JP2009194581A - フレーム復元方法、フレーム復元回路及びフレーム復元プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】分割フレームがストリーム信号であってもフレーム復元ができ、また、復元フレーム識別子毎に入力分割フレームの時間監視設定を可能とする。
【解決手段】復元フレーム識別子監視部11は、分割フレーム内の復元フレーム識別子をチェックし、その値に応じて入力分割フレームを分割フレーム処理回路13又は14に入力する振り分け処理を行うと共に、分割フレームが一定の監視時間内に入力されるかの判定を行う。分割フレーム蓄積バッファ部132、142は、最終フレームの分割フレームが入力されるまで入力分割フレームを蓄積することを繰り返す。最終フレームの分割フレームが入力されたときは、その分割フレームと蓄積されている分割フレームとを結合して一つの復元フレームを生成する。分割フレーム蓄積バッファ部132、142は、分割フレームが一定の監視時間内に入力されない時は、クリアされる。
【選択図】図2
【解決手段】復元フレーム識別子監視部11は、分割フレーム内の復元フレーム識別子をチェックし、その値に応じて入力分割フレームを分割フレーム処理回路13又は14に入力する振り分け処理を行うと共に、分割フレームが一定の監視時間内に入力されるかの判定を行う。分割フレーム蓄積バッファ部132、142は、最終フレームの分割フレームが入力されるまで入力分割フレームを蓄積することを繰り返す。最終フレームの分割フレームが入力されたときは、その分割フレームと蓄積されている分割フレームとを結合して一つの復元フレームを生成する。分割フレーム蓄積バッファ部132、142は、分割フレームが一定の監視時間内に入力されない時は、クリアされる。
【選択図】図2
Description
本発明はフレーム復元方法、フレーム復元回路及びフレーム復元プログラムに係り、特に複数の分割フレームを順次受信してバッファに蓄積し、全部揃った時点で分割前の1つのフレームに復元するフレーム復元方法、フレーム復元回路及びフレーム復元プログラムに関する。
送信側ユニットから受信側ユニットに1つのフレームを高速で伝送するために、例えば、送信側ユニットと受信側ユニットを複数のバスで接続し、送信側ユニットでは1つのフレームを複数のバスと同じ数の分割フレームに分割して、各バスに各分割フレームを割り当てて伝送する。受信側ユニットでは、複数のバスを介して複数の分割フレームを受信して、分割前の元の1のフレームに復元する。ここで、バスの状態やフレーム長によっては、送信側ユニットでの分割フレーム送信順と受信側ユニットでの分割フレーム受信順とが異なることがある。その場合には、フレーム復元処理がうまくいかずパケット損失などの問題が生じることがある。
そこで、1つのフレームから分割した複数の分割フレームのそれぞれに、同一の復元フレーム識別子を付与し、受信側ユニットは、複数の分割フレームを順次受信してバッファに蓄積し、同一の復元フレーム識別子を持つ複数の分割フレームが全部揃った時点で分割前の元の1つのフレームに復元するフレーム復元回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、フレーム復元回路では、復元のために分割フレームをバッファに蓄積し、後続の分割フレームの待ち受け状態であった場合でも、別の復元フレーム識別子を持つ分割フレームの復元処理ができるようバックアップ用の蓄積バッファ容量を持たせている。しかし、蓄積バッファがすべて後続の分割フレーム入力待ち状態で、かつ、期待する後続分割フレームが欠落し入力されない事態が起きた場合、別の復元フレーム識別子を持つ分割フレームの処理ができない状態に陥り、信号導通の停止が発生し、復旧できないというスタック問題が発生する。
そこで、上記の特許文献1記載のフレーム復元回路では、受信側ユニットが、一定時間経過してもバッファに蓄積された同一の復元フレーム識別子を持つ分割フレームの数が、設定されている数に達しない時には、何らかの障害発生とみなしてバッファに蓄積されている分割フレームを全て破棄するようにしている。これにより、次のフレームの受信処理に進み、受信処理の停止を防止するようにしている。
しかしながら、上記の特許文献1記載のフレーム復元回路は、バッファに入力される同一の復元フレーム識別子を持つ分割フレームの入力時間間隔に変動があっても、一定時間内に入力され、蓄積された分割フレームの数が最終的に設定されている数に達すれば、元のフレームに復元するという構成に過ぎないため、ストリーム信号には適用することができない。これは、ストリーム信号の分割フレームは、均等な時間間隔で受信入力されることが要求されるのに対し、上記の特許文献1記載のフレーム復元回路では、分割フレームの入力時間間隔が一定であるか否かを監視する手段を持たないからである。
