JP2009175212A - 電気光学装置の制御方法、電気光学装置、および電子機器 - Google Patents

電気光学装置の制御方法、電気光学装置、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】画像をインタレース表示するにあたって、奇数行の画素と偶数行の画素とに対する駆動回数のバランスを改善してベタ表示においてもフリッカが発生しない電気光学装置の制御方法、電気光学装置、および電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学装置100では、複数の走査線3と複数のデータ線6との交差に対応して複数の画素11が配列されており、インタレース制御部50からの制御により、複数の走査線3のうち、奇数本目の走査線3を駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線3を駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像を表示する。インタレース制御部50において、フィールド選択部53は、奇数フィールドが実行された奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドが実行された偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮するように、画像表示を開始する際のフィールド、あるいは画像表示を終了する際のフィールドを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶装置や有機エレクトロルミネッセンス(以下有機ELという)装置などといった電気光学装置の制御方法、当該制御方法を採用した電気光学装置、および当該電気光学装置を備えた電子機器に関するものである。
電気光学装置として代表的なものとしては、液晶装置や有機EL装置などが挙げられ、かかる電気光学装置は、互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応する複数の画素が設けられている。
かかる電気光学装置において、画像をインタレース表示する場合には、図9(a)に示すように、複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を順次駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を順次駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像を表示する。
かかるインタレース表示を行なう際に、奇数フィールドと偶数フィールドとの間に輝度差があると、フリッカ(ちらつき)が発生するという問題点があるため、液晶装置においては、配向膜や液晶の種類、駆動素子や駆動方法の改良が試みられている。例えば、隣接する画素に供給するデータ信号を補正してフリッカの発生を防止する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平04−296173号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法を採用しても、ベタの画像を表示した際には信号補正の効果がないので、フリッカを防止することができないという問題点がある。
ここに、本願発明者は、画素を駆動した際のストレスが累積することに起因する微視的な劣化により輝度特性が画素毎に輝度特性がシフトするという新たな観点からフリッカ対策を検討し、フリッカを解消することを提案するものである。すなわち、本願発明者は、奇数フィールドから画像表示を開始した以降、図9(b)に示すように、常に偶数フィールドで終了すれば、奇数番目の走査線に対応する画素(奇数行の画素)と、偶数番目の走査線に対応する画素(偶数行の画素)との間で駆動回数が均等であるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しく輝度特性に差が発生しないが、図9(c)に示すように、画像表示が奇数フィールドで終了するという事態が頻繁に発生すると、奇数行の画素は、偶数行の画素より多く駆動されることになり、奇数行の画素では偶数行の画素に比して微視的な劣化度合いが大きくなる結果、輝度特性に差が発生し、フリッカが発生するという考えに到達した。かかる微視的な劣化とは、液晶装置において交流を採用した場合でも画素に印加されるDC成分の累積ストレスなどに起因するものと考えられ、有機EL装置においては通電時間や電流レベルに起因する有機EL素子への熱ストレスの累積などに起因するものと考えられる。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、画像をインタレース表示するにあたって、奇数行の画素と偶数行の画素とに対する駆動回数のバランスを改善してベタ表示においてもフリッカが発生しない電気光学装置の制御方法、当該制御方法を採用した電気光学装置、および当該電気光学装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して複数の画素が配列された画像表示部において、前記複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を順次駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を順次駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像をインタレース表示する電気光学装置の制御方法において、前記奇数フィールドの累積実行回数と前記偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮するように、画像表示を開始する際のフィールドを前記奇数フィールドと前記偶数フィールドとの間で切り換えることを特徴とする。
