JP2009200587A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より確実に誤送信の発生を回避することができるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】送信先を設定する送信先設定部31と、前記送信先設定部31で設定された送信先にダイヤルして送信データを送信する送信処理部32と、送信起動キー241の操作に伴なって前記送信処理部32を起動する送信起動処理部33を備えているファクシミリ装置10で、前記送信起動処理部33に、前記送信起動キー241が操作されると前記送信先を示す宛先確認画面を所定時間表示し、前記所定時間が経過後に前記送信起動キー241が再操作されると前記送信処理部32を起動する誤送信防止処理部34を備える。
【選択図】図1
【解決手段】送信先を設定する送信先設定部31と、前記送信先設定部31で設定された送信先にダイヤルして送信データを送信する送信処理部32と、送信起動キー241の操作に伴なって前記送信処理部32を起動する送信起動処理部33を備えているファクシミリ装置10で、前記送信起動処理部33に、前記送信起動キー241が操作されると前記送信先を示す宛先確認画面を所定時間表示し、前記所定時間が経過後に前記送信起動キー241が再操作されると前記送信処理部32を起動する誤送信防止処理部34を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は送信先を設定する送信先設定部と、前記送信先設定部で設定された送信先にダイヤルして送信データを送信する送信処理部と、送信起動キーの操作に伴なって前記送信処理部を起動する送信起動処理部を備えているファクシミリ装置に関する。
近年、情報管理の重要性が非常に高まっている。この様な中、ファクス番号を誤入力したままファクス文書を送信すると、例えば、当該ファクス文書に記載された情報が意図せぬものに漏れ、大きな問題となる虞がある。
そこで、特許文献1には、送信先を確認した上で送信を実行するように、送信先を指定する指定情報を入力する指定情報入力手段と、送信許可の状態へ移行するためのタッチパネルの表示部分を有し、指定情報入力手段の操作後に、指定情報入力手段により入力された指定情報が表示されている当該表示部分を操作することによって送信許可の状態に移行するファクシミリ装置が開示されている。
特許文献1に開示されたファクシミリ装置では、当該表示部分を操作することがファクシミリ装置を送信許可状態に移行させるための必要条件となっている。つまり、当該表示部分の操作により、入力された指定情報がオペレータにより確認されたと判断するものである。
特開2000−115434号公報
しかし、このような操作に慣れたオペレータによって、タッチパネルの表示部分に表示されている送信先の指定情報を確認することなく、当該表示部分がタッチされると、直ちに送信許可の状態に移行され、所期の目的を達成することができないという問題があった。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、より確実に誤送信の発生を回避することができるファクシミリ装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明によるファクシミリ装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、送信先を設定する送信先設定部と、前記送信先設定部で設定された送信先にダイヤルして送信データを送信する送信処理部と、送信起動キーの操作に伴なって前記送信処理部を起動する送信起動処理部を備えているファクシミリ装置であって、前記送信起動キーが操作されると前記送信先を示す宛先確認画面を所定時間表示し、前記所定時間が経過後に前記送信起動キーが再操作されると前記送信処理部を起動する誤送信防止処理部を備えている点にある。
上述の構成によれば、送信先設定部により送信先が設定された後、送信起動キーが操作されても、誤送信防止処理部は、送信処理部を直ちに起動することなく、設定された送信先を示す宛先確認画面を所定時間表示し、当該所定時間の経過後に送信起動キーが再操作されると送信処理部を起動する。
従って、少なくとも所定時間は、オペレータの注意を宛先確認画面に引きつけて送信先の確認を促すことができるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記所定時間は、前記送信先設定部で設定された送信先の件数が多くなるほど長くなるように設定されている点にある。
