JP2009171417A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

記録再生装置及び記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの使い勝手を格段的に向上させ得る記録再生装置及び記録再生方法を提案する。
【解決手段】記録媒体に記録された動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の撮影直後に撮影した静止画と、記録媒体に記録されている任意の静止画と、当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像とのうちの指定された画像をサムネイル用静止画として関連付け、外部操作に応じて、記録媒体に記録された各動画映像情報にそれぞれ関連付けられたサムネイル用静止画のサムネイルの一覧を表示するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録再生装置及び記録再生方法に関し、例えばビデオカメラに適用して好適なものである。
近年、ビデオカメラとして、記録した動画映像情報の一覧を表示する際に、各動画映像情報の代表となる1フレーム分のフレーム画像をサムネイルとして表示し得るようになされたものが多く登場している。
この場合において、ユーザが効率良く目的の動画映像情報にたどり着くためには、かかるサムネイルは動画映像情報の内容や特徴を最も良く表す画像であることが望ましい。
そこで、下記特許文献1では、ユーザが別途製作した静止画及び文字画像を、装置内の記憶媒体に記録されている動画映像情報と関連付けるテーブルを作成する技術を開示している。また下記特許文献2では、ユーザが動画映像情報を再生した回数に応じて映像単位(例えば、フレーム)毎に重要度を算出し、重要度の高いフレームを、動画映像情報の特徴を最も良く表す画像としてサムネイルに設定する技術を開示している。
特開平11−225718号公報 特開2207−189448号公報
従来のサムネイルの設定手法では、動画映像情報の先頭フレームのフレーム画像をサムネイルとすることが多い。しかし、かかる先頭フレームのフレーム画像が必ずしも動画映像情報の特徴を表さないため、記録されている動画映像情報数が増加すると、ユーザがかかるサムネイルの一覧を見ただけで、目的とする動画映像情報を素早く探し出すのが困難になる問題がある。
また特許文献1で開示されている技術によると、ユーザが別途製作した静止画画像を動画映像情報のサムネイルとして使用するために、当該情報記録再生装置とは別の装置を使用しなければならず、加えて、製作した静止画画像を情報記録再生装置に読み込む必要があり、ユーザへの負担が大きいという問題がある。
さらに特許文献2に開示された技術によると、重要フレームをサムネイルとして設定するためにはユーザが少なくとも1回は重要フレームを含んだ動画映像情報の再生を行わなければならず、ユーザへの負担が発生する。また、記録された動画映像情報内のフレームしかサムネイルとして使用できないため、ユーザの好みをサムネイルに反映し難いという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、動画映像情報の内容を表すサムネイルの設定を簡易化させて、ユーザの使い勝手を格段的に向上させ得る記録再生装置及び記録再生方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、撮影により得られた動画の映像情報でなる動画映像情報又は静止画の映像情報でなる静止画映像情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報又は前記静止画映像情報を再生する記録再生装置において、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の撮影直後に撮影した静止画と、前記記録媒体に記録されている任意の静止画と、当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像とのうちの指定された画像をサムネイル用静止画として関連付ける関連付け部と、外部操作に応じて、前記記録媒体に記録された各前記動画映像情報にそれぞれ関連付けられた前記サムネイル用静止画のサムネイルの一覧を表示するサムネイル一覧表示部とを備えることを特徴とする。
