JP2009177785A - 車載用無線通信装置およびアンテナハーネス - Google Patents

車載用無線通信装置およびアンテナハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】増加する車載無線メディアの搭載に対応してスペースをより効率的に利用することができる車載用無線通信装置およびアンテナハーネスを提供する。
【解決手段】周波数の異なる複数のアンテナと合波回路と分波回路と前記周波数の異なる複数のアンテナに対応する複数の無線機とを備え、前記複数のアンテナは合波回路または分波回路の何れかに接続され、さらに接続された合波回路または分波回路と共に車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設置され、複数の無線機は、アンテナとは逆の分波回路または合波回路の何れかに無線機側アンテナケーブルにより接続され、合波回路と分波回路は、ピラー内を通して配索されているアンテナ装置側アンテナケーブルにより接続されている車載用無線通信装置および前記装置に用いられるアンテナハーネス。
【選択図】図3

Description

本発明は、車載用無線通信装置およびアンテナハーネスに関し、より詳しくは、複数の無線メディアを車載する際の車載用無線通信装置およびその際に用いられるアンテナハーネスに関する。
近年、ナビゲーションの普及により、車載される無線メディアとして、ラジオのみならず、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)、テレビ、携帯電話、電波ビーコンなど、多くの無線メディアが増える傾向にある。また、ETC(Electronic Toll Collection System:自動料金収受システム)の普及もめざましい。さらに、北米では衛星ラジオの普及も著しい。
このように、車載される無線メディアは増える傾向にあるが、従来は、各無線メディア毎に、車両上部に設けられたアンテナと、車内に設けられる無線機とが、アンテナケーブルで接続されていた。
これを、2種類の無線メディアを車載する場合を例にとり、図8を用いて説明する。図8は、従来の車載用無線通信装置のブロック回路図である。
図8に示すように、従来は、2種類の無線機60a、60bに対応する2個のアンテナ42a、42bのそれぞれにアンテナケーブル32a、32bの一端が接続され、アンテナケーブル32a、32bの他端は、それぞれ接続コネクタ36a、36bを介して、無線機60a、60bに接続されている。
以上の構成よりなる車載用無線通信装置においては、アンテナ42a、42bのそれぞれで受信した信号がアンプ44a、44bで増幅された後、車両上部に設けられた貫通孔11を通るアンテナケーブル32a、32bに送られる。そして、アンテナケーブル32a、32bにより、それぞれ接続コネクタ36a、36bを介して、無線機60a、60bに信号が送られる。
このように、従来は、複数の無線メディアを車載する場合、それに対応する数のアンテナとアンテナケーブルが必要であった。しかし、車には、これら増加するアンテナやアンテナケーブルを設けるスペースが充分にあるとは言えず、増加する車載無線メディアに対応したスペースの効率的な利用が望まれていた。
その対策の一例が、特許文献1に提案されている。特許文献1においては、複数のアンテナを1つのアンテナユニットとして一体に構成して車載アンテナとすると共に、複数のアンテナで受信した信号を1つに合波する合波回路を車載アンテナと一体に設け、さらに、合成された信号を分波する分波回路を無線機近傍に設けて、この合波回路と分波回路とを1本のアンテナケーブルで接続することが提案されている。
特開平8−204442号公報
しかしながら、特許文献1においては、上記のような基本的な構成は提案されているものの、アンテナケーブルなどをどのように配索すれば、スペースをより効率的に利用できるか、具体的な配索構造などについては記載されていない。
そこで、本発明は、増加する車載無線メディアの搭載に対応してスペースをより効率的に利用することができる車載用無線通信装置およびアンテナハーネスを提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、以下の各請求項に記載の発明により、上記課題が解決されることを見出した。
請求項1に記載の発明は、
周波数の異なる複数のアンテナと合波回路と分波回路と前記周波数の異なる複数のアンテナに対応する複数の無線機とを備え、
前記複数のアンテナは前記合波回路または前記分波回路の何れかに接続され、さらに接続された前記合波回路または前記分波回路と共に車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設置され、
前記複数の無線機は、前記アンテナとは逆の前記分波回路または合波回路の何れかに無線機側アンテナケーブルにより接続され、
前記合波回路と分波回路は、ピラー内を通して配索されているアンテナ装置側アンテナケーブルにより接続されていることを特徴とする車載用無線通信装置である。
本請求項の発明においては、分波回路と合波回路を用いることにより複数のアンテナと無線機間のアンテナ配線が1本で済み、狭い車両内での作業の効率化も達成することができる。
また、合波回路または分波回路は複数のアンテナと共に車両のルーフ上等に配置されているため、接続も容易となる。
請求項2に記載の発明は、
前記分波回路および前記合波回路の少なくとも一方が接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の車載用無線通信装置である。
