JP2009174762A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エジェクタを用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、筐体の内部雰囲気を良好に冷却することができる冷却装置を提供すること。
【解決手段】蒸発器26で蒸発した低圧冷媒を周囲空気と熱交換させる熱交換器28と、熱交換器28の近傍に配設され、かつ駆動することにより熱交換器28の周囲に空気を送風する庫外送風ファン33と、熱交換器28を通過してエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を検知する冷媒温度センサ32と、冷媒温度センサ32により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、庫外送風ファン33による送風量を保持し、検知された冷媒温度が許容範囲の上限値を超える場合には、庫外送風ファン33による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が許容範囲の下限値を下回っている場合には、庫外送風ファン33による送風量を増大させる制御部40とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷却装置に関し、より詳細には、例えば自動販売機、冷蔵庫、冷凍/冷蔵ショーケース、あるいは飲料ディスペンサ等における断熱筐体の内部雰囲気を冷却する冷却装置に関する。
従来、例えば自動販売機、冷蔵庫、冷凍/冷蔵ショーケース、あるいは飲料ディスペンサ等における断熱筐体の内部雰囲気を冷却する冷却装置は、圧縮機、放熱器、蒸発器、エジェクタおよび気液分離器を主に備えて構成されている。
圧縮機は、供給された冷媒を圧縮して高温高圧の状態にするものである。放熱器は、圧縮機で高温高圧の状態にされ、該圧縮機から供給された冷媒(高圧冷媒)を放熱させて液化するものである。蒸発器は、断熱筐体の内部に配設されており、断熱筐体が複数ある場合には断熱筐体毎に配設されている。この蒸発器は、供給された冷媒を蒸発させるものである。エジェクタは、放熱器から供給された高圧冷媒を減圧させることによるエネルギーを利用して、蒸発器より吐出された低圧の冷媒(低圧冷媒)を吸引し、吸引した低圧冷媒を高圧冷媒と混合させ、該低圧冷媒を昇圧させた後に吐出するものである。気液分離器は、エジェクタから供給された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を圧縮機に送出する一方、液相冷媒を蒸発器に供給するものである。
上記圧縮機、放熱器、エジェクタおよび気液分離器が順次環状に接続され、かつエジェクタの低圧冷媒の吸入口と気液分離器の液相冷媒の吐出口との間に蒸発器が設けられることにより、冷媒循環回路が構成され、かかる冷媒循環回路で冷媒を相変化させながら循環させるようにしている。これにより、蒸発器の周辺領域は、冷媒が蒸発することにより熱を吸収するために冷却される。その結果、断熱筐体の内部雰囲気が冷却されることになる。
そのような冷却装置では、エジェクタにおいて、放熱器から供給された高圧冷媒を減圧させることによって蒸発器より吐出された低圧冷媒を吸引し、吸引した低圧冷媒を高圧冷媒と混合させ、低圧冷媒を昇圧させて吐出するので、圧縮機に送出される冷媒の圧力を高くすることができ、その結果、圧縮機の運転効率を向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−255764号公報
ところが、上述したような冷却装置は、図11に示すように、エジェクタの開度(絞り量)を変更しても冷媒循環回路における低圧側圧力、すなわち低圧冷媒の圧力が殆ど変化しないことから、エジェクタの開度を調整しても冷媒の蒸発温度を調整することが困難である。このように冷媒の蒸発温度を調整することが困難であることにより、上述した冷却装置では、蒸発器での冷媒と内部雰囲気との温度差が不足して該内部雰囲気を良好に冷却できないだけでなく、蒸発温度が下がり過ぎた場合には、冷媒循環回路での冷媒の循環量が不足して冷却能力が減少し、結果的に内部雰囲気を良好に冷却できない虞れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、エジェクタを用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、筐体の内部雰囲気を良好に冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る冷却装置は、圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された高圧冷媒を放熱させる放熱器と、筐体内に配設され、かつ供給された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記放熱器から供給された高圧冷媒を減圧させることによって前記蒸発器で蒸発した低圧冷媒を吸引し、該低圧冷媒を前記高圧冷媒と混合させて吐出するエジェクタと、前記エジェクタから吐出された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を前記圧縮機に送出する一方、液相冷媒を前記蒸発器に供給する気液分離手段とを有して成る冷媒循環回路を備え、該冷媒循環回路で冷媒を循環させることにより前記筐体の内部雰囲気を冷却する冷却装置において、前記蒸発器から前記エジェクタに至る経路に配設され、かつ該蒸発器で蒸発した低圧冷媒を周囲空気と熱交換させる熱交換器と、前記熱交換器の近傍に配設され、かつ駆動することにより該熱交換器の周囲に空気を送風する送風手段と、前記熱交換器を通過して前記エジェクタに吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、前記送風手段による送風量を保持し、検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超える場合には、前記送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が前記許容範囲の下限値を下回っている場合には、前記送風手段による送風量を増大させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却装置は、上述した請求項1において、前記蒸発器から前記熱交換器に至る経路の途中で分岐して該熱交換器から前記エジェクタに至る経路に合流する態様で配設され、導入した低圧冷媒を前記エジェクタに送出するためのバイパス経路と、前記バイパス経路に配設され、開閉することにより前記低圧冷媒がバイパス経路を通過することを許容、あるいは規制するバイパスバルブと、前記バイパス経路との分岐点から前記熱交換器に至る経路に配設され、開閉することにより前記低圧冷媒が熱交換器を通過することを許容、あるいは規制する熱交換バルブとを備え、前記制御手段は、常態においては、前記熱交換バルブを開成させ、かつ前記バイパスバルブを閉