JP2009172151A - クッション - Google Patents

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Kiyoshi Iida
飯田  潔
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Abstract

【課題】各エアーセル上の着座者が感じる空気の脈動を低減することのできるクッションを提供する。
【解決手段】電動エアーポンプ50から各エアーセル10,20に空気を供給する空気供給経路の途中にアキュムレータ80が設けられていることから、電動エアーポンプ50から吐出された空気の脈動が各エアーセル10,20内の空気に伝達される前にアキュムレータ80によって低減され、各エアーセル10,20上の着座者が感じる空気の脈動を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車椅子の着座面に載置され、着座者に発生する褥瘡を防止するために着座者の臀部を軟らかく支持するクッションに関するものである。
一般に、この種のクッションとしては、互いに略水平方向に並ぶように配置された複数のエアーセルと、各エアーセルをそれぞれ支持するベース部材と、ベース部材に取付けられた電動エアーポンプと、電動エアーポンプと各エアーセルとを連結する複数の連結パイプとを備え、各連結パイプを介して電動エアーポンプから各エアーセルに空気を供給するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許4010557号公報
ところで、前記クッションでは、着座者が着座した状態で電動エアーポンプから各エアーセルに空気が供給される場合があるが、電動エアーポンプから吐出された空気は各連結パイプ内で脈動するので、その空気の脈動が各エアーセル内の空気に伝達され、各エアーセル上の着座者が空気の脈動を明確に感じるという問題点があった。例えば、前記クッションが褥瘡防止用で用いられる場合は、着座者は長時間に亘ってクッション上に着座することになるので、前記空気の脈動は着座者の快適性に大きな影響を与える。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各エアーセル上の着座者が感じる空気の脈動を低減することのできるクッションを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、互いに略水平方向に並ぶように配置された着座者を支持するための複数のエアーセルと、各エアーセルをそれぞれ支持するベース部材と、ベース部材に取付けられるとともに各エアーセル内に空気を供給するエアーポンプとを備えたクッションにおいて、前記エアーポンプから各エアーセルに空気を供給する空気供給経路にアキュムレータを設けている。
これにより、エアーポンプから各エアーセルに空気を供給する空気供給経路にアキュムレータが設けられていることから、エアーポンプから吐出された空気の脈動が各エアーセル内の空気に伝達される前にアキュムレータによって低減される。
本発明によれば、エアーポンプから吐出された空気の脈動を各エアーセル内の空気に伝達される前にアキュムレータによって低減することができるので、各エアーセル上の着座者が感じる空気の脈動を低減することができ、着座者の快適性を向上する上で極めて有利である。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は底面カバーを取外した状態のクッションの底面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3はクッションの平面図、図4はクッションの配管状態を示す概略図、図5は第1エアーセル上の加速度の測定結果を示す表である。以下の文章中における方向の説明は図1〜図3に示した方向に準ずる。また、左右方向は着座面の幅方向と一致している。
このクッションは、互いに略水平方向に並ぶように配置された着座者の臀部の下面を支持するための複数の第1エアーセル10と、各第1エアーセル10から成る第1エアーセル群に対して着座面の幅方向の両側にそれぞれ設けられ、着座者の臀部の幅方向両側を支持するための複数の第2エアーセル20と、第1エアーセル群に対して着座面の前端側に設けられた前端側支持部材30と、各第1エアーセル10、各第2エアーセル20及び前端側支持部材30の下端側をそれぞれ支持するベース部材40とを備えている。前記着座面は例えば車椅子の着座面であり、このクッションは着座者の臀部を軟らかく支持するために着座面に載置されて使用される。
各第1エアーセル10は、下端が開口している空気袋11と、空気袋11の開口縁部が着脱自在に取付けられている底部材12とを有する。
