JP2009256083A - 後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】くるみ製本された冊子の穿孔穴位置ズレのない、高品質な冊子を作成可能な後処理装置、及び該後処理装置を備えた画像形成システムの提供。
【解決手段】用紙束に接着剤を塗布する塗布部と、用紙束に表紙又は表紙に用紙束を押圧する押圧部と、パンチ穴をあける穿孔部と、用紙又は、表紙を搬送する搬送部と、押圧部と塗布部と押圧部と穿孔部と搬送部とを制御する制御部と、を有する後処理装置において、
制御部は、穿孔部で用紙に穿孔を行わせ、穿孔された複数の用紙の束に塗布部で接着剤を塗布させ、穿孔部で表紙に第1回目の穿孔を行わせ、その後搬送部に表紙を所定距離搬送させ、その後穿孔部で表紙に第2回目の穿孔を行わせ、押圧部により接着剤が塗布された用紙束に、穿孔された表紙を押圧して貼付けさせることを特徴とする後処理装置。
【選択図】図1

Description

用紙と表紙とより成りパンチ穴があけられた冊子を作製する後処理装置、及び画像形成システムに関するものである。
最近の電子写真方式等の画像形成装置は、高速性能、多機能、ネットワーク機能等を有し、大容量給紙装置、大容量スタッカを接続することにより、印刷装置としての用途が拡大している。画像形成装置を印刷装置として用いる場合には、印刷物を製本する後処理装置を接続する事により、印刷から製本までを1台の装置で行うことが可能となる。
特許文献1の後処理装置(用紙処理装置)は、複数枚の用紙を折り曲げて重ね合わせる折り処理を前提とした後処理装置で、用紙穿孔部、用紙折り曲げ部等を有している。
複数枚の用紙を折り曲げて重ね合わせたパンチ穴付き冊子において、例えばファイリング時にパンチ穴の位置ズレによりファイリング不能にならないよう、用紙穿孔部では穿孔時にパンチ穴間隔を変化させ、折り曲げて重ね合わせた状態でパンチ穴の位置が一致するようにしたものである。
特開2000−198612号公報
特許文献1に開示された後処理装置は、折り処理を前提とした後処理であるため、複数枚の用紙を折り曲げて重ね合わせた状態において各用紙で穿孔穴の位置ズレが起こらないように考慮されている。
しかし、用紙束に表紙をコの字状に巻き付け接着するくるみ製本を行う後処理装置においては、用紙については穿孔穴の位置は一定で良く、表紙については接着剤の厚さの影響を考慮しないと、用紙の穿孔穴位置と表紙の穿孔穴位置がずれてしまい、外観が悪く、例えばファイリング時に穿孔穴が破れたり、冊子としての品質低下を起こしてしまうと言う問題点があった。
本発明は、くるみ製本された冊子の穿孔穴位置ズレのない、高品質な冊子を作成可能な後処理装置、及び該後処理装置を備えた画像形成システムを提供することを目的とする。
1.複数枚の用紙から構成される用紙束に接着剤を塗布する塗布部と、接着剤が塗布された用紙束に表紙、又は表紙に該用紙束を押圧する押圧部と、用紙又は、表紙にパンチ穴をあける穿孔部と、用紙又は、表紙を搬送する搬送部と、前記塗布部と前記押圧部と前記穿孔部と前記搬送部とを制御する制御部と、を有する後処理装置において、
前記制御部は、前記穿孔部で前記用紙に穿孔を行わせ、
穿孔された複数の用紙の束に前記塗布部で接着剤を塗布させ、
前記穿孔部で表紙に第1回目の穿孔を行わせ、
その後前記搬送部に表紙を所定距離搬送させ、
その後前記穿孔部で表紙に第2回目の穿孔を行わせ、
前記押圧部により、接着剤が塗布された用紙束に穿孔された表紙、又は穿孔された表紙に該用紙束を押圧して貼付けさせることを特徴とする後処理装置。
2.複数枚の用紙から構成される用紙束に接着剤を塗布する塗布部と、
接着剤が塗布された用紙束に表紙、又は表紙に該用紙束を押圧する押圧部と、用紙にパンチ穴をあける第1の穿孔部と、表紙にパンチ穴をあける第2の穿孔部と、前記塗布部と前記押圧部と前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部とを制御する制御部と、を有する後処理装置において、
前記制御部は、前記第1の穿孔部で前記用紙に穿孔を行わせ、
穿孔された複数の用紙の束に前記塗布部で接着剤を塗布させ、
前記第2の穿孔部で表紙に第1回目の穿孔を行わせ、
その後表紙を搬送する表紙搬送部に表紙を所定距離搬送させ、
その後前記第2の穿孔部で表紙に第2回目の穿孔を行わせ、
前記押圧部により、接着剤が塗布された用紙束に穿孔された表紙、又は穿孔された表紙に該用紙束を押圧して貼付けさせることを特徴とする後処理装置。
3.用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記1又は2項に記載の後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成システム。
本発明に係る後処理装置、及び画像形成システムによれば、
冊子の穿孔穴位置ズレのない、高品質な冊子を作成可能な後処理装置、及び該後処理装置を備えた画像形成システムを提供することができる。
後処理装置、及び画像を形成する画像形成装置と後処理装置とを有する画像形成システムの実施の形態を図面に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限定されるものではない。
図1は、後処理装置、及び、画像形成装置と後処理装置とを有する画像形成システムの全体構成図である。
画像形成システムDは、画像形成装置Aと後処理装置Bとを有している。
以下画像形成装置Aと後処理装置Bとについて説明する。
画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電部2、像露光部3、現像部4、転写除電部5、及びクリーニング部6を配置した画像形成部を有する。
画像形成部は、帯電部2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光部3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像部4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
用紙収納部7Aから給紙された用紙Sは転写位置へと送られる。
そして、転写位置において転写除電部5により像担持体上のトナー像が用紙S上に転写された後に、用紙Sの表面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着部8により加熱定着され、排紙ローラ7Cから排出される。
また、用紙収納部7Aより大サイズ(例えば用紙収納部7Aに収納されている用紙のサイズの搬送方向2倍以上のサイズ)の用紙を収納可能な、用紙収納部7A’から給紙された表紙S’は転写位置へと送られる。
そして、転写位置において転写除電部5によりトナー像が表紙S’上に転写された後に、表紙S’の表面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着部8により加熱定着され、排紙ローラ7Cから排出される。
