JP2009230788A - 信号処理回路、磁気記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドにより媒体からリードされた信号から所定の波形を抽出する信号処理回路、磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】ヘッドにより出力されるアナログ信号の処理を行う信号処理回路であって、アナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、変換部出力の等化を行う第1フィルタと、第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、変調部出力の等化を行う第2フィルタと、第2フィルタ出力が変換部出力に等しくなるように、第2フィルタの応答を適応させる適応部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドにより出力されるアナログ信号の処理を行う信号処理回路、磁気記憶装置に関するものである。
HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶装置の開発過程及び製造過程において、ヘッド及び媒体の品質を見るために、ヘッドにより媒体から読み出されたリード信号の測定が行われる。測定の一つとして、媒体に孤立波や固有パターンをライトし、リードされた信号を測定器を介して測定する技術がある。この測定により得られる記録ビット密度(Du)は、ヘッド及び媒体の品質や装置設計に関わる重要な測定項目である。
また、RDC(Read Channel Combo)の信号等化処理における設定パラメータの最適値を求める手法の中には、実測された孤立波等の波形を必要とする手法がある。この手法は、必要なパターンを媒体にライトし、そのパターンをリードし、測定器を介して波形を計算機へ取り込み、計算機により設定パラメータの最適値を求める。
しかしながら、上述した孤立波を用いる測定を行うためには、手間、工数、測定のための機器が必要となり、コスト負担が大きい。また、磁気記憶装置の量産時において、個体毎に設定パラメータの最適値を求めることは困難である。また、ヘッド及び媒体を使用せずに、磁気記憶装置におけるLSI(Large Scale Integration)単体の評価を行う場合、LSIへの入力信号として任意波形発生器等の高価な設備が必要となるため、コスト負担が大きい。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ヘッドにより媒体からリードされた信号から所定の波形を抽出する信号処理回路、磁気記憶装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、ヘッドにより出力されるアナログ信号の処理を行う信号処理回路であって、前記アナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、前記変換部出力の等化を行う第1フィルタと、前記第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、前記復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、前記変調部出力の等化を行う第2フィルタと、前記第2フィルタ出力が前記変換部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる適応部とを備える。
また、本発明の一態様は、データが書き込まれる媒体と、前記媒体からの読み出しを行い、該読み出しの結果をアナログ信号として出力するヘッドと、前記ヘッドにより出力されるアナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、前記変換部出力の等化を行う第1フィルタと、前記第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、前記復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、前記変調部出力の等化を行う第2フィルタと、前記第2フィルタ出力が前記変換部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる適応部とを備える。
開示の信号処理回路、磁気記憶装置によれば、ヘッドにより媒体からリードされた信号から所定の波形を抽出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態に係るHDDの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るHDDの構成の一例を示すブロック図である。この磁気記憶装置は、媒体11、ヘッド12、RDC13a(信号処理回路)、HDC(Hard Disk Controller)14、MPU(Micro Processing Unit)15、サーボ制御部16、SPM(Spindle Motor)17、VCM(Voice Coil Motor)18、メモリ19を備える。
