JP2009226936A - 射出成形ノズル、射出成形機、射出成形品および射出成形方法 - Google Patents

射出成形ノズル、射出成形機、射出成形品および射出成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】射出成形において、溶融樹脂を効率よく振動させることができる射出成形ノズル、射出成形機、射出成形品及び射出成形方法を提供する。
【解決手段】射出成形ノズルは、樹脂注入口11から注入された溶融樹脂7が流れる流路と、この溶融樹脂7を金型へ射出する射出口16と、軸方向に進退することにより射出口を開閉する開閉ピン4と、この開閉ピン4に固定され、超音波を発振する振動子2と、前記開閉ピンを進退させる開閉ピン駆動アクチュエータ12とを備え、この振動子2から発振された超音波が開閉ピン4を介して該溶融樹脂を振動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、射出成形ノズル、射出成形機、射出成形品および射出成形方法に関する。
従来、高精度の樹脂成形をおこなう場合、金型内に十分に樹脂が充填されず、必要な成形精度が得られにくいという問題があった。図5は、従来の技術に係る射出成形機を金型の一部と共に示す部分断面図である。図5に示す射出成形機は、射出ノズル1の流路にスクリューが回転自在に取り付けられている。射出ノズル1は、ノズル固定板3により、固定側金型5に固定されている。ノズル先端部15は、可動側金型6の凹部であるキャビティ8に溶融樹脂7を射出可能に接続されている。超音波を発生する振動子2は、射出ノズル1の側面に固定されている。
図5の射出成形機において、図の右側に存在する材料投入口(図示省略)から充填されたペレット状の成形用樹脂は、スクリュー14が回転することにより、射出ノズル1内をスクリュー14の先端側の空間へ送られ、その過程で加熱溶融される。これに伴いスクリュー14は図面右側へ移動され、溶融樹脂7はゲート9を通ってキャビティ8に充填される。樹脂が溶融したあとに、振動子2は射出ノズル1及びその近傍を振動させる。このノズルの振動は、流路内の溶融樹脂を射出ノズルの振動を介して、溶融樹脂を振動させる。このように、射出ノズルの外部から射出ノズルを介して溶融樹脂に超音波を伝播させて、溶融樹脂と射出ノズルの摩擦力を軽減し、溶融樹脂の見かけ上の流動性を高めることができる。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−370255号公報
しかしながら、上記ノズルに振動を付与する方法では、射出ノズル1の外周面を振動させるため、ノズル内面及びノズル内部を流動する溶融樹脂に振動を伝達する効率が悪い。
本発明はこのような事情に考慮してなされたもので、その目的は、溶融樹脂を効率よく振動させることである。
本発明に係る射出成形ノズルは、樹脂注入口から注入された溶融樹脂が流れる流路と、前記溶融樹脂を金型へ射出する射出口と、軸方向に進退することにより前記射出口を開閉する開閉ピンと、前記開閉ピンに固定され、超音波を発振する振動子と、前記開閉ピンを進退させる開閉ピン駆動アクチュエータとを備え、前記振動子から発振された超音波が前記開閉ピンを介して前記溶融樹脂を振動させることを特徴とする。
このような特徴により、振動子が開閉ピンを介して溶融樹脂を振動させるために、効率良く溶融樹脂を振動させることができる。
本発明に係る射出成形ノズルの前記振動子は、前記開閉ピンの前記射出口と対向する側の端部に固定されていることが好ましい。
このような特徴により、振動子を射出成形機内部に効率よく配置でき、射出成形機を小型に構成することができる。
本発明に係る射出成形ノズルにおいては、前記開閉ピンは前記流路の外側まで貫通していることが好ましい。
このような特徴により、高温で溶融された樹脂内部で動作されるよりも安定的に開閉ピン4に振動を与えることができ、高精度成形を行なうことができる。
本発明に係る射出成形ノズルの前記開閉ピン駆動アクチュエータは、前記射出ノズルの前記射出口と対向する端面に配設されることが好ましい。
このような特徴により、シャフトと振動子および開閉ピンが一直線上に並ぶため、開閉ピンを効率的に進退させることができる。
本発明に係る振動子が発振する超音波の周波数は、共振の節部が前記金型のキャビティの位置と同じになることが好ましい。
このような特徴により、キャビティ内部の溶融樹脂を効率よく振動させることが出来る。
本発明に係る射出成形ノズルは、前記射出ノズルの側面と前記金型を固定するノズル固定板を有することが好ましい。
このような特徴により、射出ノズルを安定的に固定側金型に固定することができる。
本発明にかかる射出成形機は、前記ノズル固定板と前記金型との間に防振板17を備えることが好ましい。
このような特徴により、溶融樹脂の振動を抑えずに、射出成形機全体の振動を効率よく抑えることができる。
