JP2009204449A - ターゲット及びこれを用いた三次元形状測定装置 - Google Patents

ターゲット及びこれを用いた三次元形状測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】斜め方向から計測した場合でも、円形中心領域部の中心座標の測定精度を損なうことなくコンパクトな構成とすることができ、しかも、視準しやすい三次元計測用ターゲットを提供する。
【解決手段】本発明のターゲット110は、矩形状枠110aと、矩形状枠110aによって囲まれかつ対角線の交点Qと同一位置に中心を有する小円110bと、矩形状枠110aによって包囲されかつ小円110bの中心と同心で小円110bを包囲する大円110cとを有する。矩形状枠110aと大円110cとの間の反射領域部は反射率が最も低い低輝度反射領域部110dとされている。大円110cと小円110bとの間の円形周辺領域部は反射率が最も高い高輝度反射領域部110eとされている。小円110bの内側の円形中心領域部は反射率が低輝度反射領域部110dの反射率と高輝度反射領域部110eの反射率との間の中間の反射率を有する中輝度反射領域部110fとされている。
【選択図】図6

Description

本発明は、測定対象物の三次元形状を測定するのに用いるターゲット及びこれを用いた三次元形状測定装置の改良に関するものである。
従来から、短時間の間に測定対象物の三次元形状データ(3Dデータ)を得るための三次元形状測定装置として、いわゆるレーザスキャナが知られている。
図1は、そのレーザスキャナによる測定対象物の計測の一例を示している。その図1において、100は測定対象物(例えば、物理的構造物としての建物)である。レーザスキャナ101は、三次元形状データを取得するために、例えば、基準点R1に設置されて、スキャンエリアE1をスキャンし、スキャンエリアE1のエリア内の点群データを取得する。
ついで、レーザスキャナ101は、例えば、基準点R2に設置され、例えば、スキャンエリアE2をスキャンし、スキャンエリアE2のエリア内の点群データを取得する。測定対象物100の三次元形状に応じて、スキャンエリアを適宜設定し、スキャンエリアの個数に応じて、レーザスキャナ101によるスキャンを繰り返し、各スキャンエリアについて点群データを取得する。各スキャンエリアは互いにオーバラップされ、基準点を得るために、測定対象物100のスキャンエリアのオーバラップ部分には、三次元形状測定用のターゲット103が設置される。各スキャンエリア毎の点群データは、基準点を介して互いに合成され、測定対象物100の三次元形状データが得られる。この三次元形状データは、最終的には、公共測量座標に変換される場合もある。
そのレーザスキャナ101に用いるターゲット103は、図2に示すように、基準点としての中心座標を求めるために、円形中心領域部103aが最も反射率が高く、円形中心領域部103aを包囲する円形周辺領域部103bが最も反射率が低く、矩形枠103cと円形周辺領域部103bとの間の反射領域部103dが中間の反射率とされている。
なお、矩形枠103cと円形周辺領域部103bとの間の反射領域部103dが最も反射率が高く、円形周辺領域部103bが最も反射率が低く、円形中心領域部103aが中間の反射率であっても良いことも知られている。
US6,804,380 B1
ところで、レーザスキャナーによって得られた三次元データに、デジタルカメラ等で得られた画像をテクスチャマッピング等の手段により合成することが考えられる。この場合、測定対象物100に設置された複数のターゲット103の中心の三次元座標はレーザスキャナーを使って求め、更にそれに対応する画像データからターゲットの中心の画像座標を求める必要がある。
これまで、デジタルカメラの標定には、円形状のターゲットを使用し、モーメント法等によって円の画像中心を正確に求めることが可能であるが、レーザスキャナの場合には、ターゲットをスキャンした点群データから円の中心の三次元座標を正確に求める必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、三次元形状測定装置でレーザスキャンにより基準位置を検出する場合にも、撮影された画像データから基準位置を検出する場合にも好適なターゲット及びこれを用いた三次元形状測定装置を提供することにある。
請求項1に記載のターゲットは、測定対象物に設置されて点群データの基準値を得るためのターゲットであって、枠によって囲まれかつターゲット中心を有する小円と、前記枠によって包囲されかつ前記小円の中心と同心で前記小円を包囲する大円とを有し、前記枠と前記大円との間の反射領域部が反射率が最も低い低輝度反射領域部とされ、前記大円と前記小円との間の円形周辺領域部が反射率が最も高い高輝度反射領域部とされ、前記小円の内側の円形中心領域部が反射率が前記低輝度反射領域部の反射率より高く前記高輝度反射領域部の反射率よりも低い反射率を有する中輝度反射領域部とされていることを特徴とする。
請求項2に記載のターゲットは、前記小円のターゲット中心の位置に前記低輝度反射領域部の反射率と同程度の反射率を有するマークが形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のターゲットは、前記枠の各辺に前記中心位置で仮想的に交差して合致しかつ前記中輝度反射領域部の反射率と同程度の反射率を有するマークが形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のターゲットは、前記中輝度反射領域部が測距に用いられることを特徴とする。
