JP2009201000A - カメラモジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラモジュールにおいて、貫通孔の切り屑等が撮像素子の受光部に付着するのを防止する。
【解決手段】貫通孔11が形成された基板10、貫通孔に受光部21が臨むように基板の一方側の面10aに実装された撮像素子20、貫通孔を通して撮像素子の受光部と対向するように基板の他方側の面10bに実装されたレンズユニット30を備え、基板10には、貫通孔11の少なくとも内周面11aを覆うと共にグランドに接続される導電性の被覆箔15が設けられている。これによれば、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、貫通孔を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子の受光部に落下して付着するのを防止することができ、又、静電気等により貫通孔の領域に塵等が付着しその付着した塵等が受光部に落下するのを防止すると共に基板上におけるシールド効果を得ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板に対して、CCD、CMOS等の撮像素子と、撮像素子の受光部に被写体を結像させるレンズを含むレンズユニットを実装したカメラモジュール及びその製造方法に関し、特に、基板に設けた貫通孔を挟んで撮像素子とレンズユニットを実装したカメラモジュール及びその製造方法に関する。
従来のカメラモジュールとしては、図9(a)に示すように、貫通孔1aを有する基板1、基板1の一方の面に接合されかつ貫通孔1aと同一径の貫通孔2aを有するメタルプレート2、受光部3aを貫通孔1a,2aに臨ませるようにして基板1の一方の面にフリップチップ実装された撮像素子3、貫通孔1a,2aを挟んで撮像素子3の受光部3aにレンズGを対向させるように基板1の他方の面側(メタルプレート2上)に実装されたレンズユニット4を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このカメラモジュールにおいて、基板1及びメタルプレート2には、貫通孔1a,2aを設けるため、その貫通孔1a,2aを形成する際に、貫通孔1a,2aを画定する内周面の領域において切り屑あるいは塵等が発生する。そこで、加工後の基板1及びメタルプレート2を洗浄したとしても、これらの切り屑や塵等は完全に除去することができず、レンズユニット4及び撮像素子3を実装した後に、付着した切り屑や塵が撮像素子3の受光部3aに付着する虞がある。
また、従来の他のカメラモジュールとしては、図9(b)に示すように、貫通孔1aを有する基板1、基板1の一方の面に接合されかつ貫通孔1aと同一径の貫通孔1a´を有する他の基板1´、受光部3aを貫通孔1a,1a´に臨ませるようにして基板1の一方の面にフリップチップ実装された撮像素子3、貫通孔1a,1a´の内周面を覆うと共に基板1´の上面まで配設されて外部から光が入り込むのを防止する不透明な樹脂部5、貫通孔1a,1a´を挟んで撮像素子3の受光部3aにレンズGを対向させるように基板1,1´の他方の面側で樹脂部5の上面に実装されたレンズユニット4を備えたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
このカメラモジュールにおいて、貫通孔1a,1a´の内周面の領域が樹脂部5により覆われているが、その製造手順としては、先ず、基板1に撮像素子3を実装した後に、液状の樹脂を貫通孔1a,1a´の内周面を覆うように塗布し、塗布した樹脂を硬化させることによって樹脂部5を形成するため、樹脂部5を形成する前に、貫通孔1a,1a´の内周面の領域に生じた切り屑あるいは塵等が、撮像素子3の受光部3aに落下する虞がある。また、樹脂部5は、液状の樹脂を塗布して硬化させることによって形成されるため、その形状を高精度に管理するのが困難で、形状のバラツキを招く虞があり、また、基板1,1´と直接関係ない別部材が必要になり、コストの増加を招くことになる。さらに、樹脂部5は帯電によって塵等を吸い寄せて、撮像素子への塵等の付着を一層助長する虞がある。
特開2001−78064号公報 特開2003−101002号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、低コスト化等を図りつつ、貫通孔を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子に付着するのを防止でき、静電気等により貫通孔の領域に塵等が付着するのを防止でき、又、基板におけるシールド効果が得られるカメラモジュール及びその製造方法を提供することにある。
