JP2009200981A - ビデオカメラ - Google Patents

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Abstract

【構成】イメージセンサ16は、フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する。後処理回路36は、イメージセンサ16から出力された被写界像のうち抽出エリアEXに属する部分被写界像を抽出する。抽出された部分被写界像に基づく動画像は、LCDドライバ38によってLCDモニタ40に表示される。動き検出回路22は、光軸に直交する方向における撮像面の動きを検出する。抽出エリアの位置は、動き検出回路22によって検出された動きが補償されるように、CPU28によって変更される。CPU28はまた、動き検出回路22によって検出された動きに基づいて、フォーカルプレーン歪が抑制されるように抽出エリアEXの形状を変更する。
【効果】簡単な回路構成で動画像の品質を改善することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ビデオカメラに関し、特にフォーカルプレーン電子シャッタ方式を採用するイメージセンサから出力された画像データにフォーカルプレーン歪補正処理を施す、ビデオカメラに関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、CMOS型イメージセンサから出力された画像信号は、フォーカルプレーン歪補正回路に与えられる。フォーカルプレーン歪補正回路は、連続する3フレームに注目し、画素位置によって異なる2フレームに線形補間処理を施す。これによって、フォーカルプレーン歪が補正された1フレームの画像信号が生成される。
特開2006−148496号公報
しかし、背景技術では、フォーカルプレーン歪を補正するために上述のような特別の回路が必要になる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単な回路構成で動画像の品質を改善することができる、ビデオカメラを提供することである。
この発明に従うビデオカメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する撮像手段(16)、撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する抽出手段(36)、抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像を出力する出力手段(38)、光軸に直交する方向における撮像面の動きを検出する検出手段(22)、検出手段によって検出された動きが補償されるように指定エリアの位置を変更する位置変更手段(S11)、および検出手段によって検出された動きに基づいてフォーカルプレーン歪が抑制されるように指定エリアの形状を変更する形状変更手段(S7)を備える。
撮像手段は、フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する。抽出手段は、撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する。抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像は、出力手段によって出力される。検出手段は、光軸に直交する方向における撮像面の動きを検出する。指定エリアの位置は、検出手段によって検出された動きが補償されるように、位置変更手段によって変更される。形状変更手段は、検出手段によって検出された動きに基づいて、フォーカルプレーン歪が抑制されるように指定エリアの形状を変更する。
指定エリアの位置を光軸に直交する方向における撮像面の動きが補償されるように変更し、指定エリアの形状をフォーカルプレーン歪が抑制されるように変更することで、撮像面の振れおよびフォーカルプレーン歪が一体的に補正される。この結果、簡単な回路構成で動画像の品質を改善することができる。
好ましくは、指定エリアは左辺および右辺を有する矩形のエリアであり、形状変更手段は検出手段によって検出された動きの水平成分に基づいて右辺および左辺の傾斜量を変更する傾斜量変更手段(S21~S29)を含む。これによって、水平方向のフォーカルプレーン歪が補正される。