上述の構成によれば、送信先設定部で設定された送信先の件数が多くなるほど所定時間が長く設定されるので、宛先確認画面に示されている送信先の件数が、少なければ短時間で確認して迅速に送信処理部を起動することが可能であり、多ければ各送信先の確認時間を十分に確保し、確認後に送信処理部を起動することができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記宛先確認画面に宛先確認メッセージが表示され、前記所定時間が経過すると前記宛先確認メッセージが前記送信起動キーの再操作を促すメッセージに切り替えられる点にある。
オペレータは、宛先確認画面に表示された宛先確認メッセージが送信起動キーの再操作を促すメッセージに切り替えられたことをもって、送信の為の操作が受付けられる状態に移行したことを認識することができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の特徴構成に加えて、前記宛先確認画面に宛先確認メッセージが表示され、前記所定時間が経過するまでに前記送信起動キーが再操作されると、前記宛先確認メッセージが異なる表示形態に切り替えられる点にある。
所定時間が経過するまでに送信起動キーが再操作されると、宛先確認画面に表示された宛先確認メッセージが異なる表示形態に切り替えられる。従って、当該宛先確認画面または当該宛先確認メッセージに対するオペレータの注意が効果的に喚起され、オペレータにより宛先確認画面に示された送信先が確認される可能性が高くなる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加えて、前記宛先確認メッセージが異なる表示形態に切り替えられた後に前記送信起動キーが再操作されると、前記送信処理部を起動する点にある。
宛先確認画面に示された送信先を確認し終えてからも、所定時間が経過するまで待機しなければならないとすると、オペレータの貴重な作業時間が無駄に消費される。
そこで、宛先確認メッセージが異なる表示形態に切り替えられた後に送信起動キーが再操作されたときには、送信先の確認が終了したものとみなして送信処理部を起動し、無駄な待機時間を省くことができる。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一から第五の特徴構成に加えて、前記誤送信防止処理部を作動させるか否かを切り替え設定する誤送信防止モード設定部を設けている点にある。
例えば、オペレータが限られたもののみであり、予め定められた所定の送信先のみを送信先とするとき、誤送信はほとんど発生しないと考えられる。誤送信がほとんど発生しないような環境下でファクシミリ装置を使用するときに、設定した送信先の確認時間を強制的に確保する必要性は低い。
上述の構成によれば、誤送信防止モード設定部により誤送信防止処理部を作動させるか否かを切り替え設定できるため、ファクシミリ装置の使用環境に応じて誤送信防止処理部を作動させるか否かを設定することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、より確実に誤送信の発生を回避することができるファクシミリ装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明が採用されたファクシミリ装置の実施形態について、ファクス機能を搭載し、電子写真方式を採用した画像形成部を備えた複合機を用いて説明する。
図2に示すように、複合機1は、スキャナ110と、画像形成部としてのプリントエンジン120と、回線制御部13と、ネットワーク制御部14と、複合機1のマンマシンインタフェースである操作部200等の機能ブロックと、これらの機能ブロックを統括制御するシステム制御部30等を備えて構成されている。
スキャナ110は、原稿自動送り装置と、原稿を照明する光源と、複数のミラー及びレンズと、CCD等の撮像素子と、これらを制御するスキャナ制御部11を備え手構成され、原稿自動送り装置により給紙された原稿から、撮像素子で原稿画像を光電変換して画像データとして読み取る。
プリントエンジン120は、感光体と帯電装置と露光装置と現像装置などを備えた感光体ユニットと、記録紙搬送部と、定着部等と、これらを制御するエンジン制御部12を備えて構成され、感光体ユニットでトナー像を形成して記録紙搬送部により搬送した記録紙に転写し、定着部で当該トナー像を記録紙に定着し、記録紙搬送部により当該記録紙を出力する。
