JP2009185785A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い生産性と高精度なバルブタイミング調整とを両立させるバルブタイミング調整装置を提供すること。
【解決手段】クランク軸との間にタイミングチェーン16が掛け渡されて機関トルクの伝達によりクランク軸と連動回転する有底筒状の駆動側回転体10は、遊星運動により回転体10,20間の位相を変化させる遊星歯車50の噛合する太陽歯車12が同軸上に締結され、カム軸2と連動回転する従動側回転体20を収容する周壁部材110、並びに周壁部材110が同軸上に締結されて当該周壁部材110と共に上記有底筒状をなし、タイミングチェーン16が掛けられる底壁部材100を有する。そして、太陽歯車12は、周壁部材110の軸方向の一端部112の内周側に嵌合し、底壁部材100は、周壁部材110の軸方向の他端部111の外周側に嵌合する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関においてクランク軸からの機関トルクの伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置に関する。
従来、クランク軸と連動して回転する駆動側回転体及びカム軸と連動して回転する従動側回転体の間の相対位相(以下、「回転体間位相」という)を変化させることにより、所望のバルブタイミングを実現するようにしたバルブタイミング調整装置が知られている。
例えば特許文献1には、有底筒状に形成されて周壁部内に従動側回転体を収容する駆動側回転体に対して、その底壁部とは反対側に太陽歯車を同軸上に締結し、駆動側回転体と一体回転する当該太陽歯車に噛合した遊星歯車の遊星運動により回転体間位相を変化させるバルブタイミング調整装置が開示されている。
特開2007−255412号公報(第10図)
さて、特許文献1の装置においてスプロケットとして形成された駆動側回転体には、クランク軸との間に環状のタイミングチェーンが掛け渡され、当該タイミングチェーンを通じて機関トルクが伝達される。そこで、有底筒状を呈する駆動側回転体の底壁部には、タイミングチェーンを掛けるための複数の歯が設けられており、当該駆動側回転体の形状が全体として複雑なものとなっている。こうした複雑形状の駆動側回転体を形成するには、例えば柱状に成形したブランクの大半部分に切削加工を施す等といった煩雑な作業が必要であり、生産性の低下を招くことになる。
そこで、本発明者らは、駆動側回転体の周壁部及び底壁部を二部材に分離形成して同軸上に締結することにより有底筒状の駆動側回転体を形成する技術を採用することで、それら二部材の形成作業を容易化する手法を鋭意研究してきた。その結果、遊星歯車が噛合する太陽歯車と、タイミングチェーンが掛けられる底壁部の形成部材とが周壁部の形成部材を挟んで同軸上に一体化されることに起因して、機関トルクの伝達時に底壁部形成部材及び太陽歯車が互いに位置ずれするおそれがある、との知見が得られた。こうした底壁部形成部材及び太陽歯車の位置ずれによれば、それら要素間の周壁部形成部材がねじられて径方向に撓み変形し、回転体間位相のずれ、ひいてはバルブタイミングのずれを惹起することになるため、本発明者らは、さらに鋭意研究を行うことにより本発明を想到するに至ったのである。
以上より、本発明の目的は、高い生産性と高精度なバルブタイミング調整とを両立させるバルブタイミング調整装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、内燃機関においてクランク軸からの機関トルクの伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、有底筒状を呈し、クランク軸との間に掛け渡される環状のトルク伝達部材を通じて機関トルクが伝達されることによりクランク軸と連動して回転する駆動側回転体と、駆動側回転体内に収容され、カム軸と連動して回転する従動側回転体と、駆動側回転体と一体に回転する太陽歯車と、太陽歯車に噛合しつつ遊星運動することにより回転体間位相を変化させる遊星歯車と、を備えたバルブタイミング調整装置において、駆動側回転体は、太陽歯車が同軸上に締結されて従動側回転体を収容する周壁部材、並びに周壁部材が同軸上に締結されて当該周壁部材と共に上記有底筒状をなし、トルク伝達部材が掛けられる底壁部材を有し、太陽歯車及び底壁部材の一方は、周壁部材の軸方向の一端部の内周側に嵌合し、太陽歯車及び底壁部材の他方は、周壁部材の軸方向の他端部の外周側に嵌合することを特徴とする。
