JP2009238597A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2009238597A
JP2009238597A JP2008083590A JP2008083590A JP2009238597A JP 2009238597 A JP2009238597 A JP 2009238597A JP 2008083590 A JP2008083590 A JP 2008083590A JP 2008083590 A JP2008083590 A JP 2008083590A JP 2009238597 A JP2009238597 A JP 2009238597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel cell
electrode assembly
membrane electrode
current collector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008083590A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Negishi
信保 根岸
Seiji Segami
清司 瀬上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008083590A priority Critical patent/JP2009238597A/ja
Priority to PCT/JP2009/056179 priority patent/WO2009119766A1/ja
Priority to TW098110155A priority patent/TW201008015A/zh
Publication of JP2009238597A publication Critical patent/JP2009238597A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/1009Fuel cells with solid electrolytes with one of the reactants being liquid, solid or liquid-charged
    • H01M8/1011Direct alcohol fuel cells [DAFC], e.g. direct methanol fuel cells [DMFC]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04298Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
    • H01M8/04313Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the detection or assessment of variables; characterised by the detection or assessment of failure or abnormal function
    • H01M8/0432Temperature; Ambient temperature
    • H01M8/04365Temperature; Ambient temperature of other components of a fuel cell or fuel cell stacks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/1097Fuel cells applied on a support, e.g. miniature fuel cells deposited on silica supports
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2250/00Fuel cells for particular applications; Specific features of fuel cell system
    • H01M2250/30Fuel cells in portable systems, e.g. mobile phone, laptop
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02B90/10Applications of fuel cells in buildings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを削減することが可能であり、しかも、安定した出力を得ることが可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】電解質膜と、電解質膜の一方の面に配置された複数の燃料極と、電解質膜の他方の面に配置され燃料極のそれぞれと対向する複数の空気極と、を有する膜電極接合体2と、
膜電極接合体2を挟持する絶縁基板Fと、
を備えた燃料電池であって、
絶縁基板Fは、絶縁フィルムBF上に、膜電極接合体の燃料極と空気極との各組を電気的に直列に接続する集電体40と、温度を検出する温度検出部50と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

この発明は、燃料電池に係り、特に膜電極接合体の電極に接触して集電する集電体を備えた燃料電池に関する。
