JP2009186130A - 内面フィン付放熱器用伝熱管 - Google Patents

内面フィン付放熱器用伝熱管 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、冷媒中に冷凍機油が混入した場合であっても、伝熱性能の低下を抑制することができ、必要材料の増加を抑制しながら確実に加工することのできる内面フィン付放熱器用伝熱管を提供することを目的とする。
【解決手段】管内面10に複数の内面フィン20を有し、管内部11にCO冷媒の通過を許容する内面フィン付放熱器用伝熱管1であって、前記内面フィン20を、第1内面フィン21と、該第1内面フィン21より高さを低く形成した第2内面フィンと22で構成し、前記第1内面フィン21の高さH1を管内径dの0.04〜0.2倍の範囲に設定するとともに、前記第2内面フィン22の高さH2を、前記第1内面フィン21の高さH1の0.1〜0.5倍の範囲に設定した。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、二酸化炭素を冷媒とするヒートポンプ式給湯機などの放熱器に用いられる放熱器用伝熱管に関する。
従来から、家庭用空調機(エアコン)、業務用空調機(パッケージエアコン)、冷蔵庫、冷凍機、自動販売機、又は給湯機等に、フロン系冷媒を圧縮機によって複数の熱交換器に循環させるヒートポンプ式の熱サイクル機器が多く用いられてきた。
しかし、フロン系冷媒は、オゾン層破壊や地球温暖化の要因となるため、最近では自然冷媒と呼ばれる、例えば二酸化炭素や炭化水素系の冷媒について研究開発が進められており、特に二酸化炭素は、ヒートポンプ給湯機として実用化が進められている。
そして、ヒートポンプ式給湯機では、熱交換器に使用する伝熱管であって、CO冷媒の超臨界状態の単相流への適用を目的とする放熱器用伝熱管として、内面フィン高さhが0.15mm以上、隣合う内面フィンの間隔gがh×0.9mm以上、及び内面フィンの高さhが0.20mm以上、隣合う内面フィンの間隔gが0.1mm以上に設定した構成の内面溝付放熱器用伝熱管が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、上記内面溝付放熱器用伝熱管では、CO冷媒に対応した内面フィンを構成できるものの、実際に放熱器用伝熱管として使用した際にはCO冷媒に混入した冷凍機油の影響により十分な伝熱効果を得ることはできなかった。
これは、ベア管(内面平滑管)及び内面溝付管の内部に超臨界領域のCOを冷媒として用いた場合の管内冷却熱伝達率の促進について言及する非特許文献1及び2で開示されているように、CO冷媒中に冷凍機油が混入することで、管内熱伝達率が最大で約50%低下し、圧力損失が最大で約1.6倍増大することに起因すると考えられる。
このように、冷媒中に冷凍機油が混入し伝熱管の管内圧力損失が増加することで、冷媒を流すための圧縮機の消費エネルギーが増加し、熱交換器全体の性能の低下を招いてしまうため、冷凍機油の影響を極力抑えることが熱交換器の性能を向上させるための課題となっている。
なお、熱交換器用伝熱管の管内熱伝達率を増加させるためには、内面フィンの高さを高くする、内面フィンの数を増やすなどの対策が考えられるが、内面フィンの高さを極力高くした内面フィンの数を増やすとその分だけ必要な材料が増加し、管の重量の増加、製造時の材料コストの増加につながるという問題もあった。
特開2007−178115号公報 李相武、外5名、「自然冷媒CO2の超臨界域における管内冷却伝熱促進に関する実験的研究」、「銅と銅合金」、「日本伸銅協会」、2006年、第45巻、第1号、p.42−47 東井上真哉、外3名、「超臨界圧域におけるCO2の溝付管内冷却熱伝達および圧力損失特性に及ぼす冷凍機油の影響」、「2007年度日本冷凍空調学会年次大会講演論文集」、「日本冷凍空調学会」、2007年、p.245−248
この発明は、冷媒中に冷凍機油が混入した場合であっても、伝熱性能の低下を抑制することができ、必要材料の増加を抑制しながら確実に加工することのできる内面フィン付放熱器用伝熱管を提供することを目的とする。
