JP2009223907A - 画面に表示されたデータを介して異なるアプリケーションで連携を行うプログラム - Google Patents

画面に表示されたデータを介して異なるアプリケーションで連携を行うプログラム Download PDF

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宜志 前田
Yutaka Katsumata
裕 勝又
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Abstract

【課題】多対多のアプリケーション間でデータ変換によりフォーマット整合されたデータの受け渡しが可能なアプリケーション間連携技術を提供する。
【解決手段】表示中の画面の中から未処理のウィンドウを取り込み、画面種別判定情報に基づいて、取り込んだウィンドウが第1のアプリケーションのウィンドウかどうかを判定する。前記第1のアプリケーションのウィンドウであった場合、認識項目定義情報に基づいて、前記第1のアプリケーションのウィンドウから少なくとも1つの第2のアプリケーションの動作に必要な前記情報項目を収集する。収集した情報項目に、第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を第2のアプリケーションのデータフォーマットに合うようデータ変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画面に表示されたデータを介して異なるアプリケーションで連携を行う技術に関する。
出願人は、連係動作をさせようとする2つの既存のアプリケーションに手を加えることなく、画面に表示された一方のアプリケーションの画像データから得た情報(問い合わせ情報または連携先に依頼する処理の処理対象となる情報)を他方のアプリケーションに送り、他方のアプリケーションから処理結果を受け取って、一方のアプリケーションの処理に利用することを可能とする技術を出願した(特許文献1)。これは、スクリーンプラグと称するアプリケーション間連携プログラムである。本明細書では、画像を含む情報を送って処理を依頼する側を、ターゲットアプリケーション(以下、単に「ターゲットAPL」と記す)と呼び、依頼を受けて処理結果を返す側を連携アプリケーション(以下、単に「連携APL」と記す)と呼ぶことにする。
しかし、従来の連係方式は、ターゲットAPLから入手したデータを、一切手を加えることなく連係APLへデータを渡していた。したがって、例えば、ターゲットAPLでは住所を「東京都稲城市…」のような地名で管理しているのに対し、連係APLでは住所を「206−xxxx」のような郵便番号で管理していた場合、データのフォーマットが異なっているために連係させることができなかった。また、金額で’\’や’,’が付いていたり付いていなかったりするというような場合も、同様の問題が発生する。
連係APLが必要とする情報がターゲットAPL以外のアプリケーションにも分散して存在している場合、全ての情報が入手できず、不十分な情報しか受け渡すことができなかった。また逆に、連係APLから渡された情報を連係APL以外のアプリケーションに対してデータを受け渡すことができなかった。
PCT/JP03/00802
本発明は、ターゲットAPLから連携APLへの問い合わせ情報および連携APLからの処理結果を送り先のフォーマットに合わせて変換することが可能なアプリケーション連携方法およびプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、ターゲットAPLに関連するアプリケーション(以下、「関連APL」と称する)からも情報を収集して連携APLに送ったり、収集した情報を複数の連携APLに渡したり、また連携APLから受け取った処理結果をターゲットAPLのみならず、ターゲットAPLの連携APLにも出力することが可能なアプリケーション間連携技術を提供することを目的とする。
本特許は、これらの課題を解決するためになされたものであり、アプリケーション間連携支援ソフトウェアを与える。本発明のアプリケーション間連携支援ソフトウェア(単に、本ソフトウェアという)は、表示中の画面の中から未処理のウィンドウを取り込み、第1のアプリケーションの識別に使用する画像部分の位置座標および該位置座標のビットマップデータが登録された画面種別判定情報に基づいて、取り込んだウィンドウが第1のアプリケーションのウィンドウかどうかを判定する画面種別判定ステップと、第1のアプリケーションのウィンドウであった場合、第2のアプリケーションの動作に必要な前記第1のアプリケーションのウィンドウにおいて収集すべき情報項目の表示位置および該表示位置に表示されているデータの属性が登録された認識項目定義情報を読み出し、該認識項目定義情報に基づいて、第1のアプリケーションのウィンドウから少なくとも1つの第2のアプリケーションの動作に必要な情報項目を収集する収集ステップと、収集した情報項目に、第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を第2のアプリケーションのデータフォーマットに合うようデータ変換する変換ステップと、合致する情報項目およびデータ変換した情報項目をそれぞれ必要とする第2のアプリケーションに送るステップとをコンピュータに実行させる記述を含むことを特徴とする。
本ソフトウェアには、第2のアプリケーションから送られる処理結果を受け取るステップと、処理結果に所定のフォーマットに合致しないものがある場合、その合致しない処理結果を所定のフォーマットに合うようにデータ変換する変換ステップと、所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果を上記ウィンドウの所定の位置に所定のデータ属性で出力する出力ステップとをコンピュータに実行させる記述をさらに含めてもよい。
本ソフトウェアは、処理結果の各々に対して所定の位置および所定のデータ属性を含む出力項目定義データをさらに備え、出力ステップが、出力項目定義データに基づいて当該処理結果を出力してもよい。
本ソフトウェアは、合致しない情報項目、処理結果またはこれら両方の各々について、当該情報項目または処理結果の識別子と変換方法の記述を含む第1のデータ変換定義データをさらに備え、上記の変換ステップが、データ変換定義情報に基づいてデータ変換を行ってもよい。
上記の情報項目は画像データまたはオブジェクトの何れでもよい。
