JP2009192466A - テスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 固体撮像装置のテストに要する時間の大幅な短縮化が可能なテスト装置を提供する。
【解決手段】 被収容物の挿嵌方向に貫通した空隙を有する収容部を複数備えた第1トレイ2と、収容部内に収容されたカメラモジュール3によって撮像可能なテストチャート10と、テストチャート10と対向するカメラモジュール3の主面側とは反対の裏面側に形成された電極に接触可能なコンタクタ7と、コンタクタ7に電気的に接続され、コンタクタを7介してカメラモジュール3から与えられる撮像結果の分析が可能な検査部20と、を備えてなり、複数のカメラモジュール3が複数の収容部内に夫々収容された状態の下で、少なくとも一のテストチャート10を複数のカメラモジュール3の視野角範囲内に設置可能に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テスト装置に関し、特にカメラモジュールをトレイに収納した状態でのテストが可能なテスト装置に関する。
デジタルスチルカメラ、カメラ付携帯電話、監視カメラ等の普及に伴い、これらに使用される固体撮像装置の需要が増大し、生産数量も増加している。
固体撮像装置の製造工程では、固体撮像装置でテストチャートを撮像して画質のテストが行われる。この画質テストは、固体撮像装置を専用のソケットに挿入し、ソケットの開口部からテストチャートを撮像して行われる。これは、通常手作業で1個ずつソケットに挿入して行われるために非常に効率が悪く、近年の生産数量増加に対応するのが困難となってきた。
そこで従来、下記特許文献1に記載のようなテスト装置が提案されている。これは、トレイに収納された固体撮像装置を、トレイから1個ずつ移送ユニットにより載置ユニットに移し替え、載置ユニット上部に設けられたテストチャートや光源により画質検査を行うものである。搬送からテストまで自動的に行われるので、手作業で1個ずつ測定するよりもスループットが向上する。
又、ICパッケージのテスト装置としては、下記特許文献2において、トレイに収納したままテストが可能なテスト装置が考案されている。特許文献2によれば、トレイにICパッケージの端子と検査装置の測定部の接触子が接触できる穴を設け、トレイに収納したままテストを行うことができる。これによりICパッケージをテスト用ソケットに移し替える時間や機構を設ける必要がなくなる。
特開2007−163453号公報 特開平7−12894号公報
特許文献1のテスト装置では、固体撮像装置を1個ずつ移送し、又、1回につき2個ずつしかテストできないため、搬送並びにテストに非常に時間がかかるという問題がある。
かかる問題を解消すべく、特許文献2に記載の方法を用いて、トレイに収納したままテストを行うことで時間の短縮化を図ることが考えられる。しかし、特許文献2の装置では、パッケージ上部にコンタクトプッシャーが存在するため、テストチャートを撮像することが出来ず、固体撮像装置のテストが行えない。更に、特許文献2に記載されているように、端子としてリードを使用しているようなデバイスではなく、例えば半田ボールやパッドを端子として使用しているようなデバイスや、端子がパッケージ内でランダムな位置に配置されているようなデバイスは、特許文献2のような構造のトレイではテスト装置の接触子とデバイスの端子を接触させることが出来ず、テストを行うことが出来ない。
本発明は、上記の問題点に鑑み、固体撮像装置のテストに要する時間の大幅な短縮化が可能なテスト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るテスト装置は、被収容物の挿嵌方向に貫通した空隙を有する収容部を複数備えた第1トレイと、前記収容部内に収容されたカメラモジュールによって撮像可能なテストチャートと、前記テストチャートと対向する前記カメラモジュールの主面側とは反対の裏面側に形成された前記カメラモジュールの電極に接触可能なコンタクタと、前記コンタクタに電気的に接続され、前記コンタクタを介して前記カメラモジュールから与えられる撮像結果の分析が可能な検査部と、を備えてなり、複数の前記カメラモジュールが複数の前記収容部内に夫々収容された状態の下で、少なくとも一の前記テストチャートを複数の前記カメラモジュールの視野角範囲内に設置可能に構成されていることを第1の特徴とする。
本発明に係るテスト装置の上記第1の特徴構成によれば、第1トレイの各収容部内にカメラモジュールを搭載した状態で、複数のカメラモジュールによってテストチャートを撮像し、コンタクタを介して送出された撮像結果が検査部によって分析されることで、視野角範囲内にテストチャートが位置している複数のカメラモジュールに対して、一時に画像テストを行うことができる。このため、カメラモジュールを一つずつ移送する従来方法よりもテスト時間が大幅に短縮される。
又、カメラモジュールが収容される第1トレイは、挿嵌方向に貫通した空隙を有して形成されているため、主面側に形成された撮像素子をテストチャートに対向させつつ、裏面側に形成された電極とコンタクタとを電気的に接続させることが可能となる。これにより、カメラモジュールをトレイに収容したままの状態でテストを行うことができるため、カメラモジュールを個々に搬送しながらテストを行う場合と比較して、制御機構が簡素化される。