また、上記の特許文献1記載のフレーム復元回路では、信号種別毎に監視時間、バッファクリア時間を変更させるなどのような、復元フレーム識別子毎に入力分割フレームの時間監視設定ができない。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、分割フレームがストリーム信号であっても適用できるフレーム復元方法、フレーム復元回路及びフレーム復元プログラムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、復元フレーム識別子毎に入力分割フレームの時間監視設定が可能なフレーム復元方法、フレーム復元回路及びフレーム復元プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のフレーム復元方法は、1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元方法であって、
分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、第2のステップで蓄積した分割フレームを破棄するバッファ手段のクリアを行う第4のステップとを含むことを特徴とする。
分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、第2のステップで蓄積した分割フレームを破棄するバッファ手段のクリアを行う第4のステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明のフレーム復元回路は、1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元回路であって、
分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する入力分割フレーム監視手段と、入力分割フレーム監視手段による監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次蓄積し、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成し、入力分割フレーム監視手段による監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、入力分割フレーム監視手段によりクリアされてそれまで蓄積した分割フレームを破棄する分割フレーム処理手段とを有することを特徴とする。
分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する入力分割フレーム監視手段と、入力分割フレーム監視手段による監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次蓄積し、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成し、入力分割フレーム監視手段による監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、入力分割フレーム監視手段によりクリアされてそれまで蓄積した分割フレームを破棄する分割フレーム処理手段とを有することを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、本発明のフレーム復元プログラムは、1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元する処理をコンピュータにより実行させるフレーム復元プログラムであって、上記コンピュータに、
分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、第2のステップで蓄積した分割フレームを破棄するバッファ手段のクリアを行う第4のステップとを実行させることを特徴とする。
分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、第1のステップによる監視結果が一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、第2のステップで蓄積した分割フレームを破棄するバッファ手段のクリアを行う第4のステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、分割フレームが一定の監視時間毎に入力されるかの監視を行うことで、分割フレームがストリーム信号であっても、入力分割フレームの欠落によるフレーム復元回路のスタックを回避することができ、また、入力される分割フレームの信号種別毎に監視時間の設定ができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明になる分割フレーム復元回路の原理構成を示すブロック図である。同図に示すように、この分割フレーム復元回路は、入力分割フレーム監視手段1と、分割フレーム処理手段2とから構成される。入力分割フレーム監視手段1に入力される分割フレームは、1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成である。
入力分割フレーム監視手段1は上記の分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の復元フレーム識別子の値を識別し、復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する。
