JP2009233087A - 運動支援装置及び運動支援装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運動能力や運動経験が異なる複数のプレーヤーが、同じ運動をした場合であっても、各プレーヤーの運動量や運動強度を所定の範囲内にすることができる運動支援装置や運動支援システムを提供する。
【解決手段】運動支援装置本体40から出力された、複数のプレーヤーが行うべき運動内容のデータである「運動内容データ」を再生装置60で表示し、複数のプレーヤー70は、再生装置60に表示された「運動内容データ」に従って、全員が同じ運動を行う。各プレーヤー70に装着されたセンサーユニット58が、各プレーヤー70の運動中の運動情報を計測し、計測した運動情報から運動内容ごとの各プレーヤー70の運動量や運動強度を算出し、運動支援装置本体40に送信する。各プレーヤー70の運動量や運動強度を受信した運動支援装置本体40は、各プレーヤー70の運動量や運動強度が所定の範囲内になるような「運動内容データ」を選択して、再生装置60に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレーヤーが行うべき運動動画に従って運動する複数のプレーヤーの運動量を所定の範囲内にするような運動動画を選択することができる運動支援装置及び運動支援システムに関する。
近年、健康増進の目的から、DVD等の映像メディアに収録された身体動作に従って、運動することが流行しつつある。しかしながら、前記メディアに収録された運動メニューは、画一的であることから、プレーヤーのモチベーションを維持することが難しく、飽きてしまうと、運動を止めてしまい、期待していた運動の効果を得ることができないという問題があった。
そこで、特許文献1に示されるような運動支援システムが提案されている。この運動支援システムは、ユーザの運動目的及び個人データを基に、当該ユーザに適した運動コンテンツを選択することができるシステムである。しかし、このような運動支援システムであっても、一人で運動を行うためにモチベーションを維持し続けることが難しい。
そこで、複数人が指導員の指示に従って、エアロビクスダンスを行うことが考えられる。この場合には、受講者が全員同じ運動をすることにより、連帯感が生じ、継続して運動を行うことが可能となる。運動能力や運動経験が異なる受講者が、同じ運動を行うと、各受講者ごとに運動量や運動強度が異なる。もし、同じ運動を行った場合であっても、各受講者の運動量や運動強度が同じになれば、全員が同じ運動量や運動強度の運動をしたという連帯感や達成感により、各受講者のモチベーションを更に向上させることが可能となる。
特開2006−255028号公報
本発明の目的は、運動能力や運動経験が異なる複数のプレーヤーが同じ運動をした場合であっても、各プレーヤーの運動量や運動強度を、所定の範囲内に収まるようにすることができる運動支援装置や運動支援システムを提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動内容である運動内容データを再生装置に出力する出力手段と、
各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの運動に伴う運動情報を計測する運動情報計測手段と、
前記運動情報計測手段が計測した運動情報と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動量を算出する運動量算出手段と、
前記運動量算出手段が算出した、各運動内容データに対する各プレーヤーの運動量を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
前記運動量算出手段が算出した運動量を集計し、プレーヤー毎の運動量集計値を算出する運動量集計手段と、
前記運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動量集計値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択する運動メニュー決定手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明の運動メニュー決定手段は、運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値の最大値及び最小値を特定し、運動量集計値が最小であるプレーヤーの運動量から運動量集計値が最大であるプレーヤーの運動量を引いた値が最も大きい値の運動内容データを選択することを特徴とする。
請求項2記載の発明の望ましい実施形態の一例として、運動メニュー決定手段は、運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値の最大値及び最小値を特定し、運動量集計値が最大であるプレーヤーの運動量が最も小さい値で、且つ、運動量集計値が最小であるプレーヤーの運動量が最も大きい値の運動内容データを選択することが好ましい。
請求項3に記載の発明は、各プレーヤーの運動量集計値が、所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤー間の運動量の分散値が小さい運動内容データを優先的に選択することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、各プレーヤーの運動量集計値が、所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動量の集計値が、所定の範囲内に収まるような運動内容データの組み合わせを選択することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動である運動内容データを再生装置に出力する出力手段と、
各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの心拍数を計測する心拍数センサーと、
前記心拍数センサーが計測した心拍数と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
各運動内容データに対するプレーヤー毎の運動強度を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
前記運動強度算出手段が算出した運動強度を集計し、プレーヤー毎の運動強度の平均値である運動強度平均値を算出する運動強度平均値算出手段と、
前記運動強度平均値算出手段が生成した各プレーヤーの運動強度平均値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択し、前記出力手段に順次出力する運動メニュー決定手段とを有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明の運動メニュー決定手段は、運動強度平均値算出手段が算出した各プレーヤーの運動強度平均値の最大値及び最小値を特定し、運動強度平均値が最小であるプレーヤーの運動強度から運動強度平均値が最大であるプレーヤーの運動強度を引いた値が最も大きい値の運動内容データを選択することを特徴とする。
請求項6記載の発明の望ましい実施形態の一例として、運動メニュー決定手段は、運動強度平均値算出手段が算出した各プレーヤーの運動強度平均値の最大値及び最小値を特定し、運動強度平均値が最大であるプレーヤーの運動強度が最も小さい値で、且つ、運動強度平均値が最小であるプレーヤーの運動強度が最も大きい値の運動内容データを選択することが好ましい。
請求項7に記載の発明は、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動強度の分散値が小さい運動内容データを優先的に選択することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動強度の平均値が、所定の範囲内に収まるような運動内容データの組み合わせを選択することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動内容である運動内容データを出力する出力手段と、
各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの運動に伴う加速度を計測する加速度センサーと、
前記加速度センサーが計測した加速度と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動量を算出する運動量算出手段と、
前記運動量算出手段が算出した、各運動内容データに対する各プレーヤーの運動量を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
前記運動量算出手段が算出した運動量を集計し、プレーヤー毎の運動量集計値を生成する運動量集計手段と、
前記運動量集計手段が生成したプレーヤー毎の運動量集計値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動量集計値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択する運動メニュー決定手段と、
前記出力手段が出力した運動内容データを再生する再生手段と、
を有することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動である運動内容データを出力する出力手段と、
各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの心拍数を計測する心拍数センサーと、
前記心拍数センサーが計測した心拍数データと各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
各運動内容データに対するプレーヤー毎の運動強度を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
前記運動強度算出手段が算出した運動強度を集計し、プレーヤー毎の運動強度の平均値である運動強度平均値を算出する運動強度平均値算出手段と、
前記運動強度平均値算出手段が生成した各プレーヤーの運動強度平均値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択し、前記出力手段に順次出力する運動メニュー決定手段と、
前記出力手段が出力した運動内容データを再生する再生手段と、
を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動内容である運動内容データを再生装置に出力する出力手段と、
各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの運動に伴う運動情報を計測する運動情報計測手段と、
前記運動情報計測手段が計測した運動情報と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動量を算出する運動量算出手段と、
前記運動量算出手段が算出した、各運動内容データに対する各プレーヤーの運動量を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
前記運動量算出手段が算出した運動量を集計し、プレーヤー毎の運動量集計値を算出する運動量集計手段と、
前記運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動量集計値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択する運動メニュー決定手段とを有することを特徴とする。
このため、各プレーヤーの運動量を所定の範囲内に収めることが可能となる。
請求項2に記載の発明の運動メニュー決定手段は、運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値の最大値及び最小値を特定し、運動量集計値が最小であるプレーヤーの運動量から運動量集計値が最大であるプレーヤーの運動量を引いた値が最も大きい値の運動内容データを選択することを特徴とする。
このため、各プレーヤーの運動量集計値の差を、大きな幅で縮小させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、各プレーヤーの運動量集計値が、所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤー間の運動量の分散値が小さい運動内容データを優先的に選択することを特徴とする。
このため、同じ運動内容データが、再生手段で再生されることを、少なくすることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、各プレーヤーの運動量集計値が、所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動量の集計値が、所定の範囲内に収まるような運動内容データの組み合わせを選択することを特徴とする。
このため、同じ運動内容データが、再生手段で再生されることを、少なくすることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動である運動内容データを外部の画像再生装置に出力する出力手段と、各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの心拍数を計測する心拍数センサーと、前記心拍数センサーが計測した心拍数と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
各運動内容データに対するプレーヤー毎の運動強度を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、前記運動強度算出手段が算出した運動強度を集計し、プレーヤー毎の運動強度の平均値である運動強度平均値を算出する運動強度平均値算出手段と、
前記運動強度平均値算出手段が生成した各プレーヤーの運動強度平均値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択し、前記出力手段に出力する運動メニュー決定手段とを有することを特徴とする。