又、本発明に係るテスト装置は、上記第1の特徴構成に加えて、前記テストチャートが、前記第1トレイの下方に設置されて前記カメラモジュールによって下向きに撮像可能に構成されていることを第2の特徴とする。
本発明に係るテスト装置の上記第2の特徴構成によれば、カメラモジュールが上向きに構成される場合に比べ、カメラモジュールやレンズの表面に付着する異物の量を大幅に減少させることができる。これにより、カメラモジュールやレンズ表面に付着した異物の影響を小さくすることができる。
又、本発明に係るテスト装置は、第1又は第2の特徴構成に加えて、複数の前記カメラモジュール夫々が、前記主面側を下向きにして複数の前記収容部に向けて挿嵌されることで前記各収容部内に収容されることを第3の特徴とする。
このとき、具体的にカメラモジュールが、撮像素子が形成されている主面側の幅が電極が形成されている裏面側の幅よりも狭くなるような構造であれば、収容部をテーパ形状とした状態で主面側を下向きにしてカメラモジュールを収容部に挿嵌することで、主面側を下向きにして安定的に収容部内に収容することができる。
又、本発明に係るテスト装置は、上記第1〜第3の何れか一の特徴構成に加えて、マトリクス状に配列された複数の前記カメラモジュールの一行分又は一列分に係る全ての前記カメラモジュールの各視野角範囲内に、一時に、一の前記テストチャートが夫々存在するように、一又は複数の前記テストチャートが行方向又は列方向に沿って設けられていることを第4の特徴とする。
又、本発明に係るテスト装置は、上記第4の特徴構成に加えて、一行分又は一列分に係る全ての前記カメラモジュールによって前記テストチャートの撮像が終了した後、前記第1トレイが列方向又は行方向に移動可能に構成されていることを第5の特徴とする。
本発明に係るテスト装置の上記第5の特徴構成によれば、視野角範囲内にテストチャートが設置されているカメラモジュールに対する画像テスト、並びに、列方向又は行方向への第1トレイの移送を順次実行することで、第1トレイ内に収容された全てのカメラモジュールに対して連続的にテストを実行することが可能となる。これにより、テストに要する時間を更に短縮することが可能となる。
又、本発明に係るテスト装置は、上記第1〜第5の何れか一の特徴構成に加えて、前記カメラモジュールを前記収容部内の所定の標準位置に位置調整可能なカメラモジュール位置調整部を備え、前記カメラモジュールが前記テストチャートを撮像する前に、前記カメラモジュール位置調整部が前記カメラモジュールの設置位置を確認すると共に、前記標準位置に設置されていない場合には前記カメラモジュールを前記標準位置に調整することを第6の特徴とする。
本発明に係るテスト装置の上記第6の特徴構成によれば、各カメラモジュールを第1トレイの各収容部内に収容させた最初の時点で、何れかのカメラモジュールに位置ズレが生じていた場合であっても、テスト開始前までには位置の調整を行うことができるため、各カメラモジュールに対して精度の高い画像テストを行うことができる。
又、本発明に係るテスト装置は、上記第1〜第6の何れか一の特徴構成に加えて、前記第1トレイに重ね合わせることのできる第2トレイを有し、前記挿嵌方向とは逆方向の離脱方向に係る前記第1トレイの表面上に前記第2トレイを載置後、前記カメラモジュールを前記離脱方向に前記第1トレイから離脱させることで、前記カメラモジュールを前記第2トレイ内に収容可能に構成されていることを第7の特徴とする。
本発明に係るテスト装置の上記第7の特徴構成によれば、テスト終了後に第1トレイに収容されていた複数のカメラモジュールを、一時に第2トレイに移し替えることができる。これにより、テスト完了後の複数のカメラモジュールを、第2トレイごと、そのままテスト後の工程が行われるエリアに移送できる。従って、従来のようにカメラモジュールを人手で一個ずつ移し替える必要がなくなり、テスト終了後のカメラモジュールに対して短時間で次の工程へと移すことができる。
又、本発明に係るテスト装置は、上記第1〜第7の何れか一の特徴構成に加えて、前記空隙内にレンズが介挿されており、前記レンズが、前記収容部内に前記カメラモジュールを収容時に前記カメラモジュールの主面側と前記テストチャートの間に位置し、前記収容部内に収容されたカメラモジュールによって、前記レンズを介して前記テストチャートを撮像可能に構成されていることを第8の特徴とする。
本発明に係るテスト装置の上記第8の特徴構成によれば、レンズが内蔵されていないカメラモジュールに対しても、レンズが内蔵されたカメラモジュールと同様に画像テストを実行することができる。
本発明の構成によれば、第1トレイの各収容部内にカメラモジュールを搭載した状態で、複数のカメラモジュールによってテストチャートを撮像し、コンタクタを介して送出された撮像結果が検査部によって分析されることで、視野角範囲内にテストチャートが位置している複数のカメラモジュールに対して、一時に画像テストを行うことができる。このため、カメラモジュールを一つずつ移送する従来方法よりもテスト時間を大幅に短縮することができる。
以下において、本発明に係るテスト装置(以下、適宜「本発明装置」と称する)の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明装置の概念的構造図であり、(a)が上から見た図を、(b)に正面から見た図を夫々示している。
