JP2009181813A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のライン状に複数の照明装置を設置する場合、長尺な照明装置を取付レールに沿って長手方向にスライドさせる構造であるので、ラインの照明装置の何れか1つが故障すると、隣り合う他のラインの照明装置が邪魔となり、故障した照明装置のみを交換することができないという問題があった。
【解決手段】本願発明は、天井等の設置面にライン状に他の照明装置1と共に取付けられ、少なくとも光源を収容する筐体を有する照明装置1であって、光源を収容する筐体は、前記ラインに対する垂直方向から照明装置1を係止する係止部材を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源を収容する筐体と前記光源を駆動する電源回路部を収容する筐体とを備える照明装置に関する。
近年、発光ダイオード(以下、LEDと記す)を光源とする照明装置の開発が行われている。
LEDを光源とする照明装置は、従来の蛍光灯等を光源とする照明装置と異なり、通常は、LEDを灯具に直接取り付ける構造を有している。従って、照明装置を天井に取り付ける際に、使用者が灯具に取り付けられたLEDに触れてしまう虞があり、LEDに触れる事によってLEDの寿命が短くなるといった光源の性能の低下を引き起こす可能性があるので、LEDを灯具内に収容する構造が求められていた。
また、LEDを光源とする照明装置を天井に設けられた例えばCチャネルに取り付ける場合において、まず、LEDを駆動する電源回路を天井に配設されている例えばVA線といった電力線に接続させるようにして電源回路を収容する筐体を天井に取り付け、次に、電源回路とLEDを接続させるようにしてLEDを収容した筐体を電源回路を収容する筐体に取付けていた(例えば特許文献1)。従って、電源回路を収容した筐体とLEDを収容した筐体とを、安全かつ簡易に取り付ける構造も求められていた。
図8に特許文献1に記載されている照明装置を示す。図に示すように、LEDを光源とする照明装置51はライン照明を構成する照明装置で、天井に取付けられる長尺な取付レール52と、この取付レール52に沿って着脱可能に取り付けられる長尺な照明モジュール53を有している。取付レール52と照明モジュール53には、長手方向に沿って係止溝部54と係止爪部55が夫々設けられており、照明モジュール53を取付レール52の長手方向にスライドさせることによって、照明装置51が天井に取り付けられる。
特開2007−59197号公報
しかし、上記特許文献1に開示された照明装置は、長尺な照明装置を取付レールに沿って長手方向にスライドさせる構造であるので、天井等の設置面に複数の照明装置をライン状に設置した場合において、ラインの照明装置の何れか1つが故障すると、隣り合う他のラインの照明装置が邪魔となり、故障した照明装置のみを交換することができないという問題があった。
また、照明装置を天井に取り付ける際においても、取付レールの1方向から照明装置を1つずつしか取り付けることができず、作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであって、光源を収容する筐体と電源回路を収容する筐体とを係止し、照明装置を天井に容易に取り付けることを可能とするものである。
本発明の照明装置は、天井等の設置面にライン状に他の照明装置と共に取付けられ、少なくとも光源を収容する筐体を有する照明装置であって、前記光源を収容する筐体は、前記ラインと垂直をなす方向から照明装置を係止する係止部材を備えることを特徴とする。
本構成により、天井等の設置面に複数の照明装置をライン状に設置した場合において、ラインの照明装置の何れか1つが故障したとしても、故障した照明装置のみ交換することが可能なる。また、ライン状に複数の照明装置を取付ける場合においても、複数の照明装置を同時に取付けることが可能となるので、作業性が向上する。
本発明の照明装置は、光源を収容する筐体と、前記光源を駆動する電源回路を収容する筐体とを備える照明装置であって、一方の筐体を他方の筐体に対して隣り合う他の照明装置と接しない側から相対的に移動させて係止する係止部材を備えることを特徴とする。
本構成により、光源を収容する筐体と電源回路を収容する筐体とを係止し、照明装置を天井に容易に設置することができる。また、天井等の設置面に連続して複数の照明装置を設置する場合であっても、隣り合う他の照明装置の側と異なる方向から照明装置を設置することができる。