本発明にかかる射出成形方法は、射出ノズルに設けられた樹脂注入口から溶融樹脂を注入するステップと、振動子により発振された超音波が射出口を開閉する開閉ピンを介して前記溶融樹脂を振動させるステップと、前記溶融樹脂を射出口から射出する射出ステップとを有することを特徴とする。
このような特徴により、溶融樹脂を効率よく振動させ、キャビティに射出することが出来る。
本発明にかかる射出成形方法は、前記射出ステップの後に、前記開閉ピンにより前記射出口を閉じるステップと、前記射出口を閉じた後も振動子により、開閉ピンを振動させる射出後振動ステップとを有することを特徴とする。
このような特徴により、金型内部の樹脂にも振動が伝わり、精度の高い成形品を得ることができる。
本発明にかかる射出成形方法の前記射出後成形ステップでは、前記金型を開口させた後も所定時間振動させることを特徴とする。
このような特徴により、固化した成形品の固定側金型付着を回避し、連続成形することができる。
本発明にかかる射出成形方法に用いる溶融樹脂は、10%から50%の無機フィラーを含むことを特徴とする。
このような特徴により、効率的に振動を与え、高精度の射出成形品をえることができる。
本発明に係る射出成形ノズルによれば、射出ノズル内部の流路に配設され、振動子2により振動する開閉ピン4により溶融樹脂を振動させるため、効率よく溶融樹脂を振動させることが出来る。
本発明に係る射出成形機の概略ブロック図である。 本発明に係る射出成形機を、金型の一部と共に概略的に示す部分断面図である。 本発明に係る射出成形機に防振板を用いたものを、金型の一部と共に概略的に示す部分断面図である。 本発明に係る射出成形機の振動子を樹脂流路の外側に設置したものを、金型の一部と共に概略的に示す部分断面図である。 従来の技術に係る射出成形機を、金型の一部と共に概略的に示す部分断面図である。
以下、本発明に係る射出成形ノズルの第一の実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る射出成形機の概略ブロック図である。図2は、本発明に係る射出成形機を、金型の一部と共に概略的に示す部分断面図である。図2(A)は開閉ピンによりゲートが開いている状態を示し、(B)は開閉ピンによりゲートが閉じた状態を示す。
図1に示すように、本発明に係る射出成形機は、成形機本体部101と射出ノズル構成部102と金型部103とから構成される。
成形機本体部101は、制御部111を含む。制御部111は、射出ノズル2内部の流路の流動状態や圧力状態の制御を行う。また、図示していないが、制御部111は、振動子115の振動周波数調整やその電源ON、OFF、駆動アクチュエータ116の進退の制御も行う。
射出ノズル構成部102は、樹脂注入口112とノズル内経路113と開閉ピン114と振動子115と駆動アクチュエータ116とから構成される。樹脂注入口112は、整形用の樹脂を射出ノズルに注入するためのものであり、ノズル内流路113に連通している。ノズル内流路113は、射出ノズル1の内部にあり溶融樹脂7を射出口15を通してキャビティ8に流すものである。開閉ピン114は、射出口16の開閉および振動子からの振動を溶融樹脂7に伝播させる。振動子115は、超音波を発生させる。この振動子115は、開閉ピン114に固定され、開閉ピン114を超音波振動させる。開閉ピン駆動アクチュエータ116は、射出ノズル1に固定されている。また、開閉ピン駆動アクチュエータ12は、シャフト10を介して振動子115または開閉ピン114に固定され、開閉ピン114をその軸方向に進退させる。
金型部103は、固定側金型5と可動側金型6とから構成され、ゲート117とキャビティ118が設けられている。ゲート117は、射出構成部102から射出された溶融樹脂7を金型部103内に受け入れる入り口である。キャビティ118は、金型に設けられた凹部であり、射出構成部102からの溶融樹脂7が溜まるところである。
図2に示すように、本発明の射出成形機は、射出ノズル1と開閉ピン駆動アクチュエータ12とノズル固定板3と固定側金型5と可動側金型6等から構成される。樹脂注入口11は、成形機本体部(図示しない)からの樹脂を注入するものであり、射出ノズル1の側面に配設されている。射出ノズル1は、樹脂注入口11から注入された樹脂を金型部へ射出するものであり、内部に溶融樹脂7が流れる流路と開閉ピン4と振動子2とシャフト10を有する。また射出ノズル1は、射出成形工程中は金型に対して前後方向に移動しないようにノズル固定板3により固定されている。さらに、射出ノズル1は、ノズル固定板3を介して固定側金型5に常時密着している。
開閉ピン4は棒状であり、振動子2及びシャフト10を介して開閉ピン駆動アクチュエータ12に接続されている。駆動アクチュエータ2が、シャフト10を駆動することにより、開閉ピン4もその軸方向に進退し、開閉ピンの先端が射出口16を開閉する。これにより、射出口16からの溶融樹脂7の射出を制御することができる。