本発明装置1は、カメラモジュール(固体撮像装置)3の収容が可能なトレイ2、トレイ2が設置されるトレイ設置台4、ゴミ・シミテスト用テストチャート5、画像テスト用テストヘッド6、コンタクタ7、不良モジュールピックアップ部8、画像テスト用テストチャート10、モータ11及び12、モータコントローラ17、撮像された画像を分析する検査部20、カメラモジュール位置調整部30を備えて構成される。尚、トレイ設置台4は、所定の領域4a内において空隙が形成されており、トレイ2は、その領域4aに係る空隙幅よりも大きい寸法幅で形成されているものとする。言い換えれば、領域4a上を含む位置にトレイ2を載置することにより、トレイ2が領域4a内の空隙から落下することがなく、且つトレイ2の下方を露出させることが可能に構成されている。
図2はトレイ2の拡大図であり、(a)が斜視図、(b)がカメラモジュール3が収容されていない状態におけるトレイ2一部の断面図、(c)がカメラモジュール3が収容されている状態におけるトレイ2一部の断面図を夫々示している。図2に示すように、トレイ2には複数の収容部23が形成されており、各収容部23内にカメラモジュール3を収容可能に構成されている。収容部23は、カメラモジュール3の挿嵌方向d1(ここでは下向きとする)に貫通した空隙を有して形成されており、収容部23内にカメラモジュール3が収容された状態において、当該モジュール3の主面側に形成された撮像素子が、トレイ2の下方の被写体を撮像可能に構成される。
又、図2に示すカメラモジュール3は、撮像素子並びにレンズ31が形成された主面側B1の幅W1が、コンタクタ7に接続される電極が形成された裏面側B2の幅W2よりも小さい構造となっている。このため、このような形状を有するカメラモジュール3を収容部23内において下向きに安定的に収容すべく、収容部23は、下部の内径が上部の内径よりも狭くなるように形成されている。
このようにカメラモジュール3を収容部23内に収容した状態で、トレイ設置台4上においてトレイ2を移動方向d2に移動させる(図1参照)。そして、まずカメラモジュール位置調整部30によって、各カメラモジュール3が収容部23内の所定の標準位置に正しく収容されているか否かが確認されると共に、標準位置に収容されていない場合(即ち、はみ出している場合)にはカメラモジュール3を標準位置に調整する。
図3は、カメラモジュール3を収容部23内の標準位置に収容する方法を示す模式図であり、(a)が標準位置に収容されている場合、(b)が標準位置からずれている場合を示している。
カメラモジュール位置調整部30は、各カメラモジュール3の収容位置を確認するはみ出し検出センサ13と、カメラモジュール3を実際に動かして位置の調整を行う位置調整アーム14を備える。
はみ出し検出センサ13は、トレイ2を挟むように設置された2つのセンサ素子によって構成され、両センサ間に位置する一列又は数列分のカメラモジュール3のはみ出し状態を確認可能に構成されている。このはみ出し検出センサ13によって、対象となる一列又は数列分のカメラモジュール3のはみだし状態が確認されると、トレイ2を移動方向d2に移動させることで、まだ確認されていないカメラモジュール3をセンサ13によって検出可能な範囲内となるように設置する。又、それと共に、前段階ではみだし状態が確認されたカメラモジュール3の内、実際に標準位置に収容されていないカメラモジュール3(以下、適宜「要調整カメラモジュール」と記載)を、位置調整アーム14によって標準位置になるように移動させる。より具体的には、例えば位置調整アーム14の先端が吸盤形状となっており、要調整カメラモジュールを位置調整アーム14によって一旦持ち上げた後、再度収容されていた収容部23内に下向きに挿嵌し直す。尚、センサ素子の数ははみ出し状態が確認可能であれば3以上であっても良い。
このように、トレイ2内に設置されていた全てのカメラモジュール3が、収容部23内において正しく標準位置に設置できていることを確認した後、若しくは正しく標準位置に設置し直した後、トレイ2を画像テスト用テストヘッド6(以下、適宜「テストヘッド6」と略記)の下方に移送させる。
図4はテストヘッドの概略構成を示す図であり、(a)が正面図、(b)がカメラモジュール3を含めて詳細に図示した拡大図である。
図4に示すように、テストヘッド6には、テストモジュール41が複数個設けられており、テストモジュール41とコンタクタ7が電気的に接続されている。又、テストモジュール41は、配線42を介して検査部20に電気的に接続されている。検査部20は与えられる電気信号に基づいて演算処理が可能な装置(例えば計算機)を有して構成される。
トレイ2がテストヘッド6の下方に移送されると、コンタクタ7が下方に移動して、対象となるカメラモジュール3の裏面側に形成されている電極51と接触する。コンタクタ7は、電極51への打痕を軽減し、若しくは電極51との接触時の衝撃によるカメラモジュール3へのダメージを緩和し、更にはスループットを向上させるために、コンタクタ7が電極51に接触する近傍までは速い速度で降下し、電極51の近傍から電極51に接触するまではゆっくり下降する。コンタクタ7が電極51に接触した後は、加重センサ43により、過度の加重がかかって打痕やダメージを与えないよう下降する位置が調節される。
