JP2009211273A - 情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法 - Google Patents

情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報通信システムのファイル入れ替えを効率よく行うことが可能な情報通信システムのファイル交換装置を提供すること。
【解決手段】アクト系現用ファイルを備えたアクト系装置とスタンバイ系現用ファイルを備えたスタンバイ系装置とを備えたネットワークエレメントサーバと、管理用アクト系現用ファイルと管理用スタンバイ系現用ファイルとファイル管理装置とを備えたエレメント管理サーバとから成る情報通信システムのファイル交換装置であって、新スキーマを形成する新スキーマ形成装置と、ネットワークエレメントサーバに、アクト系新ファイルを形成とスタンバイ系新ファイルを形成するネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置と、前記エレメント管理サーバに、管理用アクト系新ファイルと管理用スタンバイ系新ファイルを形成するエレメント管理サーバ用新ファイル形成装置と、を備えるファイル交換装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法に関する。
一般に、情報通信サービスに加入する契約者のサービス内容は、情報通信システムにより加入者ごとにデータベース管理される。情報通信システムは、通常ネットワークエレメントサーバ(NES:Network Element Server)と、エレメント管理サーバ(EMS:Element Management Server)と、サービス管理サーバ(SMS:Service Management Server)とで構成される。NESは、顧客に情報通信サービスを提供するサーバである。EMSは、NESのサービスに関するファイルを管理等するサーバである。SMSは、EMSの上位に位置し、サービスに関するデータを入出力管理し、ネットワークサービスの試験運用等を行うサーバである。
このような情報通信システムは、ファイルの更新が要求された場合において、契約者のサービスを中断することなくシステム運用を継続することが要求される。例えば、特許文献1および特許文献2においては、システムを冗長化することにより、ファイルの入れ替えによるサービスの中断を短縮する方法が開示されている。
特許文献1においては、0系および1系からなる交換システムのプログラム交換装置が開示されている。かかる装置では、プログラムの更新要求が発生した際に、0系をサービス実行状態としたまま、1系でプログラム更新処理を行う。その後0系と1系との系切り替えを行い、1系をサービス実行状態としたまま、0系におけるプログラム更新処理を行う。これにより、プログラム更新によるサービスの中断を短縮することができる。
特許文献2においても同様に、現用系および待機系の制御部等を備えたディジタル構内交換機のファイル変更方法が開示されている。かかる構成においても上記と同様に、ユーザから新たな機能が要求された場合、現用系で運用状態を保持した上で、待機系の制御プログラムの更新処理を行い、制御プログラムの更新終了後に、現用系の制御データを待機系へ転送し、現用系と待機系の切り替えを行う。これにより、プログラム交換時のシステム運用の中断を短縮することができる。
このように、上記の情報通信システムにおいてもNESは通常、サービスの中断を防止するために、例えば、スタンバイ系装置とアクト系装置の2系統の装置で冗長構成(クラスタ化)される。またファイルを更新する前には通常、更新後のファイル(以下新ファイルという)に基づいた新サービスのシステムの試験運用を実行することが要求される。このため、ファイルの入れ替えを行う場合には、例えば、スタンバイ系装置で更新前のファイル(以下現用ファイルという)に基づいてシステム運用を維持しながらアクト系装置で新ファイルに基づいて新サービスのシステムを試験運用する(以下新ファイル仮運用という)。その後、新ファイルに基づいてシステム運用をすることを確定すると、スタンバイ系装置の現用ファイルを新ファイルに更新する。これにより、サービスを中断することなく、新ファイル仮運用を経て、ファイルの入れ替えを行うことができる。
さらに、一般に情報通信システムのファイル入れ替えにおいては、例えば、新ファイルの異常等が発生した場合、現用ファイルに基づくシステム運用を維持する必要がある。このため、EMSは、EMS上のサービスデータ等のレプリカ(マスターファイル)やデータを現用ファイルを構成する現用スキーマのまま管理する。これにより、例えば、アクト系装置の故障、新ファイルの異常等が発生した場合においても、現用ファイルに基づいてシステム運転を維持し、サービスを継続することができる。すなわち、新ファイル仮運用中においても、EMSが現用スキーマを管理していることにより、新ファイルの異常等が発生した場合に、現用スキーマにより構成される現用ファイルに基づいてシステム運用を維持することが可能となる。
しかし、新ファイル仮運用中においても、既契約者に対するサービスの提供だけでなく、例えば、サービスの追加、変更、一時中止、再開等のサービスに関わるデータ(以下サービスデータという)の更新が要求されることも多い。
特開平08−242474号公報 特開平09−163414号公報
しかし、従来の情報通信システムは、新ファイル仮運用中において、上記のようにEMSは、現用スキーマのみを備えし、新ファイルを構成する新スキーマを備えていない。したがって、新ファイル仮運用中においては、新ファイルの新サービスに関するサービスデータの更新を規制し、または一時的にサービスデータの更新要求を蓄積しファイルの入れ替えが終了した後に蓄積されたサービスデータの更新を再開する必要があった。
また、新ファイル仮運用中において、新ファイルを構成する新スキーマに新規サービスデータの追加等が要求された場合、アクト系装置における新ファイルは、現用スキーマのみを備えるEMSを通じて更新されることができない。したがって、要求される最新のサービスに関する新ファイルに基づいてシステムを試験運用することができない。