また本発明においては、撮影により得られた動画の映像情報でなる動画映像情報又は静止画の映像情報でなる静止画映像情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報又は前記静止画映像情報を再生する記録再生装置における記録再生方法において、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の撮影直後に撮影した静止画と、前記記録媒体に記録されている任意の静止画と、当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像とのうちの指定された画像をサムネイル用静止画として関連付ける第1のステップと、外部操作に応じて、前記記録媒体に記録された各前記動画映像情報にそれぞれ関連付けられた前記サムネイル用静止画のサムネイルの一覧を表示する第2のステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録された動画映像情報の内容を最も良く表すサムネイルをユーザが手軽に作成することができる。かくするにつき、記録媒体に記録された動画映像情報数が増加した場合でも、ユーザは目的の動画映像情報を素早く探し出せるようになり、かくしてユーザの使い勝手を格段的に向上させることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)本実施の形態によるビデオカメラの構成
図1において、1は全体として本実施の形態によるビデオカメラを示す。このビデオカメラ1は、各種操作ボタンや後述する表示部の表示面に貼着されたタッチパネルなどからユーザインタフェース部3が構成され、このユーザインタフェース部3を介して入力されたユーザからの操作命令に応じて、システム制御部4が内部メモリ(図示せず)に格納された対応する制御プログラムに基づいて対応する制御処理を実行することにより、被写体の光学像を動画又は静止画としてディスク5又はメモリカード6に記録したり、当該ディスク5又はメモリカード6に記録された動画又は静止画を再生して表示部7に表示し得るようになされている。
実際上、システム制御部4は、CPU(Central Processing Unit)及び内部メモリ等を備えるマイクロコンピュータとして構成されている。そしてシステム制御部4は、動画の記録モード(以下、これを動画記録モードと呼ぶ)時、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などから構成されるイメージセンサ9を駆動する。このときイメージセンサ9の受光面には、レンズ8により被写体の光学像が集光される。かくしてイメージセンサ9は、この光学像を光電変換し、得られた撮影信号をアナログ/ディジタル変換部10に送出する。
アナログ/ディジタル変換部10は、供給される撮影信号をディジタル変換し、かくして得られたディジタル撮影信号をCOEDC(Compressor/Decompressor)部11に送信する。
COEDC部11は、供給されるディジタル撮影信号をバス12を介して表示部7に転送する。表示部7は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどから構成され、供給されるディジタル撮影信号に基づく動画(以下、これをカメラスルー画と呼ぶ)を表示する。
またこのときCOEDC部11は、システム制御部4の制御のもとに、供給されるディジタル撮影信号に対して例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)等の所定方式で圧縮符号化処理を施し、得られた動画映像情報をRAM(Random Access Memory)13に格納する。
このRAM13に格納された動画映像情報は、この後バス12を介してドライブ制御部14により読み出され、図示しないディスクドライブを介して当該ディスクドライブに装填されたDVD(Digital Versatile Disc)−RAM等のディスク5に記録される。
またシステム制御部4は、動画の再生モード(以下、これを動画再生モードと呼ぶ)時には、ドライブ制御部14を制御することにより、そのとき装填されているディスク5から動画映像情報を読み出させ、これをバス12を介してCODEC部11に送信させる。
CODEC部11は、システム制御部4の制御のもとに、ドライブ制御部14から供給される動画映像情報に対して所定の伸張復号処理を施し、得られた再生動画映像情報をバス12を介して表示部7に送信する。かくしてこの再生動画映像情報に基づく動画が表示部7に表示される。
一方、システム制御部4は、静止画の記録モード(以下、これを静止画記録モードと呼ぶ)時、動画記録モード時と同様にして、カメラスルー画像を表示部7に表示させる。またシステム制御部4は、この後ユーザインタフェース部3に設けられた静止画撮影用のシャッタボタンが押下されると、かかるシャッタボタンが押下されたタイミングで1フレーム分のディジタル撮影信号をCODEC部11に取得させる。
CODEC部11は、取得した1フレーム分のディジタル撮影信号に対して例えばJPEG(Joint Photographic Expert Group)等の所定方式で圧縮符号化処理を施し、得られた静止画映像情報をRAM13に格納する。そしてこのRAM13に格納された静止画映像情報は、この後バス12を介してカード制御部15により読み出され、そのとき装填されているSDカード等のメモリカード6に記録される。
さらにシステム制御部4は、静止画の再生モード(以下、これを静止画再生モードと呼ぶ)時には、カード制御部15を制御することにより、そのとき装填されているメモリカード6から静止画映像情報を読み出させ、これをバス12を介してCODEC部11に送信させる。