コンタクタ7が電極51に接触し、適正な位置に調節がされた後、カメラモジュール3は、トレイ2の下方に設置された画像テスト用テストチャート10(以下、適宜「テストチャート10」と略記)を撮像する。上述したように、収容部23は上下方向に貫通する空隙を有しているため、主面側が下向きとなるように収容されたカメラモジュール3は、トレイ設置台4内の空隙4aを介して下方に露出され、且つ、その下方に設置されたテストチャート10と対向する。これにより、主面側に形成されているカメラモジュール3(の撮像素子)の視野角範囲内にテストチャート10が位置し、カメラモジュール3によって当該テストチャート10を撮像することができる。カメラモジュール3が撮像した信号は、コンタクタ7から配線42を通じて、検査部20に送出される。検査部20は、この信号をもとに画質検査を実施し、カメラモジュール3の良否判定を行う。
図5は、テストチャート10の一実施例を示す概略図である。図5(a)はテストチャート及びそれを支持するための支持台を含む全体の構成を示した図であり、図5(b)はカメラモジュール3とテストチャート10の位置的関係を概念的に示した図である。
図5(a)に示すように、テストチャート10は支持台61によって支持されている。この支持台61は、交差する2本の支持アーム62が平行に延伸する2本のレール65上に設置されており、支持アーム62が開いたり閉じたりすることで高さ調節が可能になっている。そして、2本の支持アーム62はその交差点で留め具63で留められており、留め具63が支持アーム62に設けられた調整用溝部64内をスライドすることによりその高さを変えることができる。支持アームの下部はレール65上を移動することにより開閉可能となっている。このように、支持台61の高さ調節が可能に構成されることで、異なる焦点距離を有するカメラモジュール3に対しても、テストチャート10を変更することなく支持台61の高さを変えることのみで本発明装置1でのテストが可能となる。尚、支持台61、支持アーム62等はモータコントローラ17からの制御指示に基づいてモータ11によって動作制御される。
テストチャート10は、トレイ2内に収容されたカメラモジュール3の内、同一列に属する全てのカメラモジュール3の視野角範囲内に位置するように構成されている。図5(b)に示すように、本実施形態では、同一列に属する全てのカメラモジュール3について、各カメラモジュール3の視野角範囲内に、夫々異なる一のテストチャート10が位置するようにテストチャート10が設置されている。
尚、図5に示すように、テストチャート10には、粘着ローラ71、ブラシ72、エアー73等のクリーニング機構が備えられており、テストチャート10のクリーニングが可能に構成されている。より詳細には、粘着ローラー71によってテストチャート10上の異物を付着させて除去したり、ブラシ72で異物を払い落としたり、エアー73で異物を吹き飛ばしたりすることで、テストチャート10をクリーニングし、常に正しい画像テストが行える状態に保つことが可能となっている。
このように構成されたテストチャート10を、カメラモジュール3によって撮像することによって当該カメラモジュール3のテストが行われる。具体的には、トレイ2内にマトリクス状に配列された複数のカメラモジュール3の内、同一列に属する全てのカメラモジュール3がテストチャート10を撮像し、これらの撮像結果が検査部20に与えられる。検査部20では、与えられた撮像結果を分析し、当該対象列に属する複数のカメラモジュール3の中に不良品が存在しているか否かを判断する。そして、不良品が存在した場合には、不良モジュールピックアップ部8によって当該不良品が選別され、この選別された不良モジュールが不良品収納箇所(箱或いはトレイ)に送られる。
このようにして、一列に係るカメラモジュール3の良否判定が完了すると、トレイ2を一行分だけ移送し、隣の列に係るカメラモジュール3の良否判定を引き続き同様に行う。以下、良否判定とトレイ2の移送を交互に行うことで、トレイ2に収容されている全てのカメラモジュール3の良否判定、並びに不良品の選別が完了する。尚、不良モジュールピックアップ部8は、モータコントローラ17からの制御指示に基づいてモータ12によって制御されることで、不良モジュールを不良品収納箇所へと移送する。
尚、良否判定の精度を向上させるべく、不良品と判定されたカメラモジュール3のみを再度検査する構成としても良い。図6は、不良品と判定されたカメラモジュール3を再度検査する場合に係るトレイ2の移送例を示す。
上述したように、トレイ2がトレイ設置台4上を移動方向d2に移動しながら、トレイ2内の各列毎にカメラモジュール3の良否判定が行われる。そして、トレイ2に収納されている全てのカメラモジュール3の検査がすべて終了した後、トレイ2をd2とは反対向きの逆方向d3に移動させながら、不良と判断されたカメラモジュール3のみを再検査する。尚、このとき、不良と判断されたカメラモジュール3のトレイ2内での位置情報は、検査部20によって記憶されており、この記憶された情報に基づいて不良と判断されたカメラモジュール3のみが再検査の実行がされるものとして良い。以下、同様に逆方向d3に移動させながら、順次不良判断がされたモジュールのみを再検査することで、良否判定の精度を上げることができる。