本発明によれば、ターゲットAPLから連携APLへの問い合わせ情報および連携APLからの処理結果を送り先のフォーマットに合わせて変換することが可能となる。
また、本発明によれば、ターゲットAPLに関連する関連APLからも情報を収集して連携APLに送ったり、収集した情報を複数の連携APLに渡したり、また連携APLから受け取った処理結果をターゲットAPLのみならず、ターゲットAPLの連携APLにも出力することが可能となる。
本発明によるアプリケーション間連携システムの全体を示す略ブロック図である。 本発明を実施可能なコンピュータベースの装置のブロック図である。 本発明の一実施形態によるアプリケーション間連携の原理を示す概念図である。 図1のシステム設定プログラムのフローチャートである。 ウィンドウ入出力定義ルーチン126のフローチャートおよびこのルーチンにより設定されるデータの例を示す図である。 データ変換定義サブルーチン130のフローチャートである。 システム設定プログラム110により生成されるコンフィギュレーションDB150の構成を示す図である。 データ変換定義ルーチン130により設定されるデータ変換定義情報の例を示す図である。 本発明の連携情報収集プログラム200のフローチャートである。 通信部300のフローチャートである。 データ出力部360のフローチャートのである。 ターゲットAPL40のウィンドウWtの画面種別判定情報172の例を示す図である。 ウィンドウWtから連係情報を収集するようすを示す図である。 関連APL50のウィンドウWrを特定する要領を示す図である。 ウィンドウWrから連係情報を収集するようすを示す図である。 収集した連係情報を一括表示して処理の継続を利用者に確認する表示画面例である。 連携結果の表示例を示す図である。 連携結果を表示するとともに処理継続の意志を利用者に確認する表示例を示す図である。 連携結果のデータ変換前後のようすを示す図である。 図18の表示ウィンドウで処理継続を選択した場合のウィンドウWtおよびWrの表示内容を示す図である。
以下、本発明の実施形態と添付図面とにより本発明を詳細に説明する。なお、複数の図面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。
図1は、本発明の原理を説明するための略ブロック図である。図1において、本発明が実施されるシステム1は、本発明によるアプリケーション間連携支援システム(プログラム)であるスクリーンプラグ100を備えたコンピュータ10を含む。連携APL60は、コンピュータ10に含まれていてもよいし、コンピュータ10と通信可能なコンピュータ10以外のコンピュータ上にあってもよい。
図2は、図1のコンピュータ10の典型的なハードウェア構成を示すブロック図である。図において、コンピュータ10は、CPU(中央情報処理装置)11、メモリ12、入力装置13、出力装置14、二次記憶装置15、およびこれらを接続するバス18を含む適切なコンピュータであれば、何でもよい。連携APL60が、コンピュータ10以外のコンピュータ上にある場合、コンピュータ10は、連携APL60を備えたコンピュータと通信可能な通信インタフェース17を備える必要がある。また、コンピュータ10は、可搬記憶媒体19を利用できるよう可搬記憶媒体駆動装置16を備えてもよい。CPU11は、メモリ12を利用して本発明のプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。メモリ12に、アプリケーション間連携支援プログラムであるスクリーンプラグ100を格納し、このプログラムをCPU11に実行させることにより、コンピュータに、アプリケーション間連携支援装置として機能させることが可能となる。入力装置13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、利用者からの指示や情報の入力に用いられる。出力装置14は、例えば、ディスプレイやプリンタ等であり、コンピュータの利用者ヘの問い合わせ、処理結果等の出力に用いられる。二次記憶装置15は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等である。二次記憶装置15は、後述の画面情報DB229を実現する。さらに、上述のプログラムをコンピュータの二次記憶装置15に保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ12にロードして使用することもできる。可搬記録媒体19としては、メモリカード、メモリスティック、フレキシブルディスク、CD‐ROM(compact disc read only memory)、光ディスク、光磁気ディスク、DVD(digital versatile disc)等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。この可搬記録媒体19に上述のアプリケーション間連携支援プログラムを格納しておき、必要に応じて、それをコンピュータのメモリ12にロードして使用することもできる。 通信インタフェース17は、LAN,WAN等の任意のネットワーク(回線)を介して外部の装置と通信し、通信に伴うデータ変換を行う。また、必要に応じて、上述のプログラムを外部の装置から受け取り、それをコンピュータのメモリ12にロードして使用することもできる。
再び、図1において、本発明の原理を説明する。コンピュータ10は、出力装置14の一部として備えられた表示器の画面22上に複数のウィンドウを同時に表示することができるものとする。即ち、コンピュータ10の二次記憶装置15には、マルチウィンドウをサポートするオペレーティングシステム30がインストールされているものとする。マルチウィンドウをサポートするオペレーティングシステムであれば何でもよいが、マイクロソフト(登録商標)のWindows(登録商標)を例として実施例を説明する。さらに、コンピュータ10には、利用者の主な作業対象であるターゲットAPL40、ターゲットAPL40に関連する機能を果たす関連APL50および本発明によるスクリーンプラグ100がインストールされている。連携アプリケーション60は、コンピュータ10上にあってもよいし、他のコンピュータ上にあってもよい。複数の情報源またはデータベースに問い合わせるような場合、連携APL60は複数のコンピュータに分散して配置されていてもよい。
