JP2009254191A - モータ制御装置、圧縮装置、冷凍装置および空調装置 - Google Patents

モータ制御装置、圧縮装置、冷凍装置および空調装置 Download PDF

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Abstract

【課題】位置センサレス正弦波駆動の起動方式を実行するモータ制御装置において、簡易な構成でモータ起動異常の検出が可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】起動異常判定タイミングであるかどうかを判断する(ステップS1)。起動異常タイミングとなった場合に、モータ電流信号とモータ駆動電圧との位相差情報を検出する(ステップS2)。そして、位相差情報が正常範囲内であるか否かを判定する(ステップS3)。検出された位相差情報が正常範囲内であると判断された場合には、位相差制御移行タイミング後に位相差制御に移行する(ステップS5)。一方、位相差情報が正常範囲内でないと判断された場合には、モータを停止する(ステップS6)。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを駆動するためのモータ制御装置、およびこのモータ制御装置を搭載した圧縮装置、冷凍装置および空調装置に関する。
永久磁石同期モータは、保守性、制御性、耐環境性に優れており、高効率、高出力の運転が可能であるため広く利用されている。また、永久磁石を使用しない同期リラクタンスモータも安価でリサイクルが容易なモータとして盛んに研究されている。
永久磁石同期モータや同期リラクタンスモータ等の同期モータを高性能制御するためには、ロータの位置に応じた正弦波電流を流すことが重要となる。
そのため、一般に、モータ制御装置には、ホール素子、エンコーダ、レゾルバ等のロータの位置を検出する位置センサを用いた自制運転(速度フィードバック運転)方法がある。
また、位置センサに代えて、モータの電圧や電流の情報に基づいて、演算によって間接的にロータの位置を求める方法が開示されている。
しかし、位置センサの場合は、機器の小形化を妨げる大きな要因となるだけでなく、位置センサの信号を伝える複数本の配線や受信回路が必要となるため、信頼性、作業性、価格等で問題があった。
また、モータの電圧や電流の情報に基づいて間接的にロータの位置を演算する方法の場合は、複雑かつ高速な演算処理が必要となるため、制御装置が高価になるという問題があった。
特許文献1においては、位置情報に基づかず、速度指令のみに基づく他制運転(速度オープンループ運転)を行ない、モータ駆動電圧とモータ電流信号の位相差を制御することにより高性能な正弦波駆動を実現する方式が開示されている。
図10は、同期モータの電圧と電流との位相差によって制御する従来の同期モータ駆動装置を説明する図である。
図10を参照して、同期モータ駆動装置は、ステータに3相(U相、V相、W相)のコイルとロータに永久磁石を備えた同期モータであるモータ1を駆動させるために、電力を供給するAC電源4と、交流電力と直流電力とを変換するインバータ回路2およびコンバータ回路3と、モータ電流を検出する電流センサ5と、検出したモータ電流を増幅およびオフセットを加算するモータ電流検出アンプ部6と、それらを制御する制御部1000Bから構成されている。
なお、この電力を供給するAC電源4と、交流電力と直流電力とを変換するインバータ回路2およびコンバータ回路3とによってインバータ部100Aが構成される。
上記構成によると、AC電源4から供給された電力がインバータ回路2およびコンバータ回路3を介して交流電力に変換され、変換された交流電力がモータ1に供給されて、モータ1が駆動される。
電流センサ5は、モータ1のコイル端子U,V,Wの各相のうち、特定相(以下、U相とする)に流れるモータ電流を検出する。
電流センサ5で検出されたモータ電流は、モータ電流検出アンプ部6に与えられ、所定量増幅およびオフセットを加算し、モータ電流信号が制御部1000Bに与えられる。
制御部1000Bは、位相差検出部8と、目標位相差情報格納部9と、加算器10と、PI演算部11と、回転数設定部12と、正弦波データテーブル13と、正弦波データ作成部14と、PWM作成部15とを備える。
位相差検出部8は、モータ電流検出アンプ部6から与えられたモータ電流の信号を所定のタイミングでA/D変換して取込み、2個所のモータの駆動電圧位相を期間ごとにサンプリングした各電流サンプリングデータを積算してモータ電流信号の面積を算出する。算出された2箇所のモータ電流信号面積の面積比を位相差情報として出力する。