CODEC部11は、システム制御部4の制御のもとに、カード制御部15から供給される静止画映像情報に対して所定の伸張復号処理を施し、得られた再生静止画映像情報をバス12を介して表示部7に送信する。かくしてこの再生静止画映像情報に基づく静止画が表示部7に表示される。
なおバス12には画像サイズ変換部16も接続されており、RAM13及びメモリカード6に格納された静止画映像情報や、ディスク5に記録された動画映像情報に基づく動画の1フレーム分のフレーム画像の画像情報を、この画像サイズ変換部16によって所定サイズのサムネイル画像の画像情報に変換することができるようになされている。
またビデオカメラ1には、電源投入中や、充電中、ディスク5又はメモリカード6へのアクセス時などに点灯するLED(Light Emitting Diode)や各回路等に電源電力を供給するバッテリなどの他の一般的なビデオカメラのハードウェアや機能がすべて搭載されているものとする。
(1−2)ビデオカメラに搭載されたサムネイルに関する各種機能
(1−2−1)サムネイル設定機能
次に、かかるビデオカメラ1に搭載されたサムネイル設定機能について説明する。
本実施の形態によるビデオカメラ1では、ディスク5に記録された各動画映像情報に対して所望の静止画を関連付けることができ、これら各動画映像情報にそれぞれ関連付けられた各静止画のサムネイル21(図2)を例えば図2に示すようなサムネイル一覧画面20上に一覧表示することができる。そしてユーザは、このサムネイル一覧画面20から所望のサムネイルを選択することによって、当該サムネイルに関連付けられている動画映像情報を再生させることができるようになされている。
なお、以下においては、ディスク5に記録された動画映像情報に関連付けられた静止画をサムネイル用静止画と呼ぶ。また以下においては、適宜、動画映像情報にサムネイル用静止画を関連付けることを『動画映像情報にサムネイルを設定する』と呼び、動画映像情報に関連付けられたサムネイル用静止画のサムネイルを『動画映像情報に設定されたサムネイル』と呼ぶものとする。
上述のようにディスク5に記録された各動画映像情報に設定されたサムネイルを一覧表示するための手段として、ビデオカメラ1は、図3に示すようなサムネイル管理テーブル22をディスク5上に保持している。
サムネイル管理テーブル22は、そのディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルを管理するためのテーブルであり、パス名及びファイル名欄22A、サムネイル種類欄22B及びサムネイル用静止画所在欄22Cから構成されている。
そしてパス名及びファイル名欄22Aには、ディスク5に記録された対応する動画映像情報のファイルへのパス名及びそのファイルのファイル名が格納される。またサムネイル種類欄22Bには、その動画映像情報と関連付けられたサムネイル用静止画の種類を表す2ビットのコードが格納され、サムネイル用静止画所在欄22Cには、かかるサムネイル用静止画の所在が格納される。
この場合、動画映像情報に関連付け可能なサムネイル用静止画の種類としては、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像と、当該動画中のユーザにより選択された任意のフレームのフレーム画像と、撮影により得られた任意の静止画との3種類が存在する。
そして、例えば動画映像情報に対して当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像が関連付けられた場合には、サムネイル種類欄22Bに「00」が格納され、サムネイル用静止画所在欄22Cに何も格納されない。また動画映像情報に対して当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像が関連付けられた場合には、サムネイル種類欄22Bに「01」が格納され、サムネイル用静止画所在欄22Cに当該動画におけるかかるフレームの位置を表すタイムコード(時、分、秒及びフレーム番号)が格納される。さらに動画映像情報に対して任意の静止画が関連付けられた場合には、サムネイル種類欄22Bに「10」が格納され、サムネイル用静止画所在欄22Cに当該静止画のパス名及びファイル名が格納される。
従って、例えば図3には、「dirname」というパス上に存在する「xxx001.mpeg」というファイル名の動画映像情報に、同じパス上に存在する「yyy024.jpeg」というファイル名の静止画映像情報に基づく静止画がサムネイル用静止画として関連付けられていることが示されている。また図3には、「dirname」というパス上に存在する「xxx002.mpeg」というファイル名の動画映像情報には、当該動画中のタイムコードが「hh:mm:ss:ff」であるフレームのフレーム画像がサムネイル用静止画として関連付けられ、さらに「dirname」というパス上に存在する「xxx003.mpeg」というファイル名の動画映像情報には、当該動画の先頭のフレーム画像がサムネイル用静止画として関連付けられていることが示されている。