表示画面22には、ターゲットAPL40によって表示されたウィンドウWt、関連APL50によって表示されたウィンドウWrおよびその他のアプリケーションによって表示されたウィンドウがあるものとする。
スクリーンプラグ100は、広範なターゲットAPL(およびその関連APL)と連携APLとの間の連携に対応できるよう、利用者が連係をさせたいと思うターゲットAPLおよび連携APLに応じて柔軟にカスタマイズできるようシステム設定プログラム110を備え、このシステム設定プログラム110によって利用者が設定した内容は、その連携処理名を有するコンフィギュレーション・データベース150に記録される。利用者が希望する連携処理ごとに、幾つでもコンフィギュレーションDB150を生成することができる。
一旦、システム設定行いコンフィギュレーションDB150を生成すると、以降、スクリーンプラグ100は、その連携処理名を指定して起動されると、そのコンフィギュレーションDB150の設定内容にしたがって動作する。スクリーンプラグ100は、表示画面22に現在表示中のウィンドウからコンフィギュレーションDB150に設定されたターゲットAPL40や関連APL50のウィンドウ(複数可)を識別し、そのウィンドウから必要なデータを収集する連携情報収集部200、収集した連携データを連携アプリケーション60に渡す通信(または連携)部300を少なくとも備える。さらに、スクリーンプラグ100は、連携アプリケーション60からの処理結果を通信部300で受信し、通信部300で受信した処理結果をターゲットAPL40や関連APL50またはそれらの表示ウィンドウに出力するデータ出力部360を備えてもよい。また、連携情報収集部200、データ出力部360またはこれらの両方は、データの出力先に合わせてデータの形式を変換するデータ変換部230を備えてもよい。
〔第1の実施形態〕
図3は、本発明の第1の実施形態によりスクリーンプラグを用いてアプリケーション間の連携を行う方法を概念的に示す図である。以降の実施形態の説明では、図3に示すように、ターゲットAPL40である金融送金業務用プログラムによって表示されたウィンドウWtと関連APL50である印影読み込みプログラムによって表示されたウィンドウWrから連係情報を収集し、袖手した連係情報を連携APL60である印鑑照合システムに渡し、印鑑照合の結果を印鑑照合システムから受け取り、表示されているウィンドウWtおよびWrに出力する場合を例として用いる。ターゲットAPL40のウィンドウWtには、CIF(customer interaction file)番号「042−631682」、顧客名「富士通太郎」および送金金額「\152,000」が表示され、関連APL50のウィンドウWrには、印影のイメージ、「読み込み」ボタンおよび「終了」」が表示されている。また、ウィンドウWtには、照合結果および確認日を入力する欄が空白のまま表示されている。
なお、ウィンドウWt、Wrには、ビットマップデータによる画像のみならず、種々のオブジェクトを含んでいてもよい。これらのオブジェクトには、HTMLのタグ、URL(uniform resource locator)のほか、OSがサポートする種々のオブジェクトが含まれる。
一方、印鑑照合プログラム60は、連続9桁のCIF番号、テキストデータの顧客名および画像データである印影画像を入力として受け取り、受け取った印影画像と、CIF番号および顧客名により特定される登録印影画像とを比較して、「OK」または「NG」という比較結果と確認日として本日の日付を「yyyy/mm/dd」の形式で返すように構成されているものとする。
そこで、連携処理名として印鑑照合を指定してスクリーンプラグ100を起動すると、スクリーンプラグ100は、表示画面の中からウィンドウWtおよびWrを探し出して、ウィンドウWtからCIF番号の「042−631682」および顧客名の「富士通太郎」を取り出し、ウィンドウWrから印影画像を取り出す。ただし、この時、CIF番号「042−631682」は、印鑑照合プログラム60の入力仕様に合わないので、入力仕様に合わせてCIF番号を変換すべく、ウィンドウWrから取り出したCIF番号のハイフン(−記号)を削除して「042631682」なる連続9桁の数へと変換する。以上の顧客名、変換したCIF番号および印影を通信部300を介して印鑑照合プログラム60に渡し、印鑑照合プログラム60による照合結果と確認日とを通信部300を介して受け取る。照合結果の「OK」および「NG」は、それぞれ「印影が同一のものと判断されました」および「印影が異なるものと判断されました」に変換し、確認日「yyyy/mm/dd」は、「yyyy年mm月dd日」の形式に変換する。このように変換したデータをデータ出力部360を介して所定のウィンドウに出力する。
以下、以上のような連携を行う場合を例にとって、本発明の一実施形態によるスクリーンプラグ100の動作を説明する。まず、所望の連係動作が実現できるようにシステム設定プログラム110により設定を行う方法を説明し、続いてシステム設定後の連係動作を説明する。
図4は、本発明の一実施形態によるシステム設定プログラム110を用いてシステム設定を行う手順を示すフローチャートである。図7は、システム設定プログラム110によるシステム設定の結果生成されるコンフィギュレーションDB150の構成を示す図である。システム設定プログラム110を起動すると、まず、ステップ112において、利用者がこれから設定しようとする連携処理の連携処理名152を設定する。これは、これらからのシステム設定処理の結果生成される図7の設定データ集合を他の連携処理用の設定データ集合と区別できるようにするためである。図3の例では、例えば図7に示すように「印鑑照合」などのように設定する。続いて、ステップ114において、ターゲットAPL名154を指定する。ここの例では、「金融送金業務サンプル」である。そして、判断ステップ116において、関連APLがあるかどうか判断し、あるならば、ステップ118において、関連APL名156を指定する。この例では、「印影読み込みプログラム」である。以上の処理を関連APL全てに対して行う。次に、ステップ120において連携APL名158を指定し(この例では、印鑑照合プログラムである)、ステップ122において連携APLがまだあるかどうかを判断し、あればステップ120に戻る。判断ステップ122の判断結果がNOである場合、ステップ124において、連携方法または通信方法160を指定する。可能な通信方法としては、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、HTTP(Hyper Text Transmission Protocol)、API(Application Programming Interface)、DLL(Dynamic Link Library)等が挙げられる。
