JP2009265122A - 画像投射装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレゼンテーション中に書き込んだ情報を後に確認する際に、元のプレゼンテーションの資料との対応関係を容易に把握できるようにする。
【解決手段】投射部102より画像を投射し、撮像を行う際には、書き込み情報が加えられた状態で撮像し、キー入力部104から画像を非表示させる指示があった場合には、白色光を投射して画像を非表示させ、書き込み情報のみを撮像する。そして、投射されていたスライド画像と関連付けて、撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成し、前記画像データを生成した識別情報とともに記憶部202に記憶するようにして、使用者は、プレゼンテーションが終了した後に撮像画像を使用するときに、プレゼンテーションファイル及び画像ファイルの両方を開いて確認するという作業をしなくても、撮像画像の情報を容易に把握することができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は画像投射装置、画像投射装置の制御方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、投射されたスクリーン上に直接書き込まれた情報を後に確認するために用いて好適な技術に関する。
一般に、発表、説明等のプレゼンテーションにおいては、予め作成しておいた文字、図表等からなる資料を電子データで作成しておく。そして、プロジェクタを使用してそれらの資料をスクリーン上に投射し、スクリーン上に投射された情報に従ってプレゼンテーションを行っている。
これらのプレゼンテーションにおいては、投射している画像に対して参加者が直接スクリーン上に記入する場合がある。例えば、プレゼンテーションで用いる画像を投射するスクリーンとしてホワイトボードを使用する場合がある。この場合、投射されている画像に対してプレゼンテーション中や、その後のディスカッション中に思いついた連想事項、新たな課題などをマジックで書き込む。
そして、プレゼンテーション及びディスカッションの後に利用できるように、これらの書き込み情報を撮像して取り込み、データ化して保存することが行われている。このように、これらの書き込み情報を撮像して記録するプロジェクタシステムが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2004−252118号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の方法では、撮影された書き込み情報の画像と投射中の画像とが合成した状態で記録される。そのため、例えば、投射した画像に対する書き込み量が多い場合など、投射した画像のみを後で独立に確認することが難しいという問題点がある。
また、投射中に書き込み情報を撮像して記録し、その後、記録した書き込み情報を用いる場合もある。したがって、プレゼンテーション中に使用された資料の枚数が多かったり、書き込み情報を撮像した画像が多かったりすると、記録した書き込み情報の画像とプレゼンテーションで使用された資料との対応付けが利用者にとって分かりにくいという問題点がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、画像の投射中に、投射画面に対して書き込んだ情報を後に確認する際に、元の投射画像との対応関係を容易に把握できるようにすることを目的としている。
本発明の画像投射装置は、画像を投射する投射手段と、前記投射手段によって投射された画像を含む被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による撮像時に前記投射手段によって投射されていた画像と関連付けて、前記撮像手段によって撮像された被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成手段と、前記生成手段によって前記識別情報が付加された画像データを記憶部に記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像投射装置の他の特徴とするところは、画像を投射する投射手段と、前記投射手段によって投射された画像を非表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段によって非表示された範囲を含む被写体を撮像する撮像手段と、前記表示制御手段によって非表示される直前に前記投射手段によって投射されていた画像と関連付けて、前記撮像手段によって撮像された被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成手段と、前記生成手段によって前記識別情報が付加された画像データを記憶部に記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像投射装置の制御方法は、画像を投射する投射工程と、前記投射工程において投射した画像を含む被写体を撮像する撮像工程と、前記撮像工程における撮像時に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像投射装置の制御方法の他の特徴とするところは、画像を投射する投射工程と、前記投射工程において投射した画像を非表示させる表示制御工程と、前記表示制御工程において非表示された範囲を含む被写体を撮像する撮像工程と、前記表示制御工程において非表示される直前に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、画像を投射する投射工程と、前記投射工程において投射した画像を含む被写体を撮像する撮像工程と、前記撮像工程における撮像時に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムの他の特徴とするところは、画像を投射する投射工程と、前記投射工程において投射した画像を非表示させる表示制御工程と、前記表示制御工程において非表示された範囲を含む被写体を撮像する撮像工程と、前記表示制御工程において非表示される直前に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記の何れかに記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、書き込み情報と投射していた画像とを関連付けるので、書き込み情報を後に確認する際に、投射していた元のプレゼンテーションファイルとの関連性を容易に把握することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における投射撮像機能を有するプロジェクタ101の外観及び投射システムの一例を示す図である。また、図2は、本実施形態に係るプロジェクタ101の概略構成例を示すブロック図である。