さらに、ファイル入れ替えを行う場合においては、SMS/EMS配下のNESは、新ファイル仮運用中のNESのみならず、未だ現用ファイルに基づいてシステム運用を行うNESおよび既に新ファイルに基づいてシステム運用を行うNESも含む。したがって、これらファイルの入れ替え中に現在運用中のサービスに関するサービスデータの更新要求があった場合には、これらNESの中から更新要求先のNESに対してサービスデータの更新を行う必要がある。このとき、SMSで生成されるNESへの更新トランザクションに対して、誤更新によるデータ破損が発生しないようにトランザクションデータとスキーマの整合性をチェックするためのデータをEMSは備えている。しかし、システム全体で1つのテーブルのため、EMSが新ファイルに入れ替えられ、新スキーマに書き換えられた時点で現用データが存在しなくなってしまう。このため、EMS配下に現用ファイルに基づいてシステム運用を行うNESが少なくとも1つ存在する場合、新スキーマ、現用スキーマの双方に対応できるデータが必要となる。その結果、新スキーマに対する現用スキーマの差分情報を調査、作成等する必要が生じてしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、情報通信システムのファイル入れ替えを効率よく行うことが可能な、新規かつ改良された情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現用スキーマに基づいて構成されたアクト系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供するアクト系装置と前記アクト系現用ファイルに対応するスタンバイ系現用ファイルを備えたスタンバイ系装置とを備えたネットワークエレメントサーバ(NES)と、前記アクト系現用ファイルに対応する管理用アクト系現用ファイルと前記スタンバイ系現用ファイルに対応する管理用スタンバイ系現用ファイルとを備えるとともに前記各ファイルを管理するファイル管理装置を備えたエレメント管理サーバ(EMS)と、から成る情報通信システムのファイル交換装置であって、新スキーマを形成する新スキーマ形成装置と、前記NESにおいて、前記アクト系装置に前記アクト系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたアクト系新ファイルを形成するとともに、前記スタンバイ系装置に前記スタンバイ系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたスタンバイ系新ファイルを形成する、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置と、前記エレメント管理サーバにおいて、前記管理用アクト系現用ファイルに加えて前記アクト系新ファイルに対応する管理用アクト系新ファイルを形成するとともに、前記管理用スタンバイ系現用ファイルに加えて前記スタンバイ系新ファイルに対応する管理用スタンバイ系新ファイルを形成する、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置と、を備えることを特徴とする、情報通信システムのファイル交換装置が提供される。
かかる構成により、情報通信システムのファイル入れ替え中においても、EMSは、管理用スタンバイ系現用ファイルおよび管理用アクト系現用ファイルに加えて管理用更新スタンバイ系新ファイルおよび管理用アクト系新ファイルを備えることができる。またファイル管理装置は、前記各現用ファイルおよび前記各新ファイルを管理することができる。この結果、ファイル管理装置は、前記各現用ファイルを構成する現用スキーマと、前記各新ファイルを構成する新スキーマとを管理することが可能となる。
ここでファイルとはスキーマ等により構成され、例えば、プログラムファイル、データファイル等の集合体を意味する。また、スキーマとはデータベースの構造定義であり、例えばリレーショナルデータベースの場合はテーブル各項目のデータ型や他のテーブルとの関連性等を定義したものを意味する。
前記情報通信システムのファイル交換装置はさらに、サービス管理サーバ(SMS)を備えることもでき、前記サービス管理サーバは、前記エレメント管理サーバの前記現用スキーマを管理する現用スキーマ管理装置と、前記エレメント管理サーバの前記新スキーマを管理する新スキーマ管理装置と、から成ることもできる。
かかる構成により、SMSはEMSが備える現用スキーマおよび新スキーマをそれぞれ管理することが可能となる。この結果、現用スキーマに関するサービスデータの更新があった場合には、現用スキーマ管理装置は、EMSが備える現用スキーマを参照することができる。一方、新スキーマに関するサービスデータの更新要求があった場合には、SMSは、EMSが備える新スキーマを参照することが可能となる。
前記ファイル管理装置は、情報通信システムの新ファイル仮運用モードで作動することもでき、前記新ファイル仮運用モード時には、前記スタンバイ系装置におけるスタンバイ系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供し、前記アクト系装置において前記アクト系新ファイルに基づいて情報通信システムの試験運用を実行することもできる。
これにより本発明のある観点による情報通信システムのファイル交換装置は、ファイルの交換時において、顧客に対する情報通信サービスを継続しながら新ファイルのシステムの試験運用を実行することができる。その結果、顧客に対するサービスを中断することなく情報通信システムのファイル入れ替えを実現することが可能である。
前記ファイル管理装置はさらに、前記新ファイル仮運用モード終了後に、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルを削除し、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供することもできる。
これによりアクト系装置はアクト系新ファイルのみを備え、スタンバイ系装置はスタンバイ系新ファイルのみを備えることとなる。この結果情報通信システムは、アクト系装置の新ファイルに基づいて顧客にファイル入れ替え後の新サービスを提供することが可能となる。
前記情報通信システムのファイル交換装置はさらに、更新作業管理装置を備えることもでき、前記更新作業管理装置は、前記現用スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルおよび前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルおよび前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することもできる。
かかる構成により、情報通信システムがファイル入れ替えを実行しているか否かに関わらず、現在運用しているサービスに関するサービスデータの更新要求があった場合に、現用スキーマに基づいてNESおよびEMSの各現用ファイルおよび各新ファイルを更新することができる。
前記更新作業管理装置はさらに、前記新スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することもできる。
