JP2009185512A - 絶縁ブロック、運搬システム、ジャッキアップシステム - Google Patents

絶縁ブロック、運搬システム、ジャッキアップシステム Download PDF

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Abstract

【課題】信号線等が流れているレールであっても安全に分岐器等を交換する。
【解決手段】絶縁ブロックと、絶縁ブロック上に配置されるかんざしレールと、新交換対象物を載せて、運搬する運搬機と、を備え、絶縁ブロックは、お互いに対向する面を有し、一方の面(以下、「第1溝形成面」という。)にレールのレールベースと係合する第1溝が形成され、第1溝形成面と対向する面に、本レールの頭部が係合される第2溝が形成され、第2溝は、第1溝と直交する方向に形成され絶縁性を有し、絶縁ブロックは、本レールの頭部に第2溝が係合されることで本レールに装着され、かんざしレールのレールベースは、絶縁ブロックの第1溝に係合されることで配置され、新交換対象物を載せた運搬機は、かんざしレールに沿って移動されることを特徴とする運搬システム。
【選択図】図6

Description

この発明は、例えば、線路の分岐器等を交換する際、線路を横切って新しい分岐器等を運搬するために使用する絶縁ブロック、運搬システム、また、レールをジャッキアップするために使用する絶縁ブロック、ジャッキアップシステムに関する。
線路には、列車の行き先を変更するための分岐器が設置されている。老朽化などで古くなった分岐器(以下、「旧分岐器」という。)を新しい分岐器(以下、「新分岐器」という。)に交換する技術がある。図1は、分岐器を交換する作業場所(以下、単に「作業場所」という。)を簡略化して真上から見た図である。図1を用いて、従来の分岐器交換作業を説明する。
新分岐器2は組み立て領域Rで予め組み立てられ、運搬機8に載せられる。運搬機8は、2軸構成とされる。一方、線路10を構成する2本のレール(以下、「本レール12」という。)上に当該本レール12の長手方向と直行する方向に、2本のかんざしレール6が配置される。かんざしレール6は、本レール12と同じ種類でもよいし、違う種類でもよい。図1では、2つの線路があり、4本の本レール12がある。2本のかんざしレール6は、組み立て領域Rから、最も遠い本レール12まで配置される。新分岐器2を載せた運搬機8は、複数人の作業者達により旧分岐器4に向かって(矢印Aの向きに)2本のかんざしレール6に沿って移動される。運搬機8は複数(例えば、40台)の2軸のローラで構成運搬機8が、旧分岐器4の真上に到着すると、一旦、クレーンにより新分岐器2は吊り上げられる。そして、2本のかんざしレール6、旧分岐器4、運搬機8は撤去され、吊り上げられていた新分岐器2が下ろされ、新分岐器2は設置される。
なお、分岐器の総重量は通常、約70〜80tであり、長さ×幅=70m×6.4mであり、分岐器の交換作業はおよそ400人の作業者で行われる。
分岐器交換作業の安全として、「作業者の安全性」と「列車運向上の安全性」がある。「作業者の安全性」とは、最終電車が作業場所を通過し終わると、作業者は線路内に入ることができる安全性のことである。「列車運向上の安全性」とは、最終電車が最終到着駅に到着、もしくは、車両基地に回送終了した後に、電車線または信号線を切ることができる安全性である。ここで、電車線とは、列車を稼動させる直流電圧であり、次のように流れている。
変電所(+)→架線→パンタグラフ→モータ→レール→変電所(−)
また、信号線とは、線路の数百メートルずつの閉塞区間に流される交流電圧である。電車が存在する閉塞区間において、電車と本レールが接触することで信号線の短絡が生じる。検知システム(図示せず)は、この短絡を認識して電車がどの閉塞区間に存在するかを検知する。これにより、踏み切り遮断機などの保安装置を作動させる。信号線は次のように流れている。
変電所(交流)→各閉塞区間の信号回路→左右のレールに個別通電
