JP2009195217A5 - 塩分忌避者にも使用できる保存性が高い酸液含有ハスカップ類産物とその製造方法及び薬用組成物 - Google Patents
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Description
ハスカップの実、又は、ハスカップ植物体(葉、茎、根)を、加酸した溶液で洗浄し、ついで必須処理工程として、本格的な酸液における浸漬処理工程を経た、ハスカップ果粒やエキス、又は破砕物を活用した酸液含有ハスカップ類産物に関する。又、本願工程は除菌効果とともに、味覚を極力変化させることなく、塩分忌避者にも提供できる保存性を高めたハスカップ類産物に関する。
こうしたハスカップ産物は、ハスカップの実を解凍して、利用する時、果汁や果肉が飛び出し、指にまとわりつき、量も確定できず、使用するのに不便をきたすものしか出来なかった。又、この工程の冷凍品からでは、本願の(後述する)酸を付加する酸液処理した工程に載せても、凍結保存後の解凍物は果実の形状や素早い量の測定動作を重視する場面に於ける料理適正を欠き、失敗に終わった。例えば、ハスカップの実は果皮が敗れて崩れてしまう、又、ハスカップの葉、茎、根の部分も本願の生菌抑制を意図するハスカップ植物体の酸液保存は未開発であった。加えて、出願人が先に出願した(特許出願2005−161969)塩蔵処理工程のハスカップの実(果実)は保存性と凍結耐性があるため使いがってが、ジャム保存の従来の使用の方法よりはるかに良いが、しかし、欠点があった。塩分処理工程で塩分があるため、実ばかりでなく、それを処理したエキスも活用したいが、塩分がじゃまして、他の加工品や料理物に使えない場合があった。例えば、ハスカップジュースとか、リンゴにかける酸味の利いたソース、ゼリー等は予め塩分が入らない方がくどくなく、スッキリとした味が出来ることが多い。また、塩分忌避者や、腎臓障害のある者においては、使用が制限されるという短所があったのである。ここにおいて、別な解決策を探る必要にせまられた出願者は鋭意の研究により、ハスカップの実の皮に酸を付加すると貯蔵性が高まることをつきとめた。そこから酸液処理工程を見出したのである。従って、既存文献をみても本願分を控えたい人、腎臓疾患等を患う人に提供できる保存性を高めた酸液含有ハスカップ類産物』を示す記述はない。又、料理に適用しうるハスカップの実を破裂しない(減少する)酸液処理工程と凍結処理技術による記載や、本願の酸液処理工程を経た酸液含有ハスカップ類の植物体(葉、茎、根)における活用もおこなわれていない。酸液処理工程を経た本発明者が独自に見出した、著しい痒み、水虫抑制効果(本発明の作用)も存在しないし、酸液処理工程を経た各種菌(ウイルス)抑制、酸液処理工程を経て保存されたハスカップ産物からのリノール酸、及び、リノレン酸に抗MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や抗VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)を見出している。同時にそれらの機能(注射薬もふくむ)が、多面的に発現しうる本願に開示した酸液含有ハスカップ類産物の記述はない。
以下、本文では、ハスカップの実(果実)とは別に、ハスカップの葉、茎、根を総じてハスカップの植物体といい、ハスカップの実とハスカップの植物体を合わせてハスカップと区別する。表現基準の原則にする。ハスカップのほかリノレン酸やリノール酸を含有する面で共通しているニンジン(葉)やエゴマ、ポリジ、ブラックカーリント、月見草、***などを含めるときはハスカップ類、又はハスカップ類植物体、あるいは本発明の植物体と表現し、ハスカップ類の実や種子、花を含めた表現とすることとして以下説明するがこれは原則であるから、詳細までの表現がいかない場合は流れでその付近の素材も含めている。(類についての詳しくは後述する)。
又、本願の酸液でハスカップ類を漬け洗い、菌や虫等を追い出す工程を一次処理工程とし、酸液で酸づけ工程を経た物を本願では二次処理工程、それに凍結処理を施した物を、本願では三次処理工程といい、それに乾燥処理工程を加えたものを4次処理工程という。もちろん、請求項で書かれているように必須工程の二次処理工程以外は必要において行ない得るとしている。従って、各処理工程のすべてが連続処理ではない場合、例えば四次処理工程と記載しても一次処理工程を飛ばして二次処理工程にいき三次処理工程を経て四次処理工程にいく場合もあるし、一次、及び三次処理工程を飛ばして2次処理工程から四次処理工程に動くことも含まれるという意味をもつ。また、ハスカップの実も同様での表現と意味合いを持つ、本願の酸液でハスカップ類の実を漬け洗い、菌や虫等を追い出す工程を一次処理工程、酸液で酸づけ工程を経たハスカップ類の実や種子を本願では二次処理工程、それに凍結処理を施した物を、本願では三次処理工程といい、それに乾燥処理工程を加えたものを四次処理工程と表現する。一次、二次、三次、及び、四次処理工程を含んだ工程物の場合は、特定せず、本発明の処理工程、本発明のハスカップとか、本発明のハスカップ類という表現基準を原則にするものの、それ以外は文章の成り行きから文字どおりの意味を持たせ、文の成り行きで適宜表現する。『本発明の加工産物』とは、特別に特定しない場合、前述した本発明の一次、二次、三次及び四次処理全体を指した経過産物の表現であるが、処理工程は必ずしも連続的に処理工程を施したものではない場合も含まれる。処理工程のいずれか(二次処理工程は必須工程だから必ず行われる)に該当しているとした意味を持つことを含めて表現基準を原則にするとしたい。しかし、文章中に成り行きで文字どおりの意味をもたせ、適宜の表現をする場合もある。いずれにおいても本発明のハスカップ(類)は、所定の酸液処理工程を通過させた物であると規定して、以下に説明する。
又、本願の酸液でハスカップ類を漬け洗い、菌や虫等を追い出す工程を一次処理工程とし、酸液で酸づけ工程を経た物を本願では二次処理工程、それに凍結処理を施した物を、本願では三次処理工程といい、それに乾燥処理工程を加えたものを4次処理工程という。もちろん、請求項で書かれているように必須工程の二次処理工程以外は必要において行ない得るとしている。従って、各処理工程のすべてが連続処理ではない場合、例えば四次処理工程と記載しても一次処理工程を飛ばして二次処理工程にいき三次処理工程を経て四次処理工程にいく場合もあるし、一次、及び三次処理工程を飛ばして2次処理工程から四次処理工程に動くことも含まれるという意味をもつ。また、ハスカップの実も同様での表現と意味合いを持つ、本願の酸液でハスカップ類の実を漬け洗い、菌や虫等を追い出す工程を一次処理工程、酸液で酸づけ工程を経たハスカップ類の実や種子を本願では二次処理工程、それに凍結処理を施した物を、本願では三次処理工程といい、それに乾燥処理工程を加えたものを四次処理工程と表現する。一次、二次、三次、及び、四次処理工程を含んだ工程物の場合は、特定せず、本発明の処理工程、本発明のハスカップとか、本発明のハスカップ類という表現基準を原則にするものの、それ以外は文章の成り行きから文字どおりの意味を持たせ、文の成り行きで適宜表現する。『本発明の加工産物』とは、特別に特定しない場合、前述した本発明の一次、二次、三次及び四次処理全体を指した経過産物の表現であるが、処理工程は必ずしも連続的に処理工程を施したものではない場合も含まれる。処理工程のいずれか(二次処理工程は必須工程だから必ず行われる)に該当しているとした意味を持つことを含めて表現基準を原則にするとしたい。しかし、文章中に成り行きで文字どおりの意味をもたせ、適宜の表現をする場合もある。いずれにおいても本発明のハスカップ(類)は、所定の酸液処理工程を通過させた物であると規定して、以下に説明する。
高齢者が急増する社会において、高血圧や腎臓疾患をもつ人口が急増している。そうした状況下で塩分忌避者に適合する、ハスカップの実やハスカップ類の植物体(葉、茎、根、種子)における良質で効果的な保存法が今までなかった。こうした背景と共に、前述したように、ハスカップの実やハスカップ類植物体の保存方法と合わせ、その保存方法を活用し、且つ、味覚が良く、美しい赤系色彩を活用したもの(実)又は植物体の活用も含めて、食品や化粧品など各種の要望に適用させうるハスカップ植物体やハスカップの実の活用技術の開発と、先の課題を具現化するハスカップ活用産物の出現が求められていた。また、人や動物、家畜などの免疫機能低下にともないウイルスや細菌等の疾病の増大での健康産物の待望がある。又、現状においては、糖尿患者やその予備軍、肥満児、痩身美容、アレルギー性皮膚病、心臓疾患、腎臓障害、高血圧等の治癒を求める人などが多く、特に糖や塩分の接取が制限されているため、絶対量の削減をしなければならない緊迫した医療社会の状況下にある。そこで、美味しくして、糖の絶対量が僅かでも、減少させる方法の開発が望まれていた。先に言及した健康物とともに、食品界で渇望されている、糖を減少させる糖のかわりになる、ある味覚が要望されていた。ある味覚とは出願人が鋭意研究した結果、嗜好的に糖に変わりうるある味覚とは穏やかな味の良い酸味であり、保存性と共に、そのまま食卓にだされても嗜好力を保持し、又は、増進できる力量や形態(実)や機能性を保持し得るのが本発明のハスカップ類だったのである。そこから本発明の酸液含有させる保存法により、安定したハスカップ類の確保が可能となり、ハスカップ類産物や加工品ができ、健康や機能性に配慮した処理工程と、そこからできる安全なハスカップ類産物や加工品を本願で開示するにいたったのである。
ハスカップの中心味覚は酸味である。
『酢の効果』について説明すると、最新の臨床試験では、1日大さじ1杯の酢をとり続けることで血圧が下がる効果があることも判明している。150mmHG台の高血圧が6週後には143mmHGとなり、8週後には141mmHGとなる。そのほか、骨粗しょう症の予防、コレステロールを下げる、糖尿病の予防、疲労回復が挙げられている。又、酸により調理品がおいしく考えられる理由としては、以下のようなことが想定されている。料理の中に酸味の刺激が加わることによって、脳が料理の味を判断する際に、酸味だけでなく塩味やうまみも増強される。酢が加わることで、脂っこい料理がさっぱりと感じられるようになる。これについては、水と油が混在している状況に酢を加えると、化学変化が起こり、油が小さくなる。油の粒が小さくなると舌の上でのべとつき感がなくなり、油ものがさっぱりとおいしく感じられるようになるのである。本発明の処理工程又は、工程処理加工品に対して、微弱エネルギーの付与はサラダ油を指標としてみると、その効果が歴然とわかる。すなわち、油の2重結合を1.5パーセント切る働きも出願人の研究で、認められた。油のべたつきが極めて少ない味覚に秒単位の照射で変化させることもできるようになったのである。更に肉や魚、野菜の中に含まれるタンパク質を酢によって、酸性状態にするとタンパク質の中で眠っていた酸性プロテアーゼという酵素が活性化し、タンパク質をうまみ成分であるアミノ酸にかえる。従って、肉や魚のうまみを増したり、やわらかくなったりする。この理由からハンバーグの中に本発明のハスカップの実やハスカップ類の植物体や産物を挟め、ある時間おくとやわらかくおいしくなるのである。本発明はハスカップの実を酸液処理することにより、凍結耐性(皮が破れないようにする)を持たすことも重要なポイントである。本発明の処理工程の考案で、本発明のハスカップ類において食品としての使用幅を拡大すること、ハスカップ類を活用した化粧や布地においては、抗菌や痒み抑制効果(ハスカップや酸液由来)を持たせ得るハスカップ類加工品等を提供し同時に、且つ、多面的に実現することを意図した各種産物を得る発明なのである。本発明者は、新規の分野を探り、各種研究した結果、産地の利便性や社会に普及するものとして、ハスカップの実やハスカップ類の植物体を利用する方法を見出し、それを使用した酸液含有の各種ハスカップ類産物およびハスカップ類加工品を発明した。本発明品を例示すると、前記の方法から生まれたハスカップの実の加酸物(加酸液洗い後、酢漬けした加工品)やそれらを、その後の凍結工程処理を経たものも含め本発明の処理工程物から出来た発明品を配合し活用できる加工品としては、次の通りである。以下に、詳しくのべるのが代表例である。しかし、これに限定されるものではない。これらの具体的な配合例や更なるハスカップ類の機能性などについては後述する。
