JP2009182641A - インターホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆光補正モードと暗視モードとの両者を備えているにも拘わらず、居室親機が大型化したりせず、また使い勝手にも優れたインターホン装置を提供する。
【解決手段】玄関子機2に、撮像エリアの照度を検出する照度検出センサ12と、カメラ8が撮像した映像を逆光補正するための逆光補正処理部10と、カメラ8を暗視動作させるための暗視制御部9と、各部の動作を制御する制御部11とを備える一方、居室親機3に、玄関子機2へ映像の補正を指令するための映像補正ボタン26を設けており、映像補正ボタン26の操作をうけて、制御部11が、撮像エリアの照度を検出し、当該検出照度にもとづいて逆光補正処理部10又は暗視制御部9のいずれかを動作させ、逆光補正した映像又は暗視動作により撮像した映像を居室親機3へ送信するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】玄関子機2に、撮像エリアの照度を検出する照度検出センサ12と、カメラ8が撮像した映像を逆光補正するための逆光補正処理部10と、カメラ8を暗視動作させるための暗視制御部9と、各部の動作を制御する制御部11とを備える一方、居室親機3に、玄関子機2へ映像の補正を指令するための映像補正ボタン26を設けており、映像補正ボタン26の操作をうけて、制御部11が、撮像エリアの照度を検出し、当該検出照度にもとづいて逆光補正処理部10又は暗視制御部9のいずれかを動作させ、逆光補正した映像又は暗視動作により撮像した映像を居室親機3へ送信するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、玄関等に設置され、来訪者が居住者を呼び出すためのカメラ付きの玄関子機と、居室内等に玄関子機と通話可能に設置され、カメラが撮像した映像を表示可能な表示部を有する居室親機とからなるインターホン装置に関するものである。
玄関子機にカメラを、居室親機にモニターを夫々備えたインターホン装置にあっては、逆光等に起因して撮像エリアが明るくなり過ぎ、モニターに表示される映像が視認しづらくなることがある。そこで、居室親機に、カメラが撮像した映像を逆光処理する逆光補正処理部を備えたインターホン装置(たとえば、特許文献1)が考案されている。一方、カメラを低速シャッタースピードで動作させることにより、暗すぎる撮像エリアを好適に撮像可能とした暗視カメラといったものも考案されている。
ここで、玄関子機のカメラが撮像可能な撮像エリアが暗すぎる場合も十分に考えられるため、玄関子機に搭載するカメラを暗視カメラにしようとする際、居室親機に逆光補正スイッチを設けてなる従来のインターホン装置に対して、ただ単に玄関子機へ暗視カメラを搭載し、居室親機に、カメラを暗視動作させるよう玄関子機へ指令するための暗視スイッチを別途設ける構成を採用すると、居室親機に設けるスイッチが増えるため、居室親機の大型化、居室親機の設計自由度が狭くなる(デザインが限定される)、高コスト化等といった問題が生じる。
また、操作する度にインターホン装置における映像表示制御を逆光補正モードと暗視モードとで切り替えるスイッチボタンを設ける構成とすることで、居室親機における部材点数の削減を図ることも考えられる。しかしながら、このような切り替えスイッチを設ける構成では、実際に選択したいモードとは異なるモードが先ず選択されることもあるため、使い勝手が煩わしいし、インターホン装置の映像表示制御を統括するCPU(たとえば居室親機のCPU)等に負荷がかかり故障しやすい等といった問題がある。
また、操作する度にインターホン装置における映像表示制御を逆光補正モードと暗視モードとで切り替えるスイッチボタンを設ける構成とすることで、居室親機における部材点数の削減を図ることも考えられる。