図1及び図2において、投射部102は、プロジェクタ101の内部に保持している情報、または、外部よりデータが入力されて生成された投射画像を投射撮像面106に投射するためのものである。撮像部103は、投射部102が投射対象としている範囲の被写体を撮像するためのものである。
キー入力部104は、撮像動作や状態の移行などの命令を入力するためのものであり、使用者によりキー入力部104が操作されることによって命令を入力する。外部接続部105は、外部記憶装置を接続したり、PCを接続したりして情報のやり取りを行うためのものである。制御部201は、プロジェクタ101を構成する各部を制御するためのものである。また、記憶部202は、例えば、USBメモリなどの外部記憶装置から外部接続部105を介して読み出されたデータを記憶するためのものである。
図1に示す投射撮像面106は、プロジェクタ101から画像が投射される対象となる面であるとともに、撮像部103により撮像される対象となる面である。投射撮像面106は、実際の使用形態としては手書きで書き込みを行ったり、消去したりすることが可能なホワイトボードなどが想定されるが、大判の紙面であってもよく、プロジェクタ101により映像が投射できるものであれば基本的に何でもよい。
被投射部分107は、投射撮像面106の内部で投射部102によって画像が投射されている部分である。また、撮像部103により撮像される対象となる範囲も、基本的に被投射部分107と同じ部分である。
次に、図2を参照しながら、本実施形態に係るプロジェクタ101による画像の投射及び撮像の手順について簡単に説明する。USBメモリなどの外部記憶装置が外部接続部105に取り付けられると、外部記憶装置内に記憶されている投射用ファイル(プレゼンテーションファイル)を制御部201が読み出し、記憶部202に記憶する。キー入力部104の操作に応じて、制御部201は、記憶部202に保持されている投射用ファイルから、実際に投射部102より投射するための画像を作成する。そして、制御部201の制御により、作成した投射用の画像を投射部102から投射する。
また、キー入力部104の操作に応じて、制御部201の制御により撮像部103は撮像処理を行う。キー入力部104より撮像処理を行う命令があった場合、制御部201の制御により撮像部103は、記憶部202に保持されている撮像条件に従って、図1に示す被投射部分107の領域を撮像する。そして、制御部201は、画像データとして記憶部202に記憶する。この後、制御部201は、記憶部202に記憶されている種々の画像データの識別情報の中から必要なものを選択し、撮像した画像データに識別情報を付加して画像データファイルとして記憶する。
図3は、本実施形態における投射画像及び撮像画像の具体例を示す図である。図3(a)には、制御部201により作成され、投射部102により被投射部分107に投射されて映し出された画像を示している。これに対して、図3(b)には、投射撮像面106に改変を加えて、被投射部分107に投射された画像に、加えられた改変が重なりあっている状態を示している。
図3に示す例の場合、例えばホワイトボードに画像が投射され、投射された画像に関連した事項がホワイトボードにマジックで書き込まれている。図3(c)は、投射撮像面106に対する改変のみを取り出したものを示しており、プロジェクタ101による投射を中断するか、あるいは白色光を投射することにより投射撮像面106に改変のみが現れる。本実施形態では、図3(b)または図3(c)に示す書き込みを撮像し、図3(a)に示す投射画像に対して関連付ける。
図4は、本実施形態における「白紙メモモード」の具体例を示す図である。図4(a)は図3(a)と同じものであり、制御部201により作成され、投射部102により投射された被投射部分107に映し出された画像を示している。図4(a)に示す画像に関連した書き込みを行いたい場合、通常は図4(a)に示す画像の投射中にそのまま書き込みを行うことにより、図3(b)に示す状態になる。
一方、図4(a)に示す画像に関連した書き込みを大量に行いたい場合や、図4(a)に示す画像に関連しているが、広い画面上に図面等を描きたい場合がある。この場合は、画像の投射を中断するか、あるいは白色光を投射することにより、投射撮像面106を何も画像が現れないプレーンな状態にし、この状態で描きこみ撮像を行う。そして、例えば図4(b)に示すような書き込みの画像を、図4(a)に示す画像に関連付けて画像データとして記憶する。以降、このような処理を本実施形態では白紙メモモードと呼ぶことにする。
次に、図5及び図6に示すフローチャートに従って、本実施形態における処理の流れを説明する。図5は、白紙メモモードに移行するための処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示す各処理は、制御部201の制御により行われる。また、白紙メモモードに移行するときは、予めキー入力部104より命令を受け取ることにより移行する。
まず、ステップS501において、使用者によりキー入力部104にてボタン操作が行われ、白紙メモモードへ移行する命令を受けたか否かを判断する。この判断の結果、白紙メモモードへ移行する命令を受けていない場合は、そのまま処理を終了する。一方、ステップS501の判断の結果、ボタン操作が行われ、白紙メモモードへ移行する命令を受けた場合は、ステップS502に進む。そして、ステップS502において、現在投射している画像のスライド番号を、白紙メモモードへ移行する直前に投射していた画像の番号として記憶部202に記憶する。
次に、ステップS503において、制御部201は表示制御手段として機能し、投射部102による画像の投射を中断し、同じ領域に白色光を投射する。この処理は、メモを書く範囲を明確にするとともに、メモを書く領域を明るくしてメモを見やすくするために行われる。本実施形態では、以上の目的のために白紙メモモードにおいて白色光を投射するが、白色光の投射を行わず、一切の投射を行わないようにしてもよい。白色光を投射することにより書き込みが見えにくくなるような場合を考慮して、投射を行わないほうがいい場合もあり得る。
