JP2009240524A - 撮影テーブルおよびx線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板のホームポジションの変化に対応しつつ、簡単な構造で、天板におけるスキャン可能範囲を知ることができる撮影テーブルを実現させる。
【解決手段】撮影空間2bのスキャンセンタSCから天板31の最大移動可能量Sだけ、z方向、撮影テーブル3側に離れた位置Qを空間上で指示する指示部39を設ける。位置Qは、天板31がホームポジションに位置しているときには、天板31のホームポジションがたとえ変化しても、常に天板31のスキャン可能範囲の境界位置となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、被検体を撮影空間に移動する撮影テーブル(table)およびその撮影テーブルを用いて被検体を撮影するX線CT装置に関する。
X線CT撮影を行う場合、一般に、撮影テーブルの天板に被検体を載置し、その天板をホームポジション(home position)から所定の方向に移動させて被検体をガントリ(gantry)の撮影空間に搬送する。
撮影テーブルにおける天板の移動可能量は有限であるため、天板の全領域のうち撮影空間に搬送できる範囲が限られる。つまり、天板におけるスキャン(scan)可能範囲が存在する。そのため、撮影技師等の操作者は、撮影を行う前に、例えば、被検体の関心部位が天板におけるスキャン可能範囲に入るよう被検体の天板に対する位置を調整したり、スキャン可能範囲を基準にスキャン領域を設定したりする。そのためには、当然、天板上のどの範囲がスキャン可能範囲かを把握しておく必要があるが、この範囲は、撮影テーブルの天板とガントリとの位置関係等により幾何学的に求めることができる。
一方、撮影テーブルとしては、天板を所定の方向に移動可能に支持する天板支持部を有し、この天板支持部の上記所定の方向における位置が変化し得る撮影テーブルが知られている。このような撮影テーブルでは、天板支持部の上記所定方向における位置が変化すると、天板のホームポジションも上記所定の方向で変化し、天板におけるスキャン可能範囲も変化してしまう。スキャン可能範囲は、実際に天板をガントリ側へ最大限移動させてみて、ガントリと天板との位置関係を確認することにより求めることができるが、その作業は煩雑であり、時間も掛かる。そのため、このような煩雑な作業なしにスキャン可能範囲を知りたいという要望が強い。
このような要望に応えるため、特許文献1では、天板支持部とガントリとの位置関係に基づいて、天板におけるスキャン可能範囲を計算機で算出し、天板に沿って設けられたパネル(panel)表示部によりその範囲を表示する撮影テーブルが提案されている。
特開2004−208953号公報
しかしながら、特許文献1の撮影テーブルでは、スキャン可能範囲を算出する計算機やそのスキャン可能範囲を表示するパネル表示部等を設けるので、制御ボード(board)やパネル表示部の配置、ケーブル(cable)の配線など、細かい設計が必要であり、構造も複雑になる。
本発明は、上記事情に鑑み、天板のホームポジションの変化に対応しつつ、簡単な構造で、天板におけるスキャン可能範囲を操作者に示すことができる撮影テーブルおよびその撮影テーブルを用いたX線CT装置を提供することを目的とする。
第1の観点では、本発明は、被検体をX線CT装置におけるガントリの撮影空間に搬送する撮影テーブルにおいて、前記被検体を載置し、ホームポジションから水平方向に移動することにより前記撮影空間に移動する天板であって、前記ホームポジションが前記ガントリに対して前記水平方向に変化し得る天板と、前記水平方向において、前記撮影空間におけるスキャンセンタ(scan center)に対応する位置から前記ホームポジション側に前記天板の最大移動可能量だけ離れた所定の位置を指示する指示手段とを備える撮影テーブルを提供する。
ここで、ホームポジションとは、前記天板が直線移動するときに移動可能な位置のうち、前記天板が前記ガントリから最も離れる位置を意味する。
また、スキャンセンタとは、走査ガントリでスキャンされる領域の中心であり、例えば、走査ガントリにおけるX線管の回転中心である。
第2の観点では、本発明は、前記指示手段が、前記所定の位置を指示する指示部と、前記指示部を支持する指示部支持手段とを有する上記第1の観点の撮影テーブルを提供する。
第3の観点では、本発明は、前記天板を昇降させる昇降手段をさらに備え、前記指示部支持手段が、前記指示部を前記水平方向における位置を維持しながら前記天板とともに昇降させる上記第2の観点の撮影テーブルを提供する。