成させる一方、前記温度検知手段により検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超えていて前記送風手段が停止していた場合には、前記熱交換バルブを閉成させ、かつ前記バイパスバルブを開成させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る冷却装置は、上述した請求項1または請求項2において、前記筐体内における蒸発器の近傍に配設され、かつ駆動することにより該蒸発器の周囲に前記内部雰囲気を送風する内部送風手段を備え、前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超える場合には、前記内部送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が前記許容範囲の下限値を下回っている場合には、前記内部送風手段による送風量を増大させることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る冷却装置は、圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された高圧冷媒を放熱させる放熱器と、筐体内に配設され、かつ供給された冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記放熱器から供給された高圧冷媒を減圧させることによって前記蒸発器で蒸発した低圧冷媒を吸引し、該低圧冷媒を前記高圧冷媒と混合させて吐出するエジェクタと、前記エジェクタから吐出された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を前記圧縮機に送出する一方、液相冷媒を前記蒸発器に供給する気液分離手段とを有してなる冷媒循環回路を備え、該冷媒循環回路で冷媒を循環させることにより前記筐体の内部雰囲気を冷却する冷却装置において、前記筐体内における蒸発器の近傍に配設され、かつ駆動することにより該蒸発器の周囲に前記内部雰囲気を送風する内部送風手段と、前記エジェクタに吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、前記内部送風手段による送風量を保持し、検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超える場合には、前記内部送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が前記許容範囲の下限値を下回っている場合には、前記内部送風手段による送風量を増大させる送風量制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る冷却装置は、上述した請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする。
本発明の冷却装置によれば、蒸発器からエジェクタに至る経路に配設された熱交換器が蒸発器で蒸発した低圧冷媒を周囲空気と熱交換させ、熱交換器の近傍に配設された熱交換器が駆動することにより該熱交換器の周囲に空気を送風し、制御手段が、熱交換器を通過してエジェクタに吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、送風手段による送風量を保持し、検知された冷媒温度が許容範囲の上限値を超える場合には、送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が許容範囲の下限値を下回っている場合には、送風手段による送風量を増大させるので、低圧冷媒の蒸発温度を設定の範囲内に調整することができる。従って、エジェクタを用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、筐体の内部雰囲気を良好に冷却することができるという効果を奏する。
また、本発明の冷却装置によれば、筐体内における蒸発器の近傍に配設された内部送風手段が駆動することにより蒸発器の周囲に内部雰囲気を送風し、送風量制御手段がエジェクタに吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、内部送風手段による送風量を保持し、検知された冷媒温度が許容範囲の上限値を超える場合には、内部送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が許容範囲の下限値を下回っている場合には、内部送風手段による送風量を増大させるので、低圧冷媒の蒸発温度を設定の範囲内に調整することができる。従って、エジェクタを用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、筐体の内部雰囲気を良好に冷却することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る冷却装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。尚、以下においては、説明の便宜上冷却装置は自動販売機に適用されるものとして説明する。
<実施の形態1>
図1および図2は、それぞれ本発明の実施の形態1における冷却装置が適用された自動販売機を模式的に示すものであり、図1は正面断面図であり、図2は断面側面図である。ここに例示する自動販売機は、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱体として形成したものである。この本体キャビネット1には、その前面に外扉2および内扉3a,3bが設けてあり、その内部に例えば2つの断熱仕切板4a,4bによって仕切られた3つの独立した商品収容庫(筐体)5a,5b,5cが左右に並んだ態様で設けてある。より詳細に説明すると、外扉2は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのものであり、内扉3a,3bは、商品収容庫5a,5b,5cの前面を開閉するためのものである。この内扉3a,3bは、上下に分割してあり、上側の扉3aは商品Wを補充する際に開閉するものである。商品収容庫5a,5b,5cは、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品Wを所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。
商品収容庫5a,5b,5cには、商品収納ラック6、搬出機構7および搬出シュータ8がそれぞれ設けてある。商品収納ラック6は、商品Wを上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構7は、商品収納ラック6の下部に設けてあり、この商品収納ラック6に収納された商品群のうち最下段にある商品Wを1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ8は、搬出機構7から搬出された商品Wを商品取出口3cに導くためのものである。
