JP2009245899A - 透明キー、キーシート、及びキーシートの形成方法 - Google Patents

透明キー、キーシート、及びキーシートの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、キーの厚さ方向におけるマーキング部の位置の制御がし易い透明キー等を提供する。
【解決手段】本発明に係る透明キーは、透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有し、非照光時に前記キー本体を介して有色層が視認可能な透明キーであって、この透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易いことを特徴とする透明キーである。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機(所謂PHSも含む)、PDA(personal digital assistance)、携帯オーディオ、家電製品用リモートコントローラ、又はキーボード等の電子機器に使用する透明キー、キーシート、及びキーシートの形成方法に関する。
透明キーは、透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有する。そして、透明キーは、非照光時にキー本体を介して有色層が視認可能である。透明キーは、キー本体を介して有色層を視認出来るので、キーの透明感が表現されて外観が良い。このため、透明キーは、キーとして人気がある。なお、透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有するキーであっても、透明なキー本体の表面を、有色層又は金属層等の層で覆い、この層に表示部を抜き文字等で形成したキーは、上記の透明キーではない。
このような透明キーの発明として、特許文献1には、透光性材料製のキートップにレーザー光を照射して、その内部に文字・記号等をマーキングする方法において、波長が1064nm以下の近赤外光域、可視光域又は近紫外光域に属するレーザー光を、キートップ内部の所望の位置に合焦させつつ間歇照射して、透光性材料中に多数の微細な炭化黒点の集合を形成し、又は多数の微細なクラック若しくは発泡による白化点の集合を成形し、これにより文字・記号等を表すことを特徴とするマーキング方法が開示されている。
WO2004/068519
しかし、特許文献1のマーキング方法では、キートップ(キー本体)が透明なので、レーザー光が透過してしまい炭化黒点を形成し難かった。
本願発明者は、この炭化黒点を形成し易くするために、レーザー光吸収体を含有したマスターバッチ等でキー本体を形成することを、見出した。しかし、このようなキー本体にレーザーマーキングを行うと、レーザーマーキングはし易くなるが、キー本体の天面が炭化してしまい、炭化黒点はキーの天面に露出してしまうことが分かった。
このように、レーザーマーキングし易い一種類の材料で形成したキー本体にレーザーマーキングを行うと、レーザーマーキングで形成したマーキング部がキーの天面に露出してしまう等の不都合があり、キーの厚さ方向におけるマーキング部の位置の制御が難しかった。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キーの厚さ方向におけるマーキング部の位置を制御し易い透明キー、キーシート、及びキーシートの形成方法を提供することにある。
本発明に係る透明キーは、
透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有し、非照光時に前記キー本体を介して有色層が視認可能な透明キーであって、
この透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、
前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易いことを特徴とする。
ここで、照光とは、透明キー(具体的には、透明キーを有するキーシート等)を電子機器に組み込んだ場合に、電子機器の内部光源を用いてこの透明キーを裏面側から照らすことをいう。非照光とは、前記の内部光源を用いて透明キーを照らさないことをいう。非照光時、透明キーは自然光又は屋内の照明光等により表面側から照らされる。これにより、電子機器の操作者は有色層を視認出来る。
上記の第二領域は、第一領域を天面側から覆うが、この第二領域は、第一領域の少なくとも一部を覆えば良い。第二領域に覆われた第一領域内にレーザー光を照射してレーザーマーキングすれば良い。本発明でいう第一領域又は第二領域等の領域は、三次元の領域である。
本発明でいうレーザーマーキングは、レーザー光を所定の領域に照射してマーキング部を形成する方法である。マーキング部は、例えば、表示部を表現する。マーキング部は、文字、記号、又は図形等の少なくとも一部として形成され、表示部を表現する。この場合、マーキング部は、表示部の構成要素となる。又、マーキング部は、文字、記号、又は図形等の周囲に形成されて、透明化又は変色の場合は抜き文字の逆、又は、発色等の場合は抜き文字等により表示部を表現する。表示部は、キーの機能等を表現したものである。表示部は、文字、記号、又は図形等である。一の透明キーは、表示部を複数有する場合もある。
第一領域に行うレーザーマーキングに用いる所望のレーザー光と同条件のレーザー光を第二領域に照射しても、このレーザー光は第二領域を完全又は略完全に透過し、第二領域は、全く変化しないか、キーの外観を損なわない程度の変化しかしない場合がある。このような場合に、前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易い領域となる。
また、本発明に係る透明キーでは、
前記キー本体は、前記第一領域と、前記第二領域と、を有し、
前記第一領域は、前記レーザーマーキングにより発色する透明な領域であり、