さらに好ましくは、検出手段は、撮像手段から出力された被写界像に垂直方向に並ぶ複数のブロックを割り当てる割り当て手段(50~56)、および割り当て手段によって割り当てられた複数のブロックに属する複数のブロック画像の動きベクトルを個別に検出する動きベクトル検出手段(58~74)を含み、傾斜量変更手段は動きベクトル検出手段によって作成された複数の動きベクトルの水平成分に基づいて傾斜量を定義する関数を作成する関数作成手段(S27)を含む。これによって、傾斜量に多様性を持たせることができる。
より好ましくは、割り当て手段によって割り当てられるブロックの数は、撮像手段の撮像周期と撮像面の振動周波数とに基づいて決定される。
好ましくは、形状変更手段は検出手段によって検出された動きの垂直成分に基づいて指定エリアの垂直サイズを変更する第1サイズ変更手段(S31~S33)を含み、抽出手段によって抽出された部分被写界像の垂直サイズを第1サイズ変更手段の変更処理に関連して変更する第2サイズ変更手段(S35, 92)がさらに備えられる。これによって、垂直方向のフォーカルプレーン歪が補正される。
さらに好ましくは、第2サイズ変更手段の変更倍率は第1サイズ変更手段の変更倍率の逆数に相当する。
この発明に従う撮像制御プログラムは、フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する撮像手段(16)、撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する抽出手段(36)、抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像を出力する出力手段(38)、および光軸に直交する方向における撮像面の動きを検出する検出手段(22)を備えるビデオカメラ(10)のプロセッサ(28)に、検出手段によって検出された動きが補償されるように指定エリアの位置を変更する位置変更ステップ(S11)、および検出手段によって検出された動きに基づいてフォーカルプレーン歪が抑制されるように指定エリアの形状を変更する形状変更ステップ(S7)を実行させるための、撮像制御プログラムである。
この発明に従う撮像制御方法は、フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する撮像手段(16)、撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する抽出手段(36)、抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像を出力する出力手段(38)、および光軸に直交する方向における撮像面の動きを検出する検出手段(22)を備えるビデオカメラ(10)によって実行される撮像制御方法であって、検出手段によって検出された動きが補償されるように指定エリアの位置を変更する位置変更ステップ(S11)、および検出手段によって検出された動きに基づいてフォーカルプレーン歪が抑制されるように指定エリアの形状を変更する形状変更ステップ(S7)を備える。
この発明によれば、指定エリアの位置を光軸に直交する方向における撮像面の動きが補償されるように変更し、指定エリアの形状をフォーカルプレーン歪が抑制されるように変更することで、撮像面の振れおよびフォーカルプレーン歪が一体的に補正される。この結果、簡単な回路構成で動画像の品質を改善することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルビデオカメラ10は、光学レンズ12および絞りユニット14を含む。被写界の光学像は、これらの部材を通してCMOS型のイメージセンサ16の撮像面に照射される。撮像面は、原色ベイヤ配列の色フィルタ(図示せず)によって覆われる。したがって、各画素では、R(Red),G(Green)およびB(Blue)のいずれか1つの色情報を有する電荷が光電変換によって生成される。
電源が投入されると、CPU28は、スルー画像処理を実行するべくドライバ18を起動する。ドライバ18は、1/60秒毎に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面をフォーカルプレーン電子シャッタ方式で露光し、撮像面で生成された電荷をラスタ走査態様で読み出す。イメージセンサ16からは、被写界を表す生画像データが60fpsのフレームレートで出力される。前処理回路20は、イメージセンサ16からの生画像データにディジタルクランプ,画素欠陥補正,ゲイン制御などの処理を施し、これによって生成された生画像データをメモリ制御回路32を通してSDRAM34の生画像エリア34a(図2参照)に書き込む。