近年、ノートパソコンや携帯電話等の各種携帯用電子機器を長時間充電なしで使用可能とするために、これら携帯用電子機器の電源に燃料電池を用いる試みがなされている。燃料電池は燃料と空気を供給するだけで発電することができ、燃料を補給すれば連続して長時間発電することが可能であるという特徴を有している。このため、燃料電池を小型化できれば、携帯用電子機器の電源として極めて有利なシステムといえる。
例えば、メタノールを燃料として用いた直接メタノール型燃料電池(Direct Methanol Fuel Cell:DMFC)は小型化が可能であり、さらに燃料の取り扱いも容易であるため、携帯用電子機器の電源として有望視されている。DMFCにおける液体燃料の供給方式としては、気体供給型や液体供給型等のアクティブ方式、また燃料収容部内の液体燃料を電池内部で気化させて燃料極に供給する内部気化型等のパッシブ方式が知られている。
これらのうち、内部気化型等のパッシブ方式はDMFCの小型化に対して有利である。パッシブ型DMFCにおいては、例えば燃料極、電解質膜および空気極を有する膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly:MEA)を、箱状容器からなる燃料収容部上に配置した構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、DMFCの燃料電池セルと燃料収容部とを流路を介して接続することも検討されている(例えば、特許文献2及び3参照)。
ところで、燃料電池から得られる電圧は、通常、微小であるため、DC/DCコンバーターによって昇圧して使用する場合が多い。その際の昇圧の効率を高めるため、燃料電池は、集電体を用いて電極を直列に接続して電圧を高める事が一般的に行われている。集電体としては、例えば特許文献4に記載のように、1枚の絶縁性フィルム上にカソード導電層及びアノード導電層を一体化した構造などが提案されている。
一方で、燃料電池におけるセル内部の温度を測定しようとした場合に、例えば、特許文献5に記載のように、柔軟性を有するベースフィルム上に形成された導電パターンの一部にセンサとしての機能を設けたフレキシブルプリント回路基板を適用する技術などが提案されている。
国際公開第2005/112172号パンフレット 特表2005−518646号公報 特開2006−085952号公報 国際公開第2006/057283号パンフレット 特開2005−328003号公報
集電体によって集電した電子を外部の回路基板に取り出すためには、集電体の出力端子を、半田などを用いて回路基板に繋がった電線と接続するといった煩雑な作業を必要とすることがある。
この発明の目的は、製造コストを削減することが可能であり、しかも、安定した出力を得ることが可能な燃料電池を提供することにある。
この発明の態様による燃料電池は、
電解質膜と、前記電解質膜の一方の面に配置された複数の燃料極と、前記電解質膜の他方の面に配置され前記燃料極のそれぞれと対向する複数の空気極と、を有する膜電極接合体と、
前記膜電極接合体を挟持する絶縁基板と、
を備えた燃料電池であって、
前記絶縁基板は、絶縁フィルム上に、前記膜電極接合体の前記燃料極と前記空気極との各組を電気的に直列に接続する集電体と、温度を検出する温度検出部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、製造コストを削減することが可能であり、しかも、安定した出力を得ることが可能な燃料電池を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る燃料電池に関する技術について図面を参照して説明する。
図1は、この実施の形態に係る燃料電池1の主要部を概略的に示す断面図である。
燃料電池1は、起電部を構成する膜電極接合体(MEA)2と、膜電極接合体2に燃料を供給する燃料供給機構3と、液体燃料を収容する燃料収容部4とから主として構成されている。
すなわち、燃料電池1において、膜電極接合体2は、アノード触媒層11とアノードガス拡散層12とを有するアノード(燃料極)13と、カソード触媒層14とカソードガス拡散層15とを有するカソード(空気極/酸化剤極)16と、アノード触媒層11とカソード触媒層14とで挟持されたプロトン(水素イオン)伝導性の電解質膜17とを備えて構成されている。
アノード触媒層11やカソード触媒層14に含有される触媒としては、例えば白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、オスミウム(Os)、パラジウム(Pd)等の白金族元素の単体、白金族元素を含有する合金等が挙げられる。アノード触媒層11には、メタノールや一酸化炭素等に対して強い耐性を有するPt−RuやPt−Mo等を用いることが好ましい。カソード触媒層14には、PtやPt−Ni等を用いることが好ましい。
ただし、触媒は、これらに限定されるものではなく、触媒活性を有する各種の物質を使用することができる。また、触媒は、炭素材料のような導電性担持体を使用した担持触媒、あるいは無担持触媒のいずれであってもよい。
電解質膜17を構成するプロトン伝導性材料としては、例えばスルホン酸基を有するパーフルオロスルホン酸重合体のようなフッ素系樹脂(ナフィオン(商品名、デュポン社製)やフレミオン(商品名、旭硝子社製)等)、スルホン酸基を有する炭化水素系樹脂等の有機系材料、あるいはタングステン酸やリンタングステン酸等の無機系材料が挙げられる。ただし、プロトン伝導性の電解質膜17は、これらに限られるものではない。