分割フレーム処理手段2は、入力分割フレーム監視手段1による監視結果が上記の一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す分割フレームを順次蓄積し、分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する。また、分割フレーム処理手段2は、入力分割フレーム監視手段1による監視結果が上記の一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、それまで蓄積した分割フレームを破棄するクリアを行う。
従って、この分割フレーム復元回路によれば、分割フレームが一定の監視時間の時間間隔で入力されないときは、分割フレーム処理手段2にそれまで蓄積した同じ値の復元フレーム識別子を持つ分割フレームを破棄するため、入力分割フレームの欠落によるフレーム復元回路のスタックを回避し、別の復元フレーム識別子を持つ入力分割フレームの処理を行うことができる。
次に、本発明の一実施形態について図2〜図6と共に詳細に説明する。
図2は、本発明になるフレーム復元回路の一実施形態のブロック図を示す。本実施形態のフレーム復元回路10は、入力される分割フレームの復元フレーム識別子を監視する復元フレーム識別子監視部11と、復元フレーム識別子監視部11の入力分割フレームの時間監視を行うための監視時間情報を管理する時間監視部12と、復元フレーム識別子監視部11から出力された分割フレームを入力とする第1の分割フレーム処理回路13及び第2の分割フレーム処理回路14と、分割フレーム処理回路13、14で復元された復元フレームを入力とするフレーム送信部15とから構成される。ここで、復元フレーム識別子監視部11と時間監視部12とは、図1の入力分割フレーム監視手段1を構成している。また、第1の分割フレーム処理回路13及び第2の分割フレーム処理回路14は、図1の分割フレーム処理手段2を構成している。
第1の分割フレーム処理回路13及び第2の分割フレーム処理回路14は、それぞれ復元フレーム識別子監視部11から出力された異なる2種類の復元フレーム識別子を持つ分割フレームを入力とする分割識別子監視部131、141と、分割識別子監視部131、141から出力された分割フレームと、復元フレーム識別子監視部11の監視結果であるバッファクリア信号とを入力とする分割フレーム蓄積バッファ部132、142とから構成される。
図3はフレーム復元回路10に入力される分割フレームの一例の構成を示す。1つのフレームを複数に分割して得られる分割フレーム20は、本実施形態では、図3に示すように、データ21、復元フレーム識別子22、分割識別子23、及びデータ24が時系列的に合成(多重)された構成である。
データ21及び24は送信すべきデータそのものである。復元フレーム識別子22は、その分割フレーム20がどのフレームから分割されたかを識別させるための情報、すなわち復元フレームを識別させるための情報である。この復元フレーム識別子22には、例えば、信号の種類の情報が格納される。分割識別子23は、その分割フレーム20における分割情報を示し、その分割フレーム20が復元フレームの開始フレームであるか最終フレームであるかなどの識別を可能とさせるための情報である。
図2に戻って説明する。復元フレーム識別子監視部11は、入力される分割フレーム20中の復元フレーム識別子22が異なる2種類の復元フレーム識別子の値(ここでは、nとm)のいずれであるかを識別して、識別した復元フレーム識別子に対応して第1の分割フレーム処理回路13又は第2の分割フレーム処理回路14に振り分けて分割フレームを入力させると共に、バッファ状態信号が入力された場合は、監視・識別する復元フレーム識別子を、予め定めた順で別の新たな値に変更する機能を有する。
また、時間監視部12は、復元フレーム識別子監視部11の入力分割フレームの時間監視を行うための監視時間情報を管理する監視部で、復元フレーム識別子毎の監視時間の設定が可能である。例えば、欠落させてはいけない信号(例えば、専用線の信号など)は、長い監視時間を設定し、再送が前提となっている信号(例えば、TCP/IP(transmission control protocol/internet protocol)における信号)は、短い監視時間を設定する。これにより、送信内容やサービス内容に応じたフレーム復元が可能になる。
次に、本実施形態の動作について、図4のフローチャート等を併せ参照して詳細に説明する。
まず、1つのフレームを複数に分割し、更に図3の構成に生成された各分割フレームが、復元フレーム識別子監視部11に順次に入力される。復元フレーム識別子監視部11は、図3に示す構成の分割フレーム20内の復元フレーム識別子22をチェックし、更にチェックした復元フレーム識別子22の値がnであれば、入力分割フレーム20を第1の分割フレーム処理回路13に入力し、チェックした復元フレーム識別子22の値がmであれば、入力分割フレーム20を第2の分割フレーム処理回路14に入力する振り分け処理を行う(ステップS1)。2つの分割フレーム処理回路13及び14のどちらに分割フレーム20が振り分け入力された場合も、分割フレーム処理回路13、14の動作は同じであるので、ここでは、説明の便宜上、分割フレーム処理回路13に分割フレーム20が入力されたものとする。