撮像面には、図3に示す要領で抽出エリアEXが割り当てられる。後処理回路36は、生画像エリア24aに格納された生画像データのうち抽出エリアEXに属する一部の生画像データをメモリ制御回路32を通して1/60秒毎に読み出し、読み出された生画像データに色分離,白バランス調整,YUV変換,垂直ズームなどの処理を施す。この結果、YUV形式に対応する表示画像データが1/60秒毎に作成される。作成された表示画像データは、メモリ制御回路32を通してSDRAM34のYUV画像エリア34b(図2参照)に書き込まれる。
LCDドライバ38は、YUV画像エリア34bに格納された表示画像データを繰り返し読み出し、読み出されたYUV画像データに基づいてLCDモニタ40を駆動する。この結果、被写界を表すリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
前処理回路20は、上述の処理に加えて、簡易Y生成処理および簡易RGB生成処理を実行する。生画像データは、簡易Y変換処理によってYデータに変換され、簡易RGB変換処理によってRGBデータ(各画素がR,GおよびBの全ての色情報を有するデータ)に変換される。簡易Y変換処理によって生成されたYデータは動き検出回路22およびAF評価回路24に与えられ、簡易RGB変換処理によって生成されたRGBデータはAE/AWB評価回路26に与えられる。
図3を参照して、撮像面には9つの動き検出エリアMD1〜MD9が割り当てられる。動き検出エリアMD1〜MD3は撮像面の上段に水平方向に並び、動き検出エリアMD4〜MD6は撮像面の中断に水平方向に並び、動き検出エリアMD7〜MD9は撮像面の下段に水平方向に並ぶ。垂直方向に割り当てるべき動き検出エリアの最小数は、数1に従って決定される。
[数1]
MN=TM×SF×α
MN:垂直方向に割り当てるべき動き検出エリアの最小数
TM:撮像周期(垂直同期信号Vsyncの発生周期)
SF:撮像面の振動周波数
α:定数(=18)
数1によれば、撮像周期と撮像面の振動周波数との掛算値に定数αを掛算することで、垂直方向に割り当てるべき動き検出エリアの最小数が得られる。ここで、撮像面の振動周波数は操作者の手振れ周波数(=約10Hz)に相当する。したがって、この実施例のように撮像周期が“1/60秒”であれば、垂直方向に割り当てるべき動き検出エリアの最小数は“3”となる。また、撮像周期が“1/30秒”であれば、垂直方向に割り当てるべき動き検出エリアの最小数は“6”となる。
動き検出回路22は、動き検出エリアMD1〜MD9の各々における被写界の動きを表す部分動きベクトルを、前処理回路20から与えられたYデータに基づいて1/60秒毎に検出する。動き検出回路22はまた、動き検出エリアMD1〜MD3の部分動きベクトルを合成して合成動きベクトルUVCを1/60秒毎に生成し、動き検出エリアMD4〜MD6の部分動きベクトルを合成して合成動きベクトルMVCを1/60秒毎に生成し、そして動き検出エリアMD7〜MD9の部分動きベクトルを合成して合成動きベクトルLVCを1/60秒毎に生成する。
合成動きベクトルUVCは撮像面の上段における被写界の動きを表し、合成動きベクトルMVCは撮像面の中段における被写界の動きを表し、そして合成動きベクトルLVCは撮像面の下段における被写界の動きを表す。
CPU28は、動き検出回路22から出力された合成動きベクトルUVC,MVCおよびLVCに基づいて全体動きベクトルを作成し、光軸に直交する方向における撮像面の動きが手振れおよびパン/チルト動作のいずれに起因するかを全体動きベクトルに基づいて判別し、そして撮像面の動きが手振れに起因するときに全体動きベクトルに沿って抽出エリアEXを移動させる。抽出エリアEXの位置は、手振れに起因する撮像面の動きが補償(相殺)されるように変更される。抽出エリアEXは、撮像面に手振れが生じたとき、図4に示す要領で撮像面上を移動する。
AF評価回路24は、前処理回路20から与えられたYデータに基づいてAF評価値を1/60秒毎に作成する。CPU28は、作成されたAF評価値に基づいていわゆる山登りAF処理を実行し、光学レンズ12を合焦点に配置する。
AE/AWB評価回路24は、前処理回路20から与えられたRGBデータに基づいてAE/AWB評価値を1/60秒毎に作成する。CPU28は、作成されたAE/AWB評価値に基づいて、適正露光量が得られるEV値と適正白バランスが得られる白バランス調整ゲインとを算出する。CPU28はさらに、算出されたEV値を定義する絞り量および露光時間を絞りユニットおよびドライバ18に設定し、算出された白バランス調整ゲインを後処理回路36に設定する。この結果、LCDモニタ40から出力される動画像の明るさおよび白バランスが適度に調整される。
