JP2009198346A - アンモニアガスセンサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸素イオン伝導性の固体電解質層6と、固体電解質層の一方の面に形成され、被測定ガスに晒される検知電極2Aと、検知電極の対極となり、且つ検知電極2Aよりもアンモニア活性が低く、被測定ガスに晒される基準電極4Aと、検知電極を覆う多孔質からなる第1保護層9Aと、基準電極を覆う多孔質からなる第2保護層10Aとを有し、固体電解質層と基準電極との界面に外部から到達する被測定ガスのガス拡散時間をVAとし、固体電解質層と検知電極との界面に外部から到達する被測定ガスのガス拡散時間をVBとしたとき、|VA−VB|×100/((VA+VB)/2)で表されるガス拡散時間差率が50%以下のアンモニアガスセンサである。
【選択図】図3
Description
このセンサでは、基準電極と検知電極を共に被測定ガスに曝すことにより、基準電極を大気に曝す筒型センサのように、被測定ガスと大気との間の酸素濃度や水分濃度の差の影響を考慮する必要がなく、アンモニア濃度の検出精度が向上するという利点がある。
又、このセンサでは、センサ外側に露出する検知電極に被測定ガス中の煤(soot)が堆積し、固体電解質層から検知電極が剥離することを防止するため、及び、オイル由来成分堆積に伴う検知電極の被毒を防止するため、検知電極を多孔質性の保護層23が覆っている。
すなわち、本発明は、検知電極だけでなく基準電極の耐久性が高く、長期安定性に優れたアンモニアガスセンサの提供を目的とする。
このような構成とすると、基準電極側にも被測定ガスを導入する方式を採った際に、基準電極を第2保護層で覆うことにより、基準電極に被測定ガス中の煤や被毒物質が堆積し、固体電解質層から基準電極が剥離する等の不具合を抑制し、基準電極の耐久性を向上させることができる。そして、基準電極側にも被測定ガスを導入することにより、基準電極を大気に曝す場合に比べ、被測定ガスと大気との間の酸素濃度や水分濃度の差の影響を考慮する必要がなく、アンモニア濃度の検出精度が向上する。
このような構成とすると、選択反応層が被測定ガス中のアンモニア以外の可燃性ガス成分を燃焼させるので、検知電極上では可燃性ガス成分の影響を受けずに被測定ガス中のアンモニアを検出することができ、測定精度が向上する。
このような構成とすると、被測定ガス流れに対して同じ条件で検知電極、基準電極が晒され、対向電極に対してガス流れの方向性が緩和できる。
このような構成とすると、被測定ガスに対する耐久性に優れた多孔質を容易に得られる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンモニアガスセンサ200Aの長手方向に沿う断面図を示す。アンモニアガスセンサ200Aは、アンモニアを検出するセンサ素子部50Aを組み付けたアッセンブリである。アンモニアガスセンサ200Aは、軸線方向に延びる板状のセンサ素子部50Aと、排気管に固定されるためのねじ部139が外表面に形成された筒状の主体金具138と、センサ素子部50Aの径方向周囲を取り囲むように配置される筒状のセラミックスリーブ106と、軸線方向に貫通するコンタクト挿通孔168の内壁面がセンサ素子部50Aの後端部の周囲を取り囲む状態で配置される絶縁コンタクト部材166と、センサ素子部50Aと絶縁コンタクト部166との間に配置される複数個(図1では2つのみ図示)の接続端子110とを備えている。
センサ素子部50Aは、アルミナ製の絶縁層24A、26Aが積層され、絶縁層24Aの外側に固体電解質層6が積層された構造を有する。絶縁層24Aの上面は所定の深さで平面視コの字状に切り抜かれ、コの字の開口が図3の左を向くように配置される。コの字の開口には多孔質からなる第2保護層10Aが形成され、これにより、センサ素子部50Aの左側端から被測定ガスが第2保護層10A内に導入されるようになっている。
検知電極2Aに接続し固体電解質層6上面の長手方向に沿ってリード30Aが延び、リード30A上に絶縁層20Aが被覆されている。但し、リード30A右端は絶縁層20Aで被覆されずに露出し、電極端子部40A(さらに、後述するリード37Aと接続する電極端子部41A)を形成している。又、基準電極4Aに接続し固体電解質層6下面の長手方向に沿ってリード37Aが延びており、固体電解質層6に形成されたスルーホールを介して、電極端子部41Aに接続している。なお、リード30Aと固体電解質層6との間には、絶縁層22Aが形成され、リード37Aと固体電解質層6との間には、絶縁層24A(後述する絶縁層24A1)が形成されている。