次に、ステップ126および128において、連携情報収集部200が表示画面22から連携情報を収集する場合の情報源となるウィンドウの各々に付いて入出力定義を行う。図5は、ステップ126で実行されるウィンドウ入出力定義サブルーチンの流れを示すフローチャートおよびこのサブルーチンにより設定されるデータの例を示す図である。図3の例では、ターゲットAPL40のウィンドウWtと関連APL50のウィンドウWrの2つのウィンドウから連係情報を収集するので、これら2つのウィンドウを例にとって説明する。
まず、ステップ140において、処理対象のウィンドウの画面データを入手する。続いて、ステップ142において、画面名称171の設定を行う。この場合、画面の番号またはID、画面の名称(ウィンドウ名)、およびその画面を表示するアプリケーション名を設定するようにしてもよい。
次に、ステップ144において、ウィンドウを識別するために使用するウィンドウ上の画像データを定義する画面種別判定情報定義を行う。即ち、処理対象のウィンドウの識別に使用する画像部分の位置座標とその位置の実際のビットマップデータを登録する。例えば、ターゲットAPL40による送金処理のウィンドウWtの場合、この実施例では、ウィンドウ左上部の「送金処理」という画像部分と、右上の「Menu 00201」という画像部分を利用してウィンドウWtを特定するようにしているので、それぞれの画像の位置に相当する矩形領域の1対の対角の位置座標と、その矩形領域の画像データを登録する。図5の例では、「送金処理」の画像部分の座標は、「51,54-160,74」と設定されている。これは、ウィンドウWtの左上を原点とし、右方向を正とするx座標と下方向を正とするy座標により、上述の矩形領域の左上の頂点(51,54)と右下の頂点(160,74)を表したものである。同様に、「Menu 00201」の画像領域は、「474,37-541,56」と設定されている。なお、この場合、各登録データを区別するために項目IDを付けてもよい。例えば、図5の例では、「送金処理」の画像データおよび「Menu 00201」の画像データにそれぞれ「CHK001」および「CHK002」という項目IDを割り当てている。これらの項目IDは、システム設定プログラム110が所定の規則に基づいて自動的に設定してもよいし、利用者に設定させてもよい。項目IDは、管理上の便宜のために付けるもので、必須ではないので、必ずしも設定する必要はない。このようにして設定されるデータは、図7では、画面種別判定情報172として示した。
続いて、ステップ146において、連携情報収集部200が収集すべきウィンドウ上の情報を定義する認識(入力)項目定義を行う。即ち、処理対象のウィンドウにおいて収集すべき各情報の表示位置とその位置に表示されているデータの属性を表すデータ属性とを登録する。例えば、図3の例では、ターゲットAPL40のウィンドウWtから収集すべき情報は、CIF番号と顧客名であった。したがって、CIF番号に対しては、画像「042-631682」の矩形領域を示す座標「126,127-295,147」とその矩形領域のデータ属性である「文字データ」を登録し、顧客名に対しては、画像「富士通太郎」の矩形領域を示す座標「364,126-463,220」とその矩形領域が編集可能なテキストであることを示すデータ属性(Windowsの場合、「EDITコントロール」)を登録する。データ属性として、例えば、画像データ、文字データ、エディット・コントロール、およびスタティック・コントロール(後者の2つは、Windowsの場合の名称である)等が挙げられる。なお、この場合も、各登録データを区別するために項目IDを付けてもよい。例えば、図5の例では、CIF番号と顧客名に、それぞれ「IN001」と「IN002」という項目IDを割り当てている。これらの項目IDは、システム設定プログラム110が所定の規則に基づいて自動的に設定してもよいし、利用者に設定させてもよい。項目IDは、管理上の便宜のために付けるもので、必須ではないので、必ずしも設定する必要はない。このようにして設定されるデータは、図7では、認識項目定義情報174として示した。
最後に、ステップ148において、現在処理中のウィンドウに出力する(または埋め込む)べき項目を定義する出力項目定義を行う。即ち、情報を埋め込むべきウィンドウ上の位置を示す座標、埋め込むべきデータ名、および埋め込む先のデータ属性を、埋め込むべきデータごとに設定する。ターゲットAPL40が表示するウィンドウWtの場合、出力するべきデータは、照合結果と確認日であるから、それぞれについて、埋め込む矩形領域の座標、埋め込むデータ名、および埋め込む矩形領域のデータ属性を登録する。なお、この場合も、各登録データを区別するために項目IDを付けてもよい。例えば、図5の例では、照合結果と確認日に、それぞれ「OUT001」と「OUT002」という項目IDを割り当てている。これらの項目IDは、システム設定プログラム110が所定の規則に基づいて自動的に設定してもよいし、利用者に設定させてもよい。項目IDは、管理上の便宜のために付けるもので、必須ではないので、必ずしも設定する必要はない。このようにして設定されるデータは、図7では、出力項目定義情報176として示した。
以上のように、図4のステップ126(即ち、図5のサブルーチン)により、1つのウィンドウに対してウィンドウ入出力定義情報170が設定される。今述べた例では、ターゲットAPL40の表示ウィンドウWtに対する入出力定義情報が、図5の中央の欄に示すように設定される。この設定は、連携情報収集部200の連係情報入手先である全てのウィンドウに対して、行う。したがって、図3の例では、関連APL50が表示するウィンドウWrに対しても同様の設定を行うことにより、ウィンドウWrに対する入出力定義情報が、図5の右の欄に示すように設定される。
なお、上記の項目IDは、各種類の定義情報どおしを区別するだけでなく、設定するデータ項目の種類やウィンドウの種類も区別できるように、付けることが好ましい。例えば、上述の例では、2〜3桁のアルファベットと3桁の数の組み合わせであるが、アルファベット部分を、CHK、INおよびOUTとすることにより、画面種別判定情報172,認識項目定義情報174および出力項目情報176の区別ができるようにした。さらに、図5のウィンドウWtおよびWrの入出力定義情報を比較すれば分かるように、項目IDの数字部分の1桁目を0と1にすることにより、ウィンドウのWtおよびWrの区別を付けている。このように、項目IDを設定することにより、実際の連係動作時に項目データの検索スピードを上げることができる。