本発明において、「画像表示」とは、外部操作などに基づいて走査線に対する駆動を開始した後、1乃至複数のフレームによって画像を表示し、しかる後に、外部操作などに基づいて走査線に対する駆動を停止するまでの一連の動作のことを意味する。
本発明では、画像をインタレース表示する際、開始するフィールドを奇数フィールドと偶数フィールドとの間で切り換え、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数の差を圧縮する。このため、奇数番目の走査線に対応する画素(奇数行の画素)と、偶数番目の走査線に対応する画素(偶数行の画素)が駆動される回数が均等である。従って、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なったときでもフリッカが発生しない。
本発明において、画像表示を終了した際、前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドのうち、いずれのフィールドで終了したかを記憶しておき、前回の画像表示の際、前記奇数フィールドで終了したときは、今回の画像表示を前記偶数フィールドから開始し、前回の画像表示の際、前記偶数フィールドで終了したときは、今回の画像表示を前記奇数フィールドから開始する構成を採用することができる。このように構成すると、奇数行の画素と偶数行の画素が駆動される回数が均等になるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
本発明において、前回までの画像表示における前記奇数フィールドの累積実行回数および前記偶数フィールドの累積実行回数を記憶しておき、前記奇数フィールドの累積実行回数と前記偶数フィールドの累積実行回数との差が所定回数以上になったとき、今回あるいは今回以降の画像表示を、累積実行回数が少ない方のフィールドから開始する構成を採用してもよい。このように構成すると、奇数行の画素と偶数行の画素が駆動される回数が均等になるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
本発明において、1回あるいは複数回の画像表示の度に、画像表示を開始する際のフィールドを前記奇数フィールドと前記偶数フィールドとの間で切り換える構成を採用してもよい。このように構成すると、奇数行の画素と偶数行の画素が駆動される回数が均等になるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
本発明において、画像表示を終了した際、前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドのうち、いずれのフィールドの何本目の走査線に対する駆動で終了したかを記憶しておき、今回の画像表示を行なう際、前記走査線に対する駆動を、前回の画像表示で終了した走査線の次の走査線に対する駆動から開始することが好ましい。このように構成すると、奇数行の画素と偶数行の画素が駆動される回数が均等になるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。また、奇数行の画素内、および偶数行の画素内でも、駆動される回数が均等になるため、いずれの画素においても微視的な劣化の度合い等しく、いずれの画素でも輝度特性が等しい。それ故、品位の高い画像を表示することができる。
本発明の別の形態では、互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して複数の画素が配列された画像表示部において、前記複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を順次駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を順次駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像をインタレース表示する電気光学装置の制御方法において、前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドのうち、画像表示を開始した際のフィールドとは反対のフィールドで画像表示を終了することを特徴とする。
本発明では、奇数行の画素と偶数行の画素が駆動される回数が均等になるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
本発明に係る制御方法は、以下の構成を備えた電気光学装置により実施することができる。すなわち、本発明では、互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して複数の画素が配列された画像表示部において、インタレース制御部からの制御により、前記複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像をインタレース表示する電気光学装置において、前記インタレース制御部は、前記奇数フィールドの累積実行回数と前記偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮するように、画像表示を開始する際のフィールド、あるいは画像表示を終了する際のフィールドを選択するフィールド選択部を備えていることを特徴とする。
本発明では、奇数行の画素と偶数行の画素が駆動される回数が均等になるため、奇数行の画素と偶数行の画素とでは微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
本発明を適用した電気光学装置は、例えば、液晶装置あるいは有機EL装置として構成される。本発明によれば、液晶装置において交流を採用した場合でも画素に印加されるDC成分の累積ストレスなどによって奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生することを防止できる。また、有機EL装置においては、通電時間や電流レベルに起因する有機EL素子への熱的ストレスの累積などによって奇数行の画素と偶数行の画素との間に輝度特性の差が発生することを防止できる。