第4の観点では、本発明は、前記天板を支持する天板支持部をさらに備え、前記昇降手段が、ベース(base)と、前記天板支持部を支持する上部フレーム(frame)と、前記ベースおよび上部フレームに接続されて、前記ベースおよび上部フレームとともに平行四辺形を形成する第1の斜辺アーム(arm)とを含む平行リンク(link)機構を有し、前記指示部支持手段が、前記上部フレームに前記水平方向に沿って移動可能に結合されるスライド(slide)部と、前記第1の斜辺アームの半分の長さを有しており、一端が前記第1の斜辺アームの長手方向における中間点と結合部で回動自在に結合されており、他端が前記スライド部と結合部で回動自在に結合されている第2の斜辺アームと、前記スライド部に接続されており、前記指示部を支持する指示部支持体とを有する上記第3の観点の撮影テーブルを提供する。
第5の観点では、本発明は、前記昇降手段が、前記天板支持部を前記水平方向に移動可能に支持する上記第4の観点の撮影テーブルを提供する。
第6の観点では、本発明は、前記指示部を覆うように設けられたカバー(cover)部を備え、前記カバー部が、前記指示部を操作者に対して視認可能にする窓部を有する上記第3の観点から第5の観点のいずれか1つの観点の撮影テーブルを提供する。
第7の観点では、本発明は、前記窓部が、前記カバー部の上面に設けられた開口部と、該開口部に嵌合する透明または半透明な部材とを含む上記第6の観点の撮影テーブルを提供する。
第8の観点では、本発明は、前記窓部が、前記カバー部の側面に設けられた開口部を含む上記第6の観点の撮影テーブルを提供する。
第9の観点では、本発明は、前記指示部が、発光体を含む上記第2の観点から第8の観点のいずれか1つの観点の撮影テーブルを提供する。
第10の観点では、本発明は、前記指示部支持手段を覆うように設けられたカバー部を備え、前記指示部支持手段が、前記指示部を、前記カバー部を介して磁力で支持する上記第2の観点から第5の観点のいずれか1つの観点の撮影テーブルを提供する。
第11の観点では、本発明は、上記第1の観点から第10の観点のいずれか1つの観点の撮影テーブルと、前記撮影テーブルによって前記撮影空間に搬送された前記被検体をスキャンしてX線投影データを収集するガントリとを備えるX線CT装置を提供する。
本発明によれば、指示手段が、ガントリから天板の最大移動可能量だけ、天板が移動する水平方向、ホームポジション側に離れた所定の位置を指示するので、上記所定の位置が、天板のホームポジションに係らず、天板がホームポジションに位置しているときに天板におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置であることを利用して、計算機や表示パネル等を用いることなく、天板におけるスキャン可能範囲の境界を指示することができ、天板のホームポジションの変化に対応しつつ、簡単な構造で、天板におけるスキャン可能範囲を操作者に示すことができる。
以下より、本発明にかかる実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本実施形態にかかるX線CT装置1の全体構成について説明する。
図1は、X線CT装置1の外観図である。図1に示すように、本装置1は、走査ガントリ2、撮影テーブル3、および操作コンソール(console)4を有する。
なお、ここでは、説明を容易にするため、鉛直方向をy方向、撮影テーブル3の長手方向をz方向、y方向とz方向とに垂直な方向をx方向とする。
走査ガントリ2は、撮影空間である空洞部2bを挟んで相対向するX線管とX線検出器とを含む不図示のX線撮影系を有している。走査ガントリ2は、このX線撮影系を、空洞部2bに搬送された被検体の回りで回転させて被検体の撮影を行い、投影データを収集する。
撮影テーブル3は、天板に被検体を載置し、その天板をz方向に移動させることにより、被検体を走査ガントリ2の空洞部2bに搬送する。
操作コンソール4は、操作者の入力情報に基づいて走査ガントリ2および撮影テーブル3を制御し、走査ガントリ2から投影データを得て被検体の断層画像を生成する。
図2は、X線CT装置1の全体構成を示すブロック(block)図である。走査ガントリ2は、X線管21、コリメータ22(collimator)およびX線検出器23等を含み、X線照射・検出装置を構成する。X線管21から放射されるX線は、コリメータ22により、例えば扇状のX線ビーム(beam)すなわちファンビーム(fanbeam)X線となるように成形され、X線検出器23に照射される。
X線検出器23は、ファンビームX線の広がり方向にアレイ(array)状に配列された複数のX線検出素子を有する。X線検出器23は、複数のX線検出素子をアレイ(array)状に配列した、多チャンネル(channel)のX線検出器となっている。
X線検出器23にはデータ収集部24が接続されている。データ収集部24は、検出器アレイを構成する個々のX線検出素子の検出データを収集する。X線管21からのX線の照射は、走査ガントリ2内のX線コントローラ(controller)25によって制御される。