媒体11は、磁気ディスクである。ヘッド12は、媒体11に対してライト及びリードを行う。RDC13aは、LSIであり、リード信号の復調等を行う。HDC14は、ホスト(コンピュータ)との通信を行う。MPU15は、各部の制御を行う。サーボ制御部16は、SPM17、VCM18の制御を行う。SPM17は、媒体11を駆動する。VCM18は、ヘッド12を駆動する。メモリ19は、MPU15の動作に必要な情報を格納する。
図2は、本実施の形態に係るRDCの構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態に係るRDC13aは、リード処理部21、波形抽出部22、記録ビット密度算出部23を備える。
リード処理部21は、ヘッド12により媒体11からリードされたリード信号の復調を行い、1/0のデータを出力する。波形抽出部22は、リード処理部21における信号から所定の波形を抽出する。波形抽出部22が抽出すべき波形である抽出波形は、例えば孤立波やDi−Pulseであり、本実施の形態では孤立波とする。
リード処理部21は、VGA(Variable Gain Amplifier)31、CTF(Continuous Time Filter)32(第3フィルタ)、ADC(Analog Digital Converter)33(変換部)、FIR(Finite Impulse Response)34(第1フィルタ)、適応部(Adaptation)35、再構成フィルタ(Reconstruction Filter)36、Viterbi検出器37(Viterbi)(復調部)、タイミング補正部(Timing Recovery)38、AGC(Automatic Gain Controller)39、減算器40を備える。
ここで、抽出波形をCi、ヘッド12のヘッド再生特性をPR(1,−1)で表す。PR(1,−1)は、ヘッド12がデータ“1”(前後はデータ“0”)を再生した場合のリード波形でDi−Pulse(正のパルスの後に負のパルスが続く波形)を表す。ヘッド12によりデータ“1”がリードされた場合、RDC13aに入力されるリード信号は、1*Ci*PR(1,−1)で表される。ここで、*は、畳み込み演算子を表す。
RDC13aへ入力されたリード信号(Input waveform)は、VGA31により一定振幅へ調整される。次に、VGA31出力は、アナログのLPF(Low Pass Filter)であるCTF32でフィルタリングされた後、ADC33でデジタル値に変換される。ADC33出力は、等化のためのFIR34でフィルタリングされ、後段のViterbi検出器37により、1または0の2値データとして復調される。ここで、CTF32の時間応答をCctfとすると、ADC33出力は、1*Ci*PR(1,−1)*Cctfで表される。また、Viterbi検出器37出力は、1で表される。
再構成フィルタ36は、Viterbi検出器37出力に×(1−D)演算(PR(1,−1)を畳み込む演算)を行うことによりリード波形を再構成する。減算器40は、FIR34出力と再構成フィルタ36出力の散文を算出して誤差量とする。適応部35は、再構成フィルタ36出力と誤差量を用いてFIR34のTAP値を適応させていく。適応部35のTAP適応アルゴリズムは、LMS(Least Mean Square)方式など既知のものである。
タイミング補正部38は、誤差量を用いてADC33のサンプルタイミングを補正する。AGC39は、誤差量を用いてVGA31のゲインを調整する。
波形抽出部22は、オーバサンプリング部41(Over Sampling ×N)(第1オーバサンプリング部)、オーバサンプリング部42(Over Sampling ×N)(第2オーバサンプリング部)、FIR44(第2フィルタ)、適応部45(Adaptation)(適応部)、再構成フィルタ(Reconstruction Filter)46(変調部)、抽出波形記憶部47、減算器50、CTF特性除去部60(除去部)を備える。
ADC33により入力信号に同期サンプリングされた信号は、オーバサンプリング部41によりN倍オーバサンプリングされる。ここでオーバサンプリング数Nが、後述する抽出波形の精度(分解能)を決定する。本実施の形態では、N=4とする。減算器50は、オーバサンプリング部41出力とFIR44出力の差分を算出して誤差量とする。適応部45は、再構成フィルタ46出力と誤差量を用いてFIR44のTAP値を適応させていく。適応部45のTAP適応アルゴリズムは、LMS方式など既知のものである。