図2、図3に示すように、操作部200は、液晶表示部21と、液晶表示部21に重ね合わせて設置されているタッチパネル22と、複合機1の動作状態を消点灯により報知する状態表示LED23と、複数のハードウェアキー24を備え、操作制御部20により制御されている。
操作部200にはハードウェアキー24として、プリント枚数やファクス番号等の入力に使用する数値キー240と、プリントやファクス送信の開始を指示する際に操作するスタートキー241や数値キー240により入力した数値をクリアするクリアキー242等と、複合機1の動作モードを切り替える際に操作する機能切替キーが設けられている。
機能切替キーは、複合機1の動作モードを、コピーモードに切り替えるコピーキーと、ファクス送信モードに切り替える送信キー243で構成されている。
図2に示すように、システム制御部30に、スキャナ制御部11とエンジン制御部12と回線制御部13とネットワーク制御部14と操作制御部20がシリアル通信バスを介して接続されている。シリアル通信バスは、制御データを送受信する制御バスと、画像データを送受信する画像バスで構成されている。
また、シリアル通信バスには、ハードディスク制御部(以下、「HD制御部」と記載する。)15を介して、大容量ハードディスクでなる記憶部150が接続されている。
各制御部にはROMやRAMなどを内蔵するマイクロコンピュータと周辺回路が備えられている。各マイクロコンピュータはROMに格納された動作プログラムに規定されたアルゴリズムに基づいて動作する。
回線制御部13は、G3(Group3)規格等に基づいて、公衆回線網に接続されたファクシミリ装置等に画像データをファクス文書としてMMRやJBIGなどの画像コーデックで符号化・圧縮して送信し、ファクシミリ装置等から受信したファクス文書としての画像データを伸長・復号化する。
ネットワーク制御部14は、ネットワークLANを介して、コンピュータ端末90から出力されたPDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述され、またはビットマップデータでなる画像データを含むプリントデータを受信する。
操作制御部20は、マイクロコンピュータ20aの他、周辺回路として、液晶表示部21に表示する操作画面の画面データを展開するVRAM20bと、タッチパネル22に対する入力インタフェース回路20cと、状態表示LED23の駆動回路20dと、ハードウェアキー24に対する入力インタフェース回路20eなどを備えている。
操作制御部20は、システム制御部30から入力された制御データに基づいて、状態表示LED23を消点灯し、液晶表示部21にソフトウェアキーが配置された操作画面等を表示する。操作制御部20は、押下されたハードウェアキー24や押圧されたソフトウェアキーを検出し、検出したキーに関するデータをシステム制御部30に出力する。
システム制御部30はシリアル通信バスを介して制御データを出力して他の制御部を統括制御する。また、システム制御部30は、操作部200を介して入力された画像処理条件に応じて、入力された画像データを画像処理する。
操作部200に備えられた送信キー243が押下されると、システム制御部30は、複合機1の動作モードをファクス送信モードに切り替えるように各制御部に制御データを出力し、複合機1に備えられたファクシミリ装置10が作動する。
図1に示すように、ファクシミリ装置10は、送信先を設定する送信先設定部31と、送信先設定部31で設定された送信先にダイヤルして送信データを送信する送信処理部32と、送信起動キーであるスタートキー241の操作に伴なって送信処理部32を起動する送信起動処理部33を備えている。送信先設定部31と送信処理部32と送信起動処理部33はシステム制御部30に備えられている。
送信先設定部31は、操作制御部20を介して、図4(a)に示すように、ファクス送信モードに対応する初期操作画面(以下、「初期画面」と記載する。)を液晶表示部21に表示する。初期画面の上部には、オペレータに対するメッセージを表示するメッセージ欄が設けられており、当該メッセージ欄には「送信できます。」と表示されている。
送信先設定部31は、初期画面に配置されたアドレス帳キー40が押圧されると、送信先のファクス番号と送信先名を関連付けて記憶したアドレス帳データを記憶部150から読み出して、当該送信先名が表示されたキーが配置されたアドレス帳画面を表示する。