なお、白紙メモモード中にキー入力部104より白紙メモモードの終了命令の操作があった場合、白色光の投射を終了し、白色光を投射する直前に投射していたスライド番号の画像を再び投射して通常のモードに戻る。
次に、図6のフローチャートに示す処理の流れについて説明する。図6は、撮像部103により画像を撮像する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す各処理は、制御部201の制御により行われる。
まず、図6のステップS601において、使用者によりキー入力部104にて撮像ボタンが押下され、撮像する命令を受けたか否かを判断する。この判断の結果、撮像する命令を受けていない場合は、そのまま待機し、撮像する命令を受けた場合は、ステップS602に進む。
次に、ステップS602において、「全撮像回数の数」を1増やし、記憶部202にその情報を記憶する。本実施形態のプロジェクタ101は、不図示のカウンターを備えており、「全撮像回数」、後述する「現在投射中の画像での撮像回数」及び「白色投射前の画像に関連しての白紙メモ撮像回数」をカウントする。また、「全撮像回数」とは、現在行われているプレゼンテーションにおいて、プレゼンテーションが始まってから、何回の撮像動作が行われたかを示す情報である。したがって、プレゼンテーションが始まった時点では、「全撮像回数」は0に設定されている。
次に、ステップS603において、現在、白紙メモモードであるかどうかを判定する。すなわち、図5のフローチャートに示す手順で白紙メモモードへ移行する命令を受けた状態であるか否かを判定する。この判定の結果、現在、白紙メモモードでない場合は、ステップS604に進む。
次に、ステップS604において、記憶部202に記憶されているプレゼンテーションファイルの中から現在投射中の画像のスライド番号についての情報を取得し、記憶部202に別途記憶する。次に、ステップS605において、ステップS604において取得したスライド番号と同じ番号の画像データをプレゼンテーションファイルの中から読み出す。そして、制御部201は生成手段として機能し、読み出した画像データを元に画像サイズの小さなサムネイル画像データを作成する。このとき、サムネイル画像データについては、例えば、縦×横の大きさが120ピクセル×160ピクセル程度の大きさのものを作成する。そして、作成したサムネイル画像データを一旦、記憶部202に記憶する。
次に、ステップS606において、「現在投射中の画像での撮像回数」を1増やし、記憶部202にその情報を記憶する。ここで、「現在投射中の画像での撮像回数」とは、ステップS604で取得したスライド番号の画像を投射している時に、何回撮像したかをカウントする数である。具体的な例について、図7を参照しながら説明する。
図7は、プレゼンテーションの流れを模式的に表す図である。
図7において、701a〜701eは、それぞれプレゼンテーション用の1枚目〜5枚目のスライド画像を表し、プレゼンテーションの流れの向きが矢印703の方向であるものとする。
ここで、矢印702で示す画像が現在投射されているスライド画像であるものとする。この時、スライド画像701bの投射中に何度も書き込みを行い、何度も撮像を行う場合もある。現時点で撮像を行う場合、撮像画像は2枚目のスライド画像701bに関連がある画像ということになる。
このように本実施形態のプロジェクタ101では、プレゼンテーション中にそれぞれのスライド画像に対して投射中に撮像動作が行われた回数についての情報を記憶部202に記憶している。プレゼンテーションが始まった時点では、どのスライド画像に関連する撮像回数も0となっている。図7に示す例では、5枚のスライド画像701a〜701eに関連して撮像された回数についての情報がそれぞれ記憶部202に記憶されている。
図6のフローチャートの説明に戻り、以上のようにステップS606において「現在投射中の画像での撮像回数」を1増やした後に、次のステップS607において、撮像処理を行う。具体的には、制御部201の制御により撮像部103が撮像動作を行い、被投射部分107を撮像する。なお、後述するステップS608の処理により、撮像されたデータは、制御部201が記憶手段として機能することによって画像データとして記憶部202に記憶される。
次に、ステップS608において、制御部201は生成手段として機能し、撮像された画像データの識別情報を生成する。そして、データをまとめて1つの画像ファイルとして記憶部202に記憶する。まず、記憶するときのファイル名について説明する。本実施形態において、現在投射を実行しているプレゼンテーションファイルの名称が仮に「研究成果.ppt」であるものとする。また、図7の2枚目のスライド画像701bを投射中に、プレゼンテーションの2枚目のスライド画像701bに関連する撮像が1回目であるものとする。この場合、撮像した画像のファイルの名称を「研究成果_2_1.jpg」として保存する。ここで、「研究成果_2_1.jpg」の中の「2」は、スライドの2枚目であることを示し、「1」は、1回目の撮像画像であることを示している。
このようなファイル名を用いることによって、撮像画像を後で参照するときに、どのプレゼンテーションファイルと関連があるかをすぐに把握することができる。さらに、そのプレゼンテーションファイルの中のどのスライド画像と関連があり、そのスライド画像に関連するものの中でも何回目の撮像画像であるかを、ファイルを開いて画像を見比べることなく使用者が把握することができる。
次に、サムネイル画像データを含む種々のデータの付加方法について説明する。図9は、撮像画像データに付加するメタデータ(識別情報)の一覧表を示す図である。
図9において、901は前述した規則に従って決定された画像データのファイル名である。902は画像のサイズであり、903は作成日及び時間である。904は一度保存されてから画像ファイルを改変した場合の更新日及び時間であり、905は撮像したときに投射していたプレゼンテーションファイル名である。
906はプレゼンテーションファイル内のどのスライド画像に関連があるかを示すスライド番号であり、907は撮像画像が前述の白紙メモモード中に撮像されたものであるか否かについての情報である。908はプレゼンテーションファイルのプレゼンテーション中に何度目の撮像画像であるかを示す回数であり、909は関連するスライド画像を投射している時の何度目の撮像画像であるかを示す回数である。以上のように、全般的な識別情報が生成されて、撮像画像データに付加される。
