JP2009242294A - 高内水相油中水型乳化化粧料 - Google Patents

高内水相油中水型乳化化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明が解決しようとする課題は、水相成分70質量%以上含有し、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた高内水相油中水乳化型化粧料を提供すること。
【解決手段】
次の成分(A)〜(D)、(A)ポリグリセリン変性シリコーン(B)長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(C)揮発性シリコーン油(D)水を含有し、成分(D)を含む水相成分が70質量%以上であることを特徴とする油中水乳化型日焼け止め料。
【選択図】なし

Description

本発明は、ポリグリセリン変性シリコーン、長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物、揮発性シリコーン油、水を含有することを特徴とする高内水相油中水型乳化化粧料に関し、さらに詳細には、水相成分を70質量%以上含有し、塗布時ののび広がりや塗布後の肌の滑らかさに優れ、特に経時での粘度変化の少ない高内水相油中水型乳化化粧料に関する。
肌に対して水分のみならず油分を与えることのできる乳化化粧料は高付加価値のある剤型として化粧料分野においては数多くの検討がなされている。この乳化化粧料には大きく分けると水中油型乳化化粧料と油中水型乳化化粧料に大別される。油中水型乳化型化粧料は、肌表面を油膜で被覆し、水分の蒸散を防ぎ、肌を乾燥から保護することから、肌に対してエモリエント効果、保湿効果、トリートメント効果等に優れる特徴がある。一方で油中水型乳化化粧料においては乳化剤の選択も、乳化機能のみならず官能特性の上で重要な因子として検討されている。
従来より、油中水型乳化化粧料の乳化剤としてポリオキシアルキレン変性シリコーンを用いる技術が多数ある。また近年においてはポリオキシアルキレン変性シリコーンよりも、塗布後の肌感触が良好となるポリグリセリン変性シリコーンに関する技術もある(例えば、特許文献1、2参照)。
また、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は油中水乳化型化粧料において、外相分に粘性を付与し、経時安定性を向上させる目的で配合されている。例えば、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物とポリオキシアルキレン変性シリコーンやポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーンを組み合わせる技術(例えば、特許文献3参照)がある。
一方、塗布時のみずみずしい使用性を得るために、50%以上の水相成分を乳化する技術として分子の一部に架橋構造をもつ特定のポリオキシアルキレン変性シリコーンを用いる技術がある(例えば、特許文献4参照)。さらに部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物と親油性ポリオキシアルキレン変性シリコーンを用いて水相成分83〜95%を乳化する技術もある(例えば、特許文献5参照)。
特開2003−146832号公報 特開2005−97151号公報 特開平5−105614号公報 特開2001−220311号公報 特開2003−55141号公報
しかしながら、特許文献1又は特許文献2の技術においては、多量の水相成分を乳化しようとすると、乳化安定性に劣る場合や、経時安定性が充分とはいえない場合があった。そこで乳化安定性や経時安定性を向上させるためには、乳化剤であるポリグリセリン変性シリコーンを多量に配合する必要があり、その結果として肌に対してべたつき感を生じる等、使用性上問題となる場合があった。
また特許文献3の技術においては、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を用いて経時での粘度変化を抑えることは可能であるが、配合量によっては粘度変化のある場合や、塗布後の肌の滑らかさに優れない場合があった。
また特許文献4や特許文献5の技術は、高内水相型乳化化粧料に関する技術として、経時安定性に優れるものであるが、これらはおもに外観変化の度合いについて検討したものであり、粘度変化の少ないもの関する技術としての開示はされていない。
一般に、油中水型乳化化粧料は水中油型乳化化粧料よりも乳化滴の凝集が合一などによる粘度変化はおこりやすいことが知られている。外観変化にはあらわれないレベルにおいても粘度変化は生じており、油中水型乳化化粧料において粘度変化が少ない技術開発が重要である。特に水相成分を多量に含む高内水相油中水型乳化化粧料においては経時安定性を検討する上で粘度変化の少ない技術開発が要望されていた。
すなわち、本発明においてはみずみずしい使用性のある高内水相油中水型乳化化粧料の経時安定性において特に粘度変化が少ない特性を有しながらも、使用感として軽い伸び広がりや使用後の肌の滑らかさに優れる油中水型乳化化粧料の開発することを課題とする。