以上の、X線管21からX線コントローラ25までのものが、走査ガントリ2の回転部26に搭載されている。ここで、被検体は、回転部26の中心に位置する空洞部2b内の天板31上に、横臥状態で載置される。回転部26は、回転コントローラ25により制御されつつ回転し、X線管21からX線を曝射し、X線検出器23において被検体の透過X線を検出する。
操作コンソール4は、コンソール制御部41、データ収集バッファ(buffer)42、入出力部43、記憶部44等を含む。コンソール制御部41にはデータ収集バッファ42が接続されており、さらにデータ収集バッファ42は、走査ガントリ2のデータ収集部24に接続されている。ここで、データ収集部24で収集されたデータがデータ収集バッファ42を通じてコンソール制御部41に入力される。
コンソール制御部41は、データ収集バッファ42を通じて収集した透過X線信号すなわち投影データを用いて画像再構成を行う。コンソール制御部41には、また、記憶部44が接続されている。記憶部44は、データ収集バッファ42に収集された投影データや再構成された断層画像情報および本装置の機能を実現するためのプログラム(program)等を記憶する。
また、コンソール制御部41には、入出力部43が接続されている。入出力部43は、表示装置および操作装置を有し、コンソール制御部41から出力される断層画像情報やその他の情報を表示する。入出力部43は、操作者によって操作され、各種の指示や情報等を操作装置から制御部41に入力する。操作者は表示装置を使用してインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
また、コンソール制御部41には、撮影テーブル3が接続されており、撮影テーブル3の高さ制御および天板31の位置制御等を行う。これにより、天板31上の被検体を、最適な画像取得位置に配置する。
ここで、撮影テーブル3の構成について詳細に説明する。
図3、図4および図5は、撮影テーブル3の構成を示す図である。図3は、撮影テーブル3の要部をx方向で見たときの側面図、図4は、撮影テーブル3の要部をz方向で見たときの背面図、図5は、撮影テーブル3を斜め方向で見たときの斜視図である。
撮影テーブル3は、図3に示すように、天板31、天板支持部32、昇降装置50、およびカバー部51を有している。
天板31は、図5に示すように、被検体を載置する載置面を有している。
天板支持部32は、図3に示すように、天板31をz方向に移動可能に支持する。具体的には、例えば、天板支持部32は、天板支持部32が有する駆動ローラ(roller)301およびローラ302で天板31を支持し、不図示のモータを回転させることにより駆動ローラ301を回転させ、天板31をz方向に繰り出して移動する。
天板31には、ホームポジションがあり、このホームポジションからz方向に移動することにより空洞部2bに移動する。ここでは、天板31の後方のエッジAが天板支持部32の後方のエッジBと垂直方向で重なるような位置をホームポジションとする。また、天板31は、ホームポジションからの移動可能量に限界があり、最大で移動量Sまで移動可能である。
昇降装置50は、上部フレーム33、ベース34、第1の斜辺アーム351,352、アクチュエータ(actuator)部38を有する。天板支持部32は、上部フレーム33に支持される。
ベース34は床面上に設置される。第1の斜辺アーム351は、一端を上部フレーム33に結合部371で結合され、他端をベース34に結合部372で結合される。同様に、第1の斜辺アーム352は、一端を上部フレーム33に結合部373で結合され、他端をベース34に結合部374で結合される。結合部371から374は、回動式の継ぎ手を形成しており、結合部を中心にして、結合体が図3のyz面内で自由に相互回転することができる。すなわち、上部フレーム33、ベース34、および第1の斜辺アーム351,352は、ベース34および上部フレーム33を水平アームとする平行四辺形型の平行リンク機構60を形成する。アクチュエータ部38は、ベース34と第1の斜辺アーム352との間に接続される。
昇降装置50には、スライド部36、第2の斜辺アーム353、指示部支持体391、および指示部39が取り付けられている。スライド部36は、上部フレーム33にz方向に沿ってスライド可能に結合される。第2の斜辺アーム353は、第1の斜辺アーム352の半分の長さを有する。また、第2の斜辺アーム353は、一端が第1の斜辺アーム351の長手方向の中間点と結合部378で回動自在に結合されており、他端がスライド部36と結合部377で回動自在に結合される。指示部支持体391は、スライド部36に固定されており、指示部39を支持する。指示部39は、自身の少なくとも一部の位置をもって空間上の位置を指示するよう形成されており、例えば、矢印形状を有する。なお、指示部支持体391と指示部39とは一体形成されてもよい。指示部支持体391と指示部39とは、スライド部36と相対位置を保持し、スライド部36とともに移動する。また、指示部支持体391および指示部39は、指示部39が、天板31の最大移動可能量Sだけ撮影テーブル3側に離れた一定位置Qを指示するように設けられる。
