JP2009232202A - 情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】紙媒体に記録された情報の一部を強調できる情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】紙媒体を識別する媒体識別子と、媒体上の領域を特定する少なくとも一つの領域情報とを関連づけた記録装置と通信し、紙媒体全体を支持可能な面を有し、予め定められた紙媒体上の複数の領域のいずれかを選択的に照明する。ここで、上記面に支持された紙媒体を識別する媒体識別子を検知し、当該検知した媒体識別子に関連づけて記録装置に記録された領域情報を取得する。そして当該取得した領域情報に対応する領域を照明するよう制御する。このとき制御手段は、紙媒体上で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と面との相対位置を検出し、当該検出した相対位置により照明する領域を制御する情報処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
印刷物を電子的に読み取り、その印刷物の電子データを比較元画像として入力し、比較元画像に含まれるページ画像を含む処理対象領域の特徴量を抽出する。抽出した特徴量を用いて、前記比較元画像に対応する比較先画像を記憶媒体から検索する。そして、検索結果である画像に対して処理を行う技術が特許文献1に開示されている。
特開2005−4724号公報
紙媒体に記録された情報の一部を強調できる情報処理装置及びプログラムを提供する。
請求項1記載の発明は、情報処理装置であって、紙媒体を識別する媒体識別子と、媒体上の領域を特定する少なくとも一つの領域情報とを関連づけた記録装置と通信する通信手段と、紙媒体全体を支持可能な面を有し、予め定められた紙媒体上の複数の領域のいずれかを選択的に照明する選択照明手段と、前記面に支持された紙媒体を識別する媒体識別子を検知する検知手段と、前記通信手段を介して、前記検知された媒体識別子に関連づけて前記記録装置に記録された領域情報を取得する取得手段と、前記取得した領域情報に対応する領域を照明するよう制御する制御手段と、を含み、前記制御手段は、紙媒体上で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出し、当該検出した相対位置により照明する領域を制御することとしたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記制御手段は、紙媒体上で予め定められた複数の位置で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出することとしたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記制御手段は、紙媒体上で予め定められた位置で、利用者がした、異方性のある記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出することとしたものである。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記制御手段は、紙媒体上で予め定められた位置で、利用者がした記入内容を受け入れて、当該記入内容に外接する領域を検出し、当該検出した領域の特徴量に基づいて、紙媒体と、前記面との相対位置を検出することとしたものである。
請求項5記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記面内には、面に載せられた媒体の裏面を撮像する撮像手段を備え、当該撮像手段が撮像した媒体の裏面の画像に基づいて、前記制御手段が紙媒体と、前記面との相対位置を検出することとしたものである。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記面内には、面に載せられた媒体の裏面を撮像する撮像手段を備え、媒体を透かして当該撮像手段が撮像した媒体表面側の画像に基づいて、前記制御手段が紙媒体と、前記面との相対位置を検出することとしたものである。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前記面内には、面に載せられた媒体の裏面を撮像する撮像手段を備え、紙媒体ごとに固有の繊維構造を前記撮像手段が撮像し、当該撮像した繊維構造に基づいて、媒体識別子の検知が行われることとしたものである。
請求項8記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを、紙媒体を識別する媒体識別子と、媒体上の領域を特定する少なくとも一つの領域情報とを関連づけた記録装置と通信する通信手段と、紙媒体全体を支持可能な面に配置された選択照明部を制御し、紙媒体上の予め定められた複数の領域のいずれかを選択的に照明する選択照明手段と、前記面に支持された紙媒体を識別する媒体識別子を検知する検知手段と、前記通信手段を介して、前記面で検知された媒体識別子に関連づけて前記記録装置に記録された領域情報を取得する取得手段と、紙媒体上で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出し、当該検出した相対位置を用いて前記取得した領域情報に対応する前記面の領域を照明するよう制御する制御手段と、として機能させることとしたものである。