このようにして、良品と不良品が識別され、不良品と判断されたカメラモジュール3が選別されると、トレイ2には良品のカメラモジュール3のみが収容された状態となる。このようにして選別された良品のカメラモジュール3は、次の工程が行われるエリアに送出すべく、移送用のトレイに移される。
図7は、良品のカメラモジュール3を移送用トレイに移し替える状態を示す概念図である。不良品のカメラモジュール3が選別され、良品のみが収容されたトレイ2の上に移送用トレイ81が重ねられる。移送用トレイ81は、(テスト用)トレイ2とガイドピン等によって重ね合わせ可能な構造であり、トレイ2が備える収容部23と同様の位置に少なくとも一方の面が開口した収容部を有している。トレイ2の上側に移送用トレイ81が重ね合わせられた状態の下でアーム82によって両トレイ2及び81の上下を挟み込み、略180度回転させて上下を反転させる。
図2を参照して上述したように、トレイ2が備える収容部23は、テーパ形状を有する構成である。即ち、検査時においては、収容されたカメラモジュール3が下方に落下することのないように、収容部23が有する空隙の径の狭い方(収容されているカメラモジュール3の主面側)を下方、径の広い方(カメラモジュール3の裏面側)を上方にした状態で、トレイ2を移送させていた。しかし、前記のように反転させることで、収容部23の空隙の径の広い裏面側が下方になるため、収容されていたカメラモジュール3が下方に自然落下する。そして、トレイ2の下側で重ね合わせられている移送用トレイ81内の各収容部にカメラモジュール3が収容される。これによって、トレイ2に収容されていたカメラモジュール3を、簡易な方法によって移送用トレイ81に移し替えることができ、検査後の工程が行われるエリアにトレイ81毎カメラモジュール3を移送でき、カメラモジュール3を人手で一個ずつ移し変える必要がなくなる。
図8は、ゴミ・シミテストを行う場合の概念図である。カメラモジュール3の表面等にゴミやシミが付着している可能性も否定できない。ゴミやシミの存在は、例えば白一色で塗りつぶされた、テストチャート10とは異なる、専用のゴミ・シミテスト用テストチャート5(以下、適宜「テストチャート5」と略記)をカメラモジュール3によって撮像させ、その撮像結果を検査部20で分析することで確認することができる。このため、本発明装置1によってゴミ・シミテストを行う場合には、トレイ2の下方にテストチャート5を移動させ、カメラモジュール3とテストチャート5を対向させて、カメラモジュール3によって当該検査チャート5を撮像することで検査可能である。このとき、テストチャート5を設置台4に近接させておくと共に、空隙4a内に位置するようにテストチャート5を移動させてカメラモジュール3と対向させるものとすることができる。このようにすることで、カメラモジュール3とゴミ・シミテスト用テストチャート5との離間を狭くすることができ、ゴミ・シミテストの精度を上げることができる。
このように構成することで、ゴミ・シミテストについても本発明装置1によって実行することができ、専用の装置を用意する必要がない。
尚、このゴミ・シミテストは、各カメラモジュール3のテストチャート10を用いた検査が行われる前に各カメラモジュール3に対して実行されるものとしても構わない。
上述したように、本発明装置1の構成とすることで、トレイ2内に収容されたカメラモジュール3の内、同一列に属するカメラモジュール3を一時にテストすることが可能となる。このため、カメラモジュールを1つずつ移送し、一時に2個程度のカメラモジュールのテストを行う従来方法よりもテスト時間が大幅に短縮される。
又、本発明装置1が有するトレイ2は、図2に示すように方向d1(ここでは下向きとする)に貫通した空隙を有して形成されているため、主面側に形成された撮像素子をテストチャート10に対向させつつ、裏面側に形成された電極51とコンタクタ7とを電気的に接続させることが可能となる。これにより、カメラモジュール3をトレイ2に収容したままの状態でテストを行うことができるため、カメラモジュールを個々に搬送しながらテストを行う場合と比較して、制御機構が簡素化される。
尚、画像テスト用テストヘッド6及びテストチャート10を用いてカメラモジュール3の撮像テストを行うのと並行して、当該画像テストを行っていない一部のカメラモジュール3に対して、画像テスト以外のテスト(例えば電気的特性テスト等)を行うものとしても構わない。
図9は、画像テストと電気的特性テストとを並行して行う場合の概念図である。本発明装置1が、画像テスト用テストヘッド6に加えて、消費電流等の電気的特性をテストするための電気的特性テスト用テストヘッド6aを別途備えている。これによって画像テスト用テストヘッド6を用いて所定の複数のカメラモジュール3aに対して画像テストを行うのと並行して、前記カメラモジュール3a以外の複数のカメラモジュール3bに対して、電気的特性テスト用テストヘッド6aを用いて電気的特性のテストを行うことができる。より具体的には、列毎に複数のカメラモジュールのテストを行う構成とし、画像テストを行う列と電気的特性テストを行う列とを異ならせ、各テストが終了する毎にトレイ2を一列ずつ移送させることで、画像テストと電気的特性テストとを並行して実行することができる。これによって、各カメラモジュール3に対して、一のテスト装置によって複数のテストを効率的に実行することができ、テスト時間の短縮化が図られる。
