたとえばシリコン酸化膜からなるテクスチャマスク104を形成し、半導体基板101の他方の表面である受光面にテクスチャ構造110を形成する。
ここで、半導体基板101の受光面のテクスチャ構造110は、たとえば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液にイソプロピルアルコールを添加した液をたとえば70℃以上80℃以下に加熱したものなどを用いてエッチングすることにより形成することができる。半導体基板101の裏面にテクスチャマスク104を形成することによって半導体基板101の受光面のみにテクスチャ構造110を形成することができ、半導体基板101の裏面は平坦にすることができる。
ここで、シリコン酸化膜からなるテクスチャマスク104は、たとえば、スチーム酸化、常圧CVD法またはスピンオングラスの印刷および焼成などによって形成することができる。テクスチャマスク104の厚さは特に限定されないが、たとえば300nm以上800nm以下の厚さとすることができる。
また、テクスチャマスク104としては、シリコン酸化膜以外にも、たとえば、シリコン窒化膜、またはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層体などを用いることができる。ここで、シリコン窒化膜からなるテクスチャマスク104は、たとえばプラズマCVD法または常圧CVD法などで形成することができ、厚さは特に限定されないが、たとえば60nm以上100nm以下とすることができる。
また、本実施の形態において、テクスチャマスク104は、テクスチャ構造110の形成後に一旦除去されるが、テクスチャマスク104を除去せずにそのまま残しておくことによって、後述するp型不純物の拡散を防止するための第1拡散マスクとして利用することも可能である。
次に、図4に示すように、半導体基板101の受光面および裏面の所定の位置に開口部105を有するたとえばシリコン酸化膜からなる第1拡散マスク103aを形成する。
ここで、第1拡散マスク103aはたとえば以下のようにして形成することができる。まず、半導体基板101の受光面および裏面の全面に第1拡散マスク103aを形成する。
そして、半導体基板101の裏面の第1拡散マスク103a上の所定の位置に第1拡散マスク103aのエッチングが可能な第1エッチングペーストをたとえばスクリーン印刷法などによって印刷し、第1エッチングペーストの印刷後の半導体基板101を加熱処理する。その後、半導体基板101を水中に浸し、超音波を印加して超音波洗浄を行なうことによって、加熱処理後の第1エッチングペーストを除去する。これにより、第1エッチングペーストが印刷された第1拡散マスク103aの部分のみが除去されて開口部105が形成され、その開口部105から半導体基板101の裏面を露出させることにより開口部105を有する第1拡散マスク103aが形成される。
ここで、シリコン酸化膜からなる第1拡散マスク103aは、たとえばスチーム酸化、常圧CVD法またはスピンオングラスの印刷および焼成などによって形成することができる。第1拡散マスク103aの厚さは特に限定されないが、たとえば100nm以上300nm以下の厚さとすることができる。
また、第1エッチングペーストとしては、たとえばエッチング成分としてリン酸若しくはフッ素化水素アンモニウムを含み、エッチング成分以外の成分として水、有機溶媒および増粘剤を含み、スクリーン印刷に適した粘度に調整されたものを用いることができる。
また、第1エッチングペーストが印刷された後の半導体基板101は、たとえば100℃以上400℃以下に加熱処理される。また、半導体基板101の加熱処理の方法は特に限定されず、たとえば、ホットプレート、ベルト炉またはオーブンなどを用いて行なうことができる。
また、上記の超音波洗浄に加えて、たとえば、半導体基板101の裏面を一般に知られているSC−1洗浄(RCA Standard Clean−1)、SC−2洗浄(RCA Standard Clean−2)、硫酸と過酸化水素水との混合液による洗浄、薄いフッ化水素水溶液、薄いアルカリ水溶液または界面活性剤を含む洗浄液を用いた洗浄を併せて行なってもよい。
また、第1拡散マスク103aとしては、シリコン酸化膜以外にも、たとえば、シリコン窒化膜、またはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層体などを用いることができる。ここで、シリコン窒化膜からなる第1拡散マスク103aは、たとえばプラズマCVD法または常圧CVD法などで形成することができ、厚さは特に限定されないが、たとえば40nm以上80nm以下とすることができる。
次に、図5に示すように、半導体基板101の裏面にp型不純物としてたとえばボロンなどを拡散させることによってp型領域111を形成した後に第1拡散マスク103aを除去する。ここで、p型領域111の形成位置は、第1拡散マスク103aの開口部105に対応する。なお、p型不純物はボロンに限定されないことは言うまでもない。
p型領域111は、たとえば、ボロンなどのp型不純物を含むガスを半導体基板101の裏面に接触させることにより、またはボロンなどのp型不純物を含む液体を開口部105に塗布することにより形成することができる。
また、p型領域111の形成後には、半導体基板101の裏面の第1拡散マスク103aおよびボロンが拡散して形成されたBSG(ボロンシリケートガラス)などをたとえばフッ化水素水溶液などを用いてすべて除去する。
次に、図6に示すように、半導体基板101の受光面の全面および裏面のp型領域111上に開口部106を有するたとえばシリコン酸化膜からなる第2拡散マスク103bを形成する。
