JP2009247492A - 採血器具 - Google Patents

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美知雄 ▲高▼山
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Abstract

【課題】血液採取量が微量な場合であっても、より確実に分離でき、血清の自動分析を高精度に行うことを可能とする。
【解決手段】直管状の細径部2と、該細径部2の一端に接続し、該細径部2より内径が大きく、細径部2とは反対側に開口する拡径部4とを有する器具本体5と、該器具本体5の拡径部4に着脱可能に取り付けられ、該拡径部4の開口を閉塞するキャップ6とを備え、該キャップ6に、拡径部4の開口が閉塞された状態で、器具本体5の内部空間と外部空間とを連通させる注射針7と、該注射針7を介して浸入してきた血液を収容する収容部9と、該収容部9と細径部2との間を遮断し、遠心力により開放される弁部材10とが設けられている採血器具1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、血液検査に使用する採血器具に関するものである。
従来、血液検査は、シリンジによる採血、採血の一部のヘマトクリット値測定用容器への入れ替えおよび遠心分離容器への移し替え、遠心分離、ヘマトクリット値測定、血清吸引により吸引された血清を自動分析器にかける検査を行っていた。
しかしながら、老人や幼児、あるいは犬猫等の小動物においては、血管が細く、あるいは固く、あるいは外部から血管の位置を特定し難いために、的確な位置への注射針の穿刺が困難である等の理由により、検査に必要な十分な量の血液を採血することができないという不都合がある。
このため、採血された微量の血液をヘマトクリット値測定用容器に入れ替えたり、遠心分離容器へ移し替えたりすると、各容器に付着して残る血液が無駄になり、自動分析に必要十分な量の血清を採取することが困難になる。また、移し替えの際に血液が大気に触れるため精度の高い血液分析結果を得ることができないという不都合がある。
この問題を解決するために、採血後遠心分離容器への移し替えを行う必要のない採血器具が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この採血器具は、シリンジ状を有し、ピストンの先端に取り付けた内栓具をシリンダ内に残したままでピストンのシャフトを取り外すことにより、採血したままの状態で遠心分離を行うことができるようになっている。
特開平3−167471号公報
しかしながら、遠心分離の際には、シリンダ内を摺動可能に密封する内栓具の方向に向けて遠心力をかけることとなるため、強い遠心力をかけるとシリンダと内栓具との隙間から血液が漏洩することが考えられ、強い遠心力をかけることができない。このため、十分な遠心分離を行うことができず、ヘマトクリット値測定の精度が低下し、かつ、血清内に存在する不純物のために血清の自動分析も精度が低下するという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、血液採取量が微量な場合であっても、より確実に分離でき、血清の自動分析を高精度に行うことを可能とする採血器具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、直管状の細径部と、該細径部の一端に接続し、該細径部より内径が大きく、前記細径部とは反対側に開口する拡径部とを有する器具本体と、該器具本体の前記拡径部に着脱可能に取り付けられ、該拡径部の開口を閉塞するキャップとを備え、該キャップに、前記拡径部の開口が閉塞された状態で、器具本体の内部空間と外部空間とを連通させる注射針と、該注射針を介して浸入してきた血液を収容する収容部と、該収容部と前記細径部との間を遮断し、遠心力により開放される弁部材とが設けられている採血器具を提供する。
本発明によれば、器具本体にキャップを取り付けた状態で、注射針をヒトや動物の静脈に穿刺すると、静脈内の圧力によって、注射針を介してキャップ内に微量の血液が浸入する。キャップ内に浸入した血液は、キャップに設けられている収容部に収容される。収容部と細径部との間は弁部材によって遮断されているので、血液が弁部材を越えてキャップ内に浸入することが防止される。すなわち、弁部材によって規定された量の血液のみがキャップ内に浸入し、これが採取される。