これにより、新ファイル仮運用モード時において、新ファイルに関するサービスデータの更新要求があった場合においても、前記新スキーマに基づいてNESおよびEMSの各新ファイルのみを更新することができる。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現用スキーマに基づいて構成されたアクト系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供するアクト系装置と前記アクト系現用ファイルに対応するスタンバイ系現用ファイルを備えたスタンバイ系装置とを備えたネットワークエレメントサーバと、前記アクト系現用ファイルに対応する管理用アクト系現用ファイルと前記スタンバイ系現用ファイルに対応する管理用スタンバイ系現用ファイルとを備えるとともに前記各ファイルを管理するファイル管理装置を備えたエレメント管理サーバと、から成る情報通信システムのファイル交換方法であって、新スキーマ形成装置により新スキーマを形成し、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置により、前記ネットワークエレメントサーバにおいて、前記アクト系装置に前記アクト系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたアクト系新ファイルを形成するとともに、前記スタンバイ系装置に前記スタンバイ系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたスタンバイ系新ファイルを形成し、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置により、前記エレメント管理サーバにおいて、前記管理用アクト系現用ファイルに加えて前記アクト系新ファイルに対応する管理用アクト系新ファイルを形成するとともに、前記管理用スタンバイ系現用ファイルに加えて前記スタンバイ系新ファイルに対応する管理用スタンバイ系新ファイルを形成することを特徴とする、情報通信システムのファイル交換方法を提供することができる。
前記情報通信システムはさらに、サービス管理サーバを備えることもでき、この場合において、前記情報通信システムのファイル交換方法は、前記サービス管理サーバにおいて、前記エレメント管理サーバの前記現用スキーマを管理し、前記エレメント管理サーバの前記新スキーマを管理することもできる。
前記情報通信システムのファイル交換方法はさらに、前記ファイル交換装置が新ファイル仮運用モードで作動することにより、前記スタンバイ系装置におけるスタンバイ系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供し、前記アクト系装置において前記アクト系新ファイルに基づいた情報通信システムの試験運用を実行することもできる。
前記情報通信システムのファイル交換方法はさらに、前記ファイル交換装置により、前記新ファイル仮運用モード終了後に、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルを削除し、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供することもできる。
前記情報通信システムのファイル交換方法はさらに、更新作業管理装置により、前記現用スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルおよび前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルおよび前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することもできる。
前記情報通信システムのファイル交換方法はさらに、更新作業管理装置により、前記新スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することもできる。
かかる情報通信システムのファイル交換方法の提供により、上記の情報通信システムのファイル交換装置が提供された場合と同様の効果を得ることができる。
また、SMSで生成されるNESへの更新トランザクションに対して、誤更新によるデータ破損が発生しないように、トランザクションデータとスキーマの整合性をチェックするために、EMSに備えられるデータは、EMS配下に現用ファイルに基づいてシステム運用を行うNESが少なくとも1つ存在する限り、EMS上に保持される。したがって、EMSが新ファイルに入れ替えられ、新スキーマに書き換えられる直前に、現用スキーマを退避して新ファイル、現用ファイルに対応するデータを完全分離することにより、新スキーマに対する現用スキーマの差分情報を調査、作成等する手間を省くことができる。
以上説明したように本発明によれば、情報通信システムのファイル入れ替えを効率よく行うことが可能な、新規かつ改良された情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(1)情報通信システムの構成
図1は、本発明の実施形態の1つに係る情報通信システム100のブロック図を示す。図1に示す情報通信システム100は、ネットワークエレメントサーバ(NES:Network Element Server)110と、エレメント管理サーバ130(EMS:Element Management Server)と、サービス管理サーバ150(SMS:Service Management Server)とからなる。NES110は、顧客に情報通信サービスを提供するサーバであり、例えば、物理的なネットワークを構成する交換機、伝送装置等のネットワーク機器等である。EMS130は、NES110のサービスに関するファイルを管理等するサーバである。SMS150は、EMS130の上位に位置し、サービスに関するデータなどを入出力管理し、ネットワークサービスの試験運用等を実行するサーバである。例えば、IP電話、ビデオ、ブロードバンド等によるデータサービス等のサービスを管理する。
NES110は、ユーザへのサービスの中断を防止するために、スタンバイ(SBY)系装置112と、アクト(ACT)系装置114とに冗長構成(クラスタ化)されている。
アクト系装置114は、顧客に情報通信サービスを提供する、現用スキーマ180(図1において図示せず)に基づいて構成されたアクト系現用ファイル116を備える。一方スタンバイ系装置112は、アクト系現用ファイル116に対応するスタンバイ系現用ファイル118を備える。さらにNES110は、今までアクトだった系がスタンバイになり、もう一方のスタンバイだった系がアクトになるアクト系の切り替えが発生した直後に、スタンバイ系装置112のファイルをアクト系装置114のメモリに引き継ぎ、メモリ引継ぎ完了後に、アクト系からスタンバイ系に定期的にメモリを引き継ぐ、既知のメモリ同期機構(図示せず)を備えている。