この発明は、管内面に複数の内面フィンを有し、管内部に冷媒の通過を許容する内面フィン付放熱器用伝熱管であって、前記内面フィンを、第1内面フィンと、該第1内面フィンより高さを低く形成した第2内面フィンとで構成し、前記第1内面フィンの高さを管内径の0.04〜0.2倍の範囲に設定するとともに、前記第2内面フィンの高さを、前記第1内面フィンの高さの0.1〜0.5倍の範囲に設定したことを特徴とする。
この発明の態様として、隣合う前記内面フィンの間隔を、前記第2内面フィンの高さの0.9倍以上に設定し、前記第1内面フィンの同士の間隔を、前記第1内面フィンの高さの3倍以上に設定することができる。
また、この発明の態様として、前記第1内面フィンの頂角を、前記第2内面フィンの頂角より10〜22度の範囲で大きく形成することができる。
また、この発明の態様として、前記第1内面フィンの頂角を18〜30度の範囲に設定し、前記第2内面フィンの頂角を8〜15度の範囲に設定することができる。
また、この発明の態様として、前記内面フィンの底部と管内面との隅角部を曲面形状で構成することができる。
また、この発明の態様として、前記隅角部を所定の曲率半径の断面円弧形状で構成し、前記第1内面フィンの前記隅角部の曲率半径を、前記第2内面フィンの前記隅角部の曲率半径より0.01〜0.1mmの範囲で大きく形成することができる。
この発明の内面フィン付放熱器用伝熱管のように、前記内面フィンを、第1内面フィンと、該第1内面フィンより高さを低く形成した第2内面フィンとで構成し、前記第1内面フィンの高さを管内径の0.04〜0.2倍の範囲に設定するとともに、前記第2内面フィンの高さを、前記第1内面フィンの高さの0.1〜0.5倍の範囲に設定したことによって、例えば二酸化炭素等の冷媒よりも表面張力の大きな冷凍機油を第2内面フィン付近に流れるように誘導し、冷媒から冷凍機油を分離することができる。
さらに、高さの異なる2種類の内面フィンを形成することにより、管内の乱流促進を図り、伝熱性能を向上することができる。
なお、第1内面フィンの高さを管内径の0.04以上に設定したことによって、放熱時に超臨界領域における単相流状態となる冷媒を十分に撹拌することのできる高さの第1内面フィンを形成することができる。
また、例えば、前記第1内面フィンの高さを管内径の0.2倍以上に設定した場合の第1内面フィンの加工は困難となるが、前記第1内面フィンの高さを管内径の0.2倍以下に設定したことによって、確実な第1内面フィンを形成することができる。
さらに、前記第2内面フィンの高さを、前記第1内面フィンの高さの0.1〜0.5倍の範囲に設定したことにより、全ての内面フィンが不必要に高くなることを防止し、必要な材料量を削減できるので、管の材料コストの低減を図ることができるとともに、高さの異なる2種類の内面フィンを備えたことによる効果を得ることができる。
すなわち、冷媒から分離した冷凍機油を高さの低い第2内面フィン側に誘導し、冷凍機油が分離した冷媒と高さの高い第1内面フィンとを積極的に接触熱交換させることで伝熱性能を向上するができる。したがって、伝熱性能の向上を図りつつ、全ての内面フィンを同じ高さにした場合に比べて圧力損失の増大を抑制し、圧縮機の負荷の増大を防ぐことができる。
また、隣合う前記内面フィンの間隔を、前記第2内面フィンの高さの0.9倍以上に設定し、前記第1内面フィンの同士の間隔を、前記第1内面フィンの高さの3倍以上に設定したことにより、内面フィン間隔を確保することができ、一旦冷媒から分離された冷凍機油がまた冷媒に混ざることを防止できる。
したがって、冷媒中に混入している冷凍機油が管内面に付着し、伝熱面積が減少することを防止し、内面フィン付放熱器用伝熱管の伝熱性能をさらに向上することができる。
また、前記第1内面フィンの頂角を、前記第2内面フィンの頂角より10〜22度の範囲で大きく形成したことにより、冷媒中に混在する冷凍機油が頂角の小さい第2内面フィンの隅角部を流れ易くすることができる。
詳しくは、頂角を小さく形成した第2内面フィンの底部と管内面とで構成する隅角部の角度は頂角を大きく形成した第1内面フィンの隅角部の角度より小さくなる。これにより、例えば、二酸化炭素等の冷媒よりも表面張力の大きな冷凍機油は優先的に、第2内面フィンの隅角部を流れることとなる。