本発明を適用した電気光学装置は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、投射型表示装置などの電子機器に用いられる。
以下、本発明の実施の形態を説明するが、その前に各実施形態で共通な液晶装置の構成を説明する。なお、画素トランジスタとして用いた薄膜トランジスタでは、印加する電圧によってソースとドレインが入れ替わるが、以下の説明では、説明の便宜上、画素電極が接続されている側をドレインとして説明する。
(本発明を適用した液晶装置の構成)
図1は、本発明を適用した電気光学装置(液晶装置)の電気的な構成を示すブロック図である。図1に示す電気光学装置100は液晶装置であり、一対の基板(素子基板および対向基板)との間に液晶を保持した構成を有している。かかる電気光学装置100において、画像表示領域10には、互いに交差するX方向およびY方向に延在する複数の走査線3および複数のデータ線6との交差に対応する位置に複数の画素11が形成されている。複数の画素11の各々には、画素電極を制御するための画素スイッチング用の薄膜トランジスタ12(画素トランジスタ)が形成されている。
かかる画像表示領域10に対しては、素子基板上に形成された駆動回路、素子基板上に実装された駆動用ICなどによって、走査線3に接続された走査線駆動回路(奇数用走査線駆動回路31および偶数用走査線駆動回路32)と、データ線6に接続されたデータ線駆動回路40とが構成されている。データ線6は、薄膜トランジスタ12のソースに電気的に接続されており、データ線駆動回路40は、データ線6に画像信号を線順次で供給する。走査線3は、薄膜トランジスタ12のゲートに電気的に接続されており、走査線駆動回路(奇数用走査線駆動回路31および偶数用走査線駆動回路32)は、走査線3に走査信号を線順次で供給する。画素電極は、薄膜トランジスタ12のドレインに電気的に接続されており、電気光学装置100では、走査信号によって薄膜トランジスタ12を一定期間だけそのオン状態とすることにより、データ線6から供給される画像信号を各画素11の液晶容量14に所定のタイミングで書き込む。液晶容量14に書き込まれた所定レベルの画像信号は、画素電極と、対向基板あるいは素子基板に形成された共通電極との間で一定期間保持される。液晶容量14には、保持容量13が並列に接続された構成になっている。本形態では、保持容量13を構成するにあたって、走査線3と並行するように容量線4が形成されているが、前段の走査線3との間に保持容量13が形成される場合もある。なお、容量線4は通常、共通電位に保持される。
このように構成した電気光学装置100において、本形態では、画像をインタレース表示する。このため、複数本の走査線3のうち、上から奇数本目の走査線3は、奇数用走査線駆動回路31に接続され、かかる奇数用走査線駆動回路31から走査信号が順次供給される。また、上から偶数本目の走査線3は、偶数用走査線駆動回路32に接続され、かかる偶数用走査線駆動回路32から走査信号が順次供給される。
奇数用走査線駆動回路31および偶数用走査線駆動回路32は各々、インタレース制御部50の同期制御回路51から出力される開始パルス(第1の開始パルスSPv1、第2の開始パルスSPv2)、およびシフトクロックCKvに基づいて信号を生成するシフトレジスタ31a、32aと、シフトレジスタ31a、32aから出力された信号に昇圧などを行なって走査線3に走査信号として出力する出力回路31b、32bとを備えている。かかる出力回路31b、32bは、レベルシフタ回路やバッファ回路により構成されている。
データ線駆動回路40は、同期制御回路51から出力される開始パルスSPh、およびシフトクロックCKhに基づいて選択パルスを生成するシフトレジスタ40aと、サンプルホールド回路40bと、出力回路40cとを備えており、サンプルホールド回路40bは、選択パルスに応答して、画像信号RGBをサンプリングし保持する。
(インタレース制御部50の構成)
このように構成した電気光学装置100において、本形態では、奇数番目の走査線3に対応する画素11(奇数行の画素11)と、偶数番目の走査線3に対応する画素11(偶数行の画素11)が駆動される回数を均等化することにより、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間の微視的な劣化度合いを同等とし、フリッカの発生を防止する。そのため、本形態の電気光学装置100において、インタレース制御部50は、記憶部530を備えたフィールド選択部53を備えており、フィールド選択部53は、以下に各実施の形態を説明するように、奇数フィールドが実行された奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドが実行された偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮するように、画像表示を開始する際のフィールド、あるいは画像表示を終了する際のフィールドを選択する。
なお、以下に説明するいずれの実施の形態でも、外部でのスイッチ操作に基づいて画像表示を開始すべき旨の信号ON、および外部でのスイッチ操作に基づいて画像表示を終了すべき旨の信号OFFがインタレース制御部50に入力され、かかる信号入力に基づいて、画像表示の開始、および画像表示の終了が実行される。また、以下に説明するいずれの実施の形態でも、液晶容量14に印加される電圧の極性が1フィールド毎に反転するようになっている。
[実施の形態1]
図2は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。本形態に係る電気光学装置100において、図1に示すフィールド選択部53は、画像表示を終了した際、奇数フィールドおよび偶数フィールドのうち、いずれのフィールドで終了したかを記憶部530によって記憶しておき、前回の画像表示の際、奇数フィールドで終了したときは、今回の画像表示を偶数フィールドから開始し、前回の画像表示の際、偶数フィールドで終了したときは、今回の画像表示を奇数フィールドから開始する。
