JP2009253920A - 携帯端末、携帯端末の制御プログラム及び制御方法 - Google Patents

携帯端末、携帯端末の制御プログラム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 専用制御装置等が不要で、ユーザ自身による動作モードの設定作業を必要とせずに、場所及び使用シーンに応じた適切な動作状態に自動的に切り替え制御可能とする。
【解決手段】
メモリ部16のデータ格納部18には、一定期間内(例えば平日5日間)における自端末の動作状態を表すデータが蓄積される。制御部10は、メモリ部16のプログラム格納部17内の自動動作制御プログラムを実行することで、データ格納部18に格納された動作状態を表すデータを一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に、各時間帯における動作状態の使用頻度を表す(普遍性を表す)パラメータを決定する。そして、制御部10は、その使用頻度を表すパラメータを基に、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば電源のON/OFFやマナーモード等の様々な動作状態を取り得る携帯電話端末等の携帯端末と、その携帯端末の制御プログラム及び制御方法に関する。
従来より、携帯電話端末は、例えば着信音を出力する通常使用モード、着信音を出力させずに着信ランプの発光やバイブレータを振動させることで使用者に着信等を知らせる消音動作モード(いわゆるマナーモード)などのように幾つかの動作モードが設定可能となされており、それら動作モードを任意に切り替え可能となされている。
また従来より、携帯電話端末の動作モードを適切に切り替えるための技術の一例として、病院やコンサートホール、空港搭乗口などに、携帯電話端末から送信される動作状態情報を受信すると共に、その端末の現在の動作モードを判断し、当該動作モードがその場所に相応しくないモードである場合には、その携帯電話端末が不適切な動作を起こさないように制御する専用の制御装置を設けるような技術が知られている。
また他の例として、特開2001−127838号の公開特許公報(特許文献1)には、予めユーザ自身が入力設定したマナーモード設定時刻に基づいて、マナーモードの設定と解除とを行うようになされた携帯移動端末に関する技術が開示されている。
また、特開2005−184327号の公開特許公報(特許文献2)には、タイムスケジュールを管理する管理テーブルに各予定事象を登録する時やそれら各予定事象を編集等する時に、各予定事象についてユーザ自身がそれぞれマナーモード登録フラグを設定入力し、その設定されたマナーモード登録フラグに応じてマナーモードの設定と解除を行うようになされた携帯電話機に関する技術が開示されている。
特開2001−127838号公報(図1) 特開2005−184327号公報(図3)
上述したような専用の制御装置を病院やコンサートホール、空港搭乗口等に設置することで携帯電話端末の動作モードを制御する技術の場合、携帯電話端末以外の専用制御装置が必須となり、また当該専用制御装置は無線通信により携帯電話端末を遠隔制御することになる。したがって、この技術の場合、専用制御装置を設置するための多額のコストがかかり、また、携帯電話端末側もその専用制御装置による遠隔制御を受け得る機能を搭載していなければならず、汎用性に乏しく、それら特殊なケースでの自動制御しかできないことになる。さらに例えば、ユーザが個人で所有している携帯電話端末を遠隔制御してしまうことにもなるため好ましくない。もちろん、専用の制御装置が存在していない場所や、携帯電話端末自身が専用制御装置による遠隔操作機能に対応していない場合には、その携帯電話端末の動作モードを適切に制御することは不可能である。なお、携帯電話端末を遠隔制御するのではなく、例えば病院やコンサートホール等などにおいて、携帯電話端末の動作モードについてユーザに注意を促すアナウンス等を行うことにより、ユーザ自身に動作モードの切り替え操作を求めることも可能であるが、必ずしも全てのユーザがそのアナウンスに従うとは限らず、また、そのアナウンスにユーザ自身が納得している場合であっても、実際に動作モードの切り替え操作を行うべきときにそれを忘れてしまう場合も有り得る。
また、上述した特許文献1や特許文献2に開示されているような技術を用いた場合には、ユーザ自身が、マナーモード設定と解除の時刻等を入力したり、スケジュール管理テーブルへのマナーモード登録フラグの設定入力などを行わなければならず、ユーザにとって非常に面倒な作業を強いることになる。