JP2009234494A - サイドミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバは広い範囲を視認することができ、十分な安全確認を励行することが可能なサイドミラー装置を提供する。
【解決手段】本発明は、サイドミラー350と、このサイドミラー350の近傍に設けられるサイドカメラ520と、サイドカメラ520によって撮像された画像を表示する第2モニター620と、を有するサイドミラー装置において、第2モニター620の表示画像と前記サイドミラー350に映る像とをシームレスに表示するように制御することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドライバが広い範囲を視認することができ、十分な安全確認を励行することが可能なサイドミラー装置に関する。
一般に車両の運転者は車体両側に設けられたサイドミラーにより車体両側及び後方の安全を確認し、また室内に設けられたバックミラー(ルームミラー)により車体後方の安全を確認しながら車両の運転をしている。しかしながら、このような安全確認方法では、サイドミラーやバックミラーの位置によって視界が制限されるため、安全確認には不十分であるという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために、ミラーを駆動させることによって、必要となる視界を確保する技術が提案されている。例えば、特許文献1(特開平8−253078号公報)には、車両ボディの側部に設けられたミラーと、該ミラーを任意の位置に回動させるミラー駆動手段と、前記ミラーの死角内の後方障害物を検知し、障害物検出信号を出力する障害物検出手段と、車両の操舵角を変更するための操作がなされたことを検出し、操舵角変更信号を出力する操舵角変更操作検出手段と、該操舵角変更操作検出手段から操舵角変更信号が入力されたとき前記障害物検出手段を作動させ、さらに該障害物検出手段から障害物検出信号が入力されたとき、検出した障害物を視認できる位置にミラー角を回動させる制御信号を前記ミラー駆動手段に出力する制御手段と、を有するサイドミラー装置が開示されている。
特開平8−253078号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなサイドミラー装置においては、所定の物体を追随してミラーを動作させるだけであるので、ドライバが確認することができる視野範囲という点は、結局ミラーが映す範囲のみに限られており、安全確認の上では十分ではない、という問題があった。また、特許文献1に記載されているサイドミラー装置では、ミラーが移動してが映す像は局所的なものに限られ、ドライバはどこの何を見ているのかを把握するのが困難である、という問題があった。
上記問題点を解決するために、請求項1に係る発明は、回動可能なサイドミラーを駆動するサイドミラー駆動制御部と、サイドミラー近傍に設けられた撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段と、車両の車線変更を判断する車線変更判断手段と、前記車両の車線変更判断手段の判断結果に基づいて、前記車両のサイドミラー駆動制御部と前記表示手段を制御可能な制御処理部を有するサイドミラー装置において、前記制御処理部は、前記車線変更判断手段が車線変更を行うことを検出したときに、車線変更がなされる方向にサイドミラーを回動させて所定の回動位置になるように前記サイドミラー駆動制御部を制御し、前記撮像手段によって撮像された画像とサイドミラーに写る像とをシームレスに表示するように制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のサイドミラー装置において、前記制御処理部は、前記サイドミラー駆動制御部がサイドミラーを所定の位置に位置させた後に前記撮像手段によって撮像された画像とサイドミラーに写る像とをシームレスに表示するように制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項3に記載のサイドミラー装置において、前記制御処理部は、前記車線変更判断手段が車線変更を行うことを検出してから前記サイドミラー駆動制御部を制御している間は、シームレス表示を行わないように前記表示手段を制御することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のサイドミラー装置において、前記制御処理部は、前記車線変更判断手段が車線変更を終了したことを判断してから前記サイドミラー駆動制御部を制御している間は、シームレス表示を行わないように前記表示手段を制御することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4に記載のサイドミラー装置において、前記表示手段は、車両の後方の撮像する後方撮像手段の画像と前記撮像によって撮像された画像を表示可能であって、前記制御処理部は、前記撮像手段によって撮像された画像を前記後方撮像手段の画像とサイドミラーとの間に表示するように制御することを特徴とする。
