JP2009253598A - 位相変調信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信信号感度を劣化させずに位相基準光信号と受信光信号の位相差を調整することである。
【解決手段】モニタ回路44は、正相の居度変調信号を受光する光電変換素子41の平均受光電流を検出し、検出した電流値を制御部38に出力する。制御部38は、モニタ回路44の出力が極大または極小となるように位相調整用ヒータ35、36のヒータ電流を調整し、デモジュレータ31の位相基準光の遅延量を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、位相変調された光信号を受信する受信装置に関する。
多種多様なサービスを柔軟に運用することができる次世代ネットワーク(NGN)の本格導入においては、情報家電を含めた様々な端末がネットワークに接続されることにより、ネットワーク伝送容量に一層の拡大が要求される。従来のNRZ変調方式では光の周波数の利用効率等の点から伝送容量の限界に近づいており、10Gbpsから40Gbpsへのアップグレードにおいては、新たに光の位相を利用した変調方式での伝送容量の拡大が検討されている。
位相変調信号の受信では、位相基準となる光と伝送されてきた光信号とを干渉させ、位相の重なり具合に応じた強度変調信号に変換することにより位相を検出する。
種々の位相変調方式の中でDPSK(Differential Phase Shift Keying)は、受信装置の干渉計の構成が比較的シンプルなこと、1ビット前(送信装置側のプレコーダに対応させれば複数ビット前でもよい)の信号を位相の基準とするため位相基準光の波長と位相の精密な制御が不要なこと、非線形耐力が高いことから、実現性の高い位相変調方式である。
デモジュレータの二分岐された光路の実効的な光路長差は、実効屈折率×物理的光路長差により決まり、ちょうど1ビット分の遅延(40Gbpsの場合は約7.5mm)となる前後で波長の整数倍となるように制御される必要がある。この制御を行うためのモニタ方法に関して種々の手法が提案されている。
特許文献1には、マッハツェンダ干渉計の2つの出力ポートからの信号光を光電変換し、変換された電気信号の差分をバランス型検波回路から出力し、バランス型検波回路から出力される信号から第2の低周波信号を検出することが記載されている。そして、第2の低周波信号を第1の低周波信号で同期検波し、位相変調信号の中心波長とマッハツェンダ干渉計の通過帯域波長とのずれ量と方向を同期検波回路により検出し、ずれ量を補正するように二分岐された信号光の位相差を調整することが記載されている。
特許文献2には、光遅延干渉計の干渉信号をバイアスTモジュールによりRF信号成分とDC成分に分割し、RFパワーをDCパワーで正規化して消光率を求め、その消光率に基づいて相対的遅延を調整することが記載されている。
DPSKの実用化には規定のサイズ内に送・受信部を収納した小型なトランスポンダが求められており、これには従来のNRZ変調方式では不要であったデモジュレータとその付属制御回路の小型化が必要である。
光信号を分岐・モニタする場合に、一般的な10:1カプラで分岐すると、主信号系から見れば約0.5dBの損失であり、これにカプラを構成するために追加した導波媒体の損失が加わる。
電気信号を分岐・モニタする場合も光信号を分岐した場合と同様に主信号系に分岐比に応じた損失と分岐を形成する伝搬媒質の損失が発生する。
特許文献2の方法は、インピーダンス不整合な光電変換素子をバイアスTモジュールからトランスインピーダンスアンプに至る50Ω伝送路に接続しているため、40Gbpsの
高速信号を通す際には高周波成分の反射が非反射分に重畳して信号波形にひずみが生じる可能性が高い。ひずみの度合いは光電変換素子からトランスインピーダンスアンプまでの接続距離に依存し、概ね電気信号波長より十分に短い距離(波長の1/10)で接続すれば波形ひずみの影響は少ない。40GDPSKの場合は、電気信号1ビット分に相当する伝搬距離は8mm以下であり、波形ひずみを抑制するには概ね0.8mm以内で光電変換素子とトランスインピーダンスアンプを接続する必要がある。これを実現するためには、光電変換素子をトランスインピーダンスアンプに直接接続する必要があり、バイアスTモジュールを挿入することは困難である。
さらに、特許文献1及び2の技術に共通する課題として、受信部のサイズが大きくなるという問題点がある。特許文献1の発明では、光分岐回路およびモニタ用光電変換素子が必要であり、特許文献2の発明では、バイアストランスモジュールが必要になる。これらを組み込むにはcmオーダーのスペースが必要になり、小型な受信装置を実現することが困難である。