ここで、第2拡散マスク103bはたとえば以下のようにして形成することができる。まず、半導体基板101の受光面および裏面の全面に第2拡散マスク103bを形成する。
そして、半導体基板101の裏面の第2拡散マスク103b上の所定の位置に第2拡散マスク103bのエッチングが可能な第2エッチングペーストをたとえばスクリーン印刷法などによって印刷し、第2エッチングペーストの印刷後の半導体基板101を加熱処理する。
その後、半導体基板101を水中に浸し、超音波を印加して超音波洗浄を行なうことによって、加熱処理後の第2エッチングペーストを除去する。これにより、第2エッチングペーストが印刷された第2拡散マスク103bの部分のみが除去されて開口部106が形成され、その開口部106から半導体基板101の裏面を露出させることにより開口部106を有する第2拡散マスク103bが形成される。
ここで、第2エッチングペーストとしては、たとえば第1エッチングペーストと同一組成のものを用いてもよく、異なる組成のものを用いてもよい。
また、第2エッチングペーストが印刷された後の半導体基板101は、たとえば100℃以上400℃以下に加熱処理される。ここでも、半導体基板101の加熱処理の方法は特に限定されず、たとえば、ホットプレート、ベルト炉またはオーブンなどを用いて行なうことができる。
また、第2拡散マスク103bとしては、シリコン酸化膜以外にも、たとえば、シリコン窒化膜、またはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層体などを用いることができる。
次に、図7に示すように、半導体基板101の裏面にn型不純物としてたとえばリンなどを拡散させることによってn型領域112を形成した後に第2拡散マスク103bを除去する。ここで、n型領域112の形成位置は、第2拡散マスク103bの開口部106に対応する。
n型領域112は、たとえば、リンなどのn型不純物を含むガスを半導体基板101の裏面に接触させることにより、またはリンなどのn型不純物を含む液体を開口部106に塗布することにより形成することができる。なお、n型不純物は、リンに限定されないことは言うまでもない。
また、n型領域112の形成後には、半導体基板101の裏面の第2拡散マスク103bおよびリンが拡散して形成されたPSG(リンシリケートガラス)などをたとえばフッ化水素水溶液などを用いてすべて除去する。
次に、図8に示すように、半導体基板101についてたとえばドライ酸化(熱酸化)を行なうことによって、半導体基板101の裏面の全面にシリコン酸化膜からなるパッシベーション膜102を形成する。このとき、半導体基板101の受光面にもシリコン酸化膜102aが形成されることになる。
ここで、シリコン酸化膜からなるパッシベーション膜102はたとえばドライ酸化の他、たとえばスチーム酸化または常圧CVD法などによって形成することができる。また、パッシベーション膜102は、たとえばプラズマCVD法によって形成されたシリコン窒化膜であってもよい。また、パッシベーション膜102は、たとえば、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層体であってもよい。
その後、半導体基板101の受光面のシリコン酸化膜102aをたとえばフッ化水素水溶液などを用いてすべて一旦除去される。
次に、図9に示すように、半導体基板101の受光面上にたとえば屈折率が1.9〜2.1のシリコン窒化膜などからなる反射防止膜109を形成するとともに、パッシベーション膜102にコンタクトホール107およびコンタクトホール108を形成することによって、コンタクトホール107からp型領域111を露出させ、コンタクトホール108からn型領域112を露出させる。
ここで、コンタクトホール107はp電極121の形状に形成され、コンタクトホール108はn電極122の形状に形成される。さらに、図示されていないコンタクトホールが接続用電極200の形状に形成される。
また、コンタクトホール107、コンタクトホール108および接続用電極200の形状に形成されたコンタクトホールは、それぞれたとえば以下のようにして形成することができる。
すなわち、パッシベーション膜102上の上記のコンタクトホールの形成位置にパッシベーション膜102をエッチング可能なエッチングペーストを印刷した後に、たとえば100℃〜400℃の加熱処理を行なう。そして、加熱処理後の半導体基板101を水中に浸漬させ、超音波を印加して超音波洗浄を行なうことによって、加熱処理後のエッチングペーストを除去して、パッシベーション膜102に上記のコンタクトホールを形成することも可能である。なお、ここでも、上記の超音波洗浄に加えて、たとえば、半導体基板101の裏面を一般に知られているSC−1洗浄、SC−2洗浄、硫酸と過酸化水素水との混合液による洗浄、薄いフッ化水素水溶液、薄いアルカリ水溶液または界面活性剤を含む洗浄液を用いた洗浄を併せて行なってもよい。
その後、図10に示すように、半導体基板101の裏面のコンタクトホール107にp型領域111に接するp電極121を形成するとともに、コンタクトホール108にn型領域112に接するn電極122を形成する。さらには、接続用電極200の形状に形成された図示しないコンタクトホールにも接続用電極200を形成する。
ここで、p電極121、n電極122および接続用電極200はそれぞれ、コンタクトホール107、コンタクトホール108および図示しないコンタクトホールにそれぞれたとえば銀ペーストを印刷した後に、銀ペーストをたとえば500℃以上700℃以下の温度で焼成することによって形成することができる。これにより、図1(a)および図1(b)に示す構成を有する本発明の裏面電極型太陽電池の一例が完成する。