ここで、適応部45の動作により減算器50出力である誤差量が0に収束するため、収束したFIR44の時間応答(TAP値)をCfirとすると、1*Ci*PR(1,−1)*Cctf=Cfir*1*PR(1,−1)となる。即ち、Cfir=Ci*Cctfになる。
FIR34とFIR44、適応部35と適応部45は、それぞれ同じ回路で実現が可能である。一方、FIR44へは、Viterbi検出器37出力のデジタル系列は、オーバサンプリング部42によりN倍オーバサンプリングされ、再構成フィルタ46により抽出波形に応じた演算が行われる。再構成フィルタ46出力は、FIR44により等化される。
抽出波形が孤立波である場合、再構成フィルタ46は、×(1−D)計算(*PR(1、−1))を行う。
以上の処理を繰返しおこない、適応部45出力であるFIR44のTAP値を適応させていく。適応した時点でFIR44のTAP値は、ADC33出力の波形に対応する。
RDC13aへの入力信号における抽出波形を求めるため、更にCTF特性除去部60は、FIR44のTAP値からCTF32の特性を除去する処理をおこなう。CTF特性除去部60は、伝達関数記憶部51(Transfer function of CTF)、DFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換)52、除算器53、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform:逆離散フーリエ変換)54を備える。
DFT52は、FIR44のTAP値のDFT処理を行う。除算器53は、DFT52出力を伝達関数記憶部51に格納されたCTF32の伝達関数で除算する。IDFT54は、除算器53出力のIDFT処理を行い、抽出波形を抽出波形記憶部47(レジスタやメモリ)へ格納する。
つまり、CTF特性除去部60は、収束したFIR44のTAP値Ci*CctfからCctfを除去し、抽出波形(Output waveform)Ciを得る。
また、抽出波形がDi−Pulseである場合、再構成フィルタ46は、×1計算を行う。
これにより、CTF32によるフィルタリング前の入力信号における抽出波形(孤立波やDi−Pulse)をデジタル値で再生することができる(Reproduced Isolate Pulse/Reproduced Isolate Di-Pulse)。
上述したように抽出波形としてデジタル値で再生された孤立波を、以下、デジタル再生孤立波と呼ぶ。このデジタル再生孤立波は、抽出波形記憶部47に保存されて利用される。
図3は、本実施の形態によりデジタル再生孤立波の波形の一例を示す図である。この図は、デジタル再生孤立波の波形と、比較のため、Lorentz式で表された孤立波の波形とを示す。横軸は、サンプル数、縦軸は、規格化された振幅レベルを示す。
次に、デジタル再生孤立波を用いた記録ビット密度(Du)の計測方法について説明する。
従来、記録ビット密度Duの計測には、オシロスコープ等の設備を要し、計測のための手間がかかっていた。本実施の形態においては、記録ビット密度算出部23は、抽出波形記憶部47からデジタル再生孤立波を読み出し、デジタル再生孤立波と記録ビット密度算出式を用いて、記録ビット密度(Du)を算出する。
また、本実施の形態において、コンピュータにより任意の波形をリードする命令がHDDへ入力されると、HDDは、Du値をコンピュータに返す。なお、本実施の形態に係るHDDから記録ビット密度算出部23を省き、外部のコンピュータが記録ビット密度を算出しても良い。
図4は、本実施の形態に係る記録ビット密度算出式の一例を示す図である。ここで、Tは、1bit時間、Nは、オーバサンプル数を表す。
ここで、デジタル再生孤立波の半値幅を求める。図5は、本実施の形態に係るデジタル再生孤立波における半値幅の一例を示す図である。デジタル再生孤立波のピークが位置するXp番目のサンプル値をYpとする。デジタル再生孤立波は、デジタル値であるため、その最大値=波形ピークを容易に求めることができる。
次に、記録ビット密度算出部23は、半値幅の定義により、TAP値がYp/2となるTAP位置X1,X2を、それぞれ(1<X1<Xp),(Xp<X2<TAP数)の範囲で求める。ここで、X1は、例えば、TAP値がYp/2の前後となるTAP位置(X1a,Yp/2−α),(X1b,Yp/2+β)の2点を直線補間することにより求められる。X2もX1と同様にして求められる。これにより、記録ビット密度算出部23は、半値幅=X2−X1[サンプル数]が求める。
このような記録ビット密度算出部23をRDC13aに内蔵することにより、RDC13aのLSI単体が任意パターンのリード信号からDuを計測することができる。従って、従来、振幅測定やDuの計測に要していたオシロスコープ等の設備が不要となると共に、計測のための手間を大幅に削減することができる。これにより、HDDの個体毎にDuを計測することができる。更に、製造におけるDuトレンドを正確に取得することができる。
実施の形態2.