送信先設定部31は、アドレス帳画面で、押圧操作により選択されたキーに表示された送信先名と、当該送信先名に対応する送信先のファクス番号を初期画面に表示された宛先リスト43の宛先名欄と宛先欄に表示するとともに当該ファクス番号を送信先に設定する。
また、送信先設定部31は、初期画面に配置された番号入力キー41が押圧されると、図4(b)に示すように、送信先のファクス番号を入力することができる宛先入力画面を表示する。
数値キー240が押下されてファクス番号が入力されると、送信先設定部31は宛先入力画面に配置された番号入力枠45に当該ファクス番号を表示する。
当該宛先入力画面に配置された入力終了キー46または宛先追加キー47が押圧されると、送信先設定部31は番号入力枠45に表示されたファクス番号を宛先リスト43の宛先欄に表示するとともに、当該ファクス番号を送信先に設定する。
送信先設定部31は入力終了キー46が押圧されると宛先入力画面を消去する。また、送信先設定部31は宛先追加キー47が押圧されると新たなファクス番号を入力することができるように、番号入力枠45に表示されたファクス番号を消去する。
宛先リスト43は設定された送信先を同時に4件表示することができる。表示すべき送信先の件数が4件より多いとき、宛先リスト43の右側に配置された上下のスクロールキー44を押圧して非表示の送信先を表示することができる。
送信先設定部31は、宛先リスト43の宛先欄に表示した送信先が押圧されて選択されると、当該送信先を反転表示する。送信先設定部31は、削除キー42が押圧されると宛先リスト43で反転表示されている送信先を宛先リスト43から削除するととともに当該送信先を設定した送信先から削除する。
スタートキー241が押下されると送信起動処理部33が作動する。送信起動処理部33には、スタートキー241が操作されると送信先を示す宛先確認画面を所定時間表示し、所定時間が経過後にスタートキー241が再操作されると送信処理部32を起動する誤送信防止処理部34が備えられている。
宛先リスト43に送信先が表示された状態で、スタートキー241が押下されると、誤送信防止処理部34は、図5(a)に示すような宛先確認画面を少なくとも所定時間表示する。
当該所定時間の経過はシステム制御部30に備えられた不図示のタイマ回路により計時される。また、当該宛先確認画面は、初期画面の上部に設けられたオペレータに対するメッセージを表示する欄に表示された「送信できます。」というメッセージが、「宛先を確認してください。」というメッセージに変更された画面である。
宛先確認画面には、オペレータに対して、宛先リスト43に表示された送信先に誤りがないか否かの確認を促す宛先確認メッセージが誤送信防止処理部34により表示されている。
具体的に、宛先確認画面には、図5(a)に示すように、当該宛先確認メッセージとして、メッセージ欄に表示された「宛先を確認してください。」と、「xx秒後にスタートキーで送信開始できます。」というメッセージが表示されている。誤送信防止処理部34は所定時間とタイマ回路で計時された時間の差分の秒数を当該メッセージ中の「xx」として表示する。
また、誤送信防止処理部34は、送信先設定部31で設定された送信先をオペレータが十分に確認することができるように、送信先設定部31で設定された送信先の件数が多くなるほど長くなるように当該所定時間を設定する。
例えば、誤送信防止処理部34は、送信先設定部31で設定された件数に比例して、または、所定件数毎に段階的に所定時間を長く設定するように構成されている。
件数に比例して所定時間を長く設定する場合、当該所定時間を設定する基となる宛先1件の確認に必要な時間は数秒程度、例えば、2〜3秒であればよい。また、所定件数毎に段階的に所定時間を長く設定する場合、当該所定時間を設定する基となる各段階で長くする時間は、例えば、5〜10秒程度であればよい。
ここで、一件の送信先の確認に要する時間が、件数が多いときと少ないときとで異なると想定されるときには、件数が少ないうちは大きな割合で、且つ、件数が多くなると小さな割合で所定時間を長く設定し、逆に、件数が少ないうちは小さな割合で、且つ、件数が多くなると大きな割合で所定時間を長く設定するように誤送信防止処理部34を構成してもよい。
図5(b)に示すように、誤送信防止処理部34は所定時間が経過すると宛先確認メッセージをスタートキー241の再操作を促すメッセージに切り替える。