上記本体キャビネット1の内部には、冷却装置10が配設してある。図3は、図1および図2に示した冷却装置10を概念的に示した概念図である。
ここに例示する冷却装置10は、冷媒循環回路20および制御部40を有して成るものである。冷媒循環回路20は、圧縮機21と、ガスクーラ(放熱器)22と、エジェクタ23と、気液分離器(気液分離手段)24と、電子膨張弁25と、蒸発器26a,26b,26c(以下、単に蒸発器26ともいう)とを適宜接続して構成してある。この冷却装置10においては、不燃性、安全性、不腐食性を有し、かつオゾン層への影響が少ない二酸化炭素を冷媒として用いている。
圧縮機21は、本体キャビネット1の機械室9に配設してあり、冷媒(二酸化炭素)を圧縮して高温高圧の状態にするものである。この圧縮機21は、2回に分けて圧縮動作を行う二段式圧縮機21である。より詳細に説明すると、圧縮機21は、1回目の圧縮動作を行う第1圧縮機211と、2回目の圧縮動作を行う第2圧縮機212とを有し、これらの間に中間熱交換器213が設けてある。中間熱交換器213は、第1圧縮機211による1回目の圧縮動作により圧縮された冷媒を冷却、すなわち放熱させて該冷媒を第2圧縮機212に送出するものである。ここに中間熱交換器213は、例えばステンレス等の金属製の配管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。また、中間熱交換器213の近傍には、図には明示しないが、風量調整用の送風ファンが設置してある。
このように圧縮機21は、中間熱交換器213を介して2回の圧縮動作を実行することで、低消費電力で冷媒を所望の高温高圧の状態に圧縮することが可能になる。尚、本実施の形態1では、第1圧縮機211での1回目の圧縮によって冷媒を約4.9MPaに圧縮し、第2圧縮機212での2回目の圧縮によって冷媒を約9.8MPaに圧縮する。
また、図には明示しないが、圧縮機21にはオイルセパレータが接続してある。オイルセパレータは、圧縮機21(第2圧縮機212)から送出された冷凍機油を圧縮機21(第1圧縮機211)に戻すためのものである。冷凍機油は、圧縮機21の内部における摩擦や冷媒漏れ等を防止するためのものであるが、この冷凍機油を圧縮機21の内部で完全に封止することが困難である。特に上述のように圧縮機21によって冷媒を高圧に圧縮しており、この圧力が従前の冷媒(例えばHFC(ハイドロフルオロカーボン))を使用したときと比較してはるかに高圧であるので、圧縮機21からの冷凍機油の送出量は多くなる。
そこで本実施の形態1では、第2圧縮機212の出口側と、第1圧縮機211の入口側との間にオイルセパレータが接続してあり、第2圧縮機212から送出した冷凍機油を第1圧縮機211に戻すようにしている。
上記圧縮機21としては、レシプロ圧縮機、ロータリー圧縮機、スクロール圧縮機、あるいはこれらの圧縮能力を調整可能なインバータ圧縮機等を適用することができる。そして、冷却装置10を配設する対象、環境、あるいは装置全体に要するコスト等に見合うものを適宜適用すれば良い。
ガスクーラ22は、圧縮機21と同様に機械室9に配設してあり、圧縮機21で高温高圧の状態に圧縮された冷媒(高圧冷媒)を放熱させて液化するものである。本実施の形態1におけるガスクーラ22は、例えば銅等の金属製の配管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。また、ガスクーラ22は、上述した中間熱交換器213と略等しい容積を有している。このガスクーラ22の近傍には、風量調整用の送風ファンF1(図2参照)が設置してある。
エジェクタ23は、圧縮機21およびガスクーラ22と同様に機械室9に配設してあり、詳細は後述するが、ガスクーラ22で放熱させた高圧の冷媒(高圧冷媒)を減圧させることによって、蒸発器26より吐出された低圧の冷媒(低圧冷媒)を吸引し、該吸引した低圧冷媒をガスクーラ22からの高圧冷媒と混合させ、昇圧させた後に吐出するものである。本実施の形態1におけるエジェクタ23は、図4に示すように、二相流噴射型エジェクタであり、ノズル部231、混合部232およびディフューザ部233を有して成る。
ノズル部231は、高圧冷媒入口234を通じて吸入されたガスクーラ22からの高圧冷媒を減圧して加速させる部位である。このように高圧冷媒を加速させることで、冷媒吸入口235を通じて、蒸発器26より吐出された低圧冷媒を吸引することができる。このノズル部231には、ノズル弁231aが設けてある。ノズル弁231aは、高圧冷媒を減圧させるためのノズル径を調整するための弁体である。つまり、このノズル弁231aを駆動させることにより、エジェクタ23の開度を調整することができる。
混合部232は、ノズル部231で加速させた高圧冷媒と、冷媒吸入口235を通じて吸引した低圧冷媒とを混合させる部位である。
ディフューザ部233は、混合部232にて混合させた冷媒(混合冷媒)を昇圧させる部位である。昇圧された混合冷媒は、気液分離器24に向けて吐出されることになる。
気液分離器24は、エジェクタ23より吐出された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するものである。分離された気相冷媒は、圧縮機21(第1圧縮機211)に向けて吐出される一方、分離された液相冷媒は、電子膨張弁25に向けて吐出されることになる。
電子膨張弁25は、機械室9に配設してあり、気液分離器24より吐出された液相冷媒を断熱膨張させる、すなわち該液相冷媒を減圧して低温低圧の状態に調整するものである。
蒸発器26は、電子膨張弁25で低温低圧の状態に調整された冷媒(液相冷媒)を蒸発させるものである。この冷媒が蒸発することにより、蒸発器26の周辺領域は、熱が奪われることになる結果、冷却される。本実施の形態1における蒸発器26は、銅管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。
上記蒸発器26は、図2に示すように、複数の商品収容庫5a,5b,5cをそれぞれ独立して冷却するために、各商品収容庫5a,5b,5cの内部に配設してある。より詳細には、蒸発器26aは、商品収容庫5aの内部に配設してあり、蒸発器26bは、商品収容庫5bの内部に配設してあり、蒸発器26cは、商品収容庫5cの内部に配設してある。これら蒸発器26は、電子膨張弁25から3方に分岐したそれぞれの経路に接続してある。また、それぞれの経路には、電磁弁27a,27b,27cが設けてある。そして、電磁弁27a,27b,27cを選択的に開成することで、対応する蒸発器26a,26b,26cに電子膨張弁25からの冷媒が送出されることになる。一方、各蒸発器26a,26b,26cの出口側の経路は、互いに集合してエジェクタ23の冷媒吸入口235に接続してある。