分割フレーム処理回路13内の分割識別子監視部131は、入力された分割フレーム20の図3に示した分割識別子23をチェックし(ステップS2)、その分割フレーム20が分割フレームの最終フレームか、最終フレームではないかのチェックを行う(ステップS3)。分割識別子監視部131は、そのチェック結果と共に入力分割フレーム20を分割フレーム蓄積バッファ部132に供給する。
分割フレーム蓄積バッファ部132は、最終フレームの分割フレームが入力されるまで入力分割フレームを蓄積することを繰り返す(ステップS4、S2、S3のNo、S4)。これにより、図5(A)に31、32で模式的に示すように、分割フレーム蓄積バッファ部132のバッファ蓄積量は、分割フレームが入力される毎に順次増加していく。
そして、分割フレーム蓄積バッファ部132は、ステップS3で入力された分割フレームが最終フレームであるとのチェック結果を受けると、その最終フレームの分割フレームを一旦蓄積すると共に、既に蓄積済みの分割フレームと結合して元の1つの復元フレームに組み立てる(ステップS5)。すなわち、分割フレーム蓄積バッファ部132は、図5(A)に33で模式的に示すように、最終フレームの分割フレーム入力時のバッファ蓄積量が、最終フレームの分割フレーム分だけ増加し、増加後のバッファ蓄積量の復元フレーム識別子nの分割前の1つの復元フレームを組み立てる。
分割フレーム蓄積バッファ部132は、組み立てた1つの復元フレームをフレーム送信部15へ出力する(ステップS9)。第2の分割フレーム処理回路14においても、上記と同様の動作が行われて、復元フレーム識別子mの組み立てた1つの復元フレームをフレーム送信部15へ出力する。フレーム送信部15は、第1の分割フレーム処理回路13と第2の分割フレーム処理回路14からそれぞれ供給された復元フレームの送信制御を行い、出力フレームを出力する。
ここで、上記動作において、分割フレーム蓄積バッファ部132又は142に分割フレームが蓄積された状態で入力分割フレームが伝送途中で欠落してしまい、分割フレーム蓄積バッファ部132又は142に蓄積されている分割フレームと同じ復元フレーム識別子n又はmを持つ分割フレームが入力されない場合、分割フレーム蓄積バッファ部132又は142は該当復元フレーム識別子n、mを持つ分割フレームの入力待ち状態となり、新規に開始フレームから入力される分割フレームの処理ができなくなってしまう。
そのため、時間監視部12は、復元フレーム識別子毎の時間設定入力から、復元フレーム識別子毎に入力分割フレーム20が一定時間間隔で入力されるかどうかの監視を行うための監視時間管理を行い、監視時間情報を復元フレーム識別子監視部11へ供給する(ステップS6)。復元フレーム識別子監視部11は、この監視時間情報に基づいて、入力分割フレーム20の入力時間間隔監視を行う(ステップS7)。
すなわち、復元フレーム識別子監視部11は、同じ値の復元フレーム識別子の分割フレーム20が図5(B)に模式的に示すように、一定の監視時間t内で順次に入力されるかどうかの監視を行う(ステップS8)。一定の監視時間t内で入力された分割フレームは、その後対応する復元フレーム識別子n又はmの分割識別子監視部131又は141に入力されて分割識別子のチェックを行わせる(ステップS2)。
一方、同じ値の復元フレーム識別子の分割フレームが図6(B)に41で模式的に示すように、一定の監視時間t内で入力されなかった場合は、復元フレーム識別子監視部11は、その分割フレーム処理回路内の分割フレーム蓄積バッファ部132又は142に対してバッファクリア信号を供給してクリアする(ステップS10)。これにより、クリアされた分割フレーム蓄積バッファ部132又は142のバッファ蓄積量は、図6(A)に42で模式的に示すようにゼロになる(蓄積された分割フレームは破棄される。)。
また、クリアされた分割フレーム蓄積バッファ部132又は142は、クリアされたことを示すバッファ状態信号を復元フレーム識別子監視部11に供給する。これにより、復元フレーム識別子監視部11は、バッファ状態信号を出力した分割フレーム蓄積バッファ部132又は142を有する分割フレーム処理回路に対応する復元フレーム識別子に替えて、予め定めた次の順番の新規の復元フレーム識別子を持つ分割フレームの識別を開始する。
このように、本実施形態では、同じ値の復元フレーム識別子22を持つ分割フレーム20が一定の監視時間t内で入力されるかの監視を行い、一定の監視時間t内に分割フレーム蓄積バッファ部132又は142に蓄積されている同じ復元フレーム識別子を持つ分割フレームが入力されない場合、分割フレームの最終フレームが入力されるのを待たずに、分割フレームが一定の監視時間t内に入力されないことを検出した時点で、その分割フレームを蓄積していた分割フレーム蓄積バッファ部132又は142をクリアする。このため、本実施形態によれば、分割フレームの欠落によるフレーム復元回路10のスタックを回避し、別の復元フレーム識別子を持つ分割フレームの処理を行うことができる。