EMS130は、アクト系現用ファイル116に対応する管理用アクト系現用ファイル132と、スタンバイ系現用ファイル118に対応する管理用スタンバイ系現用ファイル134とを備える。EMS130はさらに、NES110およびEMS130の各ファイルの更新、削除等を管理し、EMS130の各ファイルを構成するスキーマを管理するファイル管理装置140を備える。ファイル管理装置140はさらに、図2に示すように新スキーマ形成装置142と、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144と、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置146と、更新作業管理装置148と、を備えることができる。
新スキーマ形成装置142は、情報通信システム100のファイルの入れ替えを実施する場合に、更新後のファイルを構成する新スキーマ182(図1において図示せず)を生成する。ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144は、情報通信システム100がファイルの入れ替えを実施する場合、アクト系装置114に、アクト系現用ファイル116に加えて前記新スキーマ182に基づいて構成されたアクト系新ファイル120を形成する。ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144はさらに、スタンバイ系装置112に、スタンバイ系現用ファイル118に加えて新スキーマ182に基づいて構成されたスタンバイ系新ファイル122を形成する。エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置146は、情報通信システム100がファイルの入れ替えを実施する場合、EMS130に、管理用アクト系現用ファイル132に加えてアクト系新ファイル120に対応する管理用アクト系新ファイル136を形成するとともに、管理用スタンバイ系現用ファイル134に加えてスタンバイ系新ファイル122に対応する管理用スタンバイ系新ファイル138を形成する。更新作業管理装置148は、各現用ファイルを構成する現用スキーマ180または新スキーマ182に関するサービスデータの更新要求があった場合に、現用スキーマ180または新スキーマ182に基づいてEMS130およびNES110の各ファイルの更新を実行する。この更新動作については後で詳述される。
なお、本実施形態ではファイル管理装置140が、新スキーマ形成装置142と、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144と、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置146と、更新作業管理装置148とを備えるが、これに限定されるものではない。すなわち、新スキーマ形成装置142、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置146、更新作業管理装置148は、ファイル管理装置140と独立して構成されることも可能である。さらにネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144は、ネットワークエレメントサーバ110に構成されることも当然に可能である。
SMS150は、情報通信システム100のサービスに関わるデータ、例えば、サービスの追加、変更およびサービス利用の一時中止、再開等のサービスデータを入出力管理するサービスデータ入出力管理装置152を備える。ここでデータとは、データベースのレコードやフィールド値の設定値等を意味する。SMS150は、EMS130の管理用アクト系現用ファイル132および管理用スタンバイ系現用ファイル134を構成する現用スキーマ180を管理する、現用スキーマ管理装置154を備える。さらにSMS150は、EMS130の管理用アクト系新ファイル136および管理用スタンバイ系新ファイル138を構成する新スキーマ182を管理する、新スキーマ管理装置156を備える。
また、本実施形態に係る情報通信システム100におけるサービスデータの更新は、データベース更新における既知の技術である、クライアント・サーバモデルのデータベース管理システム(DBMS:Database Management System)を適用することにより行う。例えば、図8に示すように、SMS150からの更新トランザクション50に対して、EMS130が備えることができるDBMSクライアント52は、スキーマチェック機構を通してSQL文に変換し、EMS130のDBMSサーバ54およびNE110のDBMSサーバ58に送信する。その後各DBMSサーバ54、58がEMS130上のデータベース56およびNES110上のデータベース60をそれぞれ更新する。
かかる構成により、情報通信システム100がファイルの入れ替えを実施する場合、ファイル管理装置140は、新ファイル仮運用モードで作動することができる。新ファイル仮運用モード時には、スタンバイ系装置112が、スタンバイ系現用ファイル118に基づいて顧客に対するサービスの提供を維持し、一方でアクト系装置114が、アクト系新ファイル120に基づいて情報通信システム100の試験運用を実行する。新ファイル仮運用モードが終了し、新ファイルに基づいてシステム運用を行うことを確定した場合、ファイル管理装置140は、スタンバイ系装置112のスタンバイ系現用ファイル118およびアクト系装置114のアクト系現用ファイル116を削除し、アクト系装置114のアクト系新ファイル120に基づいて顧客に情報通信サービスを提供する。これにより、サービスを中断することなく、新ファイルによるシステムの試験運用を経て、ファイルの入れ替えを行うことができる。
図3は、本実施形態に係る情報通信システム100が適用される一般的なネットワーク構成の一部概念図である。図3に示すように、EMS130の配下には通常、複数のNES110が存在し、各NES110からサービス網160を介して各ユーザ端末162へサービスを提供する。したがって、情報通信システム100がファイルの入れ替えを実施する場合、ファイル入れ替え実施前のアクト系現用ファイル116aに基づいてシステム運用しているNES110aと、ファイルの入れ替え中で新ファイル仮運用モードのNES110bと、ファイル入れ替え実施後のアクト系新ファイル120cに基づいてシステム運用しているNES110cとが混在する。なお、図3においては説明の便宜のために、3つのNES110a、110b、110cを示すが、本実施形態の情報通信システム100は、これ以上の多数のNESにも適用することができることが当然に理解される。
上記のとおり、本実施形態にかかる情報通信システム100は、ファイルの入れ替えを実施する場合、EMS130は、管理用スタンバイ系現用ファイル134a、134bおよび管理用アクト系現用ファイル132a、132bを構成する現用スキーマ180を備えるのに加えて、管理用スタンバイ系新ファイル138b、138cおよび管理用アクト系新ファイル136b、136cを構成する新スキーマ182を備えている。またファイル管理装置140が、これらの現用スキーマ180および新スキーマ182を管理している。一方従来の情報通信システムにおいては、EMSはファイル入れ替え前のファイルを構成する現用スキーマのみを管理していたため、種々の問題が生じていた。以下従来の情報通信システムにおける問題点について図面を参照して説明する。