選択反応層3Aは、被測定ガス中のアンモニア以外の可燃性ガス成分を燃焼させる役割を持ち、選択反応層が存在すると、可燃性ガス成分の影響を受けずに被測定ガス中のアンモニアを検出することができる。
そして、被測定ガスは、第1保護層9Aを通って選択反応層3A、検知電極2Aへ導入され、固体電解質層6を介して検知電極2A、基準電極4A間の電位差を測定することにより、被測定ガス(排ガス)中のアンモニア濃度を検出することができる。
AxMyOzとして具体的には、V2O5、Cu2(VO3)2、WO3、MoO3、BiVO4が例示できる。BiVO4は、酸化バナジウム(V2O5)と酸化ビスマス(Bi2O3)を1:1(モル比)で混合して得られる。選択反応層3Aはこれらの材料を含むペーストを印刷後焼成したり、これらの粉末をプラズマ溶射することにより得られる。
なお、選択反応層3Aを設けない場合、上記したAxMyOzを用いて検知電極2Aを形成してもよい。
温度検出手段14Aの表面は絶縁層12Aで被覆されているが、リード32A,33Aの右端は絶縁層12Aで被覆されずに露出し、それぞれ電極端子部42A、43Aを形成している。
そして、図示しない温度制御装置(回路ユニット)により、温度検出手段14Aの測定値に基づいてヒータ16Aの印加電圧が制御され、センサ素子部50Aの固体電解質層が最適温度(活性化温度)に加熱制御される。
各絶縁層12A、20A,22A,24A,26Aとしては、絶縁性を有するセラミック焼結体を用いることができ、アルミナやムライト等の酸化物系セラミックを例示することができる。
一方、被測定ガスはセンサの先端側縁の第2保護層10Aから基準電極4Aに透過し、被測定ガス中のアンモニア濃度に応じて、検知電極2Aと基準電極4Aとの間に生じる起電力(電位差)からセンサ出力が得られ、アンモニア濃度を検出することができる。
つまり、基準電極のアンモニア活性を高くすると、被測定ガス中のアンモニアが基準電極上で反応して分解する。このようにアンモニア濃度が低下した被測定ガスが基準雰囲気となって基準電極表面の第2保護層に滞留するので、検知電極との間でガス中のアンモニア濃度に差が生じる。
検知電極としてAu(Au合金やAuを含む材料でもよい)や、上記したAxMyOz等の酸化物を用い、基準電極としてPt(Pt合金やPtを含む材料でもよい)を用いることにより、検知電極のアンモニア活性を基準電極より低くすることができる。
一方、基準電極に被測定ガス中の煤(soot)や被毒物質が堆積すると、固体電解質層から基準電極が剥離する場合があるが、基準電極を第2保護層で覆うことにより、このような不具合を抑制し基準電極の耐久性を向上させることができる。
そこで、固体電解質層と基準電極との界面に外部から到達する被測定ガスのガス拡散時間をVAとし、固体電解質層と検知電極との界面に外部から到達する被測定ガスのガス拡散時間をVBとしたとき、|VA−VB|×100/((VA+VB)/2)で表されるガス拡散時間差率を50%以下としている。ガス拡散時間差率が50%以下であると、検知電極と基準電極とで被測定ガスのガス拡散時間に大きな差が生じず、上記した過渡特性が良好になり、アンモニアの測定精度が更に向上する。
ガス拡散時間差率を調整する方法は、第1保護層、第2保護層、選択反応層、及び各々の電極のそれぞれの通気度(拡散抵抗)、膜厚、外部への露出面積(開口部面積)等を適宜変えることによって行うことができる。
このようにして、検知電極2Aと基準電極4Aに、それぞれ異なる組成のガスを流して両電極間の起電力(センサ出力)を測定できる。
図5は、ガスGaの酸素濃度を切替えてからのセンサ出力の時間変化の一例を示す。ガスGa、Gb中の酸素濃度が共に20%のときのセンサ出力をV0とする。ガスGa中の酸素濃度を0.2%から20%に切替えた時間をt0とすると、t0から少し時間が経った時刻t1でセンサ出力がV1になる。さらに、時刻t1から0.3秒後の時刻をt2(このときのセンサ出力はV2)とすると、VA=t2−t0で表される。
なお、τ90応答時間等の測定は、電極や選択反応層等でガス成分の吸着や反応等が生じ、真のガス拡散時間が計測できない可能性があるため、好ましくない。
そして、ヒータ16A及びリード35A,36Aを覆うように、これらの上に絶縁層24A5をスクリーン印刷し、絶縁層24A5上に絶縁層24A4をスクリーン印刷する。
次に、露出した基準電極4Aを覆うように、基準電極4Aの下側に矩形状の第2保護層10Aをスクリーン印刷する。第2保護層10Aは、後述する絶縁層24A3のコの字で形成される内部空間内に収容される。なお、固体電解質層6は、固体電解質ペーストをスクリーン印刷して形成してもよい。