本発明の照明装置は、光源を収容する筐体と、前記光源を駆動する電源回路を収容する筐体とを備える細長の照明装置であって、一方の筐体を他方の筐体に対して前記照明装置の短手方向に相対的に移動させて係止する係止部材を備えることを特徴とする。
本構成により、光源を収容する筐体と電源回路を収容する筐体とを係止し、照明装置を天井に容易に設置することができる。また、天井等の設置面にライン状に複数の照明装置を設置する場合であっても、個別に照明装置を着脱することができる。
本発明の照明装置は、さらに、前記光源を収容する筐体は、前記設置面または前記電源回路を収容する筐体に着脱可能であることを特徴とする。
本構成により、光源を収容する筐体と電源回路を収容する筐体とが、照明器具の故障等の状況に合わせて着脱することができる。
本発明の照明装置は、さらに、前記係止部材は、開口部を有する受け部と前記開口部に嵌合される突起部とからなることを特徴とする。
本構成により、光源を収容する筐体と電源回路を収容する筐体とを嵌合させて係止することができ、着脱が容易となる。
本発明の照明装置は、さらに、前記受け部は前記光源を収容する筐体に設けられ、前記突起部は前記設置面または前記電源回路を収容する筐体に設けられてなることを特徴とする。
本発明の照明装置は、さらに、前記係止部材は、前記照明装置の長手方向に沿って形成されてなることを特徴とする。
本発明の照明装置は、さらに、2つの筐体の何れか一方の筐体は、前記2つの筐体が係止された状態で固定する固定部を備えることを特徴とする。
本構成により、照明装置の落下を防止し、より高い安全性を確保することができる。
本発明の照明装置は、さらに、前記光源はLEDであることを特徴とする。
本構成により、天井に容易に取り付けることができるLED照明装置を提供することができる。
本発明によれば、天井等の設置面に複数の照明装置をライン状に設置した場合において、ラインの照明装置の何れか1つが故障したとしても、故障した照明装置のみ交換することが可能なる。
また、照明装置をライン状に取り付ける場合においても、取付けが容易となる。
以下、本発明の照明装置の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の照明装置の概略組立斜視図である。図2は、図1の照明装置の概略分解斜視図である。図3は、図1の照明装置の光源側から見た概略平面図である。図4は、図3の照明装置の長手方向に沿ってA−A線で切断した概略断面図である。図5は、図3の照明装置の短手方向に沿ってB−B線で切断した概略断面図である。
なお、実施の形態1の照明装置は細長の照明装置であり、以下の説明において、図5の矢印で記すように、照明装置の上方向とは天井面に取り付けられる方向を示し、下方向とは照射する方向を示すものとして便宜的に用いる。なお、照明装置を構成する筐体の説明において用いる上下方向についても同様である。
本発明の実施の形態1に係る照明装置1は細長の形状であって、光源としてのLEDを収容する筐体2(以下、「LEDを収容する筐体2」を「照明ケース2」と称する)と、LEDに電流を供給する電源回路を収容する筐体3(以下、「電源回路を収容する筐体3」を「電源ケース3」と記す)とを別体に備え、照明ケース2と電源ケース3は互いに着脱可能な係止構造を有している。
電源ケース3は筐体の上面側を天井面にボルト等で取り付けられ、電源ケース3の内部に収容する電源回路が天井裏に配設されている外部電源からの電力線と接続される。また、照明ケース2は電源ケース3に係止され、照明ケース2の内部に収容するLEDは電源回路と配線によって接続されており、LEDには外部電源から供給される交流電圧が電源回路にて直流電圧に変換及び整流されて供給される。よって、照明装置1は、LEDから照射される光により照明が可能となる。
まず、照明ケース2と、照明ケース2内部に収容されるLED等の部品について説明する。
照明ケース2は、軽量かつ放熱性が良い金属である例えばアルミニウムからなり、底面4と一部屈曲した部分を有し長手方向に沿って先端が二股に分かれた溝である凹部6が形成された側面5とを備える細長の略直方体形状(蒲鉾形状)である。また、照明ケース2は、短手側の両端と底面と対向する側において開口部を有している。
照明ケース2の底面4には、複数のLED12を装着したLED基板7を複数枚(本実施の形態では4枚)取り付けるためのLED基板取付孔8が複数個設けられ、底面に4枚のLED基板7がビス等のLED基板係止部材30で取り付けられている。