請求項5に記載の三次元形状測定装置は、請求項1に記載のターゲットが配設された測定対象物に向けてパルスレーザ光を射出する発光部と、前記測定対象物を水平方向にスキャンさせるための駆動部と、前記測定対象物を垂直方向にスキャンさせるための駆動部と、前記水平方向及び垂直方向スキャンにより請求項1に記載のターゲットの中心座標と該ターゲットまでの距離を求めることにより請求項1に記載の中心位置の三次元座標を求めると共に、求められた三次元座標に基づき測定対象物をスキャンすることにより得られた点群データを合成処理する制御部と、前記測定対象物の撮像用の画像受光部とを備え、前記制御部は、前記測定対象物のスキャンエリアをスキャンして請求項1に記載のターゲットを探索して測定対象物の各点からの反射レーザ光と請求項1に記載のターゲットの各点からの反射レーザ光とを含む点群データを取得してターゲットを探索するターゲット探索処理ステップと、該ターゲット探索処理ステップにより得られた点群データに基づきターゲットスキャン範囲を指定してターゲットスキャン範囲をスキャンすることにより点群データを取得して該点群データに基づきターゲットの概略位置を捕捉する捕捉処理ステップと、該捕捉処理ステップにより得られたターゲットの概略位置に基づきターゲットを詳細スキャンして点群データを取得する詳細スキャン処理ステップと、該詳細スキャン処理ステップにより得られた点群データの反射レーザ光の強度に基づき請求項1に記載の高輝度領域部と請求項1に記載の低輝度領域部との間のエッジを抽出し、楕円近似手段により、請求項1に記載のターゲットの中心座標を求める中心座標決定処理ステップ部と、前記ターゲットまでの距離を測距する測距処理ステップとを有することを特徴とする。
請求項6に記載の三次元形状測定装置は、前記制御部は、前記詳細スキャン処理ステップの処理により得られた点群データの反射レーザ光の強度値に対して複数の閾値レベルを設定し、該閾値レベルを変更して楕円近似処理を実行し、閾値レベル毎の楕円近似処理により得られた複数の中心座標のうち偏差が小さい中心座標を用いて前記ターゲットの中心座標を決定することを特徴とする。
請求項7に記載の三次元形状測定装置は、前記制御部は、前記捕捉処理ステップにおいて点群データを取得する際に前記測定対象物からの反射レーザ光を所定割合で減衰させて、前記捕捉処理ステップを再実行することにより点群データを取得することを特徴とする。
請求項8に記載の三次元形状測定装置は、前記制御部は、前記捕捉処理ステップにおいて、前記ターゲットまでの距離を測距し、測距結果に基づいて前記パルスレーザー光のビームスポット径を変更して、前記捕捉処理ステップを再実行することにより点群データを再取得することを特徴とする。
請求項9に記載の三次元形状測定装置は、前記エッジの抽出を前記点群データを縦方向に走査して実行することを特徴とする。
請求項10に記載の三次元形状測定装置は、前記制御部は、予め登録されているターゲットの大きさと詳細スキャンにより得られたターゲットの大きさとを比較してターゲットか否かのチェックを行うことを特徴とする。
請求項11に記載の三次元形状測定装置は、使用するターゲットの大きさが測定対象物までの距離に応じて複数個準備されていることを特徴とする。
請求項12に記載の三次元形状測定装置は、画像受光部を有し、制御部は、前記画像受光部により得られた画像と点群データにより得られた三次元座標とに基づき、画像の中心位置と点群データの中心位置との標定作業を実行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、三次元形状測定装置でレーザスキャンにより基準位置を検出する場合にも、撮影された画像データから基準位置を検出する場合にも好適なターゲットを提供できる。また、円形中心領域部の中心座標の測定精度を損なうことなくコンパクトな構成とすることができる。更に、円形中心領域部を測距に用いることができる。
請求項2に記載の発明によれば、高輝度領域部の面積を大きく確保でき、かつ、低輝度領域部との輝度差を大きく設定したので、三次元形状測定装置を用いてのターゲットの探索の際に、これを迅速に行うことができる。また、測定対象物に高輝度部位が存在していても識別が可能である。
請求項3、請求項4に記載の発明によれば、ターゲットの視準を容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、ターゲットの探索、ターゲットの中心位置座標の決定を迅速に行うことができる。また、楕円近似手段により、ターゲットの中心座標の決定を行うので、ターゲットを斜めから測定する場合でも、その中心位置を精度良く決定できる。
請求項6、請求項7に記載の発明によれば、ターゲットの中心位置座標の取得精度の向上を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ターゲットのエッジ領域の取得精度の向上を図ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、点群データの取得精度の分解能を向上させることができる。また、点群データの走査時間の短縮を行うことができる。