本発明のカメラモジュールは、貫通孔が形成された基板と、貫通孔に受光部が臨むように基板の一方側の面に対して実装された撮像素子と、貫通孔を通して撮像素子の受光部と対向するように基板の他方側の面に実装されたレンズユニットとを備えたカメラモジュールであって、上記基板には、貫通孔の少なくとも内周面を覆うと共にグランドに接続されるように導電性の被覆箔が設けられている、ことを特徴としている。
この構成によれば、撮像素子の受光部が臨む基板の貫通孔に対して、少なくともその内周面を覆うように導電性の被覆箔が配設されてグランドに接続(接地)されるため、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、貫通孔を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子の受光部に落下して付着するのを防止することができ、又、静電気等により貫通孔の領域に塵等が付着しその付着した塵等が受光部に落下するのを防止することができる。
上記構成をなすカメラモジュールにおいて、被覆箔は、基板の両方の面に配設される導体を電気的に接続するスルーホールである、構成を採用することができる。
この構成によれば、被覆箔として、基板の配線接続に用いられるスルーホールを適用することで、基板の両側の面に配設される導体(ここでは、被覆箔同士)を接続すると共に、前述の防塵効果を得ることができる。
上記構成をなすカメラモジュールにおいて、被覆箔の表面には、黒色の被膜が施されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、被写体光がレンズユニットから貫通孔を通して撮像素子に向う際に、貫通孔の少なくとも内周面に設けられた被覆箔の光沢による乱反射を防止することができる。
上記構成をなすカメラモジュールにおいて、被覆箔は、貫通孔の内周面及び周辺領域から延長して、基板の少なくとも一方側の面上に形成されるプリント配線に沿うように配設されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、被覆箔が、貫通孔の内周面だけでなく、貫通孔の周辺領域(開口端縁部)から延長してプリント配線に沿うように配設されるため、プリント配線等を保護するシールド効果を得ることができる。
また、本発明に係るカメラモジュールの製造方法は、基板に貫通孔を形成し、貫通孔に受光部が臨むように基板の一方側の面に撮像素子を実装し、貫通孔を通して撮像素子の受光部と対向するように基板の他方側の面にレンズユニットを実装するカメラモジュールの製造方法であって、上記撮像素子の実装に先立って、基板には、貫通孔の少なくとも内周面を覆うと共にグランドに接続されるように導電性の被覆箔が配設される、ことを特徴としている。
この構成によれば、基板に対して貫通孔が開けられた後、撮像素子を貫通孔に臨む領域において基板の一方側の面に実装(フリップチップ実装等)する前に、導電性の被覆箔が、貫通孔の少なくとも内周面を覆うと共にグランドに接続されるように配設されるため、貫通孔を開ける際に発生した切り屑や塵等を予め封じ込めることができ、それ故に、撮像素子の受光部に落下して付着するのを防止することができ、又、静電気等により貫通孔の領域に塵等が付着しその付着した塵等が受光部に落下するのを防止することができる。
上記構成をなすカメラモジュール及びその製造方法によれば、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、貫通孔を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子に付着するのを防止でき、静電気等により貫通孔の領域に塵等が付着するのを防止でき、又、基板におけるシールド効果等を得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図6は、本発明に係るカメラモジュールの一実施形態を示すものであり、図1はカメラモジュールが搭載された携帯電話機を示す斜視図、図2はカメラモジュールの正面図、図3はカメラモジュールの背面図、図4はカメラモジュールの断面図、図5及び図6は基板に配設された被覆箔及びプリント配線を示す正面図及び背面図である。
このカメラモジュールMは、図1に示すように、携帯電話機T等に搭載されてモバイルカメラとして適用されるものである。
