JP2009206025A - 接続構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の接続構造は、筐体に設けられた棒状の第1電極と、筐体に納められる基板に設けられた第2電極とを電気的に接続するための接続構造において、前記第2電極は、前記基板に固定される固定部と、前記棒状の第1電極が押し当てられたときに弾性変形して受け入れて、その後は、弾性復元力によって前記棒状の第1電極を押圧して電気的な接続状態を保持する弾性電極部と、前記弾性電極部を前記固定部に対して弾性変形可能な状態で支持する弾性支持部とを備えている。
【選択図】 図3
Description
例えば、無線受信機の場合、筐体に内蔵した受信回路のアンテナ接続端子と、筐体に取り付けたアンテナコネクタの芯線につながれた中心電極とを、電気的に接続することが行われている。
この場合、図10のように、筐体100に取り付けたアンテナコネクタの中心電極122を基板150の所定部分に直接ハンダ付けするか、図11のように、筐体200に取り付けたアンテナコネクタの中心電極222に、リード線210の一端をハンダ付けし、そのリード線210の他端を基板250の所定部分にハンダ付けすることが行われている。
筐体に設けられた棒状の第1電極と、筐体に納められる基板に設けられた第2電極とを電気的に接続するための接続構造において、
前記第2電極は、
前記基板に固定される固定部と、
弾性復元力によって前記棒状の第1電極を押圧して電気的な接続状態を保持する弾性電極部と、
前記弾性電極部を前記固定部に対して弾性変形可能な状態で支持する弾性支持部と
を備えている。
請求項2では、
前記弾性電極部は、
前記棒状の第1電極の側面を押圧する一対の導電性の弾性部材を備え、
前記弾性部材の一端の基部は前記弾性支持部に連なっていて、
前記弾性部材の他端の自由端部は、前記棒状の第1電極が押し当てられたときに弾性変形して受け入れやすいように広がった形状に形成されている。
請求項3では、
前記弾性支持部は、
少なくとも1箇所で曲折された板状部材で構成されている。
請求項4では、
前記固定部は、
前記基板の一部に係止し得る係止手段を備えている。
第1電極に外力が加わった場合には、弾性支持部が、弾性変形することによって、外力の影響を抑制することができる。
請求項2に係る発明では、
前記弾性電極部の前記弾性部材の他端の自由端部は、広がった形状に形成されているので、前記棒状の第1電極が押し当てられたときに弾性変形して受け入れやすく、組み立ての作業性がよい。
請求項3に係る発明では、
前記弾性支持部は、少なくとも1箇所で曲折された板状部材で構成されているので、外力が加わった場合に、曲折された部分が変形しやすく、外力の影響を抑制できる。
請求項4に係る発明では、
前記固定部は、係止手段を備えているので、第2電極をハンダ付けに限らず種々の係止手段で基板に係止することができる。
図1において、
1は無線通信機の筐体であり、例えばその背面には、アンテナコネクタ2が取り付けられている。前記アンテナコネクタ2の外側には、外部アンテナや同軸ケーブルなどが接続される接続部21が形成されている。前記アンテナコネクタ2は、鍔状の取り付け部23によって、前記筐体1に取り付けられている。
そして、前記筐体1の内部には基板Bが配設されている。前記アンテナコネクタ2の中心電極は、後述する接続構造によって前記基板Bの所定の回路と電気的に接続されている。
前記中心電極22は、前記接続部21と電気的に導通し、前記取り付け部23とは絶縁された状態となっている。したがって、前記中心電極22は前記筐体1と絶縁された状態で取り付けられている。
接続金具3は、弾性を有した金属素材を打ち抜き、折り曲げ加工して形成されており、図3に示されたように、前記基板Bに固定するための3本の爪311が設けられた固定部31と、アンテナコネクタ2の中心電極22が押し当てられたときに弾性変形して広がって受け入れて、その後は、閉じる方向の弾性復元力によって前記中心電極22の両側面を押圧して前記中心電極22との電気的な接続状態を保持する弾性電極部32と、前記弾性電極部32を前記固定部31に対して弾性変形可能な状態で支持する折り曲げられた板状の弾性支持部33とを備えている。
筐体1に設けられた棒状の中心電極22(第1電極)と、筐体2に納められる基板Bに設けられた接続金具(第2電極)3とが電気的に接続されるのである。
前記板状弾性部材321,322の一端の基部323,324は、前記弾性支持部33と連続して一体に形成されたものであり、前記板状弾性部材321,322の他端の自由端部325,326は、前記中心電極22が押し当てられたときに広がるように弾性変形して受け入れやすいように広がった形状に形成されて、前記導入部338を形成している。
一対の前記板状弾性部材321,322の前記自由端部325,326間の隙間w1は、前記中心電極22の外径dより広く形成されている。
前記自由端部から基部に向かって一旦隙間が狭い部分327,328が形成されている。この狭い部分の隙間w2は前記中心電極22の外径dより狭く形成されている。