目標位相差情報格納部9には、目標とする位相差情報(目標位相差情報)が格納される。
目標位相差情報と検出された位相差情報との誤差データは、加算器10によって算出される。
PI演算部11は、算出された誤差データに対して、比例誤差データおよび積分誤差データを算出してデューティ基準値を出力する。なお、加算部10とPI演算部11とによって位相差制御部が構成される。
回転数設定部12は、モータ1の回転数指令を設定する。
正弦波データテーブル13には、モータ1の所定の回転数に対応する正弦波データが格納されている。
正弦波データ作成部14は、モータ1の回転数指令と時間経過とに従って正弦波データテーブル13から同期モータのコイル端子U,V,Wの各相に対応した正弦波データを読出すとともに、U相の正弦波データに基づいてU相のモータ駆動電圧位相情報を出力する。
PWM作成部15は、正弦波データとデューティ基準値とに基づいてPWM波形を作成し、作成したPWM波形をインバータ回路2の同期モータ端子U,V,W各相の駆動素子に出力する。
一般的に、上記の位相差制御を実行するためには、同期モータを正常に起動させる必要がある。
図11は、予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合のU相のモータ電流の波形図である。
図11を参照して、起動時に同期モータの負荷トルクが小さい場合、同期モータは所定回転経過後に滑らかに回転し、安定した状態で上記位相差制御に移行することになる。
図12は、予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合の別のU相のモータ電流の波形図である。
図12を参照して、起動時に同期モータの負荷トルクが大きすぎる場合、同期モータは所定期間経過後においても、不安定な回転を行い、大きな振動及び騒音を発生し、最終的には過大なモータ電流が生じることになる。そのため、インバータ回路2の過電流の保護装置によりモータ駆動を停止した状態となっている。
特許文献2においては、負荷トルクが大きすぎる場合にモータが正常に起動しない状態を検出する方式が開示されている。
特開2001―112287号公報 特表平10―501057号公報
しかしながら、特許文献2に開示される方式においては、モータ起動時の異常の検出として、回転数を検知して予め決めた回転数よりも低い場合に、ロック状態と判断する方式が開示されているが、特許文献1に示されるような位置センサレス正弦波駆動の起動方式においては、180度正弦波通電でありこの駆動方式では、通電休止期間がないため誘起電圧の検出が不可能であり回転位置が検出できず、起動時の電流異常検出によるモータ起動異常の検出も出来ない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、位置センサレス正弦波駆動の起動方式を実行するモータ制御装置においても、簡易な構成でモータ起動異常の検出が可能なモータ制御装置、およびこのモータ制御装置を搭載した圧縮装置、冷凍装置および空調装置を提供することを目的とする。
本発明に係るモータ制御装置は、複数相のモータコイルを備えた同期モータを駆動・制御するモータ制御装置であって、複数相のうちの少なくとも1つの相のモータ電流を検出してモータ電流信号を出力するモータ電流検出部と、モータ電流検出部から出力されたモータ電流信号と複数相のうちの対応するモータ駆動電圧との位相差を検出して位相差情報を出力する位相差検出部と、各相のモータコイルに通電を行なうインバータ部と、同期モータを強制的に起動する所定期間において、位相差情報に基づいて同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える。
本発明に係る別のモータ制御装置は、複数相のモータコイルを備えた同期モータを駆動・制御するモータ制御装置であって、各相のモータコイルに通電を行なうインバータ部と、同期モータからインバータ部に流れる直流電流を検出する直流電流検出部と、直流電流検出部で検出された直流電流に基づいて、モータ電流信号を出力するモータ電流検出部と、モータ電流検出部から出力されたモータ電流信号と複数相のうちの対応するモータ駆動電圧との位相差を検出して位相差情報を出力する位相差検出部と、同期モータを強制的に起動する所定期間において、位相差情報に基づいて同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える。