波形等化をおこなうFIR及び適応部は、TAP Adaptation機能により、波形をリードして学習させていくことで、最適なTAP値に近づけることができる。しかし、全TAPを可変にすると発散する恐れがあるため、従来の波形等化は、中央付近の数個のTAP値を固定にした固定TAPとし、他のTAPを適応させている。そのため、これらの固定TAPは、適応部により最適化されることはなかった。
本実施の形態においては、FIRの全TAPの初期値を算出するRDCについて説明する。
図6は、本実施の形態に係るHDDの構成の一例を示すブロック図である。この図において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図1のHDDと比較すると、このHDDは、RDC13aの代わりにRDC13bを備える。
図7は、本実施の形態に係るRDCの構成の一例を示すブロック図である。この図において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2のRDC13aと比較すると、本実施の形態に係るRDC13bは、新たに、最適化部24(応答算出部)を備える。最適化部24は、等化ターゲット記憶部61(Target)、DFT62,63、除算器64、IDFT65、TAP値記憶部66(TAP)、ダウンサンプリング部67(Down Sampling ÷N)を備える。等化ターゲット記憶部61は、予めビット時間間隔でサンプリングされた孤立波の等化ターゲットを格納する。
まず、HDDの製造時におけるTAP初期値の算出の動作について説明する。
ダウンサンプリング部67は、抽出波形記憶部47に格納されたデジタル再生孤立波を1/N倍にダウンサンプルすることによりビット時間間隔のサンプルにする。次に、DFT62は、ダウンサンプリング部67出力をDFT処理する。DFT63は、等化ターゲット記憶部61に格納された等化ターゲットをDFT処理する。次に、除算器64は、DFT63出力をDFT62出力で除算する。次に、IDFT65は、除算器64出力のIDFT処理を行い、IDFT結果であるビット時間間隔のTAP値をTAP値記憶部66へ格納する。
次に、MPU15(書き込み部)は、TAP値記憶部66に格納されたTAP値を媒体11のシステムエリアへ記録する。なお、TAP値がシステムエリアへ記録される代わりに、TAP値記憶部66が不揮発性メモリであっても良い。
次に、HDDの起動時におけるTAP初期値の設定の動作について説明する。
HDDが起動される度、MPU15(応答設定部)は、媒体11のシステムエリアからTAP値を読み出し、FIR34に設定する。これにより、固定TAPに対しても初期値として最適値を設定することができるため、FIR34による等化の精度が向上する。
実施の形態3.
従来、RDCへ任意のビットパターンのリード波形を入力してRDC単体のテストを行うためには、任意波形発生器等の高価な機器が必要であった。
本実施の形態においては、デジタル再生孤立波を基にして、別のRDCへ入力するための任意のビットパターンのリード波形を生成するRDCについて説明する。
図8は、本実施の形態に係るRDCの構成の一例を示すブロック図である。この図において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2のRDC13aと比較すると、このRDCは、新たに、波形生成部25を備える。波形生成部25は、任意パターン記憶部71(Pattern)、畳み込み演算部72(Convolution)、DAC(Digital Analog Converter)73を備える。DAC73出力は、他のRDCに接続され、リード信号として用いられる。
任意パターン記憶部71は、予め任意のビットパターンを記憶する。畳み込み演算部72は、抽出波形記憶部47に格納されたデジタル再生孤立波と任意パターン記憶部71に格納されたビットパターンとの畳み込み演算処理を行う。DAC73は、畳み込み演算部72出力であるデジタル信号をアナログ信号に変換して他のRDCへ出力する。これにより、デジタル再生孤立波を基にして任意のビットパターンに変調されたアナログ波形を他のRDCへ出力してテストを行うことができる。この様なRDCを利用することにより、任意波形発生器を用意する必要がなくなる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
以上の実施の形態1〜3に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) ヘッドにより出力されるアナログ信号の処理を行う信号処理回路であって、
前記アナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、
前記変換部出力の等化を行う第1フィルタと、
前記第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、
前記復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、
