JP2009176726A - プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流変化を制限する方法、プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流変化を制限するために電源とプラズマ室との間に設けられた電流変化分制限装置、ならびに電流変化分制限回路 - Google Patents

プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流変化を制限する方法、プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流変化を制限するために電源とプラズマ室との間に設けられた電流変化分制限装置、ならびに電流変化分制限回路 Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマ室と電源との間に流れる電流を制御することができる方法および装置を提供する。
【解決手段】プラズマ室3と電源2との間に流れる電流Ioutの電流変化分di/dtを制限するために電源2とプラズマ室3との間の電流路に設けられる電流変化分制限装置20であって、電流変化分制限装置20は非線形装置およびインダクタLを有し、インダクタLにDC電流を供給することによってインダクタLはプリチャージされる。尚、電流センサ28は、プラズマ室3と電源2との間の電流を測定する。
【選択図】図3a

Description

本発明は、プラズマ室と電源との間に流れる電流を制限する方法に関する。さらに本発明は、プラズマ室と電源との間に流れる電流を制限するために電源とプラズマ室との間の電流路に設けられた電流制限装置と、電流変化分制限回路とにも関する。
プラズマ表面処理で使用される真空室の基板電位に接続された(バイアス電圧を供給する)電源は、現在の知識によれば、制御される電圧源でなければならない。この電源の出力端の電圧は電圧設定点に追従し、引き出される電流に依存しない必要がある。この電流はプラズマと基板特性とに依存し、これは処理工程中に時間的に変化する。このような変化の速度および大きさは有意に変化することがあり、基板のジオメトリおよび運動(回転)と室内のイオンの瞬時量とに依存し、これはとりわけ、高出力のパルスマグネトロンが使用される場合に急速に変化する。電圧値が負荷電流に依存しないように維持するために、コンデンサを使用することができる。しかしこのコンデンサによって、カソード基板とアノードとの間に発生するアーク消失による問題が生じる。
本発明の課題は、プラズマ室と電源との間に流れる電流を制御することができる方法および装置を提供することである。
本発明の第1の側面では前記課題は、プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流変化分di/dtを制限する方法において、該電流が、電源とプラズマ室との間の電流路に設けられた電流変化分制限装置によって設定された所定の電流を超えた場合に電流変化分di/dtを制限することによって解決される。前記電流変化分制限装置はそれ自体で、検出回路なしで、検出と検出後に発生するアクションとの間に時間経過が基本的に発生することなく、自動的に動作することができるので、非常に高速である。非常に高速であるとは、たとえば200nsより高速であることを意味する。
真空処理装置の概略図である。 電源の出力端における電圧波形および電流波形を示す。 図2aに相応し、電流Iaddも示されている。 第1の実施形態の電流変化分制限装置を有する真空処理装置を概略的に示す。 真空処理装置を簡略的に示す図である。 第2の実施形態の電流変化分制限装置を概略的に示す図である。 MOSFETスイッチの伝達特性を示す。 IGBTスイッチの伝達特性を示す。 バイポーラNPNトランジスタの出力特性を示す。