各商品収容庫5a,5b,5cの内部における蒸発器26a,26b,26cの近傍には、ヒータH、庫内送風ファンF2および循環ダクトD等が設けてある。ヒータHは、商品収容庫5a,5b,5cの内部空気(内部雰囲気)を加熱、すなわち商品収納ラック6に収納してある商品Wを加熱するためのものである。庫内送風ファンF2は、蒸発器26a,26b,26cで冷却された内部空気(冷気)、あるいはヒータHで加熱された内部空気(暖気)を送風することにより、蒸発器26a,26b,26cからの冷熱、あるいはヒータHからの高熱を商品Wに熱伝達させるものである。庫内送風ファンF2により送風された内部空気は、循環ダクトDを通じて循環することになる。また、図2中の符号Sは、商品収容庫5a,5b,5c内の温度を検出する庫内温度センサである。この庫内温度センサSは、各商品収容庫5a,5b,5c毎に設けてある。
上記冷媒循環回路20には、上記構成の他に、熱交換器28、バイパス経路29、バイパスバルブ30、熱交換バルブ31および冷媒温度センサ32が備えてある。
熱交換器28は、本体キャビネット1の機械室9の内部であって、蒸発器26からエジェクタ23に至る経路に配設してある。この熱交換器28は、蒸発器26で蒸発した低圧冷媒と周囲空気、すなわち機械室9の内部を通過する空気との間で熱交換させるためのものである。より詳細に説明すると、蒸発器26を通過した低圧冷媒は、依然として周囲空気よりも温度が低いため、熱交換器28で機械室9の内部を通過する空気と熱交換する低圧冷媒は、該空気より吸熱することになる。ここに、熱交換器28としては、例えば銅等の金属製の配管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。このような熱交換器28の近傍、すなわち機械室9の内部であって熱交換器28の近傍には、庫外送風ファン33が設置してある。庫外送風ファン33は、駆動することにより熱交換器28の周囲に空気を送風する送風手段であり、制御部40から指令が与えられることにより駆動するものである。
バイパス経路29は、蒸発器26から熱交換器28に至る経路の途中で分岐し、かつこの熱交換器28からエジェクタ23に至る経路に合流する態様で設けてある。このバイパス経路29は、導入した低圧冷媒をエジェクタ23に送出するためのものである。
バイパスバルブ30は、バイパス経路29に設けてある。このバイパスバルブ30は、制御部40から指令が与えられることにより開閉して、蒸発器26で蒸発した低圧冷媒がバイパス経路29を通過することを許容、あるいは規制するものである。
熱交換バルブ31は、バイパス経路29との分岐点P1から熱交換器28に至る経路に設けてある。この熱交換バルブ31は、制御部40から指令が与えられることにより開閉して、蒸発器26で蒸発した低圧冷媒が熱交換器28を通過することを許容、あるいは規制するものである。
冷媒温度センサ32は、エジェクタ23の冷媒吸入口235近傍の経路、より詳細には、熱交換器28からエジェクタ23に至る経路であって、バイパス経路29との合流点P2とエジェクタ23の冷媒吸入口235との間の経路に設けてある。この冷媒温度センサ32は、エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段であり、検知した温度(以下、検知温度ともいう)は、温度信号として制御部40に与えるものである。
制御部40は、図5に示すように、設定記憶部41、入力処理部42、比較部43、ファン駆動処理部44およびバルブ駆動処理部45を備えている。設定記憶部41は、制御部40が後述する蒸発温度制御処理を行うのに必要なデータやプログラムを予め設定し記憶してあるとともに、その他動作に必要なプログラム等を記憶するものである。特に、本発明の実施の形態1において、特徴的なものとして、設定記憶部41は、許容範囲情報を記憶している。許容範囲情報は、冷媒の蒸発温度を所定の設定範囲内に保持するのに必要な低圧冷媒の温度、すなわちエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度の許容範囲に関するものである。
入力処理部42は、冷媒温度センサ32からの温度信号を入力するものである。比較部43は、入力処理部42を通じて入力された温度信号に含まれる検知温度と、設定記憶部41から読み出した許容範囲情報に含まれる冷媒温度の許容範囲の下限値t1、あるいは該許容範囲の上限値t2とを比較し、検知温度が下限値t1以上であるか否か、あるいは検知温度が上限値t2以下であるか否かを比較するものである。
ファン駆動処理部44は、庫外送風ファン33に駆動指令を与えて該庫外送風ファン33を駆動させるものである。このファン駆動処理部44は、庫外送風ファン33の駆動状態を監視する機能を有しており、庫外送風ファン33が停止しているか否かを判断することができるものである。
バルブ駆動処理部45は、バイパスバルブ30および熱交換バルブ31のそれぞれに動作指令を個別に与えて、バイパスバルブ30および熱交換バルブ31を開閉動作させるものである。本実施の形態1においては、バイパスバルブ30に対して開成させるための開動作指令を与える場合には、熱交換バルブ31に対して閉成させるための閉動作指令を与える一方、熱交換バルブ31に対して開成させるための開動作指令を与える場合には、バイパスバルブ30に対して閉成させるための閉動作指令を与えるものである。
図6は、図5に示す制御部40が実施する蒸発温度制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる蒸発温度制御処理について説明することにより、上記冷却装置10の動作について説明する。
説明の前提として、圧縮機21や庫外送風ファン33等は駆動しているものとし、熱交換バルブ31が開成してバイパスバルブ30が閉成しているものとする。つまりバイパス経路29には、低圧冷媒が通過していない。
蒸発温度制御処理における制御部40は、入力処理部42を通じて温度信号を入力した場合(ステップS101:Yes)、比較部43を通じて、この温度信号に含まれる検知温度と、設定記憶部41から読み出した許容範囲情報に含まれる下限値t1、あるいは上限値t2とを比較する。検知温度が下限値t1以上であって上限値t2以下の場合(ステップS102:Yes,ステップS103:Yes)、すなわち検知温度が許容範囲内にある場合には、制御部40は、庫外送風ファン33やバイパスバルブ30等に何等指令を与えずに、庫外送風ファン33の回転数やバイパスバルブ30および熱交換バルブ31の開閉状態を現状維持し(ステップS104)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように庫外送風ファン33の回転数等を現状維持とすることにより、エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度は、許容範囲内に保持される結果、該冷媒の蒸発温度を設定範囲内に保持することができる。
検知温度が下限値t1未満の場合(ステップS102:No)、制御部40は、ファン駆動処理部44を通じて庫外送風ファン33に回転数を増大させる旨の指令を与え、庫外送風ファン33による空気の送風量を増大させ(ステップS105)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように庫外送風ファン33による空気の送風量を増大させることにより、熱交換器28の周囲を通過する空気の量が増し、これにより、熱交換器28における低圧冷媒の周囲空気(機械室9の内部を通過する空気)との熱交換量、すなわち周囲空気からの吸熱量を増大させることができる。その結果、かかる熱交換器28を通過してエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を上昇させることができる。