『酢の効果』について説明すると、最新の臨床試験では、1日大さじ1杯の酢をとり続けることで血圧が下がる効果があることも判明している。150mmHG台の高血圧が6週後には143mmHGとなり、8週後には141mmHGとなる。そのほか、骨粗しょう症の予防、コレステロールを下げる、糖尿病の予防、疲労回復が挙げられている。又、酸により調理品がおいしく考えられる理由としては、以下のようなことが想定されている。料理の中に酸味の刺激が加わることによって、脳が料理の味を判断する際に、酸味だけでなく塩味やうまみも増強される。酢が加わることで、脂っこい料理がさっぱりと感じられるようになる。これについては、水と油が混在している状況に酢を加えると、化学変化が起こり、油が小さくなる。油の粒が小さくなると舌の上でのべとつき感がなくなり、油ものがさっぱりとおいしく感じられるようになるのである。本発明の処理工程又は、工程処理加工品に対して、微弱エネルギーの付与はサラダ油を指標としてみると、その効果が歴然とわかる。すなわち、油の2重結合を1.5パーセント切る働きも出願人の研究で、認められた。油のべたつきが極めて少ない味覚に秒単位の照射で変化させることもできるようになったのである。更に肉や魚、野菜の中に含まれるタンパク質を酢によって、酸性状態にするとタンパク質の中で眠っていた酸性プロテアーゼという酵素が活性化し、タンパク質をうまみ成分であるアミノ酸にかえる。従って、肉や魚のうまみを増したり、やわらかくなったりする。この理由からハンバーグの中に本発明のハスカップの実やハスカップ類の植物体や産物を挟め、ある時間おくとやわらかくおいしくなるのである。本発明はハスカップの実を酸液処理することにより、凍結耐性(皮が破れないようにする)を持たすことも重要なポイントである。本発明の処理工程の考案で、本発明のハスカップ類において食品としての使用幅を拡大すること、ハスカップ類を活用した化粧や布地においては、抗菌や痒み抑制効果(ハスカップや酸液由来)を持たせ得るハスカップ類加工品等を提供し同時に、且つ、多面的に実現することを意図した各種産物を得る発明なのである。本発明者は、新規の分野を探り、各種研究した結果、産地の利便性や社会に普及するものとして、ハスカップの実やハスカップ類の植物体を利用する方法を見出し、それを使用した酸液含有の各種ハスカップ類産物およびハスカップ類加工品を発明した。本発明品を例示すると、前記の方法から生まれたハスカップの実の加酸物(加酸液洗い後、酢漬けした加工品)やそれらを、その後の凍結工程処理を経たものも含め本発明の処理工程物から出来た発明品を配合し活用できる加工品としては、次の通りである。以下に、詳しくのべるのが代表例である。しかし、これに限定されるものではない。これらの具体的な配合例や更なるハスカップ類の機能性などについては後述する。
酒加工食品としては、酒、どぶろく(糯米、粳米、玄米、白米、きび、いなきび、デンプン、ハトムギ等が単体又は混合できるが、材料は問わない)焼酎、ビール(ノンアルコールビールも含む)、発泡酒、ウイスキー、シャンパン、ワイン等の酒加工食品があげられる。
乳加工食品としては、アイスクリーム(カボチャ入れ、小豆入れ、ホーレンソウ入れ、イカ墨入れ、ジャガイモ入、イチゴ入れなど幅広く含有する)アイスキャンデー(カボチャ入れ、小豆入れ、ホーレンソウ入れ、イカ墨入れ、ジャガイモ入、イチゴ入れなど幅広く含有する)、乳酸飲料、牛乳配合果汁飲料、チョコレート、パイ菓子、牛乳トーフ、チーズ等の乳加工食品(乳が含有しないシャーベットやラクトアイスも含ませる)があげられる。
魚肉加工食品としては、味付けジンギスカン、スライス豚肉、鹿、猪、イノブタなどの獣肉、鳥、鶏肉、河豚料理塩辛、刺身、イカの沖漬け、イカすり身や魚すり身使用の食品、チャンチヤン焼き料理(魚と野菜などを鉄板なべで焼いてソースをかけて食べる料理)、等を含める魚肉加工食品があげられる。
中華料理及び酢漬けの加工食品としては、酢ダコ、食酢、飯寿司、ナマス、もずく、銀なん草、漬物(酢付けでない漬物も含む)マリネ、明太子、揚げたご飯、ピクルス等の漬物、中華料理及び酢漬けの加工食品があげられる。
飲料や大豆加工品としては、アルコール飲料、乳酸飲料、炭酸飲料、ハーブ飲料、薔薇飲料等の飲料食品、トーフ、豆乳、納豆、味噌等の大豆加工食品があげられる。
調味料加工食品としては、ドレッシング、ケチャップ、ハスカップケチャップ、ハスカップドレシング、マヨネーズ(ツナマヨネーズなど配合される素材質にとらわれない全てのマヨネーズのこと)ソース類等の調味料加工食品があげられる。
小麦加工食品としては、菓子、ガム、食パン、カンパン、ポッキー菓子、ビスケット、カステラ、冷しラーメンラーメン、ソバ、冷麦、コロッケ、あげイモ、テンプラ、ウドン等の菓子、小麦加工食品があげられる。
デンプン加工食品としては、でんぷんのかたくりねり料理物、カマボコ(カニ入り、ホタテ入り、アスパラ入り、シヤケ入り、ホッキ入り等があるが、材質形状にとらわれず本願の範疇とする)ドン菓子、センベイ等のデンプン加工食品があげられる。
缶づめ加工食品としては、みつ豆フルーツ缶、フルーツ缶(パイン、ミカン、杏、スモモ、桃、びわ、ブドー、サランボ、梨、西瓜、リンゴ、ベリー類)等の缶詰、おかゆ缶、サンマの蒲焼缶、シャケ缶、ホッキ缶、大和煮缶、ツナ缶、鹿肉缶、馬肉缶、ポテトサラダ缶、アスパラガス缶、オデン缶、鶏肉(串も含む)牛肉缶、カレー缶、ご飯缶(白米、赤飯)、水羊羹缶、沢庵缶、パン缶(パンが入っている)、ジュース缶、お茶缶、ミネラルウオータ缶、ウインナー缶等(素材は選ばない)の缶づめ加工食品があげられる、
チーズ料理を含む加工食品及び料理物としては、グミ(コンニャク活用のグミ様食品も含む)、ゼリー、ゼリー菓子、羊羹等の寒天加工食品、即席ウドンスープ、ラーメンスープ、ペースト状ラーメンスープ、やきそばソース、ジンギスカンのたれ、焼肉のたれ、ウースターソース、スパゲテイ用ソース、フレンチドレッシング、醤油、朝鮮漬液、マヨネーズ、餃子、コンビーフ、ハンバーグ、福神漬け、粉末スープ、味噌、缶詰濃縮野菜スープ、焼きそば、たこ焼き、ジャム、サラダ、結び昆布、結びコンニャク、ラード、バター、ハム及びソーセージ、おでん、チーズなどを含む加工食品及び料理物などがあげられる。
特に、加酸物の本発明の植物体や、その後の凍結処理を経た物で、抽出エキスや微細にした粉砕物(ペースト)など、ハスカップの実やそのエキスを併用したものでは、化粧品(シャンプー、リンス、化粧水、ローション、クリーム、ボデイローション)、洗剤(食器洗い洗剤、野菜果物洗い済)、衣類(下着、くつした、マフラー、ハンカチ、テイシヤツ)等に使用できる。こうした、本発明品の活用について以下に述べる物である。
これらの中の食品群は、適当な本発明処理工程物の量を用いれば、例えばハスカップの実であれば、美しい赤色の、又は、あわいピンクの食品や化粧品も具現化できるし、大福は大福の、例えば、白餡のなかに本発明品の実やそのエキスが入ると美しく、味覚を引き締め飽きのこない大福を具現する。又、ハスカップの実は処理工程に酸液の酸を含有させることで(酸液で洗いのち、本格的な酸液処理工程を経ることで)味覚上、ハスカップの味覚や赤の美しさを塩蔵(特許出願2005−161969)などの方法より、はるかに良く発色し、出来る限り低下させないハスカップ産物を完成させたのである。
『液酸浸漬効果』は、本願では前述したように随所に出てくる。例えば、本発明の構成物関係にも現れている。じつは、ハスカップの酸味だけではハスカップの果皮表面まで届かないため、保存性が悪く、実そのままの冷蔵では味覚の低下をもたらせる。加酸する処理工程は本発明ハスカップの味覚向上に、たくみに利用したものなのである。説明すると、ハスカップの酸味は、別途に加酸の一次処理の後、二次処理工程の酸づけ工程を経ることで、酢の強烈な酸味が酸の種類にもよるが減少したような、まろやかにすることができる。又、一工夫として、酢酸は(本工程で使用する場合もある)は、口に含むと、味が強烈に酢ぱいが、焼きリンゴを酸液に入れると、強列な酢ぱさがなくなり、まろやかになり、酸分が減少した味覚を感じる。リンゴ酸、玄米酢などの醸造酢が望ましい。ついでにハスカップの実から発酵させ醸造酢を作ることも味覚を濃厚にして最高である。ハスカップ類の植物体とこれらの酢の混合物も処理工程の産物としてできるから風味豊かな料理配合物ともなり抗菌性が付与された産物ともなる(後述する)。また、畑に栽培する肥料に加えて、無肥料でも、米ぬかを施用すると味の良いまろやかな酸味を保持したハスカップの実が収穫されることを発見した。米ぬかは10アール当り100kgから500Kgを春に栽培育成畑に土壌に混和する。又は、その内から追肥(例えば40パーセント)にして、ハスカップ育成地に入れる。すると、甘味や酸味のまろやかさの増大、ハスカップの実等の増大が起こり、ハスカップ類の植物も同様に品質も良いことが判明した。微弱エネルギーとして、増健ライト(北海道名寄市日進105の(株)サラダメロン製)で酸に照射し足り、産物に照射しても穏やかな酸味になる。結果として、おいしくなる。実際の現場の工場では、本発明の加工品が、よりよく完成する様に、味覚がよくて、保存性向上の初期目的を達成するように、適切に使い込んでいく必要がある。
本発明品(加酸処理、又は、その後凍結処理)の活用した衣類などや化粧水など、肌に触れる物にも、飲食物と同様に、SOD様効果とともに、二次処理工程の酢漬けする過程で、産物に供給される、酢分やハスカップリグニンやポリフェノール、ビタミンCなどによる相乗効果で、抗菌活性、皮膚の痒み改善、美肌効果がでるものである。特にアセテートがハスカップのポリフェノールやハスカップリグニンに結合すると抗菌性や抗ウイルス作用を高めると認められるし、ハスカップ類植物体に、含まれるリノール酸やリノレン酸がバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)や耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)抑止作用をもつ。(標準寒天平板培養法による)次の方法で抗菌性を評価する試験を行った。試験方法:感受性ディスク用培地に各検体を適量添加して、寒天平板を作成する。この平板の上に菌株の試験菌液(106個/mlに調製)を25mlずつ接種し、37℃で48時間培養した後、各細菌の発育の有無を確認する。
本発明者らのこれらの実験では、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)や耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の最小発育阻止濃度(MIC)は、0.0145〜0.114パーセント、及び0.0067〜0.0145パーセントである(黄色ブドウ菌は0.0075パーセントである。)。リノレン酸ではバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に対する最小発育阻止濃度(MIC)は、0.0313〜0.0525パーセント、及び、耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、0.0067〜0.0212パーセントである。耐性をもつ各病院で採取した菌株や保存株を数十種の結果である。特にバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は、この耐性菌にかかると打つ手が無いと言われるから、重要な発見である。これを含むものを飲用したり、布地にしみ込ますと、その効果がみとめられるから、不必要な物質、例えば、灰分を除去する、又は減少すると注射薬も可能である。又、下着や、シーツ、靴下(水虫にもよい)などに糊や浸漬等の方法で含ますと良いのである。先の機能に加えて、SOD様活性の高い機能保持植物(ハスカップ、及び人参の葉等)に、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などの治療効果が体験され認められるから、例えば本発明工程に、ニンジンの葉やエキスを加えてミックスし、アセテートを含む工程物を作り、産物作りに役立てることもできる。ニンジンの葉には、ハスカップと同じように、リノール酸やリノレン酸が含有している。そこで、本願材質以外でも、リノール酸やリノレン酸が含む物質を持ったものを本願やその工程に入れるとき均等物と認定する(詳しくは後述する)。SOD様活性は有る方が良いがバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)やメチシリン耐性黄色ブドウ状球菌(MRSA)抑制には必ずしも必要条件ではない。