このような請求項1に記載の発明によると、周壁部材を底壁部材に同軸上に締結することにより有底筒状の駆動側回転体が形成されることになるので、それら分離された周壁部材及び底壁部材の各々について形成作業を容易化して、生産性を高めることが可能である。
また、請求項1に記載の発明によると、遊星歯車が噛合する太陽歯車と、機関トルクを伝達するトルク伝達部材が掛けられる底壁部材とは、周壁部材の軸方向の両端部にそれぞれ嵌合することで、当該周壁部材を挟んで同軸上に一体化されることになる。しかし、太陽歯車及び底壁部材の一方が一端部の内周側に嵌合し、太陽歯車及び底壁部材の他方が他端部の外周側に嵌合することによって周壁部材は、機関トルクの伝達時に互いに位置ずれしようとする太陽歯車及び底壁部材間にてねじられたとしても、径方向に撓み変形し難くなる。これによれば、周壁部材の撓み変形に起因する回転体間位相のずれが抑制されるので、回転体間位相によって決まるバルブタイミングの調整精度を高めることができるのである。
請求項2に記載の発明において、太陽歯車及び底壁部材の一方は、周壁部材の軸方向の一端部の内周側に圧入状態で嵌合し、太陽歯車及び底壁部材の他方は、周壁部材の軸方向の他端部の外周側に当該他端部の圧入状態で嵌合する。このような請求項2に記載の発明によると、太陽歯車と周壁部材との間並びに底壁部材と周壁部材との間の嵌合界面において圧入状態が確保されることになるので、周壁部材の両端部においては、径方向への変形代が実質的に消失する。これによれば、周壁部材の径方向への撓み変形に起因する回転体間位相のずれについて抑制作用が高くなるので、より高精度なバルブタイミング調整を実現することができる。
請求項3に記載の発明において、駆動側回転体は、周壁部材及び底壁部材を有底筒状に締結する締結部材を有し、太陽歯車は、当該締結部材により周壁部材及び底壁部材と共締めされる。このような請求項3に記載の発明によると、太陽歯車と周壁部材と底壁部材とが共通の締結部材を介して締結されることになるので、太陽歯車及び底壁部材の位置ずれに伴う周壁部材のねじれを当該締結部材によって抑えることができる。これによれば、上述の如く太陽歯車及び底壁部材の一方が周壁部材の一端部の内周側に嵌合し、太陽歯車及び底壁部材の他方が周壁部材の他端部の外周側に嵌合することと相俟って、周壁部材が径方向に撓み変形し難くなり、回転体間位相のずれ、ひいてはバルブタイミングのずれが十分に抑制されることになる。しかも、周壁部材及び底壁部材を有底筒状に締結して駆動側回転体を形成する締結部材を利用することにより、太陽歯車がそれら周壁部材及び底壁部材に共締めされることになるので、生産性の向上にも貢献することができる。
請求項4に記載の発明によると、底壁部材は、トルク伝達部材が係合する複数の歯を有するスプロケットである。このようにトルク伝達部材が複数の歯に係合するスプロケットとしての底壁部材には、機関トルクが高効率にて伝達されることから、例えば大きな機関トルクの伝達時には、太陽歯車及び底壁部材の間の位置ずれが発生し易くなる。しかし、上述の如く周壁部材は、太陽歯車及び底壁部材の一方が一端部の内周側に嵌合し、太陽歯車及び底壁部材の他方が他端部の外周側に嵌合するので、太陽歯車及び底壁部材間の位置ずれに拘らず径方向に撓み変形し難くなる。したがって、周壁部材の撓み変形に起因する回転体間位相のずれ、ひいてはバルブタイミングのずれを、機関トルクが大きくなっても確実に抑制することができるのである。
請求項5に記載の発明によると、周壁部材は、回転方向において従動側回転体に当接することにより回転体間位相の変化を規制する段差面状のストッパ面部を、内周面に有する。このように周壁部材の内周面のうちストッパ面部が従動側回転体に回転方向にて当接するときには、周壁部材の径方向への撓み変形が懸念される。しかし、上述の如く太陽歯車及び底壁部材の一方が一端部の内周側に嵌合し、太陽歯車及び底壁部材の他方が他端部の外周側に嵌合する周壁部材は、径方向に撓み変形し難い。したがって、ストッパ面部への従動側回転体の当接時にあっても、回転体間位相のずれを抑制してバルブタイミングの調整精度を高めることができるのである。しかも、有底筒状の駆動側回転体において底壁部材が分離された周壁部材の内周面には、段差面状のストッパ面部が形成し易くなるので、当該ストッパ面部を設けたことによる生産性の低下を抑制することも可能である。