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、例えば専用の制御装置等が不要で、且つ、ユーザ自身が予め動作モードを設定しておくような作業を必要とせずに、場所及び使用シーンに応じた適切な動作モードに自動的に切り替え可能となされた携帯端末、その携帯端末の制御プログラム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、一定期間内における自端末の動作状態を表すデータを記憶するデータ記憶部と、データ記憶部に記憶された動作状態を表すデータを、一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に各時間帯における動作状態の使用頻度を求める頻度決定部と、頻度決定部にて求めた使用頻度を基に、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御する制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯端末の制御プログラムは、一定期間内における自端末の動作状態を表すデータをデータ記憶部に記憶させ、そのデータ記憶部に記憶された上記動作状態を表すデータを一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に、各時間帯における動作状態の使用頻度を求める頻度決定部と、頻度決定部にて求めた使用頻度を基に、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御する制御部として、携帯端末を機能させることにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯端末の制御方法は、一定期間内における自端末の動作状態を表すデータをデータ記憶部に蓄積するステップと、その蓄積された動作状態を表すデータを一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に各時間帯における動作状態の使用頻度を求めるステップと、使用頻度を基に、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御するステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、一定期間内における自端末の動作状態を各時間帯別に集計し、その集計結果から各時間帯における動作状態の使用頻度を求めている。したがって、当該使用頻度を基に各時間帯別の動作状態を設定して自端末を自動制御すれば、例えばユーザが自端末を適切な動作状態に設定することを忘れてしまったとしても、端末自身が独自に適切な動作状態になり、またその状態を維持することが可能となる。
本発明においては、一定期間内における自端末の動作状態を蓄積し、その蓄積した動作状態から、各時間帯における動作状態の使用頻度を求め、その使用頻度を基に時間帯別の動作状態を設定して自端末の自動制御を行うことで、例えば専用の制御装置等を必要とせず、且つ、ユーザ自身が予め動作状態を設定しておくような作業も不要となり、場所及び使用シーンに応じた適切な動作状態に自動的に切り替え可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、本発明の適用例として、例えば着信音を出力する通常使用モード、着信音を出力させずに着信ランプの発光やバイブレータを振動させることで使用者に着信等を知らせる消音動作モード(マナーモード)などのように幾つかの動作モードが設定可能で、それら動作モードを任意に切り替え可能となされた携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略構成〕
図1には、本実施形態の携帯電話端末の概略構成を示す。
図1において、通信アンテナ12,通信回路11は、通話や電子メール等のパケット通信のための信号電波を送受信し、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
スピーカ20は、携帯電話端末に設けられている受話用のスピーカや、リンガ(着信音)、アラーム音、再生音楽等の音声出力用スピーカである。マイクロホン21は、送話用及び外部音声集音用のマイクロホンである。音声処理部22は、通話音声データや再生音楽等の音声に関連する各種の処理を行う。
操作部14は、携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、終話/電源キー等の各キーや十字キー、シャッターボタン、ジョグダイヤル等の各操作子と、それら操作子が操作された時の操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等の表示デバイスと、そのディスプレイの表示駆動回路からなる。画像処理部23は、文字や記号、静止画像、動画像等の表示画像に関連する各種の処理を行う。
メモリ部16は、例えばOS(Operating System)プログラムや、制御部10が各部を制御するための制御プログラム、本発明にかかる後述する自動動作制御のための制御プログラム等の各種のアプリケーションプログラムとテーブルデータ、その他の各種データを記憶し、また、制御部10の作業領域として随時データを格納する。なお、メモリ部16のプログラム格納部17には後述の本発明にかかる自動動作制御用の制御プログラム等の各種のアプリケーションプログラムが格納され、データ格納部18には後述の本発明にかかる各曜日及び各時間帯の動作状態(動作モードや電源ON/OFF)のデータが格納され、テーブル格納部19には後述の本発明にかかるテーブルデータが格納される。当該メモリ部16の本発明にかかる制御プログラムを含む各種のプログラムは、例えばディスク状記録媒体や外部半導体メモリ等を介して格納されたり、外部インターフェースを通じたケーブル或いは無線を介して格納されたものであっても良い。