図9は、従来の情報通信システム80のブロック図を示す。情報通信システム80は、上記本発明の実施形態の1つである情報通信システム100と同様に、NES82と、EMS84と、SMS86とからなる。詳細の構成については重複するため省略するが、情報通信システム80のファイル入れ替えを実施する場合、従来のEMS84は、ファイル更新前の管理用スタンバイ系現用ファイル88および管理用アクト系現用ファイル90のみを管理する。また、SMS86は、前記管理用スタンバイ系現用ファイル88および管理用アクト系現用ファイル90を構成する現用スキーマのみを管理する、現用スキーマ管理装置92を備える。
さらに従来の情報通信システム80は、ファイルの入れ替えを実施する場合、上記情報通信システム100と同様に、新ファイルによるシステムの試験運用を実行する。すなわち、スタンバイ系装置98が、スタンバイ系現用ファイル76に基づいて顧客に対するサービスの提供を維持し、一方でアクト系装置78が、アクト系新ファイル70に基づいて情報通信システム80の試験運用を実行することができる。これにより、ファイルの入れ替えを行う場合に、ユーザに対するサービスの提供を継続しながら新ファイルによるシステムの試験運用を行うことができた。しかし、一般に情報通信システムでは、新ファイル仮運用中において、ユーザに対するサービスの提供だけでなく、例えば、サービスの追加、変更およびサービス利用の一時中止、再開等のサービスデータの更新が頻繁に要求されることが想定される。
しかし、上記のように従来の情報通信システム80では、新ファイル仮運用中において、EMS84は、現用スキーマのみを管理し、新ファイルを構成する新スキーマを管理していない。したがって、図9に示すように、新ファイル仮運用中においては、新ファイルに関するサービスデータの更新を規制し、または一時的に要求を蓄積する形で中断しファイル入れ替え終了後に再開する必要があった。
図10は従来の情報通信システム80の別の問題点を示すブロック図である。新ファイル仮運用中において、上記のとおりEMS84は現用スキーマのみを管理している。したがって、新ファイル仮運用中において、新ファイルを構成する新スキーマにサービスデータの更新が要求された場合、アクト系装置78におけるアクト系新ファイル70は、現用スキーマのみを維持するEMSを通じて更新されることができない。すなわち、従来の情報通信システム80は、新サービス用の新規データを反映した新ファイルに基づいてシステムの試験運用を実行することができなかった。
図11、12は従来の情報通信システム80の更に別の問題点を示す概念図である。EMS84配下のNES82は、前記のとおり、新ファイル仮運用中のNES82のみならず、未だ現用ファイルに基づいてシステム運用しているNES82および既に新ファイルに基づいてシステム運用しているNES82も含む。したがって、これらファイルの入れ替え中に、現在運用中のサービスに関するサービスデータの更新があった場合には、これらNES82の中から更新要求先のNES82に対してサービスデータの更新を行う必要がある。このとき、SMS86で生成されるNES82への更新トランザクションに対して、誤更新によるデータ破損が発生しないようにトランザクションデータとスキーマの整合性をチェックするためのデータをEMS84は備えている。しかし、システム全体で1つのテーブルのため、EMS84が新ファイルに入れ替えられ、新スキーマに書き換えられた時点で現用データが存在しなくなってしまう。このため、EMS84配下に現用ファイルに基づいてシステム運用を行うNESが少なくとも1つ存在する場合、新スキーマ、現用スキーマの双方に対応するデータが必要となる。その結果、新スキーマに対する現用スキーマの差分情報を調査、作成等する必要が生じていた。すなわち、図11、12に示すように、従来の情報通信システム80は、新ファイル40aまたは40bを作成するに当たり、まず新スキーマ42と現用スキーマの44とを比較して差分を調査し、差分がある場合には差分情報46を生成する。その後差分がある場合には、差分情報46と新スキーマ42とに基づいて新ファイル40bを作成する必要があった。一方差分がない場合には、新スキーマ42のみに基づいて新ファイル40aを作成する必要があり、人手による差分情報46調査、作成等する作業に手間がかかっていた。
これに対し、本願発明の実施形態の1つである情報通信システム100は、上記の構成を備えることによりこれらの問題点を解消することができる。以下この点について図1を参照して説明する。
ファイルの入れ替中において、EMS130は、上記のとおり、管理用スタンバイ系現用ファイル134および管理用アクト系現用ファイル132を構成する現用スキーマ180を備えるのに加えて、管理用スタンバイ系新ファイル138および管理用アクト系新ファイル136を構成する新スキーマ182を備えている。さらに、SMS150の現用スキーマ管理装置154は、現在運用中のサービスに関するサービスデータの更新があった場合に、EMS130の前記現用スキーマ180を参照(スコープ)することができる。またSMS150の新スキーマ管理装置156は、新ファイル仮運用モードにおいて新ファイルの新サービスに関するサービスデータの更新要求があった場合に、EMS130の前記新スキーマ182を参照(スコープ)することができる。すなわち、情報通信システム100は、新ファイル仮運用モードにおいても、新サービスに関するサービスデータの更新要求に対して、前記新スキーマ182に基づいて、EMS130およびNE110の各新ファイル120、122、136、138のみを更新をすることができる。
この結果本実施形態に係る情報通信システム100は、新ファイル仮運用モードにおいても新ファイルに関するサービスデータの更新を制限する必要がない。さらに、従来の情報通信システムと異なり、新サービス用の新規データを反映したアクト系新ファイル120に基づいてシステムの試験運用を実行することができる。
また、従来の情報通信システムと異なり、上記のような差分情報を作成する必要がない。これについて図4、5を参照して説明する。図4、5は、本実施形態に係る情報通信システム100において、ファイル入れ替えを実施する場合の、新ファイル300の作成の概念図である。図4に示すように、EMS130は新ファイル300、現用ファイル301に対応するデータに完全分離し、EMSが新ファイル300に入れ替えられ、新スキーマ182に書き換えられる直前に、現用スキーマ301を退避する手法により、従来の新スキーマに対する現用スキーマの差分情報を調査、作成等する手間を省くことができる。したがって、差分を意識した人手による調査、作業等をすることなく、新スキーマ182のどの部分が更新されたかに関わらず、現用スキーマ301を自動退避することにより、新スキーマ182のみに基づいて新ファイル300を生成することができる。