請求項6に記載の発明によると、周壁部材は、軸方向においてストレートな筒状に形成される。このように軸方向にストレートな筒状の周壁部材については、形成が容易であるので、生産性をさらに高めることが可能となる。
請求項7に記載の発明のように、互いに分離された周壁部材及び底壁部材は、それぞれニアネットシェイプ成形体の切削加工により形成されることで、その切削加工の量を可及的に低減して、生産性の向上に貢献することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置1を示している。バルブタイミング調整装置1は車両に搭載され、内燃機関のクランク軸(図示しない)からカム軸2へ機関トルクを伝達する伝達系に設置されている。尚、本実施形態においてカム軸2は、内燃機関の「動弁」のうち吸気弁(図示しない)を機関トルクの伝達によって開閉するものであり、バルブタイミング調整装置1は当該吸気弁のバルブタイミングを調整する。
(基本構成)
以下、第一実施形態の基本構成について説明する。バルブタイミング調整装置1は、電動モータ4、通電制御回路部7及び位相調整機構8等を組み合わせてなる。
電動モータ4は例えばブラシレスモータ等であり、内燃機関の固定節に固定されるモータケース5と、当該モータケース5により正逆回転自在に支持されるモータ軸6とを有している。通電制御回路部7は駆動ドライバ及びその制御用マイクロコンピュータ等から構成されており、モータケース5の外部及び/又は内部に配置されて電動モータ4と電気的に接続されている。通電制御回路部7は、電動モータ4への通電を制御することによりモータ軸6を回転駆動する。
位相調整機構8は、駆動側回転体10、太陽歯車12、従動側回転体20、遊星キャリア40及び遊星歯車50を備えている。
図1〜3に示すように、共に有底円筒状を呈する駆動側回転体10と太陽歯車12は、各々の開口部同士を重ね合わせた状態で同軸上に締結されており、それによって位相調整機構8の他の構成要素20,40,50を収容する収容空間14を形成している。
駆動側回転体10は、径方向外側へ突出する歯15を回転方向に複数有している。駆動側回転体10は、それらの歯15とクランク軸の複数の歯(図示しない)との間で環状のタイミングチェーン16が掛け渡されることにより、クランク軸と連繋している。この連繋により、クランク軸の機関トルクがタイミングチェーン16を通じて駆動側回転体10へ伝達されるときには、駆動側回転体10がクランク軸と連動して太陽歯車12と一体回転する。ここで、駆動側回転体10及び太陽歯車12の回転方向は、図2,3の時計方向に設定されている。
図1,2に示すように、太陽歯車12は、歯底円の内周側に歯先円を有する駆動側内歯車部18を周壁部によって形成している。
図1,3に示すように、従動側回転体20は有底円筒状を呈しており、駆動側回転体10の内周側に同心上に嵌合している。従動側回転体20は、螺子止めによりカム軸2に同軸上に連結される連結部21を、底壁部によって形成している。この連結により従動側回転体20は、カム軸2と連動して回転可能且つ駆動側回転体10に対して相対回転可能となっている。ここで、従動側回転体20の回転方向は、駆動側回転体10と同じ図3の時計方向に設定されている。
従動側回転体20の周壁部は、歯底円の内周側に歯先円を有する従動側内歯車部22を形成している。ここで、従動側内歯車部22の内径は駆動側内歯車部18の内径よりも小さく設定され、また従動側内歯車部22の歯数は駆動側内歯車部18の歯数よりも少なく設定されている。従動側内歯車部22は、駆動側内歯車部18に対して軸方向へずれて配置されている。
図1〜3に示すように、遊星キャリア40は全体として筒状を呈しており、内周面によって入力部41を形成している。入力部41は、回転体10,20及びモータ軸6に対して同心上に配置されている。入力部41には、継手43が嵌合する嵌合溝42が形成され、当該継手43を介してモータ軸6が遊星キャリア40に連結されている。この連結により遊星キャリア40は、モータ軸6と共に回転可能となっており、また駆動側回転体10及び太陽歯車12に対して相対回転可能となっている。