このため、各プレーヤーの運動強度の平均値を所定の範囲内に収めることが可能となる。
請求項6に記載の発明の運動メニュー決定手段は、運動強度平均値算出手段が算出した各プレーヤーの運動強度平均値の最大値及び最小値を特定し、運動強度平均値が最小であるプレーヤーの運動強度から運動強度平均値が最大であるプレーヤーの運動強度を引いた値が最も大きい値の運動内容データを選択することを特徴とする。
このため、各プレーヤーの運動強度平均値の差を、大きな幅で縮小させることが可能となる。
請求項7に記載の発明は、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動強度の分散値が小さい運動内容データを優先的に選択することを特徴とする。
このため、同じ運動内容データが、再生手段で再生されることを、少なくすることが可能となる。
請求項8に記載の発明は、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動強度の平均値が、所定の範囲内に収まるような運動内容データの組み合わせを選択することを特徴とする。
このため、同じ運動内容データが、再生手段で再生されることを、少なくすることが可能となる。
請求項9に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動内容である運動内容データを出力する出力手段と、各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの運動に伴う加速度を計測する加速度センサーと、前記加速度センサーが計測した加速度と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動量を算出する運動量算出手段と、前記運動量算出手段が算出した、各運動内容データに対する各プレーヤーの運動量を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、前記運動量算出手段が算出した運動量を集計し、プレーヤー毎の運動量集計値を生成する運動量集計手段と、前記運動量集計手段が生成したプレーヤー毎の運動量集計値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動量集計値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択する運動メニュー決定手段と、前記出力手段が出力した運動内容データを再生する再生手段とを有することを特徴とする。
このため、各プレーヤーの運動量を所定の範囲内に収めることが可能となる。
請求項10に記載の発明は、複数のプレーヤーが行うべき運動である運動内容データを出力する出力手段と、各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの心拍数を計測する心拍数センサーと、前記心拍数センサーが計測した心拍数データと各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動強度を算出する運動強度算出手段と、各運動内容データに対するプレーヤー毎の運動強度を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、前記運動強度算出手段が算出した運動強度を集計し、プレーヤー毎の運動強度の平均値である運動強度平均値を算出する運動強度平均値算出手段と、前記運動強度平均値算出手段が生成した各プレーヤーの運動強度平均値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択し、前記出力手段に出力する運動メニュー決定手段と、前記出力手段が出力した運動内容データを再生する再生手段とを有することを特徴とする。
このため、各プレーヤーの運動強度の平均値を所定の範囲内に収めることが可能となる。
(本発明の概要)
図1に本発明の運動支援システム100の概要図を示して、本発明の概要を説明する。複数のプレーヤーが行うべき運動内容である「運動内容データ」が、再生装置60で再生されるようになっている。複数のプレーヤー70は、再生装置60で再生される「運動内容データ」に従って、全員が同じ運動を行う。各プレーヤー70には、センサー58を備えたセンサーユニット50が装着され、センサー58が、各プレーヤー70の運動に伴う加速度の変化を計測して「加速度データ」を生成する。或いは、センサー58は、各プレーヤー70の心拍数を計測し、「心拍数データ」を生成する。運動支援装置本体40は、これら「加速度データ」や「心拍数データ」に基づいて、各プレーヤー70の「運動量」や「運動強度」を算出し、各プレーヤー70の「運動量」や「運動強度」が所定の範囲内に収まるような「運動内容データ」を選択して、再生装置60に出力する。このような、本発明の運動支援システム100で運動すると、運動能力や運動経験が異なる複数のプレーヤー70が同じ運動をした場合であっても、各プレーヤー70の「運動量」や「運動強度」を所定の範囲内に収まるようにすることが可能となる。
(運動支援システムのブロック図の説明)
図2に運動支援システム100のブロック図を示して、以下当該ブロック図の説明をする。運動支援システム100は、運動支援装置本体40、センサーユニット50、再生装置60とから構成されている。運動支援装置本体40は、CPU11、RAM12、ROM13、記憶装置14、通信手段15、出力手段16、操作部17とから構成され、これらはバス20で相互に接続されている。
CPU(Central Processing Unitの略)11は、RAM(Random Access Memoryの略)12、ROM(Read Only Memoryの略)13と協動して、各種演算、処理を行うものである。
RAM12は、CPU11に読み込まれて実行されるプログラムや、CPU11が処理したデータを、そのアドレス空間に一時的に格納するものである。
ROM13には、運動支援装置本体40を制御する各種プログラムやパラメータが記憶されている。当該各種プログラムが、CPU11で処理されることにより、各種機能を実現している。なお、ROM13には、運動量集計手段13a、運動メニュー決定手段13b、運動強度平均値算出手段13c等のプログラムが記憶されている。
運動量集計手段13aは、後述する運動量算出手段53bが算出した「運動量」を集計し、プレーヤー70毎の「運動量集計値」を算出する手段である。
運動メニュー決定手段13bは、運動量集計手段13aが生成した各プレーヤー70の「運動量集計値」や、後述する運強度平均値算出手段13cが算出した「運動強度平均値」と、「運動結果テーブル」に基づき、各プレーヤー70の「運動量集計値」が所定の範囲内に収まるような「運動内容データ」を選択して、「運動メニュー」を決定する手段である。なお、「運動結果テーブル」とは、図9や図11示されるように、各プレーヤー70の各「運動内容データ」に対する「運動量」を記録したテーブルである。或いは、「運動結果テーブル」は、図18や20に示されるように、各プレーヤー70の各「運動内容データ」に対する「運動強度」を記録したテーブルである。「運動結果テーブル」は、後述する、S157「運動内容データ出力処理」(図12に示す)やS257「運動内容データ出力処理」(図21に示す)で、順次、記録又は更新されるようになっている。
運動強度平均値算出手段13cは、後述する運動強度算出手段53cが算出した「運動強度」を集計して、集計した「運動強度」の値を「運動回数」で除して、プレーヤー70毎の「運動強度平均値」を算出する手段である。
なお、運動量集計手段13a、運動メニュー決定手段13b、運動強度平均値算出手段13cを、ASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)として構成することとしても差し支えない。
記憶装置14は、ハードディスクや不揮発性メモリ等の補助記憶装置で構成されている。この記憶装置14には、「運動内容データ」等のデータが記憶されるようになっている。なお、「運動内容データ」は、複数のプレーヤーが行うべき運動内容を記録した動画データである。或いは、「運動内容データ」は、音声データであっても差し支えない。なお、運動量集計手段13a、運動メニュー決定手段13b、運動強度平均値算出手段13cを、ROM13の代わりに、記憶装置14に記憶することにしても差し支えない。
本明細書において、「記憶手段」とは、RAM12と記憶装置14のことを指す。
通信手段15は、センサーユニット50の通信手段55と通信して、通信手段55が送信する「加速度データ」を取得する手段である。通信手段15と通信手段55は、無線で通信するようになっている。なお、前記無線には、Wireless USB、Bluetooth(登録商標)、赤外線無線等が含まれる。なお、通信手段15と通信手段55が有線で通信する構成にしても差し支えない。
出力手段16は、「運動内容データ」を、外部の再生装置60に出力する手段である。出力手段16と再生装置60とが有線で接続されている場合には、出力手段16は、HDMI端子、S端子、RCA端子、VGA端子(Video Graphics Arrayの略)、DVI−D端子、DVI−I端子や各種音声出力端子等の出力端子である。また、出力手段16が再生装置60に無線で「運動内容データ」を送信する構成の場合には、出力手段16は、Wireless USB、Bluetooth(登録商標)等の無線インターフェスが含まれる。
操作部17は、運動支援装置本体40の各種設定を変更し、運動支援装置本体40を操作するためのものである。操作部17は、演技者の操作により生成される設定変更信号や操作信号を、バス20を介して、各種プログラムに引き渡すようになっている。この操作部17は、リモートコントローラ等であっても差し支えない。
センサーユニット50は、各プレーヤー70に装着されるようになっている。センサーユニット50は、CPU51、RAM52、ROM53、記憶装置54、通信手段55、入力手段56、操作部57、センサー58とから構成され、CPU51、RAM52、ROM53、記憶装置54、通信手段55、入力手段56、操作部57は相互にバス59で接続されている。CPU51、RAM52、ROM53、記憶装置54、通信手段55、操作部57は、それぞれ、運動支援装置本体40のCPU11、RAM12、ROM13、記憶装置14、通信手段15、操作部17と同様のものである。
ROM53には、計測タイマー53a、運動量算出手段53b、運動強度算出手段53c等のプログラムが記憶されている。計測タイマー53aは、計測開始時からの経過期間をカウントするものであり、本発明では、「計測間隔」(例えば5m秒)が経過した場合には、「計測開始信号」を出力するようになっている。
運動量算出手段53bは、後述するセンサー58が計測した「加速度データ」等の「運動情報」と、後述する各プレーヤー70の「身体情報」から、各プレーヤー70の「運動量」を算出する手段である。なお、「運動量」とは、各プレーヤー70の「消費カロリー」等で表される指標である。
運動強度算出手段53cは、後述するセンサー58である「心拍数センサー」が計測した「心拍数データ」と、後述する各プレーヤー70の「身体情報」から、各プレーヤー70の「運動強度」を算出する。なお、「運動強度」とは、例えば、各プレーヤー70の「最大心拍数」を、センサー58が計測した「心拍数」で除した値である。
計測タイマー53b、運動量算出手段53b、運動強度算出手段53cを、ASICとして構成することとしても差し支えない。
記憶装置54には、「身体情報」が記憶されている。「身体情報」は、各プレーヤー70の、「体重」、「身長」、「年齢」、「性別」等の身体情報が記録されたデータである。プレーヤー70が操作部17や操作部57を操作することにより、記憶装置54に「身体情報」を入力することができるようになっている。
入力手段56は、センサー58が生成した「加速度データ」等の「運動情報」や「心拍数データ」を取得する手段である。
センサー58は、「運動情報計測手段」や「心拍数センサー」で構成されている。「運動情報計測手段」は、プレーヤー70の運動に伴う「運動情報」を計測する手段であり、例えば、「加速度センサー」である。「加速度センサー」は、下方向、左右方向、及び前後方向のそれぞれについて、中立点からの加速度を計測し、「加速度データ」を生成するセンサーである。実施形態によっては、上下方向及び左右方向の、2方向の直線加速度を計測する「加速度センサー」や、1方向の直線加速度を計測する「加速度センサー」であっても差し支えない。「加速度センサー」には、静電容量方式、ピエゾ抵抗方式、圧電方式等を用いた「加速度センサー」が含まれる。なお、「運動情報計測手段」は、前述した「加速度センサー」以外に、プレーヤー70の発汗量、体温情報、呼気中のCO量等の「運動情報」を測定するものであっても差し支えなく、この場合には、運動量算出手段53bは、当該「運動情報」と当該プレーヤー70「身体情報」からプレーヤー70の「運動量」を算出する。
「心拍数センサー」は、運動中のプレーヤー70の心拍数を計測し、「心拍数データ」を生成するセンサーである。「心拍数データ」は、例えば1分間のプレーヤー70の心拍数を表したデータである。
再生装置60は、運動支援システム40の出力手段16と接続し、出力手段16が出力する「運動内容データ」を再生する装置である。「運動内容データ」が、動画データである場合には、再生装置61は、例えば、液晶ディスプレーやプラズマディスプレー等の画像表示装置である。「運動内容データ」が音声データである場合には、再生装置61は、スピーカーである。
(第1の実施形態の概要)
以下第1の実施形態について説明をする。第1の実施形態は、センサー58が「加速度センサー」であり、この「加速度センサー」が生成した各プレーヤー70の「加速度データ」と、各プレーヤー70の「身体情報」に基づき、各プレーヤー70の「運動量」を算出して、この「運動量」を集計した「運動量集計値」の最大値と最小値を特定し、「運動量集計値」が最大であるプレーヤー70の「運動量」の値が最も小さい値で、且つ、「運動量集計値」が最小であるプレーヤー70の「運動量」が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することにより、各プレーヤー70の「運動量集計値」を所定の範囲内に収まるようにする実施形態である。