再び、図4において、ステップ126および128で関係する各ウィンドウの入出力定義情報170の設定が終了すると、ステップ130および132において、データ変換が必要なデータ項目の全てに対してデータ変換定義を行う。図6は、ステップ130で実行されるデータ変換定義サブルーチンの流れを示すフローチャートであり、図8は、ステップ130のデータ変換定義により設定されるデータ変換定義情報178の例を示す図である。図6のデータ変換定義サブルーチンが読み出されると、ステップ136において、データ変換が必要な項目名または項目IDを指定する。例えば、図8に示すように、既に述べたようなCIF番号、照合結果、確認日などと設定する。項目IDで設定する場合は、図5のウィンドウ入出力定義で決定したように、CIF番号、照合結果および確認日に対して、それぞれIN001、OUT001およびOUT002とすればよい。次に、ステップ138において、その項目のデータ変換方法を指定する。例えば、図8に示すように、CIF番号に対しては「−(ハイフン)を取る」、照合結果に対しては「テーブルを参照し、値の置き換え」、そして確認日に対しては「yyyy/mm/ddをyyyy年mm月dd日に」という具合に設定する。照合結果のデータ変換に用いるデータ変換テーブル180の例も図8に示す。
再び、図4において、以上の設定が終了した後、ステップ134において、コンフィギュレーションDB150中に同じデータの重複登録がないか否かを調べ、重複登録があった場合、利用者に知らせる。
なお、図4における各設定動作の順序は一例であり、自由に設定順序を変更することができる。
以上のように設定されたデータは、コンフィギュレーションDB150に格納され、スクリーンプラグ100の連係動作に使用される。以降、スクリーンプラグ100の印鑑照合のための連係動作を説明する。
図9は、本発明の一実施形態による連携情報収集部(プログラム)200の制御下でCPU11が行う連携情報収集動作を表すフローチャートである。まず、本発明によれば、スクリーンプラグ100により連係動作を行う場合、利用者は、連携に関与する(即ち、連携情報収集部200による連係情報の収集対象となる)ウィンドウをすべて表示画面上22に表示しておく必要がある。この状態で、図4のステップ112で設定した連携処理名152を指定してスクリーンプラグ100を起動すると、まず、連携情報収集部200が呼び出されて実行される。即ち、図9のステップ199において、認識項目定義情報174の値が空でないウィンドウ入出力定義情報170を処理対象とする。即ち、図5から分かるように、図3の例ではウィンドウWtおよびWrの両方が処理対象となる。次に、ステップ201において、画面種別判定を行う。この画面種別判定処理により、処理対象のウィンドウ入出力定義情報170に対応するウィンドウを一つずつ後続のステップに渡すことができる。
画面種別判定ステップ201においては、まず、判断ステップ202において、処理対象のウィンドウ入出力定義情報170を尽くしたか否かを判断する。尽くした場合は、連携情報収集動作を終了する。未処理のウィンドウ入出力定義情報170がある場合、ステップ204において、コンフィギュレーションDB150からウィンドウ入出力定義情報170を1件読み出す。ステップ206において、表示画面22上の未処理のウィンドウを取り込み、画面種別判定情報172を用いて、現在のウィンドウ入出力定義情報170に対するウィンドウと一致するかどうか調べる。例えば、現在のウィンドウがWtならば、図12に示すように、矩形領域(51,54-160,74)からCHK001として切り出した画像と、画面種別判定情報172の項目CHK001のイメージデータとが一致するかどうか確認し、さらに矩形領域(474,37-541,56)からCHK002として切り出した画像と、画面種別判定情報172の項目CHK002のイメージデータとが一致するかどうか確認する。ステップ206において、一致しない場合、判断ステップ210に進み、表示画面22上の表示ウィンドウを尽くしたか否か判断する。未処理のウィンドウがある場合、ステップステップ206に戻る。ステップ210において、すべてのウィンドウを調べ尽くした場合、必要なウィンドウが表示されていないことになるので、ウィンドウ識別情報171から「APL名」および「ウィンドウ名」で特定されるウィンドウを表示させてから再試行を行うように、利用者を促して、処理を終了する。判断ステップ208において、判断結果がYESで一致した場合、この画面種別判定処理201を終了し、ステップ220に進む。
ステップ220以降は、画面種別判定処理201から渡される個々のウィンドウ(「現在のウィンドウ」と称する)に対して処理を行う。ステップ220において、認識項目定義情報174の1項目(例えば、CIF番号に対応するCHK001のレコード)を読み出す。ステップ222において、図13(a)よおび(b)に示すように、読み出した認識項目定義情報174にしたがって現在のウィンドウからデータを取り出す。
次に、データ変換ステップ230を実行する。データ変換ステップ230では、まず、判断ステップ232において、現在の項目名(即ち、ステップ220で読み出した項目の項目名)がデータ変換定義情報178にあるか否かを判断する。無ければ、データ変換ステップ230を終了しステップ224に進む。判断ステップ232の判断がYESの場合、ステップ234において、図13の(c)に示すように、ステップ222で取り出したデータをデータ変換定義情報178に定義された変換方法で変換する。判断ステップ232でNOの場合、またはステップ234を終了した場合、判断ステップ224において、認識項目定義情報174の全ての項目またはレコードに対してウィンドウ上のデータを入手したか否かを判断する。入手していない項目があればステップ220に戻り、次の項目を処理する。この例では、「顧客名」の項目が未処理なので、「顧客名」の項目に対してステップ220〜224までの処理を行う。