請求項1,8記載の発明によると、面上に配された紙媒体上の情報の一部が照明によって強調できる。
請求項2,3記載の発明によると、利用者の記入操作によって面上に配された紙媒体の相対位置が検出できる。
請求項4記載の発明によると、利用者の記入内容によって面上に配された紙媒体の相対位置が検出できる。
請求項5,6記載の発明によると、紙媒体に形成された情報を面側に配された素子で撮像することで紙媒体の相対位置が検出できる。
請求項7記載の発明によると、紙媒体の紙繊維の特徴から紙媒体を識別する識別情報が検出できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る情報処理装置1は、図1に例示するように、ネットワーク等の通信回線を介して記録装置2に接続されている。
ここで情報処理装置1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、媒体検知部15と、通信部16とを有する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作している。この情報処理装置1は、図2(a)にその外観を例示し、図2(b)にその使用態様を例示するように、紙媒体Pを載せて用いる。ここで紙媒体は1枚だけのものであってもよいし、後に説明するように冊子状の資料であっても構わない。しかしながら、まずは簡単のため、紙媒体Pは1枚だけであるものとして説明を行う。
情報処理装置1は、紙媒体Pの全体を支持可能なサイズの面Sを有している。この面Sは、操作部13として機能している。すなわち操作部13は、ここでは例えば表示部14に重ね合わせられた透明電極であり、紙媒体Pを介して利用者の押圧操作(紙媒体Pへの書き込みなど)が行われると、当該書き込みの位置を検知する。
なお、操作部13は、押圧操作を検出する以外にも、電磁誘導パネルを用いてもよい。この場合、利用者が書き込み操作に使用するペンは電磁ペンとなる。
さらに、表示部14である表示デバイスの各画素に対応する各素子に、操作部13となる光センサを配してもよい。このときには、ペン先近傍に発光素子を配したペンなどを用いて利用者に紙媒体P上への文字などの記入を行わせ、操作部13が紙媒体Pを介して透過した当該ペン先近傍に配した発光素子の光を検出する(そのために発光素子の光は変調されていてもよい)こととしてもよい。すなわち操作部13は、検出した光の位置により利用者のペンの位置を検出することになる。
表示部14は、例えば図3に破線で例示するように、少なくとも一枚の紙媒体である紙媒体Pを仮想的に複数の領域(照明領域)に区切ったとき、各照明領域を単位として、紙媒体Pを下部から照明可能な程度の解像度を有する。この照明領域の数Nは、例えばN=30程度(3×10個の領域に区切った場合)でもよい。つまり表示部14は、これら各照明領域ごとに発光素子(LED(Light Emission Diode)等)を配したものであってもよいし、また、表示部14は、一般的な液晶表示デバイスや有機EL(Electro-Luminescence)デバイスなどであってもよい。照明領域の数よりも高解像度の画素を有している場合、画素の点灯・消灯を制御して、対応する照明領域の照明を行うこととすればよい。この場合も、照明は、照明領域を単位として行えばよい。
媒体検知部15は、面Sに支持された紙媒体Pを識別する識別情報を取得する。この媒体検知部15の例については後に述べる。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。この制御部11は、面Sに載せられ、支持された紙媒体Pを識別する識別情報を、媒体検知部15から取得する。
また制御部11は、面Sに置かれた紙媒体Pの面Sに対する相対的な位置(想定されている位置からのずれ、回転)を検出する処理や、紙媒体Pへの書き込みが行われた時刻と領域とを特定する情報の生成・記録指示、記録装置2において記録されている情報に基づく、紙媒体P上の領域を照明する処理などを実行する。これらの制御部11の処理の内容については、後に述べる。
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)等のメモリ素子を備える。この記憶部12には制御部11によって実行されるプログラムが格納される。このプログラムは、例えばDVD−ROMなどのコンピュータ可読な記録媒体から読み取られて複写されたものであってもよい。さらにこの記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。
記憶部12にはまた、表示部14が個別に照明可能な各領域を画定する情報を記憶している。この情報は、例えば各領域の識別子と、各領域の頂点座標(領域が矩形の領域である場合、領域の左上座標と右下座標)とを関連づけたものでよい。
