JP2009188619A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 携帯電話機10の筐体のスライド部が開き始めたことをスライド開閉検出部70によって検出し、液晶およびキーバックライト131を前記スライド部の開き始めに点灯させ、遅くとも前記スライド部が開ききったことをスライド検出部70が検出すると、表示部51で待受画面の表示を行なわせる。これにより、ユーザが前記スライド部を開いたのち操作するまでの待ち時間を軽減できるようにする。
【選択図】 図1
Description
更に、近年の携帯端末装置では、ユーザによる持ち運びの利便性や携帯性を向上させるため、携帯端末装置の小型化及び軽量化が望まれている。
また、大型の液晶表示部を備えた携帯電話機本体に対し上下にスライドするキーパット部からなる携帯電話機も実用化されている。
特許文献1はスライド機構により大型の液晶表示部を使用可能とした携帯端末装置に関するものであり、スライド部が本体部の背面にスライド移動するように、本体部とスライド部にスライド機構を設けた携帯端末装置が開示されている。
然しながら、従来の携帯電話機では、スライド操作において、筐体が開ききった時に液晶及びキーバックライトの点灯と待受画面などの表示とを同時に行う制御となっていた。このため、スライド部を開いた時に処理が集中し、画面表示をユーザが目視できるようになるまでに比較的長いタイムラグが生じていた。
更に、下記の特許文献1や2に開示されたような技術をもってしても、スライド型携帯端末装置におけるユーザビリティを十分に向上させることができないという問題もあった。
これにより、スライド型携帯端末装置におけるユーザビリティを向上させた携帯端末装置が実現する。
同様に上記課題を解決する本発明は、前記携帯端末装置において、前記本体部で互いに離して装着された第1及び第2のセンサーと、前記スライド部に装着された第3のセンサーを用いて、前記スライド部の開き始めと前記スライド部が開ききりを検出することを特徴とする。
同様に上記課題を解決する本発明は、請求項3記載の携帯端末装置において、前記第1及び第2のセンサーは磁気検出素子で構成され、前記第3のセンサーは磁気発生部材で構成されていることを特徴とする。
同様に上記課題を解決する本発明は、前記何れかの携帯端末装置において、前記本体部の所定部分は、前記本体部の前面であることを特徴とする。
同様に上記課題を解決する本発明は、前記何れかの携帯端末装置において、前記携帯端末装置は、携帯電話機またはPHSであることを特徴とする。
図1は本実施形態の要部構成ブロック図である。この図において、携帯電話機10は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)20を搭載している。また、CPU20は、バス30を介して装置内の各部と接続されている。このうち入力部40は、入力キー41からのキー入力を検知する回路である。
ROM100は、CPU20が実行するための各種制御用プログラムなどの固定的なデータを格納したROM(Read Only Memory:リード・オンリ・メモリ)である。スピーカー110は、着信音・音声・確認音などを出力するための装置である。マイク120は、音声を送話するための装置である。
一方、図2は本実施形態で使用されている、スライド部を開き始めたことを検出してバックライトを点灯し、スライド部が完全に開いた状態を検出して待受画面などの表示を行うに至るまでの処理の様子を示すフローチャートである。
なお、図3では本体部の側面にセンサーが設けられるように示しているが、これは分かり易く図示するためのものであり、実際にはセンサーが側面にある必要はなく本体部などの前面に設けても良い。
図3においてセンサー32とセンサー33が接している状態、即ちスライド部が閉じている状態において、スライド部が開き始めたのが検出されるまで待つ(図2のステップ21)。
その後、スライド部を完全に開いた状態を検出するまで待つ(図2のステップ23)。この待っている状態は、例えば、図3においてセンサー32がセンサー31とセンサー33の間にある時の状態である。
また、開き始めた段階でキーバックライトが点灯するため、暗闇などで行なう時のキー操作部などの操作性も向上する。
図1〜3を参照しながら説明した本発明の上記実施形態においては、携帯電話端末の場合について説明したが、PHS(Personal Handyphone System:移動体通信サービスの一つ)のような他のスライド型携帯端末装置でも同様にして、液晶バックライトおよびキーバックライトをスライド部の開き始めに点灯することにより、同様の効果を得ることができる。
同様にまた、図3のセンサー31とセンサー33が磁気を検知するセンサーである場合には、センサー32は磁石などのように所定の磁気を発するものでも良い。
また、本発明の上記実施形態においては、先ずバックライトを点灯しその後に待受画面などの表示をする場合について説明したが、待受画面などの表示をした後にバックライトの点灯を行った場合でも、完全に開いた時の処理が軽減される効果はあるため、ユーザの待ち時間が軽減できる効果がある。
20・・・CPU
40・・・入力部
41・・・入力キー
50・・・表示制御部
51・・・表示部
70・・・スライド開閉検出部
130・・・バックライト制御部
131・・・バックライト
Claims (11)
- ユーザーのキー操作によって所定の情報が入力されるキー操作部が設けられた本体部と、所定の情報を画面表示する表示部が設けられたスライド部と、前記本体部及び前記スライド部に設けられ前記スライド部を前記本体部の所定部分でスライドさせるスライド機構とを具備し、前記表示部及び前記キー操作部のバックライトを前記スライド部の開き始めに点灯し、遅くとも前記スライド部が開ききった時に前記表示部で待受画面の表示を行うことを特徴とする携帯端末装置。
- 前記バックライトの点灯を制御するバックライト制御部を有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 前記本体部において互いに離して装着された第1及び第2のセンサーと、前記スライド部に装着された第3のセンサーを用いて、前記スライド部の開き始めと前記スライド部が開ききりを検出することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
- 前記第1及び第2のセンサーは磁気発生部材で構成され、前記第3のセンサーは磁気検出素子で構成されていることを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
- 前記第1及び第2のセンサーは磁気検出素子で構成され、前記第3のセンサーは磁気発生部材で構成されていることを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
- 前記表示部は、液晶パネルであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の携帯端末装置。
- 前記本体部の所定部分は、前記本体部の前面であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の携帯端末装置。
- 前記スライド機構は、本体部及びスライド部のいずれか一方にガイド溝が設けられると共に、他の一方に前記ガイド溝と嵌合するガイドレールが設けられて形成されたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は、携帯電話機またはPHSであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の携帯端末装置。
- 更に、前記スライド部の引き出し状態を検出する検出部と、当該検出部により前記スライド部の引き出し状態を検出している状態で前記表示部の表示画面の電源をオン状態とする表示制御部を有することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の携帯端末装置。
- 前記開き始めの点灯に代えて、前記スライド部の閉じ始めに前記バックライトが点灯することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の携帯端末装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003078603A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Nec Access Technica Ltd | 折り畳み型携帯電話機のバックライト制御方法 |
JP2006217380A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯端末 |
JP2007201787A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Nec Access Technica Ltd | Lcdバックライト自動発光機能付携帯通信端末 |
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2008
- 2008-02-05 JP JP2008025163A patent/JP5061932B2/ja not_active Expired - Fee Related
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