前記透明キーは、前記レーザーマーキングにより発色した部分で形成するマーキング部を有することを特徴とする。
上記のレーザーマーキングにより発色する透明な領域は、基本的に、この領域内のレーザー光の照射箇所が発色するが、照射箇所の近傍が発色したり、照射箇所とその近傍とが一緒に発色することもある。照射箇所の近傍は、第一領域に隣接する他の領域内であって、この他の領域と第一領域との境界近傍も含まれる。すなわち、レーザー光の照射により発色した部分(マーキング部)は、第一領域に隣接する他の領域内に、はみ出ることもある。第一領域へレーザーマーキングして形成したマーキング部は、例えば、キー本体の厚み方向において、第一領域内の一部又は全部に渡って位置するか、第一領域内の一部又は全部とその近傍に渡って位置する場合がある。また、発色する部分は、マーキングする領域において連続的に存在しなくても良く(例えば表示部を塗りつぶすように存在しなくても良く)、所々に不連続に存在して全体として表示部を表現してもよい。
また、本発明に係る透明キーでは、
前記第一領域は、レーザー光吸収体を含有した硬質樹脂製透明材で形成し、
前記第二領域は、前記レーザー光吸収体を含有しない硬質樹脂製透明材で形成し、
前記レーザー光吸収体は、前記レーザーマーキングのレーザー光を吸収して発熱し、周囲を炭化させて黒色発色させることを特徴とする。
また、本発明に係る透明キーでは、
前記第一領域は、レーザー光発色体を含有した硬質樹脂製透明材で形成し、
前記第二領域は、前記レーザー光発色体を含有しない硬質樹脂製透明材で形成し、
前記レーザー光発色体は、前記レーザーマーキングのレーザー光が照射されると、炭化による黒色発色以外の発色をする及び又は周囲を前記黒色発色以外の発色をさせることを特徴とする。
本発明でいう硬質樹脂は、硬化した際に硬質となる合成樹脂である。
また、本発明に係る透明キーでは、
前記有色層は、前記第一領域を有し、
前記キー本体は、前記第二領域を有し、
前記第一領域は、前記レーザーマーキングにより透明化又は変色する領域であり、
前記透明キーは、前記レーザーマーキングにより透明化又は変色した部分で形成するマーキング部を有することを特徴とする。
上記のレーザーマーキングにより透明化又は変色する領域は、基本的に、この領域内のレーザー光の照射箇所が透明化又は変色するが、照射箇所の近傍が透明化又は変色したり、照射箇所とその近傍とが一緒に透明化又は変色することもある。照射箇所の近傍は、第一領域に隣接する他の領域内であって、この他の領域と第一領域との境界近傍も含まれる。すなわち、レーザー光の照射により透明化又は変色した部分(マーキング部)は、第一領域に隣接する他の領域内に、はみ出ることもある。第一領域へレーザーマーキングして形成したマーキング部は、例えば、キー本体の厚み方向において、第一領域内の一部又は全部に渡って位置するか、第一領域内の一部又は全部とその近傍に渡って位置する場合がある。また、透明化又は変色する部分は、マーキングする領域において連続的に存在しなくても良く(例えば表示部を塗りつぶすように存在しなくても良く)、所々に不連続に存在して全体として表示部を表現してもよい。なお、マーキングした領域が全体として透光性を有するように、透明化又は透光性を有する色に変色する部分を多くしたマーキング部が形成されることが望ましい。
また、本発明に係るキーシートは、
上記いずれかの透明キーを有することを特徴とする。
また、本発明に係るキーシートの形成方法は、
透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有し、非照光時に前記キー本体を介して有色層が視認可能な透明キーと、この透明キーを配置するキーベースとを有するキーシートの形成方法において、
この透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、
前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易く、
前記透明キーを前記キーベースに配置してから前記レーザーマーキングを行うことを特徴とする。
上記のキーシートでは、透明キーと、キーベースとが一体的になることもある。この場合、透明キーを構成する一部の要素がキーベースの一部を構成する場合がある。この場合でも、このキーシートの形成にあたって、透明キーを、キーベースに配置すると表現する。このようなキーシートの一例として、シート状のキーシートがある。この場合、キーシートのうちの、押圧等の操作が可能な所定領域を、透明キーと表現する。
本発明でいう有色とは、白色及び黒色等も含む。また、本発明でいう透明とは、無色透明の他、有色透明も含む。
透明キーにレーザーマーキングを行う場合、通常は、天面側から行う。裏面側には有色層があるからである。本発明では、透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易い。天面側から第一領域へレーザーマーキングしようとすると、第二領域は透明かつ第一領域よりもレーザーマーキングがし難いので、このレーザーマーキングによる第二領域への影響は、無いか、少ないことになる。このため、このレーザーマーキングにより形成するマーキング部のキーの厚さ方向における位置は、第一領域に依存することになる。そして、キーの厚さ方向における第一領域の位置は、透明キーの構造、又は、第二領域の厚さ等の条件を変えれば、容易に決定できる。以上より、本発明に係る透明キー、キーシート、及びキーシートの形成方法は、キーの厚さ方向におけるマーキング部の位置を制御し易くなる。