(第1の実施形態のセンサーユニットメイン処理のフロー)
図3に、第1の実施形態のセンサーユニットメイン処理のフロー図を示し、以下当該フローについて説明をする。センサーユニット50のメインフローが開始すると、図3のS112「初期化」の処理に進む。S112の処理において、センサーユニット50のRAM52に、「計測間隔」が設定される。この「計測間隔」は、プレーヤー70の「身体情報」に応じて設定されるようになっている。S112の処理が終了すると、S113「計測開始要求受信?」の判断処理に進む。
S113「計測開始要求受信?」の判断処理において、センサーユニット50の通信手段55が、運動支援装置本体40の通信手段15から「計測開始要求」を受信した場合には、運動量算出手段53bが起動し、S114「計測処理起動」に進む。「計測開始要求」は、図12のフローのS192「計測開始要求をセンサーユニットに送信」の処理で、運動支援装置本体40の通信手段15から送信される。一方で、センサーユニット50の通信手段55が、運動支援装置本体40の通信手段15から「計測開始要求」を受信しない場合には、S115「電源OFF?」の判断処理に進む。
S114「計測処理起動」の処理において、後述する「計測処理」のフロー(図4に示す)を起動させる。S114の処理が終了すると、S115「電源OFF?」の判断処理に進む。
S115「電源OFF?」の判断処理において、センサーユニット50に、電源をOFFにする信号が入力された場合には、S116「計測処理停止」の処理に進む。電源をOFFにする信号は、プレーヤー70が、運動支援装置本体40の操作部17又はセンサーユニット50の操作部57を操作することにより生成される。一方で、センサーユニット50に、電源をOFFにする信号が入力されない場合には、S113の判断処理に進む。
S116「計測処理停止」の処理において、センサーユニット50は、後述する「計測処理」を停止させる処理を行う。S116の処理が終了すると、センサーユニット50のメインフローが終了する。
(第1の実施形態の計測処理のフロー)
図4に第1の実施形態の計測処理のフロー図を示して、以下当該フローについて説明をする。図3のS114「計測処理起動」の処理において、センサーユニット50が、「計測処理」を起動させると、S132「計測タイマー起動」の処理に進む。
S132「計測タイマー起動」の処理において、計測タイマー53aが起動する。S132の処理が終了すると、S133「計測間隔経過?」の判断処理に進む。
S133「計測間隔経過?」の判断処理において、「計測間隔」が経過し、運動量算出手段53bに、計測タイマー53aから「計測開始信号」が入力された場合には、S137「加速度センサーで計測」の処理に進む。一方で、「計測間隔」が経過していなく、運動量算出手段53bに、計測タイマー53aから「計測開始信号」が入力されない場合には、S135「計測終了要求受信?」の判断処理に進む。
S135「計測終了要求受信?」の判断処理において、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信した場合には、S139「運動量を算出」の処理に進む。なお、「計測終了要求」は、図12の「運動内容データ出力処理」のS195「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理で、センサーユニット50の通信手段55に送信される。一方で、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信していない場合には、S133の判断処理に戻る。
S137「加速度センサーで計測」の処理において、センサー58である「加速度センサー」は、再生装置60に再生される「運動内容データ」に従って運動するプレーヤー70の身体動作に伴う加速度を計測し、「加速度データ」を生成する。この「加速度データ」は、RAM52に格納されるようになっている。S137の処理が終了すると、S138「計測終了要求受信?」の処理に進む。
S138「計測終了要求受信?」の処理において、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信した場合には、S139「運動量を算出」の処理に進む。なお、「計測終了要求」は、図12の「運動内容データ出力処理」のS195「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理で、センサーユニット50の通信手段55に送信される。一方で、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信していない場合には、S132の処理に戻る。
S139「運動量を算出」の処理において、運動量算出手段53bは、RAM52に格納された「加速度データ」と、「身体情報」に基づいて、プレーヤー70の「運動量」を算出し、RAM52に格納する。S139の処理が終了すると、S140「運動量を運動支援装置本体に送信」の処理に進む。
S140「運動量を運動支援装置本体に送信」の処理において、通信手段55は、RAM52に格納された「運動量」を、運動支援装置本体40の通信手段15に送信する。S140の処理が終了すると、「計測処理」のフローが終了する。
(第1の実施形態の運動支援装置本体のメインフロー)
図5に第1の実施形態の運動支援装置本体40のメインフローのフロー図を示して、以下当該フローについて説明をする。第1の実施形態の運動支援装置本体40のメインフローが開始すると、S152「初期化」の処理に進む。S152の処理において、「目標運動量」、「調整値」が設定される。「目標運動量」、「調整値」は、運動支援装置本体40の操作部17や、センサーユニット50の操作部57を、プレーヤー70が操作することにより設定される。「目標運動量」は、全プレーヤー70が目標とする「運動量」である。「調整値」は、全プレーヤー70が目標とする「運動量」の範囲を調整するための数値である。本発明では、各プレーヤー70の「運動量」が、「目標運動量」±「調整値」となるように、各プレーヤー70が運動するようになっている。S152の処理が終了すると、S153「運動量集計値あり?」の判断処理に進む。
S153「運動量集計値あり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、「記憶手段」に「運動量集計値」が記憶されているか否かを判断する。運動メニュー決定手段13aが、「記憶手段」に「運動量集計値」が記憶されていると判断した場合には、S154「運動メニュー決定処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13aが、「記憶手段」に「運動量集計値」が記憶されていないと判断した場合には、S156「予め定められた運動内容を含んだ運動メニューを決定」の処理に進む。
S154「運動メニュー決定処理」において、運動メニュー決定手段13bは、記憶装置14に記憶された、「運動結果テーブル」に基づいて、各プレーヤー70の「運動量集計値」が所定の範囲(「調整値」)内に収まるような「運動内容データ」を選択して、運動メニューを決定する。S154「運動メニュー決定処理」については、後で詳細に説明する。S154の処理が終了すると、S157「運動内容データ出力処理」に進む。
S156「予め定められた運動内容を含んだ運動メニューを決定」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、記憶装置14に記憶された、「予め定められた運動内容」を含んだ、「運動メニュー」を決定する。S156の処理が終了すると、S157「運動内容データ出力処理」に進む。
S157「運動内容データ出力処理」において、出力手段16は、S154の処理で決定された「運動メニュー」に従って「運動内容データ」を、再生装置60に出力する。S157「運動内容データ出力処理」については、後で詳細に説明する。S157「運動内容データ出力処理」が終了すると、S158「電源OFF?」の判断処理に進む。
S158「電源OFF?」の判断処理において、プレーヤー70が、操作部17や操作部57を操作することにより、運動支援装置本体40の電源をOFFすることを選択し、電源をOFFにする信号が、運動支援装置本体40に入力された場合には、運動支援装置本体40の電源がOFFになり、運動支援装置本体メイン処理のフローが終了する。一方で、電源をOFFにする信号が、運動支援装置本体40に入力されない場合には、S153の判断処理に戻る。
(第1の実施形態の運動メニュー決定処理のフロー)
図6に第1の実施形態の運動メニュー決定処理のフロー図を示し、図7に運動量集計値の説明図を示して、以下当該フローについて説明をする。図5のS154「運動メニュー決定処理」が開始すると、図6のS162「プレーヤー毎の運動量集計値を算出」の処理に進む。S162の処理において、運動量集計手段13aは、図7に示されるように、各プレーヤー70に装着されたセンサーユニット50から送信された各「運動量」を集計して、プレーヤー70毎の「運動量集計値」を算出し、RAM12に格納する。S162の処理が終了すると、S163「運動量集計値の最大値と最小値を特定」の処理に進む。
S163「運動量集計値の最大値と最小値を特定」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S162の処理で集計した、プレーヤー70毎の「運動量集計値」の「最大値」と「最小値」を特定する。図7に示される実施例では、プレーヤーDの「運動量集計値」が「12」で「最大値」、プレーヤーAの「運動量集計値」が「7」で「最小値」と特定される。なお、同じ値の「運動量集計値」がある場合には、いずれかを選択する。S163の処理が終了すると、S164「最小値−最小値<=調整値」の判断処理に進む。
S164「最小値−最小値<=調整値」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、S163の処理で特定した「運動量集計値」の「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」以下か、「調整値」より大きいかを判断する。運動メニュー決定手段13bが、「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」より大きいと判断した場合には、S165「差分調整処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」以下であると判断した場合には、S166「目標達成処理」に進む。
S165「差分調整処理」は後で詳細に説明する。S165の処理が終了すると、S162の処理に進む。S166「目標達成処理」は後で詳細に説明する。S166の処理が終了すると、S154「運動メニュー決定手段処理」が終了し、図5のS157「運動内容データ出力処理」に進む。
(第1の実施形態の差分調整処理のフロー)
図8に第1の実施形態の差分調整処理のフロー図を示し、図9に運動結果テーブルと、差分調整処理における運動メニューの説明図を示し、以下、S165「差分調整処理」について説明をする。図6のS165「差分調整処理」が開始すると、図8のS172「未追加の運動内容データあり?」の判断処理に進む。
S172「未追加の運動内容データあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、S163の処理で特定した、各プレーヤー70の「運動量集計値」の「最大値」と「最小値」を縮小することができる、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されているか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていると判断した場合には、S173「未追加の運動内容データを選択」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていないと判断した場合には、S175「追加済みの運動内容データを選択」の処理に進む。
S173「未追加の運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、図9に示される「運動結果テーブル」を参照して、「運動量集計値」が「最大値」であるプレーヤー70の「運動量」の値が最も小さい値で、且つ、「運動量集計値」が「最小値」であるプレーヤー70の「運動量」が最も大きい値の「運動内容データ」を、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」から選択する。図9の矢印(1)で示される状態では、「運動量集計値」が「最大値」(60)であるプレーヤーAの「運動量」が最も小さい値(2)で、「運動量集計値」が「最小値」(58)であるプレーヤーDの「運動量」が最も大きい値(4)の「運動内容データ6」が追加される。S173の処理が終了すると、S176「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。このように、S172において、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」を優先的に選択することを決定して、なるべく、プレーヤー70に同じ運動をさせることなく、プレーヤー70が運動に飽きることを防止している。なお、S173の処理で、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、「運動量集計値」が最小であるプレーヤーの「運動量」から、「運動量集計値」が最大であるプレーヤーの「運動量」を引いた値が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することが好ましい。例えば、図9の(2)の状態において、運動メニュー決定手段13bは、「運動量集計値」が最小であるプレーヤーDの「運動量」から、「運動量集計値」が最大であるプレーヤーAの「運動量」を引いた値が最も大きい値の「運動内容データ9」を選択する。このような方法により、「運動内容データ」を選択することとすると、各プレーヤー70の「運動量集計値」の差を、大きな幅で縮小させることが可能となる。