アノード触媒層11は、電解質膜17上に配置されている。アノードガス拡散層12は、アノード触媒層11に積層されている。このアノードガス拡散層12は、アノード触媒層11に燃料を均一に供給する役割を果たす。カソード触媒層14は、電解質膜17上に配置されている。カソードガス拡散層15は、カソード触媒層14に積層されている。このカソードガス拡散層15は、カソード触媒層14に酸化剤を均一に供給する役割を果たす。これらのアノードガス拡散層12及びカソードガス拡散層15は、例えばカーボンペーパーや炭素繊維などの導電性を有する多孔質基材によって構成されている。
アノードガス拡散層12やカソードガス拡散層15には、必要に応じて導電層が積層される。これらの導電層としては、例えば金(Au)のような導電性金属材料からなるメッシュ、多孔質膜、薄膜または箔体、あるいはステンレス鋼(SUS)などの導電性金属材料に金などの良導電性金属を被覆した複合材等が用いられる。
膜電極接合体2は、電解質膜17のアノード側及びカソード側にそれぞれ配置されたゴム製のOリング等のシール部材19によってシールされており、これにより、膜電極接合体2からの燃料漏れや酸化剤漏れが防止されている。
膜電極接合体2のカソード16側には、絶縁材料によって形成された板状体20が配置されている。この板状体20は、主に保湿層として機能する。すなわち、この板状体20は、カソード触媒層14で生成された水の一部が含浸されて水の蒸散を抑制するとともに、カソード触媒層14への空気の取入れ量を調整し且つ空気の均一拡散を促進するものである。この板状体20は、カソードガス拡散層15より熱伝導率が低い絶縁層あるいはそれに順ずる高抵抗の層であり、たとえば多孔質構造の部材で構成され、具体的な構成材料としては、ポリエチレンやポリプロピレンの多孔質体などが挙げられる。
この実施の形態においては、膜電極接合体2は、同一の電解質膜17における一方の面17A上に配置された複数のアノード13と、電解質膜17における他方の面17B上に配置された複数のカソード16とを有しており、各アノード13と各カソード16とが電解質膜17を介して対向している。つまり、アノード13とカソード16との各組は、単セルCを構成し、それぞれが電解質膜17の平面上において、分離されて配置されている。
図2及び図3に示した例では、膜電極接合体2は、単一の電解質膜17の一方の面17A上に配置された4個のアノード131〜134と、電解質膜17の他方の面17Bに配置された4個のカソード161〜164と、を有している。アノード131とカソード161とがそれぞれ対向するように配置されており、1組の単セルCを構成している。同様に、アノード132とカソード162とがそれぞれ対向するように配置され、アノード133とカソード163とがそれぞれ対向するように配置され、アノード134とカソード164とがそれぞれ対向するように配置されており、4組の単セルCが同一平面上に配列されている。
燃料電池1は、これらのアノード13とカソード16との各組を電気的に直列に接続する集電体40を備えている。集電体40の構造については、後に詳細に説明する。
上述した膜電極接合体2は、絶縁基板Fに挟持され、燃料供給機構3とカバープレート21との間に配置されている。カバープレート21は、外観が略箱状のものであり、例えばステンレス鋼(SUS)によって形成されている。また、カバープレート21は、酸化剤である空気を取入れるための複数の開口部(空気導入孔)21Aを有している。
燃料供給機構3は、箱状に形成された容器30を備え、燃料収容部4と流路5を介して接続されている。すなわち、容器30は、燃料導入口30Aを有しており、この燃料導入口30Aと流路5とが接続されている。
この容器30は、例えば樹脂製容器によって構成される。容器30を形成する材料としては、耐メタノール性などを有していることが好ましい。容器30を形成する樹脂材料としては、例えばポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、環状オレフィンコポリマー、シクロオレフィンポリマー、ポリメチルペンテン、ポリフェニルサルホンなどが挙げられる。ただし、一般的なポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのオレフィン系樹脂などで構成した容器30を除外するものではない。
燃料供給機構3は、膜電極接合体2のアノード13の面方向に燃料を分散並びに拡散させつつ供給する燃料供給部31を備えている。この実施の形態においては、燃料供給部31は、燃料分配板31Aを備えた構成であるが、他の構成であっても良い。
すなわち、図4及び図5に示すように、燃料分配板31Aは、少なくとも1つの燃料注入口32と、複数の燃料排出口33とを有しており、細管34のような燃料通路を介して燃料注入口32と燃料排出口33とを接続した構成である。燃料通路は、燃料分配板31A内に形成した細管34に代えて燃料流通溝等で構成してもよい。この場合、燃料流通溝を有する流路板を複数の燃料排出口を有する拡散板で覆うことによって、燃料分配板31Aを構成することも可能である。
図4及び図5に示した例では、燃料注入口32は、1箇所にあり、容器30の燃料導入口30Aと連通している。これにより、燃料分配板31Aの燃料注入口32が流路5を介して燃料収容部4に接続される。燃料排出口33は、128箇所にあり、液体燃料もしくはその気化成分を排出する。
細管34の一端(始端部)には、燃料注入口32が設けられている。細管34は、途中で複数に分岐しており、これらの分岐した細管34の各終端部に燃料排出口33がそれぞれ設けられている。細管34は、例えば内径が0.05〜5mmの貫通孔であることが好ましい。
燃料注入口32から注入された液体燃料は、複数に分岐した細管34を介して複数の燃料排出口33にそれぞれ導かれる。このような燃料分配板31Aを使用することによって、燃料注入口32から注入された液体燃料を方向や位置に係わりなく、複数の燃料排出口33に均等に分配することができる。従って、膜電極接合体2の面内における発電反応の均一性をより一層高めることが可能となる。