本発明に係るさらに別のモータ制御装置は、複数相のモータコイルを備えた同期モータを駆動・制御するモータ制御装置であって、複数相のモータ電流のうちの少なくとも1つの相のモータ電流の極性を検出して、検出結果に基づくモータ電流極性信号を出力するモータ電流極性検出部と、モータ電流極性検出部から出力されたモータ電流極性信号と複数相のうちの対応するモータ駆動電圧との位相差を検出して位相差情報を出力する位相差検出部と、各相のモータコイルに通電を行なうインバータ部と、同期モータを強制的に起動する所定期間において、位相差情報に基づいて同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える。
好ましくは、起動異常判定部の起動異常の検出に基づいて、同期モータへの電力の供給が停止される。
本発明に係る圧縮装置は、上記同期モータについて、冷媒を圧縮する圧縮部に設けられ、同期モータを駆動・制御する上記のモータ制御装置を備える。
本発明に係る冷凍装置は、上記の圧縮装置と、凝縮器と、冷却器とを備える。
本発明に係る空調装置は、上記の圧縮装置と、凝縮器と、冷却器とを備える。
本発明に係るモータ制御装置は、同期モータを強制的に起動する所定期間において、モータ電流信号とモータ駆動電圧との位相差情報に基づいて同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える。
当該構成により、低騒音、低振動、高効率である正弦波通電をはじめとする180度通電によるモータ駆動において、ロータ位置を検知するセンサを用いずに、同期モータの起動時の起動異常を簡単な構成と制御によって検出できる。また、起動時の負荷トルクが大きすぎる場合でも過大な電流の印加や大きな振動及び騒音の発生を防止することができる。
以下に図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明においては同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一であるものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に従う同期モータ駆動装置を説明する概略ブロック図である。
図1を参照して、同期モータ駆動装置は、ステータに3相(U相、V相、W相)のコイルとロータに永久磁石を備えた同期モータであるモータ1を駆動させるインバータ部100Aと、モータ電流を検出する電流センサ5と、検出したモータ電流を増幅およびオフセットを加算するモータ電流検出アンプ部6と、制御部100Bとを備える。なお、制御部100Bの機能ブロックは、CPU(Central Processing Unit)にソフトウェアプログラムをロードすることにより実現することも可能であるし、あるいはハードウェアで実現する構成とすることも可能である。
インバータ部100Aは、電力を供給するAC電源4と、交流電力と直流電力とを変換するインバータ回路2およびコンバータ回路3とを含む。
上述したように、AC電源4から供給された電力がインバータ回路2およびコンバータ回路3を介して交流電力に変換され、変換された交流電力がモータ1に供給されて、モータ1が駆動される。
電流センサ5は、モータ1のコイル端子U,V,Wの各相のうち、特定相(以下、U相とする)に流れるモータ電流を検出する。なお、本例においては、1つの特定相に流れるモータ電流を検出する場合について説明する。
電流センサ5で検出されたモータ電流は、モータ電流検出アンプ部6に与えられ、所定量増幅およびオフセットを加算し、モータ電流信号が制御部100Bに与えられる。
制御部100Bは、位相差検出部8と、目標位相差情報格納部9と、加算器10と、PI演算部11と、回転数設定部12と、正弦波データテーブル13と、正弦波データ作成部14と、PWM作成部15と、起動異常判定部16とを含む。
上述した特開2001―112287号公報に記載される方式と同様に、位相差検出部8は、モータ電流検出アンプ部6から与えられたモータ電流の信号を所定のタイミングでA/D変換して取込み、2個所のモータの駆動電圧位相を期間ごとにサンプリングした各電流サンプリングデータを積算してモータ電流信号の面積を算出する。算出された2箇所のモータ電流信号の面積の面積比をモータ駆動電圧とモータ電流信号との位相差である位相差情報として出力する。
目標位相差情報格納部9には、目標とする位相差情報(目標位相差情報)が格納される。
目標位相差情報と検出された位相差情報との誤差データは、加算器10によって算出される。
PI演算部11は、算出された誤差データに対して、比例誤差データおよび積分誤差データを算出してデューティ基準値を出力する。なお、加算部10とPI演算部11とによって位相差制御部が構成される。
回転数設定部12は、モータ1の回転数指令を設定する。