かかる実情において、本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、乳化剤として(A)ポリグリセリン変性シリコーン、乳化安定化剤として(B)長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を用いることにより水相成分を70質量%以上含有しても、経時での粘度変化がなく安定性に優れた高内水相油中水型乳化化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D);
(A)ポリグリセリン変性シリコーン
(B)長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
(C)揮発性シリコーン油
(D)水
を含有し、成分(D)を含む水相成分が70質量%以上であることを特徴とする高内水相油中水乳化型化粧料を提供するものである。
さらには、成分(E)として粉体を配合することを特徴とする高内水相油中水乳化型化粧料を提供するものである。
さらには、成分(A)と成分(B)の含有質量比(A)/(B)が0.75〜5であることを特徴とする高内水相油中水乳化型化粧料を提供するものである。
本発明の高内水相油中水型乳化化粧料は、水相成分を70質量%以上含有した高内水相油中水型乳化化粧料であり、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化が少なく安定性に優れた品質を有する。
以下、本発明について詳述する。
本発明で用いられる成分(A)のポリグリセリン変性シリコーンは、成分(D)の水を乳化するために用いるものであり、下記一般式(1)で表されるポリグリセリン変性シリコーンである。

(1)式中Rは炭素数1〜30のアルキル基、アリール基、アラルキル基、フッ素置換アルキル基、アミノ置換アルキル基、カルボキシル置換アルキル基あるいは下記一般式(2)で示される有機基から選択される同種または異種の有機基である。式中a、b、cはそれぞれ1.0≦a≦2.5、0.001≦b≦1.5、0.001≦c≦1.5である。
(2)式中Rは水素基あるいは炭素数1〜30のアルキル基、又はR−(CO)−で示される有機基、Rは炭素数1〜30の炭化水素基である。(2)式中d、e、fはそれぞれ0≦d≦15、0≦e≦50、0≦f≦50の整数である。
(1)式中Rは下記一般式(3)及び/又は(4)で示されるポリグリセリン誘導体である。

Qはエーテル結合又はエステル結合を含有しても良い炭素数3〜20の二価炭化水素基を示し、sは2〜20の整数、tは1〜20の整数である。
(1)式中Rは下記一般式(5)で示されるケイ素含有基である。
(gは1≦g≦5の整数であり、hは0≦h≦500の整数である。)
本発明で用いられる成分(A)の含有量は0.5〜5質量%(以下「質量%」は「%」と記す)
であれば、成分(D)を含む水相成分の乳化が良好であり、更には成分(A)の配合量が1〜3%の範囲であれば塗布後の肌の滑らかさに特に優れている高内水相油中水型乳化化粧料を得ることができる。
本発明の成分(A)は例えば、特開2004−169015号公報等に記載の方法等により合成することができ、INCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)で、ラウリルポリグリセリル3−ポリジメチルシロキシエチル ジメチコン等が挙げられる。市販品としては、KF−6105(信越化学工業社製)等が挙げられる。
本発明で用いられる成分(B)の長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は油中水型乳化化粧料の安定性を向上するために用いるものであり、部分的に架橋結合を有する三次元構造を呈するシリコーン系エラストマーに長鎖アルキル基を有する化合物であれば特に制限されず、上記長鎖アルキル基としては炭素数8〜30個の直鎖状のアルキル基を好適に例示することができる。
かかる成分(B)は、例えば、SiO単位、HSiO1.5単位、RSiO1.5単位、RHSiO単位、RSiO単位、RSiO0.5単位及びRHSiO0.5単位(ここで、Rは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である)からなる群から選択された少なくとも1種の構造単位で構成され、ケイ素原子に結合した水素原子を平均で1.5個以上分子中に含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、SiO単位、(CH=CH)SiO1.5単位、RSiO1.5単位、R(CH=CH)SiO単位、RSiO単位、RSiO0.5単位、R(CH=CH)SiO0.5単位、(ここでRは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である)からなる群から選択された構造単位で構成されると共に、分子中にケイ素原子に結合したビニル基を平均で1.5個以上含有するビニル基含有オルガノポリシロキサン及び/又はC2m−1(CH2m−1で表される不飽和炭化水素(但し、mは2〜6、xは1以上の整数である。)との付加重合によって得ることができる。