そのため、頂角の大きな第1内面フィン、特にその頂部は、冷凍機油に覆われることなく、冷媒である二酸化炭素と接触熱交換することができる。したがって、全ての内面フィンの頂角を同じ大きさ形成した内面フィン付放熱器用伝熱管と比較して伝熱性能を向上することができる。
また、前記第1内面フィンの頂角を、前記第2内面フィンの頂角より10〜22度の範囲で大きく形成したことにより、上述したような2種類の内面フィンの形状差による伝熱性能の効果を得ることができる。
詳しくは、内面フィンの頂角の差が10度未満では2種類の内面フィンの形状差による伝熱性能への効果が認められず、22度以上であれば第1内面フィンの頂角が大きくなりすぎ、隣合う第2内面フィンの隅角部との間隔が狭くなる。
この場合、冷媒から一旦分離した冷凍機油が第2内面フィンの隅角部に誘導されず再度冷媒に冷凍機油が混入して管内熱伝達率の低下及び圧力損失増加が生じるが、頂角との角度差を上記範囲に設定したことにより、隣合う第1内面フィンと第2内面フィンの隅角部の間隔を確保でき、冷媒から一旦分離した冷凍機油を第2内面フィンの隅角部に誘導する。
したがって、冷凍機油が再度冷媒に混ざることを防止し、冷凍機油が再度冷媒に混ざることによる伝熱性能の低下を防止している。
また、第1内面フィンの頂角を18〜30度の範囲に設定し、前記第2内面フィンの頂角を8〜15度の範囲に設定したことにより、第1内面フィンの頂角が大きくなりすぎることを防止し、隣合う第2内面フィンの隅角部との間隔を確保できる。また、内面フィンの頂角を上記範囲に設定したことにより、内面フィンが不必要に大きくなることを防止し、必要な材料量を削減できるので、管の材料コストの低減を図ることができる。
さらに、頂角が8度未満の内面フィンを加工することは加工技術的に困難であり、第2内面フィンの頂角を8度以上に設定することで確実な内面フィンの形状を形成することができる。
また、前記内面フィンの底部と管内面との隅角部を曲面形状で構成したことにより、冷媒よりも表面張力の大きな冷凍機油が第2内面フィンの隅角部をより流れやすくなる。そのため、第1内面フィンに冷凍機油が付着しなくなり、第1内面フィンでは冷媒と直接熱交換ができるようになり、冷凍機油の影響による伝熱性能の低下を抑制することができる。
また、前記隅角部を所定の曲率半径の断面円弧形状で構成し、前記第1内面フィンの前記隅角部の曲率半径を、前記第2内面フィンの前記隅角部の曲率半径より0.01〜0.1mmの範囲で大きく形成したことによって、さらに優先的に冷凍機油を第2内面フィンの隅角部に流すことができる。
したがって、第1内面フィンは冷媒である二酸化炭素とより確実に接触熱交換することができ、伝熱性能をさらに向上することができる。
上記内面フィン付放熱器用伝熱管は、内面に後述する螺旋状の内面フィンを備えた銅製の放熱器用伝熱管であることを含む。
上記内面フィンは、管内面において螺旋状に形成され、管の軸中心に向かって突出し、頂部が曲線形状で形成された断面略三角形状或いは断面略台形状の螺旋帯状凸部であることを含む。
上記内面フィンの高さは、管中心から管内面の溝底部分までの距離と、管中心から内面フィン頂部の先端までの距離の差であることを示す。
上記冷媒は、二酸化炭素、炭化水素又はフロン等の冷媒であることを含む。
上記隣合う内面フィンの間隔は、円周内面に配置された内面フィンを展開した際の内面フィンの頂角を通る中心線同士の間隔であることを含むとともに、第2内面フィン同士や、第1内面フィンと第2内面フィンとの間隔であることを含む。
上記頂角は、内面フィンの形成方向に直角な断面で得られる角度であり、内面フィンの一方の側面と他方の側面とで構成する内面フィンの頂部における角度である。
上記曲線形状は、断面円弧形状、緩和曲線形状、或いはクロソイド曲線形状であることを含む。
上記隅角部の曲率半径は、上記頂角と同様に、内面フィンの形成方向に直角な断面で得られる曲率半径である。