エジェクタ23が吸引する低圧冷媒の温度を上昇させることにより、図7に示すように、冷媒循環回路20における低圧冷媒圧力、すなわち電子膨張弁25から蒸発器26および熱交換器28を経由してエジェクタ23に至るまでの間の冷媒圧力を上昇させることができ、これにより、冷媒の蒸発温度を上昇させることができる。
一方、検知温度が上限値t2を超えている場合(ステップS102:Yes,ステップS103:No)、制御部40は、ファン駆動処理部44を通じて庫外送風ファン33が停止していないときには、庫外送風ファン33に回転数を減少させる旨の指令を与え、庫外送風ファン33による空気の送風量を減少させ(ステップS106:No,ステップS107)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように庫外送風ファン33による空気の送風量を減少させることにより、熱交換器28の周囲を通過する空気の量が減り、これにより、熱交換器28における低圧冷媒の周囲空気との熱交換量、すなわち周囲空気からの吸熱量を減少させることができる。その結果、かかる熱交換器28を通過してエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を低下させることができる。
エジェクタ23が吸引する低圧冷媒の温度を低下させることにより、図7に示すように、冷媒循環回路20における低圧冷媒圧力、すなわち電子膨張弁25から蒸発器26および熱交換器28を経由してエジェクタ23に至るまでの間の冷媒圧力を低下させることができ、これにより、冷媒の蒸発温度を低下させることができる。
ところで、上記ステップS106において、ファン駆動処理部44を通じて庫外送風ファン33が停止しているものと判断した場合には(ステップS106:Yes)、つまり蒸発温度制御処理を複数回行って庫外送風ファン33による送風量を徐々に減少させていった結果、庫外送風ファン33が停止した場合には、制御部40は、バルブ駆動処理部45を通じてバイパスバルブ30に対して開成させるための開動作指令を与え、かつ熱交換バルブ31に対して閉成させるための閉動作指令を与えてバルブ切替を行う(ステップS108)。その後に、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このようにバルブ切替を行うことにより、蒸発器26で蒸発した低圧冷媒は、バイパス経路29を通過させてエジェクタ23に吸引させることになる。つまり、エジェクタ23に吸引される冷媒は、熱交換器28で吸熱しておらず、エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を必要以上に低下させる虞れがない。エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を必要以上に低下させる虞れがないので、冷媒循環回路20における低圧冷媒圧力、すなわち電子膨張弁25から蒸発器26および熱交換器28を経由してエジェクタ23に至るまでの間の冷媒圧力を低下させることがなく、これにより、冷媒の蒸発温度の低下を抑制することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1である冷却装置10によれば、制御部40が、冷媒温度センサ32により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、庫外送風ファン33による送風量を保持し、検知された冷媒温度が許容範囲の上限値を超える場合には、庫外送風ファン33による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が許容範囲の下限値を下回っている場合には、庫外送風ファン33による送風量を増大させるので、低圧冷媒の蒸発温度を設定の範囲内に調整することができる。従って、エジェクタ23を用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、商品収容庫5a,5b,5cの内部雰囲気を良好に冷却することができる。特に、過熱度および冷媒循環量の適正化を図ることができ、効率的な運転を行うことができ、消費電力の低減化を図ることができる。
また、上記冷却装置10によれば、制御部40が、常態においては、熱交換バルブ31を開成させ、かつバイパスバルブ30を閉成させる一方、冷媒温度センサ32により検知された冷媒温度が許容範囲の上限値を超えていて庫外送風ファン33が停止していた場合には、熱交換バルブ31を閉成させ、かつバイパスバルブ30を開成させるバルブ切替を行うので、エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を必要以上に低下させる虞れがなく、これにより、冷媒の蒸発温度の低下を抑制することができる。
<実施の形態2>
図8は、本発明の実施の形態2である冷却装置を概念的に示した概念図である。ここに例示する冷却装置も上述した実施の形態1における冷却装置10と同様に、自動販売機に適用されるものである。尚、上述した実施の形態1である冷却装置10が適用された自動販売機と同一の構成を有するものには同一の符号を付して説明する。
ここに例示する冷却装置11は、冷媒循環回路20aおよび制御部50を有して成るものである。冷媒循環回路20aは、圧縮機21と、ガスクーラ(放熱器)22と、エジェクタ23と、気液分離器(気液分離手段)24と、電子膨張弁25と、蒸発器26a,26b,26c(以下、単に蒸発器26ともいう)とを適宜接続して構成してある。この冷却装置11においては、不燃性、安全性、不腐食性を有し、かつオゾン層への影響が少ない二酸化炭素を冷媒として用いている。
圧縮機21は、本体キャビネット1の機械室9に配設してあり、冷媒(二酸化炭素)を圧縮して高温高圧の状態にするものである。この圧縮機21は、2回に分けて圧縮動作を行う二段式圧縮機21である。より詳細に説明すると、圧縮機21は、1回目の圧縮動作を行う第1圧縮機211と、2回目の圧縮動作を行う第2圧縮機212とを有し、これらの間に中間熱交換器213が設けてある。中間熱交換器213は、第1圧縮機211による1回目の圧縮動作により圧縮された冷媒を冷却、すなわち放熱させて該冷媒を第2圧縮機212に送出するものである。ここに中間熱交換器213は、例えばステンレス等の金属製の配管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。また、中間熱交換器213の近傍には、図には明示しないが、風量調整用の送風ファンが設置してある。
このように圧縮機21は、中間熱交換器213を介して2回の圧縮動作を実行することで、低消費電力で冷媒を所望の高温高圧の状態に圧縮することが可能になる。尚、本実施の形態2では、第1圧縮機211での1回目の圧縮によって冷媒を約4.9MPaに圧縮し、第2圧縮機212での2回目の圧縮によって冷媒を約9.8MPaに圧縮する。