用紙S又は表紙S’の両面に画像形成を行う場合には、定着部8により加熱定着された用紙S又は表紙S’を、搬送路切換部7Dにより排紙通路から分岐し、反転搬送部7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部へ搬送して、用紙S又は表紙S’の裏面に画像を形成し、定着部8を経て、排紙ローラ7Cから装置外に排出される。
以上のようにして片面或いは両面に画像が形成された用紙S又は表紙S’は、排紙ローラ7Cから排出された後処理装置Bに送り込まれる。
また、画像形成後の像担持体1の表面は、クリーニング部6により表面に残留しているトナーが除去され、次の画像形成に備える。
画像形成装置Aの上部には、入力部及び表示部を備えた操作部9が配置されている。
操作部9はタッチパネルと各種操作スイッチ等を有し、制御部100は、タッチパネルに後処理に係る情報とジョブに係る情報を設定または選択させる画面を表示させ、設定・選択された情報を入力させる。
ここで、後処理に係る情報やジョブに係る情報は、製本形態(くるみ製本の有り/無し)情報、穿孔の有無情報、塗布厚さ(接着剤厚さd1)情報、用紙のサイズ(用紙幅W1)情報、用紙束の厚さW2情報、後述の用紙パンチ穴中心距離d2情報、等の情報が含まれている。
なお、後述するように後処理装置Bが第1の形態(後処理装置B1)を採る場合は用紙Sを用紙収納部7Aから供給し、表紙S’を用紙収納部7A’から供給する。
例えば用紙収納部7Aに収納した用紙がA4サイズとすると、用紙収納部7A’には表紙S’として、A4サイズの搬送方向長さの2倍の長さと用紙束Saの厚さと接着剤の厚さの2倍の長さとを加えた長さより長い用紙が収納されている。
また、後処理装置Bが第2の形態(後処理装置B2)を採る場合は用紙Sのみを用紙収納部7Aから供給する。従って、用紙収納部7A’は不要となる。
図2は、タッチパネルに表示される後処理に係る情報やジョブに係る情報の設定・選択画面の1例である。
後処理に係る情報やジョブに係る情報の設定・選択画面(くるみ製本設定画面)を表示する画面情報は不図示の記憶部に予め記憶され、後処理に係る情報やジョブに係る情報の設定・選択時に読み出されてタッチパネルに表示される。
そしてオペレータに選択・設定された情報が制御部100に読み込まれ、シリアル通信部101、102を介して後処理装置Bの制御部200に送信される。
くるみ製本設定画面はくるみ製本出力モードを設定するか否かを設定する設定ボタン「あり」「なし」と、
用紙束の厚さを入力する用紙束厚さ設定ボタン(例えば10.0mmに対して「増加キー」「減少キー」)と、
パンチ穴の穿孔を実行するか否かを設定するパンチ穴穿孔設定ボタン「あり」「なし」と、
用紙束に塗布する接着剤の厚さを入力する接着剤厚さ設定ボタン(例えば0.1mmに対して「増加キー」「減少キー」)と、
用紙サイズを入力する用紙サイズ設定ボタン(例えばA4に対して「増加キー」「減少キー」)と、
用紙の接着剤塗布側と反対側の端部からパンチ穴中心までの用紙パンチ穴距離d2を入力する「パンチ穴中心距離」設定ボタン(例えば118mmに対して「増加キー」「減少キー」)と、が表示される。
そして各項目の設定内容が読み込まれ、制御部200に送信される。
後処理装置Bの一例として、接着剤が塗布された用紙束に表紙をコの字状に巻き付けるくるみ製本を行う後処理装置Bの第1の形態について説明する。
なお、図1は後処理装置Bが第1の形態を採る場合を図示している。
この場合は、画像形成装置Aから用紙S及び表紙S’が給紙され、用紙S及び表紙S’は、搬送路10に設けられた用紙S又は、表紙S’にパンチ穴をあける穿孔部90で必要に応じてパンチ穴が穿孔される。
第1の形態の後処理装置B1は、用紙S及び表紙S’を搬送する搬送路10、用紙Sを搬送する用紙搬送部である用紙搬送路10a、表紙S’を搬送する表紙搬送部である表紙搬送路10b、用紙S又は表紙S’を機外に排出・積載する排紙部20、用紙Sを反転させ用紙束収容部40に向けて搬送する反転部30、複数の用紙Sを一時的に収容し用紙束Saを形成させる用紙束収容部40、接着剤を塗布する塗布部50、表紙S’を所定の長さに断裁する断裁部70、塗布部50で接着剤が塗布された用紙束Saの背部に表紙S’を押圧して、該背部に表紙S’を貼着する押圧部80、及び、前述の穿孔部90等を有している。
画像形成装置Aの制御部100と、後処理装置Bの制御部200とは、シリアル通信部101とシリアル通信部201を介して情報を授受している。
次に、接着剤が塗布された用紙束に表紙をコの字状に巻き付けるくるみ製本を行う後処理装置Bの第2の形態について説明する。
図3は後処理装置Bが第2の形態を採る場合の画像形成システムの全体構成図である。
画像形成装置Aについては、後処理装置Bが第1の形態を採る場合と同様なので説明を省略する。
この場合は、画像形成装置Aから用紙Sが給紙され、用紙Sは用紙搬送路10aに設けられた用紙Sにパンチ穴をあける第1の穿孔部90aで必要に応じてパンチ穴が穿孔される。
また、表紙S’は、表紙S’を供給する表紙供給部60から給紙され、表紙搬送路10bに設けられた表紙S’にパンチ穴をあける第2の穿孔部90bで必要に応じてパンチ穴が穿孔される。
第2の形態の後処理装置B2は、用紙S又は表紙S’を搬送する搬送路10、用紙Sを搬送する用紙搬送部である用紙搬送路10a、表紙S’を搬送する表紙搬送部である用紙搬送路10b、用紙Sを機外に排出・積載する排紙部20、用紙Sを用紙束収容部40に向けて反転搬送させる反転部30、複数の用紙Sを一時的に収容し用紙束Saを形成させる用紙束収容部40、接着剤を塗布する塗布部50、表紙S’を供給する表紙供給部60、表紙S’を所定の長さに断裁する断裁部70、塗布部50で接着剤が塗布された用紙束Saの背部に表紙S’を押圧して、該背部に表紙S’を貼着する押圧部80、及び、前述の穿孔部90等を有している。
図4は、後処理装置Bで製本された冊子の説明図である。
図4(a)は製本された冊子SSの外観図で、図4(b)は製本された冊子SSの寸法図である。
図4(a)において、冊子SSは表紙S’と、複数の用紙Sが束となった用紙束Saの背部Sbとを接着剤Nで接着し、
表紙S’を用紙束Saの周囲にコの字状にくるんだくるみ製本方式による冊子で、
冊子SSの、用紙束Saと用紙束Saの背Sbとが接着された側(背表紙側)にパンチ穴hが貫通されている。
図4(b)において、用紙Sは後処理装置内で矢示U方向に搬送される。
用紙幅W1は用紙Sの搬送方向の幅で、前述のくるみ製本設定画面で設定された「用紙サイズ」により、記憶手段に記憶された各用紙サイズに対する用紙幅W1が格納された用紙サイズ・用紙幅対応テーブル(不図示)を参照することで可能となる。
また、用紙束厚W2は複数の用紙Sが束となった用紙束Saの厚さである。