本請求項の発明においては、分波回路あるいは合波回路の少なくとも一方が接続コネクタに内蔵されているため、分波器や合波器などと異なり、分波回路や合波回路のための大きなスペースが不要になる。そして、分波回路や合波回路自体は小さいため、従来の接続コネクタと殆ど大きさの変わらない接続コネクタとすることができ、スペースをより効率的に利用することができる。また、分波回路や合波回路と接続コネクタとの接続距離が短いため、信号特性の低下を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、
車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられた周波数の異なる複数のアンテナと、
前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路と、
前記合波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して分波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
前記分波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネスである。
本請求項の発明においては、請求項1の車載用無線通信装置に対する好適なアンテナハーネスとしての効果を有する。
請求項4に記載の発明は、
車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられた周波数の異なる複数のアンテナと、
前記複数のアンテナへ対応する信号を分波する分波回路と、
前記分波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して合波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
前記合波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネスである。
本請求項の発明は、請求項3の発明が複数の無線メディアを受信するためにアンテナ側に合波回路を、無線機側に分波回路を接続しているのに対して、複数の無線メディアを送信するためにアンテナ側に分波回路を、無線機側に合波回路を接続している点が異なるだけであり、請求項3の発明と基本的に同様の作用、効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明は、
前記分波回路および前記合波回路の少なくとも一方が接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のアンテナハーネスである。
本請求項の発明においては、大きな合波器や分波器を用いることなく、スペースのより効率的な活用などが図られた車載用無線通信装置に対する好適なアンテナハーネスとしての効果を有する。
請求項6に記載の発明は、
周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置と、
合波された信号を分波する分波回路と、
複数の無線機と、
前記アンテナ装置と前記分波回路を接続するアンテナ装置側アンテナケーブルと、
前記分波回路と前記複数の無線機の各々とを接続する複数の無線機側アンテナケーブルとを備え、
前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラー内を通して配索されていることを特徴とする車載用無線通信装置である。
本請求項の発明においては、周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、合波された信号を分波する分波回路が設けられているため、複数の無線メディアを車載する場合であっても、アンテナ装置と分波回路との間は、1本のアンテナケーブル(アンテナ装置側アンテナケーブル)で接続することができ、スペースを効率的に利用することができる。また、アンテナケーブルの使用量を低減することができる。
そして、アンテナ装置側アンテナケーブルが1本であるため、狭いスペースのピラー内に、容易に配索することができ、スペースを効率的に利用することができる。さらに、無線メディアの搭載作業においても、合波回路と分波回路との間は、1本のアンテナケーブルで接続するだけでよいため、効率的な作業が可能となり、機器の増設時にも容易に対応することができる。
また、周波数の異なる複数のアンテナと合波回路とが一つの筐体に内蔵されているため、前記複数のアンテナの各々と合波回路とを接続する際、接続回路の長さを短くできるため、受信特性の低下が抑制された状態で、アンテナから合波回路へ信号を送ることができる。そして、各アンテナを個々に独立させて合波回路に接続する場合と異なり、筐体外部から接続回路が見えず、美観を損ねることがないと共に、ルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれにも容易に取り付けることができる。
さらに、筐体が車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられているため、優れた受信特性の信号をアンテナから無線機へ送ることができる。
請求項7に記載の発明は、
前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記分波回路と接続されていることを特徴とする請求項6に記載の車載用無線通信装置である。