キー入力装置30によって記録開始操作が行われると、CPU28によってI/F42が起動される。I/F42は、YUV画像エリア34bに格納された画像データを1/60秒毎に読み出し、読み出された画像データを記録媒体44内の動画ファイルに圧縮状態で書き込む。I/F42は、キー入力装置30上で記録終了操作が行われたときにCPU28によって停止される。この結果、画像データの記録処理が終了される。
動き検出回路22は、図5に示すように構成される。Yデータは、フレームメモリ48および分配器50に与えられる。フレームメモリ48は1フレームに相当する容量を各々が有する2つのバンクによって形成され、与えられたYデータはこの2つのバンクに交互に書き込まれる。
分配器50は、動き検出エリアMD1,MD4およびMD7に属するYデータを分配器52に与え、動き検出エリアMD2,MD5およびMD8に属するYデータを分配器54に与え、そして動き検出エリアMD3,MD6およびMD9に属するYデータを分配器56に与える。
分配器52は、動き検出エリアMD1に属するYデータを部分動きベクトル検出回路58に与え、動き検出エリアMD4に属するYデータを部分動きベクトル検出回路64に与え、そして動き検出エリアMD7に属するYデータを部分動きベクトル検出回路70に与える。分配器54は、動き検出エリアMD2に属するYデータを部分動きベクトル検出回路60に与え、動き検出エリアMD5に属するYデータを部分動きベクトル検出回路66に与え、そして動き検出エリアMD8に属するYデータを部分動きベクトル検出回路72に与える。分配器56は、動き検出エリアMD3に属するYデータを部分動きベクトル検出回路62に与え、動き検出エリアMD6に属するYデータを部分動きベクトル検出回路68に与え、そして動き検出エリアMD9に属するYデータを部分動きベクトル検出回路74に与える。
部分動きベクトル検出回路58〜74の各々は、分配器52,54または56から与えられたYデータをフレームメモリ48に格納された前フレームのYデータと比較して、注目する動き検出エリアにおける被写界の動きを表す部分動きベクトルを検出する。この結果、動き検出エリアMD1〜MD9にそれぞれ対応する9つの部分動きベクトルが得られる。
合成動きベクトル生成回路76は、部分動きベクトル検出回路58,60および62でそれぞれ検出された3つの部分動きベクトルを合成し、撮像面の上段における被写界の動きを表す合成動きベクトルUVCを生成する。合成動きベクトル生成回路78は、部分動きベクトル検出回路64,66および68でそれぞれ検出された3つの部分動きベクトルを合成し、撮像面の中段における被写界の動きを表す合成動きベクトルMVCを生成する。合成動きベクトル生成回路80は、部分動きベクトル検出回路70,72および74でそれぞれ検出された3つの部分動きベクトルを合成し、撮像面の下段における被写界の動きを表す合成動きベクトルLVCを生成する。
後処理回路36は、図6に示すように構成される。コントローラ82は、抽出エリアEXに属するYデータをSDRAM34の生画像エリア34aから読み出すべく、読み出し要求をメモリ制御回路32に向けて繰り返し発行する。これに応答して読み出された生画像データは、SRAM84を経て色分離回路86に与えられる。色分離回路86は、与えられた生画像データに基づいて各画素がR,GおよびBの全ての色情報を有するRGBデータを生成する。
生成されたRGBデータは、白バランス調整回路88によって白バランス調整処理を施された後、YUV変換回路90によってYUV形式の画像データに変換される。変換された画像データは、ズーム回路92による垂直ズーム処理(詳細は後述)を経てSRAM96に書き込まれる。コントローラ94は、SRAM96に蓄積された画像データを書き込み要求とともにメモリ制御回路32に出力する。出力された画像データは、メモリ制御回路32によってSDRAM34のYUV画像エリア34bに書き込まれる。
上述のように、イメージセンサ16はフォーカルプレーン電子シャッタ方式で撮像面を露光するため、露光タイミングは水平画素列によって異なる。すると、SDRAM34に格納された生画像データには、撮像面の水平移動に起因して水平方向のフォーカルプレーン歪が発生し(図7参照)、撮像面の垂直移動に起因して垂直方向のフォーカルプレーン歪が発生する(図10参照)。そこで、この実施例では、フォーカスプレーン歪が抑制されるように、動き検出回路22の出力に基づいて抽出エリアEXの形状を変更するようにしている。