判断ステップ224において、YESの場合、画面種別判定ステップ201に戻り、次のウィンドウ(図3の例では、関連APL50のウィンドウWr)の処理を以上述べた要領で行う。例えば、ステップ201におけるウィンドウWrの判別は、図14(a)のように切り出した画像を図14(b)のように比較することにより行う。また、ステップ220および222におけるデータ項目の抽出は、コンフィギュレーションDB150の認識項目定義情報174に含まれる項目IDがINnnn(nnnは3桁の数)(この例では、IN101)の項目にしたがって、図15のように切り出して行う。
スクリーンプラグ100は、図9の連係情報収集処理を終了した後、収集し連携APL60に渡す情報を図16に示すように表示して、連携を開始するかどうか利用者に確認してもよい。利用者が連携開始を選択した場合、通信部300の処理を行う。
図10は、図1の通信部300の制御下でCPU11が実行する通信動作を示すフローチャートである。CPU11は、ステップ302において、ステップ234または222で得た認識項目情報(問い合わせ情報)を受け取る。そして、ステップ304において、コンフィギュレーションDB150から連携対象APL名158および連携方法160を取り出し、ステップ306において、連携対象アプリケーションに対し、指定された連携方法を用いてアプリケーション連携を実施する、即ち、ステップ302において受け取った認識項目情報を送る。
これに応じて、連携APL60は、登録されている富士通太郎(CIF番号=042631682)の印影と通信部300から送られてきた印影とを比較して印鑑照合を行い、照合結果を通信部300に返す。
CPU11は、ステップ308において、この照合結果(即ち、連携結果)を入手して、図10の連携処理を終了する。
図11は、図1のデータ出力部360の制御下でCPU11が行う動作例を示すフローチャートである。図11において、CPU11は、まずステップ362において、通信部300から連携結果データを受け取る。
ここで、連携APL60が照合結果として、OK(照合に成功した)の場合、連携APL60に登録されている届出印の他に読み取り印と届出印とを重ね合わせた照合画像も返すように構成されていれば、データ出力部360は、図17に示すように、これらの印影画像を画面を表示してもよい。さらに、データ出力部360は、図18に示すように連携結果(照合結果)を表示するとともに、処理を継続するか否かを利用者に確認することが好ましい。以下、利用者が、処理継続を選択したものとして説明する。
次に、ステップ364において、出力項目定義情報176の値が空でないウィンドウ入出力定義情報170を処理対象と設定し、図9に示した画面種別判定処理サブルーチン201を実行する。以降、このサブルーチン201から順次渡されるウィンドウ入出力定義情報170を対象に処理を行う。
ステップ366において、現在のウィンドウ入出力定義情報170の出力項目定義情報176から1レコードを読み出す。図3の例では、図8に示した項目IDがOUTnnnのレコードを1つ読み出す。続いて、図9に示したデータ変換ルーチン230を実行し、必要に応じてデータ変換を行う。次に、ステップ368において、現在のレコード(ステップ366で読み出した出力項目定義情報176レコード)に指定された項目を、現在のウィンドウ(即ち、現在のウィンドウ入出力定義情報170に含まれるウィンドウ名171(図7参照))の指定された座標位置に、データ属性で指定されたコントロール情報にしたがって出力する。そして、判断ステップ370において、出力項目定義情報176に未処理のレコードがあるか否かを判断する。未処理のレコードがあれば、ステップ366に戻って、次の出力項目定義情報1761レコードの処理を行う。
ここで、図3の例においては、図5から分かるように出力項目は2つであるから、ステップ201,366,230,368および370を2回実行した場合の、変換および出力を説明する。データ変換ルーチン230は、図8のデータ変換定義情報178レコードOUT001およびOUT002にしたがって変換を行い、ステップ368は、図20(a)に示すように照合結果と確認日を表示する。
判断ステップ370において、出力項目定義情報176に未処理のレコードが無いと判断した場合、ステップ201に戻り、次のウィンドウ(即ち、次のウィンドウ入出力定義情報170)に対する出力処理を行う。この結果、関連APL50のウィンドウWrへの出力処理を行うと、図5の右下に示す入出力定義情報176レコード「OUT101」にしたがって、照合結果を図20(b)のように出力する。なお、データ出力部360の処理が終了した場合、画面種別判定処理ルーチン201からオペレーティングシステムに制御が渡される。
このように、本発明のスクリーンプラグ100によれば、複数のアプリケーションの表示ウィンドウから連携データを収集して連携先に渡すことができる。また、連携先の処理結果を複数のアプリケーション(これらのアプリケーションは連携データを収集したアプリケーション、全く別のアプリケーションまたはこれらの両方でもよい)のウィンドウに出力することができる。
以上の例では、複数のアプリケーションの表示ウィンドウから連携データを収集して連携先に渡し、連携先の処理結果を複数のアプリケーションのウィンドウに出力したが、用途によっては、連携側に渡すだけで、連携側の処理結果をターゲットアプリケーションに必ずしも返す必要はない。即ち、データ出力部230は必須ではない。
以上のように、本発明のスクリーンプラグ100によれば、ターゲットアプリケーション、関連アプリケーションおよび連携アプリケーションの何れにも手を加えることなくアプリケーションの連携が可能となる。
以上は、本発明の説明のために実施例を掲げたに過ぎない。したがって、本発明の技術思想または原理に沿って上述の実施例に種々の変更、修正または追加を行うことは、当業者には容易である。
例えば、以上の説明においては、一応、ターゲットAPL40と関連APL50とを区別して説明したが、以上の説明から明らかなとおり、これら2つのアプリケーションにはソフトウェア処理上、実質的な区別はない。したがって、ターゲットアプリケーションと関連アプリケーションと区別することなく、複数のターゲットアプリケーションに対して実施することも可能である。
また、上述の実施形態では連携APL60を1つとしたが、連携アプリケーションも複数あってもよい。この場合、例えば分散して存在するデータベースを検索する場合のように複数の連携アプリケーションに同じ連係情報(問い合わせ情報)を送ってもよいし、複数の連携アプリケーションに異なる連係情報を送ってもよい。このように、複数の連携アプリケーションを使用する場合、通信部300とデータ出力部360との間に、複数の連携アプリケーションからの連携結果の選択や統合などの処理を行ってもよい。