接着剤厚さd1は用紙束Saの背Sbと表紙S’とを接着する接着剤の厚さである。
用紙パンチ穴距離d2は用紙Sの接着剤塗布側と反対側の端部Sc(用紙の搬送方向から用紙の下流側の端部となる)からパンチ穴hの中心Shまでの距離である。
用紙の接着剤塗布側の端部からパンチ穴中心までの距離である接着剤パンチ穴距離d3は、用紙Sの接着剤塗布側の端部Sd(用紙の搬送方向から用紙の上流側の端部となる)からパンチ穴hの中心Shまでの距離である。
そして、図2で説明した、用紙束厚さ設定ボタンの設定値が用紙束厚W2に相当し、
接着剤厚さ設定ボタンの設定値が接着剤厚さd1に相当し、
パンチ穴中心距離設定ボタンの設定値が用紙パンチ穴距離d2に相当しており、(用紙の接着剤塗布側の端部からパンチ穴中心までの距離である)接着剤パンチ穴距離d3は用紙幅W1から用紙パンチ穴距離d2を差し引くことにより求められる。
又上述したようにサイズ設定ボタンの設定に対応する用紙の幅が用紙幅W1に相当している。
図5は、本発明に係る後処理装置Bの第1の形態の断面図である。
図6は、穿孔部90の説明図である。
図5において、画像形成装置Aの操作部9において、「パンチ穴穿孔有」が設定されない場合には、第1の形態の後処理装置B1の搬送路10に導入された用紙S又は表紙S’は、穿孔部90を無処理のまま通過して、
「パンチ穴穿孔有」が設定された場合には、第1の形態の後処理装置B1の搬送路10に導入された用紙又は表紙S’は、穿孔部90でパンチ穴が穿孔される。
図6において、穿孔部90は、用紙搬送路に固設されたダイ301と、案内部材304に案内されながら昇降してダイ301に嵌合するパンチ302と、パンチ302を昇降させる駆動部と、用紙S又は、表紙S’を搬送する搬送部である搬送ローラ901、902と、穿孔された打ち抜き屑を収容する屑収容箱303と、搬送ローラ901、902に挟持されて搬送される用紙S又は表紙S’を検出するセとンサPSと、等を有している。
なお、パンチ302(ダイ301)の中心と、センサPSによる用紙検出位置と、はパンチセンサ間距離Lpを有している。
パンチ302を昇降させる駆動部は、モータM2と、モータM2に接続する小ギヤ305と、小ギヤ305に噛み合う大ギヤ306と、大ギヤ306の一端に係止され揺動回転可能なクランク307と、クランク307とパンチ302の上部とを連結する連結部材308等の駆動伝達部材とを有している。
モータM2の駆動により、小ギヤ305、大ギヤ306、クランク307、連結部材308を介してパンチ302が昇降駆動される。
パンチ302の下降駆動によるダイ301との嵌合によって、用紙S又は表紙S’にパンチ穴が形成される。
ここで、ダイ301とパンチ302とは1対又は幅方向に2対有し、2対の場合は同時に2個のパンチ穴が穿孔される。
また、パンチ穴の直径は例えば6mm、2個のパンチ穴の幅方向の穴間隔は例えば80mmである。
穿孔部90において、搬送ローラ901、902に挟持されて搬送される用紙S又は表紙S’がセンサPSにより検出される。
制御部200aは、該検出により用紙S又は表紙S’の上流側の端部を検知する。
そして上流側の端部検知により、搬送ローラ901、902を駆動する用紙搬送モータ903のパルスをカウント開始し、所定パルス数をカウントした時、用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、用紙S又は表紙S’の進行を停止させる。
なお、用紙搬送モータ903は駆動パルスで回転角度と速度が決まるパルスモータを使用することが好ましい。
用紙搬送モータ903の停止中に、用紙S又は表紙S’の所定位置に穿孔部90でパンチ穴をあける。
用紙Sの場合について説明すると、次々に搬送されてくる用紙Sの上流側の端部を検知した時用紙搬送モータ903の駆動パルスをカウント開始して、
パンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた第2のパルス数にカウント値が一致した時用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、パンチ穴をあける。
そして、1つのジョブを構成する1纏めの用紙について順次同様にしてパンチ穴をあける。
また、表紙S’の場合について説明すると、表紙S’の上流側の端部を検知した時用紙搬送モータ903の駆動パルスをカウント開始して、
パンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた第2のパルス数にカウント値が一致した時用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、第1回目の穿孔を行う。
そして、穿孔後用紙搬送モータ903の駆動及び駆動パルスのカウントを再開し、
用紙幅W1と、接着剤厚さd1に2を乗じた長さと、用紙束厚W2と、接着剤パンチ穴距離d3とを加えた長さ(即ち、用紙の接着剤塗布側の端部からパンチ穴中心までの距離に2を乗じた距離と、複数枚の用紙から構成される用紙束の厚さと、該用紙束に塗布される接着剤の厚さに2を乗じた距離と、の和)に応じた第3のパルス数に駆動パルス数が一致した時用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、第2回目の穿孔を行う。
ここで、例えば、搬送ローラ901、902の外周長に対応する用紙搬送モータ903の駆動パルス数、及びパンチセンサ間距離Lpに対応する用紙搬送モータ903の駆動パルス数が記憶手段に記憶されており、
制御部200aは例えば、パンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた用紙搬送モータ903のパルス数を演算する。
図5に戻り、以下、穿孔を行なう場合について説明するが、穿孔を行わない場合に用紙S又は表紙S’を穿孔部90を無処理のまま通過させる以外は、同様に処理される。
後処理に係る情報のうち、画像形成装置Aで「のり付け製本(くるみ製本)有り」が設定された場合、パンチ穴が穿孔された用紙S(以下パンチ穴が穿孔された用紙Sを穿孔用紙Spと記す)は穿孔部90の下流に配置された搬送路切換部Z2により用紙搬送路10a(a)に分岐される。
また、パンチ穴が穿孔された表紙S’(以下パンチ穴が穿孔された表紙S’を穿孔表紙S’pと記す)は、穿孔部90の下流に配置された搬送路切換部Z2により表紙搬送路10bに分岐される。
用紙搬送路10a(a)に分岐された穿孔用紙Spは、搬送ローラ11、12に挟持されて搬送され、搬送路切換部Z1によって排紙部20と反転部30の何れかに分岐される。
ここで、後処理に係る情報のうち、画像形成装置Aで「のり付け製本(くるみ製本)なし(直接排紙)」が設定された場合、搬送路切換部Z1は用紙束収容部40への用紙搬送路10a(c)を遮断し、排紙部20への用紙搬送路10a(d)を開放する。