水平方向のフォーカルプレーン歪が発生したときは、抽出エリアEXを表す矩形の右辺および左辺の傾斜量が、図8(A)〜図8(D)に示す要領で変更される。つまり、撮像面が右方向に移動したとき、撮像面の露光タイミングは図8(A)の左蘭に示す要領で変化するため、抽出エリアEXの右辺および左辺は図8(A)の右蘭に示す要領で傾斜される。また、撮像面が左方向に移動したとき、撮像面の露光タイミングは図8(B)の左蘭に示す要領で変化するため、抽出エリアEXの右辺および左辺は図8(B)の右蘭に示す要領で傾斜される。
さらに、撮像面の移動方向が右から左に反転したとき、撮像面の露光タイミングは図8(C)の左蘭に示す要領で変化するため、抽出エリアEXの右辺および左辺は図8(C)の右蘭に示す要領で傾斜される。さらにまた、撮像面の移動方向が左から右に反転したとき、撮像面の露光タイミングは図8(D)の左蘭に示す要領で変化するため、抽出エリアEXの右辺および左辺は図8(D)の右蘭に示す要領で傾斜される。
傾斜量は、動き検出回路22から出力された合成ベクトルUVC,MVCおよびLVCに基づいて、図9(A)または図9(B)に示す要領で決定される。まず、合成動きベクトルUVC,MVCおよびLVCの水平成分が“UVCx”,“MVCx”および“LVCx”として特定される。次に、動き検出エリアMD1〜MD3の垂直位置に対応して水平成分UVCxのY座標が決定され、動き検出エリアMD4〜MD6の垂直位置に対応して水平成分MVCxのY座標が決定され、そして動き検出エリアMD7〜MD9の垂直位置に対応して水平成分LVCxのY座標が決定される。
さらに、水平成分MVCxの末端のX座標が水平成分UVCxの先端のX座標と一致し、かつ水平成分LVCxの末端のX座標が水平成分MVCxの先端のX座標と一致するように、水平成分UVCx,MVCxおよびLVCxの先端のX座標が決定される。その後、決定された3つのXY座標を結ぶ直線または曲線を表す近似関数が算出される。
したがって、水平成分UVCx,MVCxおよびLVCxが図9(A)の左蘭に示す大きさを有する場合、図9(A)の中央蘭に示す要領で3つのXY座標が決定され、図9(A)の右蘭に示す傾斜を有する近似関数が算出される。また、水平成分UVCx,MVCxおよびLVCxが図9(B)の左蘭に示す大きさを有する場合、図9(B)の中央蘭に示す要領で3つのXY座標が決定され、図9(B)の右蘭に示す傾斜を有する近似関数が算出される。
垂直方向のフォーカルプレーン歪が発生したときは、抽出エリアEXの垂直サイズが図11(A)または図11(C)に示す要領で拡大/縮小され、抽出エリアEXに対応する画像データの垂直サイズが後処理回路36に設けられたズーム回路92によって図11(B)または図11(D)に示す要領で元に戻される。抽出エリアEXの垂直サイズの変更倍率は数2に従って算出され、ズーム回路92のズーム倍率は数3に従って算出される。
[数2]
ZM1=1+VM/VPX
ZM1:抽出エリアの垂直サイズの変更倍率
VM:全体動きベクトルの垂直成分に相当する画素数
VPX:撮像面の垂直画素数
[数3]
ZM2=1/ZM1
ZM2:ズーム倍率
数2によれば、全体動きベクトルの垂直成分に相当する画素数が撮像面の垂直画素数に占める割合に“1”を加算した数値が、抽出エリアの垂直サイズの変更倍率に相当する。数3によれば、ズーム回路92のズーム倍率は、抽出エリアの垂直サイズの変更倍率の逆数に相当する。
CPU28は、図12〜図13に示す手振れ補正タスクを含む複数のタスクを並列的に処理する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶される。
図12を参照して、ステップS1では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別し、YESであればステップS3で動き検出回路22から合成動きベクトルUVC,MVCおよびLVCを取り込む。ステップS5では、取り込まれた合成動きベクトルUVC,MVCおよびLVCに基づいて全体動きベクトルを作成する。ステップS7ではエリア形状変更処理を実行し、続くステップS9では現時点の撮像面の動きがパン/チルト動作に起因するものであるか否かを全体動きベクトルに基づいて判別する。ここでYESであればそのままステップS1に戻り、NOであればステップS11で抽出エリアEXを全体動きベクトルに沿って移動させてからステップS1に戻る。