なお、このように定められた一定位置Qは、天板31のホームポジションが変化しても、天板31がホームポジションに位置するときに、その天板31におけるスキャン可能範囲の境界と一致する位置となる。指示部39が指示する位置とスキャン可能範囲との関係については、後に詳述する。
カバー部51は、図4および図5に示すように、天板支持部32および指示部39を覆うように設けられている。カバー部51は、指示部39を操作者に対して視認可能にする窓部511を有している。ここでは、窓部511は、カバー部51の上面に設けられた開口部512と、開口部512に嵌合する透明部材または半透明部材513とにより構成される。部材513は、例えば、アクリル(acryl)やガラス(glass)等である。
なお、本実施形態における、スライド部36、第2の斜辺アーム353、指示部39、および指示部支持体391は、本発明における指示手段として機能する。また、これらのうち、スライド部36、第2の斜辺アーム353、および指示部支持体391は、本発明における指示部支持手段として機能し、指示部39は、本発明における指示部として機能する。また、本実施形態における、上部フレーム33、ベース34、および第1の斜辺アーム351,352は、本発明における平行リンク機構として機能する。
これより、撮影テーブル3の動作について説明する。
まず、撮影テーブル3の昇降動作について説明する。撮影テーブル3の昇降動作は、アクチュエータ部38の伸縮によって行われる。アクチュエータ部38を伸縮させると、第1の斜辺アーム351と第1の斜辺アーム352とは、互いに平行状態を維持したままベース374側の結合部を中心にyz平面で回動する。このとき、上部フレーム33は、ベース34に対して平行状態を維持したまま上下動する。これにより、撮影テーブル3の昇降動作、すなわち、天板31および天板支持部32の昇降動作が行われる。
次に、第1の斜辺アーム351と第2の斜辺アーム353とにより形成される機構部分の動作について説明する。
図6(A)は、第1の斜辺アーム351と第2の斜辺アーム353とにより形成される機構部分の構成を示す図である。
第2の斜辺アーム353は、前述のとおり、第1の斜辺アーム351の半分の長さを有しており、その一端が第1の斜辺アーム351の中間点に存在する結合部378と接続される。また、結合部371および377は、上部フレーム33により、概ね水平位置に保たれる。この条件のもとでは、結合部371、372および377により形成される三角形は、常に結合部377で直角をなすことが幾何学的に証明される。
図6(B)は、撮影テーブル3が昇降する際の、図6(A)に示した機構部分の動作を例示したものである。第1の斜辺アーム351は、アクチュエータ部38の伸縮により、平行リンク機構の動作として、ベース34の結合部372を中心に回転する力を受ける。これにより、第1の斜辺アーム351の結合部371は、結合部372を中心にした円運動を行いつつ上下方向に移動する。この際、結合部371が固定されている上部フレーム33も、結合部371と同様の移動を行う。
一方、結合部377は、スライド部36が、上部フレーム33のz方向、すなわち水平方向にのみ自由移動可能となっているので、結合部371との間で常に水平が保たれる。そして、例えば、結合部371が図6(B)の動作に示されるように下降する際には、結合部371、372および377により形成される三角形は、結合部377で直角を保ちつつ、変形していく。
このため、結合部377は、水平方向の移動を伴わず、垂直方向にのみ上下運動を行う。また、この結果として、結合部377が固定されているスライド部36、スライド部36に固定されている指示部支持体391、および指示部支持体391が支持する指示部39も、同様に、水平方向の移動を伴わず垂直方向にのみ上下運動を行う。すなわち、指示部支持体391および指示部39は、z方向における位置を維持しながら、天板31および天板支持部32とともに昇降する。
したがって、撮影テーブル3において天板31が昇降すると、天板支持部22はz方向に移動するが、指示部39は、天板支持部32に対して逆向きに同じ量だけ相対移動して、走査ガントリ2との距離を一定に保つような動作をすることになる。
次に、指示部39が指示する位置と天板31におけるスキャン可能範囲との関係について説明する。
図7(A)は、上部フレーム33の高さHが高さH1であるときの撮影テーブル3と走査ガントリ2との位置関係を表す図であり、図7(B)は、上部フレーム33の高さHがH1より低い高さH2であるときの撮影テーブル3と走査ガントリ2との位置関係を表す図である。ここでは、撮影テーブル3のベース34と走査ガントリ2とは、z方向における位置関係は固定される。また、z方向の位置を考える上で、空洞部2bにおけるスキャンセンタSCのz方向の位置をスキャンセンタ位置Oとして、ここから撮影テーブル3側に向かう向きを正の向きとする座標系を用いる。