通信部16は、例えば無線LAN(Local Area Network)インタフェースであり、ネットワーク等の通信回線を介し、制御部11からの指示に従って記録装置2との間で情報の送受を行う。
記録装置2は、例えばデータベースサーバであり、情報処理装置1から受信される指示に従って情報を保持する。本実施の形態の例では、記録装置2と情報処理装置1とは別体の装置として例示しているが、これらは一体であっても構わない。
[媒体検知部の例]
ここで媒体検知部15の例について述べる。媒体検知部15は、紙媒体Pを特定する識別情報を、無線タグ(RFID(Radio Frequency IDentification))や、紙媒体ごとに固有の繊維パターンに基づく情報や、紙媒体上に記録された情報(例えばバーコードなど)や、紙媒体側のマークを利用者にポイントさせ、又はなぞらせることにより、面Sに支持されている紙媒体の識別情報を取得する。
例えば、個々の紙媒体Pに予め、固有の識別情報を記録した無線タグが付されている場合、本実施の形態に係る情報処理装置1は、面Sに載せられた紙媒体Pに付された無線タグから識別情報を取得する。つまりこの場合の媒体検知部15は、無線タグの情報読み取り装置として機能する。さらに媒体検知部15としての無線タグの情報読み取り装置は複数あってもよい。
また、紙の繊維の構造が、紙ごとに異なっていることを利用して、紙媒体Pの予め定められた部分における紙繊維の構造に基づき、紙媒体Pを識別する識別情報を生成してもよい。この場合、媒体検知部15は、上記予め定められた部分の紙繊維の構造を撮像するカメラとして機能する。
さらに、媒体検知部15は、表示部14または操作部13と同じ面に配列された複数の受光素子を備えてもよい。この場合、媒体検知部15は、紙媒体Pが面Sに載せられると、当該紙媒体Pの面S側の面全体を撮像することとなる。そこで、予め紙媒体Pの面S側に向く面に、紙媒体Pごとに異なる識別情報を表したコンピュータ可読な符号画像(バーコードなど)を形成しておいてもよい。このときには、媒体検知部15は、撮像した紙媒体Pの面からこの符号画像を検出し、当該符号画像の表す識別情報を出力することになる。
また、紙媒体Pに予め固有の識別情報を記録したマークが付されている場合、利用者が紙媒体Pのマークをペンなどでポイントする、またはなぞることによって紙媒体Pの識別情報を生成しても良い。この場合、マークをポイントまたはなぞることによって生成されるペンの移動情報の特徴を面Sの操作部13が取得することで紙媒体の識別情報とする。
さらに、紙媒体Pに予め固有の識別情報を記録したマークが付されていない場合、最初に利用者に対して紙媒体Pにペンなどでマークを書き込ませ、当該書き込まれたマークから識別情報を生成してもよい。それ以後は、紙媒体Pを識別する際に当該書き込まれたマークをペンなどでポイントするか、なぞることで識別情報を再度生成しても良い。この場合、識別情報の記録開始を操作部13から指示した後、ペンなどで記録することにより識別情報を記録し、識別情報の取得開始を操作部13で指示した後 ペンなどでなぞることにより識別情報を取得開始してもよい。
また、紙媒体の特定の領域を識別情報領域として定めることにより、その領域をペンなどでポイントする、またはなぞる操作が行われることで識別情報の記録や取得が行われるようにしてもよい。
[紙媒体の位置ずれの検知]
次に、制御部11による紙媒体Pと面Sとの相対的位置のずれ検知の処理について述べる。この処理では、
(1)予め紙媒体側に形成したマークを利用者にポイントさせ、又はなぞらせて、当該操作により位置ずれを検知する
(2)予め紙媒体側に形成した欄に利用者に文字列などを記入させ、当該記入の操作により位置ずれを検知する
(3)予め紙媒体の表裏対応する位置に、それぞれ利用者のポイント位置と、所定位置ずれ検出用の所定パターンとを形成しておき、利用者がポイント位置をポイントすると、それに対応して裏面側に形成された位置ずれ検出用の所定パターンを読み取って位置ずれを検知する
(4)無線タグを用いる
のいずれかの処理を行えばよい。以下、各処理について説明する。
(1)マークをポイントまたはなぞらせる例
ここで紙媒体P側に形成するマークは、例えば図4(a)に示すように、紙媒体Pの辺に平行にならない線分上にある予め定められた複数の点(例えばM1,M2)に形成したX字状(または十字など中心点のわかる形状)のマークでよい。これらのマークは、例えば紙媒体Pの左下の頂点を原点として、短辺の方向をX軸、長辺の方向をY軸として(M1x,M1y),(M2x,M2y)の座標を中心点として表すマークとして予め定められているものとする。
制御部11は、利用者がこれらの予め定められた複数の位置で、その中心をペンなどでポイントする(記入を行う)と、その記入操作が行われた位置(面S上のM1,M2に対応する各座標μ1,μ2)を記入内容として操作部13によって検出する。そして当該検出した座標により、紙媒体Pの面Sに対する相対位置を検知する。すなわち、制御部11は、紙媒体P上の点(x,y)と、面S上の点(ξ,η)とを関連づけるパラメータを生成する。具体的に、紙媒体Pと面Sとの位置ずれは、回転と平行移動との組み合わせであるものとすれば、座標M1(M1x,M1y),M2(M2x,M2y),μ1(μ1ξ,μ1η),μ2(μ2ξ,μ2η)と、回転角度θ、平行移動量(α,β)とを用いて、