本発明のサイドミラー装置によれば、サイドミラーが映す範囲と、それを補うサイドカメラの画像の表示が、表示手段上でシームレスに表示することができるので、ドライバは広い範囲を視認することができ、十分な安全確認を励行することが可能となる。また、サイドミラー像と表示手段の画像とは、十分に広い範囲をシームレスで映すものであるので、ドライバは瞬時に何をみているのかを把握することが可能となる。
また、本発明のサイドミラー装置によれば、サイドミラー駆動手段によるサイドミラー駆動中にはシームレス表示を行わないので、撮像手段によって撮像された画像をそのまま表示するのでドライバが何を視認しているのかを見失うようなことがない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがとる2つのポジションを示す図であり、図2は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがポジション(Y)にあるときの視野範囲を示す図であり、図3は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがポジション(X)にあるときの運転席周りの様子を示す図であり、図4は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがポジション(Y)にあるときの運転席周りの様子を示す図であり、図5は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のブロック構成の概略を示す図である。
図1乃至図5において、10は車両、100はECU(制御処理部)、200は車両情報取得部、210は方向指示器検知部、300はサイドミラー駆動制御部、310は駆動モーター部、320は位置検出部、350はサイドミラー、500は画像情報取得部、510は運転者カメラ、520はサイドカメラ(撮像手段)、530は後方カメラ(後方撮像手段)、600はインターフェイス部、610は第1モニター(表示手段)、620は第2モニター(表示手段)、800はナビゲーションシステム部、810はナビゲーションシステム、820はナビゲーションシステム用データベースをそれぞれ示している。
本実施形態のサイドミラー装置に係る構成については、自動車、ハイブリッド車、電気自動車などの車両10に搭載されることを一応想定しているが、その他の移動手段に搭載することも可能である。以下、本実施形態のサイドミラー装置が、右ハンドルの車両10に搭載されていることを前提として説明するが、左ハンドルの車両に本実施形態のサイド
ミラー装置を適用する場合は物理的なハードウエア構成を左右対称に構成すればよい。
本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラー350は、車両10に回動可能に配設されており、サイドミラー駆動制御部300によって駆動されて異なる無数にあるポジションをとってもよいが、例えば2つの所定の回動位置であるポジション(X)、(Y)をとることができる構成となっている。また、区別のために必要に応じてポジション(X)を第1の所定の回動位置、ポジション(Y)を第2の所定の回動位置として説明する。また、所定の回動位置であるポジションは、サイドミラー駆動制御部300やECU(制御処理部)100に予め記憶されているものでも、車両の速度や道路上の車両の位置に基づいて任意に決めても良い。サイドカメラ520は、図2における視界範囲Bをカバーし、後方カメラ530(ハードウエアとしては不図示)は視界範囲Aをカバーし得るように構成されている。
図3はサイドミラーがポジション(X)をとっているときのコックピット(A)と、計器板及びサイドミラーの詳細(B)を、図4はサイドミラーがポジション(Y)をとっているときのコックピット(A)と、計器板及びサイドミラーの詳細(B)を示すものである。
サイドミラーがポジション(X)をとっているときには、計器板にはサイドカメラ520及び後方カメラ530で取得する撮影画像データは、計器板などに表示されることはないが、サイドミラー350がポジション(Y)をとっているときには、計器板における第1モニター610に後方カメラ530の視界範囲Aの画像が、また、第2モニター620にサイドカメラ520の視界範囲Bの画像が表示されるようになっている。また、サイドミラー350がポジション(Y)をとっているときには、サイドミラー350が映す範囲はCに示されるものである。このように、本発明のサイドミラー装置においては、サイドミラー350と第1モニター610及び第2モニター620の表示により、ドライバは広い範囲を視認することが可能となる。
また、コックピットには、図3に示すように運転席に座り車両を運転するドライバを撮影する運転者カメラ510が設けられている。
次に、図5のブロック構成について説明する。本実施形態のサイドミラー装置は、ECU100、サイドミラー駆動制御部300、画像情報取得部500、インターフェイス部600、ナビゲーションシステム部800を主に有している。
ECU100は、CPU、ROM、RAM、インターフェイスなどの各部を備えた汎用のコンピュータシステムで構成されており、所定のプログラムに基づいてサイドミラー駆動制御部300、画像情報取得部500、インターフェイス部600、ナビゲーションシステム部800を制御する。