この状態で、細径部を半径方向外方に向けて回転させて遠心力を作用させることにより、弁部材が開放されるので、弁部材によって収容部内に留められていた血液が器具本体内に流入させられることになる。そして、器具本体の内部空間内に流入した血液を拡径部より内径の小さい直管状の細径部に収容すると、血液が微量であっても細径部の長い範囲にわたって血液を直線状に配置することができる。その結果、さらに遠心分離を行うことにより血球成分と血清成分との境界面を明確に形成することができ、血球成分を含まない血清成分の採取を容易にすることができる。また、容器を移し替えることなく遠心分離を行うことができ、移し替えにより容器に付着して無駄になる血液をなくし、微量の血液を有効に利用することができる。
また、本発明に係る採血器具によれば、注射針を介してキャップ内に採取される血液の上限量が弁部材によって制限されるので、遠心力によって器具本体内に移した結果、血液が細径部の長さを越えてしまう不都合の発生を防止することができる。これにより、必要以上の血液が採取されて、ヘマトクリット値測定を精度よく行うことができなくなる不都合の発生を防止することができる。
上記発明においては、前記弁部材が、前記収容部と前記細径部との間を区画する区画壁と、該区画壁を厚さ方向に貫通する多数の透孔とを備えていてもよい。
このようにすることで、血液が収容部に収容されると、区画壁に設けられた透孔によって流通断面積を絞られて、血液の表面張力によって収容部から細径部への移動が制限される。これにより、必要以上の血液が採取されてしまう不都合の発生を防止することができる。また、区画壁により収容部内に保持された血液は、収容部から細径部に向かう遠心力を作用させることにより、透孔を通過して細径部側に流動し、ヘマトクリット値測定を精度よく行うことができる。
また、上記発明においては、前記弁部材が、前記収容部と前記細径部との間を区画する弾性変形可能な膜状の区画壁と、該区画壁に設けられた1以上のスリットとを備えていてもよい。
このようにすることで、収容部に収容された血液は、区画壁に設けられているスリットが閉じられることによって細径部への流動を制限される。スリットの幅を十分に細く設定しておくことにより、流通断面積を絞られて、血液の表面張力によって収容部から細径部への移動が制限される。これにより、必要以上の血液が採取されてしまう不都合の発生を防止することができる。また、区画壁は、収容部から細径部に向かう遠心力を作用させることにより、血液に押されて弾性変形し、スリットの幅を拡大させる。これにより、血液が区画壁を容易に通過して細径部側に流動し、ヘマトクリット値測定を精度よく行うことが可能となる。
本発明によれば、血液採取量が微量な場合であっても、より確実に分離でき、血清の高精度の自動分析を行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る採血器具1について、図1〜図5を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る採血器具1は、図1〜図3に示されるように、一端が閉塞された直管状の細径部2と、該細径部2の他端に設けられた大径部3と、細径部2から大径部3に向けて徐々に内径が大きくなる拡径部4とを備える器具本体5と、該器具本体5の大径部3側の開口部5aに着脱可能に取り付けられ吸引孔6aを有する蓋体(キャップ)6と、該蓋体6の吸引孔6aに着脱可能に取り付けられる注射針7とを備えている。
蓋体6は、器具本体5の大径部3の開口部5aと嵌合する嵌合部8と、収容部9を備え、該収容部9に、該収容部9の容積(例えば、100〜150μL程度)を画定する区画壁10(弁部材)が設けられている。区画壁10は、収容部と細径部との間の流路を遮るように配置された板状部材により構成されている。
区画壁10には、板厚方向に貫通する多数の透孔10a(弁部材)が設けられている。各透孔10aは、収容部9内が所定の圧力となるまでは血液Aの通過を禁止し、収容部9内の圧力がそれよりも増大することで血液Aの通過を許容する程度の口径(例えば、数100μm程度)を有している。
また、蓋体6には、注射針7に近接する壁面を貫通して形成された貫通穴からなる通気口11が設けられている。通気口11は、十分に小さい口径(例えば、数100μm以下、好ましくは数μm〜数10μm)を有し、血液Aの通過は禁止するが、空気Cの流通を許容するようになっている。
器具本体5の大径部3に蓋体6の嵌合部8を嵌合させて取り付け、蓋体6の吸引孔6aに注射針7を取り付けると、図2に示されるように、一端が閉塞された直管状の細径部2の他端に、比較的大径の大径部3が配置された採血器具1が構成されるようになっている。
細径部2は、大径部3と比較して十分に小さい一様な内径寸法を有している。細径部2の内径寸法は、該細径部2内に分離された血清成分を吸引するための吸引ノズル13(図5参照。)を挿入可能な寸法を有している。吸引ノズル13の外径寸法は、例えば、0.8mmであり、細径部2の内径寸法はそれより大きな寸法、例えば2mmである。