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に対する医療界の動きがある。米国の取り組みを代表して記載すると現場の恐ろしさが背筋に伝わる。これらの報告文からも抽出し記載する。緊張する世界の現状の詳細を、ページを取って掲載し、本発明の重要性を述べるものである。
それについては、出願人の微弱エネルギーを加えてみた実験がある。10TCDのエイズウイルス(HIV−I)を使用して、最小阻止活性を測定すると、微弱エネルギーを与えた区は、最小発育阻止物(リグニン様物質)を、2倍希釈系列の試験系において実験すると、例えば、微弱エネルギー照射区は、あるウエルにおける投入物質の量が約半分でも100パーセント抑止効果を示したウエルがでたのである。これは、微弱エネルギーで、細胞が活性化し、外的からの変化に対応する能力が発揮したり、又、投入された物質の細粒化が促進された為と推論される。又、同様に、本願の第一次処理工程や第二次処理工程でも使用可能としている電気分解水の超酸性水も無処理の水よりエイズウイルス抑制効果を高め、あるウエルにおける投入物質の量が約半分でも100パーセント抑止効果を示したのである。すなわち抗エイズウイルスの作用は、微弱エネルギー投与により、物質量が少なくても効果をあげることが出来るのである。
これらの理由から(酸の持つ細菌に対する細胞膜への浸透性も含めて)天然性の抗菌、抗ウイルス剤及び防腐剤の少なくても三面の顔を持つ機能材となる。リグニンスルホン酸ナトリウム塩アセテートは、酢酸のにおいがする。人の細胞毒性試験では毒性が見られず、鶏の投与実験(餌に混入して、2.8年間)では、リグニンスルホン酸と共に、安全性が高いことを確認しているから、服用や食品、注射薬にいれて機能性の働きのする安全な材である。同様にして、後述するがリノール酸、及びリノレン酸は、安全な抗菌組成物、防腐剤組成物となるのである
すなわち、酢酸イオンの効果も保持し、ハスカップを保持し、ハスカップの成分とあわせた有用性の高い産物づくりを目指したものである。又、抗MRSAや抗VRE成分含有(リノール酸、及びリノレン酸)のハスカップ類の素材産物を、本発明工程に載せて、保存性を持たせた産物を作り、薬効産物であるリノール酸、及びリノレン酸の含有するハスカップ類の素材にも本工程を経過させた場合、本願のハスカップ類産物とするものでもある。
本発明はハスカップ類において、腎臓や高血圧で塩分を避ける塩分忌避者に対して使用できるようにすること、又、ハスカップの実、又は、ハスカップ類植物体の、保存方法と使い易さを開発することにある。同時にそれが、味覚や健康の向上に寄与し、『保存性と極力味覚を減少させない』機能を有し、作業性をよくするための技術も開発することにある。更には、この工程からできた発明品を使用してできた産物一般(以下に述べる)としては、ハスカップ類のもつ機能性としての抗酸化作用や抗菌作用、ハスカップポリフエノールも取り込み、健康的で、味覚も美味しく、見た目も美しい(ハスカップの持つ色素を活用して)視力保持や向上、又は、肌にも優しい、商品を作ることを課題とするものである。
先に述べたように、ハスカップの実は収穫後、そのままでは、すぐ発酵がはじまるし、そのまま凍結すると前述したように、果肉の水分の膨張で果肉が破裂して、果皮が破けてしまうのであるから、使い勝手が悪いのである。ジャム状では違和感がある為、味覚上の改良と保存性を同時に達成する課題があった。そこで、本発明者らは、長期に渡る種々の研究の結果、以下にのべる(a)(b)及び(c)からなる技術工程物(後に、工程物を活用することで各種の産物を産む)を開発した。
(a)ハスカップの実、又は、ハスカップ類の植物体を収穫した後、生の状態で、薄い酸液(PH4.5前後)ですぐ漬け込み、虫や細菌を除去(一次処理工程という)する。(b)その後酢酸イオンを含む酸で加酸をし、一定時間の酸液浸漬処理の工程(二次処理工程という、本願では必須工程である)を経ることで、処理工程が進む(酸液浸漬中に、味付けとして各種調味料やだしを入れてもよい)。保存性と味覚(と薬効)をかね、必要に応じて(c)凍結処理(三次処理工程という)する手段を加える。これで長期保存性が付与され、果肉の破裂を防止し、使用上のべたつきをなくし、作業性を向上させ、幅広い食味適応や生理活性を同時に寄与する工程が生まれる。(d)さらにハスカップ産物の重量を軽くし、又は、形状を長期に渡り常温で保管することや粉末化などの目的を達成するために乾燥処理工程(四次処理工程という)を行える。乾燥処理は代表的なものとして、過熱乾燥と真空凍結乾燥があげられる。これに限定しない。このような工程を通すことで原材料の良質な保存が容易に、おこなわれたのである。後記する様々なハスカップ加工産物を実現させる基礎となったのである。合わせて、保存性を高める温度帯についてのべる。温度帯の特殊な事例として、0℃から−2℃までも保存温度帯とすると、凍結せずに保存が高まり良好であるが(保存性はあるが凍結より保存性は短い)、凍結されない温度帯であるから、ここでは、(b)の均等物として発明に組み入れる。
(a)ハスカップの実、又は、ハスカップ類の植物体を収穫した後、生の状態で、薄い酸液(PH4.5前後)ですぐ漬け込み、虫や細菌を除去(一次処理工程という)する。(b)その後酢酸イオンを含む酸で加酸をし、一定時間の酸液浸漬処理の工程(二次処理工程という、本願では必須工程である)を経ることで、処理工程が進む(酸液浸漬中に、味付けとして各種調味料やだしを入れてもよい)。保存性と味覚(と薬効)をかね、必要に応じて(c)凍結処理(三次処理工程という)する手段を加える。これで長期保存性が付与され、果肉の破裂を防止し、使用上のべたつきをなくし、作業性を向上させ、幅広い食味適応や生理活性を同時に寄与する工程が生まれる。(d)さらにハスカップ産物の重量を軽くし、又は、形状を長期に渡り常温で保管することや粉末化などの目的を達成するために乾燥処理工程(四次処理工程という)を行える。乾燥処理は代表的なものとして、過熱乾燥と真空凍結乾燥があげられる。これに限定しない。このような工程を通すことで原材料の良質な保存が容易に、おこなわれたのである。後記する様々なハスカップ加工産物を実現させる基礎となったのである。合わせて、保存性を高める温度帯についてのべる。温度帯の特殊な事例として、0℃から−2℃までも保存温度帯とすると、凍結せずに保存が高まり良好であるが(保存性はあるが凍結より保存性は短い)、凍結されない温度帯であるから、ここでは、(b)の均等物として発明に組み入れる。
取立てのハスカップの実(又は、ハスカップ類の植物体は微粉末、又は、抽出エキスを作る。)は、ごみを取り、軽く酸液で洗浄し、更によく溶解した酸液につける。酸は、好ましくは、りんご酢を用いる。天然性の酸が望ましいが、化学酸使用の場合では、市販のリンゴ液を適量くわえるか焼きリンゴで一定期間酸液につけておくと風味がよくなる。酸液に風味や味づけとして、化学調味料や昆布、かつお、削りかつ、各種うまみ成分、キムチ、唐辛子、甘味料などを適宜いれることも妨げない。甘味は氷砂糖が望ましく次いでトレハロースがよい。
本発明のハスカップの実の使用量では、前述の食品に対して、多くても少なくても程よい味覚にはならなかった。寿司飯300gあたり1粒ではすくなく、20粒以上では味覚の調和にかけた。2から26粒(0.6〜7.8g)がよく10から15粒(3.0〜4.5g)が、適量とみとめられた。そして、ここでも、先ほどの抗酸化力が発揮される特徴ある寿司とみとめられる。加酸の本発明のハスカップ加工品はその性格上、冷蔵で保存し早めに食べることが必要であるが、塩分の控えたい人のつまみやおやつとして食べることが出来、食味試験した結果は充分に従来発明品(塩蔵処理)より好評ゾーンが広がる。ベストは、20人の評価をもとにすると取り立てのハスカップの実1Kgに対して、加酸液でPH4.5のものを1Kgいれたものの二次処理工程からできたハスカップの酸蔵の実が、30人全員が一番味覚からもよいとする結果がでた。保存も酸蔵後の本発明品(三次品)は冷凍にたえるのである。本発明のハスカップの実を、おにぎりやお寿司に入れても、よいのである。例えばハスカップの入れたおにぎり等を冷凍した場合、そのまま冷凍庫から取り出し、レンジで加熱しても、食味が失われないで、食べれることが、種々の研究の結果から判明した。叉、米飯加工品に入れるには、本発明品のハスカップの実を加工してから、そのまま使用すると、使い勝手が良いことが判明した。こうして、食品として実用に耐え更には塩蔵品の工程をくぐる従来の発明物より数段まさることが、実験の結果確認されたのである。
叉、食べる時の美しさは従来品よりも美しく、塩蔵処理工程の場合よりも美しさは勝るのである。それはハスカップの実の酸液含有によるため発色するからである。したがって本発明のハスカップ入りおにぎりは、おにぎりの中心に、ハスカップの本発明品が適量入っているから、他の食品、例えば、しやけ入りおにぎり、こんぶ入りおにぎり、辛子明太子いりおにぎり、ツナマヨネーズ入りおにぎり、梅干おにぎり等と比べると、ハスカップの色素が溶けると周辺の米飯に滲み出すから、前開示の塩漬け工程では果皮などにやや黒味おびることが発生することがあるが本願の酸液含有ハスカップ産物のハスカップの実は、より圧倒して美しく、叉、抗酸化能値もよいとみとめられる。(植物体併用使用も同様である)また、巻き寿司も従来の沢庵入りまき寿司、焼き卵いりまき寿司、紅しょうがいり巻き寿司等にも比べて、ハスカップの実が溶けると色素が溶け出し、米飯物が朱色に染まるからこれも塩漬け工程の前発明物より圧倒して美しく、その上、体に良い抗酸化力が保持されているのである。寿司ごはんでも同様である。つまり、必要時に加塩したり、加塩なしとしたりできるようになったから、著しく商品性を高めたのである。
本発明品ハスカップ類の使用した代表例として、ハスカップを中心に代表例としてあげる。ハスカップは、おにぎりや寿司にも混入することができる。冷菓にも使用できる。例えば冷菓の代表として掲げる物では、ラクトアイスクリームやアイスクリーム、アイスキャンデー等がある。ラクトアイスクリームは無脂固形分8.0パーセント卵黄脂肪分0.5パーセントであり、これに限らないが、主に、糖類(砂糖、水あめ、ブドウ糖、果糖、液糖)植物性脂肪(パーム油、ヤシ油)、乳製品、卵黄、食塩、香料、安定剤(セルロース)アナトー色素、が配合される場合が多い。それらの液を定法通り充填機で、空気を巻き込み冷却凍結さながら、アイスクリーム用の容器に充填されるのである。この液200mlあたりの中に本発明のハスカップの実9から25粒(2.7〜7.5g)の混入(又は同量の酸蔵実のエキスでもよい)が好ましい。しかし量はこれにとらわれない。叉、本発明の植物体から抽出したエキスでも良い。この場合は必ずしもハスカップの実は酸蔵が望ましいが、酸蔵はしない実も他の調味液との味覚の調和から使用してよい。本発明のハスカップの実の量は、9から25粒(2.7〜7.5g)が望ましいが、配合調味液や地域の酸味の強さの嗜好具合から考える必要がある。
イチゴ大福がある。これは、ラクトアイスに分類される。イチゴ果汁・果肉15パーセント、無脂固形分70パーセント乳脂肪分2.0パーセント、植物性脂肪分4.0パーセントであり、以下に限定されないが、主に、餅菓子(卵も含む)イチゴジャム、乳製品、砂糖、植物性脂肪、水あめ、異性化液糖、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)香料、酸味料、乳酸カルシュウム、着色(野菜色素、紅麹)50ml×2個の場合は、これに対しては、本発明のハスカップの実やそのエキスを使用すると、赤い着色料は必要なく、ハスカップの実の本発明品をこの配合液50mlに対して、冷凍固化する予定の中心部に2から5粒(0.6〜1.5g)をいれると美しく味も良い。この場合は本発明品をジャム化しても、本発明の実や植物体のエキス等を適量配合し注入してもよい。塩蔵処理のハスカップの実を用いた場合より朱色が強く発色するから本発明のハスカップの実を少なくすることができる。