請求項10に記載の発明によれば、ターゲットであるか否かのチェックを行うことができる。
請求項11に記載の発明によれば、測定対象物までの距離に応じて適正なターゲットを使用できる。
請求項12に記載の発明によれば、画像受光部により得られた画像と点群データにより得られた三次元座標とに基づき、画像の中心位置と点群データの中心位置との標定を行うことにより、画像計測、ポイント計測の両方を行うことができる。
以下に、本発明に係わる三次元形状測定用ターゲット及びこれを用いた三次元形状測定装置について説明する。
(装置構成の概要)
まず、本発明に係わる三次元形状測定装置について説明する。
図3、図4は本発明に係わる三次元形状測定装置の断面図を示している。この図3、図4において、符号1は三次元形状測定装置である。三次元形状測定装置1は、主として、整準部2、この整準部2に設置された回転機構部3、この回転機構部3に支持されかつ測距部4、撮像部5、制御部6等からなる測定装置本体部7、この測定装置本体部7の上部に設けられた回転照射部8から構成されている。なお、図4は説明の便宜のため、図3に示す断面方向に対して回転照射部8のみ側方から見た状態を示している。
(整準部2の構成)
整準部2は台盤11、下部ケーシング13を有する。この台盤11にピン12が立設されている。このピン12の上端部は曲面形状とされている。このピン12の上端部は下部ケーシング13の底面に形成された凹部に傾動自在に嵌合されている。下部ケーシング13の他の2箇所には、調整ネジ14が螺合貫通されている。この調整ネジ14の下端部には脚部材15が固着されている。この脚部材15の下端は先鋭又は曲面に形成されて、台盤11に当接されている。調整ネジ14の上端部には整準従動ギア16が嵌着されている。下部ケーシング13はピン12と2個の調整ネジ14とにより3点で台盤11に支持されている。この下部ケーシング13はピン12の先端を支点にして傾動される。なお、台盤11と下部ケーシング13との間には、台盤11と下部ケーシング13とが互いに離反しないようにするため、引っ張りスプリング19が設けられている。
下部ケーシング13の内部には、2個の整準モータ17が設けられている。この整準モータ17の出力軸には整準駆動ギア18が嵌着されている。この整準駆動ギア18は整準従動ギア16に噛合されている。その2個の整準モータ17は制御部6によって互いに独立して駆動される。この整準モータ17の駆動により整準駆動ギア18、整準従動ギア16を介して調整ネジ14が回転され、調整ネジ14の下方への突出量が調整される。また、下部ケーシング13の内部には傾斜センサ56(図5参照)が設けられている。その傾斜センサ56の検出信号により2個の整準モータ17が駆動され、これにより整準が実行される。
(回転機構部3の構成)
下部ケーシング13は回転機構部3のケーシングを兼ねている。下部ケーシング13の内部には水平回動モータ20が設けられている。この水平回動モータ20の出力軸には水平回動駆動ギア21が嵌着されている。下部ケーシング13の上部には、軸受け部材22を介して回転基盤23が設けられている。この回転基盤23の中央部には下方に向かって突出する回転軸部24が設けられている。この回転軸部24には水平回動ギア25が設けられている。水平回動駆動ギア21はその水平回動ギア25に噛合されている。
また、回転軸24には水平角検出器26として例えばエンコーダが設けられている。この水平角検出器26により、下部ケーシング13に対する回転軸24の相対的回転角が検出される。その検出結果としての相対回転角(水平角)は制御部6に入力され、制御部6はその検出結果に基づき水平回動モータ20を制御する。
(測定装置本体部7の構成)
測定装置本体部7は本体部ケーシング27を有する。本体部ケーシング27は回転基盤23に固着されている。本体部ケーシング27の内部には鏡筒28が設けられている。この鏡筒28は本体部ケーシング27の回転中心と同心の回転中心を有する。鏡筒28の回転中心は光軸32に合致されている。その鏡筒28は本体部ケーシング27に適宜手段で取り付けられている。例えば、鏡筒28の上端部にはフランジ部29が形成され、このフランジ部29が本体部ケーシング27の天井部にネジ止め固定される。鏡筒28の内部には、光束分離手段としてのビームスプリッタ74が設けられている。このビームスプリッタ74は可視光を透過しかつ赤外光を反射する機能を有する。このビームスプリッタ74により光軸32は光軸38と光軸38’とに分離される。
鏡筒28にはその外周部に測距部4が設けられている。測距部4は発光部としてのパルスレーザ光源31を有する。パルスレーザ光源31とビームスプリッタ74との間には、穴あきミラー33、レーザ光のビームウエスト径を変更するビームウエスト変更光学系33’が配設されている。これらパルスレーザ光源31、ビームウエスト変更光学系33’、穴あきミラー33は測距光源部を構成している。この測距光源部の光軸は光軸38に合致されている。穴あきミラー33はパルスレーザ光を穴部33aを通してビームスプリッタ74に導き、後述するターゲットから反射して戻って来てビームスプリッタ74により反射された反射レーザ光を測距受光部39に向けて反射する役割を有する。ビームウエスト変更光学系33’は、レーザ光のビームウエスト径を変更する役割を有し、例えば、凸レンズと開口絞り、又は、凸レンズと凹レンズ、或いは、焦点距離が互いに異なる凸レンズから構成される。