Figure 2009232202
の2式をともに満足するθ,α,βを求めることで、紙媒体P上の点(x,y)と面S上の点(ξ,η)とを関連づける変換式、
Figure 2009232202
を得る。
また制御部11は、この変換式(便宜的に第1変換式と呼ぶ)を用いて、面S上の点(ξ,η)を紙媒体P上の点(x,y)に変換する第2変換式を得ておく。
制御部11は、この変換式を得た後、利用者が書き込みを行って、操作部13を押圧すると、操作部13の押圧位置から第2変換式を用いて、紙媒体P上のどの領域内に書き込みをしているかを検知する。
ここでは図5に示すように、紙媒体P上に予め仮想的な領域を設定しておくものとする。各領域R1,R2…は、ここでは矩形であるものとし、領域Riの左上座標は、RiL(RiLx,RiLy)とし、右下座標はRiR(RiRx,RiRy)であるものとする。制御部11は、操作部13において押圧が検出されると、次に押圧が検出されずに予め定めた時間が経過するまで(利用者が押圧操作を中断するまで)の間に検出した押圧位置(ξ,η)の最小値(ξmin,ηmin)、最大値(ξmax,ηmax)を記録しておく。そしてこれら最小値、最大値を第2変換式を用いて、紙媒体P上の点LT(xmin,ymin),RB(xmax,ymax)にそれぞれ変換する。そして、このLT,RBの座標を含む領域、すなわち
RiL<LT≦RiR(またはRiL≦LT<RiRでもよい)
RjL<RB≦RjR(またはRjL≦RB<RjRでもよい)
となるi,jを見いだす。これにより制御部11は、利用者が書き込みをした範囲の左上端を含む領域Riと、右下端を含む領域Rjとを見いだす。制御部11は、また、操作部13において押圧が検出されていた時刻(押圧検出の開始時刻と、最後に押圧検出した終了時刻)とを図示しない時計部から読み出して記憶しておき、これら開始時刻及び終了時刻を含む時刻情報と、上記見いだした領域Riと領域Rjとを特定する情報(領域情報)と、紙媒体Pの識別情報とを関連づけて記憶するよう、記録装置2に対して指示を送信する。
また、ここでは複数の互いに異なる位置で行われた記入内容に基づいて紙媒体Pと面Sとの相対的位置を検知する例としたが、例えば図4(b)に示すように、紙媒体Pの予め定められた位置Mにおいて、利用者に異方性のある図形などを記入させ、その記入内容に基づいて、紙媒体Pと面Sとの相対位置を検知してもよい。
ここで異方性のある図形とは、少なくとも回転・平行移動に対して非対称であるような図形である。一例として図4(b)ではV字状の例を示している。利用者がこの図形をなぞると、操作部13からの入力により、制御部11はV字を構成する線分の面Sに対する向き及び位置等を検出する。そしてその検出結果によって紙媒体Pの面Sに対する回転角度と平行移動位置とを演算によって求める。
この場合も制御部11は、第1、第2の変換式を得ることとなり、制御部11は、これらの変換式を用いて利用者が書き込みをした範囲の左上端を含む領域Riと、右下端を含む領域Rjとを見いだす。そして、開始時刻及び終了時刻を含む時刻情報と、上記見いだした領域Riと領域Rjとを特定する情報(領域情報)と、紙媒体Pの識別情報とを関連づけて記憶するよう、記録装置2に対して指示を送信する。
(2)利用者に文字列などを記入させ、当該記入の操作により位置ずれを検知する例
また本実施の形態において、紙媒体Pには、図6に示すように予め定められた領域に、利用者に記入を行わせる欄Wを設けておいてもよい。そして制御部11が、この領域内において利用者がした記入の内容に基づいて紙媒体Pと面Sとの相対位置を検知してもよい。
すなわちこの例では制御部11は、利用者がこの欄Wのうちで記入した文字等に外接する矩形を画定する(図7)。そしてこの外接矩形の各辺が面Sの軸に対してどれだけ傾いているかによって回転を検出する。また、外接矩形の重心など外接矩形から求められる、外接矩形内外の点に基づいて平行移動量を推定する。例えば外接矩形の重心が欄Wの重心に一致すると仮定して、欄Wの重心を外接矩形の重心であると推定し、欄Wの重心(事前に定められている欄Wの位置から求めることができる)と、それに対応する面S上の座標とにより、制御部11は第1、第2の変換式を得ればよい。
以下、先の例と同様に、制御部11は、これらの変換式を用いて利用者が書き込みをした範囲の左上端を含む領域Riと、右下端を含む領域Rjとを見いだす。そして、開始時刻及び終了時刻を含む時刻情報と、上記見いだした領域Riと領域Rjとを特定する情報(領域情報)と、紙媒体Pの識別情報とを関連づけて記憶するよう、記録装置2に対して指示を送信する。
さらに、このように利用者に文字列等を記入させる場合、紙媒体ごとに異なる文字列等を記入させることとしてもよい。この場合、紙媒体Pの予め定めた位置に、記入するべき文字列等の画像を予め形成しておく。そして利用者に当該画像に従って文字列等を記入させる。