S175「追加済みの運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、「運動量集計値」が「最大値」であるプレーヤー70の「運動量」の値が最も小さい値で、且つ、「運動量集計値」が「最小値」であるプレーヤー70の「運動量」が最も大きい値の「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」から選択する。なお、S175の処理で、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、「運動量集計値」が最小であるプレーヤーの「運動量」から、「運動量集計値」が最大であるプレーヤーの「運動量」を引いた値が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することが好ましい。S175の処理が終了すると、S176「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。
S176「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S173の処理や、S175の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S176の処理が終了すると、図6のS162の処理に進む。
(第1の実施形態の目標達成処理のフロー)
図10に第1の実施形態の目標達成処理のフロー図を示し、図11に運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図を示し、以下、S166「目標達成処理」について説明をする。図6のS166「目標達成処理」が開始すると、S182「未追加の運動内容データあり?」の判断処理に進む。
S182「未追加の運動内容データあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量」が等しい「運動内容データ」で、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されているか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていると判断した場合には、S183「未追加の運動内容データを選択」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていないと判断した場合には、S186「追加済みの運動内容データを選択」の処理に進む。
S183「未追加の運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、図11の(1)に示されるように、全プレーヤー70の「運動量」が等しい「運動内容データ」で、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」(図11の(1)では「運動内容データ8」)を、記憶装置14から選択する。S183の処理が終了すると、S184「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。このように、S182において、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」を優先的に選択することを決定して、なるべく、プレーヤー70に同じ運動をさせることなく、プレーヤー70が運動に飽きることを防止している。
S184「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S183の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S184の処理が終了すると、S185「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理に進む。
S185「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」(図11の実施例では100(kcal))に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断した場合には(図11の(2)の状態)、S166「目標達成処理」及びS154「運動メニュー決定処理」が終了し、図5のS157「運動内容データ出力処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断しない場合には、S182の処理に戻る。
S186「追加済みの運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、全プレーヤー70の「運動量」が等しい「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」から選択する。S186の処理が終了すると、S187「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。
S187「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S186の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S187の処理が終了すると、S188「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理に進む。
S188「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断した場合には、S166「目標達成処理」及びS154「運動メニュー決定処理」が終了し、図5のS157「運動内容データ出力処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断しない場合には、S186の処理に戻る。
(第1の実施形態の運動内容データ出力処理のフロー図)
図12に第1の実施形態の運動内容データ出力処理のフロー図を示して、以下、S157「運動内容データ出力処理」の説明をする。S157の処理が開始すると、S192「計測開始要求をセンサーユニットに送信」の処理に進む。S192の処理において、運動支援装置本体40の通信手段15は、センサーユニット50の通信手段55に「計測開始要求」を送信する。S192の処理が終了すると、S193「運動内容データを出力」の処理に進む。
S193「運動内容データを出力」の処理において、運動支援装置本体40の出力手段16は、「運動メニュー」に従って、「運動内容データ」を、順次、再生装置60に出力する。再生装置60は、順次、「運動内容データ」を再生する。再生表示60で再生された「運動内容データ」に従って、全プレーヤー70が、運動を行う。S193の処理が終了すると、S194「運動内容データ出力終了?」の判断処理に進む。
S194「運動内容データ出力終了?」の判断処理において、運動支援装置本体40は、出力手段16で「運動内容データ」の出力が終了したか否かを判断する。運動支援装置本体40が、出力手段16で「運動内容データ」の出力が終了したと判断した場合には、S195「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理に進む。一方で、運動支援装置本体40が、出力手段16で「運動内容データ」の出力が終了していないと判断した場合にはS193の処理に戻る。
S195「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理において、運動内容データ0の通信手段15は、「計測開始要求」を、センサーユニット50の通信手段55に送信する。S195の処理が終了すると、S196「各センサーユニットから運動量受信」の処理に進む。
S196「各センサーユニットから運動量受信」の処理において、運動メニュー決定処理40の通信手段15は、各センサーユニット50の通信手段55から、各プレーヤー70の「運動量」を受信する。S196の処理が終了すると、S197の処理に進む。
S197の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S196の処理で受信した、各プレーヤー70の「運動量」を、「運動結果テーブル」(図9、図11に示す)に反映させて更新する。このように、各プレーヤー70が「運動内容データ」に従って、運動を行うと、順次、「運動結果テーブル」の前記「運動内容データ」に対する「運動量」が、記録又は更新されるようになっている。S197の処理が終了すると、S198「運動メニュー終了?」の処理に進む。
S198「運動メニュー終了?」の処理において、運動支援装置本体40は、出力手段16で、「運動メニュー」に従って、全ての「運動内容データ」を、出力手段16で出力したか否かを判断する。運動支援装置本体40が、「運動メニュー」に従って、全ての「運動内容データ」を出力手段16で出力したと判断した場合には、S199「運動量集計値←あり」の処理に進む。一方で、運動支援装置本体40が、「運動メニュー」に従って、全ての「運動内容データ」を出力手段16で出力していないと判断した場合には、S193の処理に戻る。
S199「運動量集計値←あり」の処理において、運動支援装置本体40は、図5のS153の処理で判断される、「運動量集計値」を「あり」にする処理を行う。S199の処理が終了すると、S157「運動内容データ出力処理」が終了し、図5のS158「電源OFF?」の処理に進む。
(第2の実施形態の概要)
以下第2の実施形態について説明をする。第2の実施形態は、センサー58が「心拍数センサー」であり、この「心拍数データ」が生成した各プレーヤー70の「心拍数データ」と、各プレーヤー70の「身体情報」に基づき、各プレーヤー70の「運動強度」を算出して、この「運動強度」から算出される「運動強度平均値」の最大値と最小値を特定し、「運動強度平均値」が最大であるプレーヤー70の「運動強度」の値が最も小さい値で、且つ、「運動強度平均値」が最小であるプレーヤー70の「運動強度」が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することにより、各プレーヤー70の「運動強度平均値」を所定の範囲内に収まるようにする実施形態である。
(第2の実施形態のセンサーユニットメイン処理のフロー)
図13に、第2の実施形態のセンサーユニットメイン処理のフロー図を示し、以下当該フローについて説明をする。センサーユニット50のメインフローが開始すると、図13のS212「初期化」の処理に進む。S212の処理において、センサーユニット50のRAM52に、「計測間隔」が設定される。この「計測間隔」は、プレーヤー70の「身体情報」に応じて設定されるようになっている。S212の処理が終了すると、S213「計測開始要求受信?」の判断処理に進む。
S213「計測開始要求受信?」の判断処理において、センサーユニット50の通信手段55が、運動支援装置本体40の通信手段15から「計測開始要求」を受信した場合には、運動強度算出手段53cが起動し、S214「計測処理起動」に進む。「計測開始要求」は、図21のフローのS292「計測開始要求をセンサーユニットに送信」の処理で、運動支援装置本体40の通信手段15から送信される。一方で、センサーユニット50の通信手段55が、運動支援装置本体40の通信手段15から「計測開始要求」を受信しない場合には、S215「電源OFF?」の判断処理に進む。
S214「計測処理起動」の処理において、後述する「計測処理」のフロー(図14に示す)を起動させる。S214の処理が終了すると、S215「電源OFF?」の判断処理に進む。
S215「電源OFF?」の判断処理において、センサーユニット50に、電源をOFFにする信号が入力された場合には、S216「計測処理停止」の処理に進む。電源をOFFにする信号は、プレーヤー70が、運動支援装置本体40の操作部17又はセンサーユニット50の操作部57を操作することにより生成される。一方で、センサーユニット50に、電源をOFFにする信号が入力されない場合には、S213の判断処理に進む。
S216「計測処理停止」の処理において、センサーユニット50は、後述する「計測処理」を停止させる処理を行う。S216の処理が終了すると、センサーユニット50のメインフローが終了する。
(第2の実施形態の計測処理のフロー)
図14に第2の実施形態の計測処理のフロー図を示して、以下当該フローについて説明をする。図13のS214「計測処理起動」の処理において、センサーユニット50が、「計測処理」を起動させると、S232「計測タイマー起動」の処理に進む。
S232「計測タイマー起動」の処理において、計測タイマー53aが起動する。S232の処理が終了すると、S233「計測間隔経過?」の判断処理に進む。
S233「計測間隔経過?」の判断処理において、「計測間隔」が経過し、運動強度算出手段53cに、計測タイマー53aから「計測開始信号」が入力された場合には、S237「心拍数センサーで計測」の処理に進む。一方で、「計測間隔」が経過していなく、運動強度算出手段53cに、計測タイマー53aから「計測開始信号」が入力されない場合には、S235「計測終了要求受信?」の判断処理に進む。
S235「計測終了要求受信?」の判断処理において、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信した場合には、S239「運動強度を算出」の処理に進む。なお、「計測終了要求」は、図21の「運動内容データ出力処理」のS295「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理で、センサーユニット50の通信手段55に送信される。一方で、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信していない場合には、S233の判断処理に戻る。