パルスレーザ光源31は、例えば半導体レーザから構成されている。このパルスレーザ光源31は制御部6の制御により所定のタイミングで赤外パルスレーザ光を発する。この赤外パルスレーザ光は、ビームウエスト変更光学系33’、穴空きミラー33の穴部33aを通過し、ビームスプリッタ74に導かれる。赤外パルスレーザ光はそのビームスプリッタ74により高低角用回動ミラー35に向けて反射される。高低角用回動ミラー35は、その赤外パルスレーザ光を測定対象物100(図1参照)に向けて反射する役割を有する。この高低角用回動ミラー35は鉛直方向に延びる光軸32を水平方向に延びる投光光軸36に変換する役割も果たす。ビームスプリッタ74と高低角用回動ミラー35との間でかつ鏡筒38の内部には集光レンズ34が配設されている。
測距受光部39には後述するターゲットからの反射レーザ光が高低角回動用ミラー35、集光レンズ34、ビームスプリッタ74、穴あきミラー33を経て導かれる。なお、この測距受光部39には、内部参照光路を通って参照光も導かれるようになっている。反射レーザ光が測距受光部39に受光されるまでの時間とレーザ光が内部参照光路を通って測距受光部39に受光されるまでの時間差とに基づき、三次元形状測定装置1から測定対象物100までの距離が測定されるようになっている。
その三次元形状測定装置1から測定対象物100までの距離の精度を高めるため、測距部4には穴あきミラー33と測距受光部39との間に、減衰器39’が設けられている。この減衰器39’には、公知の構成のものを用いることができ、例えば、ターレット盤39”とこのターレット盤39”の外周部に周回り方向に適宜間隔を開けて設けられた濃度が互いに異なるフィルターとから構成される。この減衰器39’は反射光量の飽和に起因する測定誤差を低減するのに用いられる。
鏡筒28内には撮像部5がビームスプリッタ74を境にして集光レンズ34と反対側に設けられている。この撮像部5は画像受光部43を有する。この画像受光部43は鏡筒28の底部に設けられている。この画像受光部43は多数の画素が平面状に集合して配列されたもの、例えば、CCDから構成されている。この画像受光部43の各画素の位置は光軸38’によって特定される。例えば、光軸38’を原点として、X−Y座標を想定し、このX−Y座標の点として画素が定義される。
(回転照射部8の構成)
本体部ケーシング27の上部には投光ケーシング41が設けられている。この投光ケーシング41の周壁の一部は投光窓42となっている。回転照射部8は投光ケーシング41の内部に収納されている。フランジ部29には、図4に示すように、一対のミラーホルダー板47が対向して設けられている。このミラーホルダー板47には回動軸48が掛け渡されている。高低角用回動ミラー35は、その回動軸48に固定されている。回動軸48の一端部には高低角ギア51が嵌着されている。回動軸48の他端側には高低角検出器52が設けられている。高低角検出器52は高低角用回動ミラー35の回動角を検出し、その検出結果を制御部6に向かって出力する。
ミラーホルダー部材47の一方には高低角用駆動モータ53が取り付けられている。その高低角用駆動モータ53の出力軸には駆動ギア54が嵌着されている。この駆動ギア54は高低角ギア51に噛合されている。高低角用駆動モータ53は、高低角検出器52の検出結果に基づく制御部6の制御により適宜駆動される。
投光ケーシング41の上部には、照星照門46が設けられている。この照星照門46は、ターゲットを概略視準するのに用いられる。この照星照門46を用いての視準方向は光軸37の延びる方向及び回動軸48の延びる方向に対して直交する方向とされている。
(制御部6のブロック回路構成)
制御部6には、図5に示すように、水平角検出器26、高低角検出器52、傾斜センサ56からの検出信号が入力される。また、制御部6には操作部57から操作指示信号が入力される。作業者は、操作部57を操作して、三次元形状測定装置1が測定を開始するのに必要な条件その他の指令等を制御部6に入力することができる。なお、操作部57は本体部ケーシング27の内部に設けても良い。また、本体部ケーシング27とは別途独立に設け、無線、有線等の信号伝達媒体により制御部6に遠隔操作指令を送る構成としても良い。この制御部6は水平角用駆動モータ20、高低角用駆動モータ53、整準モータ17を駆動制御する共に作業状況、測定結果等を表示する表示部58を駆動制御する。制御部6には、メモリカード、HDD等の外部記憶装置59が接続・切り離し可能に設けられている。
この制御部6はCPUからなる演算部61と、測距、高低角の検出、水平角の検出を行うために必要なシーケンスプログラム、演算プログラム、測定データの処理を実行する測定データ処理プログラム、画像処理を行う画像処理プログラム、データを表示部58に表示させるための画像表示プログラム等の各種のプログラム、これらの各種のプログラムを統合管理するための統合管理プログラム等を格納すると共に測定データ、画像データ等の各種のデータを格納する記憶部62と、水平角用駆動モータ20を駆動制御するための水平駆動部63と、高低角用駆動モータ53を駆動制御するための高低駆動部64と、整準モータ17を駆動制御するための整準駆動部65と、測距部4により得られた距離データを処理するための距離データ処理部66と、撮像部5により得られた画像データを処理する画像データ処理部67等からなっている。
(ターゲットの構成)