この発明によれば、冷媒中に冷凍機油が混入した場合であっても、伝熱性能の低下を抑制する内面フィン付放熱器用伝熱管を提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本発明の内面フィン付放熱器用伝熱管1は、図1乃至3に示すように、管内部11に二酸化炭素冷媒(以下において「CO冷媒」という)の通過を許容し、管内面10に複数の内面フィン20(21,22)を備えた放熱器用伝熱管である。
なお、図1は一般的な内面フィン付放熱器用伝熱管の中心軸を通る面における概略断面図を示し、図2は管軸方向Lに直角な断面における概略断面図を示し、図3は一般的な内面フィン付放熱器用伝熱管を展開して内面フィンについて説明する説明図を示している。
管内面10に複数の備えた内面フィン20は、第1内面フィン21と、該第1内面フィン21の高さH1より低い高さH2で形成した第2内面フィン22とで構成している。
なお、本実施例における内面フィン付放熱器用伝熱管1について詳しく説明すると、前記第1内面フィン21の高さH1を、3.4mmの管内径dに対する0.04〜0.2倍の範囲内である約0.07倍の0.25mmに設定し、前記第2内面フィン22の高さH2を、前記第1内面フィン21の高さH1の0.1〜0.5倍の範囲内である約0.4倍の0.10mmに設定している。
また、隣合う内面フィン20の間隔gを、前記第2内面フィン22の高さH2の0.9倍以上である5.3倍の0.53mmに設定し、前記第1内面フィン21の同士の間隔Gを、前記第1内面フィン21の高さH1の3倍以上である4.24倍の1.06mmに設定している。
また、前記第1内面フィン21の頂角θ1を18〜30度の範囲内である30度に設定し、前記第2内面フィン22の頂角θ2を8〜15度の範囲内である15度に設定することによって、第1内面フィン21の頂角θ1と前記第2内面フィン22の頂角θ2との角度差(θ1−θ2)を10〜22度の範囲内である15度に設定している。
さらに、図2及び図3に示すように、前記内面フィン20(21,22)の底部20a(21a,22a)と管内面10との隅角部31,32をともに曲面形状で構成している。詳しくは、前記隅角部31,32を所定の曲率半径の断面円弧形状で構成し、前記第1内面フィン21の隅角部31の曲率半径r1を0.03mmに、前記第2内面フィン22の隅角部32の曲率半径r2を0.02mmに設定している。これにより、曲率半径r1と曲率半径r2との差を0.01〜0.1mmの範囲内である0.01mmとなっている。
さらに詳述すると、内面フィン付放熱器用伝熱管1はりん脱酸銅管で形成され、螺旋状の内面フィン20を管内面10に備えた伝熱管であり、管外径Dを4.76mm、肉厚tを0.68mm、管軸方向Lに対する内面フィン20の捩れ角度βを40度に設定している。
また、管内面10の全周にわたって第1内面フィン21と第2内面フィン22とをそれぞれ交互に10本ずつ(内面フィン数:N1、N2)均等に配置しており、この配置によって、第1内面フィン21と第2内面フィン22の内面フィン数の比N1/N2は1となる。
なお、内面フィン付放熱器用伝熱管1は、上述したように、りん脱酸銅管を、図4に示す加工装置100におけるフローティングプラグ101によって管内面10に溝付き加工、すなわち内面フィン20の形成加工を施すとともに、所望の管外径Dにダイス102にて抽伸を行って製作している。なお、本実施例においてりん脱酸銅管で内面フィン付放熱器用伝熱管1を構成しているが、その他銅合金、金属材料で構成してもよい。
また、内面フィン付放熱器用伝熱管1は、肉厚tが以下に示す数1で算出される推奨下限肉厚以上であって、且つ外径Dと肉厚tの比t/Dの値が0.04〜0.25であるりん脱酸銅管を用いているため、放熱時にCO冷媒が超臨界状態且つ高圧になる放熱器用伝熱管として使用することができる。
なお、下記数1は、CO冷媒の高作動圧力に耐える推奨下限肉厚を算出するための数式であり、冷凍保安規則関係基準に規定されている。
Figure 2009186130
上記数1において、設計圧力Pを10MPa、放熱用伝熱管の許容応力σをJIS H 3300から33MPa、溶接継手の効率ηは1として推奨下限肉厚を算出している。