さらに、細管34で燃料注入口32と複数の燃料排出口33とを接続することによって、燃料電池の特定箇所により多くの燃料を供給するような設計も可能となる。これは、膜電極接合体2の発電度合いの均一性の向上等に寄与する。
膜電極接合体2は、そのアノード13が上述したような燃料分配板31Aの燃料排出口33に対向するように配置されている。カバープレート21は、燃料供給機構3との間に膜電極接合体2を保持した状態で容器30に対してカシメあるいはネジ止めなどの手法により固定されている。これにより、燃料電池(DMFC)1の発電ユニットが構成されている。
燃料供給部31は、燃料分配板31Aと膜電極接合体2との間に燃料拡散室31Bとして機能する空間を形成するような構成であることが望ましい。この燃料拡散室31Bは、燃料排出口33から液体燃料が排出されたとしても気化を促進するとともに、面方向への拡散を促進する機能を有している。
膜電極接合体2と燃料供給部31との間には、膜電極接合体2をアノード7側から支持する支持部材を配置しても良い。
また、膜電極接合体2と燃料供給部31との間には、少なくとも1つの多孔体を配置しても良い。
燃料収容部4には、膜電極接合体2に応じた液体燃料が収容されている。
液体燃料としては、各種濃度のメタノール水溶液や純メタノール等のメタノール燃料が挙げられる。なお、液体燃料は、必ずしもメタノール燃料に限られるものではない。液体燃料は、例えば、エタノール水溶液や純エタノール等のエタノール燃料、プロパノール水溶液や純プロパノール等のプロパノール燃料、グリコール水溶液や純グリコール等のグリコール燃料、ジメチルエーテル、ギ酸、その他の液体燃料であってもよい。いずれにしても、燃料収容部4には、膜電極接合体2に応じた液体燃料が収容される。
さらに、流路5には、ポンプ6が介在していても良い。ポンプ6は、燃料を循環させる循環ポンプではなく、あくまでも燃料収容部4から燃料供給部31に液体燃料を送液する燃料供給ポンプである。燃料供給部31から膜電極接合体2に供給された燃料は、発電反応に使用され、その後に循環して燃料収容部4に戻されることはない。
この実施の形態の燃料電池1は、燃料を循環しないことから、従来のアクティブ方式とは異なるものであり、装置の小型化等を損なうものではない。また、液体燃料の供給にポンプ6を使用しており、従来の内部気化型のような純パッシブ方式とも異なる。図1に示す燃料電池1は、例えばセミパッシブ型と呼称される方式を適用したものである。
ポンプ6の種類は、特に限定されるものではないが、少量の液体燃料を制御性よく送液することができ、さらに小型軽量化が可能という観点から、ロータリーベーンポンプ、電気浸透流ポンプ、ダイアフラムポンプ、しごきポンプ等を使用することが好ましい。
ロータリーベーンポンプは、モータで羽を回転させて送液するものである。電気浸透流ポンプは、電気浸透流現象を起こすシリカ等の焼結多孔体を用いたものである。ダイアフラムポンプは、電磁石や圧電セラミックスによりダイアフラムを駆動して送液するものである。しごきポンプは、柔軟性を有する燃料流路の一部を圧迫し、燃料をしごき送るものである。これらのうち、駆動電力や大きさ等の観点から、電気浸透流ポンプや圧電セラミックスを有するダイアフラムポンプを使用することがより好ましい。
なお、ポンプ6と燃料供給部31との間にリザーバを設けてもよい。
また、燃料電池1の安定性や信頼性を高めるために、ポンプ6と直列に燃料遮断バルブを配置してもよい。燃料遮断バルブには、電磁石、モータ、形状記憶合金、圧電セラミックス、バイメタル等をアクチュエータとして、開閉動作を電気信号で制御することが可能な電気駆動バルブが適用される。燃料遮断バルブは、状態保持機能を有するラッチタイプのバルブであることが好ましい。
また、燃料収容部4や流路5には、燃料収容部4内の圧力を外気とバランスさせるバランスバルブを装着してもよい。燃料収容部4から燃料供給機構3で膜電極接合体2に燃料を供給する場合、ポンプ6に代えて燃料遮断バルブのみを配置した構成とすることも可能である。この際の燃料遮断バルブは、流路5による液体燃料の供給を制御するために設けられるものである。
この実施の形態の燃料電池1においては、ポンプ6を用いて燃料収容部4から燃料供給部31に液体燃料が間欠的に送液される。ポンプ6で送液された液体燃料は、燃料供給部31を経て膜電極接合体2のアノード13の全面に対して均一に供給される。
すなわち、複数の単セルCの各アノード13の平面方向に対して均一に燃料が供給され、これにより発電反応が生起される。燃料供給用(送液用)のポンプ6の運転動作は、燃料電池1の出力、温度情報、電力供給先である電子機器の運転情報等に基づいて制御することが好ましい。
上述したように、燃料供給部31から放出された燃料は、膜電極接合体2のアノード13に供給される。膜電極接合体2内において、燃料は、アノードガス拡散層12を拡散してアノード触媒層11に供給される。液体燃料としてメタノール燃料を用いた場合、アノード触媒層11で下記の(1)式に示すメタノールの内部改質反応が生じる。なお、メタノール燃料として純メタノールを使用した場合には、カソード触媒層14で生成した水や電解質膜17中の水をメタノールと反応させて(1)式の内部改質反応を生起させる。あるいは、水を必要としない他の反応機構により内部改質反応を生じさせる。
CH3OH+H2O → CO2+6H++6e- …(1)