しかしながら、このような切り替えスイッチを設ける構成では、実際に選択したいモードとは異なるモードが先ず選択されることもあるため、使い勝手が煩わしいし、インターホン装置の映像表示制御を統括するCPU(たとえば居室親機のCPU)等に負荷がかかり故障しやすい等といった問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、逆光補正モードと暗視モードとの両者を備えているにも拘わらず、居室親機が大型化したりせず、また使い勝手にも優れたインターホン装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、来訪者を撮像するためのカメラを備えた玄関子機と、玄関子機と通話可能に接続され、カメラにより撮像された映像を表示する表示部を備えた居室親機とからなるインターホン装置であって、玄関子機に、撮像エリアの照度を検出する照度検出部と、カメラが撮像した映像を逆光補正するための逆光補正処理部と、カメラを低速シャッタースピードで撮像動作させるための低速制御部と、照度検出部、逆光補正処理部、及び低速制御部の動作を制御する制御部とを備える一方、居室親機に、玄関子機へ映像の補正を指令するための指令手段を居住者等による操作を可能に設けており、制御部が、居室親機での指令手段の操作に応じて照度検出部により撮像エリアの照度を検出し、当該検出照度にもとづいて撮像エリアが高照度であると判断すると逆光補正処理部を動作させ、撮像した映像を逆光補正処理部により逆光補正した後に居室親機へ送信する一方、低照度であると判断すると低速制御部を動作させ、低速シャッタースピードで撮像された映像を居室親機へ送信することを特徴とする。
この構成によれば、居室親機側には、映像の補正を指令する指令手段として1つの指令手段を設ければよく、部材点数の削減、ひいては居室親機の小型化、設計自由度の向上等を図ることができる。また、玄関子機において逆光補正処理部又は低速制御部のいずれを動作させるかが自動的に選択されるため、単なる切り替えスイッチを設けたものと比較して、使い勝手が良いし、無駄な映像処理制御の切り替えがなくなることで、玄関子機の制御部等に負荷がかかったりもしない。さらに、制御部や逆光補正処理部を玄関子機に設けているため、映像処理制御の決定に係る信号が居室親機から玄関子機への1回の片方向通信で済む。したがって、映像処理制御の決定に係る通信を簡易でスムーズなものとすることができる上、当該通信に係る通信回路の低コスト化を図ることができる。
この構成によれば、居室親機側には、映像の補正を指令する指令手段として1つの指令手段を設ければよく、部材点数の削減、ひいては居室親機の小型化、設計自由度の向上等を図ることができる。また、玄関子機において逆光補正処理部又は低速制御部のいずれを動作させるかが自動的に選択されるため、単なる切り替えスイッチを設けたものと比較して、使い勝手が良いし、無駄な映像処理制御の切り替えがなくなることで、玄関子機の制御部等に負荷がかかったりもしない。さらに、制御部や逆光補正処理部を玄関子機に設けているため、映像処理制御の決定に係る信号が居室親機から玄関子機への1回の片方向通信で済む。したがって、映像処理制御の決定に係る通信を簡易でスムーズなものとすることができる上、当該通信に係る通信回路の低コスト化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、玄関子機において、カメラは自動露出制御するための自動露出制御部を備え、当該自動露出制御部を照度検出部としたことを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機に照度検出センサ等を別途設ける必要がなく、玄関子機での部材点数の削減、玄関子機の小型化等を図ることができるといった効果がある。また、カメラのレンズの明るさ等も踏まえた照度判断を行うことができるため、実際に撮像される映像に対するより適切な照度判断を行うことができるといった効果もある。さらに、照度検出センサ等と比較してより段階的な照度検出を行うことができるため、フリッカ有無等の判定も可能となるし、照度検出を行うためのダイナミックレンジも広がる。したがって、制御部は、より状況に応じた映像処理制御を実行することができるといった効果もある。
この構成によれば、玄関子機に照度検出センサ等を別途設ける必要がなく、玄関子機での部材点数の削減、玄関子機の小型化等を図ることができるといった効果がある。また、カメラのレンズの明るさ等も踏まえた照度判断を行うことができるため、実際に撮像される映像に対するより適切な照度判断を行うことができるといった効果もある。さらに、照度検出センサ等と比較してより段階的な照度検出を行うことができるため、フリッカ有無等の判定も可能となるし、照度検出を行うためのダイナミックレンジも広がる。したがって、制御部は、より状況に応じた映像処理制御を実行することができるといった効果もある。