一方、例えば記録装置2において、紙媒体Pの識別情報と、記入された文字列等の特徴量とを関連づけるテーブルを記憶させておき、制御部11は、記入された文字列等の特徴量を抽出して、当該抽出した特徴量に関連づけられた識別情報を記録装置2から取得する。これにより、記入内容から紙媒体Pの識別情報を取得することとしてもよい。この場合、媒体検知部15は必ずしも必要ではない。
(3)紙媒体上に形成されたパターンを利用する例
この場合は、操作部13として光センサを用いる。操作部13は、面Sに置かれた紙媒体の裏面側(利用者が記入をする面の裏側)を撮像する。また、紙媒体の裏側の予め定めた位置に、傾き角度を検出可能なバーコードなどの符号画像を形成しておく。このような符号画像の例としては、例えばQRコードがある。制御部11は、操作部13が撮像した紙媒体Pの裏面の映像からQRコードの位置及び傾きを検出する。そして、当該検出した傾きと位置とにより、上記第1、第2の変換式を得ればよい。
以下、先の例と同様に、制御部11は、これらの変換式を用いて利用者が書き込みをした範囲の左上端を含む領域Riと、右下端を含む領域Rjとを見いだす。そして、開始時刻及び終了時刻を含む時刻情報と、上記見いだした領域Riと領域Rjとを特定する情報(領域情報)と、紙媒体Pの識別情報とを関連づけて記憶するよう、記録装置2に対して指示を送信する。
なお、この例のように符号画像を用いる場合は、符号画像が、紙媒体Pの識別情報を記録したものであってもよい。このようにするときには、制御部11は、QRコードをデコードすることで識別情報を得ることができる。従って、このような場合、媒体検知部15は必ずしも必要ではない。
なお、QRコードを紙媒体Pの裏面全面から検出することが困難であるなどの場合は、QRコードの位置を利用者が特定するようにしてもよい。例えば、QRコードが形成されている位置に対応する表側の位置に、マークなどを形成しておき、利用者に、当該マークの位置で記入操作を行わせることとしてもよい。制御部11は、記入操作を受けて、当該記入操作が行われた位置を含む予め定めた範囲の領域からQRコードを検出してもよい。
また、ここで述べたような液晶ディスプレイと光センサとを組み合わせたデバイスを用い、利用者に紙媒体P上で予め定めた複数の点をペンなどで指し示させ、その面S上での座標を検出して、第1、第2の変換式を得ることとしてもよい。
さらに、紙媒体Pの表面(面S側とは反対の面)に形成された画像を紙媒体Pを透かして認識できる場合は、操作部13である光センサは、当該紙媒体Pの表側に形成されたQRコードなどの画像を撮像し、当該撮像した画像から相対位置や識別情報を検出してもよい。
(4)無線タグを用いる例
さらに、無線タグを用いて紙媒体Pの面Sに対する傾き及び位置(相対位置)を検出してもよい。この例では、紙媒体Pの複数の位置(例えば紙媒体の中央からやや右よりの上下)にそれぞれ無線タグQ,Rを配する。
また、面Sの基準位置(予定されている位置)に紙媒体Pが配されたときに、無線タグQ,Rがそれらの中心に位置することとなるよう、複数の無線タグリーダーをマトリクス状にして各位置に配する(図8(a)のAからD、及びEからH)。面Sの基準位置に紙媒体Pが置かれると、図8(b)に示すように、無線タグQは、無線タグリーダーAからDにより形作られる2×2のマトリクス略中央に位置し、無線タグRは、無線タグリーダーEからHにより形作られる2×2のマトリクス略中央に位置する。従って、無線タグリーダーAからDは、無線タグQからの情報を略同強度で受信することとなる(A=B=C=D)。また無線タグリーダーEからHは、無線タグRからの情報を略同強度で受信することとなる(E=F=G=H)。
しかし、紙媒体Pが面Sに対して傾いて置かれると(図8(c))、各無線タグリーダーが無線タグから受信する情報の強度が変化する。図8(c)の例では、A>B>C>D、F>E>H>Gの順にそれぞれ無線タグQ,Rからの信号強度が弱くなる。
また紙媒体Pが面Sの基準位置に対して平行移動された位置に置かれた場合(図8(d))も同様に、各無線タグリーダーが無線タグから受信する情報の強度が変化する。そこで制御部11は、各無線タグリーダーが無線タグから受信する情報の強度と、無線タグリーダーの配置位置の情報とから、紙媒体Pの傾きと平行移動量とを推定する。
この例では、制御部11は、無線タグからの信号強度と無線タグリーダーからの距離との相関関係に基づいて、各無線タグリーダーでの受信信号強度に基づいて無線タグまでの距離を算出し、三角測量と同様の原理により面Sの座標系で表した、紙媒体P上の無線タグの位置を取得し、これと、紙媒体Pの座標系で表した無線タグの位置(予め定められている)との比較によって上記第1、第2の変換式を得てもよい。
また、無線タグリーダーAからDの受信強度のうち、最大のものと最小のものとの差が予め定めたしきい値にないか、または、無線タグリーダーEからHの受信強度のうち、最大のものと最小のものとの差が予め定めたしきい値にない場合は、基準位置からのずれが大きいものと判定して、基準位置に紙媒体Pを戻すよう警告する処理(音声を鳴動するなどの処理)を行ってもよい。後者の場合、利用者に対して紙媒体Pを基準位置に配させることとなるので、変換式は不要となる。