前記板状弾性部材321、322は、前記棒状の中心電極22を挟み込んで保持できるように、上部が開放された一部円筒状の電極保持部337が形成され、前記自由端部325,326間には、前記電極保持部337に連なる開口部が前記導入部338として形成されている。
そして、図5に示したように、前記接続金具3は基板Bに対して押圧された状態で固定され、前記接続金具3の固定部31は、基板Bの表面に形成された回路パターンの所定部分に押圧されることで電気的に接続される。
先ず、図6に示したように、
基板Bの縁に取り付けられた接続金具3を、筐体1に取り付けられたアンテナコネクタ2の中心電極22の下側にくぐらせる。
そして、前記接続金具3を前記中心電極22の下側に当てて、矢印のように、さらに、押し上げると、前記接続金具3の前記板状弾性部材321,322の先端の自由端部325,326に形成された導入部338の隙間は前記中心電極22の外径より広く形成されているので、前記中心電極22は、前記導入部338によって、前記板状弾性部材321,322の前記自由端部325,326の間に導かれる。
図8には、アンテナコネクタ2の中心電極22が、前記接続金具3を介して、前記基板Bの所定部分と電気的に接続さ接続された状態の斜視図を示した。
前記アンテナコネクタ2に種々の外力が加わって、例えば図上において上下方向(Z軸方向)の変位が中心電極22に発生した場合には、前記弾性支持部33の水平部334が上下方向に弾性変形して撓むことによって、前記変位が前記固定部31に直接伝わらないように、外力による変位を吸収することができる。
また、前記アンテナコネクタ2に種々の外力が加わって、例えば図上において左右方向(Y軸方向)の変位が中心電極22に発生した場合には、中心電極22が前記弾性電極部32に挟まれた状態で左右方向にスライドすることや、前記弾性支持部33の垂直部333が撓んで弾性変形することによって、前記変位が前記固定部31に直接伝わらないように、外力による変位を吸収することができる。
また、前記アンテナコネクタ2に種々の外力が加わって、例えばアンテナコネクタ2の軸の左右向きの方向であって図面に直交する方向(X軸方向)の変位が中心電極22に発生した場合には、前記弾性支持部33の電極保持部337が撓んで弾性変形することによって、前記変位が、前記固定部31に直接伝わらないように、外力による変位を吸収することができる。
このようにして、前記接続金具3を介してアンテナコネクタと基板Bとを接続するので、あらゆる方向の外力による変位を、撓むことで吸収して、それらの変位が前記固定部31に直接伝わらないようにしたので、電気的な接続不良の発生を防止することができる。
また、前記弾性支持部33は、2箇所に限らず、1箇所もしくは3箇所以上で曲折されているとよい。前記弾性支持部33の屈折状態としては、ほぼ90度に限らず、図9(A)に示した接続金具3Bのように、例えば30度以上で150度以下の角度でもよく、緩やかな曲面で曲げたものでもよい。
また、図9(B)に示したように、アンテナコネクタ2の中心電極22と基板Bとが平行でない状態、例えば直交する状態で配置される場合でも、図示したような接続金具3Cを使用することで対応できる。
また、前記固定部としては、爪に限らず、鉤状の部材で係止したり、ネジ止めで固定したり、挟み込んで固定したり、ハンダ付けや、導電性の接着剤等で固定してもよい。
接続金具3を用いて、図7に示したように、アンテナコネクタ2の中心電極22と、基板Bとがほぼ同じ位置で、ほぼ平行に配置される場合を示した。
2 アンテナコネクタ
22 中心電極
3 接続金具
31 固定部
311 爪
32 弾性電極部
321、322 板状弾性部材
323,324 基部
325,326 自由端部
327,328 狭い部分
337 電極保持部
338 導入部
33 弾性支持部
331 第1の屈折部
332 第2の屈折部
333 垂直部
334 水平部
B 基板
Claims (4)
- 筐体に設けられた棒状の第1電極と、筐体に納められる基板に設けられた第2電極とを電気的に接続するための接続構造において、
前記第2電極は、
前記基板に固定される固定部と、
弾性復元力によって前記棒状の第1電極を押圧して電気的な接続状態を保持する弾性電極部と、
前記弾性電極部を前記固定部に対して弾性変形可能な状態で支持する弾性支持部と
を備えていることを特徴とする接続構造。 - 前記弾性電極部は、
前記棒状の第1電極の側面を押圧する一対の導電性の弾性部材を備え、
前記弾性部材の一端の基部は前記弾性支持部に連なっていて、
前記弾性部材の他端の自由端部は、前記棒状の第1電極が押し当てられたときに弾性変形して受け入れやすいように広がった形状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の接続構造。 - 前記弾性支持部は、
少なくとも1箇所で曲折された板状部材で構成されている
ことを特徴とする請求項1、2の何れか1項に記載の接続構造。 - 前記固定部は、
前記基板の一部に係止し得る係止手段を備えている
ことを特徴とする請求項1、2、3の何れか1項に記載の接続構造。
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