そして、この積層体を所定温度(例えば、250℃)で脱バインダ後、所定温度(例えば、1000℃)で焼成する。ここで、検知電極2Aはリード30Aと接続し、基準電極4A及び検知電極2Aは固体電解質層6の上下面に接している。
次に、本発明の第2の実施形態に係るアンモニアガスセンサのセンサ素子部50Bについて展開図7を参照して説明する。第2の実施形態に係るアンモニアガスセンサは、図6のセンサ素子部における絶縁層24A4から絶縁層12Aに至る積層構造をそのまま流用しているので、同一構成部分については図6と符号を付して説明を省略する。
さらに、絶縁層20Bの他の開口(絶縁層22Bの他の開口と同じ位置にある)内にAu系ペーストをスクリーン印刷して検知電極2Bを形成する。検知電極2Bは、絶縁層22Bの他の開口を介して固体電解質層6表面に接すると共に、リード30Bと接続している。
第2の実施形態においても、検知電極2Bのアンモニア活性が基準電極4Bより低いので、被測定ガス中のアンモニアが基準電極4B上で反応して分解し、アンモニア濃度が低下した被測定ガスが基準雰囲気となって層11Bの基準電極4B近傍に滞留するので、検知電極2Bとの間でガス中のアンモニア濃度に差が生じ、アンモニア濃度を検出できる。
又、上記実施形態では検知電極上に選択反応層を設けたが、選択反応層を設けなくともよい。
本発明は上記した実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
固体電解質層6となるグリーンシートは、5.4モル%のY2O3を含有する部分安定化ジルコニア系粉末、バインダ及び有機溶剤を含むスラリーからドクターブレード法により形成した。
検知電極2Aは、乳鉢にAu粉末、少量のジルコニア粉末、有機溶剤及び分散剤を乳鉢に入れ、らいかい機で4時間分散混合した後、バインダ、粘度調整剤を所定量添加し、更に4時間湿式混合を行って作製したペーストを印刷して形成した。
基準電極4A、各リード及び各電極端子部は、乳鉢にPt粉末、Ptに対して14質量%の部分安定化ジルコニア粉末、有機溶剤及び分散剤を乳鉢に入れ、らいかい機で4時間分散混合した後、バインダ、粘度調整剤を所定量添加し、更に4時間湿式混合を行って作製したペーストを印刷して形成した。
第1保護層9A、第2保護層10Aは、乳鉢にアルミナ(Al2O3)粉末、有機溶剤及び分散剤を乳鉢に入れ、らいかい機で4時間分散混合した後、バインダ、粘度調整剤を所定量添加し、更に4時間湿式混合を行って作製したペーストを印刷して形成した。
各ペーストを積層して絶縁層12A〜20Aまで形成後、400℃で脱バインダし、1470℃で焼成した。
次に、上記検知電極2Aをスクリーン印刷して1000℃で1時間焼成後、選択反応層3A、第1の保護層9Aをスクリーン印刷して積層し、750℃で焼成し、センサ素子部50Aを得た。得られたセンサ素子部50Aを、上述したようにしてアンモニアガスセンサ200Aとして組み付けた。
第2保護層10Aを形成せず、絶縁層24A3のコの字空間内に基準電極4Aを露出させたこと以外は実施例1と同様にしてセンサ素子部を製造し、アンモニアガスセンサとして組み付けた。
(1)センサの初期感度
モデルガス発生装置のガス流中に各実施例及び比較例のアンモニアガスセンサを取り付け、センサの初期感度の評価を行った。モデルガスのガス温度280℃、素子制御温度(ヒータ加熱)650℃とし、ガス組成をO2=10% CO2=5% H2O=5% N2=bal.とした。モデルガス発生装置から上記ガスを流し、検知電極と基準電極が共に上記ガスに曝されたとき、検知電極と基準電極の間の電位差を測定し、ベース起電力とした。次に、モデルガスにNH3=100ppmを入れ、このときの検知電極と基準電極との電位差を測定し、測定時の起電力とした。そして、測定時の起電力からベース起電力を差引いた値をセンサの初期感度で定義した。
各実施例及び比較例のアンモニアガスセンサを実機エンジンに取り付け、実際にエンジンを稼働させてセンサ特性を評価した。エンジンは排気量3.0Lディーゼルエンジンを用い、アンモニアガスセンサを排気管(DOC(Diesel Oxidation Catalyst)及びDPF(黒煙除去装置)の後流)に取付けた。
エンジンを10分間アイドル後、3000rpmで30分稼働する工程を1サイクルとし、このサイクルを500時間繰り返して実機試験を行った。
実機試験終了後にエンジンからセンサを取り外し、(1)と同様にしてモデルガス発生装置に取り付けてセンサの感度を測定した。センサの感度は、測定時の起電力−ベース起電力で定義した。