また、本実施形態では、復元フレーム識別子監視部11が、同じ値の復元フレーム識別子22を持つ分割フレーム20が一定の監視時間t内で入力されるかの監視を行っているので、分割フレームが一定時間間隔で入力されることが要求されるストリーム信号である場合にも本実施形態を適用することができる。
更に、本実施形態では、時間監視部12により、復元フレーム識別子毎の監視時間の設定が可能であり、欠落させてはいけない信号は長い監視時間を設定し、再送が前提となっている信号は短い監視時間を設定することで、分割フレームの種類に応じて分割フレーム蓄積バッファ部132、142のバッファクリアの監視時間を変更できる。これにより、本実施形態によれば、送信内容やサービス内容に応じたフレーム復元が可能になる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、図2の実施形態では、分割フレーム処理回路は2つ設けられているが、これに限定されるものではなく、任意の数だけ設けることができることは勿論である。また、本発明は、バスインタフェース以外のインタフェースにも適用可能である。
更に、本発明は、分割フレーム蓄積バッファ部132、142に対して、図4のフローチャートに示した処理をコンピュータにより実行させるフレーム復元プログラムも包含するものである。
1 入力分割フレーム監視手段
2 分割フレーム処理手段
10 フレーム復元回路
11 復元フレーム識別子監視部
12 時間監視部
13 第1の分割フレーム処理回路
14 第2の分割フレーム処理回路
15 フレーム送信部
20 分割フレーム
21、24 データ
22 復元フレーム識別子
23 分割識別子
131、141 分割識別子監視部
132、142 分割フレーム蓄積バッファ部
2 分割フレーム処理手段
10 フレーム復元回路
11 復元フレーム識別子監視部
12 時間監視部
13 第1の分割フレーム処理回路
14 第2の分割フレーム処理回路
15 フレーム送信部
20 分割フレーム
21、24 データ
22 復元フレーム識別子
23 分割識別子
131、141 分割識別子監視部
132、142 分割フレーム蓄積バッファ部
Claims (16)
- 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元方法であって、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、
前記分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから前記第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記第2のステップで蓄積した前記分割フレームを破棄する前記バッファ手段のクリアを行う第4のステップと
を含むことを特徴とするフレーム復元方法。 - 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元方法であって、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、前記分割フレームの種別毎に設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、
前記分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから前記第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記第2のステップで蓄積した前記分割フレームを破棄する前記バッファ手段のクリアを行い、そのクリアを行った後は、前記第1のステップによる監視処理を、それまで識別していた前記復元フレーム識別子の値とは異なる予め定めた値の復元フレーム識別子の分割フレームに対して行う第4のステップと
を含むことを特徴とするフレーム復元方法。 - 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元方法であって、
入力分割フレームの監視時間を設定する第1のステップと、
前記入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、前記第1のステップで設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第2のステップと、
前記第2のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレーム中の前記分割識別子に基づいて、入力分割フレームが最終フレームであるか否かを監視する第3のステップと、
前記第3のステップにより分割識別子が監視された前記分割フレームをバッファ手段に順次蓄積する第4のステップと、
前記第3のステップにより最終フレームであることが検出された分割フレームが入力された時は、その最終フレームの分割フレームを前記第4のステップでそれまで蓄積していた同じ値の復元フレーム識別子の分割フレームと結合して復元フレームを生成する第5のステップと、