本発明の実施形態の例について図面を参照しながら説明する。なお、図面において、同様のもの、対応するもの、又は総称できるものについては同じ符号を付して説明する場合がある。また、図面において、同様のもの、対応するもの、又は総称できるものが複数ある場合、同じ符号を付して説明する場合がある。本発明は下記の実施形態にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で下記の実施形態に変更(例えば構成要素(部材等)の省略又は付加、構成要素の形状の変更等)を加えることが出来るのはもちろんである。なお、下記の実施形態では、透明キーの総厚が0.2mm以上であることが望ましい。また、特に指定が無い限り、第一領域及び第二領域の厚さは、0.03mm以下の厚さのものではないことが望ましく、特に、0.05mm以上が望ましい。また、下記の実施形態においては省略されているが、本発明に係る透明キーでは、透明キー本体の表面等に透明キー自身を保護する保護層等が設けられる場合もある。
(1)第一実施形態
図1のように、キーシート101は、一以上の透明キー102と、一以上の透明キー102を配置したキーベース103と、を有する。
透明キー102は、透明なキー本体121と、このキー本体121の裏面に形成した有色層123とを有する。透明キー102は、非照光時にキー本体121を介して有色層123が視認可能である。なお、図1では、有色層123の存在を分かり易くするために、有色層123はキー本体121と離れて描かれている。しかし、有色層123は、キー本体121の裏面に形成するので、有色層123とキー本体121とは互いに隣接する。
透明キー102は、第一領域121aと、この第一領域121aを天面側から覆う透明な第二領域121bと、を有する。キー本体121は、第一領域121aと、第二領域121bと、を有する。キー本体121は、第一領域121aが第二領域121bに挟まれたサンドイッチ構造になっている。キー本体121は、第二領域121b、第一領域121a、及び第二領域121bからなる三層構造を有する。キー本体121は、二種類の材料を金型に供給する射出成形等により形成する。なお、有色層123側にある第二領域121bは、別の領域としても良い。
第一領域121aは、第二領域121bよりもレーザーマーキングがし易い領域である。第一領域121aは、レーザーマーキングにより発色する透明な領域であり、レーザーマーキングに用いるレーザー光150の照射により発色する透明な領域である。前記のレーザー光150と同条件のレーザー光150を第二領域121bに照射しても、このレーザー光150は第二領域121bを完全又は略完全に透過し、第二領域121bは、全く変化(例えば発色)しないか、キーの外観を損なわない程度の変化しかしない。
透明キー102は、レーザーマーキングにより発色した部分で形成するマーキング部125を有する。透明キー102の天面側から第一領域121aにレーザー光150を照射すると、第一領域121aの照射箇所が発色するが、照射箇所の近傍が発色したり、照射箇所とその近傍とが一緒に発色することもある。第一領域121aにレーザー光150を照射する場合、キーの厚さ方向において、第一領域121a内にレーザー光150の焦点を合わせると良い。照射箇所の近傍は、第一領域121aに隣接する他の領域(ここでは、第二領域121b)内であって、この他の領域と第一領域121aとの境界近傍も含まれる。図1では、マーキング部125は、キーの厚さ方向において、第一領域121a内に収まり、第一領域121a内の全てに渡っている。しかし、マーキング部125は、第一領域121aに隣接する他の領域(ここでは、第二領域121b)内に、はみ出ることもある。また、マーキング部125は、キーの厚さ方向において、第一領域121a内の一部に形成される場合もある。いずれにしても、第一領域121aは、マーキング部125を有することになり、マーキング部125は、第一領域121aを中心として形成される。
第一領域121aは、例えば、透明なレーザー光吸収領域である。レーザー光吸収領域にレーザー光150を照射すると、レーザー光150の照射箇所(合焦ポイント)及び又はその近傍はレーザー光150を吸収して発熱して炭化する。レーザー光吸収領域は、例えば、レーザー光吸収体(発色剤)を含有した第一硬質樹脂製透材等の透明なマスターバッチで形成する。レーザー光吸収体は、微粉末であり、例えば、レーザー光吸収顔料等である。レーザー光吸収体は、レーザー光を吸収して発熱し、周囲の硬質樹脂を炭化させて黒色に発色させる。レーザー光150の照射前のレーザー光吸収体は、非常に細かく肉眼では確認できないので、これを含有する第一領域121aは、透明ではあるが、これを含有していない場合と比べて透明度が下がる場合がある。
第一領域121aは、例えば、炭化による黒色発色以外の発色をする透明なレーザー光発色領域であってもよい。このレーザー光発色領域にレーザー光150を照射すると、レーザー光150の照射箇所及び又はその近傍は、発泡、凝縮、又は化学的変化等により発色する。このレーザー光発色領域は、例えば、レーザー光発色体(発色剤)を含有した第三硬質樹脂製透明材等の透明なマスターバッチで形成する。レーザー光発色体は、この発色体自体が炭化による黒色発色以外の発色をする及び又は発色体の周囲を発色(黒色発色以外の発色)させる。レーザー光発色体は、例えば、レーザー光が照射されると、ガス化して発泡して発色する及び又はレーザー光を吸収してレーザー光発色体の周囲をガス化して発泡させて発色させる。レーザー光発色体は、例えば、レーザー光が照射されると、レーザー光を吸収して分子密度が上がり凝縮して発色する。レーザー光発色体は、例えば、金属イオンを含み、レーザー光が照射されると、このイオンの結晶構造が変化する及び又は結晶中の水和量が変化することにより、レーザー光発色体の成分組成等が化学的に変化して、発色体の濃度が増加して発色する。レーザー光発色体は、微粉末であり、例えば、レーザー光発色顔料等である。レーザー光150の照射前のレーザー光発色体は、透明であるか、非常に細かく肉眼では確認できないので、これを含有する第一領域121aは、透明になるが、透明度が下がる場合がある。