これにより、穿孔用紙Spは搬送ローラ21に挟持されて上方に搬送され、排紙ローラ22によって装置最上部の固定排紙トレイ23上に排出、収容される。
固定排紙トレイ23上には、画像形成装置Aから排出された用紙Sを直接受容して、最大約200枚を積載することができる。
また、後処理に係る情報のうち、画像形成装置Aで「のり付け製本(くるみ製本)有り」が設定された場合、搬送路切換部Z1は排紙部20への用紙搬送路10a(d)を遮断し、用紙束収容部40への用紙搬送路10a(c)を開放する。
これにより、穿孔用紙Spは、搬送ローラ31、32、33、34に挟持されて斜め上方に搬送され反転部30の所定位置に収容される。
反転部30は、傾斜配置された用紙載置台35、揺動可能な用紙後端位置決め部材36、用紙幅方向に穿孔用紙Spを整合する整合部材37、搬送ローラ38等を有する。
反転部30の用紙載置台35上に載置された穿孔用紙Spは、幅方向に穿孔用紙Spを整合する整合部材37で整合が行われ、搬送ローラ38に挟持され、用紙後端の位置決めを行う位置決め部材36の揺動により開放された開口から排出され、斜め下方に搬送される。
図7は、用紙束収容部40と塗布部50との説明図である。
先ず用紙束収容部40について説明すると、用紙束収容部40は、傾斜した集積面を有する支持部材41、揺動可能な受け板42を有し、反転部30から下降した穿孔用紙Spは、傾斜した支持部材41の集積面上を滑落し、穿孔用紙Spの穿孔部分側(下流側)が受け板42に当接して停止され、穿孔用紙Spは傾斜状態で支持される。
縦整合部材43は支持部材41の集積面上に載置される穿孔用紙Spのサイズに対応して、穿孔用紙Spの後端部を押圧して穿孔用紙Spの穿孔部分側(下流側)(以下用紙束Saの穿孔部分側を端部taと記す)を受け板42に当接させて用紙Sの先端を揃えるための縦整合を行う。
これにより、支持部材41上に複数枚の穿孔用紙Spから成る用紙束Saが形成される。
そして、用紙束Saを保持した支持部材41と押圧部材45とは、モータM4と駆動部47とによって用紙束収容部40の軸46を中心にして矢印方向に回転して、用紙束Saを傾斜状態(図示実線)から直立状態(図示一点鎖線)にする。
直立状態となった状態では、塗布部50が下方に退避して、用紙束Saの端部taが塗布部50の塗布ローラ51から離間している。
また、支持部材41と押圧部材45とが用紙束Saを保持した後、受け板42は図示しない駆動部によって用紙束Saの端部taから退避する。
次いで塗布部50について説明すると、塗布を行っていない時は塗布部50は塗布ローラ51が塗用紙束Saの端部taから離間している。
塗布時には、塗布部50の本体54を端部taに向けて移動させる垂直移動手段(不図示)により、塗布ローラ51の端部ta対向面と端部taとの間隙dが、画像形成装置Aで設定された塗布厚さと等しくなるように、本体54を上昇させる。
そして、容器53内に収容された接着剤Nを加熱する加熱部56により接着剤Nが溶融され、モータM1及び駆動部52により、接着剤Nを収容した接着剤容器53に浸漬された塗布ローラ51が回転され、塗布ローラ51の外周面に接着剤Nが均一に付着する。
上昇した位置で、本体54を端部taに沿って平行移動させる水平移動手段(不図示)により、本体54はガイド棒55に案内されて直立状態に保持された用紙束Saの端部taに沿って往復移動される。
本体54の往動、または往復動により、接着剤塗布ローラ51は、直立状態に保持された用紙束Saの端部ta全面に、接着剤Nを画像形成装置Aで設定された塗布厚さで均一に塗布する。
用紙束Saへの接着剤の塗布処理終了後、塗布部50は図示後方に移動して退避する。
図8は、押圧部80と断裁部70の説明図である。
搬送路切換部Z2によって用紙搬送路10bに分岐された穿孔表紙S’pは、搬送ローラ13、14に挟持されて押圧部80に搬送される。
押圧部80は、搬送された穿孔表紙S’pを受容して所定位置まで搬送させる搬送ローラ81、82と、穿孔表紙S’pを用紙束Saの端部taに圧接させる加圧部材83と、搬送ローラ81、82と加圧部材83とを支持する移動筐体84と、整合部85と、移動筐体84を垂直上下方向に移動可能にする昇降部86とを有する。
昇降部86は、押圧部80と冊子排出ベルト88とを一体として昇降させる。
押圧部80が下降位置(実線)に停止して穿孔表紙S’pを導入する時、整合部85は初期位置から穿孔表紙S’pのサイズに応じて移動して断裁処理前の穿孔表紙S’pの幅方向両側面を押圧して幅整合を行う。
幅整合されて曲がりが修正された穿孔表紙S’pは、導入方向と逆方向にスイッチバックされて、断裁部70に搬送される。
断裁部70は、回転刃と固定刃とから成るロータリカッタにより穿孔表紙S’pの搬送方向長さを所定の長さに断裁する。
具体的には、穿孔表紙S’pの搬送方向の長さが、用紙幅W1に2を乗じた長さと接着剤厚さd1に2を乗じた長さと用紙束厚W2との和より長い場合、断裁部70は穿孔表紙S’pの余分な寸法部分、即ち該和より長い部分を断裁し排出する。
その後、整合部85が穿孔表紙S’pと用紙束Saの接合に支障を来さないように初期位置(図示後方)に戻り、続いて昇降部86により押圧部80が上昇する。
昇降部86は、左右のベルト861を回動させることにより、移動筐体84を上下方位置に移動させる。
押圧部80の上昇位置において、加圧部材83上に載置された穿孔表紙S’pの中央部は、用紙束Saの端部taに押圧され、接着される。
押圧部80の上部には、表紙折り曲げ部が装備されている。
表紙折り曲げ部は、左右対称な一対の成型部材87A、87Bを有する。
成型部材87A、87Bは用紙束Saの厚さ方向に接離可能となっており、用紙束Saに沿って穿孔表紙S’pを圧接しながら移動し、穿孔表紙S’pをコの字状に折り曲げる。
これにより、用紙束Saの表裏面に表表紙と裏表紙とが形成される。
穿孔表紙S’pの折り曲げ工程の終了後、昇降部86の下降駆動によって押圧部80が所定量下降して退避して停止する。
その後、挟持部による挟持が解除されると、完成された冊子SSは落下し冊子排出ベルト(不図示)に載置されて排出される。
図9は、本発明に係る後処理装置Bの第2の形態の断面図である。
図9において、画像形成装置Aの操作部9において、「パンチ穴穿孔なし」が設定された場合には、第2の形態の後処理装置B2の搬送路10に導入された用紙Sは、用紙Sに穿孔を行う第1の穿孔部90aを無処理のまま通過し、
表紙供給部60から供給された表紙S’は表紙S’にパンチ穴をあける第2の穿孔部90bを無処理のまま通過させる。
「パンチ穴穿孔有り」が設定された場合には搬送路10に導入された用紙は第1の穿孔部90aでパンチ穴が穿孔され、
表紙供給部60から供給された表紙S’は第2の穿孔部90bでパンチ穴が穿孔される。
第1の形態とは上述したように穿孔処理と表紙の給紙が異なるのみなので、第1の穿孔部90aと第2の穿孔部90bと表紙供給部60とを詳細に説明する。