S237「心拍数センサーで計測」の処理において、センサー58である「心拍数センサー」は、再生装置60に再生される「運動内容データ」に従って運動するプレーヤー70の身体動作に伴う心拍数を計測し、「心拍数データ」を生成する。この「心拍数データ」は、RAM52に格納されるようになっている。S237の処理が終了すると、S238「計測終了要求受信?」の処理に進む。
S238「計測終了要求受信?」の処理において、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信した場合には、S239「運動強度を算出」の処理に進む。なお、「計測終了要求」は、図21の「運動内容データ出力処理」のS295「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理で、センサーユニット50の通信手段55に送信される。一方で、センサーユニット50が「計測終了要求」を受信していない場合には、S232の処理に戻る。
S239「運動強度を算出」の処理において、運動強度算出手段53cは、RAM52に格納された「心拍数データ」と、「身体情報」に基づいて、プレーヤー70の「運動強度」を算出し、RAM52に格納する。S239の処理が終了すると、S240「運動強度を運動支援装置本体に送信」の処理に進む。
S240「運動強度を運動支援装置本体に送信」の処理において、通信手段55は、RAM52に格納された「運動強度」を、運動支援装置本体40の通信手段15に送信する。S240の処理が終了すると、「計測処理」のフローが終了する。
(第2の実施形態の運動支援装置本体のメインフロー)
図15に第2の実施形態の運動支援装置本体40のメインフローのフロー図を示して、以下当該フローについて説明をする。第2の実施形態の運動支援装置本体40のメインフローが開始すると、S252「初期化」の処理に進む。S252の処理において、「目標運動強度」、「目標運動メニュー数」、「調整値」が設定される。「目標運動強度」、「目標運動メニュー数」、「調整値」は、運動支援装置本体40の操作部17や、センサーユニット50の操作部57を、プレーヤー70が操作することにより設定される。「目標運動強度」は、全プレーヤー70が目標とする「運動強度」である。「目標運動メニュー数」は、全プレーヤー70が、「運動内容データ」に伴って運動する回数である。「調整値」は、全プレーヤー70が目標とする「運動強度」の範囲を調整するための数値である。本発明では、各プレーヤー70の「運動強度」が、「目標運動強度」±「調整値」になるように、各プレーヤー70が運動するようになっている。S252の処理が終了すると、S253「運動強度平均値あり?」の判断処理に進む。
S253「運動強度平均値あり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、「記憶手段」に「運動強度平均値」が記憶されているか否かを判断する。運動メニュー決定手段13aが、「記憶手段」に「運動強度平均値」が記憶されていると判断した場合には、S254「運動メニュー決定処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13aが、「記憶手段」に「運動強度平均値」が記憶されていないと判断した場合には、S256「予め定められた運動内容を含んだ運動メニューを決定」の処理に進む。
S254「運動メニュー決定処理」において、運動メニュー決定手段13bは、記憶装置14に記憶された、「運動結果テーブル」に基づいて、各プレーヤー70の「運動強度平均値」が所定の範囲(「調整値」)内に収まるような「運動内容データ」を選択して、運動メニューを決定する。S254「運動メニュー決定処理」については、後で詳細に説明する。S254の処理が終了すると、S257「運動内容データ出力処理」に進む。
S256「予め定められた運動内容を含んだ運動メニューを決定」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、記憶装置14に記憶された、「予め定められた運動内容」を含んだ、「運動メニュー」を決定する。S256の処理が終了すると、S257「運動内容データ出力処理」に進む。
S257「運動内容データ出力処理」において、出力手段16は、S254の処理で決定された「運動メニュー」に従って「運動内容データ」を、再生装置60に出力する。S257「運動内容データ出力処理」については、後で詳細に説明する。S257「運動内容データ出力処理」が終了すると、S258「電源OFF?」の判断処理に進む。
S258「電源OFF?」の判断処理において、プレーヤー70が、操作部17や操作部57を操作することにより、運動支援装置本体40の電源をOFFすることを選択し、電源をOFFにする信号が、運動支援装置本体40に入力された場合には、運動支援装置本体40の電源がOFFになり、運動支援装置本体メイン処理のフローが終了する。一方で、電源をOFFにする信号が、運動支援装置本体40に入力されない場合には、S253の判断処理に戻る。
(第2の実施形態の運動メニュー決定処理のフロー)
図16に第2の実施形態の運動メニュー決定処理のフロー図を示し、図17に運動強度平均値の説明図を示して、以下当該フローについて説明をする。図15のS254「運動メニュー決定処理」が開始すると、図16のS262「プレーヤー毎の運動強度平均値を算出」の処理に進む。S262の処理において、運動強度平均値算出手段13cは、各プレーヤー70に装着されたセンサーユニット50から送信された各「運動強度」を集計して、集計した「運動強度」の値を「運動回数」で除して、プレーヤー70毎の「運動強度平均値」を算出し、RAM12に格納する。S262の処理が終了すると、S263「運動強度平均値の最大値と最小値を特定」の処理に進む。
S263「運動強度平均値の最大値と最小値を特定」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S262の処理で集計した、プレーヤー70毎の「運動強度平均値」の「最大値」と「最小値」を特定する。S263の処理が終了すると、S264「最小値−最小値<=調整値」の判断処理に進む。
S264「最小値−最小値<=調整値」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、S263の処理で特定した「運動強度平均値」の「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」(本実施例では、0.5%)以下か否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」より大きいと判断した場合には、S265「差分調整処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」以下であると判断した場合には、S266「目標達成処理」に進む。
S265「差分調整処理」は後で詳細に説明する。S265の処理が終了すると、S262の処理に進む。S266「目標達成処理」は後で詳細に説明する。S266の処理が終了すると、S254「運動メニュー決定手段処理」が終了し、図15のS257「運動内容データ出力処理」に進む。
(第2の実施形態の差分調整処理のフロー)
図17に第2の実施形態の差分調整処理のフロー図を示し、図18に運動結果テーブルと、差分調整処理における運動メニューの説明図を示し、以下、S265「差分調整処理」について説明をする。図16のS265「差分調整処理」が開始すると、図17のS272「未追加の運動内容データあり?」の判断処理に進む。
S272「未追加の運動内容データあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、S263の処理で特定した、各プレーヤー70の「運動強度平均値」の「最大値」と「最小値」を縮小することができる、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されているか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていると判断した場合には、S273「未追加の運動内容データを選択」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていないと判断した場合には、S275「追加済みの運動内容データを選択」の処理に進む。
S273「未追加の運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、図18に示される「運動結果テーブル」を参照して、「運動強度平均値」が「最大値」であるプレーヤー70の「運動強度」の値が最も小さい値で、且つ、「運動強度平均値」が「最小値」であるプレーヤー70の「運動強度」が最も大きい値の「運動内容データ」を、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」から選択する。S273の処理が終了すると、S276「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。このように、S272において、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」を優先的に選択することを決定して、なるべく、プレーヤー70に同じ運動をさせることなく、プレーヤー70が運動に飽きることを防止している。なお、S273の処理で、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、「運動量返金値」が最小であるプレーヤーの「運動強度」から、「運動量平均値」が最大であるプレーヤーの「運動強度」を引いた値が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することが好ましい。このような方法により、「運動内容データ」を選択することとすると、各プレーヤー70の「運動強度平均値」の差を、大きな幅で縮小させることが可能となる。
S275「追加済みの運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、「運動強度平均値」が「最大値」であるプレーヤー70の「運動強度」の値が最も小さい値で、且つ、「運動強度平均値」が「最小値」であるプレーヤー70の「運動強度」が最も大きい値の「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」から選択する。なお、S275の処理においても、S273の書入りと同様に、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、「運動量返金値」が最小であるプレーヤーの「運動強度」から、「運動量平均値」が最大であるプレーヤーの「運動強度」を引いた値が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することが好ましい。S275の処理が終了すると、S276「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。
S276「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S273の処理や、S275の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S276の処理が終了すると、図16のS262の処理に進む。
(第2の実施形態の目標達成処理のフロー)
図19に第2の実施形態の目標達成処理のフロー図を示し、図20に運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図を示し、以下、S266「目標達成処理」について説明をする。図16のS266「目標達成処理」が開始すると、S282「未追加の運動内容データあり?」の判断処理に進む。
S282「未追加の運動内容データあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動強度」が等しい「運動内容データ」で、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されているか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていると判断した場合には、S283「未追加の運動内容データを選択」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、当該未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14に記憶されていないと判断した場合には、S286「追加済みの運動内容データを選択」の処理に進む。
S283「未追加の運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、全プレーヤー70の「運動強度」が等しい「運動内容データ」で、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」を、記憶装置14から選択する。S283の処理が終了すると、S284「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。このように、S282において、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」を優先的に選択することを決定して、なるべく、プレーヤー70に同じ運動をさせることなく、プレーヤー70が運動に飽きることを防止している。
S284「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S283の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S284の処理が終了すると、S285「運動メニュー数、運動強度平均値が、目標値に到達?」の判断処理に進む。