なお、上記においては、p電極121、n電極122および接続用電極200をそれぞれ銀ペーストを焼成することによって形成しているが、p電極121、n電極122および接続用電極200の材質はそれぞれ金属などの導電性物質であれば特に限定されないことは言うまでもない。
以上のように、図1(a)および図1(b)に示す構成を有する本発明の裏面電極型太陽電池は、半導体基板101の裏面を二分する第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続も、p電極121およびn電極122の形成と同時に接続用電極200を形成することにより行なうことができる。
したがって、本発明の裏面電極型太陽電池においては、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bはそれぞれ小さな受光面を有し、配線抵抗による損失を低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
なお、半導体基板101がn型の導電型を有する場合には、半導体基板101の裏面のp型領域111とn型の半導体基板101とによって半導体基板101の裏面にpn接合が形成される。また、半導体基板101がp型の導電型を有する場合には、半導体基板101の裏面のn型領域112とp型の半導体基板101とによって半導体基板101の裏面にpn接合が形成される。
本発明の裏面電極型太陽電池の特性と比較するために、図21(a)の裏面側の模式的な斜視図および図21(b)の裏面の模式的な平面図に示される比較例1の裏面電極型太陽電池を作製した。
ここで、比較例1の裏面電極型太陽電池は、図1(a)および図1(b)に示す小さな受光面を有する第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bの2つの単位太陽電池セルが直列に接続された構成となっておらず、1つの大きな受光面を有する裏面電極型太陽電池となっていること以外は上記で説明した実施の形態1における本発明の裏面電極型太陽電池と同一の構成となっている。
図1(a)および図1(b)に示す実施の形態1における本発明の裏面電極型太陽電池の特性と、図21(a)および図21(b)に示す比較例1の裏面電極型太陽電池の特性とを比較したところ、実施の形態1における本発明の裏面電極型太陽電池は、比較例1の裏面電極型太陽電池と比較して、p電極121およびn電極122を流れる電流密度(mA/cm2)が低く、開放電圧が大きいことが確認された。
<実施の形態2>
図11(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図11(b)に図11(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図11(a)および図11(b)に示される実施の形態2における本発明の裏面電極型太陽電池は、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとが接続用電極200ではなく、たとえば銅線などの接続用配線410で電気的に直列に接続されている点に特徴がある。上記以外の説明は、実施の形態1と同様である。なお、接続用配線410は導電性物質からなるものであれば特に限定はされない。
このような構成の実施の形態2における本発明の裏面電極型太陽電池においては、半導体基板101の裏面を二分する第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続も接続用配線410により行なうことができる。
したがって、実施の形態2における本発明の裏面電極型太陽電池においても、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bはそれぞれ小さな受光面を有し、配線抵抗による損失を低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
<実施の形態3>
図12(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図12(b)に図12(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図12(a)および図12(b)に示される実施の形態3における本発明の裏面電極型太陽電池は、半導体基板101の裏面を四分し、実施の形態1および2よりもさらに小さな受光面を有する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dから構成されている点に特徴がある。
ここで、実施の形態3における本発明の裏面電極型太陽電池においては、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとが接続用電極200によって電気的に直列に接続されており、第2の単位太陽電池セル301bと第3の単位太陽電池セル301cとが接続用電極200によって電気的に直列に接続されており、第3の単位太陽電池セル301cと第4の単位太陽電池セル301dとが接続用電極200によって電気的に直列に接続されている。上記以外の説明は、実施の形態1と同様である。
このような構成の実施の形態3における本発明の裏面電極型太陽電池においても、半導体基板101の裏面を四分する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続、第2の単位太陽電池セル301bと第3の単位太陽電池セル301cとの電気的な直列接続、および第3の単位太陽電池セル301cと第4の単位太陽電池セル301dとの電気的な直列接続がそれぞれp電極121およびn電極122の形成と同時に接続用電極200を形成することにより行なうことができる。