但し、前記構造単位であるオルガノハイドロジェンポリシロキサンとビニル基含有オルガノポリシロキサンのRは、脂肪酸不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基を表すが、そのRの一部は脂肪酸不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数8〜30の一価炭化水素基である。この炭素数8〜30の一価炭化水素基は、構造単位中5〜50モル%であることが好ましく、特に10〜40モル%であると経時安定性が良好になり好ましい。
このような長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物としては、例えばINCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)で(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマーが挙げられる。市販品としては、長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物に炭化水素油又はエステル油を配合したシリコーンゲルを挙げることができる。例えば、KSG−41は、ミネラルオイル65〜75質量%(以下単に「%」と略す。)を含み、KSG−42は、イソドデカン70〜80%を含み、KSG−43は、トリオクタノイン(トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル)65〜75%を含み、KSG−44は、スクワラン65〜75%を含んでいるもの(いずれも信越化学工業社製)等を具体的に挙げることができる。
本発明で用いられる成分(B)の含有量は0.1〜3質量%であれば、化粧料の安定性をより向上させることができ、更には成分(B)の含有量が0.5〜2%の範囲であれば、塗布時ののび広がりがよく、経時での粘度変化がなく安定性に優れた高内水相油中水型乳化化粧料を得ることができる。
本発明では、成分(A)と成分(B)を特定の含有質量比で用いることにより、さらに塗布時の伸び広がりやみずみずしさといった使用性に優れる効果を得ることが可能である。このような成分(A)と成分(B)の含有質量比(A)/(B)は特に限定されるものではないが、0.75〜5が好ましく、さらに1.5〜3.5であればより好ましい。
本発明に用いられる成分(C)の揮発性シリコーン油は、のび広がりの良さや油っぽさの無さなどの使用感向上を目的として配合されるものであり、具体的に例示するのであれば、直鎖型ジメチルポリシロキサン、分岐型ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等であり、なかでも、揮発性の4量体、5量体、6量体の環状ジメチルポリシロキサンあるいは25℃の動粘度が1mm/s以上かつ2mm/s以下の直鎖型のジメチルポリシロキサンは優れた使用性が得られることから特に好ましいものとして挙げることができる。これらのシリコーン油は必要に応じて一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の成分(D)の水は、油中水型乳化化粧料の内水相を構成する成分として、必須の成分であり、化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、例えば精製水、温泉水、深層水、又は植物等の水蒸気蒸留水等が挙げられる。
本発明の成分(D)の水は、成分(A)、(B)、(C)に応じて適宜含有量を決めることができるが、本発明には内水相の比率が高いくみずみずしい使用感であることから、概ね40〜80%の水を含有することができる。
成分(D)以外の水相成分としては特に限定されるものではないが、グリセリン、プロプレングリコール、ジプロプレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコールやエタノール、ソルビトール、マンニトール、グルコース、スクロース、フルクトース等の糖類、塩化ナトリウム、セリン、プロリン、アセチルグルタミン酸塩、乳酸塩等の塩類、その他、ポリオキシエチレングリコールやポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテルなどの水可溶性物質を挙げることができる。
本発明に用いられる成分(D)を含む水相成分の含有量は、70%以上とすることによりみずみずしい使用性を得ることができる。70%未満の場合は、みずみずしい使用感を得ることができない。
更には成分(E)として粉体を外相中に配合することができる。成分(E)の粉体は使用後の肌の滑らかさを向上するために用いられ、化粧料に用いられるものであれば特に限定されるものではないが、タルク、マイカ、窒化ホウ素等が挙げることができ、粒子形状としては板状が好ましく、平均粒子径は2〜30μmが好ましい。