まず、図7(A)に示すような、上部フレーム33の高さHがH1である場合について考える。図7(A)において、破線で描かれた天板31は、ホームポジションに位置するときの天板31を表しており、実線で描かれた天板31は、ホームポジションから最大移動可能量(ストローク長)Sだけ、z方向、負の向きに移動したときの天板31を表している。
ここで、天板31がホームポジションに位置しているときの天板31の先端からスキャンセンタ位置Oまでの距離がDであるとする。このとき、天板31におけるスキャン可能範囲のz方向の長さRは、実線の天板31の先端からスキャンセンタ位置Oまでの長さであるから、天板31の最大移動可能量Sから距離Dを減算した長さとなる。すなわち、次式が成り立つ。
R=S−D …(数式1)
したがって、天板31がホームポジションに位置するときに、天板31におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置は、スキャンセンタ位置Oから、z方向、正の向きに、距離Dと長さRを足した長さ分だけ移動した位置P1となる。すなわち、次式が成り立つ。
Δ(P1−O)=D+R …(数式2)
ここで、数式2に数式1で示すRを代入すると、数式2は次式のようになる。
Δ(P1−O)=D+R
=D+(S−D)
=D+S−D
=S …(数式2′)
つまり、天板31がホームポジションに位置するときに、天板31におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置P1は、スキャンセンタ位置Oから最大移動可能量Sだけ、z方向、正の向きに移動した位置となる。
次に、図7(B)に示すような、上部フレーム33の高さHがH2(<H1)である場合について考える。図7(A)と同様、図7(B)において、破線で描かれた天板31は、ホームポジションに位置するときの天板31を表しており、実線で描かれた天板31は、ホームポジションから最大移動可能量Sだけ、z方向、負の向きに移動したときの天板31を表している。
ここでは、上部フレーム33の高さHはH1より小さいH2であるから、昇降手段50のリンク機構の動作により、天板支持部32がz方向、正の向きにΔDだけ移動することになる。すなわち、天板31がホームポジションに位置しているときの天板31の先端からスキャンセンタ位置Oまでの距離はD+ΔDとなる。このとき、天板31におけるスキャン可能範囲のz方向の長さR′は、実線の天板31の先端からスキャンセンタ位置Oまでの長さであるから、天板31の最大移動可能量Sから距離D+ΔDを減算した長さとなる。すなわち、次式が成り立つ。
R′=S−(D+ΔD) …(数式3)
したがって、天板31がホームポジションに位置するときに、天板31におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置は、スキャンセンタ位置Oから、z方向、正の向きに、距離D+ΔDと長さR′を足した長さ分だけ移動した位置P2となる。すなわち、次式が成り立つ。
Δ(P2−O)=(D+ΔD)+R′ …(数式4)
ここで、数式4に数式2で示すR′を代入すると、数式4は次式のようになる。
Δ(P2−O)=(D+ΔD)+R′
=D+ΔD+(S−(D+ΔD))
=D+ΔD+S−D−ΔD
=S …(数式4′)
つまり、天板31がホームポジションに位置するときに、天板31におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置P2は、スキャンセンタ位置Oから最大移動可能量Sだけ、z方向、正の向きに移動した位置となる。
このように、天板31がホームポジションに位置するときに、天板31におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置は、上部フレーム33の高さH、すなわち天板31のホームポジションとは関係なく、常に、スキャンセンタ位置Oからz方向、正の向きに天板31の最大移動可能量Sだけ移動した位置となることが分かる。
つまり、指示部39の指示する一定位置Qは、スキャンセンタ位置Oからz方向、正の向きに天板31の最大移動可能量Sだけ移動した位置であるから、天板31がホームポジションで停止している場合に天板31におけるスキャン可能範囲の境界を表すことになる位置であり、指示部39は、常にこの位置を指示することになる。