したがって、実施の形態3における本発明の裏面電極型太陽電池においても、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dはそれぞれさらに小さな受光面を有し、配線抵抗による損失をさらに低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
<実施の形態4>
図13(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図13(b)に図13(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図13(a)および図13(b)に示される実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池は、半導体基板101の裏面を四分し、実施の形態1および2よりもさらに小さな受光面を有する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dから構成されており、これらの単位太陽電池セルが接続部材としての配線基板により電気的に直列に接続されている点に特徴がある。
すなわち、実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池は、p電極121と電気的に接続するためのp配線402と、n電極122と電気的に接続するためのn配線403と、p配線402とn配線403とを電気的に接続するための接続用配線401とがそれぞれ絶縁性基板400上に設置された配線基板を有している。
ここで、p配線402およびn配線403は導電性物質であれば特に限定なく用いることができ、たとえば、銀、銅またはアルミニウムなどの金属を用いることができる。
また、絶縁性基板400としては絶縁性基板であれば特に限定なく用いることができ、たとえば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、ポリイミドまたはエチレンビニルアセテートなどからなる絶縁性基板を用いることができる。
そして、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続、第2の単位太陽電池セル301bと第3の単位太陽電池セル301cとの電気的な直列接続、および第3の単位太陽電池セル301cと第4の単位太陽電池セル301dとの電気的な直列接続がそれぞれ配線基板の接続用配線401により行なわれている。上記以外の説明は、実施の形態1と同様である。
このような構成の実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池においても、半導体基板101の裏面を四分する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続、第2の単位太陽電池セル301bと第3の単位太陽電池セル301cとの電気的な直列接続、および第3の単位太陽電池セル301cと第4の単位太陽電池セル301dとの電気的な直列接続がそれぞれ、1枚の配線基板の設置により同時に行なうことができる。
したがって、実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池においても、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dはそれぞれさらに小さな受光面を有し、配線抵抗による損失をさらに低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
本発明の裏面電極型太陽電池の特性と比較するために、図22(a)の裏面側の模式的な斜視図および図22(b)の裏面の模式的な平面図に示される比較例2の裏面電極型太陽電池を作製した。
ここで、比較例2の裏面電極型太陽電池は、図13(a)および図13(b)に示す小さな受光面を有する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301b、第3の単位太陽電池セル301cおよび第4の単位太陽電池セル301dの4つの単位太陽電池セルが直列に接続された構成となっておらず、1つの大きな受光面を有する裏面電極型太陽電池において発生した電流を配線基板から取り出すことができる構成となっていること以外は上記で説明した実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池と同一の構成となっている。
図13(a)および図13(b)に示す実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池の特性と、図22(a)および図22(b)に示す比較例2の裏面電極型太陽電池の特性とを比較したところ、実施の形態4における本発明の裏面電極型太陽電池は、比較例2の裏面電極型太陽電池と比較して、p電極121、n電極122、p配線402およびn配線403を流れる電流密度(mA/cm2)が低く、開放電圧が大きいことが確認された。
<実施の形態5>
図14(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図14(b)に図14(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図14(a)および図14(b)に示される実施の形態5における本発明の裏面電極型太陽電池は、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bから構成されており、これらの単位太陽電池セルが接続部材としての配線基板の接続用配線401により電気的に直列に接続されている点に特徴がある。上記以外の説明は、実施の形態1および実施の形態4と同様である。