車両情報取得部200に含まれる方向指示器検知部210は、車両10の方向指示器が操作されたか、左右どちらの方向の指示が出されたかを検出するようになっている。
サイドミラー駆動制御部300は、サイドミラー350を駆動する駆動モーター部310と、サイドミラー350の位置を検出する位置検出部320とから構成されている。駆動モーター部310はECU100によって制御されると共に、位置検出部320はECU100に位置検出信号を送出するようになっている。
計器板に表示される第1モニター610及び第2モニター620によりインターフェイス部600が構成されており、ECU100によってそれらの表示が制御されるようにな
っている。
画像情報取得部500を構成する運転者カメラ510、サイドカメラ520、後方カメラ530のいずれも動画を撮像することが可能な撮像装置である。運転者カメラ510及び後方カメラ530で撮像された画像データは、ECU100で画像解析される。運転者カメラ510による画像データからは、ドライバの頭部位置が検出され、後方カメラ530による画像データからは、車両10後方の白線が検出されるようになっている。
図5のブロック構成に示すように、ナビゲーションシステム部800は、ナビゲーションシステム810やこのナビゲーションシステム810が参照する地図情報などのナビゲーションシステム用データベース820とからなっている。ナビゲーションシステム810は、GPS衛星からのGPS信号を受信して自らの位置を計算するGPS測位部を用いることによって、車両の位置情報を取得することができる。本発明の車載装置においては、位置情報を取得することができれば、このようなGPS測位法によらずとも、その他の測位法を用いることができるものである。
後方カメラ530で取得された画像データの解析によって、車線間の白線が検出されるが、ナビゲーションシステム部800における自車両の位置情報と当該位置情報に基づく地図情報と、先の検出された白線の情報とから、片側に複数の車線が存在する場合においては、車両10がどの車線を走行しているのかが把握することができるようになっている。
次に、以上のように構成されるサイドミラー装置の動作について説明する。図6は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置の制御のフローチャートを示す図である。図6のフローチャートはECU100によって十分短い時間間隔で定期的に実行されるものである。また、実行においては必要に応じて強制的にループを抜けて他の処理を行うこともあり得る。また、サイドミラー350は、車線変更がなされる方向のサイドミラーが回動され、例えば、右(左)車線に車線変更する際には右(左)側のサイドミラーが回動される。すなわち、運転手から見たサイドミラーのミラー像は、自車両を写さなくなるように制御処理部によって制御されたサイドミラー駆動制御部によってサイドミラーは制御される。
図6において、ステップS100において、サイドミラー装置制御のフローが開始されると、続いてステップS101で、方向指示器検知部210によって方向指示器の動作が検知される。
ステップS102では、ナビゲーションシステム部800などによって自車両の位置情報が取得される。
ステップS103では、自車両の位置情報と、自車両が走行している車線情報と、方向指示器の方向などの情報を総合して、運転者が車線変更を行おうしているのかまたは自車両が車線変更を終了したかが図示しない車線変更判断手段によって判断される。車線変更判断手段は、本実施例ではナビゲーションシステム810を介して車両の位置情報と車線情報及び方向指示器検知部210であるとして説明するが、本実施例に限定されるものではない。
ステップ103における判定の結果がYESであるときにはステップS104に進み、ステップ103における判定の結果がNOであるときにはステップS114に進み、ステップS114でサイドミラー装置制御処理を終了する。
ステップS104では、第1モニター610及び第2モニターで全画像表示を開始する
。ここで全画像表示とは、カメラで撮影する最も広い画角の画像を表示することである。
次に、ステップS105で、駆動モーター部310によって、サイドミラー350の移動(ポジションX→ポジションY)を開始する。すなわち、ステップS105で、サイドミラー駆動制御部300がサイドミラー350を所定の第1の回動位置であるポジションXから所定の第2の回動位置であるポジションYに位置させるようにECU100によって制御される。
ステップS106では、位置検出部320によって、サイドミラー350がポジション(Y)への移動が完了したか否かが判定される。ステップS106における判定の結果がYESであるときにはステップS107に進み、ステップS106における判定の結果がNOであるときにはステップS106に戻る。
ステップS107においては、第2モニター620とサイドミラー350とによるシームレス表示のための画像処理のサブルーチンが実行される。このシームレス表示のための画像処理については後に説明する。
次に、ステップS108では、ナビゲーションシステム部800などによって自車両の位置情報が取得される。