図6は三次元形状測定用のターゲットの要部を示す平面図である。この図6において、符号110は三次元形状測定用のターゲットを示している。このターゲット110は、外側に矩形状枠110aを有する。この矩形状枠110aの対角線の交点Qを中心として小円110bが設けられている。この小円110bは大円110cによって包囲されている。大円110cの中心は小円110bの中心に合致されている。その大円110cは矩形状枠110aによって囲まれている。この大円110cと矩形状枠110aとの間の反射領域部は反射率が最も低い低輝度反射領域部110dとされている。この低輝度反射領域部110dの色は例えば黒色である。小円110bと大円110cとの間の円形周辺領域部は反射率が最も高い高輝度反射領域部110eとされている。この高輝度反射領域部110eは例えば反射材により構成され、パルス赤外レーザ光が当たると輝く材料からなっている。小円110bによって囲まれた円形中心領域部は、反射率が低輝度反射領域部110dの反射率と高輝度反射領域部110eの反射率との間の反射率を有する中輝度反射領域部110fとされている。この中輝度反射領域部110fの色は例えば白色である。中輝度反射領域部110fの中心位置には、低輝度反射領域部110dの反射率と同程度の反射率を有する十字のマーク110gが形成されている。このマーク110gの色は例えば黒である。
矩形状枠110aの各辺には、中心位置で仮想的に交差して合致し、かつ、中輝度反射領域部110fの反射率と同程度の反射率を有するマーク110hが形成されている。このマーク110hの色は例えば白である。これらのマーク110gはほぼ正面からターゲットを視準する際に用いられ、110hは斜め方向からターゲット110を視準する際に用いられる。
これらの領域部の反射率の程度は、例えば、低輝度反射領域部110dの反射率レベルを「1」とすると、中輝度反射領域部110fの反射率レベルは「100」であり、高輝度反射領域部110eの反射率レベルは「1000」である。
このターゲット110は測定対象物100に固定されて使用される。測定対象物100に反射率の高い箇所があったとしても、低輝度反射領域部110dと高輝度反射領域部110eとの差が大きいので、高輝度反射領域部110eを容易に抽出可能とされている。中輝度反射領域部110fは測距の際に用いられる。この中輝度反射領域部110fは、測距反射光の飽和を抑制する役割を果たす。
(ターゲット110のスキャン方法)
ターゲット110の概略位置を指定する手段として、「a:照星照門46を用いて直接ターゲット110を視準する」、「b:ターゲット110のスキャン範囲を設定し、ターゲット110の概略スキャンを行い、概略スキャンにより得られたスキャンデータを用いて、ターゲット110の概略位置を指定する」、「c:ターゲット110のスキャン範囲を設定し、そのスキャン範囲内を撮像し、その撮像により得られた画像データに基づいて、ターゲット110の概略位置を指定する」がある。
この三次元形状測定装置1は、これらのいずれの手段によっても、ターゲット110の概略位置を取得できるが、ここでは、「b」の手段を用いた場合について図7を参照しつつ説明する。
S.1(ターゲット探索スキャンエリアの設定)
ここでは、説明の便宜のため、図1を参照することとし、ここでは、図1に示す従来のターゲット103の代わりに、本発明に係わる測定ターゲット110が測定対象物100に設置されているものとする。
操作部57、例えば、マウス、によりスキャンエリアを指定する。例えば、図1のスキャンエリアE1を指定する。
S.2(スキャンピッチの設定)
操作部57によりスキャンピッチを指定する。このスキャンピッチは、水平方向と垂直方向とのそれぞれについて指定する。スキャンピッチのピッチ間隔は、三次元形状測定装置1とターゲット110との距離に応じて適当に決定する。また、ピッチ間隔の設定には、赤外パルスレーザ光のビームウエスト径を考慮する。
S.3(ターゲット探索スキャン実行)
ステップS.1で指定した範囲内で、ターゲット探索スキャンを実行する。このターゲット探索スキャンは、縦方向(垂直方向)に走査した後、横方向(水平方向)に走査することを繰り返すことにより行われる。
縦方向の走査は高低角用回動ミラー35を回動させることにより実行され、横方向の走査は本体部ケーシング27を水平方向に回動させることにより実行される。赤外パルスレーザ光は、1秒間に何千発ないし何万発も射出される。その赤外パルスレーザ光は測定対象物100の各点により反射されて三次元形状測定装置1に戻る。その測定対象物100の各点からの反射レーザ光が測距受光部39に受光される。測距受光部39はその受光出力を制御部6に向けて出力する。高低角用回動ミラー35の高低角は高低角検出器52により求まり、本体部ケーシング27の水平角は水平角検出器26により求まるので、水平角、高低角を測距受光部39の受光出力に一対一に関連づけることができる。制御部6はその測距受光部39からの受光出力に基づき測定対象物100の各点からの反射レーザ光の強度に対応する点群データを作成する。
この点群データは、図8に示すように、反射レーザ光の強度に応じて色付けされて表示部58の画面に表示される。例えば、最も反射光の強度の高い点が赤色(図では説明の便宜上白色)、最も反射光の強度の低い点が青色(図9では説明の便宜上黒色)、最も反射光の強度の高い色と最も反射光の強度の低い点との間の反射光の強度を有する点が黄色(図8では説明の便宜上中間の灰色)で示されている。なお、その図8において、黒枠111はターゲット探索スキャンエリアを示している。