アイスクリームについて述べる。これは、無脂固形分8.0パーセント乳脂肪分8.0パーセントのイチゴ果汁でのべる。原材料名、乳製品、準チョコレート、いちご果汁、水あめ、砂糖、乳化剤、安定剤(増粘多糖体)香料、酸味料、野菜色素(原材料の一部に大豆を含む)10ml×6粒のアイスクリームでは、このアイスクリーム溶液10mlあたりにイチゴ果汁を削除して、又は、削除しなくてもよいが、本発明のハスカップの実を、0.5粒から1粒(0.15〜0.3g)を入れると良い事が認められる。叉、本発明の色素が入るので併用するか、野菜色素を除去することもできる。製造ラインによっては、機械化によって必ずしも本発明のハスカップの実の原型をとどめなくても、内容物が製造食品に保持されていれば良いことも考えられる。その場合は本発明のハスカップの実をミキサーなどで砕き(溶解又は凍結状態で)使用しても良く、又、本発明のハスカップ類植物体と併用してもよい。本発明加工品を配合することで、『発色効果』でアイスクリームミックスの色素の割合を減じることが出来る。
本発明のハスカップの実を使用するお菓子についてのべる。ゼリーについて述べると、例えば、一般に桃ゼリーでは、糖類(砂糖・異性化液糖・水飴、ブドウ糖)桃果汁、デキストリン、ゲル化剤(増粘多糖類)酸味料、セルロース、香料、乳化剤が使用されているが、これに本発明のハスカップの実を4から9粒(1.2〜2.7g)いれたら色合いと風味がでて、おいしくなったし、色合いもよくなった。ゼリーは、以上のような例でも開示したように、一般的な定法にのっとりゼリー化するとき、出来上がり製品130gにたして本発明のハスカップの実を4粒から9粒(1.2〜2.7g)が適量であり、美しい赤い色素が塩蔵処理のハスカップの実より発現した。味覚もよい。この場合は、必ずしも本発明品のハスカップの果粒だけでなく、本発明のハスカップの実のエキスや破砕粒も入れることができるし、本発明のハスカップの植物体の適宜のエキスを微細にしたペーストなどの材形で、あわせて使用することも良いことが認められる。塩分がはいらないハスカップの実は味付けが柔軟にできるから特にゼリーや飲料には使い易く良く進化した発明である。以下に主な品目をピップアップして述べる。
ヨーグルトについてのべる。ヨーグルトにたいして200gあたり本発明のハスカップの実を、25粒(7.5g)程度を入れると美しいピンク色にヨーグルトが染まり味覚も酸味が利きおいしい。上等である。この場合は、必ずしも本発明の果粒だけでなく、本発明のハスカップの実やそのエキスや破砕粒も入れることができるし、本発明の植物体を適宜の形態(抽出エキス、微細にしたペースト等)で混ぜ合わすことができる。
ケーキについてのべる。直径20Cm程度のデコレーションケーキでは表面に本発明のハスカップの実を30粒(9g)程度載せると美しいし、酸味が心地よく後口に調和する。表面のクリームに本発明のハスカップの実やそのエキスを混ぜると美しく、身体に良いケーキが出来上がる。好みにより本発明品の使用量は適宜加減すると良い。ショートケーキは本発明のハスカップの実を、6粒(1.8g)ぐらいを飾りとかねて使用し、必要に応じて本発明の植物体のエキスを適宜の形態(抽出エキス、ペースト)で、スポンジ(菓子)などに混入すると美しく、酸味の上品な健康的なハスカップケーキができる。
本申請文(明細書)の全ての使用量は原則であり、例示に限定されない。又、例えば小麦加工品として例示した種類も、その範疇ばかりでなく、小麦を使用した加工品に及ぶと広く解釈するから、うどん、冷麦、スパゲテイ、麩にも請求権が適用されるという範疇に属させる。又、これから述べる酢漬けイカについては、イカの上部に載せると書いていても、イカの腹の中に他材と配合することも、いわゆる均等物の観点とみなし、本願請求内に入ると解釈する。本発明品のハスカップの実は従来発明の塩蔵処理工程品よりも赤く鮮やかであり、塩を使用する場合に適宜追加できるから製品や料理を作る際便利である。
酢漬けのイカについてのべる。パック詰めの酢漬けのイカ100gに本発明品の実を5粒(1.5g)ぐらい上部から目える様に載せるときれいであり、見た目もうつくしいし、製造工程の調味液に本発明のハスカップの実を入れ、実からかもしだされる赤色をイカにしみこませて、色彩効果で商品価値を高める効果がある。ピクルスや漬物、薄切り大根にハスカップの実を数粒のせ巻き浅漬けにしても本発明のハスカップの実や本発明の植物体エキス等を応用できる。本発明の実は、例えば(これにとらわれないが)ピクルス製品にはピクルス200g(溶液+固形物)あたり、本発明のハスカップの実では、7から15粒(2.1〜4.5g)程度、浅漬けにはその漬ける材料+漬け込み補助材料の重量あたり、2から7パーセント入れるとよい。沢庵には、適宜干して、又は、そのまま(これに限定されない)大根重と同じ本発明のハスッカップの実(又はエキス)を入れ、漬け込むと美しい赤紫系の色合いを持つ沢庵漬けか出来る。浅漬けも沢庵付けにも併用して本発明の植物体を加えることも出来る。加酸工程を経た本発明のハスカップ粒は、酢酸イオンを含む酸との活用で、ともすると油ぽい肉などの食事が多い日常において、酒のつまみにすると、さわやか感と風味をかもし出した。又、油の多い、スパゲテイ料理や中華料理の食後の口直しにも適しているから、各種の油分の多い中華料理などの付けあわせや配合にも良いことが認められた。(これに限定されない)尚、本発明の植物体も機能性健康エキスとしても抽出し、単独で、又は、他の物質と配合して、あるいは実とあわせて使用できる。又、そのエキスをカレー料理、シャーベット、化粧水等に本発明のハスカップの実と併用して、他の薬用成分と併用して、又は、単独でも使うことも出来る。
納豆についてのべる。通常の納豆20gに対して、本発明の実を6粒(1.8g)いれて添付のかつおだしなどの混入用たれと混ぜてたべると、酸味がほのかに隠し味にならい美味しいし、健康によいハスカップ入れの納豆ができる。納豆の製造過程で納豆ができて、パックに入れたとき、(納豆の熟成前頃に)納豆の表面に本発明のハスカップの実を載せ商品化すると、ハスカップがお客に視認されるし、味つきだから、添付の納豆用のスープと混合して食するとおいしく、酒のつまみとしても納豆が使われるマーケットを新たに築くものと認められる。ハスカップ納豆である。商品価値が上がる。同じく大豆から出来る豆乳に入れると、トーフが色彩色豊かな健康的なピンクのハスカップトーフが生まれる。トロロに対する活用も同じく美しくなる。
ハスカップ混入味噌についてのべる。一般的な甘味噌は、(これにとらわれないが、)大豆、米、食塩、酵母エキス、酒類、が配合される。熟成し充填するときに、本発明品を味噌重量に対して、1〜3.5パーセント程度混入するとよい。この時の味噌の塩分濃度とあわせた本発明のハスカップ実や植物体エキス、又は、微粉末やペーストを混入することができる。味噌に対する配合量は好みや使用目的により加減するとよい。本発明の植物体やハスカップ入りのケチャップも出来る。
以上述べたように、本発明の基本形は、種々の研究の結果、ハスカップの実、又は、ハスカップ類の植物体を収穫後、衛生的にごみを取り除くなど処置して、直ちに酸液で洗浄して(一次処理工程)その後、酸液処理工程(二次処理工程、必須工程)に載せ保存、又は、この後、一定時間の酸液処理後凍結(三次処理工程)して凍結状態で保存し、その後、使用できるとする発明である。場合によりこの後二次処理工程又は、三次処理工程後に乾燥工程(四次処理工程)にはいることもあり、これで本発明処理工程の全貌である。三次処理工程後の乾燥は引き続き凍結後のことであるから凍結真空乾燥か望ましい(限定はしない)。一次処理工程や二次処理工程後であるならば加熱乾燥も視野に入れたい。しかし、本発明のハスカップの実は凍結真空乾燥が品質が保持されるから取り入れたい。このように、加工方法の今まで考え付かなかったハスカップの酸液処理をしてから凍結処理をするという、この逆転の発想が、本製造方法と前述した応用製品の実現化に道を開いたのである。本技術の開発により、秘境といわれる寒冷地帯に植生し、薬理活性もある天与の産物のハスカップ類の加工保存方法と幅広い食品化の道が実現したのである。捨てられていた植物体も活用される道を開いたのである。ハスカップ食品ばかりでなくその植物体の活用もふくめて、健康志向のこれからの時代を見つめたとき、本発明のハスカップ産物は健康生活の渇望と共に、二酸化炭素の削減につながり、独特の風合いと環境にやさしい産物として有用であり、本願の処理工程は減菌と同時に保存効果を持たせなによりも塩分忌避者や抗生物剤などの耐性菌対策の関係者に福音をもたらせた発明である。
本発明の役割は、ハスカップの実の皮を良好に保持することで、輸送体制(輸送中に実が崩れない、腐敗しない)や使用時の分割、材料への混入が、ハスカップの良好な特徴を落とすことなく、高品質で行われるところにもあるが、必要時は、破砕したり、本発明のハスカップの実のエキスを実由来のアントシアニン色調をみて、配合したりして使用することも出来る。このように、発明工程から生み出された材料の材形をも柔軟に使用しえることで、本願の課題であった料理適正をもち、使用範囲が広くなった。生理効果も、痒み抑制効果や弱酸性に調整することによる殺菌によるニキビ改善効果も付与される。こうして、使い勝手が良い発明となった。ハスカップの実(果実)ばかりでなく、本願のハスカップ類は全体をこよなく生かし、多種多様な産物を生み出したし、特に傾斜地の荒れた農地に小果樹農業を作り、有用な産業を樹立する発明であると言える。
前文でも実施方法を開示したが、以下補充すると酢酸イオンを含む塩を加酸した、いわゆる酸液で漬物化(二次処理工程)後のハスカップ類の工程処理物(実又は、種子も含む植物体)は、短期に使い切る時は、そのまま冷蔵庫で保管し、長期の保管を目指した場合は凍結処理工程の方が良いから、その後、凍結工程(三次処理)にはいる。原則的な手順を示すと、先に示した一次処理工程の加酸液で洗浄したあと、本格的な酸液でハスカップを浸漬処理工程の(本発明では二次処理という)経過物(ハスカップの実又は、ハスカップ類の植物体)を容器(平皿)に載せて凍結温度に遭遇させる。(本発明では三次処理という)容器は、深さ3Cm程度のステンの容器よい。冷凍処理庫に棚があり、それに酸液処理後のハスカップの実を容器に詰めて棚にのせると、冷気が庫内を均一にまわる。容器には熱伝導の良いステンが適しているがこれにとらわれない。冷凍温度は−25℃から−70℃がよく、望ましくは40℃以上の凍結がよい。通常、1晩で凍結は完了している。瞬間凍結機を使用しても良い。その後、ハスカップの実の三次品である凍結果粒や植物体の凍結素材は、適宜、毎日の作業に使用するぐらいの大きさや量に分けてポリ袋などに小分けし収納しておくと便利である。こうすると必要な時、冷凍庫より必要最少量を取り出すことができる。前記のおにぎりやお寿司はこの加工された冷凍ハスカップを(場合により室温でもどし、)使用するのである。前述した本発明の三次処理工程のハスカップの実は、夏の冷やしラーメンには、そのまま凍結した状態で冷しラーメンにのせてもよい。ハンバーガやそのパンに冷凍のまま挟み込み、肉やひき肉、魚やスライストマトなどと一緒に焼き上げることも出来る。同様に食パンの中に冷凍、解凍物問わず挟みこみ、または練りこみ焼き上げることも出来る。お菓子の小麦由来の生地に包まれる白餡のなかにいれると、味にメリハリをつけるから、風味をひきしめる。又、彩を白餡の中に出すから商品価値が向上する。同様にもち生地や大福もちの餡の中に入れると風味を引き締め良好にする。ジャガイモコロッケの中や中心に入れても美しい赤でそまり、油濃さが味覚上とれよい。本発明品の実、又は、植物体を併用することで、白餡中に入れると、色彩効果がでて美しくなるし、ハスカップ類の植物体の抽出物の配合は、健康機能効果を付与する産物となる。以上のような、通常の大きさの大福などの餡に入れるには、二次品、三次品ともハスカップの実は1〜2粒(0.3〜0.6g)でよいと認められる。又、その量のエキスでも使用できる。好みによりハスカップの実は加減できる。同様に本発明の一次処理工程物は生であるから冷蔵庫で保管し早めに使い切ると良い。目安として数日から10日以内である。二次処理工程物は酸液で本格的に浸漬している(酸液の浸漬は7日から10日を最短時間とし適時増加しても良い、酸液浸漬保存ともなる)から、例えば、保存は冷蔵庫において、酸液中で1年程度でも大丈夫である。pHが弱酸性であれば6カ月保存を目安にする。途中から酸液や調味材料も追加又は、必要に応じて交換することもできるから、その時の浸漬エキスも活用できるし、酸液の追加により保存月日を延長することも出来るから至便であった。酸液に浸漬したハスカップは生より凍結しにくい性質が出る。例えば温度はマイナス1度c又は2度cである。電磁波などの特殊な方法では−5〜−8℃前後でも実は凍結しない。この温度帯で本発明のハスカップを保存することができる。乾燥工程処理を除き、酸液保存でない場合は、いずれの場合も保存中に乾燥させないように袋、容器などに入れ注意する。高度な保存を考えるときは本発明の工程経過物に水又は、薄い酸液等をかけて氷の皮膜を故意につけるとよい。この辺の時所位のテクニックは本発明の各々の処理工程として含まれる。