[紙媒体上での書き込み位置の検知]
次に、制御部11による書き込み検知処理について説明する。制御部11は、過去に押圧の検出が終了した時点から予め定めた時間ΔTが経過した後、操作部13において押圧が検出されると、その時点での時刻の情報Tsを図示しない時計部から取得して記憶する。また制御部11は、最後に押圧が検出された時点の時刻の情報Teも時計部から取得して記憶する。制御部11は、押圧が検出されずに予め定めた時間ΔTが経過すると(利用者が押圧操作を中断すると)、時刻TsからTeまでの間に操作部13にて検出した押圧位置(ξ,η)の最小値(ξmin,ηmin)、最大値(ξmax,ηmax)を演算する。
そして最小値(ξmin,ηmin)、最大値(ξmax,ηmax)を、事前に得た第2変換式を用いて紙媒体Pの座標系(x,y)に変換し、対応する最小値(xmin,ymin)、最大値(xmax,ymax)を得る。制御部11は、予め検知した紙媒体Pの識別情報と、書き込みが開始された時刻の情報Tsと、終了した時刻の情報Teと、ここで得られた座標の最小値(xmin,ymin)及び、最大値(xmax,ymax)(以下、対象領域情報と呼ぶ)とを関連づけて、記録装置2へ送信して蓄積させる(図9)。
[照明処理]
次に、制御部11による照明処理について説明する。制御部11は、紙媒体Pが面Sに置かれ、その識別情報が得られると、記録装置2に対して、当該得られた識別情報に関連づけられている対象領域情報を要求する。
制御部11は、また、紙媒体Pの面Sに対する相対位置を検知し、第1変換式を得ておく。制御部11は、記録装置2から得た対象領域情報に含まれる座標の最小値(xmin,ymin)及び、最大値(xmax,ymax)を第1変換式によって変換し、面Sでの座標で表した最小値(ξmin,ηmin)、最大値(ξmax,ηmax)を得る。
そして、制御部11は、これら面Sでの座標で表した最小値(ξmin,ηmin)、最大値(ξmax,ηmax)で表される矩形に含まれる表示部14の照明領域に対応するLEDを点灯させる。これにより利用者の過去の書き込みに対応する一部の照明領域が紙媒体の下部から選択的に照明される。
また図9に示したように、書き込みが開始、または終了した時刻の情報Ts,Teが記録されているときには、例えば書き込みの開始時刻Tsをキーとして、記録装置2から得た対象領域情報を並べ替え、並べ替え後のi番目(例えば当初は「i=1」などとしておく)の対象領域情報に対応する照明領域(第1変換式を適用して面Sでの座標に変換した後の領域)を点灯させてもよい。このときには、操作部13が利用者からiをデクリメント、またはインクリメントさせる指示を受け入れ、制御部11がデクリメントまたはインクリメント後のi番目の対象領域情報に対応する照明領域(第1変換式を適用して面Sでの座標に変換した後の領域)を点灯させてもよい。
また利用者が時刻の情報を操作部13を介して入力し、制御部11が、入力された時刻Tが、Ts≦T≦Teであるような時刻情報に関連づけられた対象領域情報に対応する照明領域(第1変換式を適用して面Sでの座標に変換した後の領域)を点灯させてもよい。
[動作]
以上のように構成された本実施の形態の情報処理装置1は、次のように動作する。利用者が紙媒体Pを本実施の形態の情報処理装置1の面Sに重ね合わせて置くと、情報処理装置1は、これを(例えば光センサなどによって)検知して、または利用者の操作によって、次の図10に示す処理を開始する。
情報処理装置1は、紙媒体Pの識別情報を取得する(S1)。この識別情報は、例えば紙媒体PにRFIDタグやQRコードが付されていれば、それを読み取ることによって得てもよいし、紙の繊維の構造を読み取って得てもよい。また、利用者に紙媒体P上で記号などを記入させ、当該記入された記号の内容に基づいて識別情報を得てもよい。
また情報処理装置1は、紙媒体Pと面Sとの相対位置(紙媒体P上の仮想的な座標系と面S上の座標系との相対的な傾き及び平行移動量)を検知する(S2)。この相対位置の検知は、紙媒体P上で利用者が記入した記入の内容に基づいて行ってもよい。また、QRコードの位置が検出できる場合は、当該QRコードの位置の検出結果に基づいて検知してもよい。
情報処理装置1は、紙媒体Pと面Sとの相対位置に基づいて、紙媒体P上の座標系と、面Sの座標系とを相互に変換する変換式ペアを得る。
情報処理装置1は、利用者が紙媒体P上で書き込みの操作を行うまで待機し(S3)、利用者が紙媒体P上で書き込みの操作を行うと、その書き込みが行われた範囲を面Sの座標系で検出する(S4)。そして、この検出した範囲を表す座標の値を、先に得ておいた変換式ペアの一方の変換式を用いて紙媒体P上の座標系に変換する(S5)。
そして当該変換した座標系で表した書き込みの範囲を表す領域情報を対象領域情報として、処理S1で取得した識別情報とともに記録装置2に送信し、記録装置2において識別情報と当該対象領域情報とを関連づけて蓄積させる(S6)。以上の処理を、紙媒体Pが面Sから取り去られるか、利用者の終了指示があるまで処理S3から(または指示等により処理S2から)繰り返す。