図5(b)に示す宛先確認画面では、「xx秒後にスタートキーで送信開始できます。」という確認要求メッセージから「xx秒後に」の文字が消去された「スタートキーで送信開始できます。」というメッセージが、当該再操作を促すメッセージとして表示されている。
従って、送信先設定部31で設定された送信先の件数により所定時間が可変に設定されても、オペレータは、誤送信防止処理部34により宛先確認画面に切り替えて表示される当該再操作を促すメッセージに基づいて、スタートキー241を再操作すべきタイミングを把握することができる。
更に、誤送信防止処理部34は、宛先確認画面に宛先確認メッセージが表示された後、所定時間が経過するまでにスタートキー241が再操作されると、宛先確認メッセージを異なる表示形態に切り替えて、当該宛先確認メッセージに対する注意を喚起する。具体的に、宛先確認メッセージの点滅表示や文字サイズの変更などが、当該表示形態の切り替え方法としてあげられる。
当該表示形態の切り替えにより、誤送信防止処理部34は、当該宛先確認メッセージをオペレータに気付かせ、当該オペレータに宛先確認画面に示された送信先の確認を促すのである。
誤送信防止処理部34は、所定時間経過後にスタートキー241が押下されると、送信処理部32を起動する。送信処理部32はスキャナ制御部11を介してスキャナ110を起動して原稿画像を読み取らせる。
そして、送信処理部32はスキャナ110から入力された画像データを送信データとして、回線制御部13を介して、送信先設定部31により設定された送信先に順次ダイヤルして当該送信データを送信する。
ところで、システム制御部30は誤送信防止処理部34を作動させるか否かを切り替え設定する誤送信防止モード設定部35を備えている。
操作部200に配置されたシステムメニュー244が押下されると、図6(a)に示すように、ログインユーザ名とログインパスワードを確認するログイン画面がシステム制御部30により操作制御部20を介して表示される。
ログイン画面で、管理者権限を有するオペレータのログインユーザ名とログインパスワードが正しく入力されてログインキーが押圧されると、図6(b)に示すような、複合機1の重要な設定を行うことができるシステムメニューの操作画面(以下、「システムメニュー画面」と記載する。)が表示される。
システムメニュー画面で「ファクスキー」が押圧されると、図7(a)に示すように、ファクス機能の重要な設定項目毎のキーが配置された操作画面(以下、「ファクス機能設定画面」と記載する。)が表示される。
ファクス機能設定画面に配置された「誤送信防止モードキー」が押圧されると、図7(b)に示すように、誤送信防止処理部34を作動させるか否かを切り替え設定する操作画面(以下、「モード切替画面」と記載する。)が誤送信防止モード設定部35によりポップアップ表示される。モード切替画面には「ONキー」及び「OFFキー」でなるモード切替キーが配置されている。
誤送信防止モード設定部35は、モード切替画面で「ONキー」が押圧されて「OKキー」が押圧されると、モード切替画面を消去するとともに誤送信防止モードを有効にして誤送信防止処理部34の作動を許容設定する。
また、誤送信防止モード設定部35は、モード切替画面で「OFFキー」が押圧されて「OKキー」が押圧されると、モード切替画面を消去するとともに誤送信防止モードを無効にして誤送信防止処理部34の作動を禁止設定する。
以下に、番号入力キー41が押圧されてから送信データが送信されるまでのファクシミリ装置10によるファクス送信動作について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
初期画面で、番号入力キー41が操作されると、送信先設定部31により宛先入力画面が表示される(S10)。送信先のファクス番号が入力されて入力終了キー46が押圧されると、入力されたファクス番号が送信先設定部31により送信先に設定される(S20〜S40)。
スタートキー241が押下されたとき(S50)、誤送信防止モードが有効でなければ(S60)、送信起動処理部33は送信処理部32を起動する(S100)。
スタートキー241が押下されたとき(S50)、誤送信防止モードが有効であれば(S60)、誤送信防止処理部34は宛先確認メッセージを表示した宛先確認画面を表示する(S70)。
宛先確認メッセージの表示後(S70)、スタートキー241が押下されたとき(S80)、所定時間が経過していなければ(S90)、誤送信防止処理部34は宛先確認メッセージを異なる表示形態で表示する(S130)。