乾燥処理工程について述べる。原則的な手順を示すと、先に示した一次処理工程の加酸液で洗浄したあと、本格的な酸液でハスカップ類を浸漬処理工程の(本発明では二次処理という)経過物(ハスカップの実又は、ハスカップの植物体)を容器(平皿)に載せて凍結温度に遭遇させる。(本発明では三次処理という)容器は、深さ3Cm程度のステンの容器よい。冷凍処理庫に棚があり、それに酸液処理後のハスカップの実を容器に詰めて棚にのせると、冷気が庫内を均一にまわる。容器には熱伝導の良いステンが適しているがこれにとらわれない。FD処理についてのべる。手動式としては例えば、共和真空RLE09TFOがあり、105cm×60cm深さ5cmの素材を入れるバットが17段×4列入る。これは自動式でないので人間がついていて温度管理は原則24時間中、目を光らせ適宜行わなければならない。FD処理量の比較的量が少ない時用いると良く、コストがかからない。自動式では例えば、サンペックFDF1000Kを用いる。105cm×60cm深さ5cmのバットが16段×10列入る。真空度は良く量産に向いている。双方とも機械任せにしてはいけないことはもちろんのこと、本発明達成のために従来の技術に重ねて、特に改良した点を次に示す。一次処理工程で処理された素材は酸液工程で酸液で処理されているが、素材を薄く広げ、急速凍結され無ければならない。窒素ガスをトンネル内で吹きかける方法もあるが、労力をいとわなければ−30℃から−40℃の冷凍庫でバットに平均に薄く並べ、急速凍結する。凍結後これらをポリエチレン製の袋に入れ、ダンボールなど容器にいれ−30℃の冷凍室で保管して、FD処理工場へと運ばれる。輸送された前記素材は−32℃で、24時間FD工場で急速凍結にかける。緩みかけている凍結を確実な物にするためである。次にFD処理に移行する。FD処理(真空凍結乾燥)はハスカップの収穫物糖度や処理工程の液の含有物にもよるが26時間かけるとよい。糖分が少ないと2時間ぐらいFD処理時間が短くなる。乾燥した風味豊かなハスカップの実ができあがる。ハスカップの植物体もおなじである。FD処理は、双方とも使い方は定法にしたがって使用するが、研究した結果、品質を高める必須操作として、前記行為に重ねて、FD処理室のからびき(素材を入れない)を1時間する。この時チヤンバー内のトラップは、−30℃に維持する。素材の品温を45から50℃に、棚温は75℃に、設定し稼動させる。棚温は75℃以下では本願と関係ないが例えばバナナなど素材の中芯付近がべたつきうまくいかない。この時チャンバー内のトラップは−20℃以下とする。この乾燥工程中は、素材に水分が付着すると素材が縮小する現象が現れるので、細心の注意をする事で、従来のFD技術の不安定さを取り除き本願目的を達成する上で重要不可欠な技術である。冷凍温度は−25℃から−70℃がよく、望ましくは40℃以上の凍結がよい。通常、1晩で凍結は完了している。瞬間凍結機を使用しても良い。本法に限定されないがこうして四次処理工程の乾燥を遂行するのである。
乾燥処理工程について述べる。原則的な手順を示すと、先に示した一次処理工程の加酸液で洗浄したあと、本格的な酸液でハスカップ類を浸漬処理工程の(本発明では二次処理という)経過物(ハスカップの実又は、ハスカップの植物体)を容器(平皿)に載せて凍結温度に遭遇させる。(本発明では三次処理という)容器は、深さ3Cm程度のステンの容器よい。冷凍処理庫に棚があり、それに酸液処理後のハスカップの実を容器に詰めて棚にのせると、冷気が庫内を均一にまわる。容器には熱伝導の良いステンが適しているがこれにとらわれない。FD処理についてのべる。手動式としては例えば、共和真空RLE09TFOがあり、105cm×60cm深さ5cmの素材を入れるバットが17段×4列入る。これは自動式でないので人間がついていて温度管理は原則24時間中、目を光らせ適宜行わなければならない。FD処理量の比較的量が少ない時用いると良く、コストがかからない。自動式では例えば、サンペックFDF1000Kを用いる。105cm×60cm深さ5cmのバットが16段×10列入る。真空度は良く量産に向いている。双方とも機械任せにしてはいけないことはもちろんのこと、本発明達成のために従来の技術に重ねて、特に改良した点を次に示す。一次処理工程で処理された素材は酸液工程で酸液で処理されているが、素材を薄く広げ、急速凍結され無ければならない。窒素ガスをトンネル内で吹きかける方法もあるが、労力をいとわなければ−30℃から−40℃の冷凍庫でバットに平均に薄く並べ、急速凍結する。凍結後これらをポリエチレン製の袋に入れ、ダンボールなど容器にいれ−30℃の冷凍室で保管して、FD処理工場へと運ばれる。輸送された前記素材は−32℃で、24時間FD工場で急速凍結にかける。緩みかけている凍結を確実な物にするためである。次にFD処理に移行する。FD処理(真空凍結乾燥)はハスカップの収穫物糖度や処理工程の液の含有物にもよるが26時間かけるとよい。糖分が少ないと2時間ぐらいFD処理時間が短くなる。乾燥した風味豊かなハスカップの実ができあがる。ハスカップの植物体もおなじである。FD処理は、双方とも使い方は定法にしたがって使用するが、研究した結果、品質を高める必須操作として、前記行為に重ねて、FD処理室のからびき(素材を入れない)を1時間する。この時チヤンバー内のトラップは、−30℃に維持する。素材の品温を45から50℃に、棚温は75℃に、設定し稼動させる。棚温は75℃以下では本願と関係ないが例えばバナナなど素材の中芯付近がべたつきうまくいかない。この時チャンバー内のトラップは−20℃以下とする。この乾燥工程中は、素材に水分が付着すると素材が縮小する現象が現れるので、細心の注意をする事で、従来のFD技術の不安定さを取り除き本願目的を達成する上で重要不可欠な技術である。冷凍温度は−25℃から−70℃がよく、望ましくは40℃以上の凍結がよい。通常、1晩で凍結は完了している。瞬間凍結機を使用しても良い。本法に限定されないがこうして四次処理工程の乾燥を遂行するのである。
前述の酒のつまみにも関係するが、夏の暑いときに居酒屋で冷焼酎(コップ半分)に1粒(0.3g)の本発明のハスカップの実を入れると美しく疲れの緩和されるから、話題になる使用の仕方である。又、どぶろく作りや酒づくりの発酵の後期に、とぶろく重量に対して、本発明品の二次、三次品のいづれかのハスカップ実、又は、ハスカップ類の葉や植物体の粉砕(ペースト)を、どぶろくや酒の重量の0.1から7パーセントの範囲でいれるとよい。二次品は、工場のある現場主では凍結状態で輸送し、仕込む時は、溶かして用いると良い。本発明工程から出たハスカップの実のエキスでも良い。規定の分量と合致させる。紅色彩を持つたきれいなハスカップどぶろくができ、味に濃厚さがでて身体により良い酒や、どぶろくとなって酒の愛飲家を駆り立てる。味覚上で、酸味を抑制したい時は、本発明品であるハスカップの実、又は本発明の植物体のエキスで調整する。
本発明の植物体の抽出エキスやペースト及び本発明のハスカップの実を、家畜の餌にあたえて、良質な肉や卵として君臨させてもよい。その場合は、毎日の餌の重量あたり0.5〜3.5パーセント程度が良いとみとめられる。これに限定されないし、飲用水に混ぜて飲用させることもできる。乳牛にあたえて乳質を高めることもできる。
本発明のハスカップの実を袋入りスライス豚肉にふりかけて、その後、豚肉とともに凍結し商品化をしても良い。肉に本発明のハスカップの実が付着しているから、本発明商品の買い手は、肉を焼く時にどんな味わいかの話題をそそる。肉を焼いたときに、本発明のハスカップの実からの液汁が対比効果で、ブタの脂っこさを口中から取り去るすっきり効果がある。豚肉に限らず、鹿肉などや脂身がつよい魚介類料理にも適用される。においも減じる効果がある。本発明品は酸味であるから、天然の味覚に近く違和感がなくおいしく、SOD様活性を保持しながら、また、本発明の植物体のエキス(エキスには当然、本発明の植物体由来の油も含む)や、微粉末にした、ペーストの適量併用でも良く、繊維も食べるハスカッツプ食品となる。微粉末つくりには三次処理工程後四次処理工程として凍結真空乾燥にかけ粉砕するか、二次処理後加熱乾燥機にかけて乾燥し、粉砕する工程がはいる。粉砕はこのほか四次処理工程の凍結の状態で行う方法でもよい。
ハスカップ自体に毒性がなく、本発明のハスカップの各工程物をネズミや体重60Kgのポットベリー種(ミニブタ)に餌にまぜて食べさせたところ、体重の減少は見られず、体重kgあたり2000mg以上でも異常は認めないので、人体に安全といえる。リノール酸やリノレン酸はもともと必須脂肪酸であり安全は確かめられている。例えば出願人の実験では、代表で、リノレン酸を注射した実験ではマウスでは400mg/マウス体重kg/日で1日目と5日目の計2回、精製が必ずしも十分でない場合は200mg/kg/日の腹部注射で1日から9日にわたり毎日1回、計9回の投与でもふらつきもなく無処理(マウス各区6匹)と同等の健康状態を示した。副作用は認められない。更に言及すると、例えば「マウス白血病P388」に対して顕著ではないにしても抑制効果があり生存日数をのばした事は驚きである。
一般にパン生地や前記食品や一般食品の全般に対して、重量比で、食品全体重量の0.1から4パーセント内で入れることが出来ると認められる。パンのなだらかな味わいに、本発明品のインパクトのある味がでて、あきが来ない、風味が有る食パンになる。特に、本発明の添加された産物(三次品)は、口中の油をきり、濃厚なあぶらみからくる飽きのきずらい、パンやドーナツとなる。ラーメンや麺も小麦粉と水のかくはん時に本発明品を投入するとよい。本発明の植物体の抽出エキスの活用時は、本発明のハスカップの実のエキスを加えることも、適宜行うことが出来る。これらのエキス加用の場合は、加える水の量が規定より増加してはいけないので、決められた総量水の一部として算入させる。本発明のハスカップの実、又は、ハスカップ類植物体はそのまま、または微粉末、又は、エキス(圧搾法や蒸留法も含む)、又は、食用可能な溶媒であるアルコールなどで抽出したエキスで使用することが出来るし、本発明の処理工程に更なる風味、更なる一般生菌の抑制率を向上させたい場合はアルコールを全体(酸液+ハスカップ)重量2.7Kg中成分で5.4gすなわち市販のウイスキー(アルコール43%)を126g併用すると良い。味覚をみて、これ以上入れてもかまわないしこれ以下でもかまわない。限定はしない。又、リンゴ酸が望ましいが場合によりクエン酸を酸液+ハスカップの重量2.7Kg当たり7〜5gに置き換えてもよい。好みであるが、全体溶液をpH3.7程度を目安とできるし、リンゴ酸等と併用もできるし、それらに前述のアルコールを加えることで各処理工程に使用する酸液の中身を広げることもできる。本発明の処理工程や調味液含有により異なるが、例えば三次処理工程物では一般性菌数は乗法の検査では280/g以下までに低下させることができる。先に出願人の出したハスカップの塩蔵処理工程では300/gまでに低下させることができ、本発明工程をくぐらない場合は原料の栽培地の環境や水洗いの処理水などにもよるが10×10の4乗/g内外はあるから著しい菌抑制効果が実現したのである。
例1
ピンクのハスカップソース
配合例1