電車線と信号線は、それぞれ直流、交流であるため、同時に線路内に流すことができる。最終電車が作業場所を通過すると、作業者達は作業場所に入ることができるが、かんざしレールを配置させる作業などを行うことはできない。何故なら、本レールとかんざしレールが接触することで、電車線、信号線が短絡を起こしてしまい、検知システムが、短絡した閉塞区間にて電車が存在するという誤った検知をし、未だ走行している最終電車を停止させるからである。つまり、従来では、電車線、信号線を断線させてからでないと交換作業を行うことができなかった。
最終電車が作業場所を通過した時から、電車線、信号線を断線させるまで、通常、約1時間かかる。通常、分岐器の作業時間は24:30(電車線、信号線を断線させた時間)〜4:00(始発電車が走行する時間)で作業時間は約3時間30分しかなく、分岐器の交換作業時間が短いという問題点があった。
この発明の絶縁ブロックは、1組の対向する面を有し、一方の面(以下、「第1溝形成面」という。)にレールのレールベースと係合する第1溝が形成され、第1溝形成面と対向する面に、本レールの頭部が係合される第2溝が形成され、第2溝は、第1溝と直交する方向に形成されている。
また、第2溝を形成する代わりに、第1溝形成面と対向する面に当接部を有し、当接部は、線路を構成する2本の本レールの頭部それぞれの内側面に当接された絶縁ブロックでもよい。
また、第1溝形成面と対向する面に線路を構成する2本の本レールの頭部それぞれが係合される2つの第2溝を設け、2つの第2溝は、第1溝と直交する方向に形成された絶縁ブロックでもよい。
また、本体部と、当接部を有する絶縁ブロックでもよい。本体部は、お互いに対向する面を有し、一方の面にレールのレールベースと係合する第1溝が形成される。当接部は、第1溝形成面と対向する面に固定され、絶縁性を有する。当接部はそれぞれ、線路を構成する2本の本レールそれぞれの頭部の頭頂面と内側面に当接される。
そして、本発明の運搬システムは、これらの絶縁ブロックの何れか1つと、絶縁ブロック上に配置されるかんざしレールと、新交換対象物を載せて、運搬する運搬機と、を備える。本レールに絶縁ブロックが装着され、かんざしレールのレールベースは、絶縁ブロックの第1溝に係合されることで配置される。新交換対象物を載せた運搬機は、かんざしレールに沿って移動される。
上記運搬システムの構成により、本レールとかんざしレールの間に上記絶縁ブロックを装着する。これにより、電車線、信号線が本レール内を流れている場合に、本レール上にかんざしレールを配置させても、電車線、信号線の短絡が生じない。従って、電車線、信号線の断線を行わなくても、最終電車が作業場所を通過した後であれば、分岐器の交換作業を開始することができる。その結果、従来の作業時間と比較して、作業場所を「最終電車が通過した時〜電車線、信号線を断線させた時(通常、約1時間)」+「電車線、信号線を断線させた時〜始発電車が発車する時(従来の作業時間である約3時間30分)」を作業時間に充てることができ、従来の交換作業よりも多い作業時間を得ることができる。
以下に、発明を実施するための最良の形態を示す。なお、同じ機能を持つ部分には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図2にレール(本レール、かんざしレールを含む)の断面図を示し、図3に実施例1の絶縁ブロック15の斜視図を示し、図4A、図4B、図4Cに、図3記載のα、β、γ方向から見た平面図を示す。本レール12に実施例1の絶縁ブロック20が装着され、絶縁ブロック20の上にかんざしレールが配置された運搬システム100を図5、6に示す。以下の運搬システムを示す図については説明簡略化のため運搬機8を省略する。図5Aに本レール12の長手方向と垂直方向から見た運搬システム100の平面図を示し、図5Bに本レール12の長手方向と垂直に切った運搬システム100の断面図を示し、図6に運搬システム100の斜視図を示す。
まず、レールの構成について簡単に説明する。図2に線路を構成する2本の本レール12の断面図を示す。図2に示すように、レール12は、頭部12a、フランチ12b、レールベース12cにより構成される。レールベース12cは、地面や分岐器上に固定される。頭部12aは走行電車の車輪が当接される。シャフト12bは、レールベース12cと頭部12aの間に位置し、レールベース12cが頭部12aを保持する。線路を構成するお互いの本レールの頭部12aにおいて、お互いに対向している内側の側面を内側面12dとし、頭部の真上の面を頭頂面12eとする。また、かんざしレール6の頭部、シャフト、レールベースをそれぞれ、6a、6b、6cとする。