遊星キャリア40はさらに、入力部41に対して偏心する外周面によって、偏心部44を形成している。偏心部44は、遊星歯車50の中心孔51の内周側にベアリング45を介して同心上に嵌合している。この嵌合により遊星歯車50は、太陽歯車12に対する遊星キャリア40の相対回転に応じて遊星運動可能に、偏心部44によって支持されている。ここで遊星運動とは、遊星歯車50が偏心部44の偏心中心線周りに自転しつつ、遊星キャリア40の回転方向へ公転する遊星運動をいう。
遊星歯車50は段付円筒状に形成され、歯底円の外周側に歯先円を有する駆動側外歯車部52及び従動側外歯車部54を、それぞれ大径部分及び小径部分によって形成している。駆動側外歯車部52及び従動側外歯車部54の歯数は、それぞれ駆動側内歯車部18及び従動側内歯車部22の歯数よりも同数ずつ少なくなるように設定されている。駆動側外歯車部52は駆動側内歯車部18の内周側に配置されて、当該歯車部18と噛み合っている。また、駆動側外歯車部52よりも連結部21側の従動側外歯車部54は従動側内歯車部22の内周側に配置されて、当該歯車部22と噛み合っている。
このように回転体10,20間を歯車連繋してなる位相調整機構8は、駆動側回転体10に対する従動側回転体20の相対位相としての回転体間位相を、モータ軸6の回転状態に応じて調整する。
具体的には、モータ軸6が駆動側回転体10と同速回転することにより、遊星キャリア40が太陽歯車12に対して相対回転しないときには、遊星歯車50が遊星運動しないで回転体10,20と連れ回りする。したがって、回転体間位相が変化せず、それによってバルブタイミングが保持されることになる。
一方、モータ軸6が駆動側回転体10に対して高速回転することにより、遊星キャリア40が太陽歯車12に対して進角側へ相対回転するときには、遊星歯車50が遊星運動して従動側回転体20が駆動側回転体10に対する進角側へ相対回転する。したがって、回転体間位相が進角側へ変化するので、バルブタイミングが進角することになる。
また一方、モータ軸6が駆動側回転体10に対して低速回転又は逆回転することにより、遊星キャリア40が太陽歯車12に対して遅角側へ相対回転するときには、遊星歯車50が遊星運動して従動側回転体20が駆動側回転体10に対して遅角側へ相対回転する。したがって、回転体間位相が遅角側へ変化するので、バルブタイミングが遅角することになる。
(特徴部分)
以下、第一実施形態の特徴部分について説明する。
(駆動側回転体及び太陽歯車の締結構造)
図1に示すように、駆動側回転体10は、底壁部材100、周壁部材110及び螺子部材120を有している。
図4に示すように、金属製の底壁部材100は厚肉の円環板状に形成されており、タイミングチェーン16が掛けられて複数の歯15に係合するスプロケットを構成している。底壁部材100は、軸方向の一端面101に開口する嵌合孔部102を、有底孔状の中心孔によって形成している。また、底壁部材100は、軸方向の他端面103及び嵌合孔部102の底面104に開口してカム軸2が通される通孔部105を、貫通孔状の中心孔によって形成している。
金属製の周壁部材110は、軸方向に径変化する段付円筒状に形成されており、当該軸方向の小径側となる端部111を底壁部材100の嵌合孔部102に圧入状態で嵌合させている。逆にいえば、周壁部材110の端部111の外周側に底壁部材100が当該端部111の圧入状態で嵌合しているのである。このような嵌合により周壁部材110は、図3,4に示すように、収容空間14のうち従動側回転体20の全体並びに遊星キャリア40及び遊星歯車50の各一部を収容する空間部14aを、内周側に形成している。また、図2,4に示すように周壁部材110は、軸方向において大径側となる端部112の端面113に開口する嵌合孔部114を、有底孔状の中心孔によって形成している。
図3,4に示すように、螺子部材120は金属製のボルトからなり、複数設けられている。各螺子部材120は、底壁部材100と周壁部材110とを回転方向の所定箇所にて同軸上に締結することにより、有底円筒状の駆動側回転体10を形成している。