本願の各処理工程(一次処理工程、二時処理工程、三次処理工程)を通過したハスカップの実250g又はハスカップの実の二次処理工程で自然発生したエキス250gリンゴ酢1000ml氷砂糖1Kgをガラス等の容器にいれる。室温で数日おくと氷砂糖が溶けたとき出来上がる。これをソースとして使用する。色が変わらない程度のハスカップ産物を併用し配合しても良い。このときのハスカップの実は捨てず、適時料理の付け合せにする。酢はこれに限定されない玄米酢でもかまわない、砂糖はこれに限定されない、オリゴ糖でもトレハロース等でもよい。本発明のハスカップソースの変わった料理の応用では、スクランブルエックにかけるとピンクで油味や卵くささが取れて美しくおいしい。又、魚卵と細切こんにゃくの炒め物の料理に本ソースをかけるとピンクで味が引き締まる。皮むきリンゴにかけると味が違和感なく引き締まりぼけたリンゴにも酸付与のインパクトあるリンゴに変身させる。牛乳トーフの使用、牛乳トーフを造り、適宜の形で薄く切り、本発明のソースに1時間ほどつけるとピンクの牛乳トーフができて果実の風味豊かな牛乳トーフができる。カッテージチーズも同様にするとおいしい、乳の凝固するときに本品を使用するとハスカップの実の色彩が作用してピンクの牛乳トーフやチーズが製造される。牛乳トーフについて説明すると、一度沸騰させたなべに入れた牛乳中のタンパクを固めるために酸、又は苦汁を適量入れるとしばらくすると(a)タンパクが固まる、(b)それ以外の乳水分の構成物(ホエー)に分離される。(a)を、ざるにあげて固形分を取り出し、型枠にいれると牛乳トーフといわれる固形物食品やカッテージチーズというチーズの基礎チースが出来あがり、これから各種チーズ用の菌を植え付け独特の風味をつけたのがチーズである。
配合例2
本願の各処理工程(一次処理工程、二時処理工程、三次処理工程)を通過したハスカップの実250g又はハスカップの実の二次処理工程で自然発生したエキス250gリンゴ酢1000ml水3000mlこのソースは水を入れずに氷砂糖が溶解するまで待つ。保存にもなる。その後3〜4倍程度の塩素の含まない地下水、ろ過水等で割り容器に詰め滅菌するとよい。ハスカップのおいしいピンクの飲料になる。飲料は原則的に水溶性を求めるため、配合はハスカップ植物体からの処理工程で出てきたエキスや抽出物となるが料理などにはハスカップ類の植物体からの例えば、微粉砕固形分を適宜入れるとよい。カレーやてんぷら、味噌、カップヌードルにもなじみ不足しがちな繊維食品ともなり、合わせて、機能性を堪能できる。以下、各種ジュースからなるハスカップ飲料について述べる。
果汁分40%濃厚オレンジジュース味のハスカップ飲料
配合例3 濃厚オレンジジュース(60°Brix)飲料オレンジジュースベース*2000mlハスカップ抽出物40g砂糖1221g水6096mlでき上り濃厚ジュース(60°Brix)16.65リットル*オレンジジュースベースは下記の配合である。
濃縮果汁(65°Brix、クエン酸重量%)1000ml50%クエン酸液245ml乳化香料50mlオレンジエッセンス150ml水538ml計2000mlこのオレンジジュースベースを後記の製造法に従い、配合例1の他の成分と配合することにより、果汁40%(容量)濃厚ジュース16.65リットルができた。でき上り濃厚ジュースは、オレンジ風味のする本発明の植物体の飲料であって、本発明の植物体の抽出エキスの含有によっても、何ら違和感のない、甘みと濃厚な深みがでる美味な味感のジュースであった。好みによって本発明の抽出物の量を2分の1にしてもよい。この例では本発明のハスカップ植物体の抽出エキスを用いたが、本発明のハスカップの実(一次処理工程品、二次処理工程品、三次処理工程品)、のエキスを用いてもよい。目的により増減することができる。
ピンクのハスカップソース
配合例1
本願の各処理工程(一次処理工程、二時処理工程、三次処理工程)を通過したハスカップの実250g又はハスカップの実の二次処理工程で自然発生したエキス250gリンゴ酢1000ml氷砂糖1Kgをガラス等の容器にいれる。室温で数日おくと氷砂糖が溶けたとき出来上がる。これをソースとして使用する。色が変わらない程度のハスカップ産物を併用し配合しても良い。このときのハスカップの実は捨てず、適時料理の付け合せにする。酢はこれに限定されない玄米酢でもかまわない、砂糖はこれに限定されない、オリゴ糖でもトレハロース等でもよい。本発明のハスカップソースの変わった料理の応用では、スクランブルエックにかけるとピンクで油味や卵くささが取れて美しくおいしい。又、魚卵と細切こんにゃくの炒め物の料理に本ソースをかけるとピンクで味が引き締まる。皮むきリンゴにかけると味が違和感なく引き締まりぼけたリンゴにも酸付与のインパクトあるリンゴに変身させる。牛乳トーフの使用、牛乳トーフを造り、適宜の形で薄く切り、本発明のソースに1時間ほどつけるとピンクの牛乳トーフができて果実の風味豊かな牛乳トーフができる。カッテージチーズも同様にするとおいしい、乳の凝固するときに本品を使用するとハスカップの実の色彩が作用してピンクの牛乳トーフやチーズが製造される。牛乳トーフについて説明すると、一度沸騰させたなべに入れた牛乳中のタンパクを固めるために酸、又は苦汁を適量入れるとしばらくすると(a)タンパクが固まる、(b)それ以外の乳水分の構成物(ホエー)に分離される。(a)を、ざるにあげて固形分を取り出し、型枠にいれると牛乳トーフといわれる固形物食品やカッテージチーズというチーズの基礎チースが出来あがり、これから各種チーズ用の菌を植え付け独特の風味をつけたのがチーズである。
配合例2
本願の各処理工程(一次処理工程、二時処理工程、三次処理工程)を通過したハスカップの実250g又はハスカップの実の二次処理工程で自然発生したエキス250gリンゴ酢1000ml水3000mlこのソースは水を入れずに氷砂糖が溶解するまで待つ。保存にもなる。その後3〜4倍程度の塩素の含まない地下水、ろ過水等で割り容器に詰め滅菌するとよい。ハスカップのおいしいピンクの飲料になる。飲料は原則的に水溶性を求めるため、配合はハスカップ植物体からの処理工程で出てきたエキスや抽出物となるが料理などにはハスカップ類の植物体からの例えば、微粉砕固形分を適宜入れるとよい。カレーやてんぷら、味噌、カップヌードルにもなじみ不足しがちな繊維食品ともなり、合わせて、機能性を堪能できる。以下、各種ジュースからなるハスカップ飲料について述べる。
果汁分40%濃厚オレンジジュース味のハスカップ飲料
配合例3 濃厚オレンジジュース(60°Brix)飲料オレンジジュースベース*2000mlハスカップ抽出物40g砂糖1221g水6096mlでき上り濃厚ジュース(60°Brix)16.65リットル*オレンジジュースベースは下記の配合である。
濃縮果汁(65°Brix、クエン酸重量%)1000ml50%クエン酸液245ml乳化香料50mlオレンジエッセンス150ml水538ml計2000mlこのオレンジジュースベースを後記の製造法に従い、配合例1の他の成分と配合することにより、果汁40%(容量)濃厚ジュース16.65リットルができた。でき上り濃厚ジュースは、オレンジ風味のする本発明の植物体の飲料であって、本発明の植物体の抽出エキスの含有によっても、何ら違和感のない、甘みと濃厚な深みがでる美味な味感のジュースであった。好みによって本発明の抽出物の量を2分の1にしてもよい。この例では本発明のハスカップ植物体の抽出エキスを用いたが、本発明のハスカップの実(一次処理工程品、二次処理工程品、三次処理工程品)、のエキスを用いてもよい。目的により増減することができる。
ハスカップの下着や布地等の作り方(草木染の方法)
本発明の酸液含有ハスカップ産物を使用した布地、下着、ハンカチ、モップ、布巾、雑巾などを作る基本的方法を説明する。これは草木染を用いた手法でこれにとらわれない。ミョウバンを使わない方法もある。用途やこのみで用いることである。掃除に使うモップは本処理をした布地を裁断してモップにするのであるから染色の基本ベースは変わらないのである。以下に述べる。収穫したハスカップの実を(葉や茎を軽く洗い刻み)、洗濯ネットなどのネットの中に入れて大体30リットル位のお湯で、沸騰しないよう気を付けながら収穫したハスカップの実を軽く洗い(ハスカップ類の葉や茎根は刻み)洗濯ネットなどのネットの中に入れて、大体30ワットル位のお湯で、沸騰しないよう気を付けながら煮る。煮ながら時々、かきまぜる。ハスカップの匂いが立ち込め、お湯がお茶のようになる”。鍋の底”が確認しずらくなる位の濃さになれば、ネットを取り出す。取り出したネットはバケツに入れて置くと良い。こうしてハスカップの染液ができる。ハスカップの染液にTシャツや布地を入れ、約一時間位加熱し冷めるようそのまま放置する。(約一晩)その後、色の薄くなった染液とTシャツをバケツに移す。これで、ハスカップ染めができたが、そのままだと洗濯時に落ちてしまうので媒染”作業をする。空いた鍋にお湯を再び沸かし、大さじ四杯程のみょうばんを溶かす。溶けきったら少し放置しハスカップで染めたTシャツ、布地等を中に入れ、一時間程煮る。これで、媒染作業ができた。その後、もう一つのバケツに媒染液とTシャツや布地を移す。冷めてきたらTシャツや布地を取り出し、流水で良く洗う。再度、もう一回染める。一回煮出した、ネットを取っておいた染液の中に入れ、再度煮出す。今度は少し薄めの色しか出てきませんが、”もう十分”と判断した処でネットを取り出し、Tシャツや布地を入れさらに一時間程煮る。あまりしつこく煮出すと、かえって染液が薄くなることがある。それは、染の成分が植物に戻ってしまうからと考えられる。キチンとした手順でやれば、最低9工程かかる。つまり、1→洗→2下染→3洗→4染→5洗→6媒染−7洗→8染め→9洗で、丁度9回になる。作業自体はどんな時でも、媒染で終了せず”染め”で終了しその後、洗うようにすると良い。媒染剤が繊維に残ると繊維の傷みの原因になる。作業時間は合計二日程かけた説明になっていますが急ぐ人や、とても濃い染液がとれた場合は、”4”の一晩放置を短縮しても問題はない。ただし堅牢度が少し落ちるが濃いので問題はないと認められる。こうして病人用寝巻きや下着、衣類や布地、シーツに本発明加工品が使用して抗菌活性が期待される有用な産物となるのである。
本発明の酸液含有ハスカップ産物を使用した布地、下着、ハンカチ、モップ、布巾、雑巾などを作る基本的方法を説明する。これは草木染を用いた手法でこれにとらわれない。ミョウバンを使わない方法もある。用途やこのみで用いることである。掃除に使うモップは本処理をした布地を裁断してモップにするのであるから染色の基本ベースは変わらないのである。以下に述べる。収穫したハスカップの実を(葉や茎を軽く洗い刻み)、洗濯ネットなどのネットの中に入れて大体30リットル位のお湯で、沸騰しないよう気を付けながら収穫したハスカップの実を軽く洗い(ハスカップ類の葉や茎根は刻み)洗濯ネットなどのネットの中に入れて、大体30ワットル位のお湯で、沸騰しないよう気を付けながら煮る。煮ながら時々、かきまぜる。ハスカップの匂いが立ち込め、お湯がお茶のようになる”。鍋の底”が確認しずらくなる位の濃さになれば、ネットを取り出す。取り出したネットはバケツに入れて置くと良い。こうしてハスカップの染液ができる。ハスカップの染液にTシャツや布地を入れ、約一時間位加熱し冷めるようそのまま放置する。(約一晩)その後、色の薄くなった染液とTシャツをバケツに移す。これで、ハスカップ染めができたが、そのままだと洗濯時に落ちてしまうので媒染”作業をする。空いた鍋にお湯を再び沸かし、大さじ四杯程のみょうばんを溶かす。溶けきったら少し放置しハスカップで染めたTシャツ、布地等を中に入れ、一時間程煮る。これで、媒染作業ができた。その後、もう一つのバケツに媒染液とTシャツや布地を移す。冷めてきたらTシャツや布地を取り出し、流水で良く洗う。再度、もう一回染める。一回煮出した、ネットを取っておいた染液の中に入れ、再度煮出す。今度は少し薄めの色しか出てきませんが、”もう十分”と判断した処でネットを取り出し、Tシャツや布地を入れさらに一時間程煮る。あまりしつこく煮出すと、かえって染液が薄くなることがある。それは、染の成分が植物に戻ってしまうからと考えられる。キチンとした手順でやれば、最低9工程かかる。つまり、1→洗→2下染→3洗→4染→5洗→6媒染−7洗→8染め→9洗で、丁度9回になる。作業自体はどんな時でも、媒染で終了せず”染め”で終了しその後、洗うようにすると良い。媒染剤が繊維に残ると繊維の傷みの原因になる。作業時間は合計二日程かけた説明になっていますが急ぐ人や、とても濃い染液がとれた場合は、”4”の一晩放置を短縮しても問題はない。ただし堅牢度が少し落ちるが濃いので問題はないと認められる。こうして病人用寝巻きや下着、衣類や布地、シーツに本発明加工品が使用して抗菌活性が期待される有用な産物となるのである。