S.4(ターゲット110の概略中心位置指定)
次に、操作部57、例えば、マウスにより、反射強度の最も高い箇所にカーソルを移動させて、図9に示すように、ターゲット110の概略位置を指定する。このターゲット110の指定は複数個行う。ここでは、13個のターゲット110が指定され、ターゲット110の指定順に連続番号が付されている。
S.5(ターゲットスキャン開始)
次に、操作部57を操作して、ターゲットスキャンを開始させる。
S.6(ターゲット粗スキャン実行:ターゲット捕捉処理)
ターゲット粗スキャンの実行は、例えば、ターゲット110の指定順に行なわれる。制御部6は、指定された概略位置に基づき、その近傍をスキャンするため、高低角用回動ミラー35を微小角度ピッチで回動させる。水平方向の回動角度のピッチは、ここでは、ターゲット探索スキャン時のピッチと同じである。
図10はこのS.6によるターゲットスキャンの実行により得られた点群データを示している。この図10では、概略指定したターゲット110の中心位置に対してターゲット110の中心位置がずれている状態が示されている。
S.7(ターゲットスキャン範囲チェック:ターゲット捕捉処理)
次に、制御部6は、得られた全点群データの反射強度値に対して50%の閾値を設定する。制御部6はS.6で得られた全点群データの中から反射強度値が50%以上の点群データを抽出し、閾値が50%以上の点群データの矩形領域を算出する。例えば、50%以上の閾値の点群データを包含する矩形領域が図11に示すように得られたとする。その図11において、黒枠112はその矩形領域112aの外形輪郭線を示している。
制御部6は、S.6に戻って、前回のターゲット粗スキャンよりも狭い領域に指定された黒枠112内でターゲット粗スキャンを再実行する。これにより、図12に示すような点群データが得られたとする。次に、制御部6は、この二度目に得られた全点群データの反射強度値に対して50%の閾値を設定する。そして、制御部6は、図12に示す全点群データの反射強度の閾値が50%以上の点群データを抽出し、閾値が50%以上の点群データの矩形領域113aを算出する。このようにして、50%以上の閾値の点群データを包含する矩形領域113aが図13に示すように得られたとする。その図13において、符号113はその矩形領域113aの外形輪郭線を示している。これを繰り返すことにより、50%以上の閾値の点群データを包含する矩形領域113aが一定状態に収束して変化しなくなる。これにより、制御部6はターゲット110の絞り込みが完了したとして、S.8に移行する。なお、矩形領域113aの変化がなくなったか否かの判定は適宜に設定可能である。
S.8(反射強度値のチェック:ターゲット捕捉処理)
次に、制御部6は点群データの反射強度の最大値が、三次元形状測定装置1で検出可能なレベル以上であるか否か、すなわち、飽和レベル以上であるか否か(ハレーションを起こしているか否か)を判断する。制御部6は、点群データの反射強度の最大値が飽和レベル以上の場合には、減衰器39’を駆動し、測距受光部39に受光される受光光量のレベルを減衰させる。そして、S.6に戻って、S.6、S.7を実行する。
S.9(平均距離チェック:ターゲット捕捉処理)
制御部6は、点群データの反射強度の最大値が、飽和レベル未満と判断した場合には、ターゲット110の黒領域とその周辺の領域(粗スキャンの領域のうち反射強度の低い箇所)とを用いて、三次元形状測定装置1からターゲット110までの平均距離を求める。制御部6はその求められた平均距離に基づきビームウエスト変更光学系33’を駆動制御し、赤外パルスレーザ光のビーム径が適切な大きさとなるように設定する。ついで、制御部6は、S.6ないしS.9の処理を再度実行する。これにより、ターゲット110が三次元形状測定装置1に適正に捕捉される。
S.10(詳細スキャン処理)
制御部6は、S.6ないしS.9の処理を実行後、詳細スキャンに移行する。この詳細スキャンは、縦方向(鉛直角方向)には最小ピッチで行われる。横方向(水平方向)のピッチは、例えば粗スキャンと同様のピッチで行う。水平方向の回動は本体部ケーシング27を回動させるため、時間を要するからである。図14はこのようにして得られた詳細スキャンの点群データである。
S.11(中心座標決定処理)
制御部6は、その図15に示すように得られた点群データから楕円近似処理を実行する。制御部6は、まず、図15(a)、(b)に示すように、全点群データの反射強度のうち最大レベルを10分割して、10%から90%の閾値を設定する。次に、図16に示すように、縦方向に点群データをスキャンしてターゲット110の低反射輝度領域110dと高反射輝度領域110eとの境界領域としてのエッジ(輪郭線)を検出する。縦方向の点群データを用いるのは、この点群データの個数が横方向に対してはるかに多いからである。つまり、縦方向に点群データをスキャンすることにより分解能が高くできるからである。その図16において、符号114は縦方向のスキャンにより得られたエッジの各点を示す。
次に、制御部6は、エッジの各点に基づき楕円近似を行う。楕円近似には、下記の一般式を用いる。
この一般式は下記の線形形式に書き直すことができる。符号φは楕円中心(x0,y0)を通る長径方向線に対して各点が為す角度である。