電源とプラズマ室との間の電流路に設けられたインダクタにDC電流を供給することにより、インダクタがプリチャージされる。インダクタにプリチャージすることは、通常動作中にプラズマ室と電源との間に流れる出力電流に付加的な電流を付加することを含むことができる。この付加的電流は、2つの電流の和が所定の電流に等しくなるように自動的に調整することができる。プラズマ室と電源との間に流れる出力電流が所定の電流を超えた場合、該プラズマ室と電源との間に流れる電流に付加される電流が低くなるかまたは存在しなくなるように、基本的に時間遅延なしで、インダクタに供給される付加的電流を自動的に調整することができる。この場合にはインダクタは、プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流上昇を緩慢にする。それゆえアーク検出装置は、アークが発生しているか否かを検出して、アークが検出された場合に電源とプラズマ室との間に設けられたスイッチをスイッチオフするのに十分な時間を与えられる。
電流変化分制限装置は非線形装置であるか、または1つまたは複数の非線形装置を含むことができる。
通常動作中は、電流変化分制限装置は基本的に、プラズマ室と電源との間に流れる電流に対してトランスペアレントである。しかし過負荷時には、電流変化分は電流変化分制限装置によって制限される。この電流変化分は、di/dt≦0A/sに低減することができる。すなわち、電流はもはや上昇できなくなる。アーク発生時には、電流変化分は非線形装置によっても制限されることにより、アークを検出してプラズマ室と電源との間のシリアルスイッチをスイッチオフするのに十分な時間が得られる。本方法は、DC電源にもAC電源にも適用することができる。
電流変化分の制限には、プラズマ室と電源との間に流れる電流の上昇を緩慢にすることが含まれる。本方法は、電源からプラズマ室へ流れる電流にも、またプラズマ室から電源へ流れる電流にも適用することができ、この電源は電圧源として動作することができる。
所定の電流を超えた後、初めは、電流変化分制限装置は静的な電流値を制限する静的電流値制限装置と見なすことができる。これによって、電流が急激に変化することが阻止される。したがって、電流が所定の電流を超えた後、少なくとも初めは、電流変化分di/dtを制限することにより、電流の静的値も制限される(ほぼ一定に維持される。)インダクタンスの誘導率が高いほど、電流の初期の絶対的な変化分は小さくなる。
プリチャージ電流は、電源によって供給される電流と同じ方向でインダクタを一定に流れなければならず、このことによってインダクタは、所定の電流値までの電流には「不可視」になり、それより高い電流値では「可視」になる。
動作の観点では、本発明の思想は2つの重要な特徴を提供する:
1.所定の電流を超えると直ちに(遅延なしで)電流制限回路が作動される。というのもこのことは、直接応答回路で行われるからである。換言すると、電流変化分は電流自体の値によって制限することができる。
2.電源の出力電流が電流制限閾値を下回る場合、電流制限回路は電源の出力パラメータに影響しないので、電源の容量性の出力特性は変化せずに維持され、負荷にさらすことができる。
「直接応答」とは、パラメータの変化に対する逆の応答が、該パラメータの変化に対する直接応答として引き起こされることを意味する。換言すると、電流自体が電流を制限する。このことによって応答時間は0になり、このことは最初の数秒では、比較的低速の別の間接応答回路を作動する(出力端に電力を供給するための半導体スイッチを非作動化する)のに必要な時間を得るのに重要である。直接応答の簡単な例は、直列接続された抵抗器である。電流が上昇すると、抵抗器の電圧は1つの方向で上昇し、電流は低減される。このことは時間遅延なしで行われる。択一的にインダクタを使用することができる。
直接応答装置または直接応答回路とは対照的に間接応答装置または間接応答回路は、パラメータの超過状態を検出してスイッチの駆動によって逆方向のアクションを生成するために、たとえばセンサ、監視部、駆動装置および半導体スイッチ等の中間的要素を使用する。
電流変化分制限装置は、インダクタに電流をプリチャージすることによってディスエーブルされる。この電流はたとえば、インダクタとフリーホイールダイオード回路とから成るループを流れる。この電流は、フリーホイールダイオードを含む補助チャージ回路によって発生されて維持される。前記インダクタは、出力電流が所定の電流値を超えなければ、電源の出力パラメータを妨害しない。
インダクタを基礎とする電流変化分制限装置が使用される場合、「プリチャージ電流」、「所定の電流」および「電流制限閾値」はすべて同一の値を指すことを理解すべきである。半導体装置が使用される場合、最初のものは当てはまらない。というのもプリチャージ電流は存在しないからである。