本発明によれば、居室親機側には、映像の補正を指令する指令手段として1つの指令手段を設ければよく、部材点数の削減、ひいては居室親機の小型化、設計自由度の向上等を図ることができる。また、制御部や逆光補正処理部を玄関子機に設けているため、映像処理制御の決定に係る信号が居室親機から玄関子機への1回の片方向通信で済む。したがって、映像処理制御の決定に係る通信を簡易でスムーズなものとすることができる上、当該通信に係る通信回路の低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン装置について、図面にもとづき説明する。
図1は、インターホン装置1の構成を示したブロック図である。
インターホン装置1は、玄関等に設置され、来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機2と、居室内等に玄関子機2と通話可能に設置され、居住者が呼び出しに応答するための居室親機3とからなる。玄関子機2は、来訪者が操作可能な呼出ボタン4を備えているとともに、マイク5、スピーカ6、及び子機音声部7を備えてなるものであって、呼出ボタン4の操作により居室親機3が呼び出され、居室親機3による応答を契機として居室親機3との間で通話が可能となるように構成されている。また、玄関子機2には、暗視動作(すなわち、低速シャッタースピードで動作)可能なカメラ8が搭載されているとともに、当該カメラ8を暗視動作させるための暗視制御部9、カメラ8が撮像した映像を逆光補正するための逆光補正処理部10、及びこれら映像処理に係る動作を制御する制御部11が設けられている。さらに、玄関子機2には、カメラ8により撮像する撮像エリアの明るさ(照度)を検出するための照度検出センサ12が設置されている。尚、13は、カメラ8が撮像した映像又は逆光補正処理させた映像を居室親機3へ送信可能に変調するための変調部であり、14は、居室親機3との間で各種信号や映像を送受信するための子機インターフェイスである。
インターホン装置1は、玄関等に設置され、来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機2と、居室内等に玄関子機2と通話可能に設置され、居住者が呼び出しに応答するための居室親機3とからなる。玄関子機2は、来訪者が操作可能な呼出ボタン4を備えているとともに、マイク5、スピーカ6、及び子機音声部7を備えてなるものであって、呼出ボタン4の操作により居室親機3が呼び出され、居室親機3による応答を契機として居室親機3との間で通話が可能となるように構成されている。また、玄関子機2には、暗視動作(すなわち、低速シャッタースピードで動作)可能なカメラ8が搭載されているとともに、当該カメラ8を暗視動作させるための暗視制御部9、カメラ8が撮像した映像を逆光補正するための逆光補正処理部10、及びこれら映像処理に係る動作を制御する制御部11が設けられている。さらに、玄関子機2には、カメラ8により撮像する撮像エリアの明るさ(照度)を検出するための照度検出センサ12が設置されている。尚、13は、カメラ8が撮像した映像又は逆光補正処理させた映像を居室親機3へ送信可能に変調するための変調部であり、14は、居室親機3との間で各種信号や映像を送受信するための子機インターフェイスである。
一方、居室親機3は、居住者が操作可能な通話ボタン21を備えているとともに、マイク22、スピーカ23、及び親機音声部24を備えてなるものであって、玄関子機2からの呼び出しに応じて通話ボタン21を操作すると、玄関子機2との間での通話が可能となるように構成されている。また、居室親機3には、玄関子機2のカメラ8が撮像した映像を表示するためのモニタ25が設けられているとともに、カメラ8が撮像する撮像エリアの明るさに起因してモニタ25に表示された映像が視認しづらい場合等に操作する映像補正ボタン26が設けられている。尚、27は、玄関子機2から送信されてきた映像をモニタ25に表示可能に復調するための復調部、28は、居室親機3における通話や映像表示等を制御するためのCPUであり、29は、玄関子機2との間で各種信号や映像を送受信するための親機インターフェイスである。
以下、本発明の要部となる上記インターホン装置1における映像表示制御について説明する。
まず、来訪者により玄関子機2の呼出ボタン4が操作されると、カメラ8が通常の撮像動作を開始し、居室親機3では、通常撮像により撮像された映像がモニタ25に表示される。ここで、撮像エリアが明るすぎる又は暗すぎる等に起因して映像が視認しづらい場合、居住者により映像補正ボタン26がプッシュ操作されることになる。そして、居室親機3のCPU28は、当該映像補正ボタン26の操作をうけると、玄関子機2に対して送信する映像の補正を求める補正指令信号を送信する。