なお、外径肉厚比t/Dが0.04未満であると、管の強度が低いためCO冷媒の圧力に耐えられず破壊し、外径肉厚比t/Dが0.25を超えると管の強度が高くなるが、上記加工装置100による転造加工が困難となる。したがって、好ましくは、数1で算出される推奨下限肉厚以上、かつ外径肉厚比t/Dの範囲が0.05〜0.20であり、さらに好ましい外径肉厚比t/Dの範囲は0.06〜0.10である。
上述の内面フィン付放熱器用伝熱管1の構成により、放熱用伝熱管としての伝熱性能の向上を図った。
詳しくは、蒸発用伝熱管における蒸発時においてCO冷媒は二相流となり、伝熱性能の向上のために管内面10の面積の増加が重要であり、ある程度のフィンの高さ、および数を要するが、放熱用伝熱管における放熱時にはCO冷媒は超臨界状態の単相流となるので、管内面10の面積の増大が伝熱性能の向上に直接的作用しない。
そこで、2つの高さの異なる第1内面フィン21及び第2内面フィン22を備えるとともに、第1内面フィン21の高さH1を管内径の0.04〜0.2倍の範囲に設定し、内面フィン20同士の間隔gを第2内面フィン22の高さH2の0.9倍以上に設定し、第1内面フィン21の同士の間隔Gを第1内面フィン21の高さH1の3倍以上に設定することで伝熱性能の向上を図った。
内面フィン20同士の間隔gを小さくすると、CO冷媒が第1内面フィン21によって熱交換に必要となる以上に過度に攪拌され、一旦分離されて第2内面フィン22の隅角部32部分を流れる冷凍機油50が再びCO冷媒に混ざり込むこととになるため、伝熱性能が低下する要因となる。
したがって、上述のように、内面フィン20の間隔gを上記間隔に設定することで、一旦分離された冷凍機油50がCO冷媒と再び混ざることを防ぐとともに、CO冷媒と冷凍機油50が分離された後、CO冷媒を十分に攪拌するだけの第1内面フィン21の高さH1を設定した。
このように伝熱性能の向上を図った構成で構成した内面フィン付放熱器用伝熱管1を、図5(a)に示す伝熱性能評価装置200を用いて圧力損失及び管内熱伝達率を測定し、測定結果を後述する比較伝熱管と比較し、第1内面フィン21および第2内面フィン22を備えたことによる圧力損失増加抑制効果及び管内熱伝達率低下抑制効果を確認した。
図5(b)に示すように、テストセクション210は伝熱有効長さ500mmの3つのサブセクション211により構成し、測定は、内面フィン付放熱器用伝熱管1を高温流体用伝熱管として、二重管の内側に設置し、二酸化炭素を冷媒として、入り口側の圧力を10MPa、冷媒流速を520kg/msとし、冷凍機油の質量濃度を変化させて測定を行った。
なお、上記従来の内面フィン付放熱器用伝熱管である比較伝熱管は、外径DΦ4.76mm、肉厚t0.68mm、フィン数N10枚、フィン高さH0.30mm、頂角θ30度、内面フィンの隅角部の曲率半径r0.03mm、隣合う内面フィン20同士の間隔g0.335mm、管軸方向Lに対する内面フィン20の捩れ角度β40度に設定している。
上記伝熱性能評価測定による圧力損失の測定結果である図6(a)に示すように、冷凍機油の濃度が0.08wt.%の場合は、内面フィン付放熱器用伝熱管1も比較伝熱管ともにほぼ同じ結果であった。なお、図6において、内面フィン付放熱器用伝熱管1の結果を実施例No1と示し、比較伝熱管の結果を比較例No1と示している。
しかし、冷凍機油の濃度が2.7wt.%の場合、比較伝熱管より内面フィン付放熱器用伝熱管1の方が圧力損失の増加率が小さく、比較伝熱管に対して最大で25%程度の圧力損失増加抑制効果を得ることができた。
また、上記伝熱性能評価測定による管内熱伝達率の測定結果である図6(b)に示すように、冷凍機油の濃度が0.08wt.%の場合は、内面フィン付放熱器用伝熱管1も比較伝熱管ともにほぼ同じ結果であった。
しかし、冷凍機油の濃度が2.7wt.%の場合、比較伝熱管より内面フィン付放熱器用伝熱管1の方が管内熱伝達率の低下率が小さく、比較伝熱管に対して最大で20%程度の圧力損失低下抑制効果を得ることができた。
続いて、上記構成で構成した内面フィン付放熱器用伝熱管1について図7に示す伝熱性能評価装置300を用いて実施した性能比較試験について説明する。