図3、図4に示すように、絶縁ブロック15は、直方体状であり、底面(以下、「第2溝形成面15e」という。図4A参照)に第2溝15aが貫通形成される。この例では、第2溝15aは断面矩形状とされる。そして、第2溝形成面と対向する面(以下、「第1溝形成面15f」という。図3参照)に第1溝15bが貫通形成される。この例では第1溝15bは断面矩形状とされる。第2溝15aは、第1溝15bと直交する方向に形成されている。
次に、図5、図6を用いて、旧交換対象物(この例では、旧分岐器)から新交換対象物(この例では、新分岐器)に交換するための、絶縁ブロック15を用いた、実施例1の運搬システム100について説明する。作業場所周辺などを真上からみた図は図1と同様である。運搬システム100は、絶縁ブロック15と、絶縁ブロック15上に配置されるかんざしレール6と、新交換対象物を載せて、運搬する運搬機(図示せず)とからなる。まず、旧分岐器4の上を通る4つの本レール12(2つの線路)それぞれに、4つの絶縁ブロック15が装着される(図5B参照)。装着の仕方は、本レール12の頭部12aと第2溝15aとを係合させる。そして、図7に示すようにかんざしレール6のレールベース6cと第1溝15bとを係合させることで、本レール12と垂直方向に、2本のかんざしレール6(6a、6b)は配置される。第2溝15aの両端部15cと、第1溝15bの両端部15dはそれぞれ湾曲していることが好ましい。第1溝15bとかんざしレール6のレールベース6cとの係合処理、第2溝15aと本レール12の頭部6aとの係合処理が行いやすくなるからである。図6では簡略化のために、2本の本レール12に2本のかんざしレール6a、6bが配置されていることを示す。例えば4本の本レールに2本のかんざしレールを配置させる場合は、8個の絶縁ブロック15を要する。図7に示すようにかんざしレール6aと6bとの幅(つまりかんざしレール6a、6b間の本レール12の長手方向の距離)をLとする。運搬機を構成するローラの2つの車輪間の長さをLと一致させる。このようにすることで、新分岐器を載せた運搬機は2本のかんざしレールに沿って移動させることができる。
絶縁ブロック15の好適な材料として、レール形状に合わせるために成型が容易であり、絶縁性を有する物を用いれば良い。例えばプラスチック、FRP(Fiber Reinforced Plastics)などである。プラスチックは金型が必要であり、ブロックからの削り出しも可能である。FRPは成型が簡単である。
このように、実施例1の運搬システム100によれば、本レール12に絶縁ブロック15を装着させることで、本レール12内を電車線、信号線が流れていても、電車線、信号線を短絡させずに、かんざしレール6を配置させることができる。従って、電車線、信号線を断線させなくても、作業場所を最終電車が通過した時から、交換作業を始めることができるので、従来より多くの作業時間を得ることができる。
次に、実施例2の絶縁ブロック20と運搬システム200について説明する。図7に実施例2の絶縁ブロック20の斜視図を示し、図8A、図8B、図8Cに、図7記載のα、β、γ方向から見た絶縁ブロック20の平面図を示す。図9Aに本レール12の長手方向と垂直方向から見た運搬システム200の平面図を示し、図9Bに本レール12の長手方向と垂直に切った運搬システム200の断面図を示す。図10に運搬システム200の斜視図を示す。実施例1の運搬システム100は1本の本レール12に、1つの絶縁ブロック15を装着させるものであったが、運搬システム200は線路を構成する2本の本レール12に1つの絶縁ブロック20を装着させるものである。
絶縁ブロック20は、直方体状の本体部21と、直方体状の当接部22、直方体状の2つの側壁部23、24により構成される。本体部21の底面21a(図8A参照)に当接部22が固定される。当接部22の底面21aと当接する面の長手方向の長さは、本体部21の底面21aの長手方向の長さより短いとされる。また、この例では、当接部22の底面21aと当接する面の短手方向の長さと、本体部21の底面21a短手方向の長さは等しい。当接部22は、本体部21の真ん中に固定される。この固定はビス止め接着などで行われる。当接部22は、短手方向の2つの面22a(以下、「当接面22a」という。)を有する。