より具体的に説明すると、本形態の電気光学装置100では、図2(a)に示すように、まず最初に、外部操作に基づいて表示オンとの信号ONが入力されて画像表示を行なう際、インタレース制御部50の同期制御回路51が、奇数用操作線駆動回路31に第1の開始パルスSPv1を出力すると、奇数用操作線駆動回路31から奇数本目の走査線3に対して走査信号が順次出力される。その結果、奇数行の画素11には順次、データ線6から画像信号が入力され、奇数フィールドが実行される。次に、同期制御回路51が、偶数用操作線駆動回路32に第2の開始パルスSPv2を出力すると、偶数用操作線駆動回路32から偶数本目の走査線3に対して走査信号が順次出力される。その結果、偶数行の画素11には順次、データ線6から画像信号が入力され、偶数フィールドが実行される。このようにして1フレーム分の画像が表示される。かかる動作は繰り返し実行され、画像表示領域10には、画像信号に対応する画像がインタレース表示されることになる。
かかる表示を行なっているうちに、例えば、時刻t11において、表示オフとの信号OFFが入力されて画像表示を終了する際、同期制御回路51は、奇数用操作線駆動回路31に第1の開始パルスSPv1を出力した後、偶数用操作線駆動回路32には第2の開始パルスSPv2を出力しない。このため、奇数フィールドで画像表示が終了する。かかる結果は、記憶部530によって記憶される。
その後、表示オンとの信号ONが入力されて再び画像表示を行なう際、記憶部530では、前回の画像表示の際、奇数フィールドで終了したと記憶されているので、フィールド選択部53は、同期制御回路51に対して、偶数用操作線駆動回路32に第2の開始パルスSPv2を出力するように指令する。その結果、今回の画像表示を行なう際は、図2(c)に示すように、偶数フィールドから開始される。それ以降は、奇数フィールドと偶数フィールドとが交互に実行される。
これに対して、例えば、図2(a)に示す時刻t12において、表示オフとの信号OFFが入力されて画像表示を終了する際、同期制御回路51は、偶数用操作線駆動回路32に第2の開始パルスSPv2を出力した後、奇数用操作線駆動回路31には第1の開始パルスSPv1を出力しない。このため、偶数フィールドで画像表示が終了する。かかる結果は、記憶部530によって記憶される。
その後、表示オンとの信号ONが入力されて再び画像表示を行なう際、記憶部530では、前回の画像表示の際、偶数フィールドで終了したと記憶されているので、フィールド選択部53は、同期制御回路51に対して、奇数用操作線駆動回路31に第1の開始パルスSPv1を出力するように指令する。その結果、今回の画像表示を行なう際は、図2(b)に示すように、奇数フィールドから開始され、それ以降、奇数フィールドと偶数フィールドとが交互に実行される。
かかる動作は、その後も、画像表示の開始および終了が行なわれる度に実行される。このため、それ以降、画像表示が奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれのフィールドで終了した場合でも、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮することができる。従って、奇数番目の走査線3に対応する画素11(奇数行の画素11)と、偶数番目の走査線3に対応する画素11(偶数行の画素11)が駆動される回数が均等であるため、奇数行の画素11と偶数行の画素11とでは、液晶に対するDC成分の残留電荷などに起因する微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、インタレース方式を採用した場合において、ベタ表示を行なったときでもフリッカが発生しない。
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。実施の形態1では、1回の画像表示を行なう度に、前回の画像表示がいずれのフィールドで終了したかに基づいて今回の画像表示を開始すべきフィールドを選択する構成であったが、本形態では、図1に示すフィールド選択部53において、前回までの画像表示における奇数フィールドの累積実行回数および偶数フィールドの累積実行回数を記録部530で記憶しておき、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数との差が所定の設定値以上になったとき、今回あるいは今回以降の画像表示を、累積実行回数が少ない方のフィールドから開始する。
より具体的に説明すると、本形態の電気光学装置100では、まず、図3(a)に示すように、奇数フィールドから画像表示を開始する。そして、奇数フィールドで画像表示が終了した場合、および偶数フィールドで画像表示が終了した場合のいずれにおいても、次に画像表示を行なう際は、図3(b)に示すように、奇数フィールドから開始する。かかる動作は当分の間、続行される。但し、記録部530には、奇数フィールドの累積実行回数および偶数フィールドの累積実行回数、あるいは奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数との差が記憶される。
そして、フィールド選択部53は、画像表示を行なう度に記憶部530での記憶内容を確認し、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数との差が設定値以上になるまでは、図3(b)に示すように、画像表示を奇数フィールドから開始する。
これに対して、今回の画像表示を行なう際、記憶部530での記憶内容を確認した結果、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数との差が設定値以上になっている場合には、図3(c)に示すように、今回の画像表示は偶数フィールドから開始する。このような偶数フィールドからの画像表示は1回ないし複数回行なわれる。その結果、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数との差が圧縮されることになる。なお、偶数フィールドからの画像表示を設定値に相当する回数を行なえば、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数とが同一である状態に復帰することができる。
