JP2009204477A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ操作に起因する画面の描画処理が、CPUが高負荷であることによって遅れることのないナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】入力装置18またはタッチパネル20によるユーザ入力によって表示モニタ16の表示内容が更新されるとき、CPU負荷率検出部26がCPU25の負荷率を検出する。CPU25の負荷率が所定のしきい値より高い場合、表示モニタ16の表示内容を簡略化する。画面遷移であれば、画面切り替えの演出効果がオフになる。画面のスクロールであれば、スクロール後の画面の画質を低下させる。
【選択図】図1
【解決手段】入力装置18またはタッチパネル20によるユーザ入力によって表示モニタ16の表示内容が更新されるとき、CPU負荷率検出部26がCPU25の負荷率を検出する。CPU25の負荷率が所定のしきい値より高い場合、表示モニタ16の表示内容を簡略化する。画面遷移であれば、画面切り替えの演出効果がオフになる。画面のスクロールであれば、スクロール後の画面の画質を低下させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ナビゲーション装置に関する。
近年のナビゲーション装置は、地図表示以外に経路探索や、MP3による音楽の演奏、テレマテックスによる情報通信など様々な機能を有する。このような機能を動作させながら画面表示を行おうとすると、CPUの演算が間に合わず、画面表示が遅れたり欠けたりしてしまう場合がある。これに対して、CPU負荷に応じて表示される構造物のリアル度を変更するナビゲーション装置が存在する(特許文献1)。
従来のナビゲーション装置では、構造物を表示する際は常にCPU負荷によるリアル度の変更が働く。しかし、メニューから所定の項目を選択する際や、地図をスクロール表示する際など、ユーザにより所定の操作が行われている状況では、画面表示の遅れは操作性の悪化を招き、ユーザの不快感を増大させる要因となる。従来の表示方法では、このような操作性の悪化を防ぐことはできない。
請求項1に係る発明は、表示モニタに表示する画面を描画するための描画処理を含む各種の処理を実行する制御手段と、前記制御手段の処理負荷の程度を検出する負荷検出手段と、ユーザの操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段により所定の操作が検出されたとき、前記負荷検出手段により検出された前記制御手段の処理負荷の程度に基づいて、前記画面の内容を変更する画面変更手段と、を備えるナビゲーション装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記所定の操作は、前記表示モニタに表示された地図画面をスクロールするためのスクロール操作であり、前記画面変更手段は、前記操作検出手段により前記スクロール操作が検出されたとき、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも大きい場合は、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記地図画面は平面地図であり、前記画面変更手段は、前記平面地図上に表示されるシンボルの一部を非表示にする、または前記平面地図における道路の平滑化処理を省略することにより、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記地図画面は三次元の構造物を含む立体地図であり、前記画面変更手段は、前記構造物に貼り付けられるテクスチャ画像を変更する、または前記テクスチャ画像の貼り付けを中止することにより、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記所定の操作は、前記表示モニタに表示された画面を切り替えるための切り替え操作であり、前記画面変更手段は、前記操作検出手段により前記切り替え操作が検出されたとき、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも小さい場合は、所定の演出効果を伴って前記表示モニタに表示された画面を切り替え、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも大きい場合は、所定の演出効果を伴うことなく前記表示モニタに表示された画面を切り替えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記所定の操作は、前記表示モニタに表示された地図画面をスクロールするためのスクロール操作であり、前記画面変更手段は、前記操作検出手段により前記スクロール操作が検出されたとき、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも大きい場合は、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記地図画面は平面地図であり、前記画面変更手段は、前記平面地図上に表示されるシンボルの一部を非表示にする、または前記平面地図における道路の平滑化処理を省略することにより、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記地図画面は三次元の構造物を含む立体地図であり、前記画面変更手段は、前記構造物に貼り付けられるテクスチャ画像を変更する、または前記テクスチャ画像の貼り付けを中止することにより、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記所定の操作は、前記表示モニタに表示された画面を切り替えるための切り替え操作であり、前記画面変更手段は、前記操作検出手段により前記切り替え操作が検出されたとき、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも小さい場合は、所定の演出効果を伴って前記表示モニタに表示された画面を切り替え、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも大きい場合は、所定の演出効果を伴うことなく前記表示モニタに表示された画面を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにより所定の操作が行われている状況において、操作性の悪化を防ぐことができる。