前記変調部出力の等化を行う第2フィルタと、
前記第2フィルタ出力が前記変換部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる適応部と
を備える信号処理回路。
(付記2) 付記1に記載の信号処理回路において、
更に、前記リード信号のフィルタリングを行って前記変換部へ入力する前記第3フィルタと、
前記第2フィルタの応答から前記第3フィルタの応答の除去を行う除去部と
を備える信号処理回路。
(付記3) 付記1に記載の信号処理回路において、
前記第2フィルタの応答の波形は、孤立波であり、
前記変調部は、前記復調部出力にダイパルス波形の畳み込み演算を行う信号処理回路。
(付記4) 付記1に記載の信号処理回路において、
前記第2フィルタは、FIRフィルタであり、
前記第2フィルタの応答は、前記第2フィルタのタップ値である信号処理回路。
(付記5) 付記1に記載の信号処理回路において、
更に、前記変換部出力のオーバサンプリングを行う第1オーバサンプリング部と、
前記復調部出力のオーバサンプリングを行う第2オーバサンプリング部とを備え、
前記変調部は、前記第2オーバサンプリング部出力の変調を行い、
前記適応部は、前記第2フィルタ出力が前記第1オーバサンプリング部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる信号処理回路。
(付記6) 付記2に記載の信号処理回路において、
前記除去部出力の波形は、孤立波であり、
更に、前記除去部により出力された孤立波に基づいて記録ビット密度を算出する記録ビット密度算出部を備える信号処理回路。
(付記7) 付記6に記載の信号処理回路において、
前記記録ビット密度算出部は、前記除去部により出力された孤立波の半値幅を算出し、該半値幅に基づいて記録ビット密度を算出する信号処理回路。
(付記8) 付記2に記載の信号処理回路において、
更に、前記除去部出力から前記第1フィルタの等化ターゲットの応答を除去し、該除去の結果を前記第1フィルタの応答として出力する応答算出部を備える信号処理回路。
(付記9) 付記8に記載の信号処理回路において、
更に、記憶装置に格納された前記第1フィルタの応答を読み出し、該応答を前記第1フィルタに設定する応答設定部を備える信号処理回路。
(付記10) 付記2に記載の信号処理回路において、
更に、前記除去部出力の波形を記憶し、入力されたビットパターンに該波形の畳み込み演算を行い、該畳み込み演算の結果を外部へ出力する畳み込み演算部を備える信号処理回路。
(付記11) 付記2に記載の信号処理回路において、
前記除去部は、前記第2フィルタの応答のDFT処理を行い、該DFTの結果を前記第3フィルタの伝達関数で除算し、該除算の結果のIDFT処理を行う信号処理回路。
(付記12) データが書き込まれる媒体と、
前記媒体からの読み出しを行い、該読み出しの結果をアナログ信号として出力するヘッドと、
前記ヘッドにより出力されるアナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、
前記変換部出力の等化を行う第1フィルタと、
前記第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、
前記復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、
前記変調部出力の等化を行う第2フィルタと、
前記第2フィルタ出力が前記変換部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる適応部と
を備える磁気記憶装置。
(付記13) 付記12に記載の磁気記憶装置において、
更に、前記リード信号のフィルタリングを行って前記変換部へ入力する前記第3フィルタと、
前記第2フィルタの応答から前記第3フィルタの応答の除去を行う除去部と
を備える磁気記憶装置。
(付記14) 付記12に記載の磁気記憶装置において、
前記第2フィルタの応答の波形は、孤立波であり、
前記変調部は、前記復調部出力にダイパルス波形の畳み込み演算を行う磁気記憶装置。
(付記15) 付記12に記載の磁気記憶装置において、
前記第2フィルタは、FIRフィルタであり、
前記第2フィルタの応答は、前記第2フィルタのタップ値である磁気記憶装置。
(付記16) 付記12に記載の磁気記憶装置において、
更に、前記変換部出力のオーバサンプリングを行う第1オーバサンプリング部と、
前記復調部出力のオーバサンプリングを行う第2オーバサンプリング部とを備え、
前記変調部は、前記第2オーバサンプリング部出力の変調を行い、
前記適応部は、前記第2フィルタ出力が前記第1オーバサンプリング部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる磁気記憶装置。
(付記17) 付記13に記載の磁気記憶装置において、
前記除去部出力の波形は、孤立波であり、