空気袋11はゴムやプラスチック等の可撓性の材料から成り、内部に空気を封入可能である。
底部材12はゴムやプラスチックから成り、円板状に形成されている。底部材12の上面には断面円形状の上側突出部12aが設けられ、空気袋11の開口縁部が上側突出部12aに嵌合することにより、空気袋11の開口縁部が底部材12に着脱自在に取付けられている。底部材12の下面には断面円形状の下側突出部12bが設けられている。また、底部材12には複数の通気穴12cが設けられ、各通気穴12cは上側突出部12aの上面に開口するとともに、上下方向に延びるように形成されている。下側突出部12bには必要に応じてその外周面から通気孔12cに連通する孔が設けられ、その孔に後述する連通パイプPが接続されるようになっている。
各第2エアーセル20は、下端が開口している空気袋21と、空気袋21の開口縁部が取付けられた底部材22とを有する。
空気袋21はゴムやプラスチック等の可撓性の材料から成り、内部に空気を封入可能である。
底部材22はゴムやプラスチックから成り、底部材22の下面には断面円形状の複数の下側突出部22aが設けられている。底部材22には底部材12と同様に複数の通気穴(図示せず)が設けられ、必要に応じて下側突出部22aの外周面から通気穴に連通する孔が設けられる。
各第1エアーセル10及び各第2エアーセル20は第1〜第6エアーセルグループG1〜G6にグループ分けされている(図3参照)。
前端側支持部材30は発泡ウレタン等のスポンジ状部材から成り、着座者の大腿部の近傍を支持するようになっている。
ベース部材40はゴムやプラスチックから成り、平板状に形成されている。ベース部材40には複数の貫通孔41が設けられ、各第1エアーセル10の下側突出部12bや各第2エアーセル20の下側突出部22aがそれぞれ貫通孔41に挿入されることにより、各第1エアーセル10及び各第2エアーセル20の下端側がベース部材40によって支持されている。また、前端側支持部材30の下端面がベース部材40の上面に接着剤等によって取付けられることにより、前端側支持部材30の下端側がベース部材40に支持されている。ベース部材40における着座面の前端側は他の部分よりも大きな厚さ寸法を有し、その大きな厚さ寸法を有する部分には下方に向って開口している中空部42が設けられている。また、中空部42は前端側支持部材30の下方に配置されている。
中空部42内には、各エアーセル10,20に空気を供給するための周知の電動エアーポンプ50と、周知の構造を有する第1〜第7電磁弁61〜67と、周知のマイクロコンピュータから成る制御装置70と、アキュムレータ80とが設けられている。電動エアーポンプ50は下方に向って開口しているハウジング51内に固定され、ハウジング51が中空部42内に嵌め込まれている。第1〜第4電磁弁61〜64は下方に向って開口しているハウジング68内に固定され、ハウジング68が中空部42内に嵌め込まれている。第5〜第7電磁弁65〜67は下方に向って開口しているハウジング69内に固定され、ハウジング69が中空部42内に嵌め込まれている。制御装置70は下方に向って開口しているハウジング71内に固定され、ハウジング71が中空部42内に嵌め込まれている。中空部42の開口部はプラスチックから成る板状の底面カバー43によって閉鎖されるようになっている。
電動エアーポンプ50、各電磁弁61〜67及び各エアーセルグループG1〜G7は図4に示すように連通パイプP(図1には図示せず)によって配管されている。即ち、電動エアーポンプ50は連通パイプPを介して第3エアーセルグループG3の各エアーセル10に接続され、その連通パイプPの途中にはアキュムレータ80及び周知の逆止弁90が設けられている。また、第3エアーセルグループG3は連通パイプPを介して第1エアーセルグループG1及び第2エアーセルグループG2に接続され、その連通パイプPの途中には第1及び第2電磁弁61,62が設けられている。その他の配管は図4に示す通りである。
制御装置70は電動エアーポンプ50及び各電磁弁61〜67に接続され、電動エアーポンプ50及び各電磁弁61〜67を制御して各エアーセル10,20内の空気量を調整するようになっている。
アキュムレータ80はゴムやプラスチック等の可撓性材料から成り、袋状に形成されている。アキュムレータ80内に収容可能な空気の体積は電動エアーポンプ50と第3エアーセルグループG3とを連通させる連通パイプP内の体積よりも大きい。アキュムレータ80は中空部42内における制御装置70の下方に配置されている。
以上のように構成されたクッションは、図示しない布製のクッションカバーによって覆われるとともに、例えば車椅子の着座面に載置されて使用される。また、着座者が各エアーセル10,20上に着座している状態で、電動エアーポンプ50が作動し、各エアーセル10,20内に空気が供給される場合がある。