さらに、底面4の短辺側の両端部には、固定部であるストッパー9を嵌め込んで電源ケース3と照明ケース2を取付けるための矩形状の電源ケース取付孔10が設けられている。また、底面4の短辺側の両端部には、両端の開口部を覆うサイドカバー11が設けられている。サイドカバー11は白色の反射性の高い金属からなり、両端の開口部から光が漏れることを防止する。
ストッパー9は板状の突起部であり、ストッパー9の中央を軸に回動できるように電源ケース3に設けられている。板状のストッパー9の幅は、矩形状の電源ケース取付孔10の長辺より短く、短辺より長くなるように設計されている。よって、ストッパー9を電源ケース取付孔10に挿入し、照明ケース2と電源ケース3とを係止構造により係止した後に、ストッパー9を略90度回動させることにより、照明ケース2と電源ケース3は係止された状態で保持する事が可能となる。なお、ストッパー9は、電源ケース3に一体的に形成されていてもよく、又は電源ケース3と取り外し可能な別体の部材でもよい。
また、照明ケース2の側面5の先端の凹部6には、LED12をカバーする保護板13が嵌め込まれる。保護板13は、LED12を外部から保護するとともに、LED12から照射される光のグレアを解消する。本実施の形態においては、保護板13として、ポリカーボネート樹脂の乳白色の拡散板が用いられる。また、照明装置1が設置される室内の照度を確保するために、例えばアクリル樹脂の透明板であってもよい。照明装置1が設置される場所や用途によって、保護板の種類を選択可能とすることで、照明装置の汎用性が高めることができる。
また、照明ケース2の電源ケース3と接する側の面には、照明ケース2の長手方向に沿って、照明ケース2の全長に渡りケース係止受け部14が2つ形成されている。2つのケース係止部材14は、照明装置1の短辺側から見た断面形状がL字状であり、照明ケース2の裏面とケース係止受け部14のL字により形成される係止開口部15が同一の方向となるように形成されている。係止開口部15には、後述する電源ケース2に形成されるケース係止突起部16を嵌合することによって、照明ケース2と電源ケース3は係止される。従って、係止構造は、ケース係止受け部14とケース係止突起部16により構成されることとなる。
さらに、照明ケース2の短辺側の両端部において、照射方向側から保護板13等の部品を押圧して保持する保持部材17が設けられている。保持部材17は、照明ケース2の短辺両端部の開口部を覆うともに保持部材17を押圧できるように屈曲した構造であり、照明ケース2の底面4に取り付けるための爪部18とストッパーが回動しないようにするストッパー固定部19を有する。図5に示すように、本実施の形態では、爪部18の個数は2つであり、安定して保持することができる。
次に、光源であるLED12と複数のLED12を装着したLED基板7について、より詳細に説明する。
本実施の形態で用いられるLED12は、青色LEDと黄色蛍光体からなる擬似白色の表面実装型LEDである。擬似白色のLEDから照射される光は、青色LEDが発する青色の光と、黄色蛍光体が青色LEDからの青色の光に励起されて発する黄色の光とが混合されるので、白色の光が照射されているように視感される。
LED基板7はプリント配線基板であり、複数のLED12が等間隔にマトリクス状に配列されている。また、LED基板7には、複数のLED12間を通電する配線パターン(図示せず)、LED12に一定の電流を流すための制限抵抗(図示せず)、複数のLED基板7間を接続するためのLED基板コネクタ20が設けられている。
なお、LED基板コネクタ20は1枚のLED基板に2つずつ設けられており、2つともLED基板7の一辺側の端部に設けられている。従って、LED基板7を照明ケース2の底面4に装着する場合に、LED基板コネクタ20が設けられている領域及びLED基板コネクタ20間を接続する配線21が、照明ケース2の側面5が屈曲していることによって形成される空間に収容することが可能となる。よって、照射される側から照明装置1を見た場合に、LED基板コネクタ20等を視認することがないので、配線等が配設されて発光しない箇所を隠すことができ、また外観上も良い。
さらに、LED基板7の表面には、反射シート22が設けられており、LED12からの光がLED基板7で吸収されないので、照射される光の量が減少することを防ぐことができる。なお、反射シート22として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが用いられる。