国際公開W2005/088876号公報 特開2005−80304号公報
本発明の課題は、受信感度の劣化が少なく、小型の位相変調信号受信装置を実現することである。
開示の位相変調信号受信装置は、位相変調された光信号に対して遅延させた位相基準光を干渉させて光信号との位相差に応じた強度変調光信号を出力する干渉計と、前記干渉計から出力される前記強度変調光信号を電気信号に変換する光電変換素子と、前記光電変換素子に流れる電流の直流成分あるいは位相変調周波数より十分低い周波数成分を検出するモニタ手段と、前記モニタ手段で検出される平均電流が極大または極小となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御する制御手段を有する。
この位相変調信号受信装置によれば、主信号を分岐してモニタする必要が無いので受信感度が劣化するのを防止できる。また、光信号をモニタするために主信号系とは別の光電変換素子が不要であり、モニタ信号を得るための構造も小型化できるので受信装置を小型化できる。
開示の位相変調信号受信装置によれば、受信感度の劣化が少なく、小型の位相変調信号受信装置を実現できる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。図1は、実施の形態のDPSK(Differential Phase Shift Keying)伝送系の構成を示す図である。
送信部11は、シリアライザ及びプリコーダ12と、ドライバ13と、CW(Continuous Wave)光源14と、位相変調器15と、波長合波器16とを有する。
シリアライザ及びプリコーダ12は、パラレルデータをシリアルデータに変換しドライバ13に出力する。ドライバ13は、シリアルデータを位相変調器15に出力する。位相変調器15は、光源14から出力される光信号の位相をシリアルデータに基づいてDPSK変調を施し、変調した光信号を波長合波器16に出力する。
波長合波器16は、複数波長の光信号を合波して光伝送路17に送出する。光伝送路17上には、光信号を増幅するアンプ18、19等が配置されている。
受信部21は、波長分波器22と、デモジュレータ23と、バランスドレシーバ24と、デシリアライザ25を有する。
波長分波器22は、波長多重されたDPSK光信号を波長毎に分離する。デモジュレータ23は、DPSK光信号を伝送レートの約1ビット(または1シンボル)遅延させた信号とDPSK光信号を干渉させる。そして、DPSK光信号の位相が1ビット前の光信号と同相の場合には、干渉させた光信号を正相側の出力ポートに出力し、両者の位相が反転している場合には、干渉させた光信号を逆相側の出力ポートに出力する。
バランスドレシーバ24は、例えば、直列に接続された2個の光電変換素子を有し、光電変換素子で変換された電気信号を増幅する。デシリアライザ25は、バランスドレシーバ24の出力信号をパラレルデータに変換する。
図2は、デモジュレータ31と位相調整回路45の構成を示す図である。図2は、デモジュレータ31(図1のデモジュレータ23に対応する)としてマッハツェンダ型遅延干渉計を用いた場合の例を示す。
デモジュレータ31は、光カプラ32と、2本の光ファイバ33、34と、位相調整用ヒータ35、36と、光カプラ37とを有する。
入力するDPSK光信号は、光カプラ32で2分岐され、一方の光信号が光ファイバ33を伝送され、他方の光信号が、光ファイバ33より長い光路長を有する光ファイバ34を伝送される。位相調整用ヒータ35は、光ファイバ33の屈折率を調整し、位相調整用ヒータ36は光ファイバ34の屈折率を調整する。この位相調整用ヒータ35、36に流れる電流は制御部38により制御され、光ファイバ33と光ファイバ34の実効的な光路長差(実効屈折率×物理的ファイバ長差)が所望の遅延量となるように制御される。
デモジュレータ31は、相補的な2つの出力ポートを有している。光カプラ37は、光ファイバ33から入力するDPSK光信号が、1ビット前のDPSK光信号と同位相のとき、正相側の出力ポートに干渉させた光信号を強度変調信号39として出力する。また、光カプラ37は、光ファイバ33から入力するDPSK光信号の位相が、1ビット前のDPSK光信号と逆位相のときには、逆相側の出力ポートに干渉させた光信号を強度変調信号39として出力する。