また、図には明示しないが、圧縮機21にはオイルセパレータが接続してある。オイルセパレータは、圧縮機21(第2圧縮機212)から送出された冷凍機油を圧縮機21(第1圧縮機211)に戻すためのものである。冷凍機油は、圧縮機21の内部における摩擦や冷媒漏れ等を防止するためのものであるが、この冷凍機油を圧縮機21の内部で完全に封止することが困難である。特に上述のように圧縮機21によって冷媒を高圧に圧縮しており、この圧力が従前の冷媒(例えばHFC(ハイドロフルオロカーボン))を使用したときと比較してはるかに高圧であるので、圧縮機21からの冷凍機油の送出量は多くなる。
そこで本実施の形態2では、第2圧縮機212の出口側と、第1圧縮機211の入口側との間にオイルセパレータが接続してあり、第2圧縮機212から送出した冷凍機油を第1圧縮機211に戻すようにしている。
上記圧縮機21としては、レシプロ圧縮機、ロータリー圧縮機、スクロール圧縮機、あるいはこれらの圧縮能力を調整可能なインバータ圧縮機等を適用することができる。そして、冷却装置11を配設する対象、環境、あるいは装置全体に要するコスト等に見合うものを適宜適用すれば良い。
ガスクーラ22は、圧縮機21と同様に機械室9に配設してあり、圧縮機21で高温高圧の状態に圧縮された冷媒(高圧冷媒)を放熱させて液化するものである。本実施の形態2におけるガスクーラ22は、例えば銅等の金属製の配管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。また、ガスクーラ22は、上述した中間熱交換器213と略等しい容積を有している。
エジェクタ23は、圧縮機21およびガスクーラ22と同様に機械室9に配設してあり、詳細は後述するが、ガスクーラ22で放熱させた高圧の冷媒(高圧冷媒)を減圧させることによって、蒸発器26より吐出された低圧の冷媒(低圧冷媒)を吸引し、該吸引した低圧冷媒をガスクーラ22からの高圧冷媒と混合させ、昇圧させた後に吐出するものである。本実施の形態2におけるエジェクタ23は、実施の形態1におけるエジェクタ23と同じものであり、二相流噴射型エジェクタであり、ノズル部231、混合部232およびディフューザ部233を有して成る。
ノズル部231は、高圧冷媒入口234を通じて吸入されたガスクーラ22からの高圧冷媒を減圧して加速させる部位である。このように高圧冷媒を加速させることで、冷媒吸入口235を通じて、蒸発器26a,26b,26cより吐出された低圧冷媒を吸引することができる。このノズル部231には、ノズル弁231aが設けてある。ノズル弁231aは、高圧冷媒を減圧させるためのノズル径を調整するための弁体である。つまり、このノズル弁231aを駆動させることにより、エジェクタ23の開度を調整することができる。
混合部232は、ノズル部231で加速させた高圧冷媒と、冷媒吸入口235を通じて吸引した低圧冷媒とを混合させる部位である。
ディフューザ部233は、混合部232にて混合させた冷媒(混合冷媒)を昇圧させる部位である。昇圧された混合冷媒は、気液分離器24に向けて吐出されることになる。
気液分離器24は、エジェクタ23より吐出された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するものである。分離された気相冷媒は、圧縮機21(第1圧縮機211)に向けて吐出される一方、分離された液相冷媒は、電子膨張弁25に向けて吐出されることになる。
電子膨張弁25は、機械室9に配設してあり、気液分離器24より吐出された液相冷媒を断熱膨張させる、すなわち該液相冷媒を減圧して低温低圧の状態に調整するものである。
蒸発器26a,26b,26cは、電子膨張弁25で低温低圧の状態に調整された冷媒(液相冷媒)を蒸発させるものである。この冷媒が蒸発することにより、蒸発器26a,26b,26cの周辺領域は、熱が奪われることになる結果、冷却される。本実施の形態2における蒸発器26a,26b,26cは、銅管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。
上記蒸発器26は、複数の商品収容庫5a,5b,5cをそれぞれ独立して冷却するために、各商品収容庫5a,5b,5cの内部に配設してある。より詳細には、蒸発器26aは、商品収容庫5aの内部に配設してあり、蒸発器26bは、商品収容庫5bの内部に配設してあり、蒸発器26cは、商品収容庫5cの内部に配設してある。これら蒸発器26a,26b,26cは、電子膨張弁25から3方に分岐したそれぞれの経路に接続してある。また、それぞれの経路には、電磁弁27a,27b,27cが設けてある。そして、電磁弁27a,27b,27cを選択的に開成することで、対応する蒸発器26a,26b,26cに電子膨張弁25からの冷媒が送出されることになる。一方、各蒸発器26a,26b,26cの出口側の経路は、互いに集合してエジェクタ23の冷媒吸入口235に接続してある。
各商品収容庫5a,5b,5cの内部における蒸発器26a,26b,26cの近傍には、ヒータH(図2参照)、庫内送風ファン34a,34b,34cおよび循環ダクトD(図2参照)等が設けてある。ヒータHは、商品収容庫5a,5b,5cの内部空気(内部雰囲気)を加熱、すなわち商品収納ラック6に収納してある商品Wを加熱するためのものである。庫内送風ファン34a,34b,34cは、駆動することにより対応する蒸発器26a,26b,26cの周囲に内部空気を送風する内部送風手段であり、制御部50から指令が与えられることにより駆動するものである。また、庫内送風ファン34a,34b,34cは、蒸発器26a,26b,26cで冷却された内部空気(冷気)、あるいはヒータHで加熱された内部空気(暖気)を送風することにより、蒸発器26a,26b,26cからの冷熱、あるいはヒータHからの高熱を商品Wに熱伝達させるものである。庫内送風ファン34a,34b,34cにより送風された内部空気は、循環ダクトDを通じて循環することになる。
上記冷媒循環回路20aには、上記構成の他に冷媒温度センサ32が備えてある。冷媒温度センサ32は、エジェクタ23の冷媒吸入口235近傍の経路に設けてある。この冷媒温度センサ32は、エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段であり、検知した温度(以下、検知温度ともいう)は、温度信号として制御部50に与えるものである。
制御部50は、図9に示すように、設定記憶部51、入力処理部52、比較部53およびファン駆動処理部54を備えている。設定記憶部51は、制御部50が後述する蒸発温度制御処理を行うのに必要なデータやプログラムを予め設定し記憶してあるとともに、その他動作に必要なプログラム等を記憶するものである。特に、本発明の実施の形態2において、特徴的なものとして、設定記憶部51は、許容範囲情報を記憶している。許容範囲情報は、冷媒の蒸発温度を所定の設定範囲内に保持するのに必要な低圧冷媒の温度、すなわちエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度の許容範囲に関するものである。