ここで、1つの動画映像情報に対して複数の静止画を関連付ける方法について述べる。そのためには、図3の22Aに格納された1つのファイル名に対し、複数の22B、22Cを対応させれば良い。たとえば、「xxx001.mpeg」というファイル名の動画映像情報に対して22Bに「10」22Cに「dirname/yyy024.jpg」というデータと、22Bに「01」22Cに「hh:mm:ss:ff」というデータを関連付けておく。関連付けされたこれらのデータは、前記動画映像情報を補足する静止画として使用する。
システム制御部4は、このようなサムネイル管理テーブル22をディスク5上に作成し、動画映像情報がディスク5に記録されてその動画映像情報にサムネイル用静止画が関連付けられるごとに(その動画映像情報にサムネイルが設定されるごとに)、ディスク5上のサムネイル管理テーブル22を更新する。またシステム制御部4は、このとき動画映像情報に関連付けられたサムネイル用静止画がメモリカード6に格納されている静止画や、そのとき撮影された静止画であったときには、その静止画のサムネイルの画像情報を作成してディスク5に格納する。
ここで、本実施の形態によるビデオカメラ1の場合、ディスク5に記録された動画映像情報にサムネイルを設定する方法としては、第1〜第4のサムネイル設定方法が存在する。
第1のサムネイル設定方法は、動画の撮影直後に所望の静止画を撮影して当該静止画をサムネイル用静止画として関連付ける方法であり、第2のサムネイル設定方法は、静止画モード(静止画記録モード及び静止画再生モード)時に、メモリカード6に格納された静止画映像情報に基づく静止画をディスク5に記録されている動画映像情報にサムネイル用静止画として関連付ける方法である。また第3のサムネイル設定方法は、動画モード(動画記録モード及び動画再生モード)時に、メモリカード6に格納されている静止画映像情報に基づく静止画をディスク5に記録されている動画映像情報にサムネイル用静止画として関連付ける方法であり、第4のサムネイル設定方法は、動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像を当該動画映像情報のサムネイル用静止画として関連付ける方法である。以下、これら第1〜第4のサムネイル設定方法について説明する。
(1−2−1−1)第1のサムネイル設定方法
まず、第1のサムネイル設定方法について説明する。本実施の形態によるビデオカメラ1では、動画の撮影終了時に図4に示すような静止画撮影確認ダイアログ30が表示部に表示される。この静止画撮影確認ダイアログ30には、『サムネイル用静止画を撮影しますか?』というメッセージ31と、「はい」ボタン32A及び「いいえ」ボタン32Bとが表示される。そして、ユーザがユーザインタフェース部3を操作して「はい」ボタン32Aを選択することによって、ビデオカメラ1の動作モードを、サムネイル用静止画を撮影するサムネイル撮影モードに移行させることができる。
ビデオカメラ1がサムネイル撮影モードに移行した場合、例えば図5に示すようなサムネイル撮影モード画面40が表示部7に表示される。このサムネイル撮影モード画面40は、カメラスルー画像41の上側に『サムネイル用静止画を撮影してください』というメッセージ42が表示されたものである。そしてユーザは、このサムネイル撮影モード画面40が表示部7に表示されている間にユーザインタフェース部3の静止画撮影用のシャッタボタンを押下することによって、そのとき撮影した静止画を、その直前に撮影した動画のサムネイル用静止画として関連付けることができ、さらにこの静止画のサムネイルの画像情報をディスク5に記録させることができる。
図6は、このような第1のサムネイル設定方法に関するシステム制御部4の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部4は、ユーザ操作に応じて動画の記録処理を開始すると、これと併せて図6に示す第1のサムネイル設定処理を開始し、まず、そのときの撮影により得られた動画映像情報をディスク5に順次記録する動画記録処理を実行する(SP1)。
そしてシステム制御部4は、この動画記録処理を終了すると、図4について上述した静止画撮影確認ダイアログ30を表示部7に表示させ(SP2)、この後、ユーザがユーザインタフェース部3を操作して、静止画撮影確認ダイアログ30の「はい」ボタン32A及び「いいえ」ボタン23Bのいずれかが選択されるのを待ち受ける(SP3)。
そしてシステム制御部4は、静止画撮影確認ダイアログ30の「いいえ」ボタン32Bが選択された場合には、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)上の、ステップSP1において得られた動画映像情報と対応するサムネイル種類欄22Bに「00」を設定することにより、その動画映像情報に当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像をサムネイル用静止画として関連付けた後(SP4)、この第1のサムネイル設定処理を終了する。