位相調整回路45は、制御部38とバランスドレシーバ40とモニタ回路44を有する。バランスドレシーバ40は、直列に接続された2個の光電変換素子41、42と、アンプ43を有する。光電変換素子41は、バイアス電源Vccからモニタ回路44を介してバイアス電流が供給され、正相側の出力ポートから出力される正相の強度変調信号39を電気信号に変換する。
光電変換素子42は、カソードが光電変換素子41のアノードとアンプ43の入力端子に接続され、アノードが接地されている。光電変換素子42は、逆相側の出力ポートから出力される逆相の強度変調信号39を電気信号に変換する。
モニタ回路44は、電源Vcc(定電位部)から光電変換素子41、42に供給される平均電流(平均受光電流)をモニタする回路である。モニタ回路44で検出された平均電流値は制御部38に出力される。モニタ回路44は、例えば、抵抗とその抵抗の両端の電圧を検出する回路、あるいは電流検出回路、カレントトランス等により実現できる。
制御部38は、モニタ回路44で検出される光電変換素子41、42の平均電流が極大または極小となるように位相調整用ヒータ35、36に流れる電流を制御する。
図3は、デモジュレータ31の位相誤差に対する光電変換素子の平均電流の計算結果を示す図である。
我々は、デモジュレータ31に入力する位相変調信号(DPSK変調された光信号)の位相誤差と、光電変換素子41(または42)の平均受光電流との間に一定の関係があることを見出した。
図3は、情報伝送レートが43.018Gb/sの場合の例である。図3の縦軸は、光電変換素子41(または42)の平均受光電流を、デモジュレータ31の遅延量が1ビットのときの受光電流の最大振幅値で割った相対値を示し、横軸は位相誤差(deg)を示している。
図3において、三角で示す点を結んだ線aは、正相の平均受光電流と逆相の平均受光電流の差の相対値(以下、平均受光電流の差という)を示し、四角で示す点を結んだ線bは、逆相の平均受光電流の相対値(逆相の平均受光電流という)を示している。また、菱形で示す点を結んだ線cは、正相の平均受光電流の相対値(正相の平均受光電流という)を示している。
図3から明らかなように、正相の平均受光電流は、位相誤差が最小値(0deg)となるとき極大値となっている。また、逆相の平均受光電流は、位相誤差が最小となるとき極小値となっている。正相と逆相の平均受光電流の差は、位相誤差が最小となるとき極大値となっている。
光電変換素子に流れる平均電流の極大または極小で位相誤差が最小となるのは、以下の理由からである。
正相の場合には、位相誤差が大きくなるにつれ、光電変換素子41を流れる電流波形の遷移領域における波形が0レベルに近づいていくので、遷移領域の振幅を含む波形全体の平均値は小さくなる。この結果、光電変換素子41を流れる正相の平均電流は、位相誤差が最小のとき極大となる。
逆相の場合には、その出力が正相と相補的な関係にあるため、位相誤差が大きくなるにつれて、光電変換素子42を流れる電流波形の遷移領域における波形の平均値は大きくなっていく。この結果、逆相においては、位相誤差が最小のとき光電変換素子42の平均電流が極小となる。
従って、正相または逆相の位相変調光信号を受光する光電変換素子41または42に流れる平均電流をモニタして、平均電流が極大または極小となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御すれば、位相変調信号の位相誤差を小さくすることができる。
図4は、位相誤差が0degと15degの場合の正逆相の平均受光電流の差と、遅延時間/Tとの関係と、変調信号波形の立ち上がり、立下り時間に対する依存性を示す図である。図4の縦軸は、正相と逆相の受光平均電流の差電流を示し、横軸は1ビットの時間Tに対するデモジュレータ31の遅延時間のパーセントを示している。
図4において、三角で示す点は、DPSK変調された光信号の波形の立ち上がり時間trと立下り時間tfが、伝送レートの1ビットの時間Tと等しい場合の正逆相の平均電流差を示している。
四角で示す点は、変調信号の立ち上がり時間trと立下り時間tfが、1ビットの時間Tの70%の場合の平均電流差を示している。また、菱形で示す点は、光信号の波形の立ち上がりtrと立下りtfが、1ビットの時間Tの30パーセントの場合の正逆相の平均電流差を示している。
図4から、DPSK変調された光信号の波形の立ち上がりtrと立下りtfがなだらかな方が、正相と逆相の平均受光電流の差は大きくなることが分かる。また、デモジュレータ31の遅延時間を伝送レートの1ビットの時間より短くした方が、正相と逆相の平均受光電流の差は大きくなることが分かる。この特性は、正相の平均受光電流、逆相の平均受光電流についても同様のことが言える。