一方、910はファイルタイプであり、本実施形態では、JPEG(Joint Photographic Experts Group)フォーマットを用いている。911は画像データの幅のピクセル数であり、912は画像データの高さのピクセル数である。また、913は水平方向の解像度であり、904は垂直方向の解像度である。
図11は、一般的に用いられるデジタルカメラで撮像されたExif(Exchangeable image file format for digital still cameras)フォーマットの画像データの保存形式の一例を示す図である。図11に示すように、Exifフォーマットは、JPEGフォーマットの画像データ及びサムネイル画像データに加えて、ExifTAGデータが付加されたものである。ExifTAGデータには、露出時間、シャッタースピード、絞り値、レンズ焦点距離等の撮影条件に関するタグや各カメラメーカーが自由にメーカー固有の情報を設定できるプライベートタグなどがある。
画像データがJPEGフォーマットの画像データとしてファイルに保存される際に、Exif規格に準じた方法で、画像データとは別に撮像装置情報を同一ファイルに保存する。また、Exif規格のプライベートタグに準じた方法を利用することにより、特定の装置やアプリに依存せず、汎用的な画像データのファイルとして扱うことができる。
本実施形態のプロジェクタ101では、撮像画像を記録する際、画像データをJPEGフォーマットに従って圧縮し、サムネイル画像データと、ExifTAGデータとして図9で示した種々のデータとを付加してファイル化する。この際、プロジェクタ101に固有のシリアル番号を、メーカー独自に用いることができる、ExifTAGデータのプライベートタグデータのエリアに書き込む。
なお、本実施形態では、ステップS604〜S608において、撮像処理中はプレゼンテーション用の投射画像を投射したまま撮像した。一方、撮像処理の瞬間だけ画像の投射を中断するか、もしくは白色光の投射に切り替えて、投射画像が写らないように撮像を行ってもよい。この場合、図3に示す例では、図3(b)に示すような撮影画像ではなく、図3(c)に示すような撮影画像が得られる。
また、本実施形態では、ステップS605において、投射した画像データからサムネイル画像データを作成した。一方、ステップS608において、撮像画像データからサムネイル画像データを作成し、画像ファイルに付加してもよい。この場合、図3に示す例では、図3(a)に示すサムネイル画像ではなく、図3(b)に示すサムネイル画像が得られる。
一方、ステップS603の判定の結果、現在、白紙メモモードである場合は、ステップS609に進む。そして、ステップS609において、図5のステップS502において記憶した白色光を投射する直前に投射していた画像のスライド番号を記憶部202から読み出す。次に、ステップS610において、ステップS609で読み出したスライド番号と同じ番号の画像データをプレゼンテーションファイルの中から読み出す。そして、制御部201は生成手段として機能し、読み出した画像データから、ステップS605の処理と同様にサムネイル画像データを作成し、記憶部202に記憶する。
次に、ステップS611において、「白色投射前の画像に関連しての白紙メモ撮像回数」を1増やし、記憶部202にその情報を記憶する。ここで、「白色投射前の画像に関連しての白紙メモ撮像回数」とは、ステップS609にて読み出したスライド番号の画像を投射している時に白紙メモモードに移行した状態において、何回撮像したかを保持する数である。具体的な例について、図8を参照しながら説明する。
図8は、プレゼンテーションの流れ及び白紙メモを模式的に表す図である。
図8において、801a〜801eは図7と同様に、それぞれプレゼンテーション用の1枚目〜5枚目のスライド画像を表し、プレゼンテーションの流れの向きが矢印804の方向であるとする。
ここで矢印802で示す画像が直前に投射されていたスライド画像であり、白紙メモモードに移行する命令をキー入力部104より受け、白色光が投射された状態に移行したものとする。この時、使用者は2枚目のスライド画像801bに関連した内容の白紙状態のメモを必要としている。したがって、2枚目のスライド画像801bに関連する白紙メモ803に何度も書き込みを行い、何度も撮像を行う場合もある。現時点で撮像を行う場合、撮像画像は2枚目のスライド画像801bに関連がある画像ということになる。
このように本実施形態のプロジェクタ101では、白紙メモモードに移行してから白紙メモモードが解除されるまでの間に撮像動作が行われた回数についての情報を記憶部202に記憶している。プレゼンテーションが始まった時点では、どのスライド画像に関連する撮像回数も0となっている。図8に示す例では、5枚のスライド画像801a〜801eに関連して撮像された回数についての情報が、それぞれ記憶部202に記憶されている。
図6のフローチャートの説明に戻り、以上のようにステップS611において、「白色投射前の画像に関連しての白紙メモ撮像回数」の数を1増やした後に、次のステップS612において、撮像処理を行う。なお、ステップS612の撮像処理は、ステップS607の撮像処理と同様である。
次に、ステップS613において、制御部201は生成手段として機能し、撮像された画像データの識別情報を生成する。そして、データをまとめて、1つの画像ファイルとして記憶部202に記憶する。まず、記憶するときのファイル名について説明する。本実施形態において、現在投射を実行しているプレゼンテーションファイルの名称が仮に「研究成果.ppt」であるものとする。また、図8の2枚目のスライド画像801bを投射中に白紙メモモードへ移行し、プレゼンテーションの2枚目のスライド画像801bに関連する撮像が1回目であるものとする。この場合、撮像した画像のファイルの名称を「研究成果_2_memo_1.jpg」として保存する。ここで、「研究成果_2_memo_1.jpg」の中の「2」は、スライドの2枚目であることを示し、「1」は、1回目の撮像画像であることを示している。さらに、「memo」は、白紙メモであることを示している。