次に、電源ケース3と電源ケース3に収容される電源回路部等の部品について説明する。
電源ケース3は、鉄等の金属からなる直方体の筐体であり、内部に電源回路部及び外部電源から電力線が接続するための接続端子としての速結端子23を備える。また、電源回路部は安全性を確保するために、金属性の電源回路ボックス24の内部に収容されている。
電源回路部は、電源回路基板25にコンデンサやトランス等の電子部品(図示せず)を装着して構成され、電源回路ボックス24に絶縁シート26を介して取り付けられる。なお、電源回路部と電源回路ボックス24の間の絶縁性をさらに確保するには、電源回路部をシリコン等の樹脂でモールドされている事が好ましい。
また、電源ケース3の長手方向の長さは照明ケース2の長手方向の長さとほぼ同じであるが、電源ケース3の短手方向の長さは電源ケース2の短手方向の長さの略半分である。従って、図に示すように、電源ケース3を照明ケース2の底面の裏面に短辺側の中心を揃えて取り付けた場合に、電源ケース3と照明ケース2の短辺の長さの違いに起因して、照明ケース2の裏面の一部が外部に露出される構成となる。よって、放熱性の高いアルミニウム等の金属からなる照明ケースの裏面からより効果的に活用でき、LED12から発せられる熱を効率的に放熱することが可能となる。
また、電源回路部及びLED基板7は、互いに接続する為の配線27及びコネクタ28を有しており、照明ケース2の電源ケース取付孔10を通して接続されている。
また、図示しないが、電源ケース3の天井側の面には、天井に配設された電力線を引き込む引込孔(図示せず)が設けられ、引込孔の孔周囲には樹脂製の緩衝リング(図示せず)が装着されている。よって、通常電力線として直径16mm〜20mm程度の比較的太い電力線が用いられているが、引込孔から電力線を引き込もうとする際に、照明装置の製造過程で引込孔の孔周囲に形成されたバリ等により電力線が損傷を受けることを防ぐことが可能である。
なお、電力線の損傷を防ぐために、引込孔に樹脂リングを装着するのではなく、つば加工等の端面処理がされていてもよい。
また、電源ケース3の高さは電源回路ボックス24を収容できるサイズであって、内部にある程度の空間を確保できるように設計されていることが好ましい。電源ケース2にある程度の高さがなければ、上述したような太い電力線を引込孔から引き込んで電源ケース2に沿って曲げる為の空間を確保することができないからである。本実施の形態においては、通常用いられる直径16mm〜20mmの電力線に対応して、電源回路ケース24の高さは42mmと設計されている。
また、電気用品安全法により、絶縁性の確保のため、電源回路基板を周囲の金属部品からである電源回路ボックスから少なくとも5mmの距離をあけるように求められているが、上述したように電源ケースの高さを十分に設計することにより、電源回路基板を5mmの距離をあけて収容する高さを有する電源回路ボックスを電源ケース内に設けることができる。
また、電源回路部(電源回路ボックス24)は、電源ケース3内の何れの場所に設置されていてもよいが、速結端子23を介する必要があるので、引込孔から一定距離を空けて設置されている。なお、電源回路部が、電源ケース3の短辺側の何れか一端に近く設けられていれば、電源回路部とLED基板7とを接続する配線27が短くなり、照明ケース2と電源ケース3を係止させた場合のコネクタ28による接続も容易となる。
以上、本実施の形態の照明装置1の構成について説明したが、次に、照明ケース2と電源ケース3の係止方法を含めた照明装置1の天井への取付方法について説明する。
まず、天井に配設されている電力線を引込孔に引込み、電源ケース3を天井(あるいはCチャネル)にボルト31で固定する。電源ケース3の天井に接する面には複数個の当接面29が突起して設けられており、天井面の表面の状態に拘らず電源ケース3を天井面にボルトで強固の固定できる。電力線を速結端子23に接続し、外部電源と電源回路部を通電する。
次に、電源ケース3に設けられたストッパー9、電源回路部からの配線27及びコネクタ28を電源ケース取付孔10を導通するとともに、照明ケース2を電源ケース3に係止させる。照明ケース2と電源ケース3の係止は、上述したように電源ケース2のケース係止突起部16を照明ケース2のケース係止受け部14に嵌め込むことにより為される。なお、2つのケース係止受け部14は、共に開口部を照明ケース2の長辺側に向けて同一方向に揃えているため、電源ケース3を照明ケース2の短手方向に移動させることによって係止することができる。また、取り付けの方向と逆の方向に移動させることによって取り外すこともでき、照明装置1の短手方向の移動により着脱可能となる。