なお、本性能比較試験において、内面フィン20の内面フィン数N、内面フィン高さH、頂角θ、隅角部の曲率半径rをパラメータとして、以下の表1に示す実施例1〜5までの5種類の内面フィン付放熱器用伝熱管1を作製するとともに、比較対象として比較例1〜3までの3種類の内面フィン付放熱器用伝熱管を作製した。比較例1は、従来の内面フィン付放熱器用伝熱管である上述の比較伝熱管である。
Figure 2009186130
本性能比較試験は、概略図である図7に示す伝熱性能評価装置300を用い、交換熱量を測定することにより性能比較を行った。この伝熱性能評価装置300におけるテストセクションは伝熱有効長さ4mの2重管構造となっており、冷媒である二酸化炭素を入口条件:10MPa、90℃、出口条件:30℃になるように毎時15kgの条件で流通させ、二重管の内側で放熱用伝熱管の外側の低温流体用伝熱管との間における二酸化炭素と水との交換熱量を測定した。なお、本性能比較試験における測定条件を以下の表2に示す。
Figure 2009186130
上記表1の最下段に示された本性能比較試験による測定結果であり、伝熱性能評価の基準となる交換熱量は、上記表1の比較例No.1の交換熱量を100とした際の各々比率で示している。
この試験結果から、第1内面フィン21の高さH1を管内径dに対しての0.04〜0.2倍、前記第2内面フィン22の高さH2を高さH1の0.1〜0.5倍、内面フィン20同士の間隔gを高さH2の0.9倍以上、第1内面フィン21同士の間隔Gを高さH1の3倍以上、また、頂角θ1を18〜30度、前記第2内面フィン22の頂角θ2を8〜15度、頂角θ1と頂角θ2との角度差(θ1−θ2)を10〜22度、曲率半径r1と曲率半径r2との差を0.01〜0.1mmに設定したことにより、従来の内面フィン付放熱器用伝熱管である比較例1より高い交換熱量を得ることを確認した。
また、比較例NO.2に示すように、第1内面フィン21の高さH1を管内径dに対しての0.04〜0.2倍、第1内面フィン21同士の間隔Gを高さH1の3倍以上、頂角θ1を18〜30度、前記第2内面フィン22の頂角θ2を8〜15度、頂角θ1と頂角θ2との角度差(θ1−θ2)を10〜22度、曲率半径r1と曲率半径r2との差を0.01〜0.1mmに設定した内面フィン付放熱器用伝熱管であっても、第2内面フィン22の高さH2が高さH1の0.1〜0.5倍を超えるとともに、内面フィン20同士の間隔gが高さH2の0.9倍以下である場合、従来の内面フィン付放熱器用伝熱管である比較例1より交換熱量を低下することを確認した。
また、比較例NO.3に示すように、前記第2内面フィン22の高さH2を高さH1の0.1〜0.5倍、内面フィン20同士の間隔gを高さH2の0.9倍以上、第1内面フィン21同士の間隔Gを高さH1の3倍以上、頂角θ1を18〜30度、前記第2内面フィン22の頂角θ2を8〜15度、頂角θ1と頂角θ2との角度差(θ1−θ2)を10〜22度、曲率半径r1と曲率半径r2との差を0.01〜0.1mmに設定した内面フィン付放熱器用伝熱管であっても、第1内面フィン21の高さH1が管内径dに対しての0.04以下である場合、従来の内面フィン付放熱器用伝熱管である比較例1より交換熱量を低下することを確認した。
上述したように、内面フィン付放熱器用伝熱管1は、第1内面フィン21と、該第1内面フィン21より高さを低く形成した第2内面フィン22とで構成し、第1内面フィン21の高さH1を管内径dの0.04〜0.2倍の範囲に設定するとともに、第2内面フィン22の高さH2を、第1内面フィン21の高さH1の0.1〜0.5倍の範囲に設定したことによって、図3に示すように、例えばCO冷媒よりも表面張力の大きな冷凍機油50を第2内面フィン22付近に流れるように誘導し、CO冷媒から冷凍機油50を分離することができる。
さらに、高さの異なる2種類の内面フィン20を形成することにより、管内部11の乱流促進を図り、伝熱性能を向上することができる。
なお、第1内面フィン21の高さH1を管内径dの0.04以上に設定したことによって、放熱時に超臨界状態となり、単相流状態であるCO冷媒を十分に撹拌することのできる高さの第1内面フィン21を形成することができる。