また本発明の成分(E)は分散性を向上させる目的のためあらかじめ表面処理をしておくこともできる。表面処理剤として用いられるメチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体は、より具体的に例示するのであれば、特許第3073890号に記載の下記一般式(6)により表されるメチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体が挙げられる。また成分(E)に表面処理されるアルコキシシリル化ポリシロキサンは、より具体的に例示するのであれば特開平7−196946公報記載の下記一般式(7)により表されるアルコキシシリル化ポリシロキサンが挙げられる。
(j、kはそれぞれ整数で、j+k=7〜50、j:k=0.7〜1.3:1)
(zは互いに独立してアルキル基(メチル、エチル、プロピル等)を表し、Xは水酸基またはアルコキシ基を表し、Yは直接結合、または二価の炭化水素基(メチレン、エチレン、ブチレン等)を表し、それらの水素原子はその他の置換基により置換されていてもよく、pは1〜3の整数を表し、そしてqは25〜100の整数を表す)
本発明に用いられる成分(E)に表面処理されるメチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体は、粉体のぬれや分散性、水素発生抑制の観点から、好ましくはj+k=10〜30、j:k=0.8〜1.1:1である。
本発明に用いられる成分(E)に表面処理されるアルコキシシリル化ポリシロキサンは粉体処理効率の観点からp=1又は3が好ましい。
本発明に用いられる成分(E)に表面処理されるメチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体及び/又はアルコキシシリル化ポリシロキサンの表面処理量は特に限定されるものではないが、成分(E)に対して1〜10%が好ましく、更に好ましくは3〜7%である。
成分(E)の含有量は特に限定されるものではないが、1〜10%の範囲であれば軽いのび広がりやみずみずしいなど使用性が良好であり、更には3〜7.5%の範囲であればより好ましい使用性を得ることができる。
本発明の乳化化粧料の製造方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、ディスパミキサーで攪拌しながら成分(A)、成分(B)、成分(C)を混合しておいたものに、成分(D)を徐々に添加することで乳化することで乳化化粧料を得ることができる。また成分(E)を配合する場合は、予め成分(E)を3本ローラーにて均一に分散し、成分(A)、成分(B)、成分(C)と共に均一に混合し、成分(D)を徐々に添加することで乳化することで乳化化粧料を得ることができる。
本発明の油中水乳化型日焼け止め料には、さらに任意成分として一般に化粧料に使用される成分、例えば水可溶性成分、保湿剤、油剤、界面活性剤、増粘剤、粉体、色素、紫外線吸収剤、皮膜系製剤、pH調整剤、退色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料等、通常の化粧料に用いられる成分を本発明の効果を損なわない量的質的範囲において適宜配合することができる。
本発明の高内水相油中水型乳化化粧料は、メトキシケイヒ酸オクチルを含有することにより日焼け止め料として用いることもできる。メトキシケイヒ酸オクチルは一般的に揮発性シリコーン油との相溶性が悪く、揮発性シリコーン油を主体とした油中水型乳化化粧料では、乳化不良や経時での安定性が損なわれてしまう問題があった。しかしながら、メトキシケイヒ酸オクチルを本発明の成分(A)及び成分(B)と組み合わせる場合には、良好な乳化と経時での安定性に優れた品質を得ることができる。
メトキシケイヒ酸オクチルの配合量は特に限定されるものではないが、紫外線防御効果の観点から1〜10%が好ましく、3〜7.5%であればさらに好ましい。
本発明の乳化化粧料の用途は、化粧水、乳液、クリーム、アイクリーム、美容液、マッサージ料、パック料、ハンドクリーム、ボディクリーム、日焼け止め料等のスキンケア化粧料やヘアクリーム、ヘアワックス、ヘアコンディショナー等の頭髪用化粧料を例示することができ、性状としては乳液状、クリーム状を例示することができる。またその使用法は、手や指で使用する方法、不織布等に含浸させて使用する方法等が挙げられる。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本発明品1〜12および比較品1〜6 クリーム状高内水相油中水型乳化化粧料(日焼け止め料)
表1〜表3に示す組成および下記製法にてクリーム状高内水相油中水型乳化化粧料を調製し、下記の評価項目について、以下に示す評価方法及び判断基準により評価した。これらの結果を表1〜表3に併記する。
(製 法)
A.成分(10)〜(12)を3本ローラーにて均一に混合する。
B.A及び成分(1)〜(9)を均一に混合する。
C.成分(13)〜(16)を均一に混合する。
D.BにCを添加し、乳化混合する
E.Dを脱泡し容器に充填してクリーム状油中水乳化型化粧料を得た。
(評価項目)
<1>軽いのび広がり
<2>使用後の肌の滑らかさ
<3>粘度変化のなさ
(評価方法)
評価項目<1>軽いのび広がり、<2>使用後の肌の滑らかさ
20名の専門パネルに、本発明品1〜12および比較品1〜6の各試料を使用してもらい、<1>軽いのび広がり、<2>使用後の肌の滑らかさの各評価項目について、下記(イ)絶対評価基準を用いて7段階評価してもらった。そして、各試料の評点の平均値をさらに下記(ロ)4段階評価基準を用いて評価した。