さらに、ストッパー9を略90度回動させて、照明ケース2と電源ケース3を係止させた状態で固定する。また、電源回路部とLED基板7からのコネクタ28を接続することにより、LED12は外部電源と電気的に接続される。
次に、照明ケース2の側面5の凹部6に保護板13を嵌めこみ、保護板13の照射方向側から保持部材17を照明ケース2の短辺側の両端に取り付ける。保持部材17の取り付けにより、ストッパー9が回動することも防止され、照明ケース2と電源ケース3の係止がより強固となる。よって、照明装置は、照明装置に対して自重の6倍程度の力が照明装置の設置面の垂直方向に加わったとしても、照明装置の係止状態を維持するがことが可能となる。
以上により、照明装置1を天井に容易に取り付けることが可能となる。また、ストッパー9等により安全性も確保することが可能となる。
なお、上記実施の形態において、照明ケース2にケース係止受け部14を設け、電源ケース3にケース係止突起部16を設ける構成としたが、逆に設けられていてもよい。
また、上記実施形態は、照明装置が光源を収容する筐体と電源回路を収容する筐体の複数の筐体からなる例であるが、電源回路を天井内に配設した場合であって少なくとも光源を収容する筐体を有する照明装置を天井等の設置面に取付ける場合であっても、本発明は適用が可能である。つまり、設置面と光源を収容する筐体の設置面に対向する面に、例えば上述した受け部と突起部からなる一組の係止部材を設けることによって、設置面に光源を収容する筐体を取付けることが可能となる。よって、天井等の設置面に複数の照明装置をライン状に設置した場合において、ラインの照明装置の何れか1つが故障したとしても、照明装置はラインと垂直をなす方向から係止する係止手段によって係止されているので、故障した照明装置のみを交換することができる。また、照明装置をライン状に取り付ける際においても、ラインと垂直をなす方向から照明装置を取付けることができるので、複数の照明装置を同時に取付けることができ、取付けの作業性が向上する。
なお、上記説明において、ラインと垂直をなす方向とは、照明装置の設置面に平行であって、照明装置の短手方向であるが、ラインと垂直をなし且つ設置面に対しても垂直である方向でもよい。その場合であっても、ライン状に取付けられた複数の照明装置を、個々に取り替えることが可能である。
さらに、細長の照明装置で限定されず、スクエア型の照明装置であっても、ケース係止受け部14とケース係止突起部16を2つの筐体に形成することで本発明は適用できる。天井等の設置面に連続して複数の照明装置を設置する場合は、隣り合う他の照明装置の側と異なる方向から照明装置を設置することができるので効果的である。
また、上記実施の形態において、光源としてLEDを用いた照明装置を例示して説明したが、光源はLEDに限定されず、EL(Electro‐Luminescence)等の他の光源であってもよい。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2の照明装置の概略分解斜視図である。図7は、図6の照明装置の係止状態を示す概略分解斜視図である。実施の形態1と同一の部分については、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
実施の形態2の照明装置41は、実施の形態1の照明装置とは、照明ケースと電源ケースの係止構造を補助して固定する構造が異なる。実施の形態1の照明装置1は、電源ケース3の短辺側の両端部に設けられたストッパー9を照明ケース2の電源ケース取付孔10に挿通させた後に回動させて、照明ケース2と電源ケース3とを係止させた状態で固定している。
よって、照明装置を天井等の固定された設置面に取付ける場合においては、実施の形態1に示すストッパーでも照明装置の取付けは比較的容易であった。しかし、天井に吊り下げられた不安定なワイヤーに照明装置を取付ける場合には、固定面に取付ける場合とは異なり、より容易に取付ける構造が必要である。
そこで、実施の形態2の照明装置41は、電源ケース42の短辺側の両端部にコの字状であって、照明装置の短辺側の端部に向けて開口した引掛部43を備える。引掛部43は、照明ケース2の電源ケース取付孔10を挿通可能な大きさであり、照明ケース2の電源ケース取付孔10に隣接する一部に引掛けられる。よって、引掛部43は固定部として作用することになる。また、さらに照明ケース2と電源ケース42の引掛部43を固定する係止ネジ44により固定が強固となる。なお、引掛部43は、電源ケース42自体に一体的に形成されていてもよく、また、電源ケース42とは別体で電源ケースに着脱可能な構造であってもよい。