また、例えば、第1内面フィン21の高さH1を管内径dの0.2倍以上に設定した場合、第1内面フィン21の加工は困難であるが、第1内面フィン21の高さH1を管内径dの0.2倍以下に設定したことによって、確実な第1内面フィン21を形成することができる。
さらに、第2内面フィン22の高さH2を、第1内面フィン21の高さH1の0.1〜0.5倍の範囲に設定したことにより、全ての内面フィン20が不必要に高くなることを防止し、必要な材料量を削減できるので、管の材料コストの低減を図ることができる。
また、第1内面フィン21の高さH1を第2内面フィン22の高さH2よりも高く形成したことにより、伝熱性能の向上を図りつつ、全ての内面フィン20を同じ高さにした場合に比べて圧力損失の増大を抑制し、圧縮機の負荷の増大を防ぐことができる。
また、隣合う内面フィン20の間隔gを、第2内面フィン22の高さH2の0.9倍以上に設定し、第1内面フィン21の同士の間隔Gを、第1内面フィン21の高さH1の3倍以上に設定したことにより、内面フィン20同士の間隔を確保することができ、一旦CO冷媒から分離された冷凍機油50が再びCO冷媒に混ざることを防止できる。したがって、CO冷媒中に混入している冷凍機油50が管内面10に付着し、伝熱面積が減少することを防止し、内面フィン付放熱器用伝熱管1の伝熱性能をさらに向上することができる。
また、第1内面フィン21の頂角θ1を第2内面フィン22の頂角θ2より10〜22度の範囲で大きく形成したことにより、CO冷媒中に混在する冷凍機油50が頂角θが小さい第2内面フィン22の隅角部32を流れ易くすることができる。
詳しくは、頂角θ2を小さく形成した第2内面フィン22の底部22aと管内面10とで構成する隅角部32の角度は、頂角θ1を大きく形成した第1内面フィン21の隅角部31の角度より小さくなる。これにより、例えば、CO冷媒よりも表面張力の大きな冷凍機油50が優先的に、第2内面フィン22の隅角部32を流れることとなる。
そのため、頂角θ1の大きな第1内面フィン21、特にその頂部は、冷凍機油50に覆われることなく、CO冷媒と接触熱交換することができる。したがって、全ての内面フィンの頂角θを同じ大きさ形成した内面フィン付放熱器用伝熱管と比較して伝熱性能を向上することができる。
また、第1内面フィン21の頂角θ1と第2内面フィン22の頂角θ2との角度差(θ1−θ2)を10〜22度の範囲に設定したことにより、上述したような2種類の内面フィン20の形状差による伝熱性能の効果を得ることができる。
詳しくは、内面フィン20の頂角の差(θ1−θ2)が10度未満では2種類の内面フィン20の形状差による伝熱性能への効果が認められず、22度以上であれば第1内面フィン21の頂角θ1が大きくなりすぎ、隣合う第2内面フィン22の隅角部32の間隔が狭くなる。
この場合、CO冷媒から一旦分離した冷凍機油50が第2内面フィン22の隅角部32に誘導されず再度CO冷媒に冷凍機油50が混入して管内熱伝達率の低下及び圧力損失増加が生じるが、頂角の角度差(θ1−θ2)を上記範囲に設定したことにより、隣合う第1内面フィン21と第2内面フィン22の隅角部32の間隔を確保でき、CO冷媒から分離した冷凍機油50を第2内面フィン22の隅角部32に誘導し、再度CO冷媒に混ざることを防止できる。
また、第1内面フィン21の頂角θ1を18〜30度の範囲に設定し、第2内面フィン22の頂角θ2を8〜15度の範囲に設定したことにより、第1内面フィン21の頂角θ1が大きくなりすぎることを防止し、隣合う第2内面フィン22の隅角部32との間隔を確保できる。
また、内面フィン20の頂角θを上記範囲に設定したことにより、内面フィン20のサイズが不必要に大きくなることを防止し、必要な材料量を削減できるので、管の材料コストの低減を図ることができる。
さらに、頂角θが8度未満の内面フィン20を加工することは加工技術的に困難であり、第2内面フィン22の頂角θ2を8度以上に設定することで確実な内面フィン20の形状を形成することができる。
また、内面フィン20の底部と管内面10との隅角部を曲面形状で構成したことにより、CO冷媒よりも表面張力の大きな冷凍機油50が第2内面フィン22の隅角部32をより流れやすくなる。