プラズマ室と電源との間に流れる電流が測定される場合、該電流が所定の電流を超えたか否かを簡単に検出することができる。
この所定の電流は、通常動作で期待される最大出力電流である通常動作最大期待出力電流より高く選択することができる。すなわち、電源によって出力される電流より高く選択することができる。通常動作では、電流変化分制限装置は所定の電流までの値の電流に対してトランスペアレントであるから、電源の出力端子間に設けることができるコンデンサの、電圧を安定化する特徴は、電源の出力にストレートにさらすことができる。
電流制限設定点を電流変化分制限装置に入力することができる。このような制限設定点は、通常動作最大期待出力電流より高い所定の電流に相応することができる。異なる制限設定点を入力することにより、電流変化分制限装置を異なる用途に調整することができる。
ダイオードに対する択一的手段として、制御入力端を有する半導体装置を電流変化分制限装置の非線形装置として使用し、設定点を入力しひいては所定の電流を設定するために、該制御入力端に印加される電圧または電流を調整することができる。
有利には半導体装置は、電圧または電流で制御される飽和電流を有する半導体スイッチである。電流制限設定点は、半導体スイッチのゲート電圧を変化するか、または半導体スイッチのベースに印加される電流を変化することによって制御することができる。この場合、電源の出力電流の別個の測定を行う必要はない。
電流変化分制限装置の電圧が、とりわけ非線形装置が測定される場合、測定電圧を評価してアークを検出することができる。非線形装置における電圧降下が大きい場合、この電圧降下は、プラズマ室内にアークが発生していることを示唆する。それゆえ、電流変化分制限装置の電圧が所定値を超える場合、アークが検出される。
本発明はまた、プラズマ室と電源との間に流れる電流の電流変化分di/dtを制限するために電源とプラズマ室との間の電流路に設けられた電流変化分制限装置にも関する。電流制限装置は非線形装置およびインダクタであるかまたは非線形装置およびインダクタを有し、該インダクタにDC電流を供給することによって該インダクタはプリチャージされる。本発明の装置により、電圧源とすることができる電源の電圧安定性が、負荷インピーダンス偏差に関係なく非常に良好になる。インダクタは、出力電流の電流上昇を緩慢にするために使用することができる。
電源の出力が短絡した場合、この短絡回路に伝送されるエネルギーを非常に低くすることができる。このことにより、電流制限装置をバイアス電圧源として、とりわけ高出力パルスマグネトロンスパッタリング(HIPIMS)で使用することができる。これは、持続時間が短く比較的高出力のパルスをマグネトロンスパッタリングシステムのカソードに印加するスパッタリング手法である。このことを行うことにより、スパッタリングされるターゲットからのイオン化の程度が低いという欠点を克服することができる。
プラズマ室と電源との間に流れる電流を測定するために測定装置を設けることができる。測定された電流は、非線形装置を制御するのに使用することができる。
電流変化分制限装置は、電流制限設定点を入力するための入力端を有することができる。これによって、プラズマ工程に依存して、ユーザが異なる電流制限設定点を設定することができる。
電流変化分制限装置は、電圧源または電流源を含むことができる。この電圧源または電流源を使用して、非線形装置を所定の電流制限設定点にしたがって制御することができる。このようにして、電流が電流制限設定点を下回る場合には電流に対して基本的にトランスペアレントになるように非線形装置を制御し、電流が該電流制限設定点を上回る場合には該電流を制限するように該非線形装置を制御することができる。
インダクタに供給されるDC電流は、補助電源に接続されたブリッジ回路によって供給することができる。このブリッジ回路は、電流源であるか、電流源の一部とすることができる。補助電源は、出力トランスを含むスイッチング電源とすることができる。このようなスイッチング電源では出力トランスの2次巻線を、ダイオードブリッジ回路とすることができるブリッジ回路に接続することができる。この出力トランスによってAC電圧が供給され、このAC電圧はブリッジ回路によって整流される。ダイオードブリッジ回路を使用することの別の利点は、ブリッジ回路をフリーホイールダイオードとして使用することにより、フリーホイール電流をアーク放電から分離することが可能であることだ。