前記第2のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記第4のステップでそれまで前記バッファ手段に蓄積した前記分割フレームを破棄する前記バッファ手段のクリアを行う第6のステップと
を含むことを特徴とするフレーム復元方法。 - 前記第6のステップによる前記バッファ手段のクリアを行った後は、前記第2のステップによる監視処理を、それまで識別していた前記復元フレーム識別子の値とは異なる予め定めた値の復元フレーム識別子の分割フレームに対して行うことを特徴とする請求項3記載のフレーム復元方法。
- 前記第1のステップは、前記復元フレーム識別子の値が異なる前記分割フレームの種別毎に前記一定の監視時間を任意の値に設定することを特徴とする請求項3又は4記載のフレーム復元方法。
- 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元回路であって、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する入力分割フレーム監視手段と、
前記入力分割フレーム監視手段による監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレームを順次蓄積し、前記分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成し、前記入力分割フレーム監視手段による監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記入力分割フレーム監視手段によりクリアされてそれまで蓄積した前記分割フレームを破棄する分割フレーム処理手段と
を有することを特徴とするフレーム復元回路。 - 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元回路であって、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視し、前記分割フレーム処理手段をクリアした時は、それまで識別していた前記復元フレーム識別子の値とは異なる予め定めた値の復元フレーム識別子を識別する入力分割フレーム監視手段と、
前記入力分割フレーム監視手段による監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレームを順次蓄積し、前記分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成し、前記入力分割フレーム監視手段による監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記入力分割フレーム監視手段によりクリアされてそれまで蓄積した前記分割フレームを破棄する分割フレーム処理手段と
を有することを特徴とするフレーム復元回路。 - 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元するフレーム復元回路であって、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する復元フレーム識別子監視手段と、
前記復元フレーム識別子監視手段が監視する前記一定の監視時間を設定する時間監視手段と、
前記復元フレーム識別子監視手段による監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレーム中の前記分割識別子に基づいて、入力分割フレームが最終フレームであるか否かを監視する分割識別子監視手段と、
前記分割識別子監視手段により分割識別子が監視された前記分割フレームを順次蓄積し、前記分割識別子監視手段から最終フレームであることを示す分割フレームが入力された時は、その最終フレームの分割フレームをそれまで蓄積していた同じ値の復元フレーム識別子の分割フレームと結合して復元フレームを生成し、前記復元フレーム識別子監視手段による監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記復元フレーム識別子監視手段によりクリアされてそれまで蓄積した前記分割フレームを破棄するバッファ手段と
を有することを特徴とするフレーム復元回路。 - 前記分割識別子監視手段及び前記バッファ手段からなる分割フレーム処理手段を複数組有すると共に、その複数組の分割フレーム処理手段内の前記バッファ手段から出力された複数の前記復元フレームをまとめて出力フレームとして送信する送信手段を更に有し、
前記復元フレーム識別子監視手段は、
前記入力分割フレーム中の識別した前記復元フレーム識別子の値に応じて、入力分割フレームを前記複数組の前記分割フレーム処理手段に振り分けて入力する振り分け入力機能と、
前記複数組の分割フレーム処理手段のうち、前記一定の監視時間の時間間隔で入力されない分割フレームの前記復元フレーム識別子の値に対応する分割フレーム処理手段内の前記バッファ手段のみをクリアする機能と