本体部21の底面21aと対向する面を対向面21hとする。本体部21は、当接対向面21h上の長手方向に沿った両端にそれぞれ側壁部23、24が固定される。この例では、本体部21の対向面21hの長手方向の長さと側壁部23、24の対向面21hと当接する面の長手方向の長さは等しい。この固定も、ビス止め接着などで行われる。この2つの側壁部23、24を設けることで、第1溝21bが形成される。本体部21、側壁部23、24の各面のうち、当接面22aと平行な面をそれぞれ、当接対向面21h、側壁平行面23a、24aとする。この例では、本体平行面21c、側壁平行面23a、24aは同一平面を形成する。この絶縁ブロック20は、絶縁ブロック15(実施例1参照)と比較して溝形成などの切削加工の必要がない点で優れている。
図9Bに示すように、線路を構成する本レール12それぞれの内側面12dと、当接部22の2つの当接面22aそれぞれを当接させることで、2本の本レール12と、絶縁ブロック20は装着固定される。このように、頭部12aの内側面12dに当接させるのは、レールの種類が違ったとしても、線路を構成するお互いのレールの頭部間の距離は一定である。従って、当接部22の長手方向の長さの測定の煩雑さが削減される。そして、図10A、Bに示すように、かんざしレールのレールベース6cは第1溝21bに係合される。
次に、実施例2の絶縁ブロック20を用いた運搬システム200を図9A、B、図10を用いて説明する。図10に示すように、本レール12の長手方向に一定の間隔を空けて、2本の本レール12に2つの絶縁ブロック12を装着させる。装着のさせ方は、上述したように、2本の本レール12それぞれの内側面12dと、当接部22の2つの当接面20fそれぞれとが当接するように、2つの絶縁ブロック20を本レール12に装着させる。装着された2つの絶縁ブロック20の第1溝20eそれぞれに2本のかんざしレール6のレールベース6cのそれぞれは配置される。2本のかんざしレール間の距離Lは運搬機の車輪幅に合わせる。このような運搬システム200であれば、信号線、電車線を断線させずに、かんざしレールを配置させることができる。
絶縁ブロック20(本体部21、当接部22、側壁部23,24)は上述のように切削加工の必要はない。本体部21は、かんざしレール6、新交換対象物(例えば、新分岐器)を支えなければならないので、強度が高い絶縁性を有する材質を用いる必要がある。具体的には、プラスチック、FRP、高分子ポリマー、木、等である。また、当接部22、側壁部23、24は新分岐器等を支えることはないので、強度が高い必要は無く、これら4つの材質の他にセラミックなどを用いても良い。プラスチック、FRPは完全に絶縁可能である。高分子ポリマーは完全に絶縁が可能であるが、高価である。木は乾燥した状態であると、絶縁が可能であるが、部分的に圧縮されると壊れてしまう。セラミックは、一般的に電線のガイシで使用しているものであり、強い力が加わると壊れやすい。
次に、実施例3の絶縁ブロック25と運搬システム300を説明する。図11に絶縁ブロック25の斜視図を示す。絶縁ブロック25は、断面略コ字状の本体部26と、2つの断面略L字状の当接部27(以下、271、272と示す。)とからなる。本体部26は以下の実施例5で説明する絶縁ブロック35と同一のものである。なお、図11では図示の都合上、スケールを縮小して示す。
また、この例では、当接部271、272は同一形状とする。以下の説明では、当接部271、272をまとめて当接部27という場合もある。図12A、図12B、図12Cにそれぞれ、図12記載のα方向、β方向、γ方向から見た本体部26の平面図を示し、図13A、図13B、図13Cにそれぞれ、図12記載のα方向、β方向、γ方向から見た当接部271の平面図を示す。図14Aに本レール12の長手方向と垂直方向から見た運搬システム300の平面図を示し、図14Bに本レール12の長手方向と垂直に切った運搬システム300の断面図を示す。
図12、図13A〜Cを用いて、本体部26について説明する。この例では、本体部26は、直方体状で底面26bと反対側の面に第1溝26aが形成されることで、断面コ字状とされる。本体部26はコ字状のコ字状側面26cを有する。