――第1の実施の形態――
図1は、本実施形態におけるナビゲーション装置1を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、タッチパネル20およびディスクドライブ23を有している。ディスクドライブ23には、地図データが記憶されたDVD−ROM24が装填されている。
図1は、本実施形態におけるナビゲーション装置1を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、タッチパネル20およびディスクドライブ23を有している。ディスクドライブ23には、地図データが記憶されたDVD−ROM24が装填されている。
制御回路11は、CPU25とCPU負荷率検出部26を有する。CPU25は、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。CPU負荷率検出部26は、所定の時間、たとえば1分、5分、15分などの間のCPU25のロードアベレージを検出する。制御回路11がDVD−ROM24に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行う。そして、その処理結果が推奨経路として表示モニタ16に表示される。
現在地検出装置14は車両の現在地を検出する装置である。現在地検出装置14は、振動ジャイロ14a、車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)センサ14cなどからなる。振動ジャイロ14aは、車両の進行方向を検出する。車速センサ14bは、車速を検出する。GPSセンサ14cは、GPS衛星からのGPS信号を検出する。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示する画面を描画するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはDVD−ROM24に記憶された地図データに基づいて、CPU25が行う描画処理により適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示など行うことができる。
ディスクドライブ23は、DVD−ROM24から地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、地図データに格納されている道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM24以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の道路地図などの各種情報を画面表示としてユーザに提供する。スピーカ17は、各種入力操作をユーザに指示したり、経路誘導したりするための音声を出力する。入力装置18は、ユーザの操作を検出するための装置であり、各種の入力スイッチを有している。入力装置18は、例えば操作パネルやリモコンなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ16の表示画面の指示やスピーカ17からの音声指示に従って入力装置18を手動で操作することにより、目的地を選択したりすることができる。
タッチパネル20は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル20を通して表示される。タッチパネル20は、タッチパネル20上の操作位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部19に送出する。そして、タッチパネルコントロール部19はタッチパネル20の押圧位置を算出する。
表示モニタ16の表示画面をユーザが押圧するとタッチパネル20が押圧され、その押圧位置がタッチパネルコントロール部19により算出される。これにより、ユーザの操作が検出される。そして、押圧した位置に目的地が設定されたり、押圧された各種ボタンや表示メニューに定義された処理が実行されたりする。
目的地がユーザにより設定されると、ナビゲーション装置1は現在地検出装置14により検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このようにして求められた経路(以下、推奨経路という)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して画面表示される。これにより、ユーザは地図上の推奨経路を画面上で認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、推奨経路に従って車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
次に、本発明の実施形態のナビゲーション装置1における画面遷移について、図を用いて説明する。図2は、表示モニタ16に表示される、メニューを備えた表示画面を示す図である。表示画面30はメニュー31を備えている。メニュー31には、複数のメニュー項目(32,33,34)が表示されている。ユーザがいずれかのメニュー項目を選択すると、表示モニタ16の表示は、選択されたメニュー項目に対応する、表示画面30とは異なる表示画面に切り替わる。上述の、表示画面が切り替わる動作を、画面遷移と呼ぶ。以下の説明では、画面遷移が実行される前の表示画面を旧画面、画面遷移後の表示画面を新画面と呼ぶ。
ユーザは、タッチパネル20の、表示モニタ16に表示されているメニュー項目に対応する位置を押圧することで、メニュー項目を選択することができる。他にも、入力装置18を用いてメニュー項目を選択することができる。
画面遷移が発生する原因は、上述のようにメニュー項目を選択することに限らない。例えば、ディスクドライブ23にDVD−ROM24を挿入したときや、入力装置18から特定の入力操作が行われたときに、画面遷移が発生してもよい。このような画面遷移を発生させる操作のことを、以下では切り替え操作と称する。