このような構成の実施の形態5における本発明の裏面電極型太陽電池においても、半導体基板101の裏面を二分する第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続が1枚の配線基板の設置により行なうことができる。
したがって、実施の形態5における本発明の裏面電極型太陽電池においても、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bはそれぞれ小さな受光面を有し、配線抵抗による損失を低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
<実施の形態6>
図15(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図15(b)に図15(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図15(a)および図15(b)に示される実施の形態6における本発明の裏面電極型太陽電池は、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続を配線基板の接続用配線401により行なう点は実施の形態5と同様であるが、配線基板の電流の取り出し端子を同一側に設置している点に特徴がある。
このような構成の実施の形態6における本発明の裏面電極型太陽電池においては、本発明の裏面電極型太陽電池の同一側から電流を取り出すことができるため、本発明の裏面電極型太陽電池の複数を電気的に接続して太陽電池モジュールを作製する際にその接続が容易となる傾向にある。上記以外の説明は、実施の形態5と同様である。
<実施の形態7>
図16(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図16(b)に図16(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図16(a)および図16(b)に示される実施の形態7における本発明の裏面電極型太陽電池は、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bの配置を変更して、接続用電極200による第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続方法を実施の形態1と変更している点に特徴がある。
すなわち、実施の形態7における本発明の裏面電極型太陽電池においては、第1の単位太陽電池セル301aの櫛形状のn電極122の櫛歯に相当する部分の複数本のn電極122と、第2の単位太陽電池セル301bの櫛形状のp電極121の櫛歯に相当する部分の複数本のp電極121とが1本の接続用電極200で電気的に接続されている。
このような構成の実施の形態7における本発明の裏面電極型太陽電池においても、半導体基板101の裏面を二分する第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続も、p電極121およびn電極122の形成と同時に接続用電極200を形成することにより行なうことができる。
したがって、実施の形態7における本発明の裏面電極型太陽電池においては、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301aおよび第2の単位太陽電池セル301bはそれぞれ小さな受光面を有し、配線抵抗による損失を低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
<実施の形態8>
図17(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図17(b)に図17(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図17(a)および図17(b)に示される実施の形態8における本発明の裏面電極型太陽電池は、実施の形態7の構成と比べて、第2の単位太陽電池セル301bのp型領域111とn型領域112との配置を入れ替えた点に特徴がある。
すなわち、実施の形態8における本発明の裏面電極型太陽電池においては、実施の形態7の構成と異なり、第1の単位太陽電池セル301aのp型領域111が第2の単位太陽電池セル301bのn型領域112と接しており、第1の単位太陽電池セル301aのn型領域112が第2の単位太陽電池セル301bのp型領域111と接して、半導体基板101の裏面の中央部において、第1の単位太陽電池セル301aのn電極122と第2の単位太陽電池セル301bのp電極121とが1本の接続用電極200で電気的に接続されている点に特徴がある。
このような構成の実施の形態8における本発明の裏面電極型太陽電池においては、実施の形態7の構成と比べて、半導体基板101の裏面にp電極121、n電極122および接続用電極200がそれぞれ形成しやすい形状となっている。
したがって、実施の形態8における本発明の裏面電極型太陽電池においては、実施の形態7の構成と比べて、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとを電気的に直列に接続する際の配線作業をより容易に行なうことができる傾向にある。上記以外の説明は実施の形態7と同様である。
<実施の形態9>