時計部15は、年月日、日時等の時間情報の生成や時間の計測等を行う。
GPS(Global Positioning System)部24は、携帯電話端末の現在位置や移動速度、移動距離などを計測する。
制御部10は、CPU(中央処理ユニット)からなり、本実施形態の携帯電話端末の各部の制御と各種信号処理制御等を行う。特に、本実施形態の場合、詳細については後述するが、制御部10は、メモリ部16のプログラム格納部17に格納されている自動動作制御用の制御プログラムの実行及びそれに付随する各種データ処理等を行う。
その他、図1には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、一般的な携帯電話端末に設けられる各構成要素についても備えている。
〔動作状態の自動制御〕
本実施形態の携帯電話端末は、当該端末が日常的に使用されている時間帯とそれら各時間帯における当該端末の動作状態とをそれぞれパラメータとして蓄積し、その蓄積したパラメータにより、当該端末の動作状態が例えばマナーモードにされた時間帯、電源がOFFになされた時間帯、電源がONになされた時間帯、通常使用モードになされた時間帯などを学習し、その学習結果に基づいて、当該端末の動作状態を自動的に切替設定制御可能となされている。
以下に具体的な例を挙げて、上記時間帯と動作状態のパラメータ蓄積と、そのパラメータに基づく時間帯別の動作状態自動切替設定制御について説明する。
図2には、一例として、平日(月曜日〜金曜日)におけるユーザの実際の行動と、動作モードや電源ON/OFF等のような携帯電話端末の実際の動作状態とを、時間帯別に集計したタイムテーブルを示している。なお、この図2において、携帯電話端末の動作モードや電源ON/OFF等の動作状態は、ユーザの手動操作により設定されている。
この図2において、一例として、月曜日のユーザの行動と端末の設定状態について説明すると、4時から7時までの時間帯はユーザが睡眠中であり端末は電源がOFFになされている。7時から8時の時間帯では、例えば端末の目覚まし機能が起動して電源がONとなりユーザが起床する。8時から9時の時間帯では、ユーザが電車により通勤し、その時の端末の動作状態はユーザの操作によりマナーモードに設定されている。9時から12時の時間帯はユーザが勤務中であり、端末の動作状態はマナーモードに設定されている。12時から13時の時間帯はユーザが昼休み中であり、端末は通常使用モードに設定される。13時から19時の時間帯はユーザが業務中であり、端末はマナーモードに設定されている。19時から20時の時間帯ではユーザが退社し、端末は通常使用モードに設定される。20時から21時の時間帯ではユーザが帰宅するために電車に乗り、端末はマナーモードに設定されている。21時から22時の時間帯はユーザが自宅内に居て、端末は通常使用モードに設定されている。23時から0時の時間帯ではユーザが就寝し、端末は電源がOFFされる。0時から4時の時間帯はユーザが睡眠中であり、端末は電源がOFFになされている。他の曜日の説明については省略する。
この図2の例の場合、携帯電話端末は、平日の5日間において、概ね、例えば1時から7時までの時間帯では必ず電源がOFFとなされ、7時から8時までの時間帯では必ず目覚まし機能が起動して電源がONされ、8時から9時までの時間帯及び9時から12時までの時間帯では必ずマナーモードとなされ、12時から13時までの時間帯では必ず通常使用モードになされていることが判る。すなわち、これらの時間帯において、各日における動作状態は、同じ動作状態の使用頻度が非常に高いことが判る。言い換えると、それら時間帯では、各日において動作状態が常に変わらない「普遍的」な時間帯になっていることが判る。
一方、携帯電話端末は、上述の普遍的な動作状態の時間帯を除く他の時間帯では、ユーザにより当該端末の動作状態が変更されており、各動作状態の使用頻度が或る程度低くなっていることが判る。また、動作状態が変更される場合であっても、例えば或る時間帯において平日5日間のうち例えば何日かが同じ動作状態になされている場合や、或る時間帯では平日5日間の略々各日で動作状態が変更される場合のように、動作状態の使用頻度にも或る程度の差が存在していることが判る。なお、本実施形態では、平日5日間のうち何日かが同じ動作状態になされてる時間帯、言い換えると同じ動作状態の使用頻度が例えば中程度である時間帯を「やや普遍的」な時間帯と呼び、それら以外の時間帯、言い換えると同じ動作状態の使用頻度が低い時間帯を「特殊的」な時間帯と呼ぶことにする。