これに対してシステム制御部4は、静止画撮影確認ダイアログ30において「はい」ボタン32Aが選択された場合には、動作モードを上述のサムネイル撮影モードに移行させる。そしてシステム制御部4は、CODEC部11を制御することにより、図5について上述したサムネイル撮影モード画面40を生成させ、このサムネイル撮影モード画面40を表示部7に表示させる(SP5)。
システム制御部4は、この後、静止画撮影用のシャッタボタンが押下されるのを待ち受け(SP6)、やがてかかるシャッタボタンが押下されると、その瞬間のディジタル撮影信号の1フレーム分の画像データからなる静止画映像情報をCODEC部11に取り込ませ、この静止画映像情報をRAM13に格納させる(SP7)。
またシステム制御部4は、画像サイズ変換部16を制御して、RAMに13格納された静止画映像情報に対して当該静止画映像情報に基づく静止画をサムネイル用に縮小するための画像サイズ変換処理を施させた後、かくして得られたサムネイルの画像情報(以下、これをサムネイル画像情報と呼ぶ)をドライバ制御部14を介してディスク5に記録させる(SP8)。
続いてシステム制御部4は、ステップSP1においてディスク5に記録した動画映像情報のサムネイルとして、ステップSP8において生成しディスク5に記録したサムネイルを設定する(SP9)。具体的に、システム制御部4は、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)上の対応するエントリのサムネイル種類欄22Bに「10」を設定し、さらに当該エントリのサムネイル用静止画所在欄22CにステップSP8においてディスク5に記録したサムネイルのファイル名を格納する。そしてシステム制御部4は、この後、この第1のサムネイル設定処理を終了する。
以上のような機能によって、動画の記録直後にその動画のサムネイルを設定することができるため、直ちにサムネイルをカスタマイズしたいユーザの使い勝手を向上させることができる。
なお、ステップSP7の撮影で取得した静止画映像情報は、オリジナルサイズのままメモリカード6に保存するようにしても良いし、サムネイル用に画像サイズ変換処理を施した後にメモリカード6に保存するようにしても良い。またかかる静止画映像情報をメモリカード6に保存しなくても良い。この場合、この静止画映像情報をメモリカード6に保存するか否かをメニューから設定できるようにすれば、メモリカード6の容量を節約したいユーザには便利である。
また動画の記録直後に次の動画記録を行いたい場合もあるので、サムネイル撮影モードをオフにすることで、ステップSP1で動画の撮影を終えた後、直ぐに第1のサムネイル設定処理を終了させることができるようにビデオカメラを構築するようにしても良い。この場合には、そのときディスク5に記録された動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像をサムネイル用静止画として設定すれば良い。
(1−2−1−2)第2のサムネイル設定方法
次に、第2のサムネイル設定方法について説明する。本実施の形態によるビデオカメラ1では、静止画モードで動作させている状態において、メモリカード6に記録されている静止画映像情報に基づく静止画を、ディスク5に記録されているいずれかの動画映像情報のサムネイル用静止画として設定することができる。
図7は、かかる設定を行うためのGUI(Graphical User Interface)画面(以下、これを第1のサムネイル設定画面と呼ぶ)50の構成例を示している。この図7に示すように、第1のサムネイル設定画面50は、選択静止画表示部51及び動画一覧表示部52から構成される。
選択静止画表示部51には、『どのシーンに設定しますか?』とのメッセージ53と、メモリカード6に記録されている静止画映像情報に基づく静止画のうち、例えば図2について上述したサムネイル一覧画面20上でユーザにより選択された静止画のサムネイル54とが表示される。
また動画一覧表示部52には、ディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されているサムネイル55が複数枚表示され、これらサムネイル55の下側にその動画映像情報に基づく動画の撮影年月日及び時間が表示される。動画一覧表示部52に表示されたサムネイル55は、所定操作によって1枚分ずつ左右方向にスクロールことができ、これによりディスク5に記録されているすべての動画映像情報のサムネイル55を動画一覧部52に順番に表示させることができる。
そして第1のサムネイル設定画面50では、選択静止画表示部51にサムネイル54が表示された静止画をサムネイル用静止画として関連付ける動画映像情報を、動画一覧表示部52に対応するサムネイル55が表示された動画映像情報の中から1つ選択することができる。そして、このとき選択された動画映像情報のサムネイル55が強調表示される。
なお、図7では、動画一覧表示部52にサムネイル55を3枚ずつ表示するようにした場合について示しているが、ユーザが認識できる範囲でサムネイル55のスケーリングを行い、動画一覧表示部52内により多くのサムネイル55を表示するようにしても良い。