したがって、操作者は、天板31がホームポジションで停止しているときに、指示部39が指示する位置を確認することで、天板31におけるスキャン可能範囲の境界、すなわち、天板31を最大限移動したときにスキャンセンタ位置Oとz方向で一致する位置を知ることができる。そして、操作者は、天板31のz方向における全領域のうち、指示部39が指示する位置から走査ガントリ2側の領域を、天板31におけるスキャン可能範囲と特定することができる。これにより、操作者は、被検体の関心部位がそのスキャン可能範囲に入るよう被検体の天板31に対する位置を調整したり、スキャン可能範囲を基準にスキャン領域を設定したりすることが可能となる。
以上の如く構成された本実施形態によれば、指示部39が、走査ガントリ2から天板31の最大移動可能量Sだけz方向、ホームポジション側に離れた所定の位置を指示するので、上記所定の位置が、天板31のホームポジションに係らず、天板31がホームポジションに位置しているときに天板31におけるスキャン可能範囲の境界に対応する位置であることを利用して、計算機や表示パネル等を用いることなく、天板31におけるスキャン可能範囲の境界を指示することができ、天板31のホームポジションの変化に対応しつつ、簡単な構造で、天板31におけるスキャン可能範囲を操作者に示すことができる。
また、本実施形態によれば、上記一定位置を指示する手段を、指示部39と、その指示部39を支持する指示部支持体391、スライド部36、第2の斜辺アーム353等による機構部分とにより構成しているので、機械的な動作のみで上記一定位置を指示することができ、電気系統による故障がないことからメンテナンス性がよく、省電力設計である。
また、本実施形態によれば、スライド部36、第2の斜辺アーム353等による機構部分により、指示部39は、z方向における位置を維持しながら天板31とともに昇降するので、天板31の高さが変化しても、指示部39と天板31との空間的なギャップ(gap)を常に一定にすることができ、指示部39が指示する位置と天板31上の位置との対応関係が把握しやすい状態を維持できる。
また、本実施形態によれば、開口部512に嵌合する透明部材または半透明部材513を設けているので、被検体の体液や造影剤等の液体が開口部512からカバー部51の内側へ浸入するのを防ぐことができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されず、趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形が可能である。
(第2の実施形態)
例えば、図8に示すように、カバー部51が、その側面に設けられた開口部512を有し、指示部39が、その一部を開口部512から外側に突出するよう形成してもよい。この場合、開口部512に嵌合する部材が不要なので、低コストである。
(第3の実施形態)
また例えば、図9に示すように、カバー部51が、指示部支持体391を覆うように設けられ、指示部支持体391が、指示部39を、カバー部51を介して磁力で支持するようにしてもよい。この場合、カバー部51に開口部を設ける必要がなく、液体の浸入も防ぐことができる。
また例えば、上部フレーム33は、天板支持部32を、z方向に移動可能に支持するものであってもよい。天板支持部32が移動しても、天板31のホームポジションが天板支持部32に対して変わらなければ、天板31がホームポジションで停止している場合に天板31におけるスキャン可能範囲の境界を表すことになる位置も変化しない。そのため、本発明は、天板支持部32が移動可能な撮影テーブルに対しても、そのまま適用することができる。
(第4の実施形態)
また例えば、指示部39は、LED等の発光体を含むようにしてもよい。この場合、指示部39の視認性が増し、操作者は、指示部39が指示する位置をより明確に特定することができる。
(第5の実施形態)
また例えば、上記一定位置を指示する手段として、機械的手段だけでなく、光学的手段を用いていもよい。具体例としては、図10に示すように、カバー部51の上面に、z方向に延びる開口部512とこの開口部512に嵌合する光散乱性部材514とで構成される窓部511を設け、この窓部511に向けて下から上へy方向に光ビーム551を射出する光射出部55を設ける。光射出部55は、走査ガントリ2に対する距離が一定となる位置に固定される。このようにすれば、窓部511で光ビーム511が照射された位置をもって上記一定位置Qを指示することができ、機構部なしで、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、光散乱性部材514としては、例えば、すりガラスや同様の表面を持つアクリル等を考えることができる。光射出部55としては、例えば、LEDや半導体レーザ(laser)等を用いることができる。