図11、図13A〜Cを用いて、当接部271について説明する。当接部271は短辺271x側の底面271aを有し、長辺271y側の背面271bを有し、L字状のL字状側面271cを有する。また、底面271aと平行な2つの面のうち、底面271aに近い端面を底近端面271d、遠い端面を底遠端面271eとする。背面271bと平行な2つの面のうち、背面271bに近い端面を背近端面271f、遠い端面を背遠端面271gとする。また、上述した通り、当接部271、272は同一形状とされ、もう一つの当接部272の各面についても、271a〜271gの「271」を「272」に差し替えて以下の説明に使用する。
そして、図11に示すように、本体部26の底面26bと、当接部271の背面271bとが当接されて固定される。本体部26のコ字状側面26cと底遠端面271eとは同一平面を形成する。本体部26の底面26bの幅方向の長さは、底遠端面271eの長手方向の長さより短いとされ、背面271bの真ん中に底面26bは位置する。
次に、この例での固定の仕方を説明する。当接部271の背近端面271fには2つの貫通ボルト孔2711b、2713bが設けられ、背近端面271fには2つの貫通ボルト孔2712b、2714bが設けられる。また、本体部26の底面26bに、4つの貫通ボルト孔2711b、2712b、2713b、2714bに対向する非貫通ボルト孔261、262、263、264が設けられている。同様に、当接部272の4つの貫通ボルト孔(図示せず)と対向する4つの非貫通ボルト孔265、266、267、268が設けられ、本体部26の底面26bには合計8個の非貫通ボルト孔261〜268が設けられる(図13B参照)。そして、各ボルトを、貫通ボルト孔2711b、2712b、2713b、2714bに貫通させ、非貫通ボルト孔261、262、263、264で留められて固定される。ボルト孔2711b、2713bはそれぞれ開口部27111b(図13A参照)、27131b(図示せず)を有する。また、本体部26を、本体部21と2つの側壁部23、24とを接合させたもの(実施例2の説明参照)に置き換えてもよい。こうすることで、溝形成などの切削加工の必要がなくなる。
次に、図14A、Bを参照して、実施例3の運搬システム300を説明する。図14Bに示すように本レール12の頭部12aのそれぞれの内側面12dと、当接部271、272の底近端面271d、272dが当接される。この当接により、絶縁ブロック25は2本の本レール12に装着固定される。また、頭部12aのそれぞれの頭頂面12eと当接部271、272の背近端面271f、272fとが当接される。そして、第1溝26aとかんざしレール6のレールベース6cが係合される。
絶縁ブロック25の構成であると、当接部271、272のみが本レール12と接触し、本体部26は接触されない。従って、当接部271、272は絶縁性がなければならないが、本体部26は絶縁性を必要としない。よって、例えば、本体部26については安価なSS400(一般構造用圧延鋼材)を用いることができ、当接部271、272については絶縁性を有し、強度が高いプラスチック、FRP、高分子ポリマー、木、ポリアセタールを用いることができる。このように絶縁ブロック25であれば、流動的な材料選択を行うことができる。従って、絶縁ブロック20と比較すると、絶縁ブロック25の製作コストを削減できる。また、絶縁ブロック25は当接部271、272により、本レールの内側面と頭頂面に当接させているが、本レールの外側面と頭頂面に当接させてもよい。