なお、第1の穿孔部90aと第2の穿孔部90bとは穿孔部90と同様な構造をしており、第1の穿孔部90aはモータM5によりパンチ302を作動させ、第2の穿孔部90bはモータM6によりパンチ302を作動させている。
そして、センサPS1による用紙検出位置と、第1の穿孔部90aのダイ301(パンチ302)の中心と、はパンチセンサ間距離Lp(不図示)を有し、
センサPS2による表紙検出位置と、第2の穿孔部90bのダイ301(パンチ302)の中心と、はパンチセンサ間距離Lp(不図示)を有している。
第1の穿孔部90aにおいて、用紙Sを検出するセンサPS1により搬送ローラ31、32、33、34に挟持されて搬送される用紙Sが検出される。
該検出により制御部200bは用紙Sの上流側の端部を検知し、上流側の端部の検知により搬送ローラ31、32、33、34を駆動する用紙搬送モータ904(不図示)のパルスをカウント開始する。
カウント値がパンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた第2のパルス数と一致した時、用紙搬送モータ904(不図示)の駆動を停止させ、用紙Sの進行を停止させる。
この用紙停止中に、用紙Sの所定位置に第1の穿孔部90aでパンチ穴をあける。
そして、穿孔完了後パンチ穴を穿孔した穿孔用紙Spを反転部30に向けて搬送する。
また、表紙供給部60には表紙S’が収納されており、表紙供給部60から供給された表紙S’は搬送ローラ61、62、63により表紙S’にパンチ穴をあける第2の穿孔部90bに搬送される。
第2の穿孔部90bにおいて、表紙S’を検出するセンサPS2が表紙S’を検出する。
該検出により制御部200bは表紙Sの上流側の端部を検知し、上流側の端部の検知により搬送ローラ61、62、63を駆動する表紙搬送モータ905(不図示)の駆動パルスをカウント開始する。
カウント値がパンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた第2のパルス数と一致した時、表紙搬送モータ905(不図示)の駆動を停止させ、第1回目の穿孔を行う。
そして穿孔完了後、表紙搬送モータ905(不図示)の駆動及び駆動パルスのカウントを再開し、
用紙束厚W2と、接着剤パンチ穴距離d3と、接着剤厚さd1に2を乗じた長さとを加えた長さに応じた第3のパルス数に駆動パルス数が一致した時表紙搬送モータ905(不図示)の駆動を停止させ、第2回目の穿孔を行う。
なお、用紙搬送モータ904と表紙搬送モータ905は駆動パルスで回転角度と速度が決まるパルスモータを使用することが好ましい。
ここで、搬送ローラ61、62、63の外周長に対応する、搬送ローラ61、62、63を駆動する表紙搬送モータの駆動パルス数が記憶手段に記憶されており、例えば、パンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じたパルス数を演算する。
そしてパンチ穴を穿孔後第1の形態の後処理装置B1と同様にして、断裁部70で余分部分の断裁を行い、押圧部80で用紙束Saの端部taに断裁後の穿孔表紙S’pの中央部が押圧されることにより、用紙束Saと穿孔表紙S’pとが接着される。
図10は、第1の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すブロック図である。
第1の形態の後処理装置後処理装置の制御部200aは、後処理装置全体の制御プラグラム等が予め記憶されている不揮発性記憶手段Mと、該制御プラグラム等を逐次読み出してRAMに格納し実行させるCPUと、各種データ等を一時的に格納するRAMと、前述した各種センサや各種入出力部材とのインターフェースを行うインターフェースユニットI/Oと、これらを接続するバスB等を有している。
不揮発の記憶手段M、例えばROM又はHDD(ハード・ディスク・ドライブ)には、後処理装置全体の制御プラグラム以外に、搬送ローラ901、902の外周長に対応する用紙搬送モータ903の駆動パルス数、パンチセンサ間距離Lpに応じた用紙搬送モータ903の駆動パルス数情報等が予め記憶されている。
センサPSは搬送路10を通過する用紙Sを検出し、用紙検出情報を制御部200aに入力する。制御部200aは該用紙検出情報に基づき用紙Sの後端(上流側の端部)が通過したことを検知する。
制御部200aは用紙搬送モータ903により搬送ローラ901、902を回転駆動し、用紙Sを搬送させる。
制御部200aはモータM2を駆動し穿孔部90のパンチ302を作動させ用紙にパンチ穴を穿孔させる。
制御部200aは反転部30を制御して、穿孔された用紙を反転させる。
制御部200aは用紙束収容部40を制御して、反転部30から搬送された用紙を複数枚収納させる。
制御部200aは塗布部50を制御して、用紙束収容部40に収納された用紙束に接着剤を塗布する。
制御部200aは押圧部80を制御して、接着剤を塗布された用紙束に表紙を押圧して用紙束に表紙を接着する。
シリアル通信部201は画像形成部Aのシリアル通信部101から送信された、後処理に係る情報やジョブに係る情報及び、例えば用紙Sを排紙する毎に出力される用紙搬送情報と、表紙S’を排紙する毎に出力される表紙搬送情報と、ジョブが完了した時に出力されるジョブ完了情報と、等を受信して制御部200aに入力する。
以下に説明する後処理装置のパンチ穴の穿孔に関する制御フローは、後処理装置の全体を制御するメインフローのサブルーチンとして不揮発性記憶手段Mに予め記憶されており、CPUにより逐次RAMに格納されて実行される。
上記メインルーチンの中で画像形成装置Aから後処理に係る情報とジョブに係る情報とがシリアル通信部101とシリアル通信部201とを介し後処理装置B1の制御部200aに送信され、以下、後処理に係る情報とジョブに係る情報とがRAMに格納されているものとして説明する。
図11は、第1の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すフロー図である。
本フローは、画像形成装置から用紙S及び表紙S’を後処理装置に搬送し、1つの穿孔部で用紙S及び表紙S’にパンチ穴をあける場合に好適に適応できる。
以下図1と5と7と10と11とを参照してフローを説明する。
1.後処理に係る情報とジョブに係る情報との読み出し(ステップS101)
RAMに格納された、後処理に係る情報やジョブに係る情報〔例えば、パンチセンサ間距離Lp情報、製本形態(くるみ製本有り/無し)情報、穿孔有無情報、用紙束厚W2情報、接着剤厚さd1情報、用紙幅W1情報、用紙パンチ穴距離d2情報、用紙幅W1から用紙パンチ穴距離d2を差し引いた接着剤パンチ穴距離d3情報〕を読み出し、次ステップに進む。
2.くるみ製本有り/無し判断(ステップS102)
製本形態(くるみ製本有り/無し)情報より、くるみ製本有り(Yes)の場合は次ステップに進み、くるみ製本なし(No)の場合はエンドに進む。