ユーザの切り替え操作に応じて画面遷移を実行する際、ナビゲーション装置1は、所定の演出効果を適用する。演出効果の例としては、旧画面が表示モニタ下方にスクロールしていき、同時に表示モニタ情報から新画面が現れるというもの、あるいは、旧画面が真っ暗な画面へとフェードアウトし、その後、新画面がフェードインするというものなどが挙げられる。
演出効果を利用する場合、演出効果を用いない場合に比べて、CPU25の処理負荷が大きくなる。そのため、CPU25の処理負荷が高い状況において画面遷移を行うと、演出効果を利用するための演算に遅れが生じることがある。本実施形態におけるナビゲーション装置1は、ユーザの切り替え操作に応じて画面遷移を実行する際、CPU負荷率検出部26が検出したCPU負荷率を確認する。CPU負荷率が所定のしきい値を超えていた場合、ナビゲーション装置1は制御回路11において、上記のような演出効果の利用を中止して、演出効果を伴わずに画面遷移を行う。一方、CPU負荷率がしきい値を超えていなければ、通常どおり演出効果を伴って画面遷移を実行する。
次に、本発明の実施形態のナビゲーション装置1における地図画面のスクロールについて、図を用いて説明する。図3は、表示モニタ16に表示される、平面地図表示画面を示す図である。表示画面35には、道路や施設等のシンボルが含まれる地図が表示されている。説明のため、表示画面35は、画面横方向の中心線36と、画面縦方向の中心線37とを含んでいるが、これらは実際の表示画面35には表示されない。
平面地図の表示画面35は、ユーザが所定のスクロール操作を行うことでスクロールさせることができる。スクロール操作は、入力装置18からの入力もしくはタッチパネル20からの入力によって行われる。例えば、平面地図が表示されているときに、表示モニタ16の、符号38で示した場所を押圧すると、平面地図は右方向にスクロールする。平面地図のスクロールは、表示画面に対して連続的に地図の描画を行うことによって実現される。
CPU25の負荷が高い状況において、ユーザのスクロール操作に応じて平面地図のスクロールを行うと、スクロールに係る画面描画のための演算に遅れが生じることがある。本実施形態におけるナビゲーション装置1は、画面のスクロールを実行する際、CPU負荷率検出部26が検出したCPU負荷率を確認する。CPU負荷率が所定のしきい値を超えていた場合、ナビゲーション装置1は、スクロールに必要な演算を減らすため、地図表示を簡略化する。具体的には、地図の上に表示されるシンボルの一部、たとえば特定の施設を表すアイコンなどを一時的に非表示にしたり、道路描画の際に行われる道路形状の平滑化処理を省略する。
次に、平面地図のスクロール処理の内容を、図を用いて説明する。図4は、平面地図のスクロール処理を説明するためのフローチャートである。まずステップS1では、スクロール操作が開始されたか否かを判定する。ユーザの操作が上記のようなスクロールを発生させるスクロール操作であった場合、ステップS1により肯定判定がなされ、ステップS2へ進む。他方、ステップS1において否定判定がなされた場合は、スクロール処理を終了する。ステップS2では、CPU25の処理負荷を調べ、所定のしきい値を上回っているか否かを判定する。CPU25の処理負荷がしきい値を上回っていた場合、ステップS2により肯定判定がなされ、ステップS3へ進む。ステップS3では、画質低減フラグをオンに設定する。他方、ステップS2において否定判定がなされた場合は、ステップS4へ進む。ステップS4では、画質低減フラグをオフにする。
ステップS5では、画質低減フラグを確認し、その結果にしたがって表示画面を更新する。すなわち、画質低減フラグがオフであれば、施設アイコンや小規模な道路の表示を省略したり、道路形状の平滑化処理を省略する。ステップS6では、スクロール操作が終了したか否かを確認する。スクロール操作が終了していた場合、ステップS6により肯定判定がなされ、スクロール処理を終了する。他方、ステップS6において否定判定がなされた場合は、ステップS2に戻る。
上述した第1の実施の形態によるナビゲーション装置によれば、次の作用効果が得られる。
(1)CPU負荷が高い場合は、画面描画処理を簡略化する。これにより、画面表示の遅れを解消することができる。
(2)上記した画面描画処理の簡略化は、ユーザによる入力と、それによって発生する描画処理のみに対して行われる。これにより、ユーザの入力操作が介在しない通常の画面表示は高品位の状態を保つことができる。
(1)CPU負荷が高い場合は、画面描画処理を簡略化する。これにより、画面表示の遅れを解消することができる。
(2)上記した画面描画処理の簡略化は、ユーザによる入力と、それによって発生する描画処理のみに対して行われる。これにより、ユーザの入力操作が介在しない通常の画面表示は高品位の状態を保つことができる。
上述した第1の実施の形態では、平面地図の表示画面がスクロール操作の対象となっていた。以下に詳述する第2の実施の形態では、地図上の構造物の三次元表示を行う画面について、CPUの負荷に応じた表示の切り替えを行う。
――第2の実施の形態――
本実施形態におけるナビゲーション装置1は、図3で示した平面地図の他に、建物や道路を、自車位置から見た視点によって三次元表示する機能を備える。三次元表示された構造物の表面には、構造物の外観を示したテクスチャ画像が貼り付けられ、実際の構造物に似せた表示が行われる。
本実施形態におけるナビゲーション装置1は、図3で示した平面地図の他に、建物や道路を、自車位置から見た視点によって三次元表示する機能を備える。三次元表示された構造物の表面には、構造物の外観を示したテクスチャ画像が貼り付けられ、実際の構造物に似せた表示が行われる。
本実施形態におけるナビゲーション装置1は、構造物の三次元表示を行う際、CPU負荷率検出部26が検出したCPU負荷率を確認する。CPU負荷率が所定のしきい値を超えていた場合、ナビゲーション装置1は、テクスチャ画像の貼り付けを中止する。実際の処理内容は図4のフローチャートと同様である。
上述した第2の実施の形態によるナビゲーション装置によれば、第1の実施の形態によるナビゲーション装置で得られる作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。構造物の三次元表示において、CPU負荷率が高い場合の画面描画処理の簡略化を行う。これにより、三次元表示画面においても、ユーザ操作への応答性が向上する。