(2)ファイル入れ替え時の動作
次に本実施形態にかかる情報通信システム100のファイル入れ替え時の動作について図面を参照しながら以下に説明する。
図6は、本実施形態にかかる情報通信システム100のファイル入れ替え動作のフローチャート図を示す。
ステップ400は、ファイル入れ替え実施前の現用ファイルに基づくシステムの運用状態である。この段階においては、スタンバイ系装置112はスタンバイ系現用ファイル118を備え、アクト系装置114はアクト系現用ファイル116を備えている。EMS130は、管理用スタンバイ系現用ファイル134および管理用アクト系現用ファイル132を備えている。ファイル管理装置140は、これらの各ファイルを管理し、NES110がファイル入れ替え未実施の状態にあることを認識している。またファイル管理装置140は、上記各現用ファイルを構成する現用スキーマ180を管理している。この状態で、サービスデータの更新要求があった場合、更新作業管理装置148が、SMS150からの更新トランザクションデータに対して、前記現用スキーマ180に基づいてNES110およびEMS130の各現用ファイル116、118、132、134の更新を行う。
次にステップ410では、新スキーマ形成装置142がファイル入れ替え後の新ファイルを構成する新スキーマ182をEMS130に生成する。すなわち、ステップ410においては、EMS130は、現用スキーマ180および新スキーマ182を備え、ファイル管理装置140が当該現用スキーマ180および新スキーマ182を管理している。さらにファイル管理装置140は、上記ステップ400と同様にNES110およびEMS130の各現用ファイルを管理し、NES110がファイル入れ替え実施中であることを認識する。
次にステップ420において、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置144が、スタンバイ系装置112のスタンバイ系新ファイル122およびアクト系装置114のアクト系新ファイル120を生成する。その後ステップ430において、NES110は、スタンバイ系現用ファイル118およびアクト系現用ファイル116からスタンバイ系新ファイル122およびアクト系新ファイル120にそれぞれ環境の引継ぎを行い、各新ファイルによるシステムの運用を試行できる状態を構成する。ステップ440において、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置146が、管理用スタンバイ系新ファイル138および管理用アクト系新ファイル136を生成する。これは例えば、NES110で生成された各新ファイル120、122をEMS130にアップロードすること等により行うことができる。その後ステップ450において、アクト系新ファイル120に基づいてシステムの試験運転を実行することにより新ファイル仮運用モードとなる。すなわち、スタンバイ系装置112でスタンバイ系現用ファイル118に基づいてシステムの運用を維持し、アクト系装置114でアクト系新ファイル120に基づいてシステムの試験運用を実行する。
ステップ450の新ファイル仮運用モードにおいて、ファイル管理装置140は上記のとおり現用スキーマ180および新スキーマ182を管理している。またSMS150は、上記のとおり、現用スキーマ180をスコープすることができる現用スキーマ管理装置154および新スキーマ182をスコープすることができる新スキーマ管理装置156を備えている。この結果、EMS130は、SMS150から現用スキーマ180および新スキーマ182に対するサービスデータの更新トランザクションデータを受け取ることができる。
したがって、ステップ150において、現在運用しているサービスに関するサービスデータの更新要求があった場合、更新作業管理装置148は、現用スキーマ180に基づいて、EMS130およびNES110の各現用ファイル116、118、132、134および各新ファイル120、122、136、138を更新する。一方新サービスに関するサービスデータの更新要求があった場合、更新作業管理装置148は、新スキーマ182に基づいて、EMS130およびNES110の各新ファイル120、122、136、138のみを更新する。
その後ステップ460においては、新スキーマ182に基づいて構成される新ファイルに基づいてシステム運用を実行することを確定すると、ファイル管理装置140は、NES110のスタンバイ系現用ファイル118およびアクト系現用ファイル116と、EMS130の管理用スタンバイ系現用ファイル134および管理用アクト系現用ファイル132を削除する。さらにファイル管理装置140は、NES110の状態をファイル入れ替え実施中からファイル入れ替え未実施に更新する。ステップ460においては、NES110は既にアクト系新ファイル120に基づいてシステムを運用しているため、サービスデータの更新要求があった場合、更新作業管理装置148は、EMS130の新スキーマ182に基づいてNES110およびEMS130の各新ファイル120、122、136、138を更新する。またステップ460においては、ファイル管理装置140は、現用スキーマ180を継続して管理している。
ステップ470において、ファイル管理装置140は、EMS130配下のファイル入れ替えの対象となるすべてのNES110が、ファイル入れ替えを終了したか否かを判断する。ファイル入れ替えを未だ行っていないNES110が存在する場合には、ステップ420に戻り、当該NES110のファイル入れ替えを実行する。したがって、ファイル管理装置140は、ファイル入れ替えの対象となるすべてのNES110がファイル入れ替えを終了するまで、EMS130の現用スキーマ180および新スキーマ182の両方を管理する。
ファイル入れ替えの対象となるすべてのNES110のファイル入れ替えが終了した場合、ステップ480において、ファイル管理装置140は、EMS130の現用スキーマ180を削除する。その後、情報通信システム100は、一律に新スキーマ182に基づいて構成された新ファイルに基づいてシステムを運用することができる。
(3)データ更新の動作
本実施形態に係る情報通信システム100におけるファイル入れ替えの動作について上記に説明したが、本実施形態の理解を深めるために、当該情報通信システム100において、サービスデータの更新の要求があった場合の情報通信システム100の動作を以下に説明する。
図7は、本実施形態に係る情報通信システム100において、サービスデータ更新の要求があった場合の情報通信システム100の動作のフローチャート図を示す。