正弦波データテーブル13には、モータ1の所定の回転数に対応する正弦波データが格納されている。
正弦波データ作成部14は、モータ1の回転数指令と時間経過とに従って正弦波データテーブル13から同期モータのコイル端子U,V,Wの各相に対応した正弦波データを読出すとともに、U相の正弦波データに基づいてU相のモータ駆動電圧位相情報を出力する。なお、モータの駆動波形は、正弦波とする場合についての構成であるが、正弦波形にすることで滑らかなモータ電流の供給が可能となるため振動、騒音を抑制することができる。
PWM作成部15は、正弦波データとデューティ基準値とに基づいてPWM波形を作成し、作成したPWM波形をインバータ回路2の同期モータ端子U,V,W各相の駆動素子にPWM波形を出力する。
なお、電流センサ5は、コイルとホール素子で構成されたいわゆる電流センサでもよく、カレントトランスでも良い。また、1相だけでなく、各相のモータ電流を検出することによりさらに精度の高い検出が可能である。
位相差検出部8は、2箇所のモータ駆動電圧の位相期間で検出された2つのモータ電流信号の面積比を計算し、この結果がモータ駆動電圧とモータ電流信号との位相差である位相差情報とされる。位相差情報と目標位相差情報との誤差量に対してPI演算部11でPI演算が行われ、PWM作成部15は、その出力であるデューティ基準値と別途回転指令から求まる正弦波データからその都度の出力デューティ比を計算してPWM信号を作成し、インバータ回路2を介してモータコイルに印加することで同期モータ1が駆動される。
すなわち、モータ駆動電圧(出力デューティ)に対するモータ電流位相差を一定に制御するための位相差制御フィードバックループによって駆動電圧の大きさ(PWMデューティのデューティ幅)を決定し、同期モータ1を所望の回転数で回転させるために所望の位相差、所望の回転数でモータを駆動・制御することができる。
次に、同期モータ1を起動する際の起動異常を検出する方式について説明する。
本例においては、制御部100Bには、さらに、起動異常判定部16が設けられる。
起動異常判定部16は、位相差検出部8からの位相差情報を受けて、起動異常であるか否かを判定してその結果をPWM作成部15に出力する。
PWM作成部15は、起動異常判定部16からの判定結果に基づいてPWM波形の生成を制御する。具体的には、起動異常判定部16からの判定結果に基づいて起動異常であると判定された場合にはPWM波形の生成を停止する。一方、起動異常でないと判定された場合には通常どおりPWM波形を生成する。
図2は、本発明の実施の形態1に従う制御部100Bにおける起動異常を判定するフロー図である。
図2を参照して、まず、起動異常判定タイミングであるかどうかを判断する(ステップS1)。後述するが、本例においては、起動してから所定期間経過後において起動異常であるか否かを判断する。起動異常タイミングとなるまで待機し、起動異常タイミングとなった場合に、位相差情報を検出する(ステップS2)。具体的には、位相差検出部8から出力される位相差情報を起動異常判定部16で検出する。
そして、位相差情報が正常範囲内であるか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3において、起動異常判定部16において、検出された位相差情報が正常範囲内であると判断された場合には、次にステップS4に進む。
一方、ステップS3において、起動異常判定部16において、位相差情報が正常範囲内でないと判断された場合には、モータを停止する(ステップS6)。具体的には、起動異常判定部16から起動異常を示す判定結果がPWM作成部15に出力される。そして、PWM作成部15は、起動異常判定部16からの起動異常を示す判定結果の信号の入力を受けてPWM波形の生成を停止する。これにより、インバータ部100Aのインバータ回路2の回路素子の動作が停止し、モータが停止することになる。そして、終了する。
ステップS3において、位相差情報が正常範囲内であると判断された場合には、位相差制御移行タイミングであるか否かを判断する(ステップS4)。
位相差制御移行タイミングとなるまでステップS4で待機し、位相差制御移行タイミングとなった場合に位相差制御に移行する(ステップS5)。そして、終了する。
図3は、予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合のU相のモータ電流信号およびU相の電圧位相信号の波形図である。
ここでは、起動時に同期モータの負荷トルクが小さい場合の波形が示されている。
図3(a)を参照して、本例においては、強制回転区間として、U相電圧の4周期分において、予め設定された変調率と回転数で同期モータを強制的に起動させる。そして、その後、位相差制御区間となる場合が示されている。すなわち、本例においては、位相差制御移行タイミングは、U相電圧の4周期後に設定されている。