電気的特性テストは、画像テストとは異なりカメラモジュール3によって被写体(テストチャート10)を撮像することはないので、電気的特性テスト用テストヘッド6aの下方にはチャートは設置されず、画像テスト用テストヘッド6の下方にのみテストチャート10が設置される。
尚、ここでは電気的特性テストを例に挙げて説明を行ったが、無論、電気的特性テストに限られず、画像テスト用テストヘッド6に加えて画像テスト以外の他のテストを行うためのテストヘッドを備え、画像テストと並行して行うものとすることが可能である。
以下に別実施形態につき、説明する。
〈1〉 上述の実施形態では、カメラモジュール3をトレイ2に対して下向きに挿嵌し、トレイ2の下方に設置されたテストチャート10を撮像することで、カメラモジュール3のテストを行う構成としたが、テスト時のカメラモジュール3の向きは下向きに限定されるものではない。例えば、カメラモジュール3が上向きになるようにトレイ2の収容部23内にカメラモジュール3を収容し、トレイ2の上方に設置されたテストチャート10を撮像することでカメラモジュール3のテストを行う構成としても良い。
図10は、カメラモジュール3の主面側(撮像素子形成側)を上向きにしてトレイ2に収容する場合の概念図を示している。トレイ2は、図2に示したものと同様、上下方向に貫通した空隙を有して形成されている(図10(a)及び拡大図参照)。尚、図2の場合と異なり、主面側を上向きにしてトレイ2内の収容部に挿嵌する。この場合、カメラモジュール3の撮像素子が形成されている主面側が上方に、電極51が形成されている裏面側が下方に露出される構成となる。
そして、カメラモジュール3を収容部内で固定するための蓋25をトレイ2の上面に取り付ける(図10(b),(c)参照)。尚、図10(b)は蓋25をトレイ2の上面に取り付ける前段階の状態、(c)は蓋25をトレイ2の上面に取り付けた後の状態を示している。蓋25は、トレイ2内の各収容部23に対応した位置において、上下方向に貫通した空隙を有しており、当該空隙の幅は、カメラモジュール3の主面側の幅に略等しくなるように形成されている。即ち、蓋25がトレイ2の上面に取り付けられた時点で、カメラモジュール3の主面側は、トレイ2の空隙及び蓋25の空隙を介して上方に露出されており、トレイ2の上方の被写体の撮像が可能となる。
このようにトレイ2内の収容部23に各カメラモジュール3が取り付けられ、蓋25が更に重ねられた状態の下で、カメラモジュール3の裏面側に形成されている電極51に対してトレイ2の下方からコンタクタ7を接触させ、トレイ2の上方に設置されたテストチャート10を撮像することで、画像テストを行うことができる。この場合も、トレイ2に乗せたままカメラモジュール3の画像テストを行うことができ、且つ、上記実施形態と同様、複数のカメラモジュール3を一時にテストすることが可能となるため、カメラモジュールを一つずつ移送する従来方法よりもテスト時間が大幅に短縮される。
尚、上述した実施形態のように、トレイ2の下方に設置されたテストチャート10を撮像する場合には、撮像素子が形成されているカメラモジュール3の主面側が下方を向く構成である。このため、図10のように、カメラモジュール3の主面側が上方を向く場合と比較して、カメラモジュール3やレンズの表面に付着する異物の量が大幅に減少する。又、上述した実施形態では、原理的にはテストチャート10の表面に異物が付着する可能性があるが、カメラモジュール3からの距離が近いほど異物の影響が大きくなるため、カメラモジュール3の表面に付着する異物の影響に比べればテストチャート10の表面に付着する異物の影響は無視しても良い。従って、テスト時における付着した異物の影響を小さくすることができるという点では、上述した実施形態のように下向きにテストチャート10を撮像する方が望ましい。
又、撮像方向(カメラモジュール3からテストチャート10に向かう方向)とカメラモジュール3のトレイ2への挿嵌方向とを異ならせても良い。即ち、例えばトレイ2の各収容部23に対してカメラモジュール3を上向きに挿嵌し、トレイ2の下方に設置されたテストチャート10をカメラモジュール3によって下向きに撮像するものとしても構わない。この場合、カメラモジュール3の主面側と裏面側とが略同じ幅か、或いは裏面側の幅を主面側よりも狭く形成し、カメラモジュール3の裏面側をトレイ2に近づけることで収容部23内に挿嵌するものとすることができる。
又、トレイ2の収容部23内に各カメラモジュール3を収容した後、トレイ2を回転させることで、カメラモジュール3をテストチャート10に向けた後にテストチャート10を撮像するものとしても良い。
〈2〉 上述の実施形態では、吸盤形状を有した位置調整アーム14が要調整カメラモジュールを一旦持ち上げた後、標準位置内となるよう、当該カメラモジュールを再度収容されていた収容部23内に下向きに挿嵌し直すものとしたが、この位置調整方法は一例であってかかる方法に限定されるものではない。例えば、図2に示したように、収容部23が、下部の内径が上部の内径よりも狭くなるようにテーパ状に形成されている場合であれば、単に位置調整アーム14が要調整カメラモジュールを下向きに押下することで、要調整カメラモジュールをテーパ形状に係る収容部23の斜面を滑らせて標準位置に正しく調整するものとしても良い。