まず、来訪者により玄関子機2の呼出ボタン4が操作されると、カメラ8が通常の撮像動作を開始し、居室親機3では、通常撮像により撮像された映像がモニタ25に表示される。ここで、撮像エリアが明るすぎる又は暗すぎる等に起因して映像が視認しづらい場合、居住者により映像補正ボタン26がプッシュ操作されることになる。そして、居室親機3のCPU28は、当該映像補正ボタン26の操作をうけると、玄関子機2に対して送信する映像の補正を求める補正指令信号を送信する。
玄関子機2の制御部11は、上記補正指令信号を受信すると、照度検出センサ12により撮像エリアの照度を検出する。そして、当該照度検出センサ12により検出された検出照度にもとづき撮像エリアが高照度であると判断すると、逆光補正処理部10を動作させ、カメラ8が撮像した映像を逆光補正処理部10により逆光補正した後に変調し、居室親機3へ送信するよう制御する。したがって、居室親機3のモニタ25では、逆光補正された映像が表示されることになる。
一方、玄関子機2の制御部11は、検出照度にもとづき撮像エリアが低照度であると判断すると、暗視制御部9を動作させ、暗視動作により撮像された映像を変調して居室親機3へ送信するよう制御する。したがって、居室親機3のモニタ25では、暗視動作により撮像された映像が表示されることになる。
尚、検出照度が高照度であるとも低照度であるとも判断できない(すなわち、中間域である)場合、制御部11は、暗視制御部9及び逆光補正処理部10のどちらをも動作させることなく、通常の撮像動作を継続させる。
一方、玄関子機2の制御部11は、検出照度にもとづき撮像エリアが低照度であると判断すると、暗視制御部9を動作させ、暗視動作により撮像された映像を変調して居室親機3へ送信するよう制御する。したがって、居室親機3のモニタ25では、暗視動作により撮像された映像が表示されることになる。
尚、検出照度が高照度であるとも低照度であるとも判断できない(すなわち、中間域である)場合、制御部11は、暗視制御部9及び逆光補正処理部10のどちらをも動作させることなく、通常の撮像動作を継続させる。
以上のように構成されるインターホン装置1によれば、玄関子機2に、撮像エリアの照度を検出するための照度検出センサ12を設けるとともに、検出照度にもとづいて撮像エリアが高照度であるか又は低照度であるかを判断する制御部11を設けており、居室親機3からの補正指令信号をうけると、検出照度にもとづいて適切な映像処理制御を自動的に選択し実行可能としている。したがって、居室親機3側には、映像の補正を指令する指令手段として1つの映像補正ボタン26を設ければよく、部材点数の削減、ひいては居室親機3の小型化、設計自由度の向上等を図ることができる。また、玄関子機2において逆光補正処理を行うか又は暗視動作とするかが自動的に選択されるため、単なる切り替えスイッチを設けたものと比較して、使い勝手が良いし、無駄な映像処理制御の切り替えがなくなることで、玄関子機2の制御部11や居室親機3のCPU28等に負荷がかかったりもしない。
さらに、制御部11や逆光補正処理部10を玄関子機2に設けているため、映像処理制御の決定に係る信号が居室親機3から玄関子機2への1回の片方向通信で済む(つまり、制御部11等を居室親機3に設けると、居室親機3から玄関子機2へ照度検出を指令する信号を送信した後、玄関子機2から検出された照度を受信し、低照度の場合、暗視動作するよう再び玄関子機2へ制御信号を送信しなければならず、双方向通信が必要となる上、通信回数が増大する)。したがって、映像処理制御の決定に係る通信を簡易でスムーズなものとすることができる上、当該通信に係る通信回路の低コスト化を図ることができる。
なお、本発明に係るインターホン装置は、上記実施形態に記載の態様に何ら限定されるものではなく、玄関子機2及び居室親機3に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態のインターホン装置1では、玄関子機2に照度検出センサ12を別途設けるように構成しているが、カメラ8が自動露出制御部を有するものにあっては、制御部10が当該自動露出制御部の動作状態を示す測光演算結果にもとづき撮像エリアの照度を判断する構成とする(すなわち、自動露出制御部が照度検出部を構成する)ことも可能である。