そして、起動異常判定タイミングは、強制回転区間において、U相電圧の3周期後に設定するものとする。なお、本例においては、一例として、起動異常判定タイミングとして、U相電圧の3周期後に設定する場合について説明するが、特にこれに限られず、最初の位相差が検出されてから強制回転が終了するまでの間に実行することが可能である。
位相差検出部8は、起動異常判定タイミングにおいて、モータ電流検出アンプ部6により出力されたモータ電流信号と正弦波データ作成部14から出力されたモータ駆動電圧との位相差を検出する。なお、モータ駆動電圧がモータ電流信号に対して進み位相の場合は負の値とする。また、遅れ位相の場合は正の値とする。同相の場合は0とする。
そして、位相差検出部8において位相差を検出し、起動異常判定部16において位相差が正常範囲内であるか否かを判定する。本例においては、位相差検出部8における位相差が予め設定された正常範囲内である20度〜60度の範囲内に入っているか否かを判定する。
図3(b)を参照して、本例においては、モータ駆動電圧およびモータ電流信号の一部分を拡大した場合を説明する図である。
図2のフロー図に従って、起動異常判定タイミングとなった場合に、位相差情報を検出する。具体的には、上述したようにモータ電流検出アンプ部6から出力されたモータ電流信号とモータ駆動電圧との位相差(位相差情報)を検出する。本例においては、モータ駆動電圧とモータ電流信号との位相差は約40度であるものとする。
したがって、起動異常判定部16において、位相差情報は正常範囲内であると判定されるため、上述したように位相差制御移行タイミング(ステップS4)となった時に通常の位相差制御に移行する。
図4は、予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合の別のU相のモータ電流の波形図である。
ここでは、起動時に同期モータの負荷トルクが大きい場合の波形が示されている。
図4(a)を参照して、本例においては、起動異常判定タイミング後においては、モータが停止した状態となっている場合が示されている。
図4(b)を参照して、ここでは、モータ駆動電圧およびモータ電流信号の一部分を拡大した部分を説明する図である。
図2のフロー図に従って、起動異常判定タイミングとなった場合に、位相差情報を検出する。具体的には、上述したようにモータ電流検出アンプ部6から出力されたモータ電流信号とモータ駆動電圧との位相差(位相差情報)を検出する。本例においては、モータ駆動電圧とモータ電流信号との位相差は約10度であるものとする。
したがって、起動異常判定部16において、位相差情報は正常範囲内でない、すなわち、起動異常であると判定されるため起動異常判定部16は、PWM作成部にその旨を通知する。そして、PWM波形の生成が停止されてモータが停止する。
当該方式により、起動異常であると判定された場合には、PWM波形の生成を停止することが可能であるため、起動時に同期モータの負荷トルクが大きすぎる場合に生じる不安定な回転を停止することができるとともに、大きな振動及び騒音を抑制することが可能である。
なお、正常な起動であると判定する位相差情報の範囲は、適宜、各種負荷条件において実験を行い、同期モータ1が安定に起動した時の値を測定して実行されるものとする。
なお、本例においては、位相差制御区間において、2箇所のモータ駆動電圧の位相期間で検出された2つのモータ電流信号の面積比を計算し、この結果が位相差情報とされて、位相差情報と目標位相差情報との誤差量に基づいて、同期モータの制御を実行する構成について説明したが特に当該方式に限られず、別の方式に従って、同期モータを制御することも可能である。
(実施の形態2)
上記の実施の形態1においては、同期モータ1のコイル端子U,V,Wの各相のモータ電流を検出することにより起動時における異常を検出する方式について説明した。
本発明の実施の形態2においては、インバータ回路2に供給される電流に基づきモータ電流を推定する方式について説明する。
具体的には、コンバータ回路3とインバータ回路2との間に流れる電流を検出する。
図5は、本発明の実施の形態2に従う同期モータ駆動装置を説明する概略ブロック図である。
図5を参照して、同期モータ駆動装置は、ステータに3相(U相、V相、W相)のコイルとロータに永久磁石を備えた同期モータであるモータ1を駆動させるインバータ部100A#と、コンバータ回路3とインバータ回路2との間に設けられた電流検出抵抗21にかかる印加電圧に基づいて電流検出抵抗21に流れる直流電流を検出する直流電流検出アンプ部22と、制御部100B#とを備える。