このとき、第二領域121bは、前記のレーザー光150を完全又は略完全に透過するレーザー光透過領域である。レーザー光透過領域は、前記のレーザー光吸収体等を含有しない第二硬質樹脂製透明材又は前記のレーザー光発色体等を含有しない第四硬質樹脂製透明材で形成する。
有色層123は、印刷又は塗装等で形成した塗膜等の一以上の層からなる。有色層123は、適宜表示部を有する。この表示部は、キーシート1を組み込む電子機器の販売国の使用言語に依存しない基本表示部となる。基本表示部は、上記の使用言語に依存しない、文字(例えばアラビア数字)、記号、又は図形である。
硬質樹脂としては、例えば、アクリル系、エポキシ系、ビニル系、シリコーン系等の電磁波硬化性樹脂を使用することができる。電磁波硬化性樹脂とは、電磁波が照射されると硬化する樹脂で、紫外線硬化性樹脂(UV硬化性樹脂)、可視光線硬化性樹脂等がある。また、硬質樹脂としては、一般的な熱可塑性樹脂・熱硬化性樹脂として、PET(ポリエチレンテレフタラート系)樹脂、PC(ポリカーボネイト系)樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等の合成樹脂も使用することができる。これらの硬質樹脂は、硬化した際に透光性を有する。すなわち、この硬質樹脂は、透明になる。
レーザー光150は、例えば、YAGレーザーにより発振されるレーザー光で、波長は、1064nmである。出力及びスポット径等の条件は、例えば、出力を数ワットから数十ワットとし、スポット径を20〜150μmとする。レーザー光150の波長は、532nmでもよい。レーザー光150の発振機構等は、公知技術を適宜採用できる。また、レーザーマーキングでは、レーザー光150の発振部を動かす等して透明キーにマーキングするが、発振部を動かす機構等は、公知技術を適宜採用できる。
キーベース103は、一以上の透明キー102それぞれに対応して形成した貫通孔を有する補強板131と、この貫通孔を塞ぐように形成し、変形可能な変形部(パッド部)132と、を備える。補強板131は、キーベース103全体に剛性を付加するものであり、硬質樹脂又は金属板により形成する。硬質樹脂は、上記の樹脂を採用できるが、透光性を有する必要が無い場合もある。変形部132は、透明キー102の下方への移動をスムーズにさせるため、弾性材料等の変形可能な材料により形成する。弾性材料としては、弾性を有する合成樹脂等を用いる。合成樹脂としては、ゴム材又は熱可塑性エラストマー等がある。ゴム材としては、例えば、シリコーンゴム等がある。変形部132は、透光性を有する必要が無い場合もある。
変形部132は、薄肉部132aと、この薄肉部132aの裏面に形成した押し子132bと、この薄肉部132aの表面に形成した台座132cと、を有する。押し子132bは、キーシート101を電子機器に組み込んだ場合に、対向するメタルドーム等のスイッチ要素を押圧するためのものである。台座132cは、透明キー102の下方への移動に必要なストロークを確保するためのものである。台座132cの表面には、透明キー102が配置される。具体的には、台座132cの表面には、透明キー102が透光性接着剤等により固着される。
(2)第二実施形態
図1及び図2のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第二実施形態に係るキーシート201とでは、キー本体の構造が異なる。キー本体221は、第一領域221a及び第二領域221bからなる二層構造を有する。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第一領域221aは、第一領域121aに対応する。第二領域221bは、第二領域121bに対応する。有色層223は、有色層123に対応する。キーベース203は、キーベース103に対応する。補強板231は、補強板131に対応する。変形部232は、変形部132に対応する。マーキング部225は、マーキング部125に対応する。レーザー光250は、レーザー光150に対応する。
(3)第三実施形態
図1及び図3のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第三実施形態に係るキーシート301とでは、キー本体の構造が異なる。キー本体321は、第一領域321aをフィルム状の第二領域321bが覆う構造となっている。キー本体321は、厚さ0.5mm以下のフィルム状の第二領域321bを凹部を有するように形成し、この凹部の中に第一領域321aを充填して形成する。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第一領域321aは、第一領域121aに対応する。第二領域321bは、第二領域121bに対応する。有色層323は、有色層123に対応する。キーベース303は、キーベース103に対応する。補強板331は、補強板131に対応する。変形部332は、変形部132に対応する。マーキング部325は、マーキング部125に対応する。レーザー光350は、レーザー光150に対応する。
(4)第四実施形態
図1及び図4のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第四実施形態に係るキーシート401とでは、キー本体の構造が異なる。キー本体421は、フィルム状の第一領域421a及びフィルム状の第二領域421bからなる二層構造を有する。第一領域421aと、第二領域421bと、は、透明な接着剤又は透明な粘着材、溶着等により固着される。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第一領域421aは、第一領域121aに対応する。第二領域421bは、第二領域121bに対応する。有色層423は、有色層123に対応する。キーベース403は、キーベース103に対応する。補強板431は、補強板131に対応する。変形部432は、変形部132に対応する。マーキング部425は、マーキング部125に対応する。レーザー光450は、レーザー光150に対応する。