また、細径部2は、収容部9内に収容される血液Aを収容可能な十分な容積となるように、十分に長い長さ寸法、例えば、50mm程度の長さ寸法を有する直管状に形成されている。器具本体5は、透明な材質により構成されている。これにより、細径部2は、外部から内部の血液Aを視認することができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る採血器具1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る採血器具1を用いて採血を行うには、図2に示されるように組み立てられた採血器具1の注射針7をヒトまたは動物の血管B、例えば、静脈に刺す。すると、図3に示されるように、血管Bに刺した瞬間に、血管Bの内圧によって注射針7を介して、血液Aが採血器具1内に流入する。
この場合において、本実施形態に係る採血器具1によれば、血液Aが入る収容部9が、壁面に設けた通気口11により外部に開放されているので、血管Bの内圧によって血液Aが収容部9内に浸入すると収容部9内の空気Cが通気口11を介して外部に放出される。これにより、血液Aが収容部9に浸入する際の収容部9における圧力上昇が防止される。その結果、血液Aの収容部9への浸入が阻害されることなく、スムーズに流入させることができる。
そして、血液Aは、血圧が低い場合においても、十分な時間の経過により、区画壁10によって区画された収容部9内の空間全体を満たすようになる。この場合において、本実施形態に係る採血器具1によれば、収容部9が区画壁10によって区画されているので、区画壁10を越えて流入するのを防止することができる。区画壁10には板厚方向に貫通する多数の透孔10aが設けられているが、その口径が十分に小さく設定されているので、血圧がある程度高い場合であっても、血液Aが透孔10aを通過することができず、収容部9の容積を超える量の血液Aが採血されてしまう不都合の発生を防止することができる。
このようにして収容部9の容積以下の血液Aを回収した後に、図4に示されるように、採血器具1を細径部2の先端が半径方向外方に向かうように遠心分離機に設置して遠心分離を行う。図中、符号14は注射針7を覆うキャップである。この場合には、収容部9に収容されている血液Aが遠心力によって区画壁10に押し付けられることになり、区画壁10の受ける圧力が増大する。その結果、血液Aが区画壁10に設けられている透孔10aを通過可能となる。これにより、注射針7を介して収容部9内に収容された全ての血液Aが、大径部3および拡径部4を介して細径部2に導入される。
吸引材10から流れ出た血液Aは、細径部2に導入するまでの間に、大径部3および拡径部4を通過し、その内壁に付着することとなるが、強い遠心力をかけることによって内壁に付着した血液Aも残ることなく、細径部2に導入される。したがって、採取した血液Aを無駄なく細径部2に導入することができる。
また、細径部2の内径寸法は約2mmに設定されているので、細径部2内に導入された100〜150μLの血液Aは、細径部2内に約30〜50mmの長さにわたって配されることになる。そして、この状態から、さらに遠心分離を行うことにより、細径部2内の血液Aは、図4に示されるように、比重の相違によって、血球成分A1と血清成分A2とに分離される。
このようにして細径部2において分離された血球成分A1と血清成分A2との比率を測定することにより、ヘマトクリット値を測定することができる。この場合に、本実施形態によれば、血液Aが、透明な細径部2に約30〜50mmの長さにわたって配されているので、血球成分A1と血清成分A2との量の比率をその長さの比率として、外部から目視によって測定することができる。
この場合において、本実施形態に係る採血装置1によれば、注射針7を介した血液Aの流入が、区画壁10によって必要量以下に制限されているので、収容部9内の全ての血液Aが透孔10aを通過して細径部2へ移動したとしても、細径部2の容積を超えることがなく、血球成分A1の量および血清成分A2の量を長さによって明確に測定でき、ヘマトクリット値を簡易かつ精度よく測定することができるという利点がある。
血清成分A2の採血器具1からの取り出しは、図5に示されるように、大径部3から蓋体6を取り外すことで大径部3を開口させ、その開口部5aから吸引ノズル13を細径部2内に挿入することにより行われる。細径部2の内径寸法は約2mmであり、吸引ノズル13の外形寸法は約0.8mmであるため、挿入の際の位置決めは困難である。しかし、本実施形態に係る採血器具1によれば、細径部2から漸次内径を拡大させる拡径部4と、細径部2より十分に内径の大きな大径部3とを備えているので、吸引ノズル13を細径部2に精度よく位置決めしなくても、大径部3に挿入するだけで拡径部4によって細径部2内に導かれ、細径部2内の血清成分A2を吸引することができる。