また情報処理装置1は、利用者が紙媒体Pを本実施の形態の情報処理装置1の面Sに重ね合わせて置いたときに、利用者の指示等によって図11に示す処理を開始する。情報処理装置1は、紙媒体Pの識別情報を取得する(S11)。ここでも例えば紙媒体PにRFIDタグやQRコードが付されていれば、それを読み取ることによって識別情報を得てもよいし、紙の繊維の構造を読み取って得てもよい。また、利用者に紙媒体P上で記号などを記入させ、当該記入された記号の内容に基づいて識別情報を得てもよい。
また情報処理装置1は、紙媒体Pと面Sとの相対位置(紙媒体P上の仮想的な座標系と面S上の座標系との相対的な傾き及び平行移動量)を検知する(S12)。ここでも、相対位置の検知は、紙媒体P上で利用者が記入した記入の内容に基づいて行ってもよい。また、QRコードの位置が検出できる場合は、当該QRコードの位置の検出結果に基づいて検知してもよい。
情報処理装置1は、紙媒体Pと面Sとの相対位置に基づいて、紙媒体P上の座標系と、面Sの座標系とを相互に変換する変換式ペアを得る。
情報処理装置1は、記録装置2に対して処理S11で取得した識別情報と、当該識別情報に関連づけられた対象領域情報を要求する(S13)。そして記録装置2から当該要求に応じて送信される対象領域情報を受信する(S14)。情報処理装置1は、受信した対象領域情報(紙媒体Pの座標系で表されている)を、変換式ペアの一方によって面Sの座標系に変換する(S15)。
そして、表示部14を制御して当該変換した座標系で表される面Sの範囲に対応する部分を照明させる(S16)。これにより、過去に当該紙媒体Pにおいて行われた書き込みの範囲が照明される。
ここで表示部14における照明範囲は、必ずしも対象領域情報に表された座標情報に従って正確に為されている必要はない。既に説明したように、紙媒体Pを3×10程度の領域(照明領域)に分割し、各照明領域を単位として点灯・消灯を制御して照明することとしてもよい。この場合、表示部14は、対象領域情報で表される矩形範囲と重なる照明領域の画素を点灯すればよい。
これらの処理によると、情報処理装置1の面Sに重ね合わせた状態で、紙媒体Pに対して書き込みをすると、この書き込みを行った領域を表す対象領域情報が記録装置2に記録される。そして後に、指示により、この記録装置2に格納された対象領域情報を取得し、当該対象領域情報に含まれる照明領域を照明する。これによって過去に書き込みを行った領域が照明される。
[領域情報記録の別例]
ここまでの説明では、紙媒体Pに対して書き込みが行われた領域を表す対象領域情報を記録して、書き込みが行われた領域を照明する処理を行う例について述べたが、照明を行う領域の例は、これに限られるものではない。
例えば、紙媒体に対して資料の文字列等を印刷し、紙媒体とするときに、当該紙媒体の識別情報を検出しておく。また、印刷する文字列等から予め定めた条件に合致する部分(例えばハイパーリンクを表すURL(Uniform Resource Locators)の文字列など)が印刷される領域を検出し、当該検出した領域を表す対象領域情報を生成して、識別情報に関連づけて記録装置2に蓄積しておいてもよい。
この例によると、情報処理装置1が記録装置2に対して識別情報に関連づけられた対象領域情報を要求したときに、記録装置2が印刷された文字列等の部分に対応する識別情報を送信する。
そして記録装置2から当該要求に応じて送信される対象領域情報を受信した情報処理装置1が、受信した対象領域情報(紙媒体Pの座標系で表されている)を、変換式ペアの一方によって面Sの座標系に変換する。そして当該変換した座標系で表される面Sの範囲に対応する部分を表示部14を制御して照明させる。これにより紙媒体Pに記録されている情報の生成者が希望する部分を照明させることができる。
[照明の他の例]
なお、表示部14による照明方法は、単に点灯・消灯するだけに留まらず、一例として表示部14が多色LEDを備えている場合や、カラー液晶表示デバイスである場合であって、紙媒体Pの識別情報に関連づけられた対象領域情報が複数ある場合には、各対象領域情報に対応する照明領域を互いに異なる色で点灯するようにしてもよい。ここでさらに対象領域情報について時刻の情報が関連づけられているときには、時刻の情報に応じて(例えばより早い時刻ほど明るい色とするなど)点灯色を制御してもよい。また、点灯態様を点滅パターンで異ならせてもよい。