図2(A)では、開閉ピン4は後退し、射出口16は開いた状態となっている。この状態で溶融樹脂7は射出口16から射出可能となる。
振動子2は、開閉ピンの射出口16とは反対面の端部に固定され、制御ボックス13と接続されている(図示せず)。振動子2が超音波を発生すると、開閉ピン4も振動子2の振動により同様に振動する。ここで超音波とは、周波数が可聴可能領域を超える音波であって、一般的には20kHz以上のものを言う。
開閉ピン駆動アクチュエータ12は、射出ノズル1の射出口16とは反対側の端面に固定され、制御ボックス13と接続されている。そして、開閉ピン駆動アクチュエータ12は、棒状のシャフト10を介し、振動子2と開閉ピン4を開閉ピン4の軸方向に進退させる。また、開閉ピン駆動アクチュエータ12は電磁式でもよいし、機械式でも良い。
制御ボックス13は、開閉ピン駆動アクチュエータ12や振動子2の動作を制御する。例えば、開閉ピン駆動アクチュエータ12のシャフトの進退の動き、振動子2の周波数、超音波の発振開始及び停止などである。
ノズル固定板3は、射出ノズル1を固定側金型5に固定する。固定側金型5は、ノズル先端部15と可動側金型6を安定して接続する。可動側金型6には、凹部としてキャビティ8が設けられ、射出口16から射出した溶融樹脂7がたまる構造となっている。開閉ピン4が射出口16を閉じたときには、開閉ピン16の先端面はキャビティ8の蓋の役割も果たす。
図2(B)は、各構成要素は(A)と同じであり、開閉ピン4が、開閉ピン駆動アクチュエータ12により前進し、射出口16を塞ぎ、閉じている状態を示している。
次に、本発明を用いて射出成形をする方法を説明する。溶融樹脂7は、図示しない成形機本体部101から樹脂注入口に注入され、射出ノズル内部の流路に至る。ここで、制御ボックス13は、振動子2に超音波を発生させ、開閉ピン4を振動させる。射出ノズル1内部の流路に充填されている溶融樹脂7は、開閉ピン4に接触しているため、開閉ピン4の振動により溶融樹脂7も振動する。
溶融樹脂7が十分振動している状態で、制御ボックス13は開閉ピン駆動アクチュエータ12を制御し、シャフト10を介して開閉ピン4を後退させ、射出口16を開く。これにより、溶融樹脂7は、射出口16から射出され、ゲート9を通ってキャビティ8に到達し、キャビティ8内に溶融樹脂7が充填される。
射出成形に必要な所定量が射出されたあと、制御ボックス13は、開閉ピン駆動アクチュエータ12を制御し、開閉ピン4を前進させ、射出口16を閉じる。制御ボックス13は射出口16を閉じた後も、引き続き振動子2を超音波が発振するように制御する。制御ボックス13は所定時間経過後か、または、可動側キャビティが開けられ、成形品が取り出されるまで振動子2が超音波を発信するように制御する。
ここで、次の成形品を続けて作る場合には、射出ノズル内の流路に溶融樹脂7を満たしておけば、超音波振動を続けている開閉ピン4により、溶融樹脂7も超音波振動状態となる。所定時間が経過し、可動側金型6が開けられて成形品が取り出され、可動側金型6が閉じられた後、制御ボックス13は、開閉ピン駆動アクチュエータ12を制御し開閉ピン4を後退させて次の溶融樹脂7をキャビティ8に射出する。これにより、再び超音波振動している溶融樹脂7がキャビティ8内に射出される。
以上に、説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
第一に射出ノズル1内部の開閉ピン4を介して溶融樹脂7を振動させるため、溶融樹脂7を効率的に振動させることができる。特に開閉ピン4は射出ノズル4に比べて質量が小さいために、振動子2を小型のものとすることが出来る。また、振動子2を射出ノズル1の内部に配設することができるために、射出成形機全体を小型化することができる。
第二に、本発明によれば、超音波を効率よく樹脂に与えることができるため、樹脂流動性が向上する。このため、特に製品形状による制限のない場合には、ゲート9の径ならびに開閉ピン4の先端径を例えばφ2.0mm以上に大きくすることができる。これにより、本発明を用いない場合の細径ゲートに溶融樹脂7を高圧で流し込む必要がなくなる。即ち、溶融樹脂7を高圧でせん断熱を発生させずに、溶融樹脂7をキャビティ8に流し込むことができる。従って、温度、圧力などの成形条件を緩和できるので、熱的負荷ならびに射出圧力に起因する金型磨耗や細部形状破損などを回避することができ、金型の寿命を延長することができる。
第三に、本発明によれば、溶融樹脂7をキャビティ8内に充填終了した後も引き続き樹脂に超音波を与え続けることができるので、精度の高い成形品を得ることができる。
第四に、本発明装置の開閉ピン4の先端面を直接キャビティ8の一部としたことにより、型構造の複雑化を回避することができる。このため、付与される超音波振動が安定するまでの時間の短縮ならびに型開閉等の動作時間を省略でき、射出成形サイクルタイムが短縮され、射出成形の高速化を実現することができる。