図2,4に示すように、太陽歯車12は、その開口部に設けられた円筒状の嵌合突部130を周壁部材110の嵌合孔部114に圧入状態で嵌合させている。即ち、周壁部材110の端部112の内周側に太陽歯車12が圧入状態で嵌合しているのである。このような嵌合により太陽歯車12は、収容空間14のうち遊星キャリア40及び遊星歯車50の各残部を収容する空間部14bを、駆動側内歯車部18の内周側に形成している。そして、太陽歯車12は、駆動側回転体10をなす複数の螺子部材120により回転方向の複数個所にて底壁部材100及び周壁部材110と共締めされることで、周壁部材110に同軸上に締結されている。即ち、本実施形態では、太陽歯車12と底壁部材100とが軸方向に周壁部材110を挟んで同軸上に一体化されている。
(ストッパ構造)
図3に示すように、駆動側回転体10をなす周壁部材110の内周面116において回転方向の複数個所には、段差面状の進角ストッパ面部140〜143が設けられている。また、周壁部材110の内周面116において回転方向の複数個所には、末尾の符号が同一数字の進角ストッパ面部140〜143に対し当該回転方向に間隔をあけて向き合うように、段差面状の遅角ストッパ面部150〜153が設けられている。
図1,3に示すように、従動側回転体20の周壁部には、従動側内歯車部22の径方向外側へ突出するストッパ突部160〜163が回転方向の複数個所に設けられている。それら各ストッパ突部160〜163は、符号の末尾が同一数字の進角ストッパ面部140〜143と、符号の末尾が同一数字の遅角ストッパ面部150〜153との間に揺動可能に挿入されている。
そして、本実施形態では、ストッパ突部160が回転方向の進角側にある進角ストッパ面部140に当接するとき、駆動側回転体10に対する進角側への従動側回転体20の相対回転、即ち回転体間位相の進角側への変化が規制されるようになっている。また逆に、ストッパ突部160が回転方向の遅角側にある遅角ストッパ面部150に当接するときには、駆動側回転体10に対する遅角側への従動側回転体20の相対回転、即ち回転体間位相の遅角側への変化が規制されるようになっている。
尚、ストッパ面部141,151及びストッパ突部161の組、ストッパ面部142,152及びストッパ突部162の組、並びにストッパ面部143,153及びストッパ突部163の組については、ストッパ面部140,150及びストッパ突部160の組に異常が生じたとき上述の位相変化規制機能を代わりに発揮するために、設けられている。
(底壁部材及び周壁部材の製造方法)
駆動側回転体10をなす底壁部材100及び周壁部材110については、それぞれニアネットシェイプ成形体の切削加工により形成される。
具体的に、底壁部材100の形成においては、まず、最終形状に近い円環板状となるように原料としての粉末冶金材料を成形して焼結させることで、ニアネットシェイプ成形体としての底壁部材ブランクを形成する。続いて、この底壁部材ブランクの周面や端面等に切削加工を施すことで、複数の歯15及び孔部102,105を有する底壁部材100が完成することになる。
また、周壁部材110の形成においては、まず、最終形状に近い円筒状となるように原料としての粉末冶金材料を成形して焼結させることで、ニアネットシェイプ成形体としての周壁部材ブランクを形成する。続いて、この周壁部材ブランクの周面や端面等に切削加工を施すことで、ストッパ面部140〜143,150〜153及び孔部114を有する周壁部材110が完成することになる。
尚、底壁部材100及び周壁部材110の形成原料である粉末冶金材料としては、仕様等に応じて各種の金属材料を採用可能であるが、例えば本実施形態では、銅含有の合金鋼粉が採用される。また、本実施形態では、太陽歯車12、従動側回転体20、遊星キャリア40及び遊星歯車50についても、底壁部材100及び周壁部材110に準じたニアネットシェイプ成形体の切削加工により形成してもよい。
