JP2009176697A

JP2009176697A - マルチカラーペンライト

Info

Publication number: JP2009176697A
Application number: JP2008043573A
Authority: JP
Inventors: Junji Kihara; 淳二木原
Original assignee: ASUWAN KK
Current assignee: ASUWAN KK
Priority date: 2008-01-28
Filing date: 2008-01-28
Publication date: 2009-08-06

Abstract

【課題】音楽ライブなどで、イメージカラーの違う人や曲に対応するために、一本で所望の色と輝度の発光が可能なペンライトを提供する。
【解決手段】電源４と、光の三原色（赤色、緑色、青色）のそれぞれを発光する少なくとも三個の単色ＬＥＤを内蔵し、色ごとのＬＥＤの輝度を変化させるための輝度調節電圧可変回路、および光拡散板９を実装したペンライトにより、所望の色と輝度の発光を得ることができる。
【選択図】図３

Description

本発明は、バラエティに富んだ色の光を発光できるペンライトに関する。

従来のペンライトには、単色発光のものや、有限個の何通りかの色が出せるものが有る。

マイコンにより制御されたフルカラーＬＥＤを用いて、パターンの決まった発色を行うペンライトが有るが、任意の所望の色を選ぶことは出来ない。

特許文献１に示すように、フルカラーＬＥＤを使用したペンライトが発明されているが、「光の三原色（赤色、緑色、青色）のそれぞれを発光する少なくとも三個の単色ＬＥＤを内蔵する」という物ではない。
また、コスト面では一個のフルカラーＬＥＤよりも、単色ＬＥＤを複数使用する方が、同じ輝度を得るためには安価である。
特願平１１−２６８４５９

従来のペンライトは、あらかじめ決められた色の発光しか出来ないものばかりであった。音楽ライブ等で、何人もの歌手が登場する場合や何曲もの曲が上演される場合、それぞれの人や曲の持つ「イメージカラー」を発光させるために、何本ものペンライトを用意しておく必要があった。

本発明は、電源と、光の三原色（赤色、緑色、青色）のそれぞれを発光する少なくとも三個の単色ＬＥＤを内蔵し、色ごとのＬＥＤの輝度を変化させて、所望の合成色の発光を得る構成としたことを特徴とするペンライトを提供するものである。

本発明は、上記の単色ＬＥＤの個々に印加される電圧を色別に調節し、輝度を色別に調節する「輝度調節電圧可変回路」を内蔵したことを特徴とする上記ペンライトを提供するものである。

本発明は、上記の「輝度調節用電圧可変回路」の電圧可変素子として可変抵抗器を用い、可変抵抗器を単色ＬＥＤの色ごとに接続した構成を有することを特徴とする、上記ペンライトを提供するものである。

上記のように、一本のペンライトで、あらゆる色や輝度の光を発光させることができ、何本ものペンライトを用意する煩わしさから開放される。

以下、本発明の実施の形態を図１〜３に基づき説明する。図１は本発明の実施形態を示すペンライトの外観図。図２は同ペンライトの輝度調節を行うために実装された装置の回路図。図３は同ペンライトの一部を断面にして内部構造を示す側面図である。

図１に示すように、中空棒状の透過材からなる発光部３の片端にグリップ部１を有し、そのグリップ部に輝度調節部２（形はスライド式、回胴式など限定はしない）を有する。この輝度調節部を手動で調節することによって発光部３から所望の色を発光させる。

図２に示すように、光の三原色を発光する、赤色単色ＬＥＤ７ａ、緑色単色ＬＥＤ７ｂ、青色単色ＬＥＤ７ｃの個々に、輝度調節電圧可変回路を構成する可変抵抗器８ａ，８ｂ，８ｃを直列に接続し、それぞれの構造を並列に接続している。
さらにこの構造と、電源電池４、ＬＥＤ破損防止用抵抗器５、および主電源スイッチ６を直列に接続している。

求める性能（輝度）によって、同じ色同士のＬＥＤを回路に追加することができる。ＬＥＤ７ｄ，７ｅ．．．が追加したＬＥＤである。このように単色ＬＥＤを複数使用した場合には、これらを並列にして、一個の共通の可変抵抗器に接続する。これにより、同じ色のＬＥＤ同士には同じ電圧が印加できるため、三つの可変抵抗器で調節が可能となる。

図３に示すように、上記のＬＥＤから成るＬＥＤ群１０、電源電池４、抵抗器５、およびそのほかの配線をグリップ部１に内蔵し、そのグリップ部１に、主電源スイッチ６と前記輝度調節部２を設ける。
輝度調節部２は、それを構成する可変抵抗器８ａ，８ｂ，８ｃの個々を操作する三個の操作部を有する。各可変抵抗器８ａ，８ｂ，８ｃの抵抗値を変化させることにより、各色のＬＥＤの個々の輝度を変化させることができる。

図１の発光部３と、図３のＬＥＤ群と対向して設けた光拡散板９は、白濁色の光透過性がある素材を用いる。
図３のＬＥＤ群１０から射出された光は、光拡散板９に当たり混合され拡散される。その光が図１の発光部３の壁面に当たり、さらに拡散されることで、所望の輝度と色の発光を実現する。

本発明の実施形態を示すペンライトの外観図同ペンライトの輝度調節を行うために実装された部品の回路図同ペンライトの一部を断面にして内部構造を示す側面図

符号の説明

１グリップ部
２輝度調節部
３発光部
４電源電池
５ＬＥＤ破損防止用抵抗器
６主電源スイッチ
７ａ，７ｂ，７ｃ．．．光の三原色（赤色、緑色、青色）のそれぞれを発光する少なくとも三個の単色ＬＥＤ（７ｄ，７ｅ．．．が数量の拡張を示す）
８ａ，８ｂ，８ｃ可変抵抗器
９光拡散板
１０基板に取り付けられた複数のＬＥＤ群

Claims

電源と、光の三原色（赤色、緑色、青色）のそれぞれを発光する少なくとも三個の単色ＬＥＤを内蔵し、色ごとにＬＥＤの輝度を変化させて、所望の色と輝度の発光を得る構成としたことを特徴とするペンライト。
上記の単色ＬＥＤの個々に印加される電圧を色別に調節し、輝度を色別に調節する「輝度調節電圧可変回路」を内蔵したことを特徴とする請求項１記載のペンライト。
上記の「輝度調節用電圧可変回路」の電圧可変素子として可変抵抗を用い、可変抵抗を単色ＬＥＤに、色別に接続した構成を有することを特徴とする、請求項２記載のペンライト。