S285「運動メニュー数、運動強度平均値が、目標値に到達?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、「目標運動強度」に到達したか、また、「運動回数」が「目標運動メニュー数」に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、「目標運動強度」に到達し、且つ、また、「運動回数」が「目標運動メニュー数」に到達したと判断した場合には、S266「目標達成処理」及びS254「運動メニュー決定処理」が終了し、図15のS257「運動内容データ出力処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、「目標運動強度」に到達していないと判断した場合や、或いは、「運動回数」が「目標運動メニュー数」に到達していないと判断した場合には、S282の処理に戻る。
S286「追加済みの運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動結果テーブル」を参照して、全プレーヤー70の「運動強度」が等しい「運動内容データ」を、記憶装置14に記憶された、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」から選択する。S286の処理が終了すると、S287「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。
S287「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S286の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S287の処理が終了すると、S288「運動メニュー数、運動強度平均値が、目標値に到達?」の判断処理に進む。
S288「運動メニュー数、運動強度平均値が、目標値に到達?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、「目標運動強度」に到達し、且つ、また、「運動回数」が「目標運動メニュー数」に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、「目標運動強度」に到達し、且つ、また、「運動回数」が「目標運動メニュー数」に到達したと判断した場合には、S266「目標達成処理」及びS254「運動メニュー決定処理」が終了し、図15のS257「運動内容データ出力処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動強度平均値」が、「目標運動強度」に到達していないと判断した場合、或いは、「運動回数」が「目標運動メニュー数」に到達していないと判断した場合には、S286の処理に戻る。
(第2の実施形態の運動内容データ出力処理のフロー図)
図21に第2の実施形態の運動内容データ出力処理のフロー図を示して、以下、S257「運動内容データ出力処理」の説明をする。S257の処理が開始すると、S292「計測開始要求をセンサーユニットに送信」の処理に進む。S292の処理において、運動支援装置本体40の通信手段15は、センサーユニット50の通信手段55に「計測開始要求」を送信する。S292の処理が終了すると、S293「運動内容データを出力」の処理に進む。
S293「運動内容データを出力」の処理において、運動支援装置本体40の出力手段16は、「運動メニュー」に従って、「運動内容データ」を、順次、再生装置60に出力する。再生装置60は、順次、「運動内容データ」を再生する。再生表示60で再生された「運動内容データ」に従って、全プレーヤー70が、運動を行う。S293の処理が終了すると、S294「運動内容データ出力終了?」の判断処理に進む。
S294「運動内容データ出力終了?」の判断処理において、運動支援装置本体40は、出力手段16で「運動内容データ」の出力が終了したか否かを判断する。運動支援装置本体40が、出力手段16で「運動内容データ」の出力が終了したと判断した場合には、S295「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理に進む。一方で、運動支援装置本体40が、出力手段16で「運動内容データ」の出力が終了していないと判断した場合にはS293の処理に戻る。
S295「計測終了要求をセンサーユニットに送信」の処理において、運動内容データ0の通信手段15は、「計測開始要求」を、センサーユニット50の通信手段55に送信する。S295の処理が終了すると、S296「各センサーユニットから運動強度受信」の処理に進む。
S296「各センサーユニットから運動強度受信」の処理において、運動メニュー決定処理40の通信手段15は、各センサーユニット50の通信手段55から、各プレーヤー70の「運動強度」を受信する。S296の処理が終了すると、S297の処理に進む。
S297の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S296の処理で受信した、各プレーヤー70の「運動強度」を、「運動結果テーブル」(図18、図20に示す)に反映させて更新する。このように、各プレーヤー70が「運動内容データ」に従って、運動を行うと、順次、「運動結果テーブル」の前記「運動内容データ」に対する「運動強度」が、記録又は更新されるようになっている。S297の処理が終了すると、S298「運動メニュー終了?」の処理に進む。
S298「運動メニュー終了?」の処理において、運動支援装置本体40は、出力手段16で、「運動メニュー」に従って、全ての「運動内容データ」を、出力手段16で出力したか否かを判断する。運動支援装置本体40が、「運動メニュー」に従って、全ての「運動内容データ」を出力手段16で出力したと判断した場合には、S299「運動強度平均値←あり」の処理に進む。一方で、運動支援装置本体40が、「運動メニュー」に従って、全ての「運動内容データ」を出力手段16で出力していないと判断した場合には、S293の処理に戻る。
S299「運動強度平均値←あり」の処理において、運動支援装置本体40は、図15のS253の処理で判断される、「運動強度平均値」を「あり」にする処理を行う。S299の処理が終了すると、S257「運動内容データ出力処理」が終了し、図15のS258「電源OFF?」の処理に進む。
(第3の実施形態の概要)
以下第3の実施形態について説明をする。第3の実施形態は、センサー58が「加速度センサー」であり、この「加速度センサー」が生成した各プレーヤー70の「加速度データ」と、各プレーヤー70の「身体情報」に基づき、各プレーヤー70間の「運動量」を算出して、この「運動量」を集計した「運動量集計値」の最大値と最小値を特定し、「運動量集計値」が最大であるプレーヤー70の「運動量」の値が最も小さい値で、且つ、「運動量集計値」が最小であるプレーヤー70の「運動量」が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することにより、各プレーヤー70の「運動量集計値」を所定の範囲内に収まるようにする実施形態である。そして、各プレーヤー70の「運動量集計値」が、所定の範囲内に収まった場合には、各プレーヤー70間の「運動量」の分散値が小さい「運動内容データ」を優先的に選択して、目標とする「運動量集計値」まで、全プレーヤー70が運動する実施形態である。
第3の実施形態の「センサーユニットのメイン処理」は、図3に示される第1の実施形態の「センサーユニットのメイン処理」と同一の処理である。第3の実施形態の「計測処理」は、図4に示される第1の実施形態の「計測処理」と同一の処理である。第3の実施形態の「運動支援装置本体メイン処理」は、図5に示される第1の実施形態の「運動支援装置本体メイン処理」と同一の処理である。第3の実施形態の「計測処理」は、図4に示される第1の実施形態の「計測処理」と同一の処理である。
(第3の実施形態の運動メニュー決定処理)
図22に第3の実施形態の運動メニュー決定処理のフロー図を示して、以下当該フローについて説明する。図5のS154「運動メニュー決定処理」が開始すると、図22に示されるS362「プレーヤー毎の運動量集計値を算出」の処理に進む。運動量集計手段13aは、各プレーヤー70に装着されたセンサーユニット50から送信された各「運動量」を集計して、プレーヤー70毎の「運動量集計値」を算出し、RAM12に格納する。S362の処理が終了すると、S363「運動量集計値の最大値と最小値を特定」の処理に進む。
S363「運動量集計値の最大値と最小値を特定」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S362の処理で集計した、プレーヤー70毎の「運動量集計値」の「最大値」と「最小値」を特定する。なお、同じ値の「運動量集計値」がある場合には、いずれかを選択する。S363の処理が終了すると、S364「最小値−最小値<=調整値」の判断処理に進む。
S364「最小値−最小値<=調整値」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、S363の処理で特定した「運動量集計値」の「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」以下か否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」より大きい判断した場合には、S365「差分調整処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」以下であると判断した場合には、S366「目標達成処理」に進む。
S365「差分調整処理」は、図8に示される第1の実施形態の「差分調整処理」と同一の処理である。S365の処理が終了すると、S362の処理に進む。
S366「目標達成処理」は、後で詳細に説明する。S366の処理が終了すると、S367「差分再調整=なし?」の判断処理に進む。
S367「差分再調整=なし?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、RAM12に後述する「差分再調整」が「あり」と設定されているか、「なし」と設定されているかを判断する。運動メニュー決定手段13bが、RAM12に「差分再調整」が「あり」と設定されていると判断した場合には、S362の処理に戻る。一方で、運動メニュー決定手段13bが、RAM12に「差分再調整」が「なし」と設定されていると判断した場合には、S154「運動メニュー決定処理」が終了し、S157「運動内容データ出力処理」に進む。
(第3の実施形態の目標達成処理のフロー)
図23に第3の実施形態の目標達成処理のフロー図を示し、図24に「運動結果テーブル」と、「目標達成処理」における「運動メニュー」の説明図を示し、以下、S366「目標達成処理」について説明をする。図22のS366「目標達成処理」が開始すると、S381「初期化」の処理に進む。
S381「初期化」の処理において、「許容分散値」がRAM12設定される。「許容分散値」は、プレーヤー70が、操作部17や操作部57を操作することにより設定される。なお、本実施形態において「分散値」とは、図24の「運動結果テーブル」に示されるように、ある「運動内容データ」に対する、各プレーヤー70間の「運動量」の「分散値」のことである。また、「分散値」は、以下の式(1)で表現される数値である。なお、式(1)のxは、ある「運動内容データ」に対する、全プレーヤー70「運動量」を相加平均した値である。xは、「運動内容データ」に対する、各プレーヤー70「運動量」である。nは、プレーヤー70の人数である。
Figure 2009233087
また、S381の処理において「差分再調整」が「なし」とRAM12に設定される。S381の処理が終了すると、S382「未追加の運動内容データで、分散値が最小の運動内容データを選択」の処理に進む。
S382「未追加の運動内容データで、分散値が最小の運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、未だ「運動メニュー」に追加されていない「運動内容データ」で、各プレーヤー70間の「運動量」の「分散値」が最小の「運動内容データ」を選択する。S382の処理が終了すると、S383「分散値<=許容分散値?」の判断処理に進む。
S383「分散値<=許容分散値?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、S382の処理で選択した「運動内容データ」の「分散値」が、S381の処理で設定された「許容分散値」以下否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、S382の処理で選択した「運動内容データ」の「分散値」が、S381の処理で設定された「許容分散値」以下であると判断した場合には、S384「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、S382の処理で選択した「運動内容データ」の「分散値」が、S381の処理で設定された「許容分散値」よりも大きいと判断した場合には、S391「追加済みの運動内容データで、分散値が許容分散値以下の運動内容データを選択」の処理に進む。
S384「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S382の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S384の処理が終了すると、S385「運動量集計値の最大値と最小値と特定」の処理に進む。
S385「運動量集計値の最大値と最小値と特定」の処理において、運動量集計手段13aは、プレーヤー70毎の「運動量集計値」を算出する。また、S385の処理において、運動メニュー決定手段13bは、運動量集計手段13aが算出した「運動量集計値」の「最大値」と「最小値」を特定する。S385の処理が終了すると、S386「最大値―最小値<=調整値+2」の処理に進む。