入力処理部52は、冷媒温度センサ32からの温度信号を入力するものである。比較部53は、入力処理部52を通じて入力された温度信号に含まれる検知温度と、設定記憶部51から読み出した許容範囲情報に含まれる冷媒温度の許容範囲の下限値t1、あるいは該許容範囲の上限値t2とを比較し、検知温度が下限値t1以上であるか否か、あるいは検知温度が上限値t2以下であるか否かを比較するものである。
ファン駆動処理部54は、各庫内送風ファン34a,34b,34cに駆動指令を与えてそれぞれの庫内送風ファン34a,34b,34cを駆動させるものである。
図10は、図9に示す制御部50が実施する蒸発温度制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる蒸発温度制御処理について説明することにより、上記冷却装置11の動作について説明する。尚、以下の説明においては、商品収容庫5aの内部雰囲気のみを冷却するものとし、制御対象は、商品収容庫5aの内部に配設された庫内送風ファン34aとし、電磁弁27aのみが開成し、電磁弁27b,27cは閉成しているものとする。また、かかる庫内送風ファン34aおよび圧縮機21等は駆動しているものとする。
蒸発温度制御処理における制御部50は、入力処理部52を通じて温度信号を入力した場合(ステップS201:Yes)、比較部53を通じて、この温度信号に含まれる検知温度と、設定記憶部51から読み出した許容範囲情報に含まれる下限値t1、あるいは上限値t2とを比較する。検知温度が下限値t1以上であって上限値t2以下の場合(ステップS202:Yes,ステップS203:Yes)、すなわち検知温度が許容範囲内にある場合には、制御部50は、庫内送風ファン34aに何等指令を与えずに、庫内送風ファン34aの運転状態(回転数等)を現状維持し(ステップS204)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように庫内送風ファン34aの回転数等を現状維持とすることにより、エジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度は、許容範囲内に保持される結果、該冷媒の蒸発温度を設定範囲内に保持することができる。
検知温度が下限値t1未満の場合(ステップS202:No)、制御部50は、ファン駆動処理部54を通じて庫内送風ファン34aに回転数を増大させる旨の指令を与え、庫内送風ファン34aによる内部空気の送風量を増大させ(ステップS205)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように庫内送風ファン34aによる内部空気の送風量を増大させることにより、蒸発器26aの周囲を通過する内部空気の量が増し、これにより、蒸発器26aにおける内部空気からの吸熱量を増大させることができる。その結果、かかる蒸発器26aを通過してエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を上昇させることができる。
エジェクタ23が吸引する低圧冷媒の温度を上昇させることにより、上述した図7に示すように、冷媒循環回路20aにおける低圧冷媒圧力、すなわち電子膨張弁25から蒸発器26aを経由してエジェクタ23に至るまでの間の冷媒圧力を上昇させることができ、これにより、冷媒の蒸発温度を上昇させることができる。
一方、検知温度が上限値t2を超えている場合(ステップS202:Yes,ステップS203:No)、制御部50は、ファン駆動処理部54を通じて、庫内送風ファン34aに回転数を減少させる旨の指令を与え、庫内送風ファン34aによる内部空気の送風量を減少させ(ステップS206)、手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように庫内送風ファン34aによる内部空気の送風量を減少させることにより、蒸発器26aの周囲を通過する内部空気の量が減り、これにより、蒸発器26aにおける内部空気からの吸熱量を減少させることができる。その結果、かかる蒸発器26aを通過してエジェクタ23に吸引される低圧冷媒の温度を低下させることができる。
エジェクタ23が吸引する低圧冷媒の温度を低下させることにより、図7に示すように、冷媒循環回路20aにおける低圧冷媒圧力、すなわち電子膨張弁25から蒸発器26aを経由してエジェクタ23に至るまでの間の冷媒圧力を低下させることができ、これにより、冷媒の蒸発温度を低下させることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態2である冷却装置11によれば、制御部50が、冷媒温度センサ32により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、庫内送風ファン34a(34b,34c)による内部空気の送風量を保持し、検知された冷媒温度が許容範囲の上限値を超える場合には、庫内送風ファン34a(34b,34c)による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が許容範囲の下限値を下回っている場合には、庫内送風ファン34a(34b,34c)による送風量を増大させるので、低圧冷媒の蒸発温度を設定の範囲内に調整することができる。従って、エジェクタ23を用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、商品収容庫5a(5b,5c)の内部雰囲気を良好に冷却することができる。特に、過熱度および冷媒循環量の適正化を図ることができ、効率的な運転を行うことができ、消費電力の低減化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1および2について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。すなわち、実施の形態1での冷却装置11では、庫外送風ファン33の送風量、並びにバイパスバルブ30および熱交換バルブ31の開閉を制御したが、本発明では、これらの制御に加え、各蒸発器26の近傍に配設した庫内送風ファンの送風量を上記実施の形態2と同様に制御しても良い。これによっても、エジェクタ23を用いた場合であっても蒸発温度を調整することができ、商品収容庫5a,5b,5cの内部雰囲気を良好に冷却することができる。
また、上述した実施の形態1および2における冷却装置10,11は、商品収容庫5a,5b,5cの内部雰囲気(内部空気)は、いずれも内蔵するヒータHで加熱されるものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷却専用庫以外の商品収容庫(筐体)の内部には、蒸発器とは別に放熱器を配設し、該放熱器を通じて内部雰囲気を加熱するようにしても構わない。また、かかる放熱器は、上述の冷媒循環回路20,20aを構成し、冷媒の循環方向を変更させることにより圧縮機21で圧縮された高圧冷媒を放熱させるものであっても良い。すなわち、図には明示しないが、本発明は、ヒートポンプ機能を有する冷媒循環回路を備える冷却装置であっても構わない。