まずサービスデータの更新要求があった場合、すなわち更新作業管理装置148がSMS150から更新トランザクションを受け取った場合、ステップ600において、ファイル管理装置140は、EMS130の配下のNES110がファイル入れ替え実施中か否かを判断する。NES110がファイル入れ替え実施中でない場合、ステップ602において、更新作業管理装置148は、かかる更新トランザクションに対して現用スキーマ180に基づいてNES110およびEMS130の各現用ファイル116、118、132、134を更新することによりサービスデータの更新を実行する。
一方、ステップ600においてNES110がファイル入れ替え実施中である場合、ステップ610において、更新作業管理装置148は、NES110が新ファイル仮運用モードか否かを判断する。NES110が新ファイル仮運用モードでない場合、ステップ612において、更新作業管理装置148は、かかる更新トランザクションデータに対して、現用スキーマ180に基づいてEMS130とNES110の各現用ファイル116、118、132、134および各新ファイル120、122、136、138を更新することによりサービスデータの更新を実行する。
ステップ610においてNES110が新ファイル仮運用モードである場合、ステップ620において、更新作業管理装置148は、SMS150からの更新トランザクションが現在運用中のサービスに関するサービスデータの更新(現用ルート)であるのか新ファイルの新サービスに関するサービスデータの更新(新ルート)であるのかを判断する。現用ルートの更新トランザクションである場合には、上記ステップ612、614により、更新作業管理装置148は、現用スキーマ180に基づいてEMS130とNES110の各現用ファイル116、118、132、134および各新ファイル120、122、136、138を更新することによりサービスデータの更新を実行する。
一方、ステップ620において新ルートの更新トランザクションである場合、ステップ622において、更新作業管理装置148は、新スキーマ182に基づいてEMS130およびNES110の各新ファイル120、122、136、138を更新することによりサービスデータの更新を実行する。
以上のように本実施形態にかかる情報通信システム100は、ファイル入れ替えを実施していない場合はもちろんファイル入れ替え実施中においても、データ更新をNES110およびEMS130の各現用ファイルおよび各新ファイルに対して反映することが可能である。さらに新ファイル仮運用モードにおいても、現用ルートのデータ更新に対しては、現用スキーマに基づいてNES110およびEMS130の各現用ファイルおよび各新ファイルを更新することができ、新ルートのデータ更新に対しては、NES110およびEMS130の各新ファイルのみを更新することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、1つのスタンバイ系装置112がスタンバイ系現用ファイル118およびスタンバイ系新ファイル122を備えるが、スタンバイ系現用ファイル118を備えるスタンバイ系装置とスタンバイ系新ファイル122を備えるスタンバイ系装置とを別々に設けてもよい。アクト系装置114に関しても同様である。このように構成しても当然に上記実施形態と同様の効果を得ることができることがいわゆる当業者であれば理解できる。
また、上記実施形態では、説明の便宜上EMS130の配下のNES110が1つである場合を中心に説明したが、これに限定されるものではなく、通常のネットワーク環境で想定される多数のNES110にも当然に適用することができる。
本発明の実施形態の1つに係る情報通信システムのブロック図である。 同実施形態に係る情報通信システムのファイル管理装置のブロック図である。 同実施形態に係る情報通信システムが適用されるネットワーク構成の一部概念図である。 同実施形態に係る情報通信システムの新ファイル作成の概念図である。 同実施形態に係る情報通信システムの新ファイル作成の概念図である。 同実施形態に係る情報通信システムのファイル入れ替え時の動作フローチャート図である。 同実施形態に係る情報通信システムにおいて、サービスデータの更新要求があった場合の動作フローチャート図である。 DBMSによるデータ更新の概念図である。 従来の情報通信システムの問題点を表すブロック図である。 従来の情報通信システムの別の問題点を表すブロック図である。 従来の情報通信システムにおける新ファイル作成の概念図である。 従来の情報通信システムにおける新ファイル作成の概念図である。
符号の説明
100 情報通信システム
110 ネットワークエレメントサーバ(NES)
112 スタンバイ系装置
114 アクト系装置
116 アクト系現用ファイル
118 スタンバイ系現用ファイル
120 アクト系新ファイル
122 スタンバイ系新ファイル
130 エレメント管理サーバ(EMS)
132 管理用アクト系現用ファイル
134 管理用スタンバイ系現用ファイル
136 管理用アクト系新ファイル
138 管理用スタンバイ系現用ファイル
140 ファイル管理装置
142 新スキーマ形成装置
144 ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置
146 エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置
148 更新作業管理装置
150 サービス管理サーバ(SMS)
154 現用スキーマ管理装置
156 新スキーマ管理装置
180 現用スキーマ
182 新スキーマ

Claims (12)

  1. 現用スキーマに基づいて構成されたアクト系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供するアクト系装置と前記アクト系現用ファイルに対応するスタンバイ系現用ファイルを備えたスタンバイ系装置とを備えたネットワークエレメントサーバと、前記アクト系現用ファイルに対応する管理用アクト系現用ファイルと前記スタンバイ系現用ファイルに対応する管理用スタンバイ系現用ファイルとを備えるとともに前記各ファイルを管理するファイル管理装置を備えたエレメント管理サーバと、から成る情報通信システムのファイル交換装置であって:
    新スキーマを形成する新スキーマ形成装置と、
    前記ネットワークエレメントサーバにおいて、前記アクト系装置に前記アクト系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたアクト系新ファイルを形成するとともに、前記スタンバイ系装置に前記スタンバイ系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたスタンバイ系新ファイルを形成する、ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置と、