3.穿孔有無判断(ステップS103)
穿孔有無情報より、穿孔有り(Yes)の場合は次ステップに進み、穿孔なし(No)の場合はエンドに進む。
4.センサPSの監視(ステップS104)
センサPSの出力を監視し、用紙又は表紙を検出して出力がONとなった後OFFとなると、センサPS部を用紙又は表紙の後端(上流側の端部)が通過したと判断し次ステップに進み、用紙又は表紙を検出するまで(No)ステップS104を繰り返す。
5.用紙/表紙判断(ステップS105)
センサPSの出力がONとなった時、用紙搬送情報・表紙搬送情報・ジョブ完了情報を監視し、用紙搬送情報がきていれば(Yes)ステップS104での当該検出は用紙と判断し、ステップS101で読み込んだパンチセンサ間距離Lp情報と用紙パンチ穴距離d2情報とを読み出し、パンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた第2のパルス数を演算して次ステップに進む。
用紙搬送情報がきておらず(No)、表紙搬送情報がきていればステップS104での当該検出は表紙と判断し、ステップS101で読み込んだパンチセンサ間距離Lp情報と用紙パンチ穴距離d2情報と接着剤パンチ穴距離d3情報と接着剤厚さd1情報と用紙束厚W2情報とを読み出し、
パンチセンサ間距離Lpと用紙パンチ穴距離d2とを加えた距離に応じた第2のパルス数と、接着剤パンチ穴距離d3に2を乗じた距離と接着剤厚さd1に2を乗じた距離と用紙束厚W2とを加えた距離に応じた第3のパルス数とを演算してステップS110に進む。
6.用紙に穿孔実施(ステップS106)
ステップS104の後端(上流側の端部)通過判断と、ステップS105の用紙判断とに基づき、搬送路切換部Z2を用紙Sが用紙搬送路10a(a)を通過する側に作動させ、用紙Sを反転部30に向けて搬送させる。
また、ステップS104でセンサPSの出力がONとなった後OFFとなると、用紙を搬送中の用紙搬送モータ903の駆動パルスのカウントを開始する。
そして駆動パルスのカウント値がステップS105で演算した第2のパルス数に一致すると、用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、停止中にモータM2を作動させてパンチ穴を穿孔させ、次ステップに進む。
7.用紙を反転部30で反転(ステップS107)
用紙載置台35上に載置された穿孔用紙Spは、幅方向に穿孔用紙Spを整合する整合部材37で整合が行なわれ、整合後に搬送ローラ38で穿孔用紙Spを挟持させ、用紙後端の位置決めを行う位置決め部材36を揺動させて、開放した開口から穿孔用紙Spを排出させる。
8.用紙束を用紙束収容部40で集積(ステップS108)
図7を参照して既に説明したように、反転部30で順次排出された穿孔用紙Spの穿孔部分側(下流側)を受け板42に当接させて停止・支持させる。
次いで、縦整合部材43で穿孔用紙Spの後端部を押圧して受け板42に当接させて用紙Sの先端を揃えるための縦整合を行う。
これにより、複数枚の穿孔用紙Spから成る用紙束Saが形成され、支持部材41と押圧部材45を傾斜状態から直立状態に回動させる。回動後に受け板42を図示しない駆動部によって用紙束Saの端部taから退避させ、接着剤の塗布を可能とする。
9.用紙束に塗布部50で接着剤塗布(ステップS109)
図7を参照して既に説明したように、塗布ローラ51が塗用紙束Saの端部taから離間するように位置していた本体54を、垂直移動手段(不図示)により上昇させる。
そして、加熱部56により接着剤Nを溶融させ、モータM1により塗布ローラ51を回転させ、塗布ローラ51の外周面に接着剤Nを均一に付着させる。
水平移動手段(不図示)により本体54を用紙束Saの端部taに沿って往復移動させる。この往復動により、接着剤塗布ローラ51は用紙束Saの端部ta全面に接着剤Nを所定の厚さで均一に塗布する。
そして、塗布処理終了後、塗布部50を下方に移動させて退避させる。
10.表紙に穿孔実施(ステップS110)
ステップS104の後端(上流側の端部)通過判断と、ステップS105の表紙判断とに基づき、搬送路切換部Z2を表紙S’が表紙搬送路10bを通過する側に作動させ、表紙S’を押圧部80に向けて搬送させる。
また、ステップS104でセンサPSの出力がONとなった後OFFとなると、表紙を搬送中の用紙搬送モータ903の駆動パルスのカウントを開始する。
そして駆動パルスのカウント値がステップS105で演算した第2のパルス数に一致すると用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、停止中にモータM2を作動させて第1回目のパンチ穴穿孔を行う。
穿孔後、用紙搬送モータ903を再駆動させ、駆動パルスのカウント値がステップS105で演算した第3のパルス数に一致すると用紙搬送モータ903の駆動を停止させ、停止中にモータM2を作動させて第2回目のパンチ穴穿孔を行い、次ステップに進む。
11.用紙束に表紙を押圧部80で貼り付け(ステップS111)
押圧部80の移動筐体84を昇降部86により下降位置から上昇位置に上昇させ、移動筐体84の所定位置に展開された穿孔表紙S’pをステップS109において端部taに接着剤Nを塗布された穿孔用紙Spの束の背部に押圧させ、穿孔表紙S’ptと穿孔用紙Spの束とを接着させる。
接着後に成型部材87A、87Bを用紙束Saに沿って穿孔表紙S’pを圧接しながら移動させ、穿孔表紙S’pをコの字状に折り曲げ、次ステップに進む。
これにより用紙束Saの表裏面に表表紙と裏表紙とが形成され、冊子SSが完成する。
12.ジョブ完了判断(ステップS112)
ステップS101で読み出した用紙枚数情報と穿孔を行った用紙枚数とを比較し、
穿孔を行った用紙枚数が該読み出した用紙枚数と一致すると(Yes)、ジョブが完了したと判断して整合サブルーチンを完了し、エンドに進む。
また、穿孔を行った用紙枚数が前記読み出した用紙枚数以下の場合(No)、ジョブが未完了と判断して、整合を繰り返すためにステップS102に進む。
なお、ジョブが複数部の用紙束の場合は、複数部の用紙束に相当する枚数の用紙の整合を完了するまで、整合を繰り返すためにステップS102に進む。
以上説明したように、表紙のパンチ穴の穿孔において、接着剤厚さd1に2を乗じた長さと、用紙束厚W2と、を加えた接着剤パンチ穴距離d3に応じた第3のパルス数を演算し、
第1回目のパンチ穴穿孔後、用紙搬送モータ903の駆動パルスをカウント開始し、用紙搬送モータ903の駆動パルスのカウント値が演算した第3のパルス数に一致すると第2回目のパンチ穴穿孔を行うことにより、
くるみ製本された冊子として、穿孔穴位置ズレのない、高品質な冊子を作成可能となる。
図12は、第2の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すブロック図である。