遅延時間と平均電流差に相関関係があるのは、デモジュレータ31の遅延時間を小さくすると、位相誤差が小さいときの遷移領域(波形の立ち上り、立下りの領域)での波形が正相では振幅の最大値に、逆相では0レベルに偏り、位相誤差により生じる平均値の変化が大きくなるように作用するからである。
また、位相変調された光信号の波形の立ち上がりと立下り時間と平均電流差に相関関係があるのは、波形の立ち上り、立下り時間が長くなると、平均値を変動させる成分となる遷移領域の時間が長くなるため、位相誤差により生じる平均値(受光平均電流)の変動が大きくなるからである。
次に、図5は、第1の実施の形態の位相調整回路を示す図である。この第1の実施の形態は、光電変換素子41に流れる正相の平均電流が極大となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御するものである。
位相調整回路51は、光電変換素子41に流れる電流をモニタするモニタ回路52と、光電変換素子41、42と、アンプ43と、デモジュレータ31の位相調整用ヒータ35、36の電流を制御する制御部38を有する。
モニタ回路52は、電源Vccから光電変換素子41に供給される正相の平均電流を検出し、検出した電流値を制御部38に出力する。制御部38は、光電変換素子41に流れる正相の平均電流が極大値となるように位相調整用ヒータ35、36に供給する電流を制御する。これによりデモジュレータ31の遅延量、つまり位相基準信号と位相変調された光信号の相対位相差が調整される。
この第1の実施の形態によれば、光電変換素子41を流れる正相の平均電流が極大となるようにデモジュレータ31の遅延量を調整することで、デモジュレータ31における位相変調信号の位相誤差を減らすことができる。また、光電変換素子41、42を短い距離でアンプ43に接続することができるので、高周波成分の反射による信号品質の劣化を少なくできる。
図6は、第2の実施の形態の位相調整回路61を示す図である。この第2の実施の形態は、光電変換素子42に流れる逆相の平均電流が極小となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御するものである。
位相調整回路61は、光電変換素子42に流れる電流をモニタするモニタ回路62と、光電変換素子41、42と、アンプ43と、制御部38を有する。
モニタ回路62は、電源Vccから供給され、光電変換素子42を流れる逆相の平均電流を検出し、検出した電流値を制御部38に出力する。
制御部38は、光電変換素子42に流れる逆相の平均電流が極小値となるように位相調整用ヒータ35、36に供給する電流を制御する。
この第2の実施の形態によれば、逆相の強度変調信号を受光する光電変換素子42を流れる平均電流が極小となるようにデモジュレータ31の遅延量を調整することで、デモジュレータ31の位相変調信号の位相誤差を減らすことができる。また、光電変換素子41、42を短い距離でアンプ43に接続することができるので、高周波成分の反射による信号品質の劣化を少なくできる。
図7は、第3の実施の形態の位相調整回路を示す図である。この第3の実施の形態は、光電変換素子41に流れる正相の平均電流と光電変換素子42に流れる逆相の平均電流の差が極大となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御するものである。
位相調整回路51は、光電変換素子41に流れる電流をモニタするモニタ回路52と、光電変換素子41、42と、アンプ43と、制御部38を有する。
モニタ回路52は、電源Vccから光電変換素子41に供給される正相の平均電流を検出し、検出した電流値を制御部38に出力する。モニタ回路62は、電源Vccから供給され、光電変換素子42を流れる逆相の平均電流を検出し、検出した電流値を制御部38に出力する。
制御部38は、正相の平均電流値と逆相の平均電流値の差を算出し、両者の差が極大値となるように位相調整用ヒータ35、36に供給する電流を制御する。
この第3の実施の形態によれば、正相の平均電流と逆相の平均電流の差が極大となるようにデモジュレータ31の遅延量を調整することで、デモジュレータ31の位相変調信号の位相誤差を減らすことができる。また、第1ないし第3の実施の形態では、光電変換素子41、42を短い距離でアンプ43に接続することができるので、高周波成分の反射による信号品質の劣化を少なくできる。
次に、図8は、第4の実施の形態の位相調整回路81を示す図である。この第4の実施の形態は、遅延量を制御する信号に低周波f0の信号を重畳し(ディザリング)、平均電流の周波数f0または2f0の周波数成分が極大または極小となるように遅延量を制御するものである。