図15に実施例4の絶縁ブロック30を用いた運搬システム400を示す。図15Aに本レール12の長手方向と平行に切った運搬システム400の断面図を示し、図15Bに本レール12の長手方向と垂直に切った運搬システム400の断面図を示す。絶縁ブロック30は、図12に示す本体部26の底面26b上に、第1溝26a(以下、「第1溝30a」という。)と直行する方向に2つの第2溝30b、30c設けたものである。当該2つの第2溝30b、30cそれぞれは、線路を構成する本レールの頭部12aそれぞれが係合される(図15A、B参照)。絶縁ブロック30の斜視図は割愛する。このように1つの直方体上状の絶縁体に第1溝26a、第2溝30b、30cを設けることで、部品数を減らすことができ、上記絶縁ブロック20、25と同様の効果を得ることができる。絶縁ブロック30の好適な材料は、絶縁性があり、強度保持のため一体で成型できる物であればよい。例えば、プラスチック、FRP、高分子ポリマー、木、などである。プラスチックは一体成型できるが、EPS(発砲スチロール)等部分圧縮強度はない。FRPは一体成型でき、貼り合せ・削り出し共に可能である。木は、濡れると壊れやすい。また、実施例1〜4の絶縁ブロック15、20、25、30を用いた場合、1つの絶縁ブロックにかかる重量は平均して、(新分岐器の重量+かんざしレールの重量)/(絶縁ブロックの個数)になる。そして、絶縁ブロックの材質として上述した材質の他、絶縁ブロック15であれば、約10tに耐えられる強度をもつ絶縁性を有する材質であり、絶縁ブロック20、25、30であれば、約40〜50tに耐えられる強度を持つ絶縁性を有する材質であればよい。
[絶縁ブロックの比較]
次に、絶縁ブロック15を用いた運搬システム100と、絶縁ブロック20、25、30(以下、「絶縁ブロック20等」という。)を用いた運搬システム200、300、400(以下、「運搬システム200等」という。)の効果の違いを説明する。まず、絶縁ブロック15のメリットを説明する。分岐器などのレールの数が多い箇所にかんざしレール6を配置させる場合に、絶縁ブロック20等を用いると、装着させにくいという問題がある。何故なら、隣接しあうレールの距離がそれぞれ異なるからである。一方、絶縁ブロック15を用いると、複数の本レール12があっても、それぞれの本レールの頭部12aに絶縁ブロック15を装着させることができる。従って、かんざしレール12が配置される箇所のレールの本数、レール構成に関係なく、かんざしレール12を配置させることができる。また、絶縁ブロック15は、絶縁ブロック20より小さい。従って、絶縁ブロック20等と比較して材料費の削減も図ることができる。
次に、絶縁ブロック20等のメリットを説明する。単線などの1つの線路に直交するようにかんざしレール6を配置させる場合に、絶縁ブロック20等を用いることが好ましい。本レール12の頭部12aと、絶縁ブロック20等の当接部とによる装着が行いやすいからである。また、絶縁ブロック15によりかんざしレール6を配置させる際に、本レール12に装着された絶縁ブロック15の個数は、本レール12の本数分ある。従って、この複数の絶縁ブロック上にかんざしレールを配置させにくいと問題がある。しかし、絶縁ブロック20等においては、2本の本レール12に装着される絶縁ブロック20は1つなので、かんざしレール6を配置させやすいというメリットがある。
次に、実施例5の絶縁ブロックについて説明する。実施例1〜4に示した絶縁ブロックは、主に分岐器を運搬するための運搬システムに用いられる。実施例5、6の絶縁ブロックは、本レールのジャッキアップに用いられる。列車が何回か通過したレールは、ずり下がってしまう場合がある。実施例5の絶縁ブロック35は、このずり下がった本レールをずり上げて(ジャッキアップして)元の位置に戻すために用いられる。
上述したように、レール内には、電車線と信号線が流れている。従来のジャッキアップ作業は、ジャッキアップ対象の本レール12(以下、単に「本レール12」という。)のレールベース12cとジャッキとの間に絶縁性を有するゴム廃材を介在させて、ジャッキアップ作業を行っていた。しかし、このゴム廃材は薄い直方体状をなしているので、強度が弱く、ジャッキアップ作業中に切れてしまうという問題があった。強度を強くするためにゴム廃材を厚くすることも考えられるが、その場合、ゴム廃材がずれやすくなるという問題が生じる。この問題を解決するために、本実施例の絶縁ブロック35、ジャッキアップシステム500が開発された。