このようなことから、本発明実施形態の携帯電話端末では、平日の各時間帯においてユーザにより設定された動作状態が何れの動作状態であったのかを集計し、それら各時間帯の動作状態の集計結果を基に、各時間帯が上記「普遍的」であるか、或いは「やや普遍的」であるか、或いは「特殊的」であるのかを判定し、その判定結果に基づいて各時間帯に重み付けを行う。すなわち本実施形態の場合、「普遍的」であると判定された時間帯に対する重み付けは大きく(重み係数のパラメータを大きく)し、以下、「やや普遍的」と判定された時間帯、「特殊的」と判定された時間帯の順に重み付けを少なく(重み係数のパラメータを小さく)する。なお、「やや普遍的」「特殊的」な時間帯の重み付けに比べて、上記「普遍的」な時間帯の重み付けをより大きくするのは、一般に、「普遍的」な時間帯には携帯電話端末の動作状態を気にする機会が減り、ユーザがうっかりと不適切な動作状態で当該端末が使用されてしまう可能性が高いからである。
図3には、月曜日〜金曜日の各日の時間帯における携帯電話端末の動作状態の集計結果を基に、各時間帯が「普遍的」,「やや普遍的」,「特殊的」の何れであるかを判定した判定結果と、その判定に応じた重み付けの一例を示している。
この図3の例では、4時から13時までの時間帯は「普遍的」であり重み付けは「重」に設定され、13時から17までの時間帯は「やや普遍的」であり重み付けは「やや重」に設定され、17時から18時までの時間帯は「普遍的」であり重み付けは「重」、18時から21時までの時間帯は「特殊的」であり重み付けは「軽」、21時から22時までの時間帯は「普遍的」で重み付けは「重」、22時から1時までの時間帯は「やや普遍的」で重み付けは「やや重」、1時から4時までの時間帯は「普遍的」で重み付けは「重」に設定されている。
また、上述のような各時間帯における「普遍的」,「やや普遍的」,「特殊的」の判定とその判定結果に応じた重み係数のパラメータ設定を行った後、本実施形態の携帯電話端末は、上記各時間帯の重み係数を、月曜日〜金曜日の各時間帯における携帯電話端末の動作状態(マナーモード、通常使用モード、電源ON/OFF)に掛けることにより、各時間帯について各動作状態の優先度パラメータを算出する。
そして、本実施形態の携帯電話端末は、各時間帯について各動作状態の優先度パラメータを基に、各時間帯における自端末の動作状態を自動設定制御する。
図4には、各時間帯について算出される各動作状態の優先度パラメータと、その優先度パラメータに応じた自端末の自動動作制御の一例を示す。
なお、図4では、「普遍的」な時間帯には重み係数「1.5」が設定され、「やや普遍的」な時間帯には重み係数「1」が設定され、「特殊的」な時間帯には重み係数「0.5」が設定される例が挙げられている。
この図4において、例えば、「普遍的」となされて重み係数が「1.5」に設定された4時から13時までの時間帯のうち、4時から7時までの各時間帯では月曜日〜金曜日の平日5日間、携帯電話端末の動作状態が電源OFFとなっているため、当該4時から7時までの各時間帯の動作状態である電源OFFの優先度パラメータはそれぞれ「7.5」となされ、一方、電源ONやマナーモード、通常使用モードの優先度パラメータはそれぞれ「0」となされる。また、7時から8時までの時間帯では平日5日間、動作状態が電源ONとなっているため、当該7時から8時までの時間帯の動作状態である電源ONの優先度パラメータは「7.5」となされ、一方、電源OFFやマナーモード、通常使用モードの優先度パラメータはそれぞれ「0」となされる。また、8時から12時までの各時間帯では平日5日間、携帯電話端末の動作状態がマナーモードとなっているため、当該8時から12時までの各時間帯の動作状態であるマナーモードの優先度パラメータはそれぞれ「7.5」となされ、一方、電源ON,OFF、通常使用モードの優先度パラメータはそれぞれ「0」となされる。同様に、12時から13時までの時間帯では平日5日間、携帯電話端末の動作状態が通常使用モードとなっているため、当該12時から13時までの時間帯の動作状態である通常使用モードの優先度パラメータは「7.5」となされ、一方、電源OFFやマナーモードの優先度パラメータはそれぞれ「0」となされる。
また図4において、例えば、「やや普遍的」となされて重み係数が「1」に設定された13時から17時までの時間帯のうち、13時から15時までの各時間帯では、携帯電話端末の動作状態がマナーモードになされたのが3日間、通常使用モードが1日間、電源OFFが1日間であったため、当該13時から15時までの各時間帯では、電源OFFの優先度パラメータは「1」、電源ONの優先度パラメータは「0」、マナーモードの優先度パラメータは「3」、通常使用モードの優先度パラメータは「1」となされる。また、15時から17時までの各時間帯では、携帯電話端末の動作状態がマナーモードになされたのが4日間、通常使用モードが1日間であったため、当該15時から17時までの各時間帯では、マナーモードの優先度パラメータが「4」、通常使用モードの優先度パラメータが「1」となされ、電源OFFと電源ONの優先度パラメータはそれぞれ「0」となされる。
さらに図4において、例えば、「特殊的」となされて重み係数が「0.5」に設定された19時から21時までの時間帯では、携帯電話端末の動作状態がマナーモードになされたのが2日間、通常使用モードが3日間であったため、この時間帯では、マナーモードの優先度パラメータは「1」、通常使用モードの優先度パラメータは「1.5」となされ、電源ON,OFFの優先度パラメータはそれぞれ「0」となされる。