この反応で生成した電子(e-)は、集電体40を経由して外部に導かれ、いわゆる電気として携帯用電子機器等を動作させた後、集電体40を経由してカソード16に導かれる。(1)式の内部改質反応で生成したプロトン(H+)は、電解質膜17を経てカソード16に導かれる。カソード16には、酸化剤として空気が供給される。カソード16に到達した電子(e-)とプロトン(H+)は、カソード触媒層14で空気中の酸素と下記の(2)式にしたがって反応し、この反応に伴って水が生成する。
6e-+6H++(3/2)O2 → 3H2O …(2)
上述した燃料電池1の発電反応において、発電する電力を増大させるためには触媒反応を円滑に行わせるとともに、膜電極接合体2の電極全体に均一に燃料を供給し、電極全体をより有効に発電に寄与させることが重要となる。
ところで、この実施の形態において適用可能な絶縁基板Fは、図6及び図7に示すように、膜電極接合体2の外形寸法の概ね2倍の面積を有しており、二つに折り曲げることによって膜電極接合体2を挟持するものである。この絶縁基板Fは、ベースとなる絶縁フィルムBFと、この絶縁フィルムBFの少なくとも一方の面にパターン化された導電層CLと、導電層CLをカバーするカバーフィルムCFと、を備えて構成されている。
絶縁フィルムBFやカバーフィルムCFは、使用する燃料や、発電反応によって生成される生成物に対する耐腐食性を有する材料によって形成されていることが望ましく、例えばポリイミドによって形成されている。なお、絶縁フィルムBFやカバーフィルムCFの材料としては、ポリイミド(PI)に限らず、電気絶縁性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)などの熱可塑性ポリエステル樹脂材料、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK:ヴィクトレックスピーエルシー社商標)、パーフルオロ樹脂、フッ素樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)など各種樹脂材料を用いることが可能である。
導電層CLは、例えば銅(Cu)によって形成され、耐腐食性を有する導電膜によって被覆されている。この実施の形態では、導電層CLにおいて、銅箔はニッケル(Ni)によって被覆され、さらにニッケル膜の表面が金(Au)によって被覆されている。つまり、導電層CLの表面は、金(Au)によって形成されている。
特に、この実施の形態においては、絶縁基板Fは、導電層CLとして、集電体40を備えている。この集電体40は、複数の第1電極部41と、複数の第2電極部42とを有している。これらの第1電極部41及び第2電極部42は、絶縁フィルムBF上における同一面上に配置されている。また、これらの第1電極部41及び第2電極部42における少なくとも一部の表面(ここでは、金箔)は、カバーフィルムCFから露出している。
第1電極部41は、アノード13のそれぞれに対応して設けられたアノード集電体に相当し、膜電極接合体2に含まれるアノード13と同数個備えられている。第2電極部42は、カソード16のそれぞれに対応して設けられたカソード集電体に相当し、膜電極接合体2に含まれるカソード16と同数個備えられている。
図6に示した例では、集電体40は、4個の第1電極部411〜414、及び、4個の第2電極部421〜424を有している。第1電極部411はアノード131に対応して配置され、同様に、第1電極部412はアノード132に対応して配置され、第1電極部413はアノード133に対応して配置され、第1電極部414はアノード134に対応して配置される。第2電極部421はカソード161に対応して配置され、同様に、第2電極部422はカソード162に対応して配置され、第2電極部423はカソード163に対応して配置され、第2電極部424はカソード164に対応して配置される。
このような集電体40において、第1電極部41及び第2電極部42は、それぞれ対応するアノード13及びカソード16に接触するような形状に形成されている。第1電極部41のカバーフィルムCFから露出した部分は、アノード13、特にアノードガス拡散層12に接触する。また、第2電極部42のカバーフィルムCFから露出した部分は、カソード16、特にカソードガス拡散層15に接触する。つまり、第1電極部41及び第2電極部42の膜電極接合体2に接触する表面は、金(Au)によって形成されている。金箔は、電気抵抗が比較的低いのに加え、発電反応で発生する腐食性の雰囲気にも耐える強い耐食性を有しているため、電極表面を形成する材料としてより好ましい。
絶縁基板Fは、集電体40に接続された出力端子46及び47を備えている。すなわち、集電体40において、互いに最も離れた位置に配置された第1電極部411及び第2電極部424には、それぞれ集電した電子を取り出す出力端子46及び47が接続されている。これらの出力端子46及び47は、カバーフィルムCFから露出している。
出力端子を有していない第1電極部41及び第2電極部42は、それぞれ連結部48によって電気的に接続されている。図6に示した例では、第1電極部412と第2電極部421とが連結部481によって接続され、同様に、第1電極部413と第2電極部422とが連結部482によって接続され、第1電極部414と第2電極部423とが連結部483によって接続されている。
上述したような構造の集電体40を備えた絶縁基板Fにおいて、二つ折りにされた内側空間に膜電極接合体2が収容されている。すなわち、各第1電極部41は対応するアノード13と電気的に接続され、また、各第2電極部42は対応するカソード16と電気的に接続されるように、二つ折りされた絶縁基板Fにより膜電極接合体2が挟み込まれている。