図16に絶縁ブロック35の斜視図を示し、図16記載のα方向、β方向、γ方向から見た平面図をそれぞれ図17A、図17B、図17Cに示す。また、絶縁ブロック35は本レール12のレールベースが係合される第1溝35aを有する(図16参照)。ジャッキアップ対象の本レール12(以下、単に「本レール12」という。)のレールベース12cを第1溝35aに係合させた場合において、本レール12と垂直に切った断面図を図18Aに示し、真横から見た平面図を図18Bに示す。図19に、ジャッキアップシステム500を本レール12に適用した場合の、本レール12の長手方向と垂直に切った断面図を示す。図19に示すように、実施例4のジャッキアップシステム500は、絶縁ブロック35とジャッキ50とからなる。図19記載のジャッキ50は簡略化して記載しているが、様々なジャッキを用いることができる。
絶縁ブロック35は、お互いに対向する面をもつ形状、例えば直方体状とされ、底面35aと対向する面(以下、「第1溝形成面」という。)上に第1溝35aが貫通形成される。この貫通形成により絶縁ブロック35は断面コ字状とされ、第1溝35aの両端に2つの側壁部35c、35dを有するようになる。この実施例では2つの側壁部35c、35dの高さはお互い同じとされる。絶縁ブロック35は、実施例1で説明した絶縁ブロック15(図3参照)の第2溝15aがないものと同一である。
本レール12のレールベース12cは第1溝35aに係合される。側壁部35c、35dにより、レールベース12cは係合されやすくなる。ジャッキ50のジャッキアップを作用させる(ジャッキアップ対象物に当接する)箇所をジャッキ部50aとすると(図19参照)、ジャッキ部50aは底面35aに当接させて、ジャッキアップさせる。絶縁ブロック35の最適な材料として、圧縮強度がある材質であればよい。例えば、高分子ポリマーやFRPなどである。高分子ポリマーは高価だが削り出し成型により強度が期待できる。FRPは安価に製造可能あり、一度、型を作ることにより同一の製品を多量に製作可能である。ただし、繰り返しの圧縮加重に弱いので部分的に補強が必要である。
絶縁ブロック35を用いたジャッキアップシステム500によれば、本レール12の係合も安定させることができる。そして、絶縁ブロック35の材質を例えば、高分子ポリマーやFRPにすることで、ジャッキアップ作業中に切れるということもない。従って、従来と比べて安定したジャッキアップ作業を行うことができる。
線路の曲線部には通常カントを設ける。カントとは、線路の曲線部において、外側の本レールの頭部を内側に向かせることである。このカントがないと、当該曲線部を電車が通過した際に、遠心力で電車が脱線してしまう。実施例6の絶縁ブロック40はこのカントを生成するために用いられる。
図20に絶縁ブロック40の斜視図を示し、図20記載のα方向、β方向、γ方向から見た平面図をそれぞれ図21A、図21B、図21Cに示す。絶縁ブロック40は、絶縁ブロック35が有する2つの側壁部35c、35dのうちどちらか一方の高さがもう一方の高さより高い点で、絶縁ブロック35と異なる。この例では、側壁部35c(以下、「側壁部40c」という。)の方が側壁部35dより高い。低い方の側壁部を40dとする。本レールのレールベース12cを第1溝40aに係合させた場合において、本レール12と垂直に切った断面図を図22Aに示し、側壁部40cからの真横から見た平面図を図22Bに示す。以下の説明では、「図22Aに向かって右側」、「図22Aに向かって左側」という表現を単に「右側」「左側」という。図22Aは、レールベース12cの左側をずり上げる(ジャッキアップする)ことで、本レール12の頭部12aを右側に傾けてカントを生成する場合を示している。この場合には、絶縁ブロック40の底面40aの左側(図22AのXの箇所)にジャッキ部50aを当接させジャッキアップを行う。頭部12aを傾かせる方向(図22Aの例では右側)の側壁部を高くすることで(側壁部40c)、レールベース12cは絶縁ブロック35から外れることなく、カント生成のためのジャッキアップを行うことができる。