上記の実施形態では、画面に判別に用いるウィンドウの部分である「送金処理」や「Menu 00201」をビットマップ画像であると仮定したが、ウィンドウの判別に用いるウィンドウ部分は、必ずしも画像データである必要はなく、HTMLのタグやURLなどのオブジェクトでもよい。
さらに、上述の実施形態では、ターゲットアプリケーション側のみにスクリーンプラグ100を備えたが、連携アプリケーション側にもスクリーンプラグ100を備えてもよい。このようにすることにより、連携するアプリケーションの双方で表示画像ベースのデータ交換が可能となる。
(付記1)
少なくとも1つの第1のアプリケーションが表示しているウィンドウから、少なくとも1つの第2のアプリケーションの動作に必要な情報項目を収集する収集ステップと、
前記の収集した情報項目に、前記第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を前記第2のアプリケーションの前記データフォーマットに合うようデータ変換する第1の変換ステップと、
合致する情報項目およびデータ変換した情報項目をそれぞれ必要とする前記第2のアプリケーションに送るステップと、
前記第2のアプリケーションから送られる処理結果を受け取るステップと、
前記処理結果に所定のフォーマットに合致しないものがある場合、前記の合致しない処理結果を前記所定のフォーマットに合うようにデータ変換する第2の変換ステップと、
前記所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果を前記ウィンドウの所定の位置に、所定のデータ属性で出力する出力ステップとを含むことを特徴とするアプリケーション間連携方法。
(付記2)
前記第1の変換ステップが、
前記の合致しない情報項目の各々について、当該情報項目の識別子と変換方法の記述を含むデータ変換定義情報に基づいて前記データ変換を行うステップからなる
ことを特徴とする付記1記載のアプリケーション間連携方法。
(付記3)
前記第2の変換ステップが、
前記の合致しない処理結果の各々について、当該処理結果の識別子と変換方法の記述を含むデータ変換定義情報に基づいて前記データ変換を行うステップからなる
ことを特徴とする付記1または2記載のアプリケーション間連携方法。
(付記4)
前記情報収集ステップが、
各情報項目が表示されているウィンドウにおける表示位置の座標情報と前記表示位置のデータ属性を表すデータとに基づいて、前記情報項目を取り出すステップを含む
ことを特徴とする付記3記載のアプリケーション間連携方法。
(付記5)
前記出力ステップが、
前記所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果の各々に対して前記所定の位置および前記所定のデータ属性を含む出力項目定義情報に基づいて当該処理結果を出力するステップを含む
ことを特徴とする付記3記載のアプリケーション間連携方法。
(付記6)
少なくとも1つの第1のアプリケーションが表示しているウィンドウから、少なくとも1つの第2のアプリケーションの動作に必要な情報項目を収集する収集ステップと、
前記の収集した情報項目に、前記第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を前記第2のアプリケーションの前記データフォーマットに合うようデータ変換する変換ステップと、
合致する情報項目およびデータ変換した情報項目をそれぞれ必要とする前記第2のアプリケーションに送るステップとをコンピュータに実行させる記述を含む
ことを特徴とするアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記7)
前記第2のアプリケーションから送られる処理結果を受け取るステップと、
前記処理結果に所定のフォーマットに合致しないものがある場合、前記の合致しない処理結果を前記所定のフォーマットに合うようにデータ変換する変換ステップと、
前記所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果を前記ウィンドウの所定の位置に所定のデータ属性で出力する出力ステップとをコンピュータに実行させる記述をさらに含む
ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記8)
前記処理結果の各々に対して前記所定の位置および前記所定のデータ属性を含む出力項目定義データを備え、
前記出力ステップが、前記出力項目定義データに基づいて当該処理結果を出力するステップを含む
ことを特徴とする付記7記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記9)
前記の合致しない情報項目、処理結果またはこれら両方の各々について、当該情報項目または処理結果の識別子と変換方法の記述を含む第1のデータ変換定義データを備え、
前記変換ステップが、前記データ変換定義情報に基づいて前記データ変換を行うステップからなる
ことを特徴とする付記6乃至8の何れか1項に記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記10)
前記情報項目は画像データまたはオブジェクトの何れかである
ことを特徴とする付記6乃至9の何れか1項に記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記11)
前記変換ステップは、
前記変換方法が変換テーブルの参照である場合、前記変換テーブルを参照することにより前記データ変換を行うステップをさらに含む
ことを特徴とする付記9または10記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記12)
同一の情報項目に対する前記認識項目定義データと前記第1のデータ変換定義データとは、同一の識別子を有する
ことを特徴とする付記9記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記13)
同一の処理結果に対する前記出力項目定義データと前記第2のデータ変換定義データとは、同一の識別子を有する
ことを特徴とする付記10記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記14)