カメラモジュールMは、図2ないし図4に示すように、略矩形の基板10、基板10の一方側の面10aに実装された撮像素子20、基板10の他方側の面10bに実装されたレンズユニット30等を備えている。
基板10は、図2ないし図4に示すように、矩形の貫通孔11、一方側の面10aにおいて撮像素子20及びその他の電子部品(不図示)を電気的に接続するべく配設されたプリント配線12、他方側の面10bにおいて電子部品(不図示)を電気的に接続するべく配設されたプリント配線13、一方側の面10aにおいてマザーボードMBに接続するために設けられたコネクタ14、貫通孔11の内周面11a及びその縁部領域から一方側の面10a及び他方側の面10b上に延長して配設された被覆箔15、プリント配線12とプリント配線13を電気的に接続するスルーホール16、被覆箔15のうち一方側の面10aに配設された被覆箔15aと他方側の面10bに配設された被覆箔15bを電気的に接続するスルーホール17等を備えている。
基板10としては、柔軟性のない絶縁体基材を用いたリジッド基板、あるいは、絶縁体基材に薄く柔軟性のある材料を積層したフレキシブル基板、さらには、硬質な材料とフレキシブルな材料とを複合して形成したリジッドフレキシブル基板等が採用される。
貫通孔11は、図2及び図3に示すように、撮像素子20の受光部21と略同一の形状となるように矩形状に開けられている。
プリント配線12,13は、基板10の両面10a,10bに銅材料等を用いた銅箔を形成し、その上にフォトレジスト等を塗布した後、パターン露光及び現像等を施して、必要な部分のみを残すエッチング法等により形成されている。
被覆箔15は、図4ないし図6に示すように、基板10の一方側の面10aに配設された被覆箔15a、基板10の他方側の面10bに配設された被覆箔15b、基板10の貫通孔11の内周面11aを覆うように配設された被覆箔15c、貫通孔11の開口端周辺領域に配設された被覆箔15d等により形成されている。そして、被覆箔15aは、図6に示すように、コネクタ14の領域まで伸長して配設され、グランドに接続(接地)されるようになっている。
ここでは、被覆箔15のうち主となる面積をなす被覆箔15bが、基板10の他方側の面10b上に配設されている。
また、貫通孔11の内周面11aを覆うように配設された被覆箔15cは、基板10の一方側の面10a上に配設された導体としての被覆箔15aと他方側の面10b上に配設された導体としての被覆箔15bを電気的に接続するスルーホールとして機能するものである。
このように、撮像素子20の受光部21が臨む基板10の貫通孔11に対して、少なくともその内周面11aを覆うようにスルーホールとして機能する導電性の被覆箔15(15c)が配設されて、被覆箔15全体がグランドに接続(接地)されるため、貫通孔11を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子20の受光部21に落下して付着するのを防止することができ、又、静電気等により貫通孔11の領域に塵等が付着しその付着した塵等が受光部21に落下するのを防止することができる防塵効果が得られる。
さらに、被覆箔15は、図2に示すように、貫通孔11の内周面11a及び周辺領域から延長して、基板10の面10b上に形成されるプリント配線13に沿うように配設されている。すなわち、被覆箔15が、貫通孔11の内周面11aだけでなく、貫通孔11の周辺領域(開口端縁部)から延長してプリント配線13に沿うように配設されるため、プリント配線13、その他の電子部品等を保護するシールド効果を得ることができる。
また、被覆箔15のうち少なくとも内周面11aを覆うように形成された被覆箔15cの表面には、黒色の被膜が施されてもよい。これによれば、被写体光が貫通孔11(被覆箔15cの領域)を通過する際に、乱反射するのを防止することができる。
撮像素子20は、CCDあるいはCMOS等の撮像素子であり、図3及び図4に示すように、レンズユニット30を通過した被写体光を受光する受光部21を有し、この受光部21が貫通孔11に臨むように基板10の一方側の面10aに対して、バンプ22を介してフリップチップ実装されている。そして、撮像素子20の周りが、封止樹脂剤40により封止されて接着されている。
そして、撮像素子20は、図2ないし図4に示すように、基板10の一方側の面10a上に配設されたプリント配線12と電気的に接続されている。