ステップS109では、自車両の位置情報と、自車両が走行している車線情報と、方向指示器の方向などの情報を総合して、自車両が車線変更を終了したか否かが判定される。ステップS109の判定結果がYESであるときにはステップS110に進み、ステップS109の判定結果がNOであるときにはステップS107に戻る。
ステップS110では、第1モニター610及び第2モニターで全画像表示を開始する。そして、ステップS111においては、駆動モーター部310によって、サイドミラー350の移動(ポジションY→ポジションX)を開始する。すなわち、ステップS110で、サイドミラー駆動制御部300がサイドミラー350を所定の第1の回動位置であるポジションYから所定の第2の回動位置であるポジションXに位置させるようにECU100によって制御される。
ステップS112では、位置検出部320によって、サイドミラー350がポジション(X)への移動が完了したか否かが判定される。ステップS112における判定結果がYESであるときにはステップS113に進み、NOであるときにはステップS112をループする。
ステップS113では、第1モニター610及び第2モニターで全画像表示を終了し、続くステップS114で、サイドミラー装置制御のフローを終了する。
次に、サイドミラー装置の動作における各制御のタイミングについて説明する。図7は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置の制御におけるタイムチャートを示す図である。
サイドミラー350のポジション変更は人間の感覚では分からない程度の速さで行われることが利用的であるが、実際には、所定の時間がかかってしまう。そこで、サイドミラー装置の制御においては、サイドミラー350がXからYのポジションまで移動する間(T1)は、第1モニター610及び第2モニターでは全画面表示を行い、ドライバが全体的で最も広い視野を持つことができるようにしている。同じく、サイドミラー装置の制御において、サイドミラー350をYからXのポジションまで移動する間(T2)は、再び第1モニター610及び第2モニターの全画面表示を行う。なお、全画面表示とは、撮像
手段であるサイドカメラ520及び後方撮像手段である後方カメラ530で撮像した画像を撮像したままに対応する表示手段である第1モニター610及び第2モニター620に表示することを意味しており、モニター610及びモニター620に表示する画像同士に関連を持たせずに、視野範囲の途切れやだぶりがある状態となる。
サイドミラー350がYのポジションに到達すると、第2モニター620とサイドミラー350とによるシームレス表示が実行される。すなわち、ステップS106で位置検出部320によってサイドミラー350がポジション(Y)への移動が完了したか否かが判定され、ステップS107においては、第2モニター620とサイドミラー350とによるシームレス表示のための画像処理のサブルーチンが実行されることがフローチャートに対応する。具体的には、制御処理部が、車線変更がなされる方向にサイドミラーを回動させて所定の回動位置になるようにサイドミラー駆動制御部を制御し、サイドミラー駆動制御部がサイドミラーを所定の回動位置に位置させた後にサイドミラーに写る像とをシームレスに表示するように制御される。このシームレス表示は、第2モニター620とサイドミラー350との境目で視野範囲の途切れやだぶりがないようにする表示である。図9は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のシームレス表示を説明する図である。
上記のように、サイドミラー駆動制御部300によるサイドミラー350駆動中にはシームレス表示を行わないようにすると、サイドカメラ520によって撮像された画像を第2モニター620にそのまま表示することとなるので、駆動中にドライバが何を視認しているのかを見失うようなことがない。
シームレス表示における画像処理は、サイドカメラ520の撮像範囲のうち、どの範囲を第2モニター620に表示させるかを決めるための処理を行うものである。このような画像処理を行うために運転者カメラ510によって、ドライバの頭部の位置が検出される。
いま、ドライバの頭部位置がPであるとすると、ドライバがサイドミラー350によって視認することができる範囲は(1)に示す両矢印の範囲である。そこで、画像処理によってシームレス表示とするために、サイドカメラ520の撮像範囲のうち(1’)に示す両矢印の範囲を第2モニター620に表示する。
ドライバの頭部位置がPからQに移動したとすると、ドライバがサイドミラー350によって視認することができる範囲は(2)の両矢印の範囲となる。これに合わせて、画像処理では、サイドカメラ520の撮像範囲のうち(2’)に示す両矢印の範囲を第2モニター620に表示する。
次に、以上のようなシームレス表示のフローについて説明する。ステップS107におけるシームレス表示のための画像処理のサブルーチンについて説明する。図8は本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のシームレス表示画像処理サブルーチンのフローチャートを示す図である。
図8において、ステップS200において、シームレス表示画像処理サブルーチンが開始されると、次にステップS201に進み、運転者カメラ510によって、ドライバの頭部位置の検出が行われる。