インバータ部100A#は、インバータ部100Aと異なりコンバータ回路3とインバータ回路2との間に電流検出抵抗21を設ける。
制御部100B#は、制御部100Bと比較して、さらにモータ電流推定部23をさらに設けた点が異なる。その他の点については同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
直流電流検出アンプ部22は、電流検出抵抗21の両端に発生する電圧に基づいて、インバータ回路2を流れる直流電流を検出する。
直流電流検出アンプ部22は、制御部100B#のモータ電流推定部23に対して、検出した直流電流を増幅して、直流電流信号として出力する。
モータ電流推定部23は、特開平8−19263号公報に記載されている方式に従って、入力された直流電流信号から電流変化分演算手段により直流電流の変化分を求め、直流電流信号の変化分を分配演算手段によりモータ電流信号を推定演算する。
図6は、モータ電流推定部23の構成を説明する概略ブロック図である。
図6を参照して、直流電流検出アンプ部22より電流idを検出する。一対のサンプルホールド回路113,114は、PWM波形によるスイッチングパターンに応じて交互にサンプリング制御され、直流電流検出アンプ部22からの検出電流idのサンプリングと一時記憶とをする。
タイミング制御回路115は、インバータ回路2の各相アームのオン/オフを制御するPWM作成部15により生成されたPWM波形の信号から各相アームのスイッチングタイミング信号をえる。そして、この信号に基づいてサンプルホールド回路113,114のサンプリングタイミング信号を得る。そして、当該サンプリングタイミング信号に基づきサンプリングが実行される。
これにより、サンプルホールド回路113,114は、一方が各相アームのスイッチング直前の電流idをサンプリングするときに他方がスイッチング直後の電流idをサンプリングする。
引き算回路116は、サンプルホールド回路113,114でサンプリングした電流id1,id2の差Δidを求める。
分配演算回路117は、電流差信号Δidを各相別に分配し、各相別の電流検出信号を得る。この信号分配にはタイミング制御回路115からの各相別のタイミング信号を使用する。
そして、分配演算回路117から各相別の推定されたモータ電流信号を得ることができる。
当該推定されたモータ電流信号を位相差検出部8に入力することにより、実施の形態1で説明したのと同様の方式に従って、起動時における異常を検出することが可能である。
具体的には、位相差検出部8は、起動異常判定タイミングにおいて、モータ電流推定部23により出力された推定されたモータ電流信号と正弦波データ作成部14から出力されたモータ駆動電圧との位相差を検出する。そして、起動異常判定部16は、位相差検出部8からの位相差情報を受けて、起動異常であるか否かを判定してその結果をPWM作成部15に出力する。
PWM作成部15は、起動異常判定部16からの判定結果に基づいてPWM波形の生成を制御する。具体的には、起動異常判定部16からの判定結果に基づいて起動異常であると判定された場合にはPWM波形の生成を停止する。一方、起動異常でないと判定された場合には通常どおりPWM波形を生成する。
本実施の形態2の構成においては、モータ電流推定部23を設けることにより、電流センサ5を設けることなくモータ電流を推定演算により検出することができるため、コストを削減することが可能である。
なお、モータ電流を推定する方式は、上記方式に限られず他の方式を採用することも可能である。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に従う同期モータ駆動装置を説明する概略ブロック図である。
図7を参照して、本発明の実施の形態3に従う同期モータ駆動装置は、実施の形態1の同期モータ駆動装置と比較して、電流センサ5の代わりに電流極性検知手段37を設けた点と、モータ電流検出アンプ部6の代わりにモータ電流極性検出部31とを備える点とが異なる。その他の点については実施の形態1と同様の構成である。
電流極性検知手段37は、モータ1のU相に流れるモータ電流の極性を検出する。
モータ電流極性検出部31は、電流極性検知手段37において検知されるインバータ回路2において流れるモータ巻線端子のU相の交流電流の極性に基づいて交流電流極性信号を生成して、位相差検出部8に出力する。
位相差検出部8は、モータ電流極性検出部31から出力された交流電流極性信号に基づいて、交流電流極性が反転した時点の交流電圧と交流電流極性信号との位相差を検出する。これにより、電流極性情報のみからモータ駆動電圧とモータ電流信号との位相差情報を検出することができる。