(5)第五実施形態
図1及び図5のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第五実施形態に係るキーシート501とでは、構造が異なる。キーシート501では、透明キー502と、キーベース503とが一体的になっている。キーシート501は、厚さ0.5mm以下のフィルム状の第一領域521aと、この第一領域521aの表面に一以上の第二領域521bと、一以上の第二領域521bそれぞれに対応し、第二領域521bの裏面に形成した一以上の有色層523と、一以上の第二領域521bそれぞれに対応し、この有色層523の裏面に形成した押し子532bと、を有する。第二領域521b及び押し子532bは、グラビア印刷等により形成する。透明キー502は、第一領域521aと、第二領域521bの第一領域521aと対応する部分と、有色層523と、を有する。キーベース503は、第二領域521bと、有色層523と、押し子523bと、を有する。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第一領域521aは、第一領域121aに対応する。第二領域521bは、第二領域121bに対応する。有色層523は、有色層123に対応する。キーベース503は、キーベース103に対応する。マーキング部525は、マーキング部125に対応する。レーザー光550は、レーザー光150に対応する。押し子523bは、押し子123bに対応する(但し、押し子523bは、上記の硬質樹脂等で形成しても良い。)。
(6)第六実施形態
図1及び図6のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第六実施形態に係るキーシート601とでは、キー本体の構造が異なる。キー本体621は、第一領域621a及び第二領域621bからなる二層構造を有する。第二領域621bは、第一領域621aの一部を天面側から覆う。第二領域621bに覆われた第一領域621a内にレーザー光を照射してレーザーマーキングする。キー本体621は、凹部を有する第一領域621aに、第二領域621bを充填して形成する。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第一領域621aは、第一領域121aに対応する。第二領域621bは、第二領域121bに対応する。有色層623は、有色層123に対応する。キーベース603は、キーベース103に対応する。補強板631は、補強板131に対応する。変形部632は、変形部132に対応する。マーキング部625は、マーキング部125に対応する。レーザー光650は、レーザー光150に対応する。
(7)第七実施形態
図1及び図7のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第七実施形態に係るキーシート701とでは、キー本体の構造が異なる。透明キー702は、キー本体721と、キー本体721の裏面に形成した有色層723を有する。有色層723は、第一領域723aと、第一領域723aの裏面に形成した裏面有色層723bと、を有する。キー本体721は、第二領域721bを有する。第一領域723aは、有色の層であり、レーザーマーキングにより透明化する領域である。第一領域723a及び有色層723bは、例えば印刷等により形成する。裏面有色層723bは、一の層により形成されるか、複数の層を積層した層により形成される。
透明キー702は、レーザーマーキングにより透明化した部分で形成するマーキング部725を有する。透明キー702の天面側から第一領域723aにレーザー光750を照射すると、第一領域723aの照射箇所が透明化するが、照射箇所の近傍が透明化したり、照射箇所とその近傍とが一緒に透明化することもある。第一領域723aにレーザー光750を照射する場合、キーの厚さ方向において、第一領域723a内にレーザー光750の焦点を合わせると良い。照射箇所の近傍は、第一領域723aに隣接する他の領域(ここでは、第二領域721b等)内であって、この他の領域と第一領域723aとの境界近傍も含まれる。図7では、マーキング部725は、キーの厚さ方向において、第一領域723a内に収まり、第一領域723a内の全てに渡っている。しかし、マーキング部725は、第一領域723aに隣接する他の領域(ここでは、第二領域721b等)内に、はみ出ることもある。また、マーキング部725は、キーの厚さ方向において、第一領域723a内の一部に形成される場合もある。いずれにしても、第一領域723aは、マーキング部725を有することになり、マーキング部725は、第一領域723aを中心として形成される。
第一領域723aは、例えば、レーザー光透明化領域である。レーザー光透明化領域にレーザー光750を照射すると、レーザー光750の照射箇所及び又はその近傍は、ガス化又は化学的変化等により透明化する。レーザー光透明化領域は、例えば、レーザー光が照射されると透明化するレーザー光透明化体を含有した硬質樹脂製有色材等の有色なマスターバッチで形成する。レーザー光透明化体は、例えば、レーザー光が照射されると、ガス化して透明化する及び又はレーザー光透明化体の周囲をガス化して透明化させる。レーザー光透明化体は、レーザー光透明化体の成分組成等が化学的に変化して透明化する。レーザー光透明化体は、微粉末であり、例えば、レーザー光透明化顔料等である。
このとき、第二領域721bは、透明であり、前記のレーザー光750を完全又は略完全に透過するレーザー光透過領域である。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第二領域721bは、第二領域121bに対応する。有色層723bは、有色層123に対応する。キーベース703は、キーベース103に対応する。マーキング部725は、マーキング部125に対応する。補強板731は、補強板131に対応する。変形部732は、変形部132に対応する。レーザー光750は、レーザー光150に対応する。