ワイヤーハーネス(アンテナハーネスを含む)は、通常、ケーブルやコードの取り回し作業の効率性を考え、全体として必要な長さが適宜分割されており、別途設けられた接続コネクタを介して、所定の配索をするようにされている。そして、従来より、フロントピラーの下部には、ピラーからのワイヤーハーネスとインストルメントパネルからのワイヤーハーネスとを、または、リアピラーの下部には、ピラーからのワイヤーハーネスとフロアからのワイヤーハーネスとを、接続するための接続コネクタが設けられており、その近傍には分波器など、分波回路を配置できるだけの空間が存在している。
このため、フロントピラーやリアピラーの下部近傍に分波回路を容易に配置することができる。そして、インストルメントパネルやフロアからのアンテナケーブルと容易に接続することができるため、効率的な取り回し作業ができる。
また、利用するメディアの種類、車両の用途や形状、無線機の車内での配置の如何等によっては、無線機の近傍において分波回路を接続してもよい。これは、無線機の近傍においても接続作業が必要であり、予めそのためのスペース、コネクタ類等が設けられているのが普通であることによる。この場合にも分波回路の配置、接続とも容易になるため、効率的な取り回し作業ができる。
請求項8に記載の発明は、
前記分波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の車載用無線通信装置である。
本請求項の発明においては、分波回路が接続コネクタに内蔵されているため、分波器などと異なり、分波回路のための大きなスペースが不要になる。そして、分波回路自体は小さいため、従来の接続コネクタと殆ど大きさの変わらない接続コネクタとすることができ、スペースをより効率的に利用することができる。また、分波回路と接続コネクタとの接続距離が短いため、信号特性の低下を抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、
周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置の前記合波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して分波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
前記分波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネスである。
本請求項の発明においては、上記したスペースの効率的な活用などが図られた車載用無線通信装置に対する好適なアンテナハーネスとしての効果を有する。
請求項10に記載の発明は、
前記アンテナ側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記分波回路と接続されていることを特徴とする請求項9に記載のアンテナハーネスである。
本請求項の発明においては、上記したピラーの下部近傍ないし無線機近傍のスペースの効率的な活用などが図られた車載用無線通信装置に対する好適なアンテナハーネスとしての効果を有する。
請求項11に記載の発明は、
前記分波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のアンテナハーネスである。
本請求項の発明においては、大きな分波器を用いることなく、スペースのより効率的な活用などが図られた車載用無線通信装置に対する好適なアンテナハーネスとしての効果を有する。
請求項12に記載の発明は、
複数の無線機と、
複数の信号を合波する合波回路と、
前記合波回路と前記複数の無線機の各々とを接続する複数の無線機側アンテナケーブルと、
周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナへ対応する信号を分波する分波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置と、
前記アンテナ装置と前記合波回路を接続するアンテナ装置側アンテナケーブルと、
を備え、
前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラー内を通して配索されていることを特徴とする車載用無線通信装置である。
本請求項の発明は、請求項6の発明が複数の無線メディアを受信するためにアンテナ側に合波回路を、無線機側に分波回路を接続している場合であるのに対して、1ないし複数の無線メディアを送信するためにアンテナ側に分波回路を、無線機側に合波回路を接続している場合であり、請求項6の発明と同様の作用、効果が得ることができる。
請求項13に記載の発明は、
前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記合波回路と接続されていることを特徴とする請求項12に記載の車載用無線通信装置である。
本請求項の発明は請求項12の発明との関係において、請求項6の発明に対する請求項7の発明と同様の関係にあるため、請求項7の発明と同様の作用、効果を得ることができる。
請求項14に記載の発明は、
前記合波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の車載用無線通信装置である。
本請求項の発明は請求項12または請求項13の発明との関係において、請求項6または請求項7の発明に対する請求項8の発明と同様の関係にあるため、請求項8の発明と同様の作用、効果を得ることができる。
請求項15に記載の発明は、
周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナへの信号に分波する分波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置の前記分波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して合波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