〈3〉 上述の実施形態では、カメラモジュール位置調整部30がトレイ2内に収容された全てのカメラモジュール3を正しく標準位置に設置できていることを確認した後、若しくは正しく標準位置に設置し直した後、トレイ2をテストチャート10の撮像可能位置に移動させる構成としたが、位置調整とテストチャート10の撮像とを並行して行う構成としても構わない。
図11を用いて一例を説明する。図11では、列毎に位置調整がされ、且つ列毎にテストが行われる場合を想定している。まず、カメラモジュール位置調整部30によって所定のBi列分に係るカメラモジュール3の収容位置の確認及び調整を行う。次に、トレイ2を一列分だけ移動させ、カメラモジュール位置調整部30によって位置確認を行う対象を列Biの隣の列A1に移動させる。このとき、最前列に係る列B1がテストチャート10の上方(且つテストヘッド6の下方)に位置する(図11ではテストチャート10を図示していない)。そして、カメラモジュール位置調整部30によって列A1に係るカメラモジュール3の収容位置の確認及び調整を行い、これに合わせて列B1に係る各カメラモジュール3の裏面側の電極51とコンタクタ7を電気的に接続した上でテストチャート10の撮像を行う。以下、トレイ2を一列分ずつ移動させることで、カメラモジュール位置調整部30による位置調整及び確認と、テストチャート10の撮像とを並行して行うことができる。
又、上記の場合において、複数列に係るカメラモジュール3を同時に位置調整及び確認処理をしても構わないし、複数列に係るカメラモジュール3によってテストチャート10の撮像を行うものとしても構わない。
〈4〉 上述の実施形態では、収容部23がテーパ形状を有するものとして説明したが、主面側又は裏面側の一方を収容部23に向けて挿嵌させることで、カメラモジュール3を収容部23内において安定的に収容可能に構成されていれば、収容部23の形状には限定されない。しかしながら、斜面を滑らせるだけの簡易な制御によって位置調整が可能となるという点を鑑みれば、上述したように収容部23をテーパ形状とすることが好ましい。
〈5〉 上述の実施形態では、トレイ2内においてマトリクス状に配列された複数のカメラモジュール3において、一時に一列毎に画像テストを行うものとしたが、複数列毎に画像テストを行うものとしても構わない。尚、トレイ2の移送方向を「列方向」と記載するとすれば、一時に一行毎若しくは複数行毎に画像テストを行うものとしても構わない。
〈6〉 上述の実施形態では、カメラモジュール3内にレンズ31が搭載されていることを想定して説明したが、トレイ2内にレンズ32が搭載される構成とすることも可能である(図12参照)。図12に示すようなトレイ2によれば、レンズ31が内蔵されていないカメラモジュール3内に対しても画像テストを行うことが可能となる。
〈7〉 上述の実施形態では、特に明示的に言及していないが、テストチャート10、及びゴミ・シミテスト用テストチャート5は、LED等の撮像に必要な光源を備えているものとして良い。又、チャートそのものが光源を有していなくても、外部からの光源によってカメラモジュール3によって撮像可能に構成されているものとしても良い。
〈8〉 上述の実施形態では、同一列に属する全てのカメラモジュール3について、各カメラモジュール3の視野角範囲内に、夫々異なる一のテストチャート10が位置するようにテストチャート10が設置されており、列毎にカメラモジュール3の画像テストを行う構成としたが、各カメラモジュール3の視野角範囲内に位置するテストチャート10の内の一部又は全部が共通のテストチャート10で構成されるものとしても良い。
図13は、一のテストチャート10が複数のカメラモジュール3の視野角範囲内に位置する場合の実施例を概念的に示した図である。図13(a)では、同一列に属する各カメラモジュール3の視野角範囲内に一時にテストチャート10が位置し、且つ、二つのカメラモジュール3の視野角範囲内に同一のテストチャート10が位置するように構成されている。かかる場合であっても、列毎に各カメラモジュール3の画像テストを行うことができる。
更に、複数列毎に各カメラモジュール3の画像テストを行う構成としても良い。図13(b)は、あるテストチャート10とそれを視野角範囲に含むカメラモジュール3(3a〜3d)との位置関係を平面的に示したものである。尚、点線で囲んだ領域Xa〜Xdは、夫々各カメラモジュール3a〜3dの視野角範囲を平面的に表したものである。図13に示すような構成の場合、テストチャート10は、各カメラモジュール3a〜3dの視野角範囲内に位置しており、このテストチャートによって2行2列分のカメラモジュール3の画像テストが可能となる。このようなテストチャート10を一列に複数並べることで、2列分のカメラモジュール3の視野角範囲内に、一時に何れか一のテストチャート10を位置させることができる。これにより、2列毎に各カメラモジュール3の画像テストを行うことができる。
尚、上記において、「2列毎」というのはあくまでも一例であり、一のテストチャート10と当該テストチャート10を視野角範囲に収める各カメラモジュール3との位置関係を替えることで、3列以上のカメラモジュール3の画像テストを実施可能に構成されているものとしても良い。