位相調整回路81は、モニタ回路84、85と、光電変換素子41、42と、アンプ43と、制御部38と、低周波f0の信号を生成する発振器82と、制御信号に低周波f0の信号を重畳する加算器83とを有する。
加算器83は、制御部38から出力される制御信号に低周波f0の信号を加算してデモジュレータ31の位相調整用ヒータ35、36に供給する。位相調整用ヒータ35、36は、この低周波f0の信号が重畳された制御信号によりヒータ電流が可変制御され、それによりデモジュレータ31の遅延量が制御される。
モニタ回路84は、光電変換素子41に流れる電流の周波数f0または2f0(あるいはf0と2f0の両方)の周波数成分を抽出する狭帯域のフィルタを有し、抽出した周波数f0または2f0の周波数成分の電流値を制御部38に出力する。
モニタ回路85は、光電変換素子42に流れる電流の周波数f0または2f0(あるいはf0と2f0の両方)の周波数成分を抽出する狭帯域のフィルタを有し、抽出した周波数f0または2f0の電流値を制御部38に出力する。
制御部38は、モニタ回路84及び85で検出される周波数f0または2f0の周波数
成分の正相と逆相の平均電流値の差分を算出し、両者の差分が極大または極小となるように制御信号(位相調整用ヒータ35、36の電流を可変制御する信号)を制御する。
この第4の実施の形態によれば、正相の平均電流と逆相の平均電流の差分が極大または極小となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御することで、位相変調された光信号の位相誤差を減らすことができる。また、光電変換素子41、42を短い距離でアンプ43に接続することができるので、高周波成分の反射による信号品質の劣化を少なくできる。さらに、モニタ回路84及び85の狭帯域のフィルタで周波数f0または2f0の成分を抽出し、他の周波数の信号をカットしているのでノイズを低減することができる。
また、平均電流の周波数f0の成分を抽出し、例えば、周波数f0の成分の波形と、元の周波数f0の信号の波形を比較して、平均電流が増加する方向の制御か、それとも平均電流が減少する方向の制御か、制御方向を判別しても良い。あるいは、周波数のf0の成分の値から傾きを算出し、平均電流が増加または減少のどちらの方向に変化しているかを判断しても良い。
上述した第4の実施の形態は、2つのモニタ回路84、85を用いているが、図5、あるいは図6と同様に、モニタ回路84とモニタ回路85の一方のみを用いても良い。
図9は、正相の平均受光電流、正相と逆相の平均受光電流の差分、あるいは制御信号に周波数f0の信号を重畳させ、平均受光電流の周波数2f0の成分をモニタする場合の制御部38の処理動作を示すフローチャートである。
制御部38は、出力電圧Vの初期値としてViを設定し、電圧のシフト方向を指定する方向データDとして増加の方向を指定する「1」を設定する(図9、S11)。この例では、制御部38は、位相調整用ヒータ35、36の電流を可変制御するために出力電圧Vを可変制御する。
次に、出力電圧V=Viのときの正相の平均受光電流をモニタするモニタ回路(例えば、図5のモニタ回路52)のモニタ値M0を読み込む(S12)。
次に、電圧VにD×dVを加算して出力電圧Vを求める(S13)。ステップS13の処理は、出力電圧Vの現在の値に正または負の一定値dVを加算して出力電圧を増加または減少させる処理である。
次に、増加または減少させた出力電圧Vにおけるモニタ値M1を読み込む(S14)。
次に、現在のモニタ値M1が前回のモニタ値M0より小さい(M1<M0)か否かを判別し、M1<M0であれば、電圧シフト方向を示す方向データDを「−D」に変更する(S15)。すなわち、現在のモニタ値M1が前回のモニタ値M0より小さいと判定されたときには、極大値を過ぎたものと判断して電圧のシフト方向をそれまでとは逆の方向に切り換える。これにより、それまで出力電圧を増加する方向(デモジュレータ31の遅延量を大きくする方向)に制御されていた場合には、出力電圧を減少する方向に制御方向が切り換えられる。また、それまで出力電圧が減少する方向に制御されていた場合には、出力電圧を増加する方向に制御方向が切り換えられる。
ステップS15において、M1≧M0と判定されたとき、またはM1<M0で、方向データDが変更された後には、ステップS16に進む。ステップS16では、モニタ値M1を、次回のモニタ時の前回値として使用するためにモニタ値M0として保存する。