このように本形態では、奇数番目の走査線3に対応する画素11(奇数行の画素11)と、偶数番目の走査線3に対応する画素11(偶数行の画素11)が駆動される回数を均等化するため、奇数行の画素11と偶数行の画素11とでは、液晶に対するDC成分の残留電荷などに起因する微視的な劣化の度合いが等しい。それ故、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間に輝度特性の差が発生しないので、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
[実施の形態3]
図4は、本発明の実施の形態3に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。実施の形態1、2では、前回の画像表示がいずれのフィールドで終了したかに基づいて今回の画像表示を開始すべきフィールドを選択する構成であったが、本形態では、図1に示すフィールド選択部53において、前回あるいは前回までの画像表示において奇数フィールドで終了したか、あるいは偶数フィールドで終了したかにかかわらず、前回の画像表示において、奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれのフィールドから開始したかを記録部530で記憶しておき、今回の画像表示を行なう際には、前回の画像表示とは反対のフィールドから開始する。
より具体的に説明すると、本形態の電気光学装置100では、まず、図4(a)に示すように、奇数回目の画像表示の際は、奇数フィールドから開始し、外部から表示オフとの信号OFFが入力された時点で画像表示を終了する。
そして、今回の表示(偶数回目の画像表示)を行なう際、前回の画像表示が奇数フィールドで終了したか、あるいは偶数フィールドで終了したかにかかわらず、図4(b)に示すように、前回とは反対のフィールド、すなわち、偶数フィールドから画像表示を開始する。
このように構成した場合も、奇数番目の走査線3に対応する画素11(奇数行の画素11)と、偶数番目の走査線3に対応する画素11(偶数行の画素11)が駆動される回数を均等化することができるため、奇数行の画素11と偶数行の画素11とでは、液晶に対するDC成分の残留電荷などに起因する微視的な劣化の度合いが等しい。それ故、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間に輝度特性の差が発生しないので、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
[実施の形態4]
図5は、本発明の実施の形態4に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。実施の形態1〜3では、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間での駆動回数を均等化する構成であったが、本形態では、さらに、奇数行の画素11内、および偶数行の画素11内での各画素11の駆動回数を均等化する。すなわち、本形態では、図1に示すフィールド選択部53において、画像表示を終了した際、奇数フィールドおよび偶数フィールドのうち、いずれのフィールドの何本目の走査線3に対する駆動で終了したかを記憶部530に記憶しておき、今回の画像表示を行なう際、走査線3に対する駆動を、前回の画像表示で終了した走査線3の次の走査線3に対する駆動から開始する。
より具体的に説明すると、本形態の電気光学装置100では、例えば、図5(a)に示すように、偶数フィールドにおける第2本目の走査線3(画像表示領域10全体では第4本目の走査線3)で表示を終了した場合、かかる内容を記録部530に記録しておく。
そして、今回の画像表示を行なう際は、図5(b)に示すように、偶数フィールドにおける第3本目の走査線3(画像表示領域10全体では第6本目の走査線3)から画像表示を開始する。このような制御は、図1に示す出力回路31b、32bのゲート回路を設け、所定の走査線3に走査信号を出力する時間まで走査信号の出力を停止するなどの構成により実現することができる。
かかる動作は、画像表示の終了および開始が行なわれる度に実装される。このため、画像表示が奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれの走査線3で終了した場合でも、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数の差を圧縮することができる。従って、奇数番目の走査線3に対応する画素11(奇数行の画素11)と、偶数番目の走査線3に対応する画素11(偶数行の画素11)が駆動される回数が均等であるため、奇数行の画素11と偶数行の画素11とでは、液晶に対するDC成分の残留電荷などに起因する微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
また、奇数行の画素11内、および偶数行の画素11内でも、各画素11における駆動回数が均等になるため、いずれの画素11においても微視的な劣化の度合い等しく、いずれの画素でも輝度特性が等しい。それ故、本形態によれば、品位の高い画像を表示することができる。
[実施の形態5]