(イ)絶対評価基準(評点):
4:非常に良い
3:良い
2:どちらとも言えない
1:悪い
0:非常に悪い
(ロ)4段階評価基準(評点) :(評価)
3.5以上 :◎(非常に良好)
3.0以上、3.5未満 :○(良好)
2.5以上、3.0未満 :△(やや不良)
2.5未満 :×(不良)
(評価方法)
評価項目<4> 粘度変化のなさ
本発明品1〜12および比較品1〜6の各試料を調整後、30℃恒温槽に6時間放置したものをブルックフィールド粘度計にて(ホ)の条件で測定し直後粘度とした。また、50℃の恒温槽に14日間放置後、30℃恒温槽に6時間放置したものをブルックフィールド粘度計にて(ホ)の条件で測定し経時粘度とした。
(ホ)測定条件
4号ローターで1分間に6回転、1分後の粘度値を測定した。
(ニ)4段階評価基準(評点) :(評価)
(経時粘度)/(直後粘度)=
0.8以上、1.25未満 :◎
(経時粘度)/(直後粘度)=
0.66以上、0.8未満 :○
1.25以上、1.5未満 :○
(経時粘度)/(直後粘度)=
0.33以上、0.66未満 :△
1.5以上、3未満 :△
(経時粘度)/(直後粘度)=
0.33未満もしくは3以上 :×
表1〜表3の結果から明らかなように、本発明品1〜12のクリーム状油中水乳化型日焼け止め料は、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れているが実証された。これに対して成分(A)に替えてポリオキシエチレン変性シリコーンを用いた比較品1は、経時で粘度変化が著しくおこりを使用感において満足のいくものではなく、これを増量した比較品2においても粘度変化はおこり、使用感についてはさらに悪いものであった。また成分(A)に替えてセチル・ポリオキシエチレン変性シリコーンを用いた比較品3においても、経時で粘度変化がおこり、使用感において満足のいくものではなく、これを増量した比較品4においては粘度変化は少ないが、使用感においては満足のいくものではなかった。成分(B)に替えて長鎖アルキル基のない部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を用いた比較品5は、経時で粘度変化がおこり、使用感において満足のいくものではなく、これを増量した比較品6においても同様の結果であった。以上のことから本発明において、成分(A)ポリグリセリン変性シリコーンと成分(B)長鎖アルキル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物含む組み合わせが、本発明の効果において重要なものであることが示された。
日中用日焼け止めクリーム
下記に示す組成および製法にて、日中用日焼け止めクリームを調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 1.5
(2)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 6
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 5
(4)パルミチン酸オクチル 2.5
(5)メトキシケイヒ酸オクチル 10
(6)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾアイト 0.5
(7)2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2‘−エチルヘキシル
−1’−オキシ)−1,3,5トリアジン 0.5
(8)エタノール 8
(9)グリセリン 3
(10)フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2
(11)トリエタノールアミン 1
(12)メチルパラベン 0.1
(13)香料 0.1
(14)精製水(加えて100%) 残量
<<A/B=0.833>>
(製 法)
A.成分(1)〜(7)を加温し均一に混合する。
B.成分(8)〜(14)を加温し均一に混合する。
C.AにBを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
D.Cを冷却する。
E.脱泡し、日中用日焼け止めクリームを得た。
以上のようにして得られた実施例2の日中用日焼け止めクリームは、水相成分を70質量%以上含有し、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。
日中用日焼け止め乳液(ノンケミカルタイプ)
下記に示す組成および製法にて、日中用日焼け止め乳液(ノンケミカルタイプ)を調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 2.5
(2)5%メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体処理微粒子酸化亜鉛 2
(3)5%メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体処理微粒子酸化チタン 3
(4)デカメチルシクロペンタシロキサン 5