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成例ならびに接続例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の外観例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置によって照明される照明領域の設定例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置において利用者に行わせる記入操作、記入内容の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置における照明領域の座標設定の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置において利用者に行わせる記入操作の対象となる領域を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置が記入操作の内容に基づいて相対位置を検知する処理の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置が無線タグを用いて相対位置を検知する例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置により、記録装置において記録される情報の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置による記録処理の例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置による照明処理の例を表すフローチャート図である。
符号の説明
1 情報処理装置、2 記録装置、11 制御部、12 記憶部、13 操作部、14 表示部、15 媒体検知部、16 通信部。

Claims (8)

  1. 紙媒体を識別する媒体識別子と、媒体上の領域を特定する少なくとも一つの領域情報とを関連づけた記録装置と通信する通信手段と、
    紙媒体全体を支持可能な面を有し、予め定められた紙媒体上の複数の領域のいずれかを選択的に照明する選択照明手段と、
    前記面に支持された紙媒体を識別する媒体識別子を検知する検知手段と、
    前記通信手段を介して、前記検知された媒体識別子に関連づけて前記記録装置に記録された領域情報を取得する取得手段と、
    前記取得した領域情報に対応する領域を照明するよう制御する制御手段と、
    を含み、
    前記制御手段は、紙媒体上で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出し、当該検出した相対位置により照明する領域を制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、紙媒体上で予め定められた複数の位置で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、紙媒体上で予め定められた位置で、利用者がした、異方性のある記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、紙媒体上で予め定められた位置で、利用者がした記入内容を受け入れて、当該記入内容に外接する領域を検出し、当該検出した領域の特徴量に基づいて、紙媒体と、前記面との相対位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記面内には、面に載せられた媒体の裏面を撮像する撮像手段を備え、
    当該撮像手段が撮像した媒体の裏面の画像に基づいて、前記制御手段が紙媒体と、前記面との相対位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記面内には、面に載せられた媒体の裏面を撮像する撮像手段を備え、
    媒体を透かして当該撮像手段が撮像した媒体表面側の画像に基づいて、前記制御手段が紙媒体と、前記面との相対位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記面内には、面に載せられた媒体の裏面を撮像する撮像手段を備え、
    紙媒体ごとに固有の繊維構造を前記撮像手段が撮像し、当該撮像した繊維構造に基づいて、媒体識別子の検知が行われることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    紙媒体を識別する媒体識別子と、媒体上の領域を特定する少なくとも一つの領域情報とを関連づけた記録装置と通信する通信手段と、
    紙媒体全体を支持可能な面に配置された選択照明部を制御し、紙媒体上の予め定められた複数の領域のいずれかを選択的に照明する選択照明手段と、
    前記面に支持された紙媒体を識別する媒体識別子を検知する検知手段と、
    前記通信手段を介して、前記面で検知された媒体識別子に関連づけて前記記録装置に記録された領域情報を取得する取得手段と、
    紙媒体上で利用者がした記入内容に基づき、紙媒体と、前記面との相対位置を検出し、当該検出した相対位置を用いて前記取得した領域情報に対応する前記面の領域を照明するよう制御する制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2001184161A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Ricoh Co Ltd 情報入力方法、情報入力装置、筆記入力装置、筆記データ管理方法、表示制御方法、携帯型電子筆記装置および記録媒体

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