S386「最大値―最小値<=調整値+2」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S385の処理で特定した「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」と「所定値」を足し合わせた値以下か否かを判断する。なお、図23に示される実施例では、「所定値」は「2」と設定されている。運動メニュー決定手段13bが、S385の処理で特定した「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」と「所定値」を足し合わせた値以下であると判断した場合には、S387「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、S385の処理で特定した「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」と「所定値」を足し合わせた値よりも大きいと判断した場合には、S388「差分再調整←あり」の処理に進む。
S388「差分再調整←あり」の処理において、「差分再調整」が「あり」とRAM12に設定される。S388の処理が終了すると、S366「目標達成処理」が終了し、図22のS367の処理に進む。
S387「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」(図24の実施例では100(kcal))に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断した場合には、S366「目標達成処理」が終了し、図22のS367「差分再調整=なし?」の判断処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達していないと判断した場合には、S362の処理に戻る。
S391「追加済みの運動内容データで、分散値が許容分散値以下の運動内容データを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」で、「分散値」が「許容分散値」以下の「運動内容データ」を選択する。S391の処理が終了すると、S392「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理に進む。
S392「選択した運動内容データを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S391の処理で選択した「運動内容データ」を、「運動メニュー」に追加する処理を行う。S392の処理が終了すると、S393「運動量集計値の最大値と最小値と特定」の処理に進む。
S393「運動量集計値の最大値と最小値と特定」の処理において、運動量集計手段13aは、プレーヤー70毎の「運動量集計値」を算出する。また、S393の処理において、運動メニュー決定手段13bは、運動量集計手段13aが算出した「運動量集計値」の「最大値」と「最小値」を特定する。S393の処理が終了すると、S394「最大値―最小値<=調整値+2」の処理に進む。
S394「最大値―最小値<=調整値+2」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S393の処理で特定した「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」と「所定値」を足し合わせた値以下か否かを判断する。なお、図23に示される実施例では、「所定値」は「2」と設定されている。運動メニュー決定手段13bが、S393の処理で特定した「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」と「所定値」を足し合わせた値以下であると判断した場合には、S395「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、S393の処理で特定した「最大値」から「最小値」を引いた値が、「調整値」と「所定値」を足し合わせた値よりも大きいと判断した場合には、S388「差分再調整←あり」の処理に進む。
S395「全プレーヤーの運動量集計値が目標運動量に到達?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」(図24の実施例では100(kcal))に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断した場合には、S366「目標達成処理」が終了し、図22のS367「差分再調整=なし?」の判断処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達していないと判断した場合には、S391の処理に戻る。
このように第3の実施形態では、「目標達成処理」で「分散値」が最小の「運動内容データ」を優先的に選択することにしたので、第1の実施形態と比べて同じ「運動内容データ」が、再生手段16で再生されることを、少なくすることが可能となった。
(第4の実施形態の概要)
以下第4の実施形態について説明をする。第4の実施形態は、センサー58が「加速度センサー」であり、この「加速度センサー」が生成した各プレーヤー70の「加速度データ」と、各プレーヤー70の「身体情報」に基づき、各プレーヤー70の「運動量」を算出して、この「運動量」を集計した「運動量集計値」の最大値と最小値を特定し、「運動量集計値」が最大であるプレーヤー70の「運動量」の値が最も小さい値で、且つ、「運動量集計値」が最小であるプレーヤー70の「運動量」が最も大きい値の「運動内容データ」を選択することにより、各プレーヤー70の「運動量集計値」を所定の範囲内に収まるようにする実施形態である。そして、各プレーヤー70の「運動量集計値」が、所定の範囲内に収まった場合には、複数の「運動内容データ」を組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が等しくなる、「運動内容データ」の組み合わせを選択する実施形態である。
第4の実施形態の「センサーユニットのメイン処理」は、図3に示される第1の実施形態の「センサーユニットのメイン処理」と同一の処理である。第4の実施形態の「計測処理」は、図4に示される第1の実施形態の「計測処理」と同一の処理である。第4の実施形態の「運動支援装置本体メイン処理」は、図5に示される第1の実施形態の「運動支援装置本体メイン処理」と同一の処理である。第4の実施形態の「計測処理」は、図4に示される第1の実施形態の「計測処理」と同一の処理である。第4の実施形態の「運動メニュー決定処理」は、図6に示される第1の実施形態の「運動メニュー決定処理」と同一の処理である。第4の実施形態の「差分調整処理」は、図8に示される第1の実施形態の「差分調整処理」と同一の処理である。
(第4の実施形態の目標達成処理)
図25に第4の実施形態の目標達成処理のフロー図を示し、図26に運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図を示して、以下第4の実施形態の目標達成処理のフローについて説明をする。S166「目標達成処理」が開始すると、図25のS481「未追加の運動内容データあり?」の判断処理に進む。
S481「未追加の運動内容データあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」が、記憶装置14にあるか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」があると判断した場合には、S428「未追加の運動内容データAを選択」の処理に進む。運動メニュー決定手段13bが、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」がないと判断した場合には、S491「追加済みの運動内容データCを選択」の処理に進む。
S428「未追加の運動内容データAを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動メニュー」に未追加の「運動内容データ」(以下「運動内容データA」とする)を選択する。S428の処理が終了すると、S483「組み合わせて各プレーヤーの運動量の合計値が等しくなる運動内容データBを検索」の処理に進む。
S483「組み合わせて各プレーヤーの運動量の合計値が等しくなる運動内容データBを検索」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S482の処理で選択した「運動内容データA」と組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が等しくなる「運動内容データ」(以下「運動内容データB」とする)を検索する。S483の処理が終了すると、S484「該当する未追加の運動内容データBあり?」の判断処理に進む。
S484「該当する未追加の運動内容データBあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13aは、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」のなかで、「運動内容データB」があるか否かを判断する。運動メニュー決定手段13aが、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」のなかで、「運動内容データB」があると判断した場合には、当該「運動内容データB」を選択して、S486「運動内容データA、Bを運動メニューに追加」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13aが、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」のなかで、該当する「運動内容データB」がないと判断した場合には、S485「該当する追加済みの運動内容データあり?」の判断処理に進む。
S485「該当する追加済みの運動内容データBあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13aは、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」のなかで、該当する「運動内容データB」があるか否かを判断する。運動メニュー決定手段13aが、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」のなかで、該当する「運動内容データB」があると判断した場合には、当該「運動内容データB」を選択して、S486の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13aが、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」のなかで、該当する「運動内容データB」がないと判断した場合には、S481の処理に戻る。
S486「運動内容データA、Bを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13aは、S482の処理で選択した「運動内容データA」と、S484又はS485の処理で選択した「運動内容データB」を、「運動メニュー」に追加する。S486の処理が終了すると、S487「全プレーヤーの運動量集計値が目標値に到達?」の処理の判断処理に進む。
S487「全プレーヤーの運動量集計値が目標値に到達?」の処理の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」(図25の実施例では100(kcal))に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断した場合には(図25の(1)の状態)、S166「目標達成処理」及びS154「運動メニュー決定処理」が終了し、図5のS157「運動内容データ出力処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断しない場合には、S481の判断処理に戻る。
S491「追加済みの運動内容データCを選択」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、「運動メニュー」に追加済みの「運動内容データ」(以下「運動内容データC」とする)を選択する。S491の処理が終了すると、S492「組み合わせて各プレーヤーの運動量の合計値が等しくなる運動内容データDを検索」の処理に進む。
S492「組み合わせて各プレーヤーの運動量の合計値が等しくなる運動内容データDを検索」の処理において、運動メニュー決定手段13bは、S491の処理で選択した「運動内容データC」と組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が等しくなる「運動内容データ」(以下「運動内容データD」とする)を検索する。S492の処理が終了すると、S493「該当する未追加の運動内容データDあり?」の判断処理に進む。
S493「該当する未追加の運動内容データDあり?」の判断処理において、運動メニュー決定手段13aは、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」のなかで、「運動内容データD」があるか否かを判断する。運動メニュー決定手段13aが、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」のなかで、「運動内容データD」があると判断した場合には、当該「運動内容データD」を選択して、S494「運動内容データC、Dを運動メニューに追加」の処理に進む。一方で、運動メニュー決定手段13aが、「運動メニュー」に未だ追加されていない「運動内容データ」のなかで、該当する「運動内容データD」がないと判断した場合には、S491の処理に戻る。
S494「運動内容データC、Dを運動メニューに追加」の処理において、運動メニュー決定手段13aは、S491の処理で選択した「運動内容データC」と、S493の処理で選択した「運動内容データD」を、「運動メニュー」に追加する。S494の処理が終了すると、S495「全プレーヤーの運動量集計値が目標値に到達?」の処理の判断処理に進む。