本発明に係るハスカップ類植物体抽出エキス、及び、ハスカップの実(一次品、二次品、三次品)は、上記した工程物を、凍結乾燥(四次処理工程)として、フリーズドライ、加熱乾燥物などを施し、適宜な形に(例えば微粉末化)して、前記本文で述べたように各種産物に使用できる。(この方法も、本発明の四次処理工程を経過した物であるから本発明の均等物とみなす。本文の後文に、便宜上、Aと表記説明するが、明細書の本文や請求項では、請求項1の産物とする。)この乾燥後、粘性を持つ場合や湿気からの防御として、適宜の添加物(例えば、サイクロデキストリン、トレハーロースなど)を加入することが出来る。この場合、飲料に使用する場合は、水溶性であることが望ましいがハスカップの実の形状を大切にした飲料や産物で葉、形状を残すようにする。ハンバーグ、ソーセージ、天ぷらなどに入れる場合は、例えば、ハスカップの植物体やハスカップ類からなる繊維でもよい。又、その他の産物において、アメなど、菓子類に混入した食品、清涼飲料水・コーヒー・ココア・酒・焼酎、ビール、ワイン、発泡酒類に混入した飲料産物、調味料(液体・固体)に混入した食材、氷菓(アイスクリーム・シャーベット)やハンバーグ食材、コンニャク(食物繊維)・デンプン・タンパク含有食材に使用すると良い。変わったところでは、農業、園芸用葉面散布剤に、本発明のハスカップエキス(実、植物体)や今のべた均等物である乾燥物(フリーズドライ、加熱乾燥物等)を混入し、酢酸を含むハスカップ産物の形にすることができる。更に、本発明品を出来上がりに対して重量で1〜15パーセント配合することで、ココアバターなどの油脂に混入して形状づけして、チョコレート産物にしたり、調味液、調味粉末、口紅、入浴剤(より身体があたたまる)、ペットフード、動物の餌、哺乳動物のかゆみ止めスプレーや痒みを減少する効果を高めた、酢酸イオンを含むハスカップ類の産物(乳液や軟膏やワセリンやクリーム、毛髪料)とすることができる。
以上、具体的な配合を示した飲料のほか、種々のつゆ・スープ類や食品などに本発明の工程物を混入することができる。実際例をいくつかを例示する。
(1.〜23)本発明の加工産物(本発明のハスカップ植物体の抽出エキス)
1.濃縮めんつゆ:醤油、砂糖、水あめ、化学調味料、鯖節等々で総量10リットルの濃縮めんつゆに35gの本発明の植物体の抽出エキス(好みによっては、17g)を混入した。水割りすると、酸味と赤色で美しく、希釈時の水ぽさが強く感じなく旨みを増大する。
2.めんつゆ(つけ汁):醤油、砂糖、合成調味料、水等からなる約29Kgのめんつゆに100gの本発明の植物体の抽出エキス(好みにより50gでもよい)を入れた。
3.そばつゆ:醤油、砂糖、その他種々添加成分で総量1.0リットルに仕上げたそばつゆに1.8gの本発明の植物体の抽出物を入れた。(好みにより1.0gでもよい)ほど良い甘みがでるがかつおぶしがやや多いほどよい。
4.即席うどんスープ:食塩、ビーフだし汁、かつお風味、粉末砂糖、醤油等々で10.6gにした即席うどんスープに0.075gの本発明の植物体の抽出物を混入してハスカップ入りスープとした。本発明の植物体の抽出エキスは好みにより半減してもよい。
5.ラーメンスープ:エビオスミースト、ポークパウダー等をベースにするラーメンスープ、又は醤油その他の添加成分からなる生中華スープなどはその1リットル当り3.5g(又は好みにより1.7g)の本発明の植物体の抽出エキスを入れて作った。
6.ペースト状ラーメンスープ:粉末醤油、食塩、砂糖、その他の成分などで350gになるペーストに本発明の植物体の抽出エキス1.2g(好みにより半減可)を混合した。7.やきそばソース:食塩、砂糖、粉末醤油、ブドウ糖、ビーフ粉末調味料、トマトパウダー、オニオンパウダー、ペパー等で100gになる焼きそばソースに本発明の植物体の抽出エキス0.5g(好みにより半減可)を混入した。程よい酸味と本品飲食後の後口がべとつかずさらりとして良い。
8.ジンギスカンのたれ:醤油、玉ねぎ、淡口味液、しょうが、リンゴ、砂糖等々の成分からなる1リットルの‘たれ’に3.5gの本発明の植物体の抽出エキスを入れて、ジンギスカンのたれを作った。タレが、重量ベースの時は約2000gに対し7g(好みにより半減可)の本発明の植物体の抽出エキスを入れればよい。後口さっぱり感のあるジンギスカンになった。
9.焼き肉のたれ:醤油、淡口味液、食塩、ソルビットK、MSG、トマトピューレ、玉ねぎ等々からなる10リットルのタレに35g(好みにより半減可)の本発明の植物体の抽出エキスを入れて焼き肉のタレとした。対比効果で砂糖をいつもより減じても甘く美味しい。
10.ウスターソース:トマトエキス、ニンジンエキス、砂糖、液糖、食塩、醸造酢等々からなる1000リットルのソースに本発明の植物体の抽出エキス10リットルを入れて、ウスターソースとした。トンカツソースの場合は1リットルに対し3.5g(好みにより半減可)の本発明の植物体の抽出エキスを入れる。
11.スパゲティー用ソース:ニンジン、ミンチ肉、ケチャップ、トマトピューレ、リンゴボイル等々からなる120gのレトルトパック用ソースに本発明の植物体の抽出エキス0.35g(好みにより半減可)を入れた。
12.トマトケチャップ:トマトピューレ、丁字、肉桂、メース、とうがらし、砂糖等々からなる約108Kgのケチャップに本発明の植物体の抽出エキス0.35Kg(好みにより半減可)を入れてトマトケチャップとした。
13.マヨネーズ:サラダ油、食酢、卵黄、食塩、香料、MSGアミフレックスA−1、などからなる100Kgに本発明の植物体の抽出エキス0.35Kgを加えてマヨネーズを作った。
14.フレンチドレッシング:サラダ油、洋酢、食塩、玉ねぎ汁、レモン汁などからなるドレッシングに0.35%(重量)の本発明の植物体の抽出エキスを加えて、フレンチドレッシングを作った。サラダ油、卵黄、食酢、コーンスターチ、食塩、水などからなるサラダドレッシングには0.18%を加えてサラダドレッシングを作った。本発明の植物体の抽出エキスは好みにより半減してもよい。
15.各種醤油:低塩増酸型大根漬液(淡口醤油、淡口アミノ酸、食塩、MSG、コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、50%乳酸、氷酢酸、ソルビット等々からなる)といわれる醤油ベースの液100リットルに対して0.35リットル、本発明の植物体の抽出エキス(好みにより半減可)を加えた。その他、野菜醤油漬、山吹漬などに使用される醤油ベースの液の場合、液重10Kgに対し約35g、本発明の植物体の抽出エキスを入れることができる。
16.朝鮮漬液:新淡口味液、MSG、ソルビット、乾燥ニンニク、50%乳酸、とうがらし、おろししょうが、食塩などからなる朝鮮漬液約960gに5g、本発明の植物体の抽出エキス(好みにより半減可)を入れた。
17.餃子:キャベツ、豚挽肉、青ネギ、大豆蛋白肉、濃口しょう油、ゴマ油、ニンニク、しょうが汁などからなる餃子原料に約0.5%(重量)の本発明の植物体の抽出エキスを入れた。(好みにより0.25%の本発明の植物体抽出エキスでもよい。)深い味わいになる。
18.コンビーフ:蒸煮牛肉、マトン、玉ねぎ粉末、にんにくなどに香辛料を加えたコンビーフ素材約9.7Kgに本発明の植物体の抽出エキス18gを入れて、コンビーフを作った。コンビーフハッシュの場合も素材重量の約0.35%の本発明の植物体の抽出エキスを入れる。(好みにより本発明の植物体の抽出エキスは半減してもよい。)深い味覚になる。
19.ハンバーグ:合挽肉(馬肉、牛肉など)、調味料(食塩、醤油など)、パン粉、玉ねぎ、香辛料などからなる素材約100Kgに対し0.1%〜3.5%、本発明の植物体の抽出エキスを入れてハンバーグを作った。
肉汁の甘みが浮かび後口が比較的さっぱりする。
20.福神漬:福神漬の液(醤油、淡口味液、ソルビット、砂糖、50%乳酸、色素などからなる)約1リットルに25gの本発明の植物体の抽出エキスハスを入れて、福神漬を作った。漬液の重量の0.1%〜2.1%の本発明の植物体の抽出エキスが適量と認められる。
21.粉末スープ:粉末豆(或いはトマト)、綿実硬化油、食塩、MSG、薫製肉香料などからなる豆スープ素材に重量の約3.5%の本発明の植物体の抽出エキスを入れて粉末スープを調製した。粉末コンソメスープの場合も0.1%〜3.5%の重量比で本発明の植物体の抽出エキスを入れることができる。やや濃厚さがでる。
22.缶詰濃縮野菜スープ:ニンジン(細かく切った)、玉ねぎ(輪切り)、乾燥エンドウ豆、小麦粉、じゃがいも、ヌードル、塩・砂糖その他、調味料からなる素材に重量で0.1%〜3.5%の本発明の植物体の抽出エキスを入れて、缶詰濃縮野菜スープとすることができた。濃縮トマトクリームスープ、牛肉入りスープ、洋茸クリームスープ、セロリークリームスープ、玉ねぎ、スープなど缶詰スープの場合も同様である。
23.その他、パン、クッキー、ビスケット、カンパン等々、その他うどんやそば等デンプン性食品、タンパク性食品にも1〜35%、又は場合により1〜2.1%の本発明のハスカップ類植物体抽出エキスを入れて、健康食品とすることができる。ビタミンE等油性食品についても同様である。また、それらに併用して香辛料や薬草類を混合添加することもできる。
(1.〜23)本発明の加工産物(本発明のハスカップ植物体の抽出エキス)
1.濃縮めんつゆ:醤油、砂糖、水あめ、化学調味料、鯖節等々で総量10リットルの濃縮めんつゆに35gの本発明の植物体の抽出エキス(好みによっては、17g)を混入した。水割りすると、酸味と赤色で美しく、希釈時の水ぽさが強く感じなく旨みを増大する。
2.めんつゆ(つけ汁):醤油、砂糖、合成調味料、水等からなる約29Kgのめんつゆに100gの本発明の植物体の抽出エキス(好みにより50gでもよい)を入れた。
3.そばつゆ:醤油、砂糖、その他種々添加成分で総量1.0リットルに仕上げたそばつゆに1.8gの本発明の植物体の抽出物を入れた。(好みにより1.0gでもよい)ほど良い甘みがでるがかつおぶしがやや多いほどよい。
4.即席うどんスープ:食塩、ビーフだし汁、かつお風味、粉末砂糖、醤油等々で10.6gにした即席うどんスープに0.075gの本発明の植物体の抽出物を混入してハスカップ入りスープとした。本発明の植物体の抽出エキスは好みにより半減してもよい。
5.ラーメンスープ:エビオスミースト、ポークパウダー等をベースにするラーメンスープ、又は醤油その他の添加成分からなる生中華スープなどはその1リットル当り3.5g(又は好みにより1.7g)の本発明の植物体の抽出エキスを入れて作った。
6.ペースト状ラーメンスープ:粉末醤油、食塩、砂糖、その他の成分などで350gになるペーストに本発明の植物体の抽出エキス1.2g(好みにより半減可)を混合した。7.やきそばソース:食塩、砂糖、粉末醤油、ブドウ糖、ビーフ粉末調味料、トマトパウダー、オニオンパウダー、ペパー等で100gになる焼きそばソースに本発明の植物体の抽出エキス0.5g(好みにより半減可)を混入した。程よい酸味と本品飲食後の後口がべとつかずさらりとして良い。
8.ジンギスカンのたれ:醤油、玉ねぎ、淡口味液、しょうが、リンゴ、砂糖等々の成分からなる1リットルの‘たれ’に3.5gの本発明の植物体の抽出エキスを入れて、ジンギスカンのたれを作った。タレが、重量ベースの時は約2000gに対し7g(好みにより半減可)の本発明の植物体の抽出エキスを入れればよい。後口さっぱり感のあるジンギスカンになった。
9.焼き肉のたれ:醤油、淡口味液、食塩、ソルビットK、MSG、トマトピューレ、玉ねぎ等々からなる10リットルのタレに35g(好みにより半減可)の本発明の植物体の抽出エキスを入れて焼き肉のタレとした。対比効果で砂糖をいつもより減じても甘く美味しい。
10.ウスターソース:トマトエキス、ニンジンエキス、砂糖、液糖、食塩、醸造酢等々からなる1000リットルのソースに本発明の植物体の抽出エキス10リットルを入れて、ウスターソースとした。トンカツソースの場合は1リットルに対し3.5g(好みにより半減可)の本発明の植物体の抽出エキスを入れる。
11.スパゲティー用ソース:ニンジン、ミンチ肉、ケチャップ、トマトピューレ、リンゴボイル等々からなる120gのレトルトパック用ソースに本発明の植物体の抽出エキス0.35g(好みにより半減可)を入れた。
12.トマトケチャップ:トマトピューレ、丁字、肉桂、メース、とうがらし、砂糖等々からなる約108Kgのケチャップに本発明の植物体の抽出エキス0.35Kg(好みにより半減可)を入れてトマトケチャップとした。
13.マヨネーズ:サラダ油、食酢、卵黄、食塩、香料、MSGアミフレックスA−1、などからなる100Kgに本発明の植物体の抽出エキス0.35Kgを加えてマヨネーズを作った。