他の時間帯についての説明は省略する。
そして、この図4に示すようにして各時間帯について動作状態の優先度パラメータの設定がなされると、本実施形態の携帯電話端末は、それら動作状態の優先度パラメータに基づいて、各時間帯について動作状態の自動設定制御を行う。
すなわち本実施形態の携帯電話端末は、各時間帯について例えば優先度パラメータが最も高い値になされている動作状態となるように自端末を制御する。図4の例の場合、本実施形態の携帯電話端末は、4時から7時及び23時から4時までの各時間帯では自端末の動作状態を電源OFFとし、7時から8時の時間帯では電源ONとし、8時から12時の各時間帯ではマナーモードとし、12時から13時の時間帯では通常使用モードとし、13時から18時の各時間帯ではマナーモードとし、18時から23時の時間帯では通常使用モードとするような自動動作制御を行う。
なお、「特殊的」である時間帯では、ユーザから動作状態の変更指示入力がなされない限り、前の動作状態をキープしておくようにしても良い。
〔スケジュール帳の登録内容を加味した自動動作制御〕
本実施形態の携帯電話端末は、上述したような各時間帯の動作状態の学習に基づく自動動作制御と、自端末内に用意されているスケジュール帳に登録されているユーザ自身の行動スケジュールとをリンクさせ、当該ユーザ自身の行動スケジュールを当該端末の自動動作制御に反映させることにより、当該端末が使用される際に不適切な動作状態になってしまうことを回避可能ともなされている。
以下、図5のような具体的な例を挙げて、ユーザ自身の行動スケジュールを反映させた当該端末の自動動作制御について説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、スケジュール帳内に登録されたユーザの行動スケジュールの中から、図5に示すように自動動作制御に適用可能なキーワードを抽出し、その抽出したキーワードに重み付けをする。そして、携帯電話端末は、当該キーワードの重み係数を上述した時間帯の動作状態の学習に基づく自動動作制御の際に加算する。
すなわち、図5の例において、ユーザの行動スケジュールから例えば「待ち合わせ」の語句と「12月16日」の日付、及び、「14:00〜16:00」の時間の各キーワードが抽出された場合、本実施形態の携帯電話端末は、それら「待ち合わせ」と「12月16日」及び「14:00〜16:00」のキーワードを基に、「12月16日」の「14:00〜16:00」の時間帯について、「待ち合わせ」時に携帯電話端末に求められる最適な動作状態として「通常使用モード」が選ばれ、さらに当該時間帯への重み係数を例えば「2.5」等の或る程度大きい値に設定する。一方、前述の図4の例の場合、14時からの時間帯にはマナーモードに「3」の優先度パラメータが設定されており、一方通常使用モードには「1」の優先度パラメータが設定されている。そこで、本実施形態の携帯電話端末は、これらの情報を用い、特に、「12月16日」の「14:00〜16:00」の時間帯については、上記キーワードを基に設定された通常使用モードの優先度パラメータ「2.5」と図4のように平日の蓄積情報のみを基に設定された通所使用モードの優先度パラメータ「1」とを加算した「3.5」を用いることとする。これにより、本実施形態の携帯電話端末は、特に「12月16日」の「14:00〜16:00」の時間帯では、優先度パラメータが大きい値となった通常使用モードに自動動作制御されることになる。
また図5の例において、ユーザの行動スケジュールから例えば「コンサート」の語句と「12月25日」の日付、及び、「19:00〜21:00」の時間の各キーワードが抽出された場合、本実施形態の携帯電話端末は、それらキーワードを基に、「12月25日」の「19:00〜21:00」の時間帯について、「コンサート」時に携帯電話端末に求められる最適な動作状態として「マナーモード」が選ばれ、さらに当該時間帯への重み係数を例えば「5」等の大きい値に設定する。一方、前述の図4の例の場合、19時からの時間帯には通常使用モードに「1.5」の優先度パラメータが設定されており、一方マナーモードには「1」の優先度パラメータが設定されている。この例の場合、本実施形態の携帯電話端末は、これらの情報を用い、特に「12月25日」の「19:00〜21:00」の時間帯については、上記キーワードを基に設定されたマナーモードの優先度パラメータ「5」と図4のように平日の蓄積情報のみを基に設定されたマナーモードの優先度パラメータ「1」とを加算した「6」を用いることにする。これにより、本実施形態の携帯電話端末は、特に「12月25日」の「19:00〜21:00」の時間帯では、優先度パラメータが大きい値となったマナーモードに自動動作制御されることになる。