補助電源によって供給される出力電圧は、プラズマ室と電源との間で測定される電流に依存して制御することができる。
択一的な実施形態では、電流変化分制限装置は制御入力端を有する半導体装置を備えることができる。制御入力端は、半導体装置のゲート接続部であるか、またはベース接続部である。半導体装置は、電圧または電流で制御される飽和電流を有する半導体スイッチとして形成することができる。このような半導体装置を電流変化分制限装置として使用することにより、プラズマ室と電源との間に流れる電流が所定の電流を超えないようにすることができる。
電圧源または電流源を半導体装置の制御入力端に接続することにより、所定の電流制限設定点にしたがって半導体装置を制御することができる。
本発明の別の側面は、電源とプラズマ室との間の電流路に設けられた電流変化分制限回路に関する。この電流変化分制限回路には、プラズマ室と電源との間に流れる電流が所定の電流を超えた場合に該電流の電流変化分di/dtを制限する直接応答回路と、該電源と該プラズマ室との間に電流が流れるのを中断するための間接応答回路とが設けられている。直接応答回路とは、パラメータの変化に対する逆の応答が、該パラメータの変化に対する直接応答として引き起こされることを意味する。間接応答回路は、パラメータの超過状態を検出してスイッチの駆動により逆方向の応答を発生させるために、たとえばセンサ、監視部、駆動装置および半導体スイッチ等の中間要素を使用する。
本発明による電流制限回路を使用することにより、複数の利点を得ることができる。
・極度に大きい負荷変動で電圧が完全に安定的であること。
・短絡(アーク)が発生した場合にアークエネルギーが低いこと。
ダイナミック電圧安定性が高いという特徴を提供するための1つの手段は、電源の出力端に大きいコンデンサを使用することである。
第2の利点は、高速の短絡検出器と高速のスイッチオフ要素とを使用することによって実現される。しかし、従来技術による検出回路およびスイッチオフ回路の可能な応答時間を考慮すると、問題が生じる。本発明より前には、2〜3μs以内の高い信頼性の応答時間を実現することができた。出力コンデンサに1200Vの出力電圧が存在し、たとえば2mのケーブルを使用する場合、アーク時には約di/dt=800A/μsの電流変化が発生する。このことは、2〜3μs後に電流が2000Aを超え、ケーブルに蓄積されるエネルギーが3Jを超える可能性があることを意味する。本発明によって、電流(変化分)制限装置をスイッチオフ過程の第1段階で使用することにより、この電流をより迅速にスイッチオフすることができる。このようにして、電流を数μsにわたってのみ制限することができる。より詳細には、この短い時間でのdi/dtが発生させる電流が、アークが発生する直前の電流と比較して有意に変化しない場合、インダクタを使用することができる。電流(変化分)がこの時間にわたって制限される場合、より緩慢な間接スイッチオフ回路を使用してスイッチオフを完了することができる。
電流変化分制限回路は、本発明による電流変化分制限装置を有することができる。
間接応答回路は、測定装置に応答する半導体スイッチを有することができる。
本発明はまた、電源とプラズマ室と電流変化分制限装置とを有する真空処理装置にも関する。
ここで、概略的な図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1に真空処理装置1が示されており、該真空処理装置1は電源2とプラズマ室3とを有する。電源2は、この実施形態ではDC電源として構成されている。プラズマ室3内に基板4が配置されている。この実施形態では、電源2はバイアス電源として使用される。このことは、電源2が基板4に負電位を印加し、該電源2の正電位は、基準電位に接続されたプラズマ室3に接続されることを示唆する。このプラズマ室3は、とりわけ接地電位に接続されている。プラズマ室3に印加される電圧Uoutを可能な限り一定に維持するために、コンデンサCが設けられている。したがって、DC電源は電圧源として動作する。コンデンサ電圧Uおよび出力電圧Uoutを制御できるようにするため、電圧フィードバックが電源2に供給される。このことは、線路5,6,9によって示されている。