このようなファイル名を用いることによって、撮像画像を後で参照するときに、どのプレゼンテーションファイルと関連があるかをすぐに把握することができる。また、そのプレゼンテーションファイルの中のどのスライド画像と関連があり、かつ白紙メモモードで撮像された画像であることを把握することができる。さらに、そのスライド画像に関連する白紙メモの画像の中でも何回目の撮像画像であるかを、ファイルを開いて画像を見比べることなく使用者が把握することができる。
次に、サムネイル画像データを含む種々のデータの付加方法について説明する。図10は、撮像画像データに付加するメタデータ(識別情報)の一覧表を示す図である。
図10において、1001〜1014が示すものはそれぞれ、図9の901〜914と同様である。図9と比べて図10において特徴的な点は、ファイル名に「_memo_」の文字が加えられていることと、白紙メモモード中に撮像されたものであるか否かについての情報1007が「Y」になっていることである。ステップS613においては、ステップS608と同様にExifタグデータとして図10に示したデータを画像データに付加し、サムネイル画像データも同様に付加し、1つの画像ファイルとして記憶部202に記憶する。
なお、本実施形態では、ステップS609〜S613において、白紙メモモードの際に白色光を投射して撮像を行っていたが、スライド画像の投射を中断して、無投射の状態で撮像を行うようにしてもよい。また、例えば、図12に示すように、白紙メモの撮像画像の一部分に、対応するサムネイル画像が表示されるように1つの画像ファイルとして記憶してもよい。
さらに、本実施形態では、Exifフォーマットに対応しているJEPGフォーマットを用いたが、Exifフォーマットに対応しているTIFF(Tagged Image File Format)フォーマットを用いてもよい。また、Exifフォーマット以外であって、データを付加できる画像フォーマットを用いてもよい。なお、データを付加できない画像フォーマットであっても、本実施形態のファイル名の命名規則を用いるだけでも、使用者が撮像画像を把握することが容易になる。例えば、BMP形式やGIF形式の画像データで、例えば、「研究成果_2_1.bmp」や「研究成果_2_memo_1.gif」というようなファイル名で保存しても同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、図1に示すように、投射系と撮像系とで別々の光学系を用いているが、撮像を行う瞬間において、画像の投射を必ず中断するような構成の場合は、投射系及び撮像系を1つの光学系で共用してもよい。また、本実施形態では、投射された画像を非表示させるために白色光を投射する例について説明したが、白色光に限らず、他の色の単色光を用いてもよい。
また、本実施形態では、プロジェクタ101内の記憶部202にプレゼンテーションファイルを記憶しており、ファイルを読み出してプレゼンテーションの内容を投射する構成である。一方、外部接続部105により、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部装置と接続し、外部装置にプレゼンテーションファイルを保持する構成でもよい。この場合、外部装置の操作により外部接続部105を介してスライド画像に対応するデータのみを受信し、プロジェクタ101は基本的に受信したデータに基づくスライド画像を投射する処理を行う。そして、本実施形態の図5及び図6に示す処理中にプレゼンテーションファイルの情報を知りたい場合にのみ外部装置に問い合わせを行い、情報を入手して処理を行うような構成でもよい。
以上のように本実施形態によれば、撮像時に投射部102から投射されていたスライド画像と関連付けて、撮像画像データの識別情報を生成するようにした。これにより、使用者は、プレゼンテーションが終了した後に撮像画像を使用するときに、プレゼンテーションファイル及び画像ファイルの両方を開いて確認するという作業をしなくても、撮像画像の情報を容易に把握することができる。
具体的には、撮像画像がプレゼンテーションに対してどのような位置にあるのかをファイル名より識別することができる。また、サムネイル画像を表示することが可能なファイルブラウザを使用している場合には、ファイルのアイコンに表示されるサムネイル画像より、撮像画像がプレゼンテーションに対してどのような位置にあるのかを識別することができる。さらに、撮像画像データに付加したその他の情報により、撮像画像をプレゼンテーションにおいて好適な順番で表示するなどのブラウジング機能をもったブラウジング用プログラムを容易に作成することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、プレゼンテーションにおいて投射されるスライド画像についても、画像データファイルとして記憶部202に記憶する。なお、本実施形態におけるプロジェクタの構成、白紙メモモードに移行するための処理及び画像を撮像する際の処理手順は第1の実施形態と基本的に同じであるため、説明は省略する。したがって、第1の実施形態と異なる点について主に説明する。
図13は、本実施形態において、プレゼンテーション中にスライド画像が変わった時に行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図13に示す各処理は、制御部201の制御により行われる。本実施形態では、プレゼンテーションを開始した時からプレゼンテーションファイルに存在するスライド画像のそれぞれが、既に一度でも投射されたことがあるかどうかについての情報が記憶部202に記憶される。
図13において、プレゼンテーションを開始することにより処理を開始する。そして、ステップS1301において、プレゼンテーション中にプレゼンテーションの流れの中で投射していたスライド画像を次のスライド画像に切り替える。次に、ステップS1302において、切り替えた後のスライド画像が、プレゼンテーション開始から今までに投射されたことのあるスライド画像であるかどうかを判定する。なお、この判定は、スライド画像の番号を比較することによって行われる。この判定の結果、投射されたことのあるスライド画像である場合は、そのまま処理を終了する。
一方、ステップS1302の判定の結果、今までに投射されたことのないスライド画像である場合は、ステップS1303に進む。そして、ステップS1303において、「画像順序」の数を1増やし、記憶部202にその情報を記憶する。ここで、「画像順序」について、図14を参照しながら説明する。
図14は、本実施形態において、画像データに付加するメタデータの一覧表を示す図である。