前記合波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネスである。
本請求項の発明は、請求項9の発明が複数の無線メディアを受信するためにアンテナ側に合波回路を、無線機側に分波回路を接続している場合であるのに対して、複数の無線メディアを送信するためにアンテナ側に分波回路を、無線機側に合波回路を接続している場合であり、請求項9の発明と同様の作用、効果が得ることができる。
請求項16に記載の発明は、
前記アンテナ側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記合波回路と接続されていることを特徴とする請求項15に記載のアンテナハーネスである。
本請求項の発明は請求項15の発明との関係において、請求項9の発明に対する請求項10の発明と同様の関係にあるため、請求項10の発明と同様の作用、効果を得ることができる。
請求項17に記載の発明は、
前記合波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項15または請求項16に記載のアンテナハーネスである。
本請求項の発明は請求項15または請求項16の発明との関係において、請求項9または請求項10の発明に対する請求項11の発明と同様の関係にあるため、請求項11の発明と同様の作用、効果を得ることができる。
本発明により、狭いスペースのピラー内に容易にアンテナハーネスを配索することができ、増加する車載無線メディアの搭載に対応してスペースを効率的に利用することができる車載用無線通信装置およびアンテナハーネスを提供することができる。また、アンテナケーブルの使用量の低減を図ることができると共に、効率的な作業が可能となる。
さらに、分波回路あるいは合波回路が接続コネクタに内蔵されている場合には、スペースをより効率的に利用することができると共に、信号特性の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
1.第1の実施の形態
本実施の形態は、車両が多種類の送信メディアを受信する場合である。
(1)車載用無線通信装置の全体構成
最初に本実施の形態に係る車載用無線通信装置の全体構成を説明する。前記車載用無線通信装置は、周波数の異なる複数のアンテナと複数のアンテナからの信号を合波する合波回路が一つの筐体に内蔵されたアンテナ装置と、合波された信号を分波する分波回路と、ラジオ、GPS、テレビ、携帯電話、電波ビーコン、ETCなどの複数の無線機と、前記アンテナ装置と分波回路を接続するアンテナ装置側アンテナケーブルおよび前記分波回路と複数の無線機を各々接続する複数の無線機側アンテナケーブルを有するアンテナハーネス部とを備える。なお、以下の説明においては、ルーフ上に周波数の異なる2本のアンテナを有するアンテナ装置があり、アンテナ装置側アンテナケーブルをフロントピラーを通して配索する場合を例にしている。
図1は、本発明の本実施の形態に係る車載用無線通信装置の概略を示す概念図であり、車両1のルーフ10上にはアンテナ装置40が取り付けられている。また、ハッチングを付した部分がアンテナハーネス部を示し、そのうち30がアンテナ装置側アンテナケーブル、34a、34bが無線機側アンテナケーブルを示している(図1では無線機側アンテナケーブルが2本の場合の例を示している)。そして、一端がアンテナ装置40に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブル30は、ルーフ10に設けられた貫通孔(図示せず)を通して車内に導かれ、フロントピラー12を通して配索され、さらにフロントピラー12の下部近傍において、同軸線用シールドコネクタに分波回路を内蔵させた分波回路内蔵接続コネクタ50に接続されている。そして、分波回路内蔵接続コネクタ50と複数の無線機(図示せず)とは無線機側アンテナケーブル34a、34bにより接続されている。
(2)車載用無線通信装置の具体的構成
次に図2〜図4を用いて本実施の形態に係る車載用無線通信装置の具体的構成について説明する。図2は本実施の形態の形態に係る車載用無線通信装置のアンテナハーネス部の概要を示す概念図、図3は車載用無線通信装置のブロック回路図である。図4は、分波回路内蔵接続コネクタを模式的に示す斜視図である。
イ.アンテナ装置
図2に示すように、本実施の形態に係る車載用無線通信装置のアンテナ装置40は、車両1のルーフ10上に設けられており、一つの筐体内に周波数の異なる複数のアンテナとアンプと一つの合波回路が設けられている。具体的には図3に示すように、一つの筐体41の中に周波数の異なるアンテナ42a、42bと、アンプ44a、44bと、合波回路46とが収納されている。そして、アンテナ42a、42bはそれぞれアンプ44a、44bを介して合波回路46に電気的に接続されている。
ロ.アンテナ装置側アンテナケーブル
一端が、合波回路46に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブル30は、図2に示すように、ルーフ10に形成された貫通孔11を通ってルーフ10を貫通した後、中継コネクタ36を介してルーフ10の車内側に配索されている。さらに、フロントピラー12内を通って、他端がフロントピラー12の下部近傍に取り付けられている分波回路内蔵接続コネクタ50に接続されている。なお、図2において、16はフロント側サイド窓、18はリア側サイド窓、20はセンターピラーである。
ハ.分波回路
a.分波