なお、絶縁基板Fは、絶縁フィルムBFを貫通する孔を有していることが望ましい。図6に示した例では、絶縁基板Fは、隣接した第1電極部41の間や隣接した第2電極部42の間の絶縁フィルムBFを貫通して発電反応で発生したガス成分を放出するためのガス抜き孔H、第1電極部41及び絶縁フィルムBFを貫通してアノードガス拡散層12を露出しアノード触媒層11に燃料を供給するための燃料供給孔41H、第1電極部41及び絶縁フィルムBFを貫通してカソードガス拡散層15を露出しカソード触媒層14に空気を供給するための空気導入孔42Hなどを有している。
ところで、上述した絶縁基板Fは、集電体40に加えて、温度を検出する温度検出部50を備えている。この温度検出部50は、主に膜電極接合体2の温度を検出するのに利用される。図6及び図8に示した例では、温度検出部50は、絶縁フィルムBFの集電体40が配置された面と同一の面に配置されている。
このような温度検出部50は、導電層CLとして、集電体40と同一材料により形成可能な信号配線51と、この信号配線51に接続された検出素子52と、によって構成されている。信号配線51は、絶縁フィルムBFの上において、集電体40を構成する電極部の間に配置されている。ここに示した例では、信号配線51は、第2電極部42の間に配置されている。この信号配線51は、カバーフィルムCFによって覆われている。信号配線51の一端側は、カバーフィルムCFから露出している。
検出素子52は、例えばサーミスタによって構成されている。この検出素子52は、カバーフィルムCFから露出した信号配線51の一端側に電気的に接続されている。つまり、ここに示した例では、検出素子52は、第2電極部42の間に配置されている。なお、信号配線51及び検出素子52は、第1電極部41の間に配置しても良い。
また、絶縁基板Fは、信号配線51の他端に接続された出力端子53を備えている。この出力端子53は、カバーフィルムCFから露出している。このような構成により、温度検出部50において、検出素子52によって検出された検出結果に対応する信号は、信号配線51を介して出力端子53から取り出し可能となる。
上述したように、この実施の形態において適用した絶縁基板Fによれば、絶縁フィルム上において、集電体40とともに温度検出部50を一体化することが可能となる。このため、絶縁基板Fによって膜電極接合体2を挟持することにより、膜電極接合体2における複数の単セルCを集電体40により直列に接続して集電することが可能となるとともに、温度検出部50により膜電極接合体2の所定位置での温度を検出することが可能となる。このため、燃料電池1の組み立て作業が容易となり、製造コストを削減することが可能となるとともに、安定して出力を得ることが可能となる。
また、温度検出部50を所定の位置に固定的に配置することが可能となり、膜電極接合体2における所望の位置での温度を安定的に検出することが可能となる。
さらに、集電体40に接続された出力端子46及び47、及び、温度検出部50に接続された出力端子53は、コネクタにより、外部の回路基板(電源回路を含む)に直接接続することが可能となる。このため、半田などを用いた煩雑な接続作業が不要となり、燃料電池1の組み立て作業が容易となる。
温度検出部50は、図6に示した例に限らず、絶縁フィルムBFの集電体40が配置された面とは異なる面に配置されても良い。図9及び図10に示した例では、絶縁基板Fにおいて、集電体40は、絶縁フィルムBFの一方の面BFaに配置されているのに対して、温度検出部50は、絶縁フィルムBFの他方の面BFbに配置されている。
これらの集電体40及び温度検出部50は、図6に示した例と同様に構成されているが、温度検出部50については、特に配置位置に制限はない。すなわち、図6に示した例と同様に、信号配線51及び検出素子52は、集電体40を構成する電極部の間に相当する位置の裏側の面BFbに配置されても良いし、電極部の裏側の面BFbに配置されても良い。
このような絶縁基板Fによれば、上述した効果に加えて、さらに、温度検出部50のレイアウトの自由度を向上することが可能となる。
また、単一の絶縁基板Fにおいて、温度検出部50を複数個配置しても良い。図11に示すように、絶縁フィルムBFの上に複数個の温度検出部50を配置した場合には、絶縁フィルムBFの上に信号配線51を引き回すことによって1箇所の出力端子53に集約することが望ましい。
上述した各実施形態の燃料電池1は、各種の液体燃料を使用した場合に効果を発揮し、液体燃料の種類や濃度は限定されるものではない。ただし、燃料を面方向に分散させつつ供給する燃料供給部31は、特に燃料濃度が濃い場合に有効である。このため、各実施形態の燃料電池1は、濃度が80wt%以上のメタノールを液体燃料として用いた場合に、その性能や効果を特に発揮することができる。したがって、各実施形態は、メタノール濃度が80wt%以上のメタノール水溶液や純メタノールを液体燃料として用いた燃料電池1に好適である。
さらに、上述した各実施形態は、本発明をセミパッシブ型の燃料電池1に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、内部気化型の純パッシブ型の燃料電池に対しても適用可能である。
なお、本発明は液体燃料を使用した各種の燃料電池に適用することができる。また、燃料電池の具体的な構成や燃料の供給状態等も特に限定されるものではなく、MEAに供給される燃料の全てが液体燃料の蒸気、全てが液体燃料、または一部が液体状態で供給される液体燃料の蒸気等、種々形態に本発明を適用することができる。実施段階では本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。さらに、上記実施形態に示される複数の構成要素を適宜に組み合わせたり、また実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除したりする等、種々の変形が可能である。本発明の実施形態は本発明の技術的思想の範囲内で拡張もしくは変更することができ、この拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれるものである。