同様に、図5の例において、ユーザの行動スケジュールから例えば「フライト」の語句と「1月5日」の日付、及び、「12:00〜19:00」の時間の各キーワードが抽出された場合、本実施形態の携帯電話端末は、それらキーワードを基に、「1月5日」の「12:00〜19:00」の時間帯について、「フライト」(つまり飛行機への搭乗)時に携帯電話端末に求められる最適な動作状態として「電源OFF」が選ばれ、さらに当該時間帯への重み係数を例えば「10」等の特に大きい値に設定する。一方、前述の図4の例の場合、12時からの時間帯にはマナーモードに「3〜5」の優先度パラメータが設定されており、通常使用モードに「1.5」の優先度パラメータが設定されている。この例の場合、本実施形態の携帯電話端末は、これらの情報を用い、特に「1月5日」の「12:00〜19:00」の時間帯については、上記キーワードを基に設定された電源OFFの優先度パラメータ「10」と図4のように平日の蓄積情報のみを基に設定された電源OFFの優先度パラメータ「0」とを加算した「10」を用いることにする。これにより、本実施形態の携帯電話端末は、特に、「1月5日」の「12:00〜19:00」の時間帯では、優先度パラメータが大きい値となった電源OFFに自動動作制御されることになる。
図5の「ミーティング」「起床」のキーワードの場合も上述同様の演算と自動動作制御が行われることになる。
なお、上述のように各時間帯の動作状態の学習に基づく自動動作制御や、ユーザ自身の行動スケジュールを反映させた自動動作制御が実行されている場合であっても、例えば、或る時間においてユーザから当該携帯電話端末を所望の動作状態にする操作が入力された場合には、そのユーザ操作を優先し、その時点で既に実行されていた自動動作制御を解除することが望ましい。すなわち、ユーザ操作に基づく動作状態に優先度パラメータを大きな値に設定することにより、上述したような自動動作制御が実行されている場合であっても、例えば直前の予定変更や何らかのアクシデントに対応できるようにする。
図6には、上述した各時間帯の動作状態の学習に基づく自動動作制御と、ユーザ自身の行動スケジュールを反映させた自動動作制御と、ユーザ自身の操作による動作状態の制御の三つを用いて、携帯電話端末が動作状態を制御する場合の一例を挙げる。
例えば前述の図5のようにユーザの行動スケジュール内の「待ち合わせ」と「12月16日」と「14:00〜16:00」の各キーワードに基づいて、「12月16日」の「14:00〜16:00」の時間帯の動作状態が通常使用モードに自動制御された場合において、図6のように、例えば待ち合わせ場所が変更されたことでユーザが電車により移動することとなり、ユーザ自身の操作によりマナーモードへの変更指示が入力されたとすると、本実施形態の携帯電話端末は、そのユーザ操作による動作状態の指示入力内容を最優先させて、自端末の動作状態をマナーモードへ変更する。
〔自動動作制御のフロー〕
図7には、本実施形態の携帯電話端末における上述した動作状態の自動設定制御の処理の流れを示す。なお、図7の処理は、具体的には図1の制御部10がメモリ部16のプログラム格納部17の自動動作制御プログラムを実行することにより行われる。
図17において、制御部10は、操作部14を通じてユーザから自動動作制御システムの実行開始指示が入力されると、ステップS1の処理として、メモリ部16のプログラム格納部17に格納されている自動動作制御プログラムを起動させてステップS2へ処理を進める。
ステップS2の処理に進むと、制御部10は、操作部14を通じてユーザから直接、動作状態についての変更指示が入力されたか判断し、ユーザからの動作状態変更指示の入力がない場合にはステップS3へ処理を進め、入力があった場合にはステップS12へ処理を進める。
ステップS12の処理に進むと、上記制御部10は、自動動作制御システムを終了させ、自端末の動作状態を上記ユーザから指示された動作状態にすると共に、その動作状態を維持するように制御する。このステップS12の処理の後には、ステップS13へ処理を進める。
一方、ステップS3に進んだ場合、制御部10は、時計部15の時刻情報により現在時刻を確認し、次いでステップS4の処理として、当該現在時刻が自動動作制御を開始する時刻かどうか判定する。そして、制御部10は、自動動作制御を開始する時間になるまでステップS3とステップS4のループをくり返し、自動動作制御の開始時間になるとステップS5へ処理を進める。
ステップS5の処理に進むと、制御部10は、メモリ部16のデータ格納部18に格納されている一定期間の動作状態の蓄積データから時間帯別の動作状態を集計し、前述の図2で説明したようなタイムテーブルを作成する。図2の例では平日5日分の各時間帯の動作状態を集計したタイムテーブルが作成される。なお、当該タイムテーブルは、メモリ部16のテーブル格納部19に格納される。このステップS5の処理後、制御部10は、ステップS6へ処理を進める。
ステップS6の処理に進むと、制御部10は、ステップS5にて作成したタイムテーブルから、図3で説明したように各時間帯に対する「普遍的」「やや普遍的」「特殊的」等の設定を行い、それら各時間帯の重み付けを算出する。
次に、制御部10は、ステップS7の処理として、メモリ部16のデータ格納部18内のスケジュール帳に登録されているユーザ行動スケジュールの中から、例えば現在時刻について登録されているスケジュールがあるかどうかを判断し、登録スケジュールがある場合にはステップS8へ処理を進め、登録スケジュールがない場合にはステップS9bへ処理を進める。