S495「全プレーヤーの運動量集計値が目標値に到達?」の処理の判断処理において、運動メニュー決定手段13bは、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」(図25の実施例では100(kcal))に到達したか否かを判断する。運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達したと判断した場合には(図25の(1)の状態)、S166「目標達成処理」及びS154「運動メニュー決定処理」が終了し、図5のS157「運動内容データ出力処理」に進む。一方で、運動メニュー決定手段13bが、全プレーヤー70の「運動量集計値」が、「目標運動量」に到達していないと判断した場合には、S491の処理に戻る。
このように、第4の実施形態の目標達成処理では、「運動内容データ」を組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が等しくなる、「運動内容データ」の組み合わせを選択することにしたので、第1の実施形態と比べて同じ「運動内容データ」が、再生手段16で再生されることを、少なくすることが可能となった。
なお、以上説明した第4の実施形態では、2つの「運動内容データ」を組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が等しくなる、「運動内容データ」の組み合わせを選択することにしたが、本発明の第4の実施形態は、これに限定されず、3つ以上の「運動内容データ」の組み合わせを選択することにしても差し支えない。また、以上説明した第4の実施形態では、「運動内容データ」を組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が等しくなる、「運動内容データ」の組み合わせを選択することにしたが、本発明の第4の実施形態はこれに限定されず、「運動内容データ」を組み合わせて、各プレーヤー70の「運動量」の合計値が、所定の範囲内に収まるような「運動内容データ」の組み合わせを選択することにしても差し支えない。
(第2の実施形態の別例)
なお、第2の実施形態において、各プレーヤー70の「運動強度平均値」が所定の範囲内に収まった場合には、S266「目標達成処理」において、第3の実施形態と同様に、運動メニュー決定手段13bが、各プレーヤー70の「運動強度」の「分散値」が小さい「運動内容データ」を優先的に選択することにしても差し支えない。また、第2の実施形態において、各プレーヤー70の「運動強度平均値」が所定の範囲内に収まった場合には、S266「目標達成処理」において、第4の実施形態と同様に、運動メニュー決定手段13bが、複数の「運動画像データ」を組み合わせた、各プレーヤー70の「運動強度」の平均値が所定の範囲内に収まるような「運動内容データの組み合わせ」を選択することにしても差し支えない。
(総括)
なお、以上説明した実施形態では、センサーユニット50で、「運動量」や「運動強度」を算出しているが、本発明はこの実施形態に限定されず、「運動量算出手段」や「運動強度算出手段」を運動支援装置本体40に設け、「運動量」や「運動強度」を運動支援装置本体40で算出することにしても差し支えない。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う運動支援装置及び運動支援装置システムもまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の運動支援システムの概要図である。 運動支援システムのブロック図である。 センサーユニットメイン処理のフロー図である。(第1の実施形態) 計測処理のフロー図である。(第1の実施形態) 運動支援装置本体のフロー図である。(第1の実施形態) 運動メニュー決定処理のフロー図である。(第1の実施形態) 運動内容集計値の説明図である。(第1の実施形態) 差分調整処理のフロー図である。(第1の実施形態) 運動結果テーブルと、差分調整処理における運動メニューの説明図である。(第1の実施形態) 目標達成処理のフロー図である。(第1の実施形態) 運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図である。(第1の実施形態) 運動内容データ出力処理のフロー図である。(第1の実施形態) センサーユニットメイン処理のフロー図である。(第2の実施形態) 計測処理のフロー図である。(第2の実施形態) 運動支援装置本体のフロー図である。(第2の実施形態) 運動メニュー決定処理のフロー図である。(第2の実施形態) 差分調整処理のフロー図である。(第2の実施形態) 運動結果テーブルと、差分調整処理における運動メニューの説明図である。(第2の実施形態) 目標達成処理のフロー図である。(第2の実施形態) 運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図である。(第2の実施形態) 運動内容データ出力処理のフロー図である。(第2の実施形態) 運動メニュー決定処理のフロー図である。(第3の実施形態) 目標達成処理のフロー図である。(第3の実施形態) 運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図である。(第3の実施形態) 目標達成処理のフロー図である。(第4の実施形態) 運動結果テーブルと、目標達成処理における運動メニューの説明図である。(第4の実施形態)
符号の説明
11 CPU
12 RAM
13 ROM
13a 運動量集計手段
13b 運動メニュー決定手段
13c 運動強度平均値算出手段
14 記憶装置
15 通信手段
16 出力手段
17 操作部
20 バス
40 運動支援装置本体
50 センサーユニット
51 CPU
52 RAM
53 ROM
53a 計測タイマー
53b 運動量算出手段
53c 運動強度算出手段
55 通信手段
56 入力手段
57 操作部
58 センサー
59 バス
60 再生装置
70 プレーヤー
100 運動支援システム

Claims (10)

  1. 複数のプレーヤーが行うべき運動内容である運動内容データを再生装置に出力する出力手段と、
    各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの運動に伴う運動情報を計測する運動情報計測手段と、
    前記運動情報計測手段が計測した運動情報と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動量を算出する運動量算出手段と、
    前記運動量算出手段が算出した、各運動内容データに対する各プレーヤーの運動量を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
    前記運動量算出手段が算出した運動量を集計し、プレーヤー毎の運動量集計値を算出する運動量集計手段と、
    前記運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動量集計値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択する運動メニュー決定手段とを有することを特徴とする運動支援装置。
  2. 運動メニュー決定手段は、運動量集計手段が算出したプレーヤー毎の運動量集計値の最大値及び最小値を特定し、運動量集計値が最小であるプレーヤーの運動量から運動量集計値が最大であるプレーヤーの運動量を引いた値が最も大きい値の運動内容データを選択することを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 各プレーヤーの運動量集計値が、所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤー間の運動量の分散値が小さい運動内容データを優先的に選択することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の運動支援装置。
  4. 各プレーヤーの運動量集計値が、所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動量の集計値が、所定の範囲内に収まるような運動内容データの組み合わせを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の運動支援装置。
  5. 複数のプレーヤーが行うべき運動である運動内容データを再生装置に出力する出力手段と、
    各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの心拍数を計測する心拍数センサーと、
    前記心拍数センサーが計測した心拍数と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
    各運動内容データに対するプレーヤー毎の運動強度を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
    前記運動強度算出手段が算出した運動強度を集計し、プレーヤー毎の運動強度の平均値である運動強度平均値を算出する運動強度平均値算出手段と、
    前記運動強度平均値算出手段が生成した各プレーヤーの運動強度平均値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択し、前記出力手段に出力する運動メニュー決定手段とを有することを特徴とする運動支援装置。
  6. 運動メニュー決定手段は、運動強度平均値算出手段が算出した各プレーヤーの運動強度平均値の最大値及び最小値を特定し、運動強度平均値が最小であるプレーヤーの運動強度から運動強度平均値が最大であるプレーヤーの運動強度を引いた値が最も大きい値の運動内容データを選択することを特徴とする請求項5に記載の運動支援装置。
  7. 各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動強度の分散値が小さい運動内容データを優先的に選択することを特徴とする請求項5又は請求項6のいずれかに記載の運動支援装置。
  8. 各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まった場合には、運動メニュー決定手段は、各プレーヤーの運動強度の平均値が、所定の範囲内に収まるような運動内容データの組み合わせを選択することを特徴とする請求項5又は請求項6のいずれかに記載の運動支援装置。
  9. 複数のプレーヤーが行うべき運動内容である運動内容データを出力する出力手段と、
    各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの運動に伴う加速度を計測する加速度センサーと、
    前記加速度センサーが計測した加速度と各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動量を算出する運動量算出手段と、
    前記運動量算出手段が算出した、各運動内容データに対する各プレーヤーの運動量を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
    前記運動量算出手段が算出した運動量を集計し、プレーヤー毎の運動量集計値を生成する運動量集計手段と、
    前記運動量集計手段が生成したプレーヤー毎の運動量集計値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動量集計値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択する運動メニュー決定手段と、
    前記出力手段が出力した運動内容データを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする運動支援システム。
  10. 複数のプレーヤーが行うべき運動である運動内容データを出力する出力手段と、
    各プレーヤーに装着され、当該プレーヤーの心拍数を計測する心拍数センサーと、
    前記心拍数センサーが計測した心拍数データと各プレーヤーの身体情報から各プレーヤーの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
    各運動内容データに対するプレーヤー毎の運動強度を記録した運動結果テーブルが記憶される記憶手段と、
    前記運動強度算出手段が算出した運動強度を集計し、プレーヤー毎の運動強度の平均値である運動強度平均値を算出する運動強度平均値算出手段と、
    前記運動強度平均値算出手段が生成した各プレーヤーの運動強度平均値及び前記記憶手段に記憶された前記運動結果テーブルに基づき、各プレーヤーの運動強度平均値が所定の範囲内に収まるような運動内容データを選択し、前記出力手段に出力する運動メニュー決定手段と、
    前記出力手段が出力した運動内容データを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする運動支援システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087794A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Sony Corp 動作関連演算装置、動作関連演算方法、プログラム、動作関連再生システム
JP2012065942A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Brother Industries Ltd 運動支援装置、運動支援方法およびプログラム
JP2012065943A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Brother Industries Ltd 運動支援装置、運動支援方法およびプログラム
JP2014166239A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Brother Ind Ltd 情報処理装置及びプログラム

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