ここまで説明の第一実施形態によると、分離されて相互締結により駆動側回転体10をなす底壁部材100及び周壁部材110については、ニアネットシェイプ成形体の切削加工により容易に個別形成することができる。ここで特に、段差面状のストッパ面部140〜143,150〜153が内周面116に設けられる周壁部材110については、底壁部材100と分離されていることで、それらストッパ面部を切削加工により容易に形成することができる。さらに、第一実施形態では、底壁部材100及び周壁部材110を締結して駆動側回転体10を形成するための螺子部材120を利用して、太陽歯車12が駆動側回転体10に共締めされているので、駆動側回転体10及び太陽歯車12の締結構造も容易に得ることができる。こうした第一実施形態によれば、バルブタイミング調整装置1の生産性が高められることになるのである。
また、第一実施形態によると、遊星歯車50が噛合する太陽歯車12と、機関トルクを伝達するタイミングチェーン16が掛けられる底壁部材100とは、周壁部材110を挟んで同軸上に一体化されているため、機関トルク伝達時の位置ずれが懸念される。しかし、太陽歯車12及び底壁部材100がそれぞれ一端部112の内周側及び他端部111の外周側に嵌合する周壁部材110は、位置ずれしようとする要素12,100間にてねじり力を受けても、端部112,111の一方が他方により径方向に押さえ込まれることで、当該径方向には撓み変形し難くなる。さらに、第一実施形態では、太陽歯車12と周壁部材110との間並びに底壁部材100と周壁部材110との間の嵌合界面において圧入状態が確保されることで、周壁部材110の両端部112,111が径方向に変形するための変形代が実質的に消失している。しかも、第一実施形態では、要素12,100,110が共通の螺子部材120を介して締結されることで、要素12,100間の位置ずれに伴う周壁部材110のねじれ自体が当該螺子部材120によって抑えられることになる。こうした第一実施形態によれば、複数の歯15が係合することにより機関トルクがタイミングチェーン16を通じて高効率に伝達されて要素12,100間の位置ずれが生じ易くなるような状況にあっても、周壁部材110の撓み変形に起因する回転体間位相のずれを抑制して、バルブタイミングの調整精度を高めることができるのである。
加えて、第一実施形態によると、周壁部材110の内周面116のうちストッパ面部140,150のいずれかに対し、従動側回転体20のストッパ突部160が回転方向にて当接するときには、周壁部材110の径方向への撓み変形が懸念される。しかし、上述したように第一実施形態では、周壁部材110が径方向に撓み変形し難くなっているので、ストッパ突部160のストッパ面部140,150への当接時にあっても、回転体間位相のずれを抑制してバルブタイミングの調整精度を高めることができるのである。
尚、以上、第一実施形態では、タイミングチェーン16が特許請求の範囲に記載の「トルク伝達部材」に相当し、螺子部材120が特許請求の範囲に記載の「締結部材」に相当している。
(第二実施形態)
図5に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。第二実施形態において、駆動側回転体2010をなす金属製の底壁部材2100には、嵌合孔部102の代わりに、通孔部105の一部を中心孔とする円筒状の嵌合突部2102が設けられている。
また、駆動側回転体2010をなす金属製の周壁部材2110は、軸方向に径変化する段付円筒状に形成されているが、当該軸方向において大径側となる端部2111の端面2113に開口した嵌合孔部2114を、有底孔状の中心孔によって形成している。そして、この嵌合孔部2114には、底壁部材2100の嵌合突部2102が圧入状態で嵌合している。即ち、周壁部材2110の端部2111の内周側に底壁部材2100が圧入状態で嵌合しているのである。
太陽歯車2012は、一端面2013に開口する嵌合孔部2014を、有底孔状の中心孔によって形成している。この嵌合孔部2014には、周壁部材2110の軸方向において小径側となる端部2112が圧入状態で嵌合している。逆にいえば、周壁部材2110の端部2112の外周側に太陽歯車2012が当該端部2112の圧入状態で嵌合しているのである。