ここで、xは水平角(H)、yは鉛直角(V)である。制御部6は最小二乗法を用いてAないしEの各パラメータ係数を求める。
制御部6は、次に、下記の式により、楕円115の中心を求める。図17は閾値レベルTh=10%で楕円近似処理を行ったときに得られた楕円115とその中心位置とを示している。
このような楕円近似処理を、Th=閾値レベル20%から閾値レベル90%まで離散的に繰り返す。これにより、9個の中心位置115a〜115iが図15(a)に示すように求められる。Th=閾値レベルの相違により、楕円の中心が変動するが、図15(a)に示すように、中心位置の偏差が互いに小さい閾値レベルThが存在する。この中心位置の偏差が小さい閾値レベルThを用いて最終的にターゲット110の中心位置座標を決定する。ここでは、閾値レベルTh=30%から70%の閾値に対応する点群データを用いて、中心位置座標を決定する。
S.12(ターゲット110の大きさチェック)
用いるターゲットの大きさは予め記憶部62に登録されている。制御部6は楕円115の中心位置を求めた後、ターゲット110の直径を演算する。制御部6は登録されているターゲット110の大きさと演算により求めたターゲットとの大きさを比較し、登録されているターゲット110の直径と演算により求めたターゲットとの大きさが所定範囲にないときには、S.6にないしS.12の処理を繰り返す。なお、ターゲットの直径の演算は、演算により求められた中心位置、楕円の長径、短径を所定の数学公式に代入することにより求められる。これにより捕捉されたターゲットの真偽をチェックできる。
S.13(測距)
次に、制御部6は赤外パルス光の反射光量の強度が適正となるように減衰器39’を駆動制御する。ついで、制御部6は、測距受光部39の受光出力に基づき、複数回測距を実行し、複数個の測距データを取得する。ターゲット110の中輝度反射領域部110fは、高輝度反射領域部110eの輝度よりも低いため、反射光量が小さく、精度の良好な測距値を得ることができる。
ターゲット110の中心位置の水平角(H)、鉛直角(V)、距離Dは、制御部6により公共測量用の3次元座標に変換されて、記憶部62に保存される。
S.14(次のターゲットの中心位置の取得処理の実行継続の有無判断)
ターゲット番号001について、S.14の処理が終了すると、S.6に戻って、ターゲット番号002について、S.6からS.14の処理を実行する。これらS.6からS.14までの処理を全てのターゲット110について実行し、全てのターゲット110についての中心位置の水平角(H)、鉛直角(V)、距離Dが求められ、制御部6はこれらを公共測量用の3次元座標に変換して記憶部62に保存する。
S.15(本スキャンの実行)
制御部6は、次に、測定対象物のスキャンエリアE1について、本スキャンを実行する。これにより、多数の点群データを取得する。これらの得られた点群データをターゲット110の中心位置を基準位置としてデータ変換する。
S.16(合成処理)
これらのターゲット探索スキャン、本スキャンを残りの各スキャンエリアについて実行する。次に、これらのターゲット探索スキャン、本スキャンの実行が終了すると、ターゲット110の中心位置を基準位置として、測定対象物100の各点群データ毎に合成処理を実行する。これらの一連の処理により、測定対象物100の三次元形状に対応する座標値が得られる。これらのS.15、S.16の処理は、既に公知であるので、これ以上の説明は省略する。
この三次元形状測定装置1は、画像受光部43により得られた画像と点群データにより得られた三次元座標とに基づき、画像の中心位置と点群データの中心位置との標定作業を行うことができる。
ターゲット110の大円110cと小円110bとの間は、反射率が最も高い高輝度領域部110eとされているので、スキャンによりターゲット110の概略位置を容易に求めることができる。
また、この三次元形状測定装置では、ターゲット110の概略位置を照星照門46を用いて直接視準して指定するか、スキャンにより画面上の点群データを用いてターゲット110を指定するか、画像受光部43により撮像したデジタル画像を画像処理した後、画面上に表示させ、画面上に表示された画像を用いてターゲットの概略位置を指定することもできるので、操作性が向上する。
レーザスキャナによる計測方法の一例を示す概略図である。 図1に示す測定対象物に設置のターゲットの一例を示す平面図である。 本発明に係わる三次元形状測定装置の概略構造を示す断面図である。 図3に示す回転照射部の構造を説明するための断面図である。 図3に示す制御部のブロック回路図である。 本発明に係わるターゲットの一例を示す要部平面図である。 本発明に係わる三次元形状測定装置による処理フロー図である。 ターゲット探索処理により得られた点群データを表示部の画面に表示した状態を示す図である。 ターゲットの概略位置を指定した状態を示す図である。 図9のターゲット番号001の近傍の探索処理により得られた点群データの一例を示す説明図である。 図10の点群データに基づきターゲットスキャン範囲を決定するための一例を示す説明図である。 図11に示すターゲットスキャン範囲のターゲット探索処理により得られた点群データの一例を示す説明図である。 図12の点群データに基づきターゲットスキャン範囲を決定するための一例を示す説明図である。 詳細スキャンにより得られた点群データの一例を示す説明図である。 図14に示す点群データに基づき楕円フィット処理を実行するための説明図であって、(a)は(b)に示す走査線X方向の点群データに基づく反射強度値を示し、(b)は詳細スキャンにより得られた点群データを示す。 図14に示す点群データの走査の一例を示す説明図である。 図15の走査により得られた楕円の一例を示す説明図である。