宛先確認メッセージの表示後(S70)、スタートキー241が押下されたとき(S80)、所定時間が経過していれば(S90)、誤送信防止処理部34は送信処理部32を起動する(S100)。
送信処理部32は、起動後、スキャナ110から当該原稿画像の画像データを受け取り、送信先設定部31により設定された送信先にダイヤルして当該画像データを送信データとして送信する(S110、S120)。
以下に、別実施形態について説明する。
上述の実施形態では、誤送信防止処理部34は、宛先確認画面に宛先確認メッセージを表示し、所定時間が経過するまでにスタートキー241が再操作されると、宛先確認メッセージを異なる表示形態に切り替えるものとしたが、宛先確認メッセージを異なる表示形態に切り替えた後にスタートキー241が再操作されると、送信処理部32を起動するものであってもよい。
誤送信防止処理部34がこのように構成されている場合において、番号入力キー41が押圧されてから送信データが送信されるまでのファクシミリ装置10によるファクス送信動作について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
尚、図9に示すフローチャートでは、図8に示すフローチャートの各ステップと同様の動作を行うステップについては同一のステップ番号を付与している。図8に示すフローチャートで説明を行ったステップの動作で省略可能なものについては説明を省略する。
宛先確認メッセージの表示後(S70)、スタートキー241が押下されたとき(S80)、所定時間が経過しておらず(S90)、当該スタートキー241の押下操作が一度目の再操作であれば(S140)、当該誤送信防止処理部34は宛先確認メッセージを異なる表示形態で表示する(S130)。
宛先確認メッセージの表示後(S70)、スタートキー241が押下されたとき(S80)、所定時間が経過しておらず(S90)、当該スタートキー241の押下操作が二度目の再操作であれば(S140)誤送信防止処理部34は送信処理部32を起動する(S100)。
上述の実施形態では、誤送信防止処理部34が宛先確認画面を表示する所定時間は、送信先設定部31で設定された送信先の件数が多くなるほど長くなるように設定されているものとしたが、誤送信防止処理部34は、当該件数に比例して所定時間が長くなるように設定するとき、所定時間を決定する基となる送信先一件あたりの確認時間を可変に設定するものであってもよい。
具体的に、図7(a)に示すように、ファクス機能設定画面に配置された「宛先確認時間キー」が押圧されると、図7(c)に示すように、送信先一件あたりの確認時間の設定を行うことができる操作画面(以下、「宛先確認時間設定画面」)が誤送信防止処理部34により表示される。
宛先確認時間設定画面では、数値キー240を操作して、送信先一件あたりの確認に必要な時間を秒単位で入力することができる。誤送信防止処理部34は宛先確認時間設定画面に対して入力された時間を送信先一件に対する確認時間に設定する。
また、誤送信防止処理部34は、所定件数毎に段階的に所定時間が長くなるように設定するとき、各段階を決定する所定件数、または、各段階で長くする時間を可変に設定するものであってもよい。
更に、誤送信防止処理部34は、件数が少ないうちは大きな割合で、且つ、件数が多くなると小さな割合で所定時間が長くなるように設定し、または、件数が少ないうちは小さな割合で、且つ、件数が多くなると大きな割合で所定時間が長くなるように設定するとき、件数と所定時間の関係を示すとともに当該関係を変更可能なグラフを表示し、オペレータにより変更された当該グラフに基づいて、当該割合を可変に設定するものであってもよい。
当該関係の変更は、例えば、グラフを構成する曲線の任意の位置をドラッグして当該曲線の形状を変化させることで行うような構成であってもよく、プリセットされた複数のグラフの中から任意のグラフを選択することで行うような構成であってもよい。
尚、所定時間が際限なく長くなり作業効率の低下を招くことがないように、所定時間として設定する最大時間を予め設定し、所定件数以上となったとき、所定時間を一律に最大時間に設定するように誤送信防止処理部34を構成するものであってもよい。
これらの場合、オペレータの習熟度等に適した所定時間を設定することができる。従って、ファクス送信操作におけるオペレータの待機時間が無駄に長くなることを効果的に防止することができる。