(8)第八実施形態
図1及び図8のように、第一実施形態に係るキーシート101と、第八実施形態に係るキーシート801とでは、キー本体の構造が異なる。透明キー802は、キー本体821と、キー本体821の裏面に形成した有色層823を有する。有色層823は、第一領域823aと、第一領域823aの裏面に形成した裏面有色層823bと、を有する。キー本体821は、第二領域821bを有する。第一領域823aは、有色の層であり、レーザーマーキングにより変色する領域である。第一領域823a及び有色層823bは、例えば印刷等により形成する。裏面有色層823bは、一の有色層又は複数の有色層を積層した層により形成される。
透明キー802は、レーザーマーキングにより変色した部分で形成するマーキング部825を有する。透明キー802の天面側から第一領域823aにレーザー光850を照射すると、第一領域823aの照射箇所が変色するが、照射箇所の近傍が変色したり、照射箇所とその近傍とが一緒に変色することもある。第一領域823aにレーザー光850を照射する場合、キーの厚さ方向において、第一領域823a内にレーザー光850の焦点を合わせると良い。照射箇所の近傍は、第一領域823aに隣接する他の領域(ここでは、第二領域821b等)内であって、この他の領域と第一領域823aとの境界近傍も含まれる。図8では、マーキング部825は、キーの厚さ方向において、第一領域823a内に収まり、第一領域823a内の全てに渡っている。しかし、マーキング部825は、第一領域823aに隣接する他の領域(ここでは、第二領域821b等)内に、はみ出ることもある。また、マーキング部825は、キーの厚さ方向において、第一領域823a内の一部に形成される場合もある。いずれにしても、第一領域823aは、マーキング部825を有することになり、マーキング部825は、第一領域823aを中心として形成される。なお、マーキング部825が透光性を有し、マーキングした領域が全体として透光性を有するように、第一領域823aを薄くしても良い。
第一領域823aは、例えば、黒色のレーザー光変色領域である。レーザー光変色領域にレーザー光850を照射すると、レーザー光850の照射箇所及び又はその近傍はレーザー光850を吸収して発熱し変色する。第一領域823aは、例えば、黒色のバインダーに、発色させたい色の有色体(微粉末のもの)を含有させた材料により形成する。この場合、黒色部分はレーザー光を吸収して発熱によるガス化等して透明化するとともに、有色体が残り、この有色体の色によって、第一領域823aは発色する。
また、第一領域823aは、他のレーザー光変色領域であってもよい。このレーザー光変色領域にレーザー光850を照射すると、レーザー光850の照射箇所及び又はその近傍は、発泡、凝縮、又は化学的変化等により変色する。このレーザー光変色領域は、例えば、レーザー光変色体(発色剤)を含有した硬質樹脂製有色材等の有色なマスターバッチで形成する。レーザー光変色体は、例えば、レーザー光が照射されると、ガス化して発泡して変色する及び又はレーザー光を吸収して周囲をガス化して発泡させて変色させる。レーザー光変色体は、例えば、レーザー光が照射されると、レーザー光を吸収して分子密度が上がり凝縮して変色する。レーザー光変色体は、例えば、金属イオンを含み、レーザー光が照射されると、このイオンの結晶構造が変化する及び又は結晶中の水和量が変化することにより、レーザー光変色体の成分組成等が化学的に変化して、レーザー光変色体の濃度が増加して発色する。レーザー光変色体は、微粉末であり、例えば、レーザー光変色顔料等である。レーザー光850の照射前のレーザー光変色体は、透明であるか、非常に細かく肉眼では確認できないので、これを含有する第一領域121aは、透明になるが、透明度が下がる場合がある。第一領域823aは、マーキング部825が透光性を有するように薄く形成するとよい。
このとき、第二領域721bは、透明であり、前記のレーザー光750を完全又は略完全に透過するレーザー光透過領域である。
その他の点については第一実施形態の説明に準じるので説明を省略する。なお、第二領域821bは、第二領域121bに対応する。有色層823bは、有色層123に対応する。キーベース803は、キーベース103に対応する。マーキング部825は、マーキング部125に対応する。補強板831は、補強板131に対応する。変形部832は、変形部132に対応する。レーザー光850は、レーザー光150に対応する。
(9)第一乃至第八実施形態についてのまとめ
第一乃至第八実施形態では、透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易い。天面側から第一領域へレーザーマーキングしようとすると、第二領域は透明かつ第一領域よりもレーザーマーキングがし難いので、このレーザーマーキングによる第二領域への影響は、無いか、少ないことになる。このため、このレーザーマーキングにより形成するマーキング部のキーの厚さ方向における位置は、第一領域に依存することになる。そして、キーの厚さ方向における第一領域の位置は、透明キーの構造、又は、第二領域の厚さ等の条件を変えれば、容易に決定できる。以上より、第一乃至第八実施形態に係る透明キー及びキーシートは、キーの厚さ方向におけるマーキング部の位置の制御がし易くなる。
第一乃至第六実施形態では、キー本体は、第一領域と、前記第二領域と、を有し、第一領域は、レーザーマーキングにより発色する透明な領域であり、透明キーは、レーザーマーキングにより発色した部分で形成するマーキング部を有する。このため、第一乃至第六実施形態に係る透明キー及びキーシートは、マーキング部の位置をキー本体内で制御できる。このため、新たな外観の透明キー及びキーシートを提供できる。