(5)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 3
(6)ブチレングリコール 8
(7)グリセリン 3
(8)フェノキシエタノール 1
(9)香料 0.1
(10)精製水(加えて100%) 残量
<<A/B=2.77>>
(製 法)
A.成分(1)〜(4)を3本ロールミルで均一に混合する。
B.Aに成分(5)加え、室温にて均一に混合する。
C.成分(6)〜(10)を室温にて均一に混合する。
D.BにCを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
E.Dを脱泡し、日中用日焼け止め乳液(ノンケミカルタイプ)を得た。
以上のようにして得られた実施例3の日中用日焼け止め乳液(ノンケミカルタイプ)は、水相成分を70質量%以上含有し、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。
日中用日焼け止めクリーム
下記に示す組成および製法にて、日中用日焼け止めクリームを調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 2
(2)5%メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体処理微粒子酸化亜鉛 2
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 3
(4)ジメチコジエチルベンザルマロネート 1
(5)メトキシケイヒ酸オクチル 5
(6)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 3
(7)ブチレングリコール 8
(8)グリセリン 3
(9)メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール
分散液 *注7 3
(10)フェノキシエタノール 1
(11)香料 0.1
(12)精製水(加えて100%) 残量
*注7;TINOSORB M (CIBA社製)
<<A/B=2.22>>
(製 法)
A.成分(1)〜(3)を3本ロールミルで均一に混合する。
B.Aに成分(4)〜(6)加え、室温にて均一に混合する。
C.成分(7)〜(12)を室温にて均一に混合する。
D.BにCを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
E.Dを脱泡し、日中用日焼け止めクリームを得た。
以上のようにして得られた実施例4の日中用日焼け止めクリームは、水相成分を70質量%以上含有、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。
日中用日焼け止めクリーム
下記に示す組成および製法にて、日中用日焼け止めクリームを調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 1
(2)5%メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体処理微粒子酸化チタン 2
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 5
(4)(1,3,5)−トリアジン−2,4−ビス((4−
(2−エチルヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ)−フェニル)
−6−(4−メトキシフェニル) 2
(5)メトキシケイヒ酸オクチル 5
(6)イソノナン酸イソノニル 2
(7)部分架橋型ラウリル/ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン
重合物の混合物 注5 3
(8)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 5
(9)ブチレングリコール 8
(10)グリセリン 3
(11)メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール
分散液 *注7 1
(12)フェノキシエタノール 1
(13)香料 0.1
(14)精製水(加えて100%) 残量
*注7;TINOSORB M (CIBA社製)
<<A/B=0.66>>
(製 法)
A.成分(1)〜(3)を3本ロールミルで均一に混合する。
B.Aに成分(4)〜(8)加え、均一に混合する。
C.成分(9)〜(14)を室温にて均一に混合する。
D.BにCを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
E.Dを脱泡し、日中用日焼け止めクリームを得た。
以上のようにして得られた実施例5の日中用日焼け止めクリームは、水相成分を70質量%以上含有し、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。
クリーム状ファンデーション
下記に示す組成および製法にて、クリーム状ファンデーションを調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 0.5
(2)酸化チタン 3
(3)酸化鉄 1.5