上述の実施形態では、ファクシミリ装置10に備えられた送信先設定部31と送信処理部32と送信起動処理部33と誤送信防止処理部34と誤送信防止モード設定部35は、システム制御部30に備えられているものとして説明したが、これに限定するものではない。
つまり、送信先設定部31と送信処理部32と送信起動処理部33と誤送信防止処理部34と誤送信防止モード設定部35の夫々は、複合機1に備えられた各制御部の何れに備えられているものであればよい。例えば、ファクス番号の入力は操作部200で行われる為、操作制御部20に送信先設定部31を備えるものであってもよい。
上述の実施形態では、誤送信防止処理部34は、宛先確認画面に宛先確認メッセージを表示し、所定時間が経過するまでにスタートキー241が再操作されると、宛先確認メッセージを異なる表示形態に切り替えるものとしたが、ファクシミリ装置10にスピーカ等を備え、宛先確認画面に宛先確認メッセージを表示し、所定時間が経過するまでにスタートキー241が再操作されると、当該表示形態を切り替えるとともに当該スピーカ等を介して音声によりオペレータに送信先の確認を促すものであってもよい。
上述の実施形態では、本発明が採用されたファクシミリ装置について、ファクス機能が搭載された複合機1を用いて説明したが、本発明はファクス機能のみが搭載された専用のファクシミリ装置に適用することができることは言うまでもない。
尚、上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計することができることは言うまでもない。
10:ファクシミリ装置
13:回線制御部
20:操作制御部
30:システム制御部
31:送信先設定部
32:送信処理部
33:送信起動処理部
34:誤送信防止処理部
35:誤送信防止モード設定部
200:操作部
241:送信起動キー(スタートキー)
13:回線制御部
20:操作制御部
30:システム制御部
31:送信先設定部
32:送信処理部
33:送信起動処理部
34:誤送信防止処理部
35:誤送信防止モード設定部
200:操作部
241:送信起動キー(スタートキー)
Claims (6)
- 送信先を設定する送信先設定部と、前記送信先設定部で設定された送信先にダイヤルして送信データを送信する送信処理部と、送信起動キーの操作に伴なって前記送信処理部を起動する送信起動処理部を備えているファクシミリ装置であって、
前記送信起動キーが操作されると前記送信先を示す宛先確認画面を所定時間表示し、前記所定時間が経過後に前記送信起動キーが再操作されると前記送信処理部を起動する誤送信防止処理部を備えているファクシミリ装置。 - 前記所定時間は、前記送信先設定部で設定された送信先の件数が多くなるほど長くなるように設定されている請求項1記載のファクシミリ装置。
- 前記宛先確認画面に宛先確認メッセージが表示され、前記所定時間が経過すると前記宛先確認メッセージが前記送信起動キーの再操作を促すメッセージに切り替えられる請求項1または2記載のファクシミリ装置。
- 前記宛先確認画面に宛先確認メッセージが表示され、前記所定時間が経過するまでに前記送信起動キーが再操作されると、前記宛先確認メッセージが異なる表示形態に切り替えられる請求項1から3の何れかに記載のファクシミリ装置。
- 前記宛先確認メッセージが異なる表示形態に切り替えられた後に前記送信起動キーが再操作されると、前記送信処理部を起動する請求項4記載のファクシミリ装置。
- 前記誤送信防止処理部を作動させるか否かを切り替え設定する誤送信防止モード設定部を設けている請求項1から5の何れかに記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008037373A JP2009200587A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=41143666
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018120473A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、画像処理装置及びプログラム |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008037373A patent/JP2009200587A/ja active Pending
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