そして、当該構成を採用することにより、照度検出センサ12を設ける必要がなく、玄関子機2での部材点数の削減、玄関子機2の小型化等を図ることができるといった効果がある。また、カメラ8のレンズの明るさ等も踏まえた照度判断を行うことができるため、実際に撮像される映像に対するより適切な照度判断を行うことができるといった効果もある。さらに、照度検出センサ12と比較してより段階的な照度検出を行うことができるため、フリッカ有無等の判定も可能となるし、照度検出を行うためのダイナミックレンジも広がる。したがって、制御部11は、より状況に応じた映像処理制御、たとえば極度に明るい被写体を撮像した場合におけるアイリス制御を含むアンダー補正モード、高照度の視認性向上を目的とした飽和処理の切り替え、屋外・室内判定によるフリッカ抑圧制御の切り替え、オートホワイトバランスモードの切り替えを実行することができるといった効果もある。
そして、当該構成を採用することにより、照度検出センサ12を設ける必要がなく、玄関子機2での部材点数の削減、玄関子機2の小型化等を図ることができるといった効果がある。また、カメラ8のレンズの明るさ等も踏まえた照度判断を行うことができるため、実際に撮像される映像に対するより適切な照度判断を行うことができるといった効果もある。さらに、照度検出センサ12と比較してより段階的な照度検出を行うことができるため、フリッカ有無等の判定も可能となるし、照度検出を行うためのダイナミックレンジも広がる。したがって、制御部11は、より状況に応じた映像処理制御、たとえば極度に明るい被写体を撮像した場合におけるアイリス制御を含むアンダー補正モード、高照度の視認性向上を目的とした飽和処理の切り替え、屋外・室内判定によるフリッカ抑圧制御の切り替え、オートホワイトバランスモードの切り替えを実行することができるといった効果もある。
1・・インターホン装置、2・・玄関子機、3・・居室親機、4・・呼出ボタン、8・・カメラ、9・・暗視制御部(低速制御部)、10・・逆光補正処理部、11・・制御部、12・・照度検出センサ(照度検出部)、25・・モニタ、26・・映像補正ボタン(指令手段)、28・・CPU。
Claims (2)
- 来訪者を撮像するためのカメラを備えた玄関子機と、前記玄関子機と通話可能に接続され、前記カメラにより撮像された映像を表示する表示部を備えた居室親機とからなるインターホン装置であって、
前記玄関子機に、撮像エリアの照度を検出する照度検出部と、前記カメラが撮像した映像を逆光補正するための逆光補正処理部と、前記カメラを低速シャッタースピードで撮像動作させるための低速制御部と、前記照度検出部、前記逆光補正処理部、及び前記低速制御部の動作を制御する制御部とを備える一方、
前記居室親機に、前記玄関子機へ映像の補正を指令するための指令手段を居住者等による操作を可能に設けており、
前記制御部が、前記居室親機での前記指令手段の操作に応じて前記照度検出部により撮像エリアの照度を検出し、当該検出照度にもとづいて撮像エリアが高照度であると判断すると前記逆光補正処理部を動作させ、撮像した映像を前記逆光補正処理部により逆光補正した後に前記居室親機へ送信する一方、低照度であると判断すると前記低速制御部を動作させ、低速シャッタースピードで撮像された映像を前記居室親機へ送信することを特徴とするインターホン装置。 - 前記玄関子機において、前記カメラは自動露出制御するための自動露出制御部を備え、当該自動露出制御部を前記照度検出部としたことを特徴とする請求項1に記載のインターホン装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011050596A1 (zh) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | 广州市晶华光学电子有限公司 | 便携式日夜两用夜视仪电路 |
JP2013098726A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Aiphone Co Ltd | カメラ付インターホン装置 |
JP2016163066A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
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2008
- 2008-01-30 JP JP2008019604A patent/JP2009182641A/ja active Pending
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