図8は、予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合のU相のモータ電流信号、U相の電圧位相信号およびU相の交流電流極性信号の波形図である。
図8(a)を参照して、ここでは、起動時に同期モータの負荷トルクが小さい場合の波形が示されている。ここで、U相の交流電流極性信号は、U相電流の極性に応じた波形が示されている。
図2のフロー図に従って、起動異常判定タイミングとなった場合に、位相差情報を検出する。具体的には、上述したようにモータ電流極性検出部31から出力されたU相の交流電流極性信号とモータ駆動電圧との位相差(位相差情報)を検出する。本例においては、モータ駆動電圧とU相の交流電流極性信号との位相差は約40度であるものとする。
したがって、起動異常判定部16において、位相差情報は正常範囲内であると判定されるため、上述したように位相差制御移行タイミング(ステップS4)となった時に通常の位相差制御に移行する。
図8(b)を参照して、ここでは、起動時に同期モータの負荷トルクが大きい場合の波形が示されている。
ここで、U相の交流電流極性信号は、U相電流の極性に応じた波形が示されている。
図2のフロー図に従って、起動異常判定タイミングとなった場合に、位相差情報を検出する。具体的には、上述したようにモータ電流極性検出部31から出力されたU相の交流電流極性信号とモータ駆動電圧との位相差(位相差情報)を検出する。本例においては、モータ駆動電圧とU相の交流電流極性信号との位相差は約10度であるものとする。
したがって、起動異常判定部16において、位相差情報は正常範囲内でない、すなわち、起動異常であると判定されるため起動異常判定部16は、PWM作成部にその旨を通知する。そして、PWM波形の生成が停止されてモータが停止する。
図9は、本発明の実施の形態に従う同期モータを冷凍サイクル装置125に適用した場合を説明する図である。
図9を参照して、冷凍サイクル装置125は、凝縮器123と、圧縮装置126と、冷却器124とから構成されている。圧縮装置126は、同期モータ1により駆動される圧縮ユニット127を含む。なお、圧縮装置として、いわゆるレシプロ式圧縮装置あるいはロータリ式圧縮装置のいずれにも適用可能である。
同期モータ1により圧縮ユニット127を駆動して冷媒を高温高圧に圧縮して、凝縮器123に供給する。凝縮器123において、放熱しながら冷媒を液化する。液化した冷媒は、冷却器124で気化し、周囲から熱を奪う。そして、冷媒は、再び、圧縮装置126に戻り圧縮される。
本例においては、同期モータ1を圧縮装置に適用し、さらに冷凍装置に組み込む構成について説明したが、同様に空調装置に適用することも可能である。
なお、上記においては、起動異常であると判定された場合には、PWM波形の生成を停止する構成について説明したが、これに限られず同期モータへの電力の供給を停止することが可能な手段であればよい。例えば、起動異常であると判定された場合にAC電源4からの供給を停止する手段を設ける構成であってもよい。
なお、上記の実施の形態においては、位相差情報として1つの特定相に流れるモータ電流を検出して、モータ駆動電圧とモータ電流信号との位相差情報に基づく起動異常の判定について説明した。具体的には、U相電圧とU相電流の位相差を検出した場合について説明したが、特にこの限りではなく、V相、W相を用いて判定を実行することも可能である。また、複数相に流れるモータ電流をそれぞれ検出して、それぞれの対応する相であるモータ駆動電圧との位相差情報を用いて起動異常の判定を実行することも可能である。また、1回の起動異常の判定に限られず、複数回の起動異常の判定を実行して起動異常の判定の精度を上げることも可能である。また、複数相の位相差情報の平均値を算出して、起動異常の判定を実行することも可能である。交流電流極性信号を用いる場合についても同様である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に従う同期モータ駆動装置を説明する概略ブロック図である。 本発明の実施の形態1に従う制御部100Bにおける起動異常を判定するフロー図である。 予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合のU相のモータ電流信号およびU相の電圧位相信号の波形図である。 予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合の別のU相のモータ電流の波形図である。 本発明の実施の形態2に従う同期モータ駆動装置を説明する概略ブロック図である。 