を更に有することを特徴とする請求項8記載のフレーム復元回路。 - 前記復元フレーム識別子監視手段は、前記分割フレームが前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを検出して前記バッファ手段をクリアした時は、それまで識別していた前記復元フレーム識別子の値とは異なる予め定めた値の復元フレーム識別子を識別することを特徴とする請求項8又は9記載のフレーム復元回路。
- 前記時間監視手段は、前記復元フレーム識別子の値が異なる前記分割フレームの種別毎に前記一定の監視時間を任意の値に設定することを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一項記載のフレーム復元回路。
- 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元する処理をコンピュータにより実行させるフレーム復元プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、
前記分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから前記第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記第2のステップで蓄積した前記分割フレームを破棄する前記バッファ手段のクリアを行う第4のステップと
を実行させることを特徴とするフレーム復元プログラム。 - 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元する処理をコンピュータにより実行させるフレーム復元プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記分割フレームを入力として受け、その入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、前記分割フレームの種別毎に設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第1のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレームを順次バッファ手段に蓄積する第2のステップと、
前記分割識別子に基づいて入力分割フレームの最終フレームを識別してから前記第2のステップで蓄積した複数の分割フレームを結合して1つの復元フレームを生成する第3のステップと、
前記第1のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記第2のステップで蓄積した前記分割フレームを破棄する前記バッファ手段のクリアを行い、そのクリアを行った後は、前記第1のステップによる監視処理を、それまで識別していた前記復元フレーム識別子の値とは異なる予め定めた値の復元フレーム識別子の分割フレームに対して行う第4のステップと
を実行させることを特徴とするフレーム復元プログラム。 - 1つのフレームを複数に分割して得たデータのそれぞれに、復元するフレームの識別情報である復元フレーム識別子と、分割情報を示す分割識別子とが多重された構成の各分割フレームを入力として受け、その入力分割フレームを順次に蓄積した後結合して元の1つのフレームに復元する処理をコンピュータにより実行させるフレーム復元プログラムであって、
前記コンピュータに、
入力分割フレームの監視時間を設定する第1のステップと、
前記入力分割フレーム中の前記復元フレーム識別子の値を識別し、該復元フレーム識別子が同じ値である分割フレームが、前記第1のステップで設定した一定の監視時間の時間間隔で入力されるかを監視する第2のステップと、
前記第2のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されることを示す前記分割フレーム中の前記分割識別子に基づいて、入力分割フレームが最終フレームであるか否かを監視する第3のステップと、
前記第3のステップにより分割識別子が監視された前記分割フレームをバッファ手段に順次蓄積する第4のステップと、
前記第3のステップにより最終フレームであることが検出された分割フレームが入力された時は、その最終フレームの分割フレームを前記第4のステップでそれまで蓄積していた同じ値の復元フレーム識別子の分割フレームと結合して復元フレームを生成する第5のステップと、
前記第2のステップによる監視結果が前記一定の監視時間の時間間隔で入力されないことを示す時は、前記第4のステップでそれまで前記バッファ手段に蓄積した前記分割フレームを破棄する前記バッファ手段のクリアを行う第6のステップと
を実行させることを特徴とするフレーム復元プログラム。 - 前記第6のステップによる前記バッファ手段のクリアを行った後は、前記第2のステップによる監視処理を、それまで識別していた前記復元フレーム識別子の値とは異なる予め定めた値の復元フレーム識別子の分割フレームに対して行うことを特徴とする請求項14記載のフレーム復元プログラム。
- 前記第1のステップは、前記復元フレーム識別子の値が異なる前記分割フレームの種別毎に前記一定の監視時間を任意の値に設定することを特徴とする請求項14又は15記載のフレーム復元プログラム。
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