次に、実施の形態2の照明装置41の取付けについて詳細に説明する。
まず、天井等に吊り下げられたワイヤーに配設されたボルト等の取付具に電源ケース42を取り付け、電力線を電源ケース42内の速結端子23に接続する。次に、電源ケース42の一端の引掛部43を照明ケース2に引掛けるとともに、もう一方の引掛部43を照明ケース2に順に引掛けて、電源ケース42に照明ケース2を一旦取付ける。その後、電源ケース42のケース係止突起部16を、照明ケース2のケース係止受け部14に嵌合させて係止させる。その際、LED基板7からのコネクタ28を接続することにより、LED12は電源回路部に接続され、外部電源と電気的に接続される。また、ネジ44を照明ケース2側から電源ケース42まで到達するよう螺合させて、照明ケース2と電源ケース42の係止がより強固となる。
従って、引掛部43により電源ケース42と照明ケース2を一旦取付けた後に、係止部材により係止させるので、照明装置の取付けが容易となる。よって、不安定なワイヤーに対しても照明装置を取付けることができる。なお、取付ける対象はワイヤーでなくてもロープ等の不安定な物であれば、本発明が適用できる。
本発明の実施の形態1の照明装置の概略組立斜視図である。 図1の照明装置の概略分解斜視図である。 図1の照明装置の光源側から見た概略平面図である。 図3の照明装置のA−A線で切断した概略断面図である。 図3の照明装置のB−B線で切断した概略断面図である。 本発明の実施の形態2の照明装置の概略分解斜視図である。 図6の照明装置の係止状態を示す概略分解斜視図である。 従来の照明装置の概略断面図である。
符号の説明
1、41 照明装置
2 照明ケース
3、42 電源ケース
7 LED基板
9 ストッパー
10 電源ケース取付孔
12 LED
14 ケース係止受け部
15 係止開口部
16 ケース係止突起部
17 保持部材

Claims (9)

  1. 天井等の設置面にライン状に他の照明装置と共に取付けられ、少なくとも光源を収容する筐体を有する照明装置であって、
    前記光源を収容する筐体は、前記ラインと垂直をなす方向から前記照明装置を係止する係止部材を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 光源を収容する筐体と、前記光源を駆動する電源回路を収容する筐体とを備える照明装置であって、
    一方の筐体を他方の筐体に対して隣り合う他の照明装置と接しない側から相対的に移動させて係止する係止部材を備えることを特徴とする照明装置。
  3. 光源を収容する筐体と、前記光源を駆動する電源回路を収容する筐体とを備える細長の照明装置であって、
    一方の筐体を他方の筐体に対して前記照明装置の短手方向に相対的に移動させて係止する係止部材を備えることを特徴とする照明装置。
  4. 前記光源を収容する筐体は、前記設置面または前記電源回路を収容する筐体に着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の照明装置。
  5. 前記係止部材は、開口部を有する受け部と前記開口部に嵌合される突起部とからなることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の照明装置。
  6. 前記受け部は前記光源を収容する筐体に設けられ、前記突起部は前記設置面または前記電源回路を収容する筐体に設けられてなることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記係止部材は、前記照明装置の長手方向に沿って形成されてなることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の照明装置。
  8. 二つの筐体の何れか一方の筐体は、前記二つの筐体が係止された状態で固定する固定部を備えることを特徴とする請求項2から請求項6の何れか1項に記載の照明装置。
  9. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の照明装置。
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