図6は、本発明の実施の形態5に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。実施の形態1〜4では、画像表示を開始する際のフィールドを制御することにより、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間での駆動回数を均等化する構成であったが、本形態では、画像表示を終了する際のフィールドを制御することにより、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間での駆動回数を均等化する。すなわち、本形態では、図1に示すフィールド選択部53において、画像表示を開始する際のフィールドが奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれに設定されているかを記憶部530に記憶しておき、画像表示を終了する際、画像表示を行なう際に開始するフィールドとは反対のフィールドで画像表示を終了する。
より具体的に説明すると、本形態の電気光学装置100では、図6に示すように、常に、奇数フィールドから画像表示を開始するとともに、時刻t11、および時刻t12のいずれのタイミングで表示オフとの信号OFFが入力された場合も、偶数フィールドで画像表示を終了する。このため、奇数フィールドの累積実行回数と偶数フィールドの累積実行回数を同一とすることができる。従って、奇数行の画素11と偶数行の画素11とでは、液晶に対するDC成分の残留電荷などに起因する微視的な劣化の度合いが等しいので、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間に輝度特性の差が発生しない。それ故、画像をインタレース表示した場合において、ベタ表示を行なってもフリッカが発生しない。
[有機EL装置への適用例]
上記実施の形態では、液晶装置に本発明を適用した例であったが、以下に説明する有機EL装置に本発明を適用してもよい。
図7は、本発明を適用した電気光学装置(液晶装置)の電気的な構成を示すブロック図である。図7に示す電気光学装置100は、有機EL装置であり、画像表示領域10には、複数の走査線3と、走査線3に対して交差する方向に延びる複数のデータ線6と、走査線3に対して並列して延在する複数の電源線7とを有している。また、複数の走査線3と複数のデータ線6との交差に対応する位置に複数の画素11が配置されている。データ線6にはデータ線駆動回路40が接続され、走査線3には走査線駆動回路(奇数用走査線駆動回路31および偶数用走査線駆動回路32)が接続されている。画像表示領域10の各々には、走査線3を介して走査信号がゲート電極に供給されるスイッチング用の薄膜トランジスタ12と、このスイッチング用の薄膜トランジスタ12を介してデータ線6から供給される画素信号を保持する保持容量13と、保持容量13によって保持された画素信号がゲート電極に供給される駆動用の薄膜トランジスタ16と、この薄膜トランジスタ16を介して電源線7に電気的に接続したときに電源線7から駆動電流が流れ込む画素電極(陽極層)と、この画素電極と陰極層との間に有機機能層が挟まれた有機EL素子15とが構成されている。
かかる構成によれば、走査線3が駆動されてスイッチング用の薄膜トランジスタ12がオンになると、そのときのデータ線6の電位が保持容量13に保持され、保持容量13が保持する電荷に応じて、駆動用の薄膜トランジスタ16のオン・オフ状態が決まる。そして、駆動用の薄膜トランジスタ16のチャネルを介して、電源線7から画素電極に電流が流れ、さらに有機機能層を介して対極層に電流が流れる。その結果、有機EL素子15は、これを流れる電流量に応じて発光する。
なお、図7に示す構成では、電源線7は走査線3と並列していたが、電源線7がデータ線6に並列している構成を採用してもよい。また、図7に示す構成では、電源線7を利用して保持容量13を構成していたが、電源線7とは別に容量線を形成し、かかる容量線によって保持容量13を構成してもよい。
このように構成した電気光学装置100においても、図1を参照して説明した電気光学装置100(液晶装置)と同様、画像をインタレース表示する。このため、複数本の走査線3のうち、上から奇数本目の走査線3は、奇数用走査線駆動回路31に接続され、かかる奇数用走査線駆動回路31から走査信号が順次供給される。また、上から偶数本目の走査線3は、偶数用走査線駆動回路32に接続され、かかる偶数用走査線駆動回路32から走査信号が順次供給される。また、奇数用走査線駆動回路31および偶数用走査線駆動回路32は各々、インタレース制御部50の同期制御回路51から出力される開始パルス(第1の開始パルスSPv1、第2の開始パルスSPv2)、およびシフトクロックCKvに基づいて信号を生成するシフトレジスタ31a、32aと、出力回路31b、32bとを備えている。データ線駆動回路40は、同期制御回路51から出力される開始パルスSPh、およびシフトクロックCKhに基づいて選択パルスを生成するシフトレジスタ40aと、サンプルホールド回路40bと、出力回路40cとを備えており、サンプルホールド回路40bは、選択パルスに応答して、画像信号RGBをサンプリングし保持する。
このように構成した電気光学装置100においても、図2〜図6を参照して説明した制御方法を採用して、奇数番目の走査線3に対応する画素11(奇数行の画素11)と、偶数番目の走査線3に対応する画素11(偶数行の画素11)が駆動される回数を均等化する。従って、奇数行の画素11と偶数行の画素11との間の微視的な劣化度合いを同等とすることができるので、フリッカの発生を防止することができる。
[電子機器への搭載例]
図8を参照して、上述した電気光学装置100を搭載した電子機器について説明する。図8(a)に、電気光学装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置100と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図8(b)に、電気光学装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。図6(c)に、電気光学装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置100に表示される。