(4)イソノナン酸イソトリデシル 3
(5)ジメチルポリシロキサン(2cs) 5
(6)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 3
(7)部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン
重合物の混合物 *注8 2
(8)1,2−ペンタンジオール 7
(9)フェノキシエタノール 1
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)精製水(加えて100%) 残量
*注8;シリコンKSG21 (信越化学工業社製)
<<A/B=0.55>>
(製 法)
A.成分(1)〜(5)を3本ロールミルで均一に混合する。
B.Aに成分(6)〜(7)加え、室温にて均一に混合する。
C.成分(8)〜(10)を室温にて均一に混合する。
D.BにCを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
E.Dを脱泡し、クリーム状ファンデーションを得た。
以上のようにして得られた実施例6のクリーム状ファンデーションは、水相成分を70質量%以上含有、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。
クリーム状ヘアトリートメント(洗い流し不要タイプ)
下記に示す組成および製法にて、クリーム状ヘアトリートメント(洗い流し不要タイプ)を調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 2
(2)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 1
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 5
(4)パルミチン酸オクチル 1
(5)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1
(6)アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体エマルション *注8 3
(7)エタノール 3
(8)プロピレングリコール 3
(9)1,2−ペンタンジオール 0.1
(10)香料 0.1
(11)精製水(加えて100%) 残量
<<A/B=6.66>>
(製 法)
A.成分(1)〜(4)を均一に混合する。
B.成分(5)〜(11)を加温し均一に混合する。
C.AにBを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
D.Cを冷却する。
E.脱泡し、クリーム状ヘアトリートメント(洗い流さないタイプ)を得た。
以上のようにして得られた実施例7のクリーム状ヘアトリートメント(洗い流し不要タイプ)は、水相成分を70質量%以上含有、毛髪への塗布時ののび広がりがよく、塗布後の毛髪の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。
保湿クリーム
下記に示す組成および製法にて、保湿クリームを調製した。
(原液組成)
(成 分) (%)
(1)ポリグリセリン変性シリコーン *注1 2
(2)部分架橋型ラウリル変性オルガノポリシロキサン重合物の混合物 *注4 10
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 10
(4)流動パラフィン 8
(5)セリン 1
(6)プロリン 1
(7)N−アセチルグルタミン 1
(8)ピロリドンカルボン酸 1
(9)1,2−ペンタンジオール 0.1
(10)グリセリン 20
(11)精製水(加えて100%) 残量
<<A/B=0.66>>
(製 法)
A.成分(1)〜(4)を均一に混合する。
B.成分(5)〜(11)を加温し均一に混合する。
C.AにBを徐々に加えながら均一に乳化混合する。
D.Cを冷却する。
E.脱泡し、保湿クリームを得た。
以上のようにして得られた実施例8の保湿クリームは、水相成分を70質量%以上含有、塗布時ののび広がりがよく、塗布後の肌の滑らかさに優れており、経時での粘度変化がなく安定性に優れた品質を有するものであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    (A)ポリグリセリン変性シリコーン
    (B)長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
    (C)揮発性シリコーン油
    (D)水
    を含有し、成分(D)を含む水相成分が70質量%以上含有することを特徴とする高内水相油中水型乳化化粧料。
  2. 更に成分(E)として粉体を含有することを特徴とする請求項1記載の高内水相油中水型乳化化粧料。
  3. 前記成分(A)と成分(B)の含有質量比(A)/(B)が0.75〜5であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかの項記載の高内水相油中水型乳化化粧料
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