図14において、1401〜1407、1409〜1414が示すものはそれぞれ、図9の901〜907、909〜914と同様であり、第1の実施形態において図9及び図10に示したものと基本的には同じである。異なる点は、図9及び図10における「全撮像回数」が図14においては「画像順序」となっていることである。
1408は画像順序であり、本実施形態においては、図6のステップS602において、「画像順序」の数を1増やす。そして、ステップS608またはS613において、この情報を撮像画像データに付加する。さらに、ステップS1303においても、「画像順序」の数を1増やす。このように、被投射部分107に投射されている、書き込みが加えられた画像を撮像したりスライド画像を切り替えたりする度に、「画像順序」の数を1増やす。
図13のフローチャートの説明に戻り、次に、ステップS1304において、図6のステップS605と同様に、切り替えたスライド画像に対応するサムネイル画像データを作成し、記憶部202に記憶する。次に、ステップS1305において、プレゼンテーションファイルの中から、投射している画像に対応する画像ファイルを作成する。そして、ステップS1306において、図14で示したメタデータを第1の実施形態と同様に画像データに付加し、画像ファイルとして記憶部202に記憶する。
次に、記憶するときのファイル名について説明する。第1の実施形態におけるステップS608の場合と同様に、本実施形態において、現在投射を実行しているプレゼンテーションファイルの名称が仮に「研究成果.ppt」であるものとする。また、記憶する画像データが2番目のスライド画像を元にしているものとする。この場合、作成した画像データのファイルの名称を「研究成果_2.jpg」として保存する。
本実施形態では、記憶部202において特定のフォルダを作成し、図15に示すような構成で、作成した画像データ及び撮像した画像データを保存する。図15に示す例では、フォルダの名称が「presentation_2007_07_25_01_研究成果」である。「2007_07_25」はプレゼンテーションを行った日時を示しており、「01_研究成果」は1度目のプレゼンテーションであることを示している。このように本実施形態では、プレゼンテーションを行った日時と、何度目のプレゼンテーションであるかが分かるようになっている。
フォルダの内部には、「研究成果.ppt」という名称のプレゼンテーションに用いた元のファイルがある。また、フォルダの内部には、「研究成果_1.jpg」、「研究成果_2.jpg」、「研究成果_3.jpg」、「研究成果_4.jpg」、「研究成果_5.jpg」及び「研究成果_6.jpg」という名称の画像データがある。これらの画像データは、プレゼンテーションファイルより直接生成した画像データである。
さらに、「研究成果_1_1.jpg」、「研究成果_1_2.jpg」、「研究成果_2_1.jpg」、「研究成果_2_2.jpg」という名称の画像データがある。これらの画像データは、第1の実施形態で説明した撮像画像データであり、メモ等が書き込まれているものである。また、「研究成果_1_memo_1.jpg」、「研究成果_2_memo_1.jpg」、「研究成果_2_memo_2.jpg」、「研究成果_2_memo_3.jpg」、「研究成果_6_memo_1.jpg」という名称の画像データがある。これらの画像データは、第1の実施形態で説明した白紙メモモードで撮像された画像データである。
フォルダ内を以上のような構成にすることにより、プレゼンテーションの内容を後で確認する場合に、図15に示した画像データから画像ブラウザを用いて後述する図16に示す順番でスライドショーを容易に実施することができる。これにより、プレゼンテーションが行われた流れについて、元のプレゼンテーションファイル内のスライド画像も含めて表示することができるため、プレゼンテーションの大まかな流れを容易に把握することが可能となる。さらに、サムネイル画像を表示させることが可能なファイルブラウザを用いれば、スライドショーを行わなくても、ファイルブラウザ上でプレゼンテーションの大まかな流れを把握することができる。
図16は、図15に示したフォルダに含まれる画像データを用いたスライドショーの流れを示す模式図である。
図16において、1601aは、スライドショーの最初の画像を表しており、矢印1604の方向にスライドショーが進むものとする。1601a、1601bは、本実施形態においてプレゼンテーションファイルより直接作成したスライド画像であり、図15に示す例では、「研究成果_1.jpg」及び「研究成果_2.jpg」に相当する。
1602a〜1602dは、書き込みが加えられた状態の撮像画像を表し、図15に示す例では、「研究成果_1_1.jpg」、「研究成果_1_2.jpg」、「研究成果_2_1.jpg」、「研究成果_2_2.jpg」に相当する。また、1603a、1603bは、白紙メモモードで撮影された撮像画像を表し、図15に示す例では、「研究成果_1_memo_1.jpg」、「研究成果_2_memo_1.jpg」に相当する。
以上のように図16に示す順番でスライドショーが行うことができる。このような順番でスライドショーを行うことによりプレゼンテーションの主な流れは把握することできるが、図16に示す順番では、書き込みが加えられた撮像画像が白紙メモモードの撮像画像よりも前に必ず表示される。
実際のプレゼンテーションでは、厳密には順番が異なる場合がある。仮に、実際のプレゼンテーションでは「研究成果1_memo_1.jpg」が「研究成果1_1.jpg」の直後に撮像され、「研究成果2_memo_1.jpg」が「研究成果2.jpg」の直後に撮像されたものとする。この場合、図14に示した「画像順序」の順番に並び替えることにより、実際に撮像した順番となる。したがって、例えば、図14に示す「画像順序」を画像データに付加されるデータから参照して、「画像順序」の順番に従ったスライドショーを行う機能を持つ画像ブラウザを作成すれば、厳密に作成・撮像順序に従ったスライドショーを行うことが可能である。
図17は、「画像順序」の順番に従ったスライドショーの流れを示す模式図である。
図17において、1701a、1701b、1702a〜1702d、1703a、1703bに示すものはそれぞれ、図16の1601a、1601b、1602a〜1602d、1603a、1603bと同様である。図16に示した例と比較して、撮像した順序にスライド画像が表示されるように並び替えている。