従来と本実施例の作業場所の周辺を真上から見た図である。 2本の本レールの断面図である。 実施例1の絶縁ブロックの斜視図である。 図4A、図4B、図4Cはそれぞれ、図3記載のα方向、β方向、γ方向から見た実施例1の絶縁ブロックの平面図である。 図5A、図5Bはそれぞれ実施例1の運搬システムを本レールの長手方向から見た平面図(以下、単に「平面図」という。)と本レールの長手方向と垂直に切った運搬システムの断面図(以下、単に「断面図」という。)である。 実施例1の運搬システムの斜視図である。 実施例2の絶縁ブロックの斜視図である。 図8A、図8B、図8Cはそれぞれ、図7記載のα方向、β方向、γ方向から見た実施例2の絶縁ブロックの平面図である。 図9A、図9Bはそれぞれ実施例1の運搬システムの平面図と断面図である。 実施例2の運搬システムの斜視図である。 実施例3の絶縁ブロックの斜視図である。 図12A、図12B、図12Cはそれぞれ、図11記載のα方向、β方向、γ方向から見た実施例3の絶縁ブロックの本体部の平面図である。 図13A、図13B、図13Cはそれぞれ、図11記載のα方向、β方向、γ方向から見た実施例3の絶縁ブロックの当接部の平面図である。 図14A、図14Bは実施例3の運搬システムの平面図と断面図である。 図15A、図15Bは実施例4の運搬システムの平面図と断面図である。 実施例5の絶縁ブロックの斜視図である。 図17A、図17B、図17Cはそれぞれ、図16記載のα方向、β方向、γ方向から見た実施例5の絶縁ブロックの平面図である。 本レールに実子例5の絶縁ブロックを装着させた場合の平面図と断面図である。 実施例5のジャッキアップシステムの断面図である。 実施例6の絶縁ブロックの斜視図である。 図21A、図21B、図21Cはそれぞれ、図20記載のα方向、β方向、γ方向から見た実施例6の絶縁ブロックの平面図である。 本レールに実子例6の絶縁ブロックを装着させた場合の平面図と断面図である。

Claims (9)

  1. 1組の対向する面を有し、一方の面(以下、「第1溝形成面」という。)にレールベースと係合する第1溝が形成され、絶縁性を有する絶縁ブロック。
  2. 請求項1記載の絶縁ブロックであって、
    前記第1溝の両端の側壁部のうち、一方の側壁部がもう一方の側壁部より高いことを特徴とする絶縁ブロック。
  3. 請求項1記載の絶縁ブロックであって、
    前記第1溝形成面と対向する面に、本レールの頭部が係合される第2溝が形成され、
    前記第2溝は、前記第1溝と直交する方向に形成されていることを特徴とする絶縁ブロック。
  4. 請求項1記載の絶縁ブロックであって、
    前記第1溝形成面と対向する面に当接部を有し、
    前記当接部は、線路を構成する2本の本レールの頭部それぞれの内側面に当接されることを特徴とする絶縁ブロック。
  5. 請求項1記載の絶縁ブロックであって、
    前記第1溝形成面と対向する面に、線路を構成する2本の本レールの頭部それぞれが係合される2つの第2溝が形成され、
    前記2つの第2溝は、前記第1溝と直交する方向に形成されていることを特徴とする絶縁ブロック。
  6. 請求項1〜3、5何れかに記載の絶縁ブロックであって、
    前記絶縁ブロックの素材は、プラスチック、FRP(Fiber Reinforced Plastics)、高分子ポリマー、木のうち何れかであることを特徴とする絶縁ブロック。
  7. 1組の対向する面を有し、一方の面(以下、「第1溝形成面」という。)にレールベースと係合する第1溝が形成される本体部と、
    前記第1溝形成面と対向する面に固定され、絶縁性を有する当接部を有し、
    前記当接部はそれぞれ、線路を構成する2本の本レールそれぞれの頭部の頭頂面と内側面に当接されることを特徴とする絶縁ブロック。
  8. 請求項1または2記載の絶縁ブロックと、
    本レールをジャッキアップするジャッキと、を備え、
    ジャッキアップ対象の本レールのレールベースが、前記第1溝に係合され、
    前記第1溝形成面と対向する面に対して、前記ジャッキによりジャッキアップされることを特徴とするジャッキアップシステム。
  9. 請求項3から5、7何れかに記載の絶縁ブロックと、
    前記絶縁ブロック上に配置されるかんざしレールと、
    新交換対象物を載せて、運搬する運搬機と、を備え、
    前記絶縁ブロックは、本レールの頭部に前記第2溝が係合されることで本レールに装着され、
    前記かんざしレールのレールベースは、前記絶縁ブロックの第1溝に係合されることで配置され、
    前記新交換対象物を載せた前記運搬機は、前記かんざしレールに沿って移動されることを特徴とする運搬システム。
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