プラズマ室3と電源2との間に流れる電流はIoutによって示されている。この電流は、非線形装置であるかまたは非線形装置を含む電流変化分制限装置7に流れる。電流Ioutが所定の電流を下回る場合、電流変化分制限装置7は機能しない。しかし、電流Ioutが所定の電流まで上昇し、かつ/または所定の電流を上回ると、電流変化分制限装置7は駆動状態になって電流変化分di/dtを制限し、ひいては電源2から流れる電流Ioutまたは電源2へ流れる電流Ioutを制限する。それと同時に、電流変化分制限装置7の電圧UCLは上昇する。このことは、負荷のU/I特性によって決定される値まで電圧Uoutが低減されることを示唆する。電流制限装置の電圧は、UCL=U−Uoutとなる。
電流変化分制限装置7は、電流制限設定点を該電流変化分制限装置7に入力するための入力端8を有する。プラズマ室3と電源2との間の電流路にも、アークが検出された場合にスイッチオフすなわち開放できる装置、または、インピーダンスを低いレベルから高いレベルに変化できる装置が設けられる。このような装置は、とりわけスイッチSである。
図2に、図1に示された電圧Uoutおよび電流Ioutの電圧特性および電流特性が示されている。通常動作中は出力電流Ioutは、電流制限設定点によって定義された所定の電流を下回ったままであり、この所定の電流は破線10によって示されている。時点tで過負荷が発生すると、出力電流Ioutは上昇し、電流制限設定点によって定義された電流を上回る。このことにより、出力電圧Uoutの絶対値(大きさ)が降下する。というのも、電流変化分制限装置7において電圧が上昇するからである。電流変化分制限装置7は、出力電流Ioutが時点tまでに比較的緩慢に上昇するだけになるように、該出力電流Ioutの上昇を制限する。
時点tにおいて出力電流Ioutは、アークに起因して所定の電流を上回るまで上昇する。このことにより、電圧Uoutの大きさの電圧降下も発生する。ここでも電流変化分制限装置7は、時点tと時点tとの間に電流上昇を緩慢にする作用を有する。
CLの絶対値(大きさ)は、tとtとの間では高い(Uの50%を上回る)。このことはアーク発生を示唆する。時点tにおいてスイッチSが開放され、電源2へ、または電源2から電流が流れなくなる(Iout=0A)。
図3aに第1の実施形態の電流変化分制限装置20が示されている。ここでは、電流変化分制限装置20はインダクタLを有し、該インダクタLの電流は電流源31によって供給され、該電流源31は補助電源23と出力トランスTと、4つのダイオードD1〜D4を含むブリッジ回路21とによって構成されている。
ブリッジ回路21は補助電源23の出力トランスTの2次巻線22に接続されている。補助電源23は、スイッチング電源として構成することができる。補助電源23は、入力として電流制限設定点を供給される。この電流制限設定点は矢印24によって示されている。インダクタLを流れる電流を測定するための電流測定手段25が補助電源23に接続されている。電流測定手段25は電流ループ(インダクタL+ダイオードD1〜D4)内に配置されており、インダクタのプリチャージ電流値を所定のレベル(=電流制限設定点)に維持するためだけに補助電源23によって使用される。
図3aに示された回路には、以下の数式が当てはまる:
=Iout+Iadd(回路トポロジに起因して)(01)
したがって
MAX=Iout+Iadd(02)
out=IMAX−Iadd(03)
また、
add=IMAX−Iout(04)
しかし
add≧0(ダイオード)(05)
補助電源23はインダクタ電流IをIMAXレベルに維持するかまたはIMAXレベルに近似して維持するので、I=IMAXとなる。これは、フリーホイール電流源制限器と称することができる。IoutとIaddとの間の電流分布は負荷条件にのみ依存する。Ioutは自由に変化することができるが、IMAXまでのみ変化することができる。というのも、Iaddは正でなければならないからである(数式04および数式05)。
短時間のスケールでダイナミックな状況の間にIが変化することはない(インダクタ内の電流の慣性)と仮定した場合、IOUTがI(=IMAX)に達すると直ちにIaddは0に達し(04)、Iout=IMAX(03)となり、Ioutのさらなる上昇は非常に緩慢にのみ生じることができる。このことは、ダイオードを理想的な素子と見なした場合、電流制限器の動作は回路のトポロジにのみ基づき(単純な計算式)、いかなる遅延にも依存することはないことを示す。