さらに、第一領域は、レーザー光吸収体を含有した第一硬質樹脂製透明材で形成し、第二領域は、前記レーザー光吸収体を含有しない第二硬質樹脂製透明材で形成し、レーザー光吸収体は、レーザーマーキングのレーザー光を吸収して発熱し、周囲を炭化させて黒色発色させる。または、第一領域は、レーザー光発色体を含有した第三硬質樹脂製透明材で形成し、第二領域は、前記レーザー光発色体を含有しない第四硬質樹脂製透明材で形成し、レーザー光発色体は、レーザーマーキングのレーザー光が照射されると、炭化による黒色発色以外の発色をする及び又は周囲を炭化による黒色発色以外の発色をさせる。これらにより、マーキング部を容易に形成できる。
第一実施形態では、キー本体121が三層構造を有するため、第一領域121aへのレーザーマーキングによる有色層123への影響を軽減することが出来る。特に、第一領域121aと、有色層123と、の間に領域(ここでは、第二領域121b)が存在することにより、第一領域121a内の発熱した熱が有色層123に伝わるのを防ぐか軽減できる。
第二実施形態では、キー本体221が二層構造を有するため、薄型化がし易い。また、第一領域221aを裏面側に位置させることが出来、マーキング部225を裏面側に形成できる。
第三実施形態では、キー本体321が、第一領域321aをフィルム状の第二領域321bが覆う構造となっているため、第一領域321aの厚さを厚く出来る。このため、レーザー光350が有色層323に到達することを防ぐか、レーザー光350の有色層323に到達する量を軽減できる。
第四実施形態では、キー本体421は、フィルム状の第一領域421a及びフィルム状の第二領域421bからなる二層構造を有するため、透明キーの薄型がし易い。特に、第一領域421aを薄くするので、第一領域421aの透明度が落ちる場合に有効である。
第五実施形態では、キーシート501では、透明キー502と、キーベース503とが一体的になっている。そして、第一領域521aがフィルム状になるので、第一領域521aを薄くするとともに、第二領域521bを厚くできる。このため、透明な領域をより多くとることが出来、第一領域521aの透明度が落ちる場合に透明キーの透明感を保つことが出来る。
第六実施形態では、キー本体621が二層構造を有するため、薄型化がし易い。また、第一領域621aを裏面側に位置させることが出来、マーキング部625を裏面側に形成できる。
第七実施形態では、有色層723は、第一領域723aを有し、キー本体721は、第二領域721bを有し、第一領域723aは、レーザーマーキングにより透明化する領域であり、透明キー702は、レーザーマーキングにより透明化又は変色した部分で形成するマーキング部725を有する。このため、マーキング部725を、透明キー702の裏面側に形成できる。また、表示部を抜き文字等で表現できる。また、第一領域723aと、裏面有色層723bと、のコントラストにより、新たな外観の透明キー702及びキーシート701が出来る。
第八実施形態では、有色層823は、第一領域823aを有し、キー本体821は、第二領域821bを有し、第一領域823aは、レーザーマーキングにより透明化する領域であり、透明キー802は、レーザーマーキングにより変色した部分で形成するマーキング部825を有する。このため、マーキング部825を、透明キー802の裏面側に形成できる。また、表示部を抜き文字等で表現できる。また、第一領域823aと、マーキング部825と、のコントラストにより、新たな外観の透明キー802及びキーシート801が出来る。また、マーキング部825が透光性を有すると、新たな外観の表示部が形成でき、また、マーキング部825と、裏面有色層823bと、の色の混合により、新たな外観の表示部を形成できる。
(10)第九実施形態
第九実施形態では、キーシートの形成方法について説明する。ここでは、キーシートを第一実施形態のキーシート101と同様のキーシートとして説明する。
まず、透明キー1102aをキーベース1103aに配置する(図9のステップ901参照)。すなわち、レーザーマーキングを行う前のキーシート1101を先に形成してしまう(図10参照)。
その後に、透明キー1102aにレーザーマーキングを行う(図9のステップ902参照)。そして、レーザーマーキングで形成したマーキング部により表示部1100が形成される。表示部1100は、キーの機能等を表現したものである。表示部1100は、文字、記号、又は図形等である。レーザーマーキング後の一の透明キー1102bは、数字、記号、又はアルファベット等からなる表示部1100を複数有する。
ところで、キーシートの表示部は、このキーシートを組み込む電子機器(図12参照。符号1101bがキーシート)の使用国の使用言語に依存することがある。一方、従来の透明キーでは、表示部を有色層に形成するしかない。このため、上記の使用言語が決定してから、透明キーをキーベースに配置するしかなく、この方法では出荷までに間に合わない場合があった。一方で、使用言語に合わせて必要な種類のキーシートを予め十分な量だけ生産すると不要な在庫を抱える恐れがあった。このように、透明キーを有するキーシートは在庫管理が難しかった。
そこで、上記のようにレーザーマーキング前の透明キー1102aをキーベース1103aに配置してからレーザーマーキングを行うことにより、レーザーマーキングを行う前のキーシート1101aを先に形成しておき、使用言語の決定してから表示部1100を形成できるので、使用言語の決定からレーザーマーキング後のキーシート1101bの出荷までの期間を短縮できる。このため、キーシートの在庫管理が容易になる。