上述した処理は、正相の平均受光電流と逆相の平均受光電流の差を算出し、その差分が極大になるように遅延量を制御する場合にも適用できる。また、遅延量を制御する制御信号に周波数f0の低周波の信号を重畳して、光電変換素子の平均受光電流から周波数2f
0の成分を抽出して遅延量を制御する場合にも同様に適用できる。
上述した処理によれば、正相の平均受光電流が極大値の近傍となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御することで、位相変調信号の位相誤差を小さくできる。また、正相の平均受光電流と逆相の平均受光電流の差分が極大値の近傍の値となるように遅延量を制御することで同様の位相変調信号の位相誤差を小さくできる。また、周波数fの信号が重畳された平均受光電流の2fの周波数成分の極大値の近傍の値となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御することで同様の効果を得ることができる。
次に、図10は、逆相の平均受光電流をモニタする場合、あるいは制御信号に周波数f0の信号を重畳させ、平均受光電流の周波数f0の成分をモニタする場合の制御部38の処理動作を示すフローチャートである。
制御部38は、出力電圧Vの初期値としてViを設定し、電圧のシフト方向を指定する方向データDとして電圧の増加を指示する値「1」を設定する(図10、S21)。この例では、制御部38は、位相調整用ヒータ35、36に供給する電流を制御するために出力電圧Vを可変させている。
次に、逆相の平均受光電流をモニタするモニタ回路(例えば、図8のモニタ回路85)の出力電圧V=Viのときのモニタ値M0を読み込む(S22)。
次に、電圧VにD×dVを加算して出力電圧Vを求める(S23)。ステップS23の処理は、現在の出力電圧Vに、一定値dVに方向データDを乗算した値を加算して出力電圧を増加または減少させるための処理である。
次に、更新した出力電圧Vにおけるモニタ値M1を読み込む(S24)。
次に、現在のモニタ値M1が前回のモニタ値M0より大きいか否かを判別し、M1>M0であれば、電圧シフト方向を示す方向データDを「−D」に変更する。すなわち、現在のモニタ値M1が前回のモニタ値M0より大きいと判定されたときには、極小値を過ぎたものと判断し、電圧のシフト方向をそれまでとは逆の方向に切り換える。これにより、それまで出力電圧を増加する方向に制御されていた場合には、出力電圧を減少する方向に、出力電圧が減少する方向に制御されていた場合には、出力電圧を増加する方向に制御方向が切り換えられる。
ステップS25において、M1<M0と判定されたとき、あるいはM1>M0と判定され、方向データDが変更された後には、ステップS26に進む。ステップS26では、取得したモニタ値M1を、次回のモニタ値の前回値として使用するためにモニタ値M0として保存する。
上記の処理は、遅延量を制御する制御信号に周波数f0の低周波の信号を重畳し、光電変換素子の平均受光電流から周波数f0の成分を抽出して遅延量を制御する場合にも同様に適用できる。
上述した処理によれば、逆相の平均受光電流が極小となるようにデモジュレータ31の遅延量を制御することで位相変調信号の位相誤差を小さくできる。また、周波数f0の信号が重畳された制御信号により遅延を制御し、平均受光電流の周波数f0の成分が極小となるように遅延量を制御することで、位相誤差を小さくできる。
本発明は、遅延干渉計を用いたものに限らず、遅延量制御により位相基準光の位相を制御する干渉計であればどのようなものにも適用できる。また、遅延量を可変制御する方法は、位相調整用ヒータを用いる方法に限らず、他の光学的遅延素子を用いても良い。
DPSK伝送系を示す図である。 デモジュレータと位相調整回路の構成を示す図である。 デモジュレータの位相誤差に対する光電変換素子の平均電流の計算結果を示す図である。 デモジュレータの遅延時間と平均電流の関係を示す図である。 第1の実施の形態の位相調整回路を示す図である。 第2の実施の形態の位相調整回路を示す図である。 第3の実施の形態の位相調整回路を示す図である。 第4の実施の形態の位相調整回路を示す図である。 正相の平均受光電流をモニタする場合の処理動作を示すフローチャートである。 逆相の平均受光電流をモニタする場合の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 送信部
12 シリアライザ
13 ドライバ
21 受信部
22 波長分波器
23、31 デモジュレータ
24、40 バランスドレシーバ
38 制御部
45、51、61、71、81 位相調整回路
41、42 光電変換素子