図18は、記憶部202に記憶されている全部の画像ファイルを外部に保存する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図18に示す各処理は、制御部201の制御により行われる。まず、使用者によりキー入力部104が操作され、記憶部202に記憶されている画像ファイルを外部に保存する命令を受けることにより、処理を開始する。
そして、ステップS1801において、使用者によりキー入力部104が操作され、保存場所を指定されたか否かを判断する。この判断の結果、保存場所を指定されていない場合はそのまま待機し、保存場所を指定された場合は、ステップS1802に進む。
次に、ステップS1802において、キー入力部104より指定された保存場所を設定する。ここで、指定される保存場所の例としては、外部接続部105に接続されたUSBメモリやPCなどである。次に、ステップS1803において、使用者によりキー入力部104が操作され、画像ファイルを保存するときに圧縮すると選択されたか否かを判断する。
この判断の結果、圧縮すると選択された場合は、ステップS1804に進み、例えば、制御部201は圧縮手段として機能し、図15に示したフォルダ全体を適当な形式で圧縮して、1つのファイルにする。一方、ステップS1803の判断の結果、圧縮すると選択されていない場合は、ステップS1805に進む。そして、ステップS1805において、指定された保存場所に、指定された形式(圧縮または非圧縮)で、例えば、図15に示したフォルダとそのフォルダ内部のファイルを保存する。
本実施形態では、図15に示すフォルダの中に元のプレゼンテーションファイルを同時に保存したが、元のプレゼンテーションファイルを同一のフォルダに保存しないようにしてもよい。これにより、フォルダ内のデータ量を削減することができる。また、本実施形態では、指定した命名規則によって命名されたファイルが、図15に示したフォルダ内の順序でファイル名によってソートされるものとした。しかしファイルブラウザによってソートの規則が異なる場合、命名規則を変えて作成画像、撮像画像のファイル名をつけてもよい。
以上のように本実施形態によれば、使用者は、プレゼンテーションが終了した後に撮像画像を使用するときに、プレゼンテーションが行われた時の流れを容易に把握することが可能となる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における画像投射装置を構成する各手段、並びに画像投射装置の制御方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図5、6、13、18に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態におけるプロジェクタの外観及び投射システムの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るプロジェクタの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における投射画像及び撮像画像の具体例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における白紙メモモードの具体例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、白紙メモモードに移行するための処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、画像を撮像する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるプレゼンテーションの流れを示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるプレゼンテーション及び白紙メモの流れを示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像画像データに付加するメタデータの一覧表の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における白紙メモモードの撮像画像データに付加するメタデータの一覧表の一例を示す図である。 Exifフォーマットの画像データの保存形式の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、撮像画像の一部にサムネイル画像が表示される例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、スライド画像が変わった時に行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画像データに付加するメタデータの一覧表の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、作成した画像ファイルを保存するフォルダの一例を示す図である。 図15のフォルダに含まれる画像ファイルを用いたスライドショーの流れを示す模式図である。 画損順序に従って図15のフォルダに含まれる画像ファイルを用いたスライドショーの流れを示す模式図である。 本発明の第2の実施形態において、ファイルを外部に保存するときの処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101 プロジェクタ
102 投射部
103 撮像部
104 キー入力部
105 外部接続部
106 投射撮像面
107 被投射部分
201 制御部
202 記憶部

Claims (19)

  1. 画像を投射する投射手段と、
    前記投射手段によって投射された画像を含む被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像時に前記投射手段によって投射されていた画像と関連付けて、前記撮像手段によって撮像された被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成手段と、