続いて、ステップS202では、ドライバの頭部位置からサイドミラー350とシームレスな画像を第2モニター620に表示するための画像領域の切り出しの画像処理がECU100により実行される。
ステップS203では、切り出された画像領域を第2モニター620に表示し、ステップ
S204で、リターンしメインルーチンに戻る。
以上のような構成によれば、サイドミラー350が映す範囲と、それを補うサイドカメラ520の画像の表示が、第2モニター620上でシームレスに表示することができるので、ドライバは広い範囲を視認することができ、十分な安全確認を励行することが可能となる。また、サイドミラー350像と第2モニター620像とは、十分に広い範囲をシームレスで映すものであるので、ドライバは瞬時に何をみているのかを把握することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがとる2つのポジションを示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがポジション(Y)にあるときの視野範囲を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがポジション(X)にあるときの運転席周りの様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のサイドミラーがポジション(Y)にあるときの運転席周りの様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のブロック構成の概略を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置の制御のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置の制御におけるタイムチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のシームレス表示画像処理サブルーチンのフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係るサイドミラー装置のシームレス表示を説明する図である。
符号の説明
10・・・車両、100はECU(制御処理部)、200・・・車両情報取得部、210・・・方向指示器検知部、300・・・サイドミラー駆動制御部、310・・・駆動モータ部、320・・・位置検出部、350・・・サイドミラー、500・・・画像情報取得部、510・・・運転者カメラ、520・・・サイドカメラ、530・・・後方カメラ、600・・・インターフェイス部、610・・・第1モニター、620・・・第2モニター、800・・・ナビゲーションシステム部、810・・・ナビゲーションシステム、820・・・ナビゲーションシステム用データベース

Claims (5)

  1. 回動可能なサイドミラーを駆動するサイドミラー駆動制御部と、
    サイドミラー近傍に設けられた撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段と、車両の車線変更を判断する車線変更判断手段と、
    前記車両の車線変更判断手段の判断結果に基づいて、前記車両のサイドミラー駆動制御部と前記表示手段を制御可能な制御処理部を有するサイドミラー装置において、
    前記制御処理部は、前記車線変更判断手段が車線変更を行うことを検出したときに、車線変更がなされる方向にサイドミラーを回動させて所定の回動位置になるように前記サイドミラー駆動制御部を制御し、前記撮像手段によって撮像された画像とサイドミラーに写る像とをシームレスに表示するように制御することを特徴とするサイドミラー装置。
  2. 前記制御処理部は、前記サイドミラー駆動制御部がサイドミラーを所定の位置に位置させた後に前記撮像手段によって撮像された画像とサイドミラーに写る像とをシームレスに表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のサイドミラー装置。
  3. 前記制御処理部は、
    前記車線変更判断手段が車線変更を行うことを検出してから前記サイドミラー駆動制御部を制御している間は、シームレス表示を行わないように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のサイドミラー装置。
  4. 前記制御処理部は、
    前記車線変更判断手段が車線変更を終了したことを判断してから前記サイドミラー駆動制御部を制御している間は、シームレス表示を行わないように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のサイドミラー装置。
  5. 前記表示手段は、車両の後方の撮像する後方撮像手段の画像と前記撮像によって撮像された画像を表示可能であって、前記制御処理部は、前記撮像手段によって撮像された画像を前記後方撮像手段の画像とサイドミラーとの間に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のサイドミラー装置。
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