以上により第二実施形態では、底壁部材2100と太陽歯車2012とが軸方向に周壁部材2110を挟んだ状態で、それら三要素2012,2100,2110が駆動側回転体2010の螺子部材120により同軸上に共締めされて、一体化されているのである。ここで、底壁部材2100及び太陽歯車2012がそれぞれ一端部2111の内周側及び他端部2112の外周側にそれぞれ嵌合する周壁部材2110は、位置ずれしようとする要素2100,2012間にてねじり力を受けても、第一実施形態と同様の原理によって径方向に撓み変形し難い。また、そうした作用を生む嵌合の界面にて圧入状態が確保されることによる変形代の消失、並びに螺子部材120による周壁部材2110のねじれの抑えは、第一実施形態と同様に達成され得る。したがって、第二実施形態によっても、周壁部材2110の撓み変形に起因する回転体間位相のずれを抑制して、バルブタイミングの調整精度を高めることができる。加えて、第二実施形態では、底壁部材2100及び周壁部材2110が第一実施形態に準ずるニアネットシェイプ成形体の切削加工によって個別形成されることで、生産性の向上効果を享受することもできるのである。
(第三実施形態)
図6に示すように、本発明の第三実施形態は第二実施形態の変形例である。第三実施形態において、駆動側回転体3010をなす金属製の周壁部材3110は、軸方向には実質的に径変化しないストレートな円筒状に形成されている。尚、ここで、周壁部材3110の内周面にも段差面状のストッパ面部140〜143,150〜153(図示しない)が設けられるが、本実施形態では、それらストッパ面部の形成部分や符号の末尾が同一数字同士の間においても、軸方向にストレートな形状が確保されることとなる。
このようなストレート形状の周壁部材3110については、周壁部材ブランクを形成するためのニアネットシェイプ成形作業や周壁部材ブランクの切削加工作業が、段付形状のものと比べてさらに容易となるので、生産性の飛躍的な向上を期待できるのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に、駆動側回転体10,2010,3010へ機関トルクを伝達するための「トルク伝達部材」としては、上述したようなタイミングチェーン16以外にも、例えば底壁部材100,2100に掛けられて複数の歯15に係合するタイミングベルト等を採用してもよい。
底壁部材100,2100と周壁部材110,2110,3110との嵌合並びに太陽歯車12,2012と周壁部材110,2110,3110との嵌合については、上述したような圧入状態で実現される以外にも、嵌合界面に隙間を形成する状態で実現されていてもよい。また、少なくとも底壁部材100,2100及び周壁部材110,2110,3110については、上述したような粉末冶金材料の焼結によるニアネットシェイプ成形体の切削加工によって形成する以外にも、例えば金属素材の鍛造によるニアネットシェイプ成形体の切削加工によって形成してもよい。
少なくとも底壁部材100,2100及び周壁部材110,2110,3110を締結するための「締結部材」としては、上述したような螺子部材120以外にも、例えばリベット、ピン等を採用してもよい。また、太陽歯車12,2012については、底壁部材100,2100及び周壁部材110,2110,3110を締結するものとは別の「締結部材」によって、周壁部材110,2110,3110と締結するようにしてもよい。
位相調整機構8としては、上述したような太陽歯車12,2012と従動側回転体20の歯車部22とに遊星歯車50が噛合する構成以外にも、例えば駆動側回転体10,2010,3010に締結の太陽歯車にのみ噛合する遊星歯車の遊星運動に応じて従動側回転体20が駆動側回転体10,2010,3010に対して相対回転する構成等を採用してもよい。また、駆動側回転体10,2010,3010に締結の太陽歯車については、上述したように内歯車部18によって遊星歯車に噛合するもの以外にも、外歯車部によって遊星歯車に噛合するものを採用してもよい。
そして、本発明は、上述した吸気弁のバルブタイミングを調整する装置以外にも、「動弁」としての排気弁のバルブタイミングを調整する装置や、吸気弁及び排気弁の双方のバルブタイミングを調整する装置に適用することができる。