レンズユニット30は、図2及び図4に示すように、円形の開口部31aを画定する筒状のレンズ枠31、レンズ枠31に保持されたレンズカバー32、レンズカバー32の内側に配置されたレンズ33等を有し、レンズ33が貫通孔11を通して撮像素子20の受光部21と対向するように、基板10の他方側の面10bに実装されている。そして、レンズユニット30のレンズ枠31の周りが、封止樹脂剤40により封止されて接着されている。
尚、ここでは、レンズユニット30として、一つのレンズ33を備えるものを示したが、これに限定されるものではなく、複数のレンズを備えたもの、あるいはズーミング動作を行うべくレンズ枠31が繰り出し機構を備えたものを採用してもよい。
次に、このカメラモジュールMの製造方法について説明する。
先ず、基板10に対して、切削加工等の所定の手法により矩形状をなす貫通孔11が開けられる。
続いて、貫通孔11の内周面11aを覆うと共にグランドに接続されるようなレイアウトで、所定の薄膜形成手法により、導電性の被覆箔15が配設される。
この被覆箔15は、貫通孔11の内周面11aを覆う被覆箔15c、貫通孔11の周辺領域を覆う被覆箔15d、被覆箔15dから延長して基板10の一方側の面10a上においてコネクタ14まで伸長する被覆箔15a、基板10の他方側の面10b上に形成されるプリント配線13に沿う被覆箔15bが、それぞれ一体的に接続されて配設される。
このように、被覆箔15が、貫通孔11の内周面11aだけでなく、貫通孔11の周辺領域(開口端縁部)から延長してプリント配線13に沿うように配設されるため、プリント配線13及びその他の電子部品等が、静電気等から保護される。
また、貫通孔11の内周面11aが被覆箔15(15c)により覆われるため、前の穴開け工程において発生した切り屑や塵等を閉じ込めて、周りに散乱するのを防止することができる。
さらに、被覆箔15(15c)の光沢による反射で、被写体光が乱反射する場合には、被覆箔の表面に黒色の被膜を施して、乱反射を防止することができる。
プリント配線12,13を形成する際には、被覆箔15も含めて、撮像素子20やコネクタ14やその他の電子部品を実装する部分を除き、レジスト材料等により覆われる。
また、基板10に対して、一方側の面10a上に配設されたプリント配線12及び被覆箔15aと他方側の面10b上に配設されたプリント配線13及び被覆箔15bとを電気的に接続するべく、複数のスルーホール16,17が取り付けられる。
基板10の一方側の面10aに対しては、受光部21が貫通孔11に臨むように、バンプ22を介して、撮像素子20が実装される。その後、撮像素子20の周りに、封止樹脂40が充填される。
続いて、基板10の他方側の面10bに対して、レンズ33が貫通孔11に臨むように、レンズユニット30が配置され、レンズユニット30(レンズ枠31)の周りに、封止樹脂40が充填されて接着される。
このように、基板10に貫通孔11を形成し、貫通孔11に受光部21が臨むように基板10の一方側の面10aに撮像素子20を実装し、貫通孔11を通して撮像素子20の受光部21と対向するように基板10の他方側の面10bにレンズユニット30を実装する際に、撮像素子20の実装に先立って、基板10には貫通孔11の内周面11aを覆うと共にグランドに接続されるように導電性の被覆箔15が配設される。
すなわち、基板10に対して貫通孔11が開けられた後、撮像素子20を貫通孔11に臨む領域において基板10の一方側の面10aに実装(フリップチップ実装等)する前に、導電性の被覆箔15が、貫通孔11の少なくとも内周面11aを覆うと共にグランドに接続されるように配設されるため、貫通孔11を開ける際に発生した切り屑や塵等を予め封じ込めることができ、それ故に、撮像素子20の受光部21に落下して付着するのを防止することができ、又、貫通孔11に樹脂部品がないので、静電気等により貫通孔11の領域に塵等が付着しその付着した塵等が撮像素子20の受光部21に落下するのを防止することができる。
上記実施形態においては、基板10の一方側の面10aに対してコネクタ14まで伸長する被覆箔15aを配設し、基板10の他方側の面10bに対してプリント配線13に沿うように被覆箔15bを配設した場合を示したが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、基板10の一方側の面10aに対してプリント配線12に沿うようにかつコネクタ14まで伸長する被覆箔15aを配設し、基板10の他方側の面10bに対して被覆箔15b(断面の関係上省略)を配設してもよい。
上記実施形態においては、一つの基板10に対して撮像素子20とレンズユニット30を実装する場合を示したが、これに限定されるものではなく、図8に示すように、基板10,10´を積層した多層構造の基板に対して、撮像素子20及びレンズユニット30を実装し、基板10の貫通孔11の内周面11aと基板10´の貫通孔11´の内周面11a´を少なくとも覆うように被覆箔15を配設してもよい。