第2の形態の後処理装置の制御部200bは、後処理装置全体の制御プラグラム等が予め記憶されている不揮発性記憶手段Mと、該制御プラグラム等を逐次読み出してRAMに格納し実行させるCPUと、各種データ等を一時的に格納するRAMと、前述した各種センサや各種入出力部材とのインターフェースを行うインターフェースユニットI/Oと、これらを接続するバスB等を有している。
不揮発の記憶手段M、例えばROM又はHDD(ハード・ディスク・ドライブ)には、搬送ローラ61、62、63の外周長に対応する、搬送ローラ61、62、63を駆動する表紙搬送モータの駆動パルス数情報等が予め記憶されている。
センサPS1は用紙搬送路10aを通過する用紙Sを検出し、用紙検出情報を制御部200bに入力する。
センサPS2は用紙搬送路10bを通過する表紙S’を検出し、表紙検出情報を制御部200bに入力する。
制御部200bはこれらの検出情報により用紙S又は表紙S’の後端(上流側の端部)が通過したことを検知する。
制御部200bは、用紙搬送モータ904を制御して搬送ローラ31、32を回転駆動し用紙Sを搬送させ、表紙搬送モータ905を制御して搬送ローラ61、62、63を回転駆動し表紙S’を搬送させる。
制御部200bは、モータM5を駆動し第1の穿孔部90aのパンチ302を作動させ用紙にパンチ穴を穿孔させ、モータM6を駆動し第2の穿孔部90bのパンチ302を作動させ表紙にパンチ穴を穿孔させる。
制御部200bは反転部30を制御して、穿孔された用紙を反転させる。
制御部200bは用紙束収容部40を制御して、反転部30から搬送された用紙を複数枚収納させる。
制御部200bは塗布部50を制御して、用紙束収容部40に収納された用紙束に接着剤を塗布する。
制御部200bは表紙供給部60を制御して、表紙S’を押圧部80に向けて給紙する。
制御部200bは押圧部80を制御して、接着剤を塗布された用紙束に表紙を押圧して用紙束に表紙を接着する。
シリアル通信部201は画像形成部Aのシリアル通信部101から送信された、例えば用紙Sを排紙する毎に出力される用紙搬送情報と、表紙S’を排紙する毎に出力される表紙搬送情報と、ジョブが完了した時に出力されるジョブ完了情報と、等を受信して制御部200aに入力する。
以下に説明する後処理装置のパンチ穴の穿孔に関する制御フローは、後処理装置の全体を制御するメインフローのサブルーチンとして不揮発性記憶手段Mに予め記憶されており、逐次RAMに格納されてCPUにより実行される。
そして、上記メインルーチンの中で画像形成装置Aから後処理に係る情報とジョブに係る情報とがシリアル通信部101とシリアル通信部201とを介し後処理装置B2の制御部200bに送信され、
以下、後処理に係る情報とジョブに係る情報とがRAMに格納されているものとして説明する。
図13は、第2の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すフロー図である。
本フローは、画像形成装置から用紙Sを後処理装置に搬送し、後処理装置内部の給紙部で表紙S’を給紙し、それぞれ異なる穿孔部で用紙S及び表紙S’にパンチ穴をあける場合に好適に適応できる。
以下図3と12と13とを参照してフローを説明する。
1.後処理に係る情報とジョブに係る情報との読み出し(ステップS201)
ステップS101と同様なため説明を省略する。
2.くるみ製本有り/無し判断(ステップS202)
ステップS102と同様なため説明を省略する。
3.穿孔有無判断(ステップS203)
ステップS103と同様なため説明を省略する。
4.表紙の供給(ステップS204)
表紙供給部60から表紙S’を取り出して、表紙搬送路10bにより第2の穿孔部90bに向けて搬送する。
なお、用紙Sは第1の形態の後処理装置と同様画像形成装置から給紙され、搬送路10により第1の穿孔部90aに向けて搬送されて来る。
5.センサPS1の監視(ステップS205)
用紙Sを検出するセンサPS1の出力を監視し、センサPS1の出力がONとなった時、ステップS201で読み込んだパンチセンサ間距離Lp情報と用紙パンチ穴距離d2情報とを読み出し、これらを加えた距離に応じた第2のパルス数を演算する。
また、センサPS1の出力センサPS1が用紙を検出して出力がONとなった後OFFとなると、センサPS1部を用紙の後端(上流側の端部)が通過したと判断しステップS207に進み、用紙を検出しないと(No)次ステップに進む。
6.センサPS2の監視(ステップS206)
センサPS2の出力を監視し、センサPS2の出力がONとなった時、パンチセンサ間距離Lp情報と用紙パンチ穴距離d2情報と接着剤パンチ穴距離d3情報と接着剤厚さd1情報と用紙束厚W2情報とを読み出し、
パンチセンサ間距離Lpとパンチ穴距離d2とを加えた長さに応じた第2のパルス数と、
接着剤パンチ穴距離d3に2を乗じた距離と接着剤厚さd1に2を乗じた距離と用紙束厚W2とを加えた距離に応じた第3のパルス数とを演算する。
また、センサPS2が表紙を検出して出力がONとなった後OFFとなると、センサPS2部を表紙の後端(上流側の端部)が通過したと判断しステップS211に進み、表紙を検出しないと(No)、センサPS1又はセンサPS2が検出するまでステップ205に進む。
7.用紙に穿孔実施(ステップS207)
ステップS205の用紙の後端(上流側の端部)通過判断に基づき、搬送路切換部Z2を用紙Sが用紙搬送路10a(a)を通過する側に作動させ、用紙Sを反転部30に向けて搬送させる。
また、用紙の後端(上流側の端部)通過判断に基づき用紙を搬送中の用紙搬送モータ904の駆動パルスのカウントを開始する。
そして駆動パルスのカウント値がステップS206で演算した第2のパルス数に一致すると、用紙搬送モータ904の駆動を停止させ、停止中にモータM2を作動させてパンチ穴を穿孔させ、次ステップに進む。
8.用紙を反転部30で反転(ステップS208)
ステップS107と同様なため説明を省略する。
9.用紙束を用紙束収容部40で集積(ステップS209)
ステップS108と同様なため説明を省略する。
10.用紙束に塗布部50で接着剤塗布(ステップS210)
ステップS109と同様なため説明を省略する。
11.表紙に穿孔実施(ステップS211)
ステップS206の用紙の後端(上流側の端部)通過判断に基づき、表紙を搬送中の用紙搬送モータ905の駆動パルスのカウントを開始する。
そして駆動パルスのカウント値がステップS206で演算した第2のパルス数に一致すると用紙搬送モータ905の駆動を停止させ、停止中にモータM6を作動させて第1回目のパンチ穴穿孔を行う。
穿孔後、用紙搬送モータ905を再駆動させ、駆動パルスのカウント値がステップS206で演算した第3のパルス数に一致すると用紙搬送モータ905の駆動を停止させ、停止中にモータM6を作動させて第2回目のパンチ穴穿孔を行い、次ステップに進む。
12.用紙束に表紙を押圧部80で貼り付け(ステップS212)