以上のように、本発明は、例えば自動販売機の商品収容庫のような断熱筐体の内部雰囲気を冷却するのに有用である。
本発明の実施の形態1における冷却装置が適用された自動販売機を模式的に示す正面断面図である。 本発明の実施の形態1における冷却装置が適用された自動販売機を模式的に示す断面側面図である。 図1および図2に示した冷却装置を概念的に示す概念図である。 図3に示したエジェクタを示す断面図である。 図3に示した制御部の構成を模式的に示すブロック図である。 図5に示す制御部が実施する蒸発温度制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 低圧冷媒温度と冷媒圧力との関係を示す図表である。 本発明の実施の形態2である冷却装置を概念的に示す概念図である。 図8に示した制御部の構成を模式的に示すブロック図である。 図9に示す制御部が実施する蒸発温度制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 エジェクタの開度と冷媒圧力との関係を示す図表である。
符号の説明
10,11 冷却装置
21 圧縮機
22 ガスクーラ
23 エジェクタ
24 気液分離器
25 電子膨張弁
26a,26b,26c 蒸発器
28 熱交換器
29 バイパス経路
30 バイパスバルブ
31 熱交換バルブ
32 冷媒温度センサ
33 庫外送風ファン
34a,34b,34c 庫外送風ファン
40,50 制御部
41,51 設定記憶部
42,52 入力処理部
43,53 比較部
44,54 ファン駆動処理部
45 バルブ駆動処理部

Claims (5)

  1. 圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された高圧冷媒を放熱させる放熱器と、
    筐体内に配設され、かつ供給された冷媒を蒸発させる蒸発器と、
    前記放熱器から供給された高圧冷媒を減圧させることによって前記蒸発器で蒸発した低圧冷媒を吸引し、該低圧冷媒を前記高圧冷媒と混合させて吐出するエジェクタと、
    前記エジェクタから吐出された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を前記圧縮機に送出する一方、液相冷媒を前記蒸発器に供給する気液分離手段と
    を有して成る冷媒循環回路を備え、該冷媒循環回路で冷媒を循環させることにより前記筐体の内部雰囲気を冷却する冷却装置において、
    前記蒸発器から前記エジェクタに至る経路に配設され、かつ該蒸発器で蒸発した低圧冷媒を周囲空気と熱交換させる熱交換器と、
    前記熱交換器の近傍に配設され、かつ駆動することにより該熱交換器の周囲に空気を送風する送風手段と、
    前記熱交換器を通過して前記エジェクタに吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、前記送風手段による送風量を保持し、検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超える場合には、前記送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が前記許容範囲の下限値を下回っている場合には、前記送風手段による送風量を増大させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記蒸発器から前記熱交換器に至る経路の途中で分岐して該熱交換器から前記エジェクタに至る経路に合流する態様で配設され、導入した低圧冷媒を前記エジェクタに送出するためのバイパス経路と、
    前記バイパス経路に配設され、開閉することにより前記低圧冷媒がバイパス経路を通過することを許容、あるいは規制するバイパスバルブと、
    前記バイパス経路との分岐点から前記熱交換器に至る経路に配設され、開閉することにより前記低圧冷媒が熱交換器を通過することを許容、あるいは規制する熱交換バルブと
    を備え、
    前記制御手段は、常態においては、前記熱交換バルブを開成させ、かつ前記バイパスバルブを閉成させる一方、前記温度検知手段により検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超えていて前記送風手段が停止していた場合には、前記熱交換バルブを閉成させ、かつ前記バイパスバルブを開成させることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記筐体内における蒸発器の近傍に配設され、かつ駆動することにより該蒸発器の周囲に前記内部雰囲気を送風する内部送風手段を備え、
    前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超える場合には、前記内部送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が前記許容範囲の下限値を下回っている場合には、前記内部送風手段による送風量を増大させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
  4. 圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された高圧冷媒を放熱させる放熱器と、
    筐体内に配設され、かつ供給された冷媒を蒸発させる蒸発器と、
    前記放熱器から供給された高圧冷媒を減圧させることによって前記蒸発器で蒸発した低圧冷媒を吸引し、該低圧冷媒を前記高圧冷媒と混合させて吐出するエジェクタと、
    前記エジェクタから吐出された混合冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を前記圧縮機に送出する一方、液相冷媒を前記蒸発器に供給する気液分離手段と
    を有してなる冷媒循環回路を備え、該冷媒循環回路で冷媒を循環させることにより前記筐体の内部雰囲気を冷却する冷却装置において、
    前記筐体内における蒸発器の近傍に配設され、かつ駆動することにより該蒸発器の周囲に前記内部雰囲気を送風する内部送風手段と、
    前記エジェクタに吸引される低圧冷媒の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段により検知された冷媒温度が予め決められた許容範囲内にある場合には、前記内部送風手段による送風量を保持し、検知された冷媒温度が前記許容範囲の上限値を超える場合には、前記内部送風手段による送風量を減少させる一方、検知された冷媒温度が前記許容範囲の下限値を下回っている場合には、前記内部送風手段による送風量を増大させる送風量制御手段と
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  5. 前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の冷却装置。
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