図1は、この発明の一実施の形態に係る燃料電池の構成を概略的に示す断面図である。 図2は、図1に示した燃料電池における膜電極接合体の外観を概略的に示す平面図である。 図3は、図2に示した膜電極接合体をIII−III線に沿って切断したときの斜視図である。 図4は、図1に示した燃料電池に適用可能な燃料供給機構における燃料供給部の燃料分配板の構造を概略的に示す斜視図である。 図5は、図4に示した燃料分配板の平面図である。 図6は、この発明の一実施の形態に係る燃料電池に適用可能な絶縁基板の構造を概略的に示す平面図である。 図7は、図6に示した絶縁基板をVII−VII線に沿って切断したときの断面図である。 図8は、図6に示した絶縁基板をVIII−VIII線に沿って切断したときの断面図である。 図9は、この発明の一実施の形態に係る燃料電池に適用可能な絶縁基板の他の構造を概略的に示す平面図である。 図10は、図6に示した絶縁基板をX−X線に沿って切断したときの断面図である。 図11は、この発明の一実施の形態に係る燃料電池に適用可能な絶縁基板の他の構造を概略的に示す平面図である。
符号の説明
1…燃料電池 2…膜電極接合体 3…燃料供給機構 4…燃料収容部
11…アノード触媒層 12…アノードガス拡散層 13…アノード(燃料極)
14…カソード触媒層 15…カソードガス拡散層 16…カソード(空気極)
17…電解質膜
20…板状体(保湿層) 21…カバープレート 21A…開口部
F…絶縁基板 BF…絶縁フィルム CF…カバーフィルム CL…導電層
40…集電体 41…第1電極部 42…第2電極部 46、47…出力端子 48…連結部
50…温度検出部 51…信号配線 52…検出素子 53…出力端子

Claims (10)

  1. 電解質膜と、前記電解質膜の一方の面に配置された複数の燃料極と、前記電解質膜の他方の面に配置され前記燃料極のそれぞれと対向する複数の空気極と、を有する膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体を挟持する絶縁基板と、
    を備えた燃料電池であって、
    前記絶縁基板は、絶縁フィルム上に、前記膜電極接合体の前記燃料極と前記空気極との各組を電気的に直列に接続する集電体と、温度を検出する温度検出部と、を備えたことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記温度検出部は、前記絶縁フィルムの前記集電体が配置された面と同一の面に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記温度検出部は、前記絶縁フィルムの前記集電体が配置された面とは異なる面に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  4. 前記絶縁基板は、前記集電体及び前記温度検出部に接続された出力端子を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  5. 前記集電体は、前記絶縁フィルムの同一の面上に、前記膜電極接合体における前記燃料極のそれぞれに接触する複数の第1電極部と、前記空気極のそれぞれに接触する複数の第2電極部と、前記第1電極部と前記第2電極部とを連結する連結部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  6. 前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記膜電極接合体に接触する表面が金(Au)によって形成されたことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池。
  7. 前記絶縁基板は、前記絶縁フィルムを貫通する孔を有することを特徴とする請求項5記載の燃料電池。
  8. さらに、前記膜電極接合体に燃料を供給する燃料供給機構及び液体燃料を収容する燃料収容部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  9. 前記膜電極接合体に供給される燃料は、メタノール燃料であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  10. 前記メタノール燃料は、メタノール濃度が80wt%以上のメタノール水溶液または純メタノールであることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池。
JP2008083590A 2008-03-27 2008-03-27 燃料電池 Withdrawn JP2009238597A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008083590A JP2009238597A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 燃料電池
PCT/JP2009/056179 WO2009119766A1 (ja) 2008-03-27 2009-03-26 燃料電池
TW098110155A TW201008015A (en) 2008-03-27 2009-03-27 Fuel cell