図18(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図18(b)に図18(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図18(a)および図18(b)に示される実施の形態9における本発明の裏面電極型太陽電池は、実施の形態8と比べて、接続用電極200の形状を帯状にするのではなく、第1の単位太陽電池セル301aのn電極122と第2の単位太陽電池セル301bのp電極121との接点をそれぞれ接続用電極200としている点に特徴がある。
このような構成の実施の形態9における本発明の裏面電極型太陽電池においては、実施の形態8の構成と比べて帯状の接続用電極200を形成する工程を省略することができる分だけ、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとを電気的に直列に接続する際の配線作業をより容易に行なうことができ、さらには電極材料の使用量も低減することができる傾向にある。上記以外の説明は実施の形態7および実施の形態8と同様である。
<実施の形態10>
図19(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図19(b)に図19(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図19(a)および図19(b)に示される実施の形態10における本発明の裏面電極型太陽電池は、半導体基板101の裏面を三分し、より小さな受光面を有する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301bおよび第3の単位太陽電池セル301cから構成されており、第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続、かつ第2の単位太陽電池セル301bと第3の単位太陽電池セル301cとの電気的な直列接続がそれぞれ接続用電極200により行われている点に特徴がある。上記以外の説明は実施の形態1と同様である。
このような構成の実施の形態10における本発明の裏面電極型太陽電池においても、半導体基板101の裏面を三分する第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301bおよび第3の単位太陽電池セル301cを一度に形成することができ、かつ第1の単位太陽電池セル301aと第2の単位太陽電池セル301bとの電気的な直列接続、および第2の単位太陽電池セル301bと第3の単位太陽電池セル301cとの電気的な直列接続も、p電極121およびn電極122の形成と同時に接続用電極200を形成することにより行なうことができる。
したがって、実施の形態10における本発明の裏面電極型太陽電池においても、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301bおよび第3の単位太陽電池セル301cを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301bおよび第3の単位太陽電池セル301cはそれぞれ小さな受光面を有し、配線抵抗による損失を低減することができるため、裏面電極型太陽電池の特性を向上することができる。
<実施の形態11>
図20(a)に本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例の裏面側の模式的な斜視図を示し、図20(b)に図20(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、図20(a)および図20(b)に示される実施の形態11における本発明の裏面電極型太陽電池は、実施の形態10と比べて、接続用電極200の形状を帯状にするのではなく、第1の単位太陽電池セル301aのn電極122と第2の単位太陽電池セル301bのp電極121との接点および第2の単位太陽電池セル301bのn電極122と第3の単位太陽電池セル301cのp電極121との接点をそれぞれ接続用電極200としている点に特徴がある。
このような構成の実施の形態11における本発明の裏面電極型太陽電池においては、実施の形態10の構成と比べて帯状の接続用電極200を形成する工程を省略することができる分だけ、第1の単位太陽電池セル301a、第2の単位太陽電池セル301bおよび第3の単位太陽電池セル301cを電気的に直列に接続する際の配線作業をより容易に行なうことができ、さらには電極材料の使用量も低減することができる傾向にある。上記以外の説明は実施の形態10と同様である。
なお、上記の実施の形態1〜実施の形態11においては、p型領域111とn型領域112とが接している構成について説明したが、本発明においては、p型領域111とn型領域112とは必ずしも接している必要はない。
また、上記の実施の形態1〜実施の形態11においては、p型の導電型とn型の導電型とが入れ替わっていてもよい。
また、本発明において、接続部材は、上記の実施の形態1〜実施の形態11と同一のものを用いなくてもよいことは言うまでもない。
また、図1および図11〜図22に示される裏面電極型太陽電池において、裏面のパッシベーション膜については図示されていないが、これらの裏面電極型太陽電池の裏面にはパッシベーション膜が存在していてもよい。
<太陽電池モジュール>
上記で説明したような本発明の裏面電極型太陽電池を複数接続した後に封止材中に封止することによって本発明の太陽電池モジュールを得ることができる。
ここで、封止材としては、たとえば、太陽光に対して透明な樹脂などを特に限定なく用いることができる。太陽光に対して透明な樹脂としては、たとえば、エチレンビニルアセテート樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂およびゴム系樹脂からなる群から選択された少なくとも1種の透明樹脂が挙げられる。