ステップS8の処理に進むと、制御部10は、そのスケジュール内に前述したような自動動作制御に使用可能なキーワードがあるか否か判定し、キーワードがある場合にはステップS9aへ処理を進め、ない場合にはステップS9bへ処理を進める。
ステップS9aの処理に進んだ場合、制御部10は、前述の図5で説明したように、キーワード別の各動作状態に関する重み付けをしておくと共に、そのスケジュールの時間帯の動作状態への重み付けを算出する。このステップS9aの処理後、制御部10はステップS10へ処理を進める。
一方、ステップS9bの処理に進んだ場合、制御部10は、ユーザの行動スケジュールによる動作状態の変更等はないとして、当該スケジュールに基づく動作状態への重み係数については「0」(加算しない状態)とし、ステップS10へ処理を進める。
ステップS10の処理に進むと、制御部10は、ステップS6にて数値化された時間帯別の重み係数と、ステップS9aで数値化されたスケジュールに基づく重み係数とを、各動作状態別に加算して、動作状態の優先度パラメータを求めた後、ステップS11へ処理を進める。
ステップS11の処理に進むと、制御部10は、ステップS10にて算出された各動作状態の優先度パラメータを基に、自端末の動作状態を変更するか若しくは維持するか決めて、その決められた動作状態になるように自端末の動作状態を制御する。
その後、制御部10は、ステップS13の処理として、時計部15からの時間情報により、日付が変わったかどうかの判断、或いは、操作部14を介したユーザからの指示入力により自動動作制御システムが起動されたか否か判断し、日付が変わったか若しくは自動動作制御システムが起動されたと判断した場合には、ステップS1へ処理を戻し、上述したような自動動作制御システムをスタートさせる。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態によれば、携帯電話端末の動作状態を一定期間集計して各時間帯別の動作状態を表すタイムテーブルを作成し、そのタイムテーブルのデータを基に各時間帯に重み付けを行い、さらに、その各時間帯の重み係数に基づいて各時間帯の動作状態の優先度を決定し、その優先度に基づいて各時間帯の動作状態を自動制御することにより、例えば専用の制御装置等が不要で、且つ、ユーザ自身が予め動作状態を設定しておくような作業を必要とせずに、携帯電話端末を場所及び使用シーンに応じた適切な動作状態に自動的に制御可能となっている。すなわち本実施形態によれば、ユーザによる端末の動作状態の変更や切り替えの情報を記憶して利用することにより、携帯電話端末単体での動作状態の制御を可能とし、より一般的な場面での動作状態の切り替え制御等の自動化を可能としている。
また、本実施形態によれば、スケジュール帳に登録されているユーザ行動スケジュールから抽出したキーワードに基づく重み係数を用いて、各時間帯の動作状態の優先度を決定することにより、一定期間の集計データに基づく自動動作制御では、当該端末が使用される際に不適切な動作状態になってしまうことを回避可能となっている。言い換えると、本実施形態によれば、自動動作制御をスケジュールとリンクさせることにより、ユーザの行動スケジュールにより事前に動作状態の制御を準備することが可能となり、よりユーザの意思を反映した自動動作制御が可能となる。
なお、上述した本発明の実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
上述した本実施形態の自動動作制御プログラムは、例えばユーザが学生、社会人、主婦などである場合にそれぞれ最適化されたプログラムであっても良い。一例として、ユーザが学生であるような場合、授業時間に相当する時間帯の動作状態として電源OFFとなされ、放課後に相当する時間帯では通常使用モードの動作状態となるようなデフォルトのタイムテーブルが用意されていても良く、当該デフォルトのタイムテーブルが実際のユーザの行動に応じた学習により変更されていくようにしても良い。
また、上述の実施形態では、月曜日から金曜日を平日として時間帯別の動作状態についてのデータ集計を行った例を挙げたが、勿論、土曜日や日曜日のような休日の時間帯別の動作状態のデータ集計を行い、休日用の自動動作制御を行うことも可能である。さらに、例えば携帯電話端末内のカレンダーデータから、月曜日から金曜日のうち祝日等がある場合には、当該祝日については土曜日や日曜日と同様に扱い、平日の時間帯別の動作状態のデータ集計から除外するようにしても良い。
また、上述の実施形態では、時間帯別の動作状態を集計する一定期間として平日5日分を例に挙げたが、例えば平日一ヶ月毎や季節毎など長期に渡って動作状態を集計することで、より細かく正確な自動動作制御を行えるようにしても良い。なお、メモリ部16の容量が少ない等の理由から、長期に渡るデータ集計ができないような場合には、時間帯別の動作状態の集計用データを例えば外部サーバ等にアップロードし、そのサーバが長期に渡るデータの蓄積と集計及びタイムテーブルの生成、各時間帯別の重み付けや動作状態の優先度の算出を行い、得られたデータを携帯電話端末へダウンロードするような手法を採用することも可能である。これにより、携帯電話端末のメモリ容量への圧迫を少なくすることも可能である。