更に、前記除去部により出力された孤立波に基づいて記録ビット密度を算出する記録ビット密度算出部を備える磁気記憶装置。
(付記18) 付記13に記載の磁気記憶装置において、
更に、前記除去部出力から前記第1フィルタの等化ターゲットの応答を除去し、該除去の結果を前記第1フィルタの応答として出力する応答算出部を備える磁気記憶装置。
(付記19) 付記18に記載の磁気記憶装置において、
更に、前記応答算出部により算出された前記第1フィルタの応答を書き込む書き込み部を備える磁気記憶装置。
(付記20) 付記19に記載の磁気記憶装置において、
更に、前記書き込み部により書き込まれた前記第1フィルタの応答を読み出し、該応答を前記第1フィルタに設定する応答設定部を備える磁気記憶装置。
実施の形態1に係るHDDの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るRDCの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1によりデジタル再生孤立波の一例を示す図である。 実施の形態1に係る記録ビット密度算出式の一例を示す図である。 実施の形態1に係るデジタル再生孤立波における半値幅の一例を示す図である。 実施の形態2に係るHDDの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係るRDCの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態3に係るRDCの構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
11 媒体、12 ヘッド、13a,13b RDC、14 HDC、15 MPU、21 復調部、22 波形抽出部、23 記録ビット密度算出部、31 VGA、32 CTF、33 ADC、34 FIR、35 適応部、36 再構成フィルタ、37 Viterbi検出器、38 タイミング補正部、39 AGC、40 減算器、41 オーバサンプリング部、42 オーバサンプリング部、44 FIR、45 適応部、46 再構成フィルタ、47 抽出波形記憶部、50 減算器、60 CTF特性除去部。

Claims (6)

  1. ヘッドにより出力されるアナログ信号の処理を行う信号処理回路であって、
    前記アナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、
    前記変換部出力の等化を行う第1フィルタと、
    前記第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、
    前記復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、
    前記変調部出力の等化を行う第2フィルタと、
    前記第2フィルタ出力が前記変換部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる適応部と
    を備える信号処理回路。
  2. 請求項1に記載の信号処理回路において、
    更に、前記リード信号のフィルタリングを行って前記変換部へ入力する前記第3フィルタと、
    前記第2フィルタの応答から前記第3フィルタの応答の除去を行う除去部と
    を備える信号処理回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の信号処理回路において、
    前記第2フィルタの応答の波形は、孤立波であり、
    前記変調部は、前記復調部出力にダイパルス波形の畳み込み演算を行う信号処理回路。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の信号処理回路において、
    前記第2フィルタは、FIRフィルタであり、
    前記第2フィルタの応答は、前記第2フィルタのタップ値である信号処理回路。
  5. 請求項2に記載の信号処理回路において、
    前記除去部出力の波形は、孤立波であり、
    更に、前記除去部により出力された孤立波に基づいて記録ビット密度を算出する記録ビット密度算出部を備える信号処理回路。
  6. データが書き込まれる媒体と、
    前記媒体からの読み出しを行い、該読み出しの結果をアナログ信号として出力するヘッドと、
    前記ヘッドにより出力されるアナログ信号に基づいてデジタル信号を生成する変換部と、
    前記変換部出力の等化を行う第1フィルタと、
    前記第1フィルタ出力からデータの復調を行う復調部と、
    前記復調部により復調されたデータに基づく波形の変調を行う変調部と、
    前記変調部出力の等化を行う第2フィルタと、
    前記第2フィルタ出力が前記変換部出力に等しくなるように、前記第2フィルタの応答を適応させる適応部と
    を備える磁気記憶装置。
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