14.フレンチドレッシング:サラダ油、洋酢、食塩、玉ねぎ汁、レモン汁などからなるドレッシングに0.35%(重量)の本発明の植物体の抽出エキスを加えて、フレンチドレッシングを作った。サラダ油、卵黄、食酢、コーンスターチ、食塩、水などからなるサラダドレッシングには0.18%を加えてサラダドレッシングを作った。本発明の植物体の抽出エキスは好みにより半減してもよい。
15.各種醤油:低塩増酸型大根漬液(淡口醤油、淡口アミノ酸、食塩、MSG、コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、50%乳酸、氷酢酸、ソルビット等々からなる)といわれる醤油ベースの液100リットルに対して0.35リットル、本発明の植物体の抽出エキス(好みにより半減可)を加えた。その他、野菜醤油漬、山吹漬などに使用される醤油ベースの液の場合、液重10Kgに対し約35g、本発明の植物体の抽出エキスを入れることができる。
16.朝鮮漬液:新淡口味液、MSG、ソルビット、乾燥ニンニク、50%乳酸、とうがらし、おろししょうが、食塩などからなる朝鮮漬液約960gに5g、本発明の植物体の抽出エキス(好みにより半減可)を入れた。
17.餃子:キャベツ、豚挽肉、青ネギ、大豆蛋白肉、濃口しょう油、ゴマ油、ニンニク、しょうが汁などからなる餃子原料に約0.5%(重量)の本発明の植物体の抽出エキスを入れた。(好みにより0.25%の本発明の植物体抽出エキスでもよい。)深い味わいになる。
18.コンビーフ:蒸煮牛肉、マトン、玉ねぎ粉末、にんにくなどに香辛料を加えたコンビーフ素材約9.7Kgに本発明の植物体の抽出エキス18gを入れて、コンビーフを作った。コンビーフハッシュの場合も素材重量の約0.35%の本発明の植物体の抽出エキスを入れる。(好みにより本発明の植物体の抽出エキスは半減してもよい。)深い味覚になる。
19.ハンバーグ:合挽肉(馬肉、牛肉など)、調味料(食塩、醤油など)、パン粉、玉ねぎ、香辛料などからなる素材約100Kgに対し0.1%〜3.5%、本発明の植物体の抽出エキスを入れてハンバーグを作った。
肉汁の甘みが浮かび後口が比較的さっぱりする。
20.福神漬:福神漬の液(醤油、淡口味液、ソルビット、砂糖、50%乳酸、色素などからなる)約1リットルに25gの本発明の植物体の抽出エキスハスを入れて、福神漬を作った。漬液の重量の0.1%〜2.1%の本発明の植物体の抽出エキスが適量と認められる。
21.粉末スープ:粉末豆(或いはトマト)、綿実硬化油、食塩、MSG、薫製肉香料などからなる豆スープ素材に重量の約3.5%の本発明の植物体の抽出エキスを入れて粉末スープを調製した。粉末コンソメスープの場合も0.1%〜3.5%の重量比で本発明の植物体の抽出エキスを入れることができる。やや濃厚さがでる。
22.缶詰濃縮野菜スープ:ニンジン(細かく切った)、玉ねぎ(輪切り)、乾燥エンドウ豆、小麦粉、じゃがいも、ヌードル、塩・砂糖その他、調味料からなる素材に重量で0.1%〜3.5%の本発明の植物体の抽出エキスを入れて、缶詰濃縮野菜スープとすることができた。濃縮トマトクリームスープ、牛肉入りスープ、洋茸クリームスープ、セロリークリームスープ、玉ねぎ、スープなど缶詰スープの場合も同様である。
23.その他、パン、クッキー、ビスケット、カンパン等々、その他うどんやそば等デンプン性食品、タンパク性食品にも1〜35%、又は場合により1〜2.1%の本発明のハスカップ類植物体抽出エキスを入れて、健康食品とすることができる。ビタミンE等油性食品についても同様である。また、それらに併用して香辛料や薬草類を混合添加することもできる。
このことは、アトピー性皮膚炎の患者にも言える。Yリノレン酸は、通常は、リノール酸からデルタ−6−デサツラーゼと言う酵素により作られる。しかし、高齢者や飽和脂肪酸(動物食)を多く取っているとこの酵素の活性が阻害されYリノレン酸の量が不足する様になる。その結果、表皮の細胞壁の組成が変化し、水分の調節異常が起こり、乾燥肌やしわの多い肌になってくる。逆にYリノレン酸を補給してやると細胞組成が正常化すると共にプロスタグランジンE1が多くなり、潤いのある皮膚になったりする。アレルギー症状の悪化は、黄色ブドー球菌やMRSA,VREの感染をよび、それらが悪化すると、治療にたいする悪循環が来るものである。ハスカップより端を発した本発明は本願に開示した工程物と共に、必須脂肪酸に内在する機能と合わせて、意図して殺菌効果や細菌感染の予防に役立てることが出来る。この脂肪酸にかぎってみると脂肪酸の成分では一般には3000mg(1日60Kg体重あたり)の接種が望ましいとされる。ミニ豚(60Kg)4頭2グループや鶏20羽2グループでも副作用なく安全であった。目的に応じて治療上必要であれば増減してもかまわない。朝昼晩と3回にわけて服用することである。(目安は血中の含有でみるとよい。)又、クリームなどの皮膚ぬりや本成分や本成分を含む発明の工程を経た工程物の内服、および注射などが抗VRE体内含有を高めるうえで良いと認められる。
γ−リノレン酸を補給する方法は、γ−リノレン酸を含むポリジ油、ブラックカラント油、月見草油、そして***油を直接摂取するか、これらの油が配合された化粧品を毎日使用することでも補給される。γ−リノレン酸等の含有油の市販物やその代表的な植物について以下に述べる。紫蘇もαリノレン酸やリノール酸を含みSOD活性があると認められるから、これらも含めて、本願の工程に入れる均等物である。当然、本願の工程と産物には、必要において、乳化する為のショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール、ポリグリセリン脂肪酸エステル等を適宜に配合する。濃度が濃い場合や水との配合をする飲料も濃度が濃いときには適宜使うと良いと認める。(乳化は絶対必要な物ではない)ケーキ用気泡性乳化剤として販売されている。乳化剤は下記のような性状に代表され適宜使用できる。
又、リノレン酸(γ、α)、リノール酸、SOD様活性などを含む植物があり、その油成分が市販されている。適宜、本願工程や発明に使用できる。以下、表四から表八にかけて、代表事例として掲げる。(これに限定されない)
エアーグリーン社(大阪市)のγ−リノレン酸含有植物の規格
エアーグリーン社(大阪市)のγ−リノレン酸含有植物の規格
Claims (10)
- ハスカップ類の収穫後、ハスカップ類の異物や除菌の洗浄等のため酸液処理工程を(一次処理工程と言う)行い、又は、場合により経ず、ついでハスカップ類をある期間、保存性を持たす為に、酸液に漬け込む工程(二次処理工程という)を必須工程として行い、ついで、凍結処理工程を(三次処理工程という。)行い、又は、場合により経ず、次いで乾燥工程を(四次処理工程という)行い、又は、場合により経過せず、前記方法による工程を経過させたことからなる塩分忌避者にも使用できるハスカップ類(果実、種子、葉、茎、根)産物
- (a)ハスカップ類の実の処理は、そのままの果粒状が望ましいが、場合によっては、エキス状や破砕した状態にすることもでき、また、(b)ハスカップ類の植物体(葉や茎、根、種子)は、抽出エキスや適宜の抽出体にして、場合によっては、微粉砕した状態にして、又は、微弱エネルギーを付与した状態にして、酸液を含侵させる為の酸液に漬ける加工工程(二次処理工程)を経る。その後、(c)必要に応じて、さらなる保存性や利便性を高める処理である凍結工程(三次処理工程)を行う。また、(d)ハスカップの三次処理工程物をさらなる利便性(例えば水分を抜き軽くする、粉末にする、姿かたちを残し常温で保存性を持たせるなど)を実現するために粉末化をしやすくする為に、乾燥処理工程(四次処理工程という)を必要に応じて行う。それら(a)、(b)、(c)、又は、(d)の工程経過物を食品、飲料、化粧品、洗剤、衣類、布地、抗菌剤、薬剤等に、(a)、(b)、(c)、(d)単独で、又は(a)、(b)、(c)、(d)の内からいずれか1以上の工程経過物を使用して、酸液含有ハスカップ類の産物を得てそれらを使用する、又は、その中から出来た工程経過物のハスカップ類の産物を1以上配合して、雑菌の減少効果とともに、保存性や味覚の変化を極力抑え、塩分忌避者にも使用できることからなるハスカップ類産物
- ハスカップ類栽培において、適宜の肥料のほかに米ぬかを栽培地に施したことからなる味覚や生育を改良増進させたことからなるハスカップ類産物
- ハスカップ類の実、種子、又は、ハスカップ類の植物体の浸漬する酸液をpH6.9からpH3.0にした一次処理工程を経て、ついで、二次処理工程ではpH6.9〜pH2.8にした酸液にして、漬け込み保存することからなる請求項1、2、及び、3記載のハスカップ類産物
- 前記請求項1.2.3及び4からなるハスカップ類産物の配合、又は、活用のハスカップ類加工品産物
- 前記ハスカップ類産物の配合及びハスカップ類を使用した加工品として掲げ提供される商品や調理等の形態は、これに限定されるものでないが次のものがあげられる。菓子、ガム、食パン、カンパン、ビスケット、ドーナツ、冷やしラーメン、ラーメン、ソバ、冷麦、スパゲテイ、コロッケ、テンプラ、サンドイッチ、ウドン等を含む菓子及び小麦加工食品、おにぎり、弁当、レトルトパックご飯、(レトルトパックご飯にハスカップ配合の味噌が載って入るのも含む)ぼた餅、餅、大福(餡の中に本発明のハスカップ類加工品が餡に対して全体配合、又は、部分に投入されている菓子餡も含める)カレーライス料理物等を含む米飯系加工食品、巻き寿司、飯寿、イカ飯、寿司ご飯、いなり寿司等を含む酢飯加工食品、酒、どぶろく、焼酎、ビール、発泡酒、ウイスキー、シヤンパン、梅酒、果実酒等を含む酒加工食品、ヨーグルト、アイスクリーム、シエイク、ラクトアイスクリーム、アイスキャンデー、練乳、飴、キャラメル、乳酸菌飲料、牛乳配合、果汁飲料、チョコレートなどを含む乳加工食品、味付けジンギスカン、スライス豚肉、獣肉、鳥、鶏肉、河豚料理、塩辛、イカの沖漬け、チヤンチヤン焼き、イカや魚のすり身等の魚料理等を含む魚肉加工食品、酢ダコ、食酢、飯寿司、ナマス、漬物(酢付けでない漬物も含む)マリネ、明太子、エビチリ料理物、あんかけ料理物、ニンニク加用の料理物、ピクルス等を含む漬物、中華料理、酢漬け等の加工食品、トーフ、豆乳、納豆、味噌等を含む大豆加工食品、ハスカップ類ソース、ドレッシングケチャップ、ハスカップ類ケチャップ等ソース類を含む調味料加工食品、デンプンのカタクリネリ料理、デンプンウドン、あんかけ料理、葛湯等のデンプン性加工食品グミ、ゼリー菓子、羊羹等の寒天加工食品、マヨネーズ、メレンゲ、玉子焼き、厚焼き玉子、金糸卵、茶碗蒸し等の卵加工食品、ハスカップ類のソース、濃縮めんつゆ、そばつゆ、即席ウドンスープ、ラーメンスープ、ペースト状ラーメンスープ、やきそばソース、ジンギスカンのたれ、焼肉のたれ、ウースターソース、スパゲテイ用ソース、フレンチドレッシング、醤油、朝鮮漬液、マヨネーズ、餃子、コンビーフ、ハンバーグ、福神漬け、粉末スープ味噌、缶詰濃縮野菜スープ、焼きそば、たこ焼き、ジャム、サラダ、結び昆布、ラード、バター、ハム及びソーセージ料理、チーズなどの加工食品及び、料理物、ハスカップ類のジュース、オレンジジュース、コーヒ牛乳、ヨーグルトタイプ、炭酸飲料、ココア、ラクトレース飲料、乳酸菌飲料、コーラタイプの飲料、トマトジュース、リンゴジュース、黒豆ジュース、青汁、クロレラ、レモンジュース、ヤーコン茶、麦茶、日本茶、ウーロン茶、薬草茶、薬草などや薬理成分を入れた薬用ドリンク等を含む飲料、
- 請求項5記載の工程を経過したものから抽出したリノレン酸やリノール酸を1以上からなる抗菌組成物
- 前記ハスカップ類加工品として、請求項1及び、又は、2記載の産物を作るための製造工程経過物を、そのまま人や動物が食する様にした、又は、動物飼料に添加した、又は、それらの製造工程物を料理や炊飯時に添加して食する様にした、請求項5記載のハスカップ類産物
- 前記ハスカップ類加工品として、土壌、葉面散布剤、抗菌剤等請求項1,2,3,4,5、及び6記載の酸液含有ハスカップ類産物を使用した園芸、農業用資材組成物
- 前記ハスカップ類加工品として、請求項1及び、又は、2記載の産物の製造工程物を用い、その残渣も含めて、必要に応じて、各種溶媒抽出やそれを加工することからなる請求項5記載の酸液含有ハスカップ類産物を使用した抗菌、防腐剤組成物、及び、抗ウイルス剤組成物、
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