また、本発明の太陽電池モジュールは、透明基板と保護フィルムとの間に設置されていてもよい。また、本発明の太陽電池モジュールの外周にたとえばアルミニウムなどからなる枠体が嵌め込まれていてもよい。また、本発明の太陽電池モジュールには発生した電流を外部に取り出すための端子ボックスが取り付けられていてもよい。
ここで、透明基板としては、たとえば太陽光に対して透明な基板を特に限定なく用いることができ、たとえばガラス基板等を用いることができる。
また、保護フィルムとしては、たとえば従来から用いられている耐候性フィルム等のシートを特に限定なく用いることができ、また、絶縁性フィルムの間に金属フィルムを挟み込んだ構成のものを用いてもよい。なお、絶縁性フィルムとしては、たとえば従来から公知のものを用いることができ、たとえばPETフィルムなどを用いることができる。また、金属フィルムとしては、従来から公知のものを用いることができるが、たとえば封止材中への水蒸気や酸素の透過を十分に抑制して長期的な信頼性を確保する観点からはたとえばアルミニウムなどの金属フィルムを用いることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、太陽電池セルを電気的に直列に接続する際の配線作業を容易に行なうことができるとともに、配線抵抗による損失を低減して特性を向上することができる裏面電極型太陽電池およびその裏面電極型太陽電池を用いた太陽電池モジュールを提供することができる。
(a)は本発明の裏面電極型太陽電池の一例である実施の形態1の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 本発明の裏面電極型太陽電池の製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態2の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態3の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態4の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態5の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態6の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態7の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態8の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態9の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態10の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は本発明の裏面電極型太陽電池の他の一例である実施の形態11の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は比較例1の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す比較例1の裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。 (a)は比較例2の裏面電極型太陽電池の裏面側の模式的な斜視図であり、(b)は(a)に示す比較例2の裏面電極型太陽電池の裏面の模式的な平面図である。
符号の説明
101 半導体基板、102 パッシベーション膜、102a シリコン酸化膜、103a 第1拡散マスク、103b 第2拡散マスク、104 テクスチャマスク、105,106 開口部、107,108 コンタクトホール、109 反射防止膜、110 テクスチャ構造、111 p型領域、112 n型領域、121 p電極、122 n電極、200 接続用電極、301a 第1の単位太陽電池セル、301b 第2の単位太陽電池セル、301c 第3の単位太陽電池セル、301d 第4の単位太陽電池セル、410 接続用配線。

Claims (5)

  1. 半導体基板の裏面に、p型領域と、前記p型領域に隣り合うn型領域と、前記p型領域上のp電極と、前記n型領域上のn電極とを含む単位太陽電池セルを複数備えており、
    前記単位太陽電池セル同士の電気的な接続の少なくとも1つが直列接続であって、
    前記直列接続は、前記単位太陽電池セルのp電極と、その単位太陽電池セルとは異なる他の前記単位太陽電池セルのn電極とを電気的に接続する接続部材により行なわれていることを特徴とする、裏面電極型太陽電池。
  2. 前記接続部材は、前記半導体基板の前記裏面上に設置された接続用電極を含むことを特徴とする、請求項1に記載の裏面電極型太陽電池。
  3. 前記接続部材は、接続用配線を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の裏面電極型太陽電池。
  4. 前記接続部材は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に設置された配線とを備えた配線基板であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の裏面電極型太陽電池。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の裏面電極型太陽電池が封止材中に封止されてなる、太陽電池モジュール。
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