第1の実施形態によるX線CT装置の外観図である。 第1の実施形態によるX線CT装置の全体構成を示す図である。 第1の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 第1の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す背面図である。 第1の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す斜視図である。 第1の斜辺アームと第2の斜辺アームとにより形成される機構部分を説明するための図である。 指示部が指示する位置とスキャン可能範囲との関係を説明するための図である。 第2の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す背面図である。 第3の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す背面図である。 第4の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。
符号の説明
1 X線CT装置
2 走査ガントリ
3 撮影テーブル
4 操作コンソール
21 X線管
22 コリメータ
23 X線検出器
24 データ収集部
25 X線コントローラ
26 回転部
27 回転コントローラ
31 天板
32 天板支持部
33 上部フレーム
34 ベース
301 駆動ローラ
302 ローラ
351、352 第1の斜辺アーム
353 第2の斜辺アーム
36 スライド部
371〜377 結合部
38 アクチュエータ部
39 指示部
391 指示部支持体
41 コンソール制御部
42 データ収集バッファ
43 入出力部
44 記憶部
50 昇降手段
51 カバー部
511 窓部
512 開口部
513 透明/半透明部材
514 光散乱性部材
55 光射出部
551 光ビーム

Claims (11)

  1. 被検体をX線CT装置におけるガントリの撮影空間に搬送する撮影テーブルにおいて、
    前記被検体を載置し、ホームポジションから水平方向に移動することにより前記撮影空間に移動する天板であって、前記ホームポジションが前記ガントリに対して前記水平方向に変化し得る天板と、
    前記水平方向において、前記撮影空間におけるスキャンセンタに対応する位置から前記ホームポジション側に前記天板の最大移動可能量だけ離れた所定の位置を指示する指示手段とを備える撮影テーブル。
  2. 前記指示手段は、前記所定の位置を指示する指示部と、前記指示部を支持する指示部支持手段とを有する請求項1に記載の撮影テーブル。
  3. 前記天板を昇降させる昇降手段をさらに備え、
    前記指示部支持手段は、前記指示部を前記水平方向における位置を維持しながら前記天板とともに昇降させる請求項2に記載の撮影テーブル。
  4. 前記天板を支持する天板支持部をさらに備え、
    前記昇降手段は、ベースと、前記天板支持部を支持する上部フレームと、前記ベースおよび上部フレームに接続されて、前記ベースおよび上部フレームとともに平行四辺形を形成する第1の斜辺アームとを含む平行リンク機構を有し、
    前記指示部支持手段は、前記上部フレームに前記水平方向に沿って移動可能に結合されるスライド部と、前記第1の斜辺アームの半分の長さを有しており、一端が前記第1の斜辺アームの長手方向における中間点と結合部で回動自在に結合されており、他端が前記スライド部と結合部で回動自在に結合されている第2の斜辺アームと、前記スライド部に接続されており、前記指示部を支持する指示部支持体とを有する請求項3に記載の撮影テーブル。
  5. 前記昇降手段は、前記天板支持部を前記水平方向に移動可能に支持する請求項4に記載の撮影テーブル。
  6. 前記指示部を覆うように設けられたカバー部を備え、
    前記カバー部は、前記指示部を操作者に対して視認可能にする窓部を有する請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の撮影テーブル。
  7. 前記窓部は、前記カバー部の上面に設けられた開口部と、該開口部に嵌合する透明または半透明な部材とを含む請求項6に記載の撮影テーブル。
  8. 前記窓部は、前記カバー部の側面に設けられた開口部を含む請求項6に記載の撮影テーブル。
  9. 前記指示部は、発光体を含む請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の撮影テーブル。
  10. 前記指示部支持手段を覆うように設けられたカバー部を備え、
    前記指示部支持手段は、前記指示部を、前記カバー部を介して磁力で支持する請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の撮影テーブル。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の撮影テーブルと、
    前記撮影テーブルによって前記撮影空間に搬送された前記被検体をスキャンしてX線投影データを収集するガントリとを備えるX線CT装置。
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