なお、表示部1100は、数字等の使用言語に依存しない基本表示部と、使用言語に依存する使用言語依存表示部とに分かれる。ここで、上記ステップ901で、基本表示部1100cを有色層に形成した透明キー1102cをキーベース1103cに配置しても良く(図13参照)、この場合は、レーザーマーキングに要する時間を短縮でき、使用言語の決定からレーザーマーキング後のキーシートの出荷までの期間をより短縮できる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図2は、本発明の第二実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図3は、本発明の第三実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図4は、本発明の第四実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図5は、本発明の第五実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図6は、本発明の第六実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図7は、本発明の第七実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図8は、本発明の第八実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図9は、本発明の第九実施形態に係るキーシートの一例の概略断面図である。 図10は、本発明の第九実施形態に係るキーシートの形成方法の一例の手順図である。 図11は、本発明の第九実施形態に係るキーシートの一例の斜視図である。 図12は、本発明の第九実施形態に係るキーシートの一例を組み込んだ携帯電話機の斜視図である。 図13は、本発明の第九実施形態に係るキーシートの一例の斜視図である。
符号の説明
101,201,301,401,501,601,701,801,1101a,1101b,1101c キーシート
102,202,302,402,502,602,702,802,1102a,1102b,1102c 透明キー
103,203,303,403,503,603,703,803,1103a,1103c キーベース
121,221,321,421,521,621,721,821 キー本体
123,223,323,423,523,623,723,823 有色層
131,231,331,431,631,731,831 補強板
132,232,332,432,632,732,832 変形部
121a,221a,321a,421a,521a,621a,723a,823a 第一領域
121b,221b,321b,421b,521b,621b,721b,821b 第二領域
723b,823b 裏面有色層
125,225,325,425,525,625,725,825 マーキング部
150,250,350,450,550,650,750,850 レーザー光
1100 表示部
1100c 基本表示部

Claims (7)

  1. 透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有し、非照光時に前記キー本体を介して有色層が視認可能な透明キーであって、
    この透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、
    前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易いことを特徴とする透明キー。
  2. 請求項1記載の透明キーにおいて、
    前記キー本体は、前記第一領域と、前記第二領域と、を有し、
    前記第一領域は、前記レーザーマーキングにより発色する透明な領域であり、
    前記透明キーは、前記レーザーマーキングにより発色した部分で形成するマーキング部を有することを特徴とする透明キー。
  3. 請求項1又は2記載の透明キーにおいて、
    前記第一領域は、レーザー光吸収体を含有した硬質樹脂製透明材で形成し、
    前記第二領域は、前記レーザー光吸収体を含有しない硬質樹脂製透明材で形成し、
    前記レーザー光吸収体は、前記レーザーマーキングのレーザー光を吸収して発熱し、周囲を炭化させて黒色発色させることを特徴とする透明キー。
  4. 請求項1又は2記載の透明キーにおいて、
    前記第一領域は、レーザー光発色体を含有した硬質樹脂製透明材で形成し、
    前記第二領域は、前記レーザー光発色体を含有しない硬質樹脂製透明材で形成し、
    前記レーザー光発色体は、前記レーザーマーキングのレーザー光が照射されると、炭化による黒色発色以外の発色をする及び又は周囲を前記黒色発色以外の発色をさせることを特徴とする透明キー。
  5. 請求項1記載の透明キーにおいて、
    前記有色層は、前記第一領域を有し、
    前記キー本体は、前記第二領域を有し、
    前記第一領域は、前記レーザーマーキングにより透明化又は変色する領域であり、
    前記透明キーは、前記レーザーマーキングにより透明化又は変色した部分で形成するマーキング部を有することを特徴とする透明キー。
  6. キーシートにおいて、
    請求項1乃至5いずれか1項記載の透明キーを有することを特徴とするキーシート。
  7. 透明なキー本体と、このキー本体の裏面に形成した有色層と、を有し、非照光時に前記キー本体を介して有色層が視認可能な透明キーと、この透明キーを配置するキーベースとを有するキーシートの形成方法において、
    この透明キーは、第一領域と、この第一領域を天面側から覆う透明な第二領域と、を有し、
    前記第一領域は、前記第二領域よりもレーザーマーキングがし易く、
    前記透明キーを前記キーベースに配置してから前記レーザーマーキングを行うことを特徴とするキーシートの形成方法。
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