ステップS7のエリア形状変更処理は、図13に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップS21で、合成動きベクトルUVC,MVCおよびLVCの水平成分を“UVCx”,“MVCx”および“LVCx”として特定する。ステップS23では、動き検出エリアMD1〜MD3の垂直位置に対応して水平成分UVCxのY座標を決定し、動き検出エリアMD4〜MD6の垂直位置に対応して水平成分MVCxのY座標を決定し、そして動き検出エリアMD7〜MD9の垂直位置に対応して水平成分LVCxのY座標を決定する。
ステップS25では、水平成分MVCxの末端のX座標が水平成分UVCxの先端のX座標と一致し、かつ水平成分LVCxの末端のX座標が水平成分MVCxの先端のX座標と一致するように、水平成分UVCx,MVCxおよびLVCxの先端のX座標を決定する。ステップS27では決定された3つのXY座標を結ぶ直線または曲線を表す近似関数を算出し、ステップS29では算出された近似関数に従って抽出エリアEXの右辺および左辺の傾斜量を決定する。
ステップS31では、全体動きベクトルの垂直成分を特定する。ステップS33では数2に従って抽出エリアEXの垂直サイズの変更倍率を算出し、ステップS35では数3に従ってズーム回路92のズーム倍率を算出する。ステップS35の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明からわかるように、イメージセンサ16は、フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する。後処理回路36は、イメージセンサ16から出力された被写界像のうち抽出エリアEXに属する部分被写界像を抽出する。抽出された部分被写界像に基づく動画像は、LCDドライバ38によってLCDモニタ40に表示される。動き検出回路22は、光軸に直交する方向における撮像面の動きを検出する。抽出エリアの位置は、動き検出回路22によって検出された動きが補償されるように、CPU28によって変更される(S11)。CPU28はまた、動き検出回路22によって検出された動きに基づいて、フォーカルプレーン歪が抑制されるように抽出エリアEXの形状を変更する(S7)。
抽出エリアEXの位置を光軸に直交する方向における撮像面の動きが補償されるように変更し、抽出エリアEXの形状をフォーカルプレーン歪が抑制されるように変更することで、撮像面の振れおよびフォーカルプレーン歪が一体的に補正される。この結果、簡単な回路構成で動画像の品質を改善することができる。
なお、この実施例では、全体動きベクトルに沿って抽出エリアEXを移動させるようにしているが、これに加えて、AE/AWB評価回路26によって参照される評価エリアを抽出エリアEXに追従するように移動させるようにしてもよい。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるSDRAMのマッピング状態の一例を示す図解図である。 撮像面における抽出エリアおよび動き検出エリアの割り当て状態の一例を示す図解図である。 図1実施例における手振れ補正動作の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用される動き検出回路の構成の一例を示すブロック図である。 図1実施例に適用される後処理回路の構成の一例を示すブロック図である。 図1実施例における撮像動作の一例を示す図解図である。 (A)は抽出エリアの形状変更処理の一例を示す図解図であり、(B)は抽出エリアの形状変更処理の他の一例を示す図解図であり、(C)は抽出エリアの形状変更処理のその他の一例を示す図解図であり、(D)は抽出エリアの形状変更処理のさらにその他の一例を示す図解図である。 (A)は抽出エリアの左辺および右辺の傾斜量を決定する動作の一例を示す図解図であり、(B)は抽出エリアの左辺および右辺の傾斜量を決定する動作の他の一例を示す図解図である。 図1実施例における撮像動作の他の一例を示す図解図である。 (A)は後処理回路に入力される被写界像の一例を示す図解図であり、(B)は後処理回路から出力された被写界像の一例を示す図解図であり、(C)は後処理回路に入力される被写界像の他の一例を示す図解図であり、(D)は後処理回路から出力された被写界像の他の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ディジタルビデオカメラ