本発明に係るテスト装置の概念的構造図 トレイの拡大図 カメラモジュールをトレイの収容部内の標準位置に設置する方法を示す模式図 テストヘッドの概略構成を示す図 テストチャートの一実施例を示す概略図 不良品と判定されたカメラモジュールを再度検査する場合に係るトレイの移送例 良品のカメラモジュールを移送用トレイに移し替える状態を示す概念図 ゴミ・シミテストを行う場合の概念図 画像テストと電気的特性テストとを並行して行う場合の概念図 カメラモジュールを上向きにしてトレイに収容する場合の概念図 位置調整とテストチャートの撮像とを並行して行う場合の概念図 レンズを搭載したトレイの概念図 一のテストチャートが複数のカメラモジュールの視野角範囲内に位置する場合の実施例を示す概念図
符号の説明
1: 本発明に係るテスト装置
2: トレイ
3: カメラモジュール
4: トレイ設置台
5: ゴミ・シミテスト用テストチャート
6: 画像テスト用テストヘッド
6a: 電気的特性テスト用テストヘッド
7: コンタクタ
8: 不良モジュールピックアップ部
10: 画像テスト用テストチャート
11、12: モータ
13: はみ出し検出センサ
14: 位置調整アーム
17: モータコントローラ
20: 検査部
23: 収容部
25: 蓋
30: カメラモジュール位置調整部
31: レンズ
32: レンズ
41: テストモジュール
42: 配線
43: 加重センサ
51: 電極
61: 支持台
62: 支持アーム
63: 留め具
64: 調整用溝部
65: レール
71: 粘着ローラ
72: ブラシ
73: エアー
81: 移送用トレイ

Claims (8)

  1. 被収容物の挿嵌方向に貫通した空隙を有する収容部を複数備えた第1トレイと、
    前記収容部内に収容されたカメラモジュールによって撮像可能なテストチャートと、
    前記テストチャートと対向する前記カメラモジュールの主面側とは反対の裏面側に形成された前記カメラモジュールの電極に接触可能なコンタクタと、
    前記コンタクタに電気的に接続され、前記コンタクタを介して前記カメラモジュールから与えられる撮像結果の分析が可能な検査部と、を備えてなり、
    複数の前記カメラモジュールが複数の前記収容部内に夫々収容された状態の下で、少なくとも一の前記テストチャートを複数の前記カメラモジュールの視野角範囲内に設置可能に構成されていることを特徴とするテスト装置。
  2. 前記テストチャートが、前記第1トレイの下方に設置されて前記カメラモジュールによって下向きに撮像可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のテスト装置。
  3. 複数の前記カメラモジュール夫々が、前記主面側を下向きにして複数の前記収容部に向けて挿嵌されることで前記各収容部内に収容されることを特徴とする請求項1又は2に記載のテスト装置。
  4. マトリクス状に配列された複数の前記カメラモジュールの一行分又は一列分に係る全ての前記カメラモジュールの各視野角範囲内に、一時に、一の前記テストチャートが夫々存在するように、一又は複数の前記テストチャートが行方向又は列方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のテスト装置。
  5. 一行分又は一列分に係る全ての前記カメラモジュールによって前記テストチャートの撮像が終了した後、前記第1トレイが列方向又は行方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のテスト装置。
  6. 前記カメラモジュールを前記収容部内の所定の標準位置に位置調整可能なカメラモジュール位置調整部を備え、
    前記カメラモジュールが前記テストチャートを撮像する前に、前記カメラモジュール位置調整部が前記カメラモジュールの設置位置を確認すると共に、前記標準位置に設置されていない場合には前記カメラモジュールを前記標準位置に調整することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のテスト装置。
  7. 前記第1トレイに重ね合わせることのできる第2トレイを有し、
    前記挿嵌方向とは逆方向の離脱方向に係る前記第1トレイの表面上に前記第2トレイを載置後、前記カメラモジュールを前記離脱方向に前記第1トレイから離脱させることで、前記カメラモジュールを前記第2トレイ内に収容可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のテスト装置。
  8. 前記空隙内にレンズが介挿されており、
    前記レンズが、前記収容部内に前記カメラモジュールを収容時に前記カメラモジュールの主面側と前記テストチャートの間に位置し、
    前記収容部内に収容されたカメラモジュールによって、前記レンズを介して前記テストチャートを撮像可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のテスト装置。
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