この場合、インダクタLを流れる電流は非常に迅速に変化することがないので、該インダクタLは電流Ioutの電流上昇を制限する。したがって、電流センサ28に接続され電圧センサ29を有するアーク検出回路27は、アークを検出するのに十分な時間と、アークが検出された場合にはスイッチSを開放することにより、コンデンサCが放電してプラズマ室3内のアークへの給電を阻止するのに十分な時間とを有する。電流センサ28は、プラズマ室3と電源2との間の電流を測定する。
図2bを参照すると、この特性をより明瞭に理解できる。Ioutが0である場合、Iaddは電流制限設定点(破線10)に等しい。Ioutが電流制限設定点に等しい場合、Iaddは0になる。Ioutが電流制限設定点を超えようとする場合(すなわちtとtとの間)、Iaddは負になってしまい、このことはダイオードD1〜D4によって阻止される。したがって、遅延時間はダイオードの逆回復時間であるから、逆回復時間が非常に短いダイオードを使用することにより、この作用を無視できる程度にする。リカバリー時間が180nsであるSKKD150F12等の高速なシリコンダイオードで十分であるが、最新のSiCダイオードも使用することができる。これらのダイオードは逆電流を有さない‐スイッチオフ時間が無視できる程度である‐と見なされるので、現在では実際に「ゼロ時間」を実現することが可能である。電流を制限するためにはダイオードが使用される。このダイオードはフリーホイールダイオードとしても作用する。
図3bに、電流源101とダイオード102とを有する簡略的な電流変化分制限装置100が示されている。理想的な電流源は、該電流源自体の電流のみを通し、それ以外は流れない。
図4に、電流変化分制限装置40の択一的な実施形態が示されている。電流変化分制限装置40は半導体装置41を有し、該半導体装置41は、プラズマ室3と電源2との間に直列接続されている。電流源42が、バイポーラトランジスタとして形成された補助半導体装置43のエミッタとコレクタとに接続されており、該補助半導体装置43のベースは、半導体装置41のエミッタとフィードバック抵抗器Rとの間に接続されている。このような構成により、半導体装置41のベースに供給される電流を設定することができる。通常動作時には、電流源42は半導体装置41のベースに給電し、該半導体装置41のコレクタ‐エミッタ間を低いインピーダンス状態に維持することにより、電流Ioutは制限なく流れることができる。電流Ioutは抵抗器Rにおいて電圧Uを生成する。この電圧が上昇して補助半導体装置43のベース‐エミッタ閾値を超えると、補助半導体装置43は導通し、電流源42からの電流は補助半導体装置43に直接流れ、半導体装置41のベースおよびエミッタにはもはや流れなくなる。このことにより、Ioutの電流上昇も制限される。というのも、半導体装置41はより高いインピーダンス状態に変化するからである。電流制限設定点は、抵抗器Rの抵抗値の選択によって設定することができる。抵抗器Rのインピーダンスが制御可能である場合、電流制限設定点を制御することができる。半導体装置41および補助半導体装置43はバイポーラトランジスタとすることができる。このようにして、電流制限装置40の構成が容易になる。
図5aは、MOSFETスイッチの伝達特性の一例を示す。MOSFETスイッチは、電圧制御される半導体装置である。所定の電流までは、MOSFETは該MOSFETを流れる電流を制限しない。この電流が所定の電流を超えようとすると、所定の電流に制限される。図中の例では、補助電圧源を使用してたとえば5Vの電圧をMOSFETのゲートに印加することにより、約13Aの飽和電流を設定する。
図5bに、電圧制御されるバイポーラ半導体装置であるIGBTの伝達特性の一例が示されている。ゲートにおいて6.5Vの電圧を設定することにより、飽和電流は13Aに設定される。このことは、出力電流Ioutが13Aを超えて上昇できなくなることを示唆する。
図5cに、電流制御されるバイポーラ半導体装置であるバイポーラNPNトランジスタの出力特性の一例が示されている。電流1Aをトランジスタのベースに供給することにより、飽和電流は約7Aに設定され、出力電流が超えてはならない所定の電流となる。

Claims (21)

  1. プラズマ室(3)と電源(2)との間に流れる電流(Iout)の電流変化分を制限する方法であって、