16 …イメージセンサ
20 …前処理回路
22 …動き検出回路
28 …CPU
32 …メモリ制御回路
34 …SDRAM
36 …後処理回路
38 …LCDドライバ

Claims (8)

  1. フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する撮像手段、
    前記撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像を出力する出力手段、
    光軸に直交する方向における前記撮像面の動きを検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出された動きが補償されるように前記指定エリアの位置を変更する位置変更手段、および
    前記検出手段によって検出された動きに基づいてフォーカルプレーン歪が抑制されるように前記指定エリアの形状を変更する形状変更手段を備える、ビデオカメラ。
  2. 前記指定エリアは左辺および右辺を有する矩形のエリアであり、
    前記形状変更手段は前記検出手段によって検出された動きの水平成分に基づいて前記右辺および前記左辺の傾斜量を変更する傾斜量変更手段を含む、請求項1記載のビデオカメラ。
  3. 前記検出手段は、前記撮像手段から出力された被写界像に垂直方向に並ぶ複数のブロックを割り当てる割り当て手段、および前記割り当て手段によって割り当てられた複数のブロックに属する複数のブロック画像の動きベクトルを個別に検出する動きベクトル検出手段を含み、
    前記傾斜量変更手段は前記動きベクトル検出手段によって作成された複数の動きベクトルの水平成分に基づいて前記傾斜量を定義する関数を作成する関数作成手段を含む、請求項2記載のビデオカメラ。
  4. 前記割り当て手段によって割り当てられるブロックの数を前記撮像手段の撮像周期と前記撮像面の振動周波数とに基づいて決定するようにした、請求項3記載のビデオカメラ。
  5. 前記形状変更手段は前記検出手段によって検出された動きの垂直成分に基づいて前記指定エリアの垂直サイズを変更する第1サイズ変更手段を含み、
    前記抽出手段によって抽出された部分被写界像の垂直サイズを前記第1サイズ変更手段の変更処理に関連して変更する第2サイズ変更手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のビデオカメラ。
  6. 前記第2サイズ変更手段の変更倍率は前記第1サイズ変更手段の変更倍率の逆数に相当する、請求項5記載のビデオカメラ。
  7. フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する撮像手段、前記撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する抽出手段、前記抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像を出力する出力手段、および光軸に直交する方向における前記撮像面の動きを検出する検出手段を備えるビデオカメラのプロセッサに、
    前記検出手段によって検出された動きが補償されるように前記指定エリアの位置を変更する位置変更ステップ、および
    前記検出手段によって検出された動きに基づいてフォーカルプレーン歪が抑制されるように前記指定エリアの形状を変更する形状変更ステップを実行させるための、撮像制御プログラム。
  8. フォーカルプレーン電子シャッタ方式の露光動作によって撮像面で生成された被写界像をラスタ走査態様で繰り返し出力する撮像手段、前記撮像手段から出力された被写界像のうち指定エリアに属する部分被写界像を抽出する抽出手段、前記抽出手段によって抽出された部分被写界像に基づく動画像を出力する出力手段、および光軸に直交する方向における前記撮像面の動きを検出する検出手段を備えるビデオカメラによって実行される撮像制御方法であって、
    前記検出手段によって検出された動きが補償されるように前記指定エリアの位置を変更する位置変更ステップ、および
    前記検出手段によって検出された動きに基づいてフォーカルプレーン歪が抑制されるように前記指定エリアの形状を変更する形状変更ステップを備える、撮像制御方法。
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