ステップS111と同様なため説明を省略する。
13.ジョブ完了判断(ステップS213)
ステップS201で読み出した用紙枚数情報と穿孔を行った用紙枚数とを比較し、
穿孔を行った用紙枚数が該読み出した用紙枚数と一致すると(Yes)、ジョブが完了したと判断して整合サブルーチンを完了し、エンドに進む。
また、穿孔を行った用紙枚数が前記読み出した用紙枚数以下の場合(No)、ジョブが未完了と判断して、整合を繰り返すためにステップS202に進む。
なお、ジョブが複数部の用紙束の場合は、複数部の用紙束に相当する枚数の用紙の整合を完了するまで、整合を繰り返すためにステップS202に進む。
以上説明したように、表紙のパンチ穴の穿孔において、接着剤厚さd1に2を乗じた長さと、用紙束厚W2と、接着剤パンチ穴距離d3に2を乗じた長さ、とを加えた長さに応じた第3のパルス数を演算し、
第1回目のパンチ穴穿孔後、表紙搬送モータ905の駆動パルスをカウント開始し、表紙搬送モータ905の駆動パルスのカウント値が演算した第3のパルス数に一致すると第2回目のパンチ穴穿孔を行うことにより、
くるみ製本された冊子として、穿孔穴位置ズレのない、高品質な冊子を作成可能となる。
図1は、後処理装置、及び、画像形成装置と後処理装置とを有する画像形成システムの全体構成図である。 タッチパネルに表示される後処理に係る情報やジョブに係る情報の設定・選択画面の1例である。 後処理装置Bが第2の形態を採る場合の画像形成システムの全体構成図である。 後処理装置Bで製本された冊子の説明図である。 本発明に係る後処理装置Bの第1の形態の断面図である。 穿孔部90の説明図である。 用紙束収容部40と塗布部50との説明図である。 押圧部80と断裁部70の説明図である。 本発明に係る後処理装置Bの第2の形態の断面図である。 第1の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すブロック図である。 第1の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すフロー図である。 第2の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すブロック図である。 第2の形態の後処理装置の穿孔に関する制御を示すフロー図である。
符号の説明
10 搬送路
10a(a)、10a(b)、10a(c)、10a(d) 用紙搬送路
10b 表紙搬送路
40 用紙束収容部
50 塗布部
60 表紙供給部
80 押圧部
90 穿孔部
90a 第1の穿孔部
90b 第2の穿孔部
200 制御部
A 画像形成装置
B 後処理装置
B1 第1の後処理装置
B2 第2の後処理装置
h パンチ穴
M2、M5、M6 モータ
N 接着剤
PS、PS1、PS2 センサ
S 用紙
S’ 表紙
Sa 用紙束
Sp 穿孔用紙
S’p 穿孔表紙
SS 冊子
ta 端部

Claims (9)

  1. 複数枚の用紙から構成される用紙束に接着剤を塗布する塗布部と、接着剤が塗布された用紙束に表紙、又は表紙に該用紙束を押圧する押圧部と、用紙又は、表紙にパンチ穴をあける穿孔部と、用紙又は、表紙を搬送する搬送部と、前記塗布部と前記押圧部と前記穿孔部と前記搬送部とを制御する制御部と、を有する後処理装置において、
    前記制御部は、前記穿孔部で前記用紙に穿孔を行わせ、
    穿孔された複数の用紙の束に前記塗布部で接着剤を塗布させ、
    前記穿孔部で表紙に第1回目の穿孔を行わせ、
    その後前記搬送部に表紙を所定距離搬送させ、
    その後前記穿孔部で表紙に第2回目の穿孔を行わせ、
    前記押圧部により、接着剤が塗布された用紙束に穿孔された表紙、又は穿孔された表紙に該用紙束を押圧して貼付けさせることを特徴とする後処理装置。
  2. 前記制御部は、用紙の接着剤塗布側の端部からパンチ穴中心までの距離に2を乗じた距離と、複数枚の用紙から構成される用紙束の厚さと、該用紙束に塗布される接着剤の厚さに2を乗じた距離と、の和である前記所定距離を算出し、算出した前記所定距離に基づいて、前記搬送部に表紙を搬送させることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記穿孔部は、用紙及び表紙を搬送する搬送路に配設してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
  4. 複数枚の用紙から構成される用紙束に接着剤を塗布する塗布部と、
    接着剤が塗布された用紙束に表紙、又は表紙に該用紙束を押圧する押圧部と、用紙にパンチ穴をあける第1の穿孔部と、表紙にパンチ穴をあける第2の穿孔部と、前記塗布部と前記押圧部と前記第1の穿孔部と前記第2の穿孔部とを制御する制御部と、を有する後処理装置において、
    前記制御部は、前記第1の穿孔部で前記用紙に穿孔を行わせ、
    穿孔された複数の用紙の束に前記塗布部で接着剤を塗布させ、
    前記第2の穿孔部で表紙に第1回目の穿孔を行わせ、
    その後表紙を搬送する表紙搬送部に表紙を所定距離搬送させ、
    その後前記第2の穿孔部で表紙に第2回目の穿孔を行わせ、
    前記押圧部により、接着剤が塗布された用紙束に穿孔された表紙、又は穿孔された表紙に該用紙束を押圧して貼付けさせることを特徴とする後処理装置。
  5. 前記制御部は、用紙の接着剤塗布側の端部からパンチ穴中心までの距離に2を乗じた距離と、複数枚の用紙から構成される用紙束の厚さと、該用紙束に塗布される接着剤の厚さに2を乗じた距離と、の和である前記所定距離を算出し、算出した前記所定距離に基づいて、前記表紙搬送部に表紙を搬送させることを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。
  6. 前記第1の穿孔部は用紙を搬送する用紙搬送路に配設してあり、前記第2の穿孔部は表紙を搬送する表紙搬送路に配設してあることを特徴とする請求項4又は5に記載の後処理装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、請求項1〜6のいずれか1項に記載の後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置は後処理に係る情報を入力する入力手段を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記後処理装置と前記画像形成装置とは、後処理に係る情報を授受する通信手段をそれぞれ有し、
    前記画像形成装置は前記入力手段で入力された後処理に係る情報を前記通信手段を介して前記後処理装置に送信することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
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