本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置の基本構成を示す図であって、図2のI−I線断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1の位相調整機構を拡大して示す断面図である。 本発明の第二実施形態によるバルブタイミング調整装置の位相調整機構を拡大して示す断面図である。 本発明の第三実施形態によるバルブタイミング調整装置の位相調整機構を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 バルブタイミング調整装置、2 カム軸、4 電動モータ、7 通電制御回路部、8 位相調整機構、10,2010,3010 駆動側回転体、12,2012 太陽歯車、14 収容空間、14a 空間部、15 歯、16 タイミングチェーン(トルク伝達部材)、18 駆動側内歯車部、20 従動側回転体、22 従動側内歯車部、40 遊星キャリア、50 遊星歯車、52 駆動側外歯車部、54 従動側外歯車部、100,2100 底壁部材、102,114,2014,2114 嵌合孔部、110,2110,3110 周壁部材、111,2112 端部(他端部)、112,2111 端部(一端部)、116 内周面、120 螺子部材(締結部材)、130,2102, 嵌合突部、140 進角ストッパ面部(ストッパ面部)、150 遅角ストッパ面部(ストッパ面部)、160 ストッパ突部

Claims (7)

  1. 内燃機関においてクランク軸からの機関トルクの伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、
    有底筒状を呈し、前記クランク軸との間に掛け渡される環状のトルク伝達部材を通じて前記機関トルクが伝達されることにより前記クランク軸と連動して回転する駆動側回転体と、
    前記駆動側回転体内に収容され、前記カム軸と連動して回転する従動側回転体と、
    前記駆動側回転体と一体に回転する太陽歯車と、
    前記太陽歯車に噛合しつつ遊星運動することにより前記駆動側回転体及び前記従動側回転体の間の相対位相を変化させる遊星歯車と、
    を備えたバルブタイミング調整装置において、
    前記駆動側回転体は、前記太陽歯車が同軸上に締結されて前記従動側回転体を収容する周壁部材、並びに前記周壁部材が同軸上に締結されて当該周壁部材と共に前記有底筒状をなし、前記トルク伝達部材が掛けられる底壁部材を有し、
    前記太陽歯車及び前記底壁部材の一方は、前記周壁部材の軸方向の一端部の内周側に嵌合し、前記太陽歯車及び前記底壁部材の他方は、前記周壁部材の軸方向の他端部の外周側に嵌合することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記太陽歯車及び前記底壁部材の一方は、前記周壁部材の軸方向の一端部の内周側に圧入状態で嵌合し、前記太陽歯車及び前記底壁部材の他方は、前記周壁部材の軸方向の他端部の外周側に当該他端部の圧入状態で嵌合することを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記駆動側回転体は、前記周壁部材及び前記底壁部材を前記有底筒状に締結する締結部材を有し、前記太陽歯車は、当該締結部材により前記周壁部材及び前記底壁部材と共締めされることを特徴とする請求項1又は2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記底壁部材は、前記トルク伝達部材が係合する複数の歯を有するスプロケットであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記周壁部材は、回転方向において前記従動側回転体に当接することにより前記相対位相の変化を規制する段差面状のストッパ面部を、内周面に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 前記周壁部材は、軸方向においてストレートな筒状に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  7. 前記周壁部材及び前記底壁部材は、それぞれニアネットシェイプ成形体の切削加工により形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
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