ここで、電動エアーポンプ50から各エアーセル10,20に空気を供給する空気供給経路である連通パイプPの途中にアキュムレータ80が設けられていることから、電動エアーポンプ50から吐出された空気の脈動が各エアーセル10,20内の空気に伝達される前にアキュムレータ80によって低減される。
図5は、電動エアーポンプ50から吐出される空気が供給される第3エアーセルグループG3のうち最も早く空気が供給される第1エアーセル10の上面に加速度センサを取付けるとともに、大腿部の下方に加速度センサが位置するようにクッション上に着座者が着座し、電動エアーポンプ50によって空気を供給している際の第1エアーセル10上の加速度を測定した結果である。図5に示すように、アキュムレータ80によって空気の脈動が大幅に低減される。
このように、本実施形態によれば、電動エアーポンプ50から吐出された空気の脈動が各エアーセル10,20内の空気に伝達される前にアキュムレータ80によって低減されるので、各エアーセル10,20上の着座者が感じる空気の脈動を低減することができ、着座者の快適性を向上する上で極めて有利である。
また、アキュムレータ80が可撓性を有する袋状に形成されているので、アキュムレータ80の変形によって電動エアーポンプ50から吐出される空気の脈動が効率良く低減される。アキュムレータ80の小型化を図る上で極めて有利である。
さらに、アキュムレータ80が可撓性を有する袋状に形成されているので、本実施形態のように中空部42の内側という小さいスペースでもアキュムレータ80を配置可能であり、クッションの小型化を図る上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、アキュムレータ80が可撓性を有する袋状に形成されたものを示したが、アキュムレータ80の代わりにアキュムレータ100を設けることも可能である。この場合、アキュムレータ100はゴムやプラスチックから成る。また、アキュムレータ100は、円筒部101と、円筒部101の両端を閉鎖する一対の端部102とを有し、各端部102に連通パイプPが接続されるようになっている。また、円筒部101の一部は蛇腹状に形成されている。この場合でも、円筒部101の変形によって電動エアーポンプ50から吐出される空気の脈動が効率良く低減されるので、アキュムレータ80を設ける場合と同等の作用効果を達成することが可能である。
また、アキュムレータ80を可撓性を有さない容器によって形成することも可能である。この場合でも、容器内の体積が電動エアーポンプ50と第3エアーセルグループG3とを連通させる連通パイプP内の体積よりも大きい場合は、電動エアーポンプ50から吐出される空気の脈動を低減することが可能である。
尚、本実施形態では、アキュムレータ80を制御装置70の下方に配置したものを示したが、アキュムレータ80を中空部42内の他の位置に配置することも可能である。また、アキュムレータ80を中空部42の外側且つクッションカバーの内側における任意の位置に配置することも可能である。さらに、着座者を支持するための各エアーセル10,20の他に着座者を支持しない他のエアーセルを設け、アキュムレータ80を他のエアーセルによって構成することも可能である。
本発明における一実施形態を示す底面カバーを取外した状態のクッションの底面図 図1におけるA−A線断面図 クッションの平面図 クッションの配管状態を示す概略図 第1エアーセル上の加速度の測定結果を示す表 本実施形態の変形例を示すアキュムレータの断面図
符号の説明
10…第1エアーセル、11…空気袋、12…底部材、20…第2エアーセル、21…空気袋、22…底部材、30…前端側支持部材、40…ベース部材、42…中空部、50…電動エアーポンプ、61〜67…電磁弁、70…制御装置、80…アキュムレータ、90…逆止弁、100…アキュムレータ、P…連通パイプ。

Claims (2)

  1. 互いに略水平方向に並ぶように配置された着座者を支持するための複数のエアーセルと、各エアーセルをそれぞれ支持するベース部材と、ベース部材に取付けられるとともに各エアーセル内に空気を供給するエアーポンプとを備えたクッションにおいて、
    前記エアーポンプから各エアーセルに空気を供給する空気供給経路にアキュムレータを設けた
    ことを特徴とするクッション。
  2. 前記アキュムレータを可撓性を有する袋状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のクッション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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