    前記生成手段によって前記識別情報が付加された画像データを記憶部に記憶する記憶手段とを有することを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記生成手段は、前記撮像手段による撮像時に前記投射手段によって投射されていた画像に基づくサムネイル画像データをも生成して、前記画像データに付加することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記識別情報には、前記撮像手段による撮像時に前記投射手段によって投射されていた画像のスライド番号についての情報が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  4. 前記識別情報には、前記撮像手段による撮像時に前記投射手段によって投射されていた画像に対して、何度目の撮像であるかを示す情報が含まれることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像投射装置。
  5. 画像を投射する投射手段と、
    前記投射手段によって投射された画像を非表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって非表示された範囲を含む被写体を撮像する撮像手段と、
    前記表示制御手段によって非表示される直前に前記投射手段によって投射されていた画像と関連付けて、前記撮像手段によって撮像された被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成手段と、
    前記生成手段によって前記識別情報が付加された画像データを記憶部に記憶する記憶手段とを有することを特徴とする画像投射装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記投射手段による前記画像の投射を中断するか、もしくは前記投射手段によって投射された画像の代わりに単色光を投射することによって、前記画像を非表示させることを特徴とする請求項5に記載の画像投射装置。
  7. 前記生成手段は、前記表示制御手段によって非表示される直前に前記投射手段によって投射されていた画像に基づくサムネイル画像データをも生成して、前記画像データに付加することを特徴とする請求項5または6に記載の画像投射装置。
  8. 前記識別情報には、前記表示制御手段によって非表示される直前に前記投射手段によって投射されていた画像のスライド番号についての情報が含まれることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の画像投射装置。
  9. 前記識別情報には、前記表示制御手段によって非表示された直後の何度目の撮像であるかを示す情報が含まれることを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の画像投射装置。
  10. 前記生成手段は、前記表示制御手段によって非表示された範囲を含む被写体を撮像した画像データであることを示す情報を前記識別情報に付加することを特徴とする請求項5〜9の何れか1項に記載の画像投射装置。
  11. 前記記憶手段は、前記投射手段によって投射される画像を保持するデータのファイル名を用いて前記画像データを前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の画像投射装置。
  12. 前記記憶手段は、複数の前記撮像手段によって撮像された被写体に基づく画像データを同一のフォルダに記憶することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の画像投射装置。
  13. 前記記憶手段はさらに、前記投射手段によって投射される画像に基づく画像データを前記同一のフォルダに記憶することを特徴とする請求項12に記載の画像投射装置。
  14. 前記フォルダを圧縮した1つのファイルを生成する圧縮手段をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の画像投射装置。
  15. 画像を投射する投射工程と、
    前記投射工程において投射した画像を含む被写体を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程における撮像時に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、
    前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とを有することを特徴とする画像投射装置の制御方法。
  16. 画像を投射する投射工程と、
    前記投射工程において投射した画像を非表示させる表示制御工程と、
    前記表示制御工程において非表示された範囲を含む被写体を撮像する撮像工程と、
    前記表示制御工程において非表示される直前に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、
    前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とを有することを特徴とする画像投射装置の制御方法。
  17. 画像を投射する投射工程と、
    前記投射工程において投射した画像を含む被写体を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程における撮像時に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、
    前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 画像を投射する投射工程と、
    前記投射工程において投射した画像を非表示させる表示制御工程と、
    前記表示制御工程において非表示された範囲を含む被写体を撮像する撮像工程と、
    前記表示制御工程において非表示される直前に前記投射工程において投射されていた画像と関連付けて、前記撮像工程において撮像した被写体に係る画像データの識別情報を生成して、前記画像データに付加する生成工程と、
    前記生成工程において前記識別情報を付加した画像データを記憶部に記憶する記憶工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 請求項17または18に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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