そのため、第1内面フィン21に冷凍機油50が付着しなくなり、第1内面フィン21ではCO冷媒と直接熱交換ができるようになり、伝熱性能をさらに向上することができる。
また、隅角部30を所定の曲率半径rの断面円弧形状で構成し、第1内面フィン21の曲率半径r1を、第2内面フィン22の曲率半径r2より0.01〜0.1mmの範囲で大きく形成したよって、さらに優先的に冷凍機油50を第2内面フィン22の隅角部32に流すことができる。
したがって、第1内面フィン21はCO冷媒である二酸化炭素と接触熱交換することができ、伝熱性能をさらに向上することができる。
なお、放熱時に最も高圧になるため、内面フィン付放熱器用伝熱管1として外径が5mm以下で肉厚が十分なものを使用するとともに、第1内面フィン21の高さH1を0.15mm以上に設定することがより好ましい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の冷媒は、CO冷媒に対応し、
以下同様に、
第1内面フィンの高さは、高さH1に対応し、
第2内面フィンの高さは、高さH2に対応し、
隣合う内面フィンの間隔は、間隔gに対応し、
第1内面フィンの同士の間隔は、間隔Gに対応し、
第1内面フィンの頂角は、θ1に対応し、
第2内面フィンの頂角は、θ2に対応し、
内面フィンの底部は、底部20a(21a,22a)に対応し、
隅角部は、隅角部31,32に対応し、
曲率半径は、r1,r2に対応するも
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
内面フィン付放熱器用伝熱管の中心軸を通る面における断面図。 内面フィン付放熱器用伝熱管についての説明図。 内面フィンについて説明する説明図。 加工装置の概略図。 伝熱性能評価測定に用いる伝熱性能評価装置の概略図。 本性能比較試験による測定結果のグラフ。 本性能比較試験に用いる伝熱性能評価装置の概略図。
符号の説明
1…内面フィン付放熱器用伝熱管
10…管内面
11…管内部
20…内面フィン
21…第1内面フィン
22…第2内面フィン
20a,21a,22a…底部
31,32…隅角部
d…管内径
g…隣合う内面フィンの間隔
G…第1内面フィンの同士の間隔
H1…第1内面フィンの高さ
H2…第2内面フィンの高さ
θ1…第1内面フィンの頂角
θ2…第2内面フィンの頂角
r1…第1内面フィンの隅角部の曲率半径
r2…第2内面フィンの隅角部の曲率半径

Claims (6)

  1. 管内面に複数の内面フィンを有し、管内部に冷媒の通過を許容する内面フィン付放熱器用伝熱管であって、
    前記内面フィンを、
    第1内面フィンと、該第1内面フィンより高さを低く形成した第2内面フィンとで構成し、
    前記第1内面フィンの高さを管内径の0.04〜0.2倍の範囲に設定するとともに、
    前記第2内面フィンの高さを、前記第1内面フィンの高さの0.1〜0.5倍の範囲に設定した
    内面フィン付放熱器用伝熱管。
  2. 隣合う前記内面フィンの間隔を、前記第2内面フィンの高さの0.9倍以上に設定し、
    前記第1内面フィンの同士の間隔を、前記第1内面フィンの高さの3倍以上に設定した
    請求項1に記載の内面フィン付放熱器用伝熱管。
  3. 前記第1内面フィンの頂角を、前記第2内面フィンの頂角より10〜22度の範囲で大きく形成した
    請求項1又は2に記載の内面フィン付放熱器用伝熱管。
  4. 前記第1内面フィンの頂角を18〜30度の範囲に設定し、
    前記第2内面フィンの頂角を8〜15度の範囲に設定した
    請求項1、2又は3に記載の内面フィン付放熱器用伝熱管。
  5. 前記内面フィンの底部と管内面との隅角部を曲面形状で構成した
    請求項1から4のうちいずれかに記載の内面フィン付放熱器用伝熱管。
  6. 前記隅角部を所定の曲率半径の断面円弧形状で構成し、
    前記第1内面フィンの前記隅角部の曲率半径を、
    前記第2内面フィンの前記隅角部の曲率半径より0.01〜0.1mmの範囲で大きく形成した
    請求項5に記載の内面フィン付放熱器用伝熱管。
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