モータ電流推定部23の構成を説明する概略ブロック図である。 本発明の実施の形態3に従う同期モータ駆動装置を説明する概略ブロック図である。 予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合のU相のモータ電流信号、U相の電圧位相信号およびU相の交流電流極性信号の波形図である。 本発明の実施の形態に従う同期モータを冷凍サイクル装置125に適用した場合を説明する図である。 同期モータの電圧と電流との位相差によって制御する従来の同期モータ駆動装置を説明する図である。 予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合のU相のモータ電流の波形図である。 予め設定された変調率と回転数とで同期モータを強制的に起動させた場合の別のU相のモータ電流の波形図である。
符号の説明
1 同期モータ、2 インバータ回路、3 コンバータ回路、4 AC電源、5 電流センサ、6 モータ電流検出アンプ部、8 位相差検出部、9 目標位相差情報格納部、10 加算部、11 PI演算部、12 回転数設定部、13 正弦波データテーブル、14 正弦波データ作成部、15 PWM作成部、16 起動異常判定部、21 電流検出抵抗、22 直流検出アンプ部、23 モータ電流推定部、31 モータ電流極性検出部、37 電流極性検知手段、100A,100A# インバータ部、100B,100B# 制御部、123 凝縮器、124 冷却器、125 冷凍サイクル装置、126 圧縮装置、127 圧縮ユニット。

Claims (7)

  1. 複数相のモータコイルを備えた同期モータを駆動・制御するモータ制御装置であって、
    前記複数相のうちの少なくとも1つの相のモータ電流を検出してモータ電流信号を出力するモータ電流検出部と、
    前記モータ電流検出部から出力されたモータ電流信号と前記複数相のうちの対応するモータ駆動電圧との位相差を検出して位相差情報を出力する位相差検出部と、
    各相のモータコイルに通電を行なうインバータ部と、
    前記同期モータを強制的に起動する所定期間において、前記位相差情報に基づいて前記同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える、モータ制御装置。
  2. 複数相のモータコイルを備えた同期モータを駆動・制御するモータ制御装置であって、
    各相のモータコイルに通電を行なうインバータ部と、
    前記同期モータから前記インバータ部に流れる直流電流を検出する直流電流検出部と、
    前記直流電流検出部で検出された直流電流に基づいて、モータ電流信号を出力するモータ電流検出部と、
    前記モータ電流検出部から出力されたモータ電流信号と前記複数相のうちの対応するモータ駆動電圧との位相差を検出して位相差情報を出力する位相差検出部と、
    前記同期モータを強制的に起動する所定期間において、前記位相差情報に基づいて前記同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える、モータ制御装置。
  3. 複数相のモータコイルを備えた同期モータを駆動・制御するモータ制御装置であって、
    前記複数相のモータ電流のうちの少なくとも1つの相のモータ電流の極性を検出して、検出結果に基づくモータ電流極性信号を出力するモータ電流極性検出部と、
    前記モータ電流極性検出部から出力されたモータ電流極性信号と前記複数相のうちの対応するモータ駆動電圧との位相差を検出して位相差情報を出力する位相差検出部と、
    各相のモータコイルに通電を行なうインバータ部と、
    前記同期モータを強制的に起動する所定期間において、前記位相差情報に基づいて前記同期モータの起動異常の発生を検出する起動異常判定部とを備える、モータ制御装置。
  4. 前記起動異常判定部の起動異常の検出に基づいて、前記同期モータへの電力の供給が停止される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記同期モータは、冷媒を圧縮する圧縮装置に設けられ、
    前記同期モータを駆動・制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータ制御装置を備えた、圧縮装置。
  6. 請求項5に記載の圧縮装置と、凝縮器と、冷却器とを備える、冷凍装置。
  7. 請求項5に記載の圧縮装置と、凝縮器と、冷却器とを備える、空調装置。
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