このように本実施形態に係る採血器具1によれば、老人や幼児あるいは小動物のように微量の血液Aしか採血できない場合であっても、血液Aの無駄をなくして、簡易かつ精度よくヘマトクリット値測定を行うことができ、また、血清成分A2の抽出を容易にして、血清成分A2の自動分析を精度よく行うことができるという利点がある。
また、血圧が高い場合であっても、採血器具1により採取される血液Aの量を必要量以下に制限することができ、さらに精度よくヘマトクリット値測定を行うことができる。
なお、本実施形態においては、区画壁10を板状部材により構成し、遠心力により血液Aの通過を許容する手段として区画壁10を貫通する透孔10aを例示したが、これに代えて、図6に示されるように、区画壁10を弾性材料、例えば、ゴムからなる膜状部材により構成し、該区画壁10にスリット10b(弁部材)を設けることにしてもよい。このようにすることで、図6(a)に示されるように、遠心力がかからない状態ではスリット10bが十分に狭くなるまで閉じていて、血液Aの通過を禁止し、図6(b)に示されるように、遠心力により血液Aから受ける押圧力によって区画壁10が弾性変形させられることで、スリット10bがその幅を拡大して血液Aの通過を許容することができる。
これによっても、必要量以上の血液Aが採取されてしまう不都合の発生を防止し、精度よくヘマトクリット値測定を行うことができるという利点がある。
また、収容部9内に、図7あるいは図8に示されるように、綿、スポンジ、不織布、繊維塊あるいは高吸水ポリマー等の吸収性素材あるいは多数の毛細管を束にしたものからなる吸引材15を配置してもよい。このようにすることで、血管Bに注射針7を刺した際に収容部9内に流入する血液Aが吸引材10に到達することで、吸引材の毛管現象によって積極的に吸引されるので、血圧が低い場合でも、迅速に収容部9内に必要量の血液Aを収容することができる。
また、本実施形態においては、通気口11が、蓋体6の壁面を貫通して形成され、血液Aの通過を禁止し空気の通過を許容する口径の貫通穴により構成されていることとしたが、これに代えて、図9に示されるように、比較的大きな貫通穴11aに、フィルタ16を設けることにしてもよい。フィルタ16は、例えば、血液Aの通過を禁止し、空気の通過を許容する多数の透孔を有する脱気フィルタである。これにより、血液Aの漏洩を防止しつつ、通気性を向上することができる。
また、細径部2にあらかじめチクソトロピー性を有するゲル状物質からなる、血清(または血漿)/血球分離剤を入れておいてもよい。これにより、遠心処理後に血清(または血漿)と血球間に本分離剤が位置することになり、血清(または血漿)内の成分と血球内の成分間の移動が遮断されるので、生化学検査における精度を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る採血器具を示す分解縦断面図である。 図1の採血器具の組み立てられた縦断面図である。 図1の採血器具を用いた採血作業を説明する図である。 図1の採血器具に採血された血液を遠心分離した状態を示す図である。 図4により血球成分から隔離された血清成分を採血器具から取り出す作業を説明する図である。 図1の採血器具の第1の変形例を示す縦断面図である。 図1の採血器具の第2の変形例を示す縦断面図である。 図1の採血器具の第3の変形例を示す縦断面図である。 図1の採血器具の第4の変形例を示す縦断面図である。
符号の説明
A 血液
1 採血器具
2 細径部
4 拡径部
5 器具本体
6 蓋体(キャップ)
7 注射針
9 収容部
10 区画壁(弁部材)
10a 透孔(弁部材)
10b スリット
11 通気口
15 吸収材
16 フィルタ

Claims (4)

  1. 直管状の細径部と、該細径部の一端に接続し、該細径部より内径が大きく、前記細径部とは反対側に開口する拡径部とを有する器具本体と、
    該器具本体の前記拡径部に着脱可能に取り付けられ、該拡径部の開口を閉塞するキャップとを備え、
    該キャップに、前記拡径部の開口が閉塞された状態で、器具本体の内部空間と外部空間とを連通させる注射針と、該注射針を介して浸入してきた血液を収容する収容部と、該収容部と前記細径部との間を遮断し、遠心力により開放される弁部材とが設けられている採血器具。
  2. 前記弁部材が、前記収容部と前記細径部との間を区画する区画壁と、該区画壁を厚さ方向に貫通する多数の透孔とを備える請求項1に記載の採血器具。
  3. 前記弁部材が、前記収容部と前記細径部との間を区画する弾性変形可能な膜状の区画壁と、該区画壁に設けられた1以上のスリットとを備える請求項1に記載の採血器具。
  4. 前記キャップに、前記注射針の取付位置近傍に配置された通気口を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の採血器具。
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