第五に、本発明は金型構造をホットランナ化しても用いることができるため、キャビティ8付近の溶融樹脂7は溶融状態のままでランナを作成しない。このため、ランナ切断及び排出機構が不要となり、金型構造が複雑になることを回避できる。また、金型サイズを小型化できるため、金型製作コストの低減も図れる。
第六に、本発明では、溶融樹脂7に振動を付与して流動性を高めているために、射出ノズル1、固定側金型5、及び可動側金型6の温度及び圧力を従来よりも低く抑えることが出来る。これにより、成形条件の調整範囲が広くなり、金型形状転写性や形状寸法精度を向上させることができる。さらに、金型温度が低下することにより作業性も向上する。
(第2実施形態)
図3は、ノズル固定板3と固定側金型5の間に防振板17を配した構成である。防振板17は超音波の振動を板の反対面に伝えない機能を有する。この防振板17により、固定側金型5とノズル固定板5が振動したときにもお互いに振動を伝え合うことなく、不用意な共振を防ぐことができる。
(第3実施形態)
図4は、振動子2を樹脂流路の外側に設置したものである。振動子設置箇所を流路の外側とすることで、高温で溶融された樹脂内部で動作されるよりも安定的に開閉ピン4に振動を与えることができ、高精度成形を行なうことができる。

1 射出ノズル
2 振動子
3 ノズル固定板
4 開閉ピン
5 固定側金型
6 可動側金型
7 溶融樹脂
8 キャビティ
9 ゲート
10 シャフト
11 樹脂注入口
12 開閉ピン駆動アクチュエータ
13 制御ボックス
14 スクリュー
15 ノズル先端部
16 射出口
17 防振板
101 成形機本体部
102 射出ノズル構成部
103 金型部
111 制御部
112 樹脂注入口
113 ノズル内流路
114 開閉ピン
115 振動子
116 駆動アクチュエータ
117 ゲート
118 キャビティ

Claims (13)

  1. 樹脂注入口から注入された溶融樹脂が流れる流路と、
    前記溶融樹脂を金型へ射出する射出口と、
    軸方向に進退することにより前記射出口を開閉する開閉ピンと、
    前記開閉ピンに固定され、超音波を発振する振動子と、
    前記開閉ピンを進退させる開閉ピン駆動アクチュエータとを備え、
    前記振動子から発振された超音波が前記開閉ピンを介して前記溶融樹脂を振動させることを特徴とする射出成形ノズル。
  2. 前記振動子は、前記開閉ピンの前記射出口と対向する側の端部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形ノズル。
  3. 前記開閉ピンは前記流路の外側へ貫通していることを特徴とする請求項2に記載の射出成形ノズル。
  4. 前記開閉ピン駆動アクチュエータは、前記射出ノズルの前記射出口と対向する端面に配設されたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1の請求項に記載の射出成形ノズル。
  5. 前記振動子が発振する超音波の周波数は、共振の節部が前記金型のキャビティの位置と同じとなることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1の請求項に記載の射出成形ノズル。
  6. 前記射出ノズルの側面と前記金型を固定するノズル固定板を有することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1の請求項に記載の射出成形ノズル。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1の請求項に記載の射出成形ノズルを備えた射出成形機。
  8. 前記ノズル固定板と前記金型との間に防振板を備えることを特徴とする請求項6に記載の射出成形ノズルを備えた射出成形機。
  9. 請求項7または請求項8に記載の射出成形機で製造した射出成形品。
  10. 射出ノズルに設けられた樹脂注入口から溶融樹脂を注入するステップと、
    振動子により発振された超音波が射出口を開閉する開閉ピンを介して前記溶融樹脂を振動させるステップと、
    前記溶融樹脂を射出口から射出する射出ステップとを有することを特徴とする射出成形方法。
  11. 前記射出ステップの後に、前記開閉ピンにより前記射出口を閉じるステップと、
    前記射出口を閉じた後も振動子により開閉ピンを振動させる射出後振動ステップとを有することを特徴とする請求項10に記載の射出成形方法。
  12. 前記射出後振動ステップでは、前記金型を開口させた後も前記開閉ピンを振動させることを特徴とする請求項11に記載の射出成形方法。
  13. 前記溶融樹脂は10%から50%の無機フィラーを含むことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の射出成形方法。
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