図3に示すように、アンテナ装置側アンテナケーブル30の他端は、詳細には分波回路内蔵接続コネクタ50に設けられたアンテナ装置側接続部55に接続され、アンテナ装置側接続部55はさらに、分波回路54に接続されている。そして、合波回路46によって合波され、アンテナ装置側アンテナケーブル30を通じて送られた信号は、分波回路54で分波され、分波された信号は無線機側接続部56a、56bから出力される。
b.分波回路内蔵接続コネクタ
次に分波回路内蔵接続コネクタ50の構造について説明する。図4は分波回路内蔵接続コネクタ50の一例の構造を模式的に示す斜視図である。分波回路内蔵接続コネクタ50は、樹脂製のハウジング51とその中に分波回路(図示せず)が形成された分波回路基板53を内蔵している。そして、分波回路基板53の外側が蓋(カバー)52で覆われている。合波回路46から導かれたアンテナ装置側アンテナケーブル30の一端が分波回路内蔵接続コネクタ50のハウジング51内に導かれ、アンテナ装置側接続部(図示せず)に接続されている。また、無線機側接続部(図示せず)には、無線機側アンテナケーブル34a、34bの一端を挿入するための挿入孔57が2個と前記分波回路に接続された接続端子58が2個設けられている。
ニ.無線機側アンテナケーブル
図3に示すように、分波回路内蔵接続コネクタ50の無線機側接続部56a、56bと無線機60a、60bとは、無線機側アンテナケーブル34a、34bを介して接続されており、分波された信号は、無線機60a、60bに送られる。
以上の構成からなる車載用無線通信装置においては、アンテナ42a、42bでそれぞれ受信された周波数の異なる信号は、アンプ44a、44bで増幅された後、合波回路46で合波される。合波された信号は、アンテナ装置側アンテナケーブル30を介して分波回路54へ送られ、分波回路54により分波される。分波された信号は、それぞれ無線機側接続部56a、56bから出力され、無線機60a、60bへ送られる。
前記本実施の形態に係る車載用無線通信装置においては、アンテナ42a、42bで受信された無線信号が合波回路46により合波されるため、合波回路46と分波回路内蔵接続コネクタ50を1本のアンテナ装置側アンテナケーブル30で接続することができ、アンテナ装置側アンテナケーブルの本数を削減することができる。そして、アンテナ装置側アンテナケーブル30の本数を削減することができるため、ルーフ10に小さなサイズの貫通孔11を形成するだけで容易にルーフ10を貫通させることができ、短い長さでアンテナ装置側アンテナケーブル30を車内に導くことができる。
また、アンテナ装置側アンテナケーブル30を、狭いスペースのフロントピラー12内を容易に通すことができ、狭いスペースを効率的に利用することができる。
さらに、周波数の異なるアンテナ42a、42bと合波回路46が、一つの筐体41に収納されているため、車両1への取り付けを簡単に行うことができると共に、設置スペースを小さくできる。また、周波数の異なる複数のアンテナ42a、42bと合波回路46とを接続する接続回路は、長さを短くして、一つの筐体内にコンパクトに内蔵されているため、受信特性が低下することがなく、また接続回路が筐体外部から見えず外観面においても優れる。また、アンテナ装置40は、ルーフ10上に取り付けられているため、良好な受信特性を確保することができる。
また、従来は分波機能を付加しようとすると大きな分波器を必要としていた。しかし、本実施の形態においては、従来の接続コネクタを分波回路内蔵接続コネクタ50としたため、分波器を収納するためのスペースを必要とせず、従来の接続コネクタを収納しているスペースに容易に収納することができる。また、分波器と接続コネクタを接続するためのアンテナケーブルも必要としない。このため、車内スペースをより効率的に利用することができる。さらに、分波回路と接続コネクタとの接続距離が小さいため、信号特性の低下を抑制することができる。
また、アンテナケーブルの長さが作業性に優れた長さに分割されているため、長いアンテナケーブルを配索するという煩雑な作業から開放される。即ち、通常、車両1のワイヤーハーネスは、エンジン部分のワイヤーハーネス、ルーフ10部分のワイヤーハーネス、インパネ14部分のワイヤーハーネス、フロア部分のワイヤーハーネスなどに分割されている。これは、車両1全体に延びる長いワイヤーハーネスにすると作業性が悪くなるためである。本実施の形態のアンテナハーネス部2も同様であり、アンテナハーネス部2を、アンテナ装置側アンテナケーブル30と無線機側アンテナケーブル34a、34bに分割し、分波回路内蔵接続コネクタ50により接続することにより、長いアンテナケーブルを配索するという煩雑な作業を回避している。
(3)本実施の形態の変形例
本変形例は、アンテナと合波回路を内蔵する筐体が無く、さらにアンテナ装置側アンテナケーブルが無線機近傍において分波回路と接続されている点に特徴がある。
利用するメディアの種類や車両の用途や形状等の如何によっては、車載用無線装置の各アンテナを配置する位置やアンテナの向きに相違が生じ、このため必ずしも各アンテナと合波回路を一つの筐体に内蔵することが有利とは言えない場合がある。また、車両の用途や形状、無線機の車内での配置の如何等によっては、複数の無線機とコネクタを接続する複数の配線が短くて済む等のため、アンテナ装置側アンテナケーブル30と分波回路内蔵接続コネクタ50とは無線機の近傍において接続されるようにしても良い。
図5に、本変形例のブロック回路図を示す。図3と異なり、複数のアンテナ42a、42bと合波回路46を内蔵する筐体が無く、またアンテナ装置側アンテナケーブル30と分波回路内蔵接続コネクタ50とは無線機の近傍において接続されている。
2.第2の実施の形態
本実施の形態は、車両が多種類の送信メディアを送信する場合である。