次のような変形も本発明の範囲内である。
(1)メニュー操作による画面遷移、平面地図のスクロール、ならびに、三次元表示画面のスクロールについて述べたが、これ以外のユーザ操作に対しても、同様の描画簡略化を行ってよい。例えば、地図縮尺の切り替えなどにも適用することができる。
(2)構造物の三次元表示において、CPU負荷率が高い場合に、テクスチャ画像の貼り付けを中止することについて述べたが、貼り付けを中止するのではなく、より低画質な別のテクスチャ画像を用いるようにしてもよい。あるいは、テクスチャ画像を間引いて貼り付けを行ってもよい。
(1)メニュー操作による画面遷移、平面地図のスクロール、ならびに、三次元表示画面のスクロールについて述べたが、これ以外のユーザ操作に対しても、同様の描画簡略化を行ってよい。例えば、地図縮尺の切り替えなどにも適用することができる。
(2)構造物の三次元表示において、CPU負荷率が高い場合に、テクスチャ画像の貼り付けを中止することについて述べたが、貼り付けを中止するのではなく、より低画質な別のテクスチャ画像を用いるようにしてもよい。あるいは、テクスチャ画像を間引いて貼り付けを行ってもよい。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
なお、以上説明した実施の形態におけるナビゲーション装置の各構成要素と特許請求の範囲の各構成要素との対応関係は以下の通りである。本発明の制御手段および画面変更手段はCPU25に対応し、負荷検出手段はCPU負荷率検出部26に対応し、操作検出手段は入力装置18およびタッチパネル20に対応する。なお、以上の対応関係の説明は一例であり、権利解釈に際して何ら拘束されるものではない。
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
25 CPU
26 CPU負荷率検出部
30,35 表示画面
11 制御回路
25 CPU
26 CPU負荷率検出部
30,35 表示画面
Claims (5)
- 表示モニタに表示する画面を描画するための描画処理を含む各種の処理を実行する制御手段と、
前記制御手段の処理負荷の程度を検出する負荷検出手段と、
ユーザの操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段により所定の操作が検出されたとき、前記負荷検出手段により検出された前記制御手段の処理負荷の程度に基づいて、前記画面の内容を変更する画面変更手段と、
を備えるナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記所定の操作は、前記表示モニタに表示された地図画面をスクロールするためのスクロール操作であり、
前記画面変更手段は、前記操作検出手段により前記スクロール操作が検出されたとき、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも大きい場合は、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2に記載のナビゲーション装置において、
前記地図画面は平面地図であり、
前記画面変更手段は、前記平面地図上に表示されるシンボルの一部を非表示にする、または前記平面地図における道路の平滑化処理を省略することにより、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2に記載のナビゲーション装置において、
前記地図画面は三次元の構造物を含む立体地図であり、
前記画面変更手段は、前記構造物に貼り付けられるテクスチャ画像を変更する、または前記テクスチャ画像の貼り付けを中止することにより、スクロール中の前記地図画面の画質を低下させることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記所定の操作は、前記表示モニタに表示された画面を切り替えるための切り替え操作であり、
前記画面変更手段は、前記操作検出手段により前記切り替え操作が検出されたとき、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも小さい場合は、所定の演出効果を伴って前記表示モニタに表示された画面を切り替え、前記制御手段の処理負荷の程度が所定の負荷率よりも大きい場合は、所定の演出効果を伴うことなく前記表示モニタに表示された画面を切り替えることを特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008047552A JP2009204477A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=41146906
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2009204477A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012131763A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP2013253782A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
JPWO2013183112A1 (ja) * | 2012-06-05 | 2016-01-21 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
JP2016064604A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
DE102016008583A1 (de) | 2015-07-17 | 2017-01-19 | Fanuc Corporation | Numerische Steuervorrichtung |
-
2008
- 2008-02-28 JP JP2008047552A patent/JP2009204477A/ja active Pending
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