この場合も、前述同様に、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、貫通孔11,11´を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子20に付着するのを防止でき、静電気等により貫通孔11,11´の領域に塵等が付着するのを防止でき、又、基板10,10´におけるシールド効果等を得ることができる。
以上述べたように、本発明のカメラモジュール及びその製造方法は、構造の簡素化、低コスト化等を達成しつつ、貫通孔を開ける際に発生した切り屑や塵等が撮像素子に付着するのを防止でき、静電気等により貫通孔の領域に塵等が付着するのを防止でき、又、基板におけるシールド効果等を得ることができるため、携帯電話機等に搭載される小型のカメラモジュールとして適用できるのは勿論のこと、その他の携帯情報端末のカメラモジュールとして、あるいは、固定用の監視カメラ等に内蔵されるカメラモジュールとして、さらには、その他の撮像装置に搭載されるカメラモジュールとしても有用である。
本発明に係るカメラモジュールを搭載した携帯電話機を示す斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの一実施形態を示す正面図である。 本発明に係るカメラモジュールの一実施形態を示す背面図である。 図2中のE−Eにおける断面図である。 レンズユニットを実装する前の基板の正面図である。 撮像素子を実装する前の基板の背面図である。 本発明に係るカメラモジュールの他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るカメラモジュールのさらに他の実施形態を示す断面図である。 (a),(b)は、従来のカメラモジュールを示す断面図である。
符号の説明
G レンズ
T 携帯電話機
M カメラモジュール
2 メタルプレート
5 樹脂部
1,1´,10,10´ 基板
10a 基板の一方側の面
10b 基板の他方側の面
1a,1a´,2a,11,11´ 貫通孔
11a,11a´ 内周面
12,13 プリント配線
14 コネクタ
15(15a,15b,15c,15d) 被覆箔
15c スルーホール
16,17 スルーホール
3,20 撮像素子
3a,21 受光部
22 バンプ
4,30 レンズユニット
31 レンズ枠
31a 開口部
32 レンズカバー
33 レンズ
40 封止樹脂

Claims (5)

  1. 貫通孔が形成された基板と、前記貫通孔に受光部が臨むように前記基板の一方側の面に対して実装された撮像素子と、前記貫通孔を通して前記撮像素子の受光部と対向するように前記基板の他方側の面に実装されたレンズユニットと、を備えたカメラモジュールであって、
    前記基板には、前記貫通孔の少なくとも内周面を覆うと共にグランドに接続されるように導電性の被覆箔が設けられている、
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記被覆箔は、前記基板の両方の面に配設される導体を電気的に接続するスルーホールである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記被覆箔の表面には、黒色の被膜が施されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラモジュール。
  4. 前記被覆箔は、前記貫通孔の内周面及び周辺領域から延長して、前記基板の少なくとも一方側の面上に形成されるプリント配線に沿うように、配設されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一つに記載のカメラモジュール。
  5. 基板に貫通孔を形成し、前記貫通孔に受光部が臨むように前記基板の一方側の面に撮像素子を実装し、前記貫通孔を通して前記撮像素子の受光部と対向するように前記基板の他方側の面にレンズユニットを実装するカメラモジュールの製造方法であって、
    前記撮像素子の実装に先立って、前記基板には、前記貫通孔の少なくとも内周面を覆うと共にグランドに接続されるように導電性の被覆箔が配設される、
    ことを特徴とするカメラモジュールの製造方法。
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