44、52、62、84、85 モニタ回路

Claims (9)

  1. 位相変調された光信号に対して遅延させた位相基準光を干渉させて光信号との位相差に応じた強度変調光信号を出力する干渉計と、
    前記干渉計から出力される前記強度変調光信号を電気信号に変換する光電変換素子と、
    前記光電変換素子に流れる電流の直流成分あるいは位相変調周波数より十分低い周波数成分を検出するモニタ手段と、
    前記モニタ手段でモニタされる電流が極大または極小となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御する制御手段を有する位相変調信号受信装置。
  2. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される正相の前記強度変調光信号を受光し、
    前記モニタ手段は、前記光電変換素子の正相の平均受光電流をモニタし、
    前記制御手段は、前記モニタ手段でモニタされる正相の前記平均受光電流が極大となるように前記干渉計の遅延量を制御する請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  3. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される逆相の強度変調光信号を受光し、
    前記モニタ手段は、前記光電変換素子の逆相の平均受光電流をモニタし、
    前記制御手段は、前記モニタ手段でモニタされる逆相の前記平均受光電流が極小となるように前記干渉計の遅延量を制御する請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  4. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される正相の強度変調光信号を受光する第1の光電変換素子と、逆相の強度変調光信号を受光する第2の光電変換素子を有し、
    前記モニタ手段は、前記第1の光電変換素子の平均受光電流をモニタする第1のモニタ手段と、前記第2の光電変換素子の平均受光電流をモニタする第2のモニタ手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1のモニタ手段でモニタされる正相の平均受光電流と、前記第2のモニタ手段で検出される逆相の平均受光電流の差分が極大となるように前記干渉計の遅延量を制御する請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  5. 前記制御手段から出力される、前記干渉計の遅延量を制御するための制御信号に周波数fの低周波信号を重畳する重畳手段を有し、
    前記制御手段は、前記光電変換素子の平均受光電流の周波数2fの周波数成分が極大となるように、前記干渉計の遅延量を制御する請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  6. 前記制御手段から出力される、前記干渉計の遅延量を制御するための制御信号に周波数fの低周波信号を重畳する重畳手段を有し、
    前記制御手段は、前記光電変換素子の平均受光電流の周波数fの成分が極小となるように、前記干渉計の遅延量を制御する請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  7. 前記干渉計は、相補的な光信号を出力する正相出力ポートと逆相出力ポートを有し、
    前記光電変換素子は、前記正相出力ポートの出力信号を受光する第1の光電変換素子と、前記逆相出力ポートの出力信号を受光する第2の光電変換素子を有し、
    前記モニタ手段は、前記第1及び第2の光電変換素子の内の一方に流れる電流の直流成分あるいは低周波成分をモニタする請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  8. 前記干渉計に入力する前記光信号はDPSK変調された光信号であり、
    前記干渉計は、前記光信号を二分岐し、二分岐した一方の光信号を約1シンボル遅延させて前記位相基準光とし、前記位相基準光を二分岐した他方の前記光信号と干渉させる請求項1乃至7のいずれか1項に記載の位相変調信号受信装置。
  9. 前記干渉計は、前記光信号を二分岐し、二分岐した一方の光信号を1シンボルより少な
    い時間遅延させる請求項1乃至7のいずれか1項に記載の位相変調信号受信装置。
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