その他、本発明は、携帯電話端末に限定されず、各種の動作状態を設定変更可能な機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)やパーソナルコンピュータ、携帯型テレビゲーム装置、携帯型ディジタルテレビジョン受信機、カーナビゲーション装置など様々な端末にも適用可能である。
本発明実施形態の自動動作制御機能を備えた携帯電話端末の概略構成を示すブロック図である。 平日におけるユーザの実際の行動と携帯電話端末の実際の動作状態の一例とを、時間帯別に集計したタイムテーブルを示す図である。 各時間帯別の動作状態集計結果から、各時間帯が「普遍的」「やや普遍的」「特殊的」の何れであるかを判定した判定結果と、その判定に応じた重み付けの一例を表にして示す図である。 各時間帯について算出される各動作状態の優先度パラメータと、その優先度パラメータに応じた自端末の自動動作制御の一例を表にして示す図である。 ユーザ自身の行動スケジュールを反映させた自動動作制御の説明に用いる図である。 各時間帯の動作状態の学習に基づく自動動作制御と、ユーザ自身の行動スケジュールを反映させた自動動作制御と、ユーザ自身の操作による動作状態の制御の三つを用いて、携帯電話端末が動作状態を制御する場合の説明に用いる図である。 本実施形態の携帯電話端末における動作状態の自動設定制御の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 制御部、11 通信回路、12 通信アンテナ、13 表示部、14 操作部、15 時計部、16 メモリ部、17 プログラム格納部、18 データ格納部、19 テーブル格納部、20 スピーカ、21 マイクロホン、22 音声処理部、23 画像処理部、24 GPS部

Claims (6)

  1. 一定期間内における自端末の動作状態を表すデータを記憶するデータ記憶部と、
    上記データ記憶部に記憶された上記動作状態を表すデータを上記一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に上記各時間帯における上記動作状態の使用頻度を求める頻度決定部と、
    上記頻度決定部にて求めた上記使用頻度を基に、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御する制御部と、
    を有する携帯端末。
  2. 上記頻度決定部は、上記使用頻度を表す値として重み係数を決定し、その重み係数を上記一定期間内の各時間帯で各動作状態毎に加算し、
    上記制御部は、上記頻度決定部にて各動作状態毎に加算された重み係数により、各時間帯で動作状態を設定する際の優先順を決める請求項1記載の携帯端末。
  3. 上記頻度決定部は、スケジュール帳に登録されたユーザの行動スケジュールからキーワードを抽出し、その抽出したキーワードを基に上記使用頻度を求める請求項1記載の携帯端末。
  4. 上記制御部は、操作部を通じてユーザから動作状態を指示する入力がなされた時には、当該ユーザからの指示を優先して自端末の動作状態を制御する請求項1記載の携帯端末。
  5. 一定期間内における自端末の動作状態を表すデータをデータ記憶部に記憶させ、そのデータ記憶部に記憶された上記動作状態を表すデータを上記一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に、上記各時間帯における上記動作状態の使用頻度を求める頻度決定部と、
    上記頻度決定部にて求めた上記使用頻度を基に、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御する制御部として、
    携帯端末を機能させる携帯端末の制御プログラム。
  6. 一定期間内における自端末の動作状態を表すデータをデータ記憶部に蓄積するステップと、
    上記データ記憶部に蓄積された上記動作状態を表すデータを、頻度決定部が、上記一定期間内の各時間帯別に集計し、その集計したデータを基に、上記各時間帯における上記動作状態の使用頻度を求めるステップと、
    上記頻度決定部にて求めた上記使用頻度を基に、制御部が、時間帯別の動作状態を設定し、その設定した動作状態に自端末を制御するステップと、
    を有する携帯端末の制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011077776A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 携帯端末
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JP2014175682A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Zenrin Datacom Co Ltd 携帯通信端末および携帯通信端末の動作制御方法

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