    該電源(2)と該プラズマ室(3)との間の電流路に設けられた電流変化分制限装置(7,40)によって設定された所定の電流を該電流(Iout)が超えた場合、該電流変化分di/dtを制限する方法において、
    該電源(2)と該プラズマ室(3)との間の電流路に設けられたインダクタ(L)にDC電流を供給することにより、該インダクタ(L)をプリチャージすることを特徴とする方法。
  2. 前記電源(2)は電圧源として動作する、請求項1記載の方法。
  3. 前記プラズマ室(3)と前記電源(2)との間に流れる電流を測定する、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記インダクタ(L)を流れる電流を測定する、請求項1または2記載の方法。
  5. 前記所定の電流を、通常動作最大期待電流より高くなるように選択する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記電流変化分制限装置(7,40)に電流制限設定点を入力する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記DC電流を、前記プラズマ室(3)と前記電源(2)との間に流れる電流に依存して制御する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記電流変化分制限装置の電圧(UCL)を測定する、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記電流変化分制限装置(7,40)の電圧(UCL)が所定値を超える場合、アークが検出される、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記電流変化分di/dtを制限した後に、前記電源(2)と前記プラズマ室(3)との間の電流路を中断する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. プラズマ室(3)と電源(2)との間に流れる電流(Iout)の電流変化分di/dtを制限するために電源(2)とプラズマ室(3)との間の電流路に設けられる電流変化分制限装置において、
    非線形装置およびインダクタ(L)を有し、
    該インダクタ(L)にDC電流を供給することによって該インダクタ(L)はプリチャージされることを特徴とする、電流変化分制限装置。
  12. 前記電源(2)は電圧源である、請求項11記載の電流変化分制限装置。
  13. 前記プラズマ室(3)と前記電源(2)との間に流れる電流を測定するための測定装置(25)が設けられている、請求項11または12記載の電流変化分制限装置。
  14. 電流制限設定点を入力するための入力端(8)を有する、請求項11から13までのいずれか1項記載の電流変化分制限装置。
  15. 電圧源(21)または電流源(42)を有する、請求項11から14までのいずれか1項記載の電流変化分制限装置。
  16. 前記非線形装置はダイオードを含む、請求項11から15までのいずれか1項記載の電流変化分制限装置。
  17. 前記DC電圧は、補助電源(23)に接続されたダイオードブリッジ回路によって供給される、請求項11から16までのいずれか1項記載の電流変化分制限装置。
  18. 電源(2)とプラズマ室(3)との間の電流路に設けられる電流変化分制限回路において、
    該プラズマ室(3)と該電源(2)との間に流れる電流(Iout)が所定の電流を超えた場合に該電流(Iout)の電流変化分di/dtを制限する直接応答回路と、
    該電源と該プラズマ室との間に電流が流れるのを中断するための間接応答回路とが設けられていることを特徴とする、電流変化分制限回路。
  19. 請求項11から16までのいずれか1項記載の電流変化分制限装置を含む、請求項18記載の電流変化分制限装置。
  20. 前記間接応答回路は、測定装置に応答する半導体スイッチを含む、請求項19記載の電流変化分制限回路。
  21. 電源(2)と、プラズマ室(3)と、請求項11から17までのいずれか1項記載の電流変化分制限回路(7,40)とを有することを特徴とする、真空処理装置。
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