符号の説明
110…ターゲット
110a…矩形状枠
110b…小円
110c…大円
110d…低輝度反射領域部
110e…高輝度反射領域部
110f…中輝度反射領域部

Claims (12)

  1. 測定対象物に設置されて点群データの基準値を得るためのターゲットであって、枠によって囲まれかつターゲット中心を有する小円と、前記枠によって包囲されかつ前記小円の中心と同心で前記小円を包囲する大円とを有し、前記枠と前記大円との間の反射領域部が反射率が最も低い低輝度反射領域部とされ、前記大円と前記小円との間の円形周辺領域部が反射率が最も高い高輝度反射領域部とされ、前記小円の内側の円形中心領域部が反射率が前記低輝度反射領域部の反射率より高く前記高輝度反射領域部の反射率よりも低い中間の反射率を有する中輝度反射領域部とされていることを特徴とするターゲット。
  2. 前記小円のターゲット中心の位置に前記低輝度反射領域部の反射率と同程度の反射率を有するマークが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のターゲット。
  3. 前記枠の各辺に前記中心位置で仮想的に交差して合致しかつ前記中輝度反射領域部の反射率と同程度の反射率を有するマークが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のターゲット。
  4. 前記中輝度反射領域部が測距に用いられることを特徴とする請求項3に記載のターゲット。
  5. 請求項1に記載のターゲットが配設された測定対象物に向けてパルスレーザ光を射出する発光部と、前記測定対象物を水平方向にスキャンさせるための駆動部と、前記測定対象物を垂直方向にスキャンさせるための駆動部と、前記水平方向及び垂直方向スキャンにより請求項1に記載のターゲットの中心座標と該ターゲットまでの距離を求めることにより請求項1に記載の中心位置の三次元座標を求めると共に、求められた三次元座標に基づき測定対象物をスキャンすることにより得られた点群データを合成処理する制御部と、前記測定対象物の撮像用の画像受光部を備え、
    前記制御部は、前記測定対象物のスキャンエリアをスキャンして請求項1に記載のターゲットを探索して測定対象物の各点からの反射レーザ光と請求項1に記載のターゲットの各点からの反射レーザ光とを含む点群データを取得してターゲットを探索するターゲット探索処理ステップと、該ターゲット探索処理ステップにより得られた点群データに基づきターゲットスキャン範囲を指定してターゲットスキャン範囲をスキャンすることにより点群データを取得して該点群データに基づきターゲットの概略位置を捕捉する捕捉処理ステップと、該捕捉処理ステップにより得られたターゲットの概略位置に基づきターゲットを詳細スキャンして点群データを取得する詳細スキャン処理ステップと、該詳細スキャン処理ステップにより得られた点群データの反射レーザ光の強度に基づき請求項1に記載の高輝度領域部と請求項1に記載の低輝度領域部との間のエッジを抽出し、楕円近似手段により、請求項1に記載のターゲットの中心座標を求める中心座標決定処理ステップ部と、前記ターゲットまでの距離を測距する測距処理ステップとを有することを特徴とする三次元形状測定装置。
  6. 前記制御部は、前記詳細スキャン処理ステップの処理により得られた点群データの反射レーザ光の強度値に対して複数の閾値レベルを設定し、該閾値レベルを変更して楕円近似処理を実行し、閾値レベル毎の楕円近似処理により得られた複数の中心座標のうち偏差が小さい中心座標を用いて前記ターゲットの中心座標を決定することを特徴とする請求項5に記載の三次元形状測定装置。
  7. 前記制御部は、前記捕捉処理ステップにおいて点群データを取得する際に前記測定対象物からの反射レーザ光を所定割合で減衰させて、前記捕捉処理ステップを再実行することにより点群データを取得することを特徴とする請求項6に記載の三次元形状測定装置。
  8. 前記制御部は、前記捕捉処理ステップにおいて、前記ターゲットまでの距離を測距し、測距結果に基づいて前記パルスレーザー光のビームスポット径を変更して、前記捕捉処理ステップを再実行することにより点群データを再取得することを特徴とする請求項7に記載の三次元形状測定装置。
  9. 前記エッジの抽出を前記点群データを縦方向に走査して実行することを特徴とする請求項8に記載の三次元形状測定装置。
  10. 前記制御部は、予め登録されているターゲットの大きさと詳細スキャンにより得られたターゲットの大きさとを比較してターゲットか否かのチェックを行うことを特徴とする請求項9に記載の三次元形状測定装置。
  11. 使用するターゲットの大きさが測定対象物までの距離に応じて複数個準備されている請求項10に記載の三次元形状測定装置。
  12. 画像受光部を有し、制御部は、前記画像受光部により得られた画像と点群データにより得られた三次元座標とに基づき、画像の中心位置と点群データの中心位置との標定作業を実行することを特徴とする請求項11に記載の三次元形状測定装置。
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