    前記エレメント管理サーバにおいて、前記管理用アクト系現用ファイルに加えて前記アクト系新ファイルに対応する管理用アクト系新ファイルを形成するとともに、前記管理用スタンバイ系現用ファイルに加えて前記スタンバイ系新ファイルに対応する管理用スタンバイ系新ファイルを形成する、エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置と、を備えることを特徴とする、情報通信システムのファイル交換装置。
  2. 前記情報通信システムのファイル交換装置はさらに、サービス管理サーバを備え、
    前記サービス管理サーバは、前記エレメント管理サーバの前記現用スキーマを管理する現用スキーマ管理装置と、前記エレメント管理サーバの前記新スキーマを管理する新スキーマ管理装置と、から成ることを特徴とする、請求項1に記載の情報通信システムのファイル交換装置。
  3. 前記ファイル管理装置は、情報通信システムの新ファイル仮運用モードで作動することができ、前記新ファイル仮運用モード時には、前記スタンバイ系装置におけるスタンバイ系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供し、前記アクト系装置において前記アクト系新ファイルに基づいて情報通信システムの試験運用を実行することを特徴とする、請求項1に記載の情報通信システムのファイル交換装置。
  4. 前記ファイル管理装置は、前記新ファイル仮運用モード終了後に、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルを削除し、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供することを特徴とする、請求項3に記載の情報通信システムのファイル交換装置。
  5. 前記ファイル交換装置はさらに、更新作業管理装置を備え、
    前記更新作業管理装置は、前記現用スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルおよび前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルおよび前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することを特徴とする、請求項3に記載の情報通信システムのファイル交換装置。
  6. 前記更新作業管理装置はさらに、前記新スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することを特徴とする、請求項3に記載の情報通信システムのファイル交換装置。
  7. 現用スキーマに基づいて構成されたアクト系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供するアクト系装置と前記アクト系現用ファイルに対応するスタンバイ系現用ファイルを備えたスタンバイ系装置とを備えたネットワークエレメントサーバと、前記アクト系現用ファイルに対応する管理用アクト系現用ファイルと前記スタンバイ系現用ファイルに対応する管理用スタンバイ系現用ファイルとを備えるとともに前記各ファイルを管理するファイル管理装置を備えたエレメント管理サーバと、から成る情報通信システムのファイル交換方法であって:
    新スキーマ形成装置により新スキーマを形成し、
    ネットワークエレメントサーバ用新ファイル形成装置により、前記ネットワークエレメントサーバにおいて、前記アクト系装置に前記アクト系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたアクト系新ファイルを形成するとともに、前記スタンバイ系装置に前記スタンバイ系現用ファイルに加えて前記新スキーマに基づいて構成されたスタンバイ系新ファイルを形成し、
    エレメント管理サーバ用新ファイル形成装置により、前記エレメント管理サーバにおいて、前記管理用アクト系現用ファイルに加えて前記アクト系新ファイルに対応する管理用アクト系新ファイルを形成するとともに、前記管理用スタンバイ系現用ファイルに加えて前記スタンバイ系新ファイルに対応する管理用スタンバイ系新ファイルを形成することを特徴とする、情報通信システムのファイル交換方法。
  8. 前記情報通信システムはさらに、サービス管理サーバを備え、この場合において、前記情報通信システムのファイル交換方法は、
    前記サービス管理サーバにおいて、前記エレメント管理サーバの前記現用スキーマを管理し、前記エレメント管理サーバの前記新スキーマを管理することを特徴とする、請求項7に記載の情報通信システムのファイル交換方法。
  9. 前記情報通信システムのファイル交換方法は、前記ファイル交換装置が新ファイル仮運用モードで作動することにより、前記スタンバイ系装置におけるスタンバイ系現用ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供し、前記アクト系装置において前記アクト系新ファイルに基づいた情報通信システムの試験運転を実行することを特徴とする、請求項7に記載の情報通信システムのファイル交換方法。
  10. 前記情報通信システムのファイル交換方法は、前記新ファイル仮運用モード終了後に、前記ファイル交換装置により、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルを削除し、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルに基づいて顧客に情報通信サービスを提供することを特徴とする、請求項9に記載の情報通信システムのファイル交換方法。
  11. 前記情報通信システムのファイル交換方法はさらに、更新作業管理装置により、前記現用スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系現用ファイルおよび前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系現用ファイルおよび前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系現用ファイルおよび前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系現用ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することを特徴とする、請求項9に記載の情報通信システムのファイル交換方法。
  12. 前記情報通信システムのファイル交換方法はさらに、更新作業管理装置により、前記新スキーマに基づいて、前記スタンバイ系装置の前記スタンバイ系新ファイルと、前記アクト系装置の前記アクト系新ファイルと、前記エレメント管理サーバの前記管理用スタンバイ系新ファイルおよび前記管理用アクト系新ファイルと、を更新することを特徴とする、請求項9に記載の情報通信システムのファイル交換方法。

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