本実施の形態は、先の第1の実施の形態と比較したとき、アンテナと無線機の位置、アンテナケーブルの配線ルート等は同じであり、アンテナ側に合波回路でなく分波回路を接続し、無線機側に合波回路を接続した点が相違する。従って、これらの相違点のみを、図6と図7を参照しつつ説明する。
図6は、本実施の形態の車載用無線通信装置のブロック回路図であり、第1の実施の形態の図3に相当する。図6において、70は合波回路内蔵接続コネクタである。図6に示すように、この車載用無線通信装置においては、分波回路54は、アンテナ側に配置して接続されており、合波回路46は無線機側に、即ち合波回路内蔵接続コネクタ70内に配置されている。
図7は、本実施の形態の車載用無線通信装置の合波回路内蔵コネクタ70の一例の構造を模式的に示す斜視図であり、第1の実施の形態の図4に相当する。図7に示すように、合波回路内蔵コネクタ70は、樹脂製のハウジング51とその中に合波回路(図示せず)が形成された合波回路基板71を内蔵している。そして、合波回路基板71の外側が蓋(カバー)52で覆われている。分波回路54から導かれたアンテナ装置側アンテナケーブル30の一端が合波回路内蔵コネクタ70のハウジング51内に導かれ、アンテナ装置側接続部(図示せず)に接続されている。また、無線機側接続部(図示せず)には、無線機側アンテナケーブル34a、34bの一端を挿入するための挿入孔57が2個と前記合波回路に接続された接続端子58が2個設けられている。
3.まとめ
以上記載したように、本発明に係る車載用無線通信装置は、アンテナ装置側アンテナケーブルの本数を削減し、狭いピラー内に配索しているため、スペースを効率的に活用すると共に美観にも優れたアンテナハーネスを備えた車載用無線通信装置である。また周波数の異なる複数のアンテナや合波回路あるいは分波回路などを一つの筐体に収納したり、近接して配置したりしているため、受信特性あるいは送信特性と美観が共に優れたアンテナ装置を備えた車載用無線通信装置である。
さらに、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍に分波回路あるいは合波回路を配置するため、効率的な取り回し作業ができ、また、分波回路あるいは合波回路が接続コネクタに内蔵されているため、信号特性の低下を抑制し、スペースをより効率的に活用することができる車載用無線通信装置である。
このように、本発明によれば、複数の無線メディアに容易に対応することができ、スペースの有効利用や通信特性に優れた車載用無線通信装置および前記車載用無線通信装置に好適なアンテナハーネスを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る車載用無線通信装置の全体構成を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載用無線通信装置のアンテナハーネス部の概要を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載用無線通信装置のブロック回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載用無線通信装置の分波回路内蔵接続コネクタを模式的に示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載用無線通信装置の変形例のブロック回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車載用無線通信装置のブロック回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車載用無線通信装置の合波回路内蔵接続コネクタを模式的に示す斜視図である。 従来の車載用無線通信装置の実施の形態を示すブロック回路図である。
符号の説明
1 車両
2 アンテナハーネス部
10 ルーフ
11 貫通孔
12 フロントピラー
16 フロント側サイド窓
18 リア側サイド窓
20 センターピラー
30 アンテナ装置側アンテナケーブル
32a、32b アンテナケーブル
34a、34b 無線機側アンテナケーブル
36 中継コネクタ
36a、36b 接続コネクタ
40 アンテナ装置
41 筐体
42a、42b アンテナ
44a、44b アンプ
46 合波回路
50 分波回路内蔵接続コネクタ
51 ハウジング
52 蓋
53 分波回路基板
54 分波回路
55 アンテナ装置側接続部
56a、56b 無線機側接続部
57 挿入孔
58 接続端子
70 合波回路内蔵接続コネクタ
71 合波回路基板

Claims (17)

  1. 周波数の異なる複数のアンテナと合波回路と分波回路と前記周波数の異なる複数のアンテナに対応する複数の無線機とを備え、
    前記複数のアンテナは前記合波回路または前記分波回路の何れかに接続され、さらに接続された前記合波回路または前記分波回路と共に車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設置され、
    前記複数の無線機は、前記アンテナとは逆の前記分波回路または合波回路の何れかに無線機側アンテナケーブルにより接続され、
    前記合波回路と分波回路は、ピラー内を通して配索されているアンテナ装置側アンテナケーブルにより接続されていることを特徴とする車載用無線通信装置。
  2. 前記分波回路および前記合波回路の少なくとも一方が接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の車載用無線通信装置。
  3. 車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられた周波数の異なる複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路と、