一方、基準電極側に保護層を設けなかった比較例の場合、実機試験後のセンサ感度の(初期からの)減少率は20%を超え、長期安定性に劣ると共に、基準電極に形態変化(一部剥離)が認められた。
なお、上記第2の実施形態に係るアンモニアガスセンサを上記した方法で作製し、第1の実施形態に係るアンモニアガスセンサと同様にセンサ感度を評価したところ、実機試験後のセンサ感度の(初期からの)減少率は5%以下であることを確認した。なお、第2の実施形態に係るアンモニアガスセンサの作製時に各層に用いたペーストは、第1の実施形態の場合と同様とした。
実施例1において、第2保護層10Aの拡散抵抗を変えたセンサ素子部を製造した。なお、拡散抵抗はペースト中の有機ビーズやカーボンの造孔剤を添加したり、粒径、比表面積を変更した保護層材料を用いることで変化させた。又、上記比較例のセンサ素子部を準備した。これらのセンサ素子部をアンモニアガスセンサとして組み付けた。
次に、図4に示すようにして、アンモニアガスセンサ200Aにおいて、内部プロテクタ143で囲まれたセンサ素子部50A周囲の空間を仕切り板300によって2つに仕切った。
ガス拡散時間VAは、検知電極2A側へ流れるガスGa中の酸素濃度を0.2%から20%に切替え、基準電極4A側へ流れるガスGb中の酸素濃度を20%で一定としたとき、ガスGaの酸素濃度切替時を起点とし、起点時のセンサ出力が低下し始めてから0.3秒後までの時間をVAとして求めた。測定に用いるガス組成(酸素以外の成分)はCO2=5%,H2O=5%,N2=bal.とし、ガス温度280℃、センサ素子部の制御温650℃とし、ガス流速4m/sでモデルガス発生装置にセンサを取り付けて測定を行った。
同様に、ガス拡散時間VBは、基準電極4Aへ流れるガスGb中の酸素濃度を0.2%から20%に切替え、検知電極2Aへ流れるガスGa中の酸素濃度を20%で一定としたとき、ガスGbの酸素濃度切替時を起点とし、起点時のセンサ出力が低下し始めてから0.3秒後までの時間をVBとして求めた。
そして、|VA−VB|×100/((VA+VB)/2)でガス拡散時間差率を算出した。
得られた結果を表2及び図9に示す。
又、ガス拡散時間差率が20%及び50%の場合、ガス中の酸素濃度が急変したときのセンサの起電力変化が6mV以下程度であった。この測定はガス流速が実使用環境に近い4m/sであり、センサの起電力変化が5〜6mV程度であれば、ガス中の酸素濃度が急変してもセンサ特性の収束が速く、実使用上問題無いレベルといえる。
一方、ガス拡散時間差率が80%の場合、ガス中の酸素濃度が急変濃するとセンサの起電力変化が10mV以上と大きくなり、出力が収束(安定化)するまで時間を要した。
以上から、ガス拡散時間差率が50%以下であることが好ましいことが判明した。
3A、3B 選択反応層
4A,4B 基準電極
6 固体電解質層
9A 第1保護層
10A 第2保護層
11B 同一層(第1保護層と第2保護層)
50A、50B センサ素子部
200A アンモニアガスセンサ
Claims (4)
- 被測定ガス中のアンモニア濃度を検出するアンモニアガスセンサにおいて、
酸素イオン伝導性の固体電解質層と、前記固体電解質層の一方の面に形成され、前記被測定ガスに晒される検知電極と、前記検知電極の対極となり、且つ前記検知電極よりもアンモニア活性が低く、前記被測定ガスに晒される基準電極と、前記検知電極を覆う多孔質からなる第1保護層と、前記基準電極を覆う多孔質からなる第2保護層とを有し、
前記固体電解質層と前記基準電極との界面に外部から到達する前記被測定ガスのガス拡散時間をVAとし、前記固体電解質層と前記検知電極との界面に外部から到達する前記被測定ガスのガス拡散時間をVBとしたとき、|VA−VB|×100/((VA+VB)/2)で表されるガス拡散時間差率が50%以下であるアンモニアガスセンサ。 - 前記検知電極と前記第1保護層との間に選択反応層が介装されている請求項1記載のアンモニアガスセンサ。
- 前記検知電極及び前記基準電極は前記固体電解質層の前記一方の面側に形成され、前記第1保護層と前記第2保護層が一体に形成された同一層である請求項1又は2記載のアンモニアガスセンサ。
- 前記第1保護層及び前記第2保護層は、Al2O3,MgAl2O4,SiO2,SiO2/Al2O3,ゼオライト及びSiCの群から選ばれる少なくとも一種を含む多孔質からなる請求項1〜3のいずれかに記載のアンモニアガスセンサ。
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