なお、電気光学装置100が搭載される電子機器としては、図8に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した電気光学装置100が適用可能である。
本発明を適用した電気光学装置(液晶装置)の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態5に係る電気光学装置の制御方法を示す説明図である。 本発明を適用した電気光学装置(有機EL装置)の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明に係る液晶装置を用いた電子機器の説明図である。 従来の電気光学装置の問題点を示す説明図である。
符号の説明
3・・走査線、6・・データ線、10・・画像表示領域、11・・画素、31・・奇数用走査線駆動回路、32・・偶数用走査線駆動回路、40・・データ線駆動回路、50・・インタレース制御部、51・・同期制御回路、53・・フィールド選択部、100・・電気光学装置

Claims (9)

  1. 互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して複数の画素が配列された画像表示部において、前記複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を順次駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を順次駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像をインタレース表示する電気光学装置の制御方法において、
    前記奇数フィールドの累積実行回数と前記偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮するように、画像表示を開始する際のフィールドを前記奇数フィールドと前記偶数フィールドとの間で切り換えることを特徴とする電気光学装置の制御方法。
  2. 画像表示を終了した際、前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドのうち、いずれのフィールドで終了したかを記憶しておき、
    前回の画像表示の際、前記奇数フィールドで終了したときは、今回の画像表示を前記偶数フィールドから開始し、
    前回の画像表示の際、前記偶数フィールドで終了したときは、今回の画像表示を前記奇数フィールドから開始することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の制御方法。
  3. 前回の画像表示までの前記奇数フィールドの累積実行回数および前記偶数フィールドの累積実行回数を記憶しておき、
    前記奇数フィールドの累積実行回数と前記偶数フィールドの累積実行回数との差が所定回数以上になったとき、今回あるいは今回以降の画像表示を、累積実行回数が少ない方のフィールドから開始することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の制御方法。
  4. 1回あるいは複数回の画像表示の度に、画像表示を開始する際のフィールドを前記奇数フィールドと前記偶数フィールドとの間で切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の制御方法。
  5. 画像表示を終了した際、前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドのうち、いずれのフィールドの何本目の走査線に対する駆動で終了したかを記憶しておき、
    今回の画像表示を行なう際、前記走査線に対する駆動を、前回の画像表示で終了した走査線の次の走査線に対する駆動から開始することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の制御方法。
  6. 互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して複数の画素が配列された画像表示部において、前記複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を順次駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を順次駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像をインタレース表示する電気光学装置の制御方法において、
    前記奇数フィールドおよび前記偶数フィールドのうち、画像表示を開始した際のフィールドとは反対のフィールドで画像表示を終了することを特徴とする電気光学装置の制御方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の制御方法が実施されることを特徴とする電気光学装置。
  8. 互いに交差する方向に延在する複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して複数の画素が配列された画像表示部において、インタレース制御部からの制御により、前記複数の走査線のうち、奇数本目の走査線を駆動する奇数フィールドと、偶数本目の走査線を駆動する偶数フィールドとを交互に行なって画像をインタレース表示する電気光学装置において、
    前記インタレース制御部は、前記奇数フィールドの累積実行回数と前記偶数フィールドの累積実行回数との差を圧縮するように、画像表示を開始する際のフィールド、あるいは画像表示を終了する際のフィールドを選択するフィールド選択部を備えていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項7または8に記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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