    前記合波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して分波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
    前記分波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネス。
  4. 車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられた周波数の異なる複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナへ対応する信号を分波する分波回路と、
    前記分波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して合波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
    前記合波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネス。
  5. 前記分波回路および前記合波回路の少なくとも一方が接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のアンテナハーネス。
  6. 周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置と、
    合波された信号を分波する分波回路と、
    複数の無線機と、
    前記アンテナ装置と前記分波回路を接続するアンテナ装置側アンテナケーブルと、
    前記分波回路と前記複数の無線機の各々とを接続する複数の無線機側アンテナケーブルとを備え、
    前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラー内を通して配索されていることを特徴とする車載用無線通信装置。
  7. 前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記分波回路と接続されていることを特徴とする請求項6に記載の車載用無線通信装置。
  8. 前記分波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の車載用無線通信装置。
  9. 周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナからの信号を合波する合波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置の前記合波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して分波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
    前記分波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネス。
  10. 前記アンテナ側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記分波回路と接続されていることを特徴とする請求項9に記載のアンテナハーネス。
  11. 前記分波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のアンテナハーネス。
  12. 複数の無線機と、
    複数の信号を合波する合波回路と、
    前記合波回路と前記複数の無線機の各々とを接続する複数の無線機側アンテナケーブルと、
    周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナへ対応する信号を分波する分波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置と前記合波回路を接続するアンテナ装置側アンテナケーブルと、
    を備え、
    前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラー内を通して配索されていることを特徴とする車載用無線通信装置。
  13. 前記アンテナ装置側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記合波回路と接続されていることを特徴とする請求項12に記載の車載用無線通信装置。
  14. 前記合波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の車載用無線通信装置。
  15. 周波数の異なる複数のアンテナと前記複数のアンテナへの信号に分波する分波回路が一つの筐体に内蔵されると共に、車両のルーフ上、フロントガラス上部、リアガラス上部のいずれかに設けられたアンテナ装置の前記分波回路に一端が接続され、他端がピラー内を通して合波回路に接続されたアンテナ装置側アンテナケーブルと、
    前記合波回路に一端が接続され、他端が複数の無線機の各々に接続された複数の無線機側アンテナケーブルとを備えることを特徴とするアンテナハーネス。
  16. 前記アンテナ側アンテナケーブルは、ピラーの下部近傍ないし無線機近傍において前記合波回路と接続されていることを特徴とする請求項15に記載のアンテナハーネス。
  17. 前記合波回路が、接続コネクタに内蔵されていることを特徴とする請求項15または請求項16に記載のアンテナハーネス。
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