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008083590A JP2009238597A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 燃料電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009238597A true JP2009238597A (ja) 2009-10-15

Family

ID=41113953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008083590A Withdrawn JP2009238597A (ja) 2008-03-27 2008-03-27 燃料電池

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2009238597A (ja)
TW (1) TW201008015A (ja)
WO (1) WO2009119766A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8438726B2 (en) 2010-05-17 2013-05-14 Nitto Denko Corporation Method of manufacturing printed circuit board

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192404A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Toshiba Corp 燃料電池
CN109449472B (zh) * 2018-10-16 2021-08-31 深圳职业技术学院 一种甲醇燃料电池外壳及其制备方法
CN109860654B (zh) * 2019-01-21 2021-10-15 西安交通大学 一种物料分离传输燃料电池及其工作方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003346867A (ja) * 2002-05-27 2003-12-05 Seiko Epson Corp 燃料電池及びその製造方法
JP4177090B2 (ja) * 2002-12-19 2008-11-05 富士通コンポーネント株式会社 燃料電池および燃料電池スタック
EP1835558B1 (en) * 2004-11-25 2011-01-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Fuel cell
JP2006253079A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Hitachi Ltd 燃料電池ユニット及び燃料電池ユニット集合体並びに電子機器
JP2006331731A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Kri Inc 膜−電極接合体及びこれを用いた固体高分子形燃料電池
JP4872287B2 (ja) * 2005-09-15 2012-02-08 大日本印刷株式会社 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ組みおよび平面型の高分子電解質型燃料電池
JP2008192506A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Toshiba Corp 燃料電池

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8438726B2 (en) 2010-05-17 2013-05-14 Nitto Denko Corporation Method of manufacturing printed circuit board

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009119766A1 (ja) 2009-10-01
TW201008015A (en) 2010-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5111857B2 (ja) 燃料電池
JP2010157390A (ja) 燃料電池
WO2009119766A1 (ja) 燃料電池
JP2009123441A (ja) 燃料電池
JP2010103014A (ja) 燃料電池
JP2011008959A (ja) 燃料電池
JP2008282672A (ja) 燃料電池及びその製造方法
JP2009021113A (ja) 燃料電池
JP2011070852A (ja) 燃料電池
JP2008218046A (ja) 燃料電池
JP2009016311A (ja) 燃料電池
JP2008218058A (ja) 燃料電池
JP2009158420A (ja) 燃料電池
JP5499551B2 (ja) 燃料電池
JP2009181911A (ja) 電子機器
JP2010182451A (ja) 燃料電池
WO2010005002A1 (ja) 燃料電池
JP2009295439A (ja) 燃料電池
JP2014096381A (ja) 燃料電池
JP2009158411A (ja) 燃料電池
JP2009295338A (ja) 燃料電池
JP2011071056A (ja) 燃料電池
JP2010044943A (ja) 燃料電池
JP2009158421A (ja) 燃料電池
JP2009043720A (ja) 燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110607