利用者に前記定義データを設定することを可能とするステップをコンピュータに実行させる記述をさらに含む
ことを特徴とする付記7乃至10の何れか一項に記載のアプリケーション間連携支援ソフトウェア。
(付記15)
少なくとも1つの第1のアプリケーションが表示しているウィンドウから、少なくとも1つの第2のアプリケーションの動作に必要な情報項目を収集する収集ステップと、
前記の収集した情報項目に、前記第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を前記第2のアプリケーションの前記データフォーマットに合うようデータ変換する第1の変換ステップと、
合致する情報項目およびデータ変換した情報項目をそれぞれ必要とする前記第2のアプリケーションに送るステップと、
前記第2のアプリケーションから送られる処理結果を受け取るステップと、
前記処理結果に所定のフォーマットに合致しないものがある場合、前記の合致しない処理結果を前記所定のフォーマットに合うようにデータ変換する第2の変換ステップと、
前記所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果を前記ウィンドウの所定の位置に、所定のデータ属性で出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるアプリケーション間連携支援ソフトウェアを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(付記16)
少なくとも1つの第1のアプリケーションが表示しているウィンドウから、少なくとも1つの第2のアプリケーションの動作に必要な情報項目を収集するコード群、
前記の収集した情報項目に、前記第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を前記第2のアプリケーションの前記データフォーマットに合うようデータ変換する第1の変換コード群、
合致する情報項目およびデータ変換した情報項目をそれぞれ必要とする前記第2のアプリケーションに送るコード群、
前記第2のアプリケーションから送られる処理結果を受け取るコード群、
前記処理結果に所定のフォーマットに合致しないものがある場合、前記の合致しない処理結果を前記所定のフォーマットに合うようにデータ変換する第2の変換コード群、および
前記所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果を前記ウィンドウの所定の位置に、所定のデータ属性で出力するコード群からなるコンピュータデータ信号を含む搬送波。
1 本発明によるアプリケーション間連携システム
10 本発明を実施可能な装置
11 CPU(中央情報処理装置)
12 メモリ
13 入力装置
14 出力装置
15 二次記憶装置
16 可搬記憶媒体駆動装置
17 通信インタフェース
18 バス
19 可搬記憶媒体
30 オペレーティング・システム
40 ターゲットアプリケーション
50 関連アプリケーション
60 連携アプリケーション
100 本発明のアプリケーション間連携支援プログラム(スクリーンプラグ)
110 システム設定プログラム
150 コンフィギュレーションDB
200 連携情報収集部
230 データ変換部プログラム
300 通信部
360 データ出力部

Claims (5)

  1. 表示中の画面の中から未処理のウィンドウを取り込み、第1のアプリケーションの識別に使用する画像部分の位置座標および該位置座標のビットマップデータやOSがサポートする種々のオブジェクトが登録された画面種別判定情報に基づいて、取り込んだウィンドウが前記第1のアプリケーションのウィンドウかどうかを判定する画面種別判定ステップと、
    前記第1のアプリケーションのウィンドウであった場合、第2のアプリケーションの動作に必要な前記第1のアプリケーションのウィンドウにおいて収集すべき情報項目の表示位置および該表示位置に表示されているデータの属性が登録された認識項目定義情報を読み出し、該認識項目定義情報に基づいて、前記第1のアプリケーションのウィンドウから少なくとも1つの前記第2のアプリケーションの動作に必要な前記情報項目を収集する収集ステップと、
    前記の収集した情報項目に、前記第2のアプリケーションのデータフォーマットに合致しないものがある場合、合致しない情報項目を前記第2のアプリケーションの前記データフォーマットに合うようデータ変換する変換ステップと、
    合致する情報項目およびデータ変換した情報項目をそれぞれ必要とする前記第2のアプリケーションに送るステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. 前記第2のアプリケーションから送られる処理結果を受け取るステップと、
    前記処理結果に所定のフォーマットに合致しないものがある場合、前記の合致しない処理結果を前記所定のフォーマットに合うようにデータ変換する変換ステップと、
    前記所定のフォーマットに合致する処理結果およびデータ変換した処理結果を前記ウィンドウの所定の位置に所定のデータ属性で出力する出力ステップと、
    をさらに実行させることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記処理結果の各々に対して前記所定の位置および前記所定のデータ属性を含む出力項目定義データを備え、
    前記出力ステップが、前記出力項目定義データに基づいて当該処理結果を出力するステップを含む
    ことを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  4. 前記の合致しない情報項目、処理結果またはこれら両方の各々について、当該情報項目または処理結果の識別子と変換方法の記述を含むデータ変換定義データを備え、
    前記変換ステップが、前記データ変換定義データに基づいて前記データ変換を行うステップからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のプログラム。
  5. 前記情報項目は画像データまたはオブジェクトの何れかである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のプログラム。
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