図8は、このような第2のサムネイル設定方法に関するシステム制御部4の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部4は、動作モードとして静止画モードが設定されている状態において、メモリカード6に記録された各静止画映像情報に基づく静止画のサムネイルの一覧画面の表示命令が入力されると、この図8に示す第2のサムネイル設定処理を開始する。そしてシステム制御部4は、まず、メモリカード6から各静止画映像情報を読み出し、これらを画像サイズ変換部15においてサムネイルの画像情報に変換させた後に、これら画像情報に基づいて図2について上述したサムネイル一覧画面20を生成し、これを表示部7に表示させる(SP10)。
続いてシステム制御部4は、かかるサムネイル一覧画面20に表示されたサムネイル21(図2)の中から1つのサムネイル21が選択され、かつ、図示しないメニューの中から「サムネイルに設定」の項目が選択されるのを待ち受ける(SP11)。
そしてシステム制御部4は、やがてこのような入力が与えられると、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)を参照して、当該ディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルの画像情報等をディスク5から読み出し、これら読み出した画像情報等に基づいて図7について上述した第1のサムネイル設定画面50を表示部7に表示させる(SP12)。
次いでシステム制御部4は、かかる第1のサムネイル設定画面50において、動画一覧表示部52に表示されたいずれかのサムネイル55が選択されるのを待ち受ける(SP13)。そしてシステム制御部4は、かかる動画一覧表示部52に表示されたサムネイル55の中から1つのサムネイル55がユーザ操作により選択されると、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22に基づいて、そのサムネイル55が、対応する動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像のサムネイルであるか否か(サムネイル管理テーブル22の対応するエントリのサムネイル種類欄22Bに「00」が設定されているか否か)を判断する(SP14)。
システム制御部4は、この判断において否定結果を得るとステップSP17に進み、これに対して肯定結果を得ると、その動画映像情報に設定されているサムネイルを変更しても良いか否かを確認するための例えば図9に示すようなダイアログ(以下、これをサムネイル変更可否確認ダイアログと呼ぶ)60を表示部7に表示させる(SP15)。
続いてシステム制御部4は、かかるサムネイル変更可否確認ダイアログ60において「はい」ボタン61A及び「いいえ」ボタン61Bのいずれかが選択されるのを待ち受け(SP16)、「いいえ」ボタン61Bが選択されたときには、この第2のサムネイル設定処理を終了する。従って、この場合には、そのとき第1のサムネイル設定画面50の選択静止画表示部51にサムネイル54が表示されている静止画を、ステップSP13において選択されたサムネイル55(図7)が設定されている動画映像情報のサムネイル用静止画として関連付けないまま、第2のサムネイル設定処理が終了することになる。
これに対してシステム制御部4は、サムネイル変更可否確認ダイアログ60の「はい」ボタン61Aが選択されると、第1のサムネイル設定画面50の選択静止画表示部51にサムネイル54が表示されている静止画を、ステップSP13において選択されたサムネイル55(図7)が設定されている動画映像情報のサムネイル用静止画として関連付けるようにサムネイル管理テーブル22(図3)を更新する。またシステム制御部4は、そのとき第1のサムネイル設定画面50の選択静止画表示部51に表示されているサムネイル54の画像情報をディスク5に記録する(SP17)。そしてシステム制御部4は、この後、この第2のサムネイル設定処理を終了する。
このような機能によって、ユーザは静止画の撮影を行った直後に、ビデオカメラ1の動作モードを動画モードに変更することなく、その静止画をディスク5に格納されている動画映像情報にサムネイル用静止画として設定することができる。なお、かかる第2のサムネイル設定処理のステップSP14の判定が常に否定結果となるようにユーザが設定可能とすることによって、速くサムネイルの変更を行いたいユーザにとって使い勝手が良くなる。
(1−2−1−3)第3のサムネイル設定方法
次に、第3のサムネイル設定方法について説明する。本実施の形態によるビデオカメラ1では、動画モードで動作させている状態において、ディスク5に記録されている動画映像情報に対して、そのときメモリカード6に記録されているいずれかの静止画映像情報に基づく静止画をサムネイル用静止画として設定することができる。
図10は、かかる設定を行なうためのGUI画面(以下、これを第2のサムネイル設定画面と呼ぶ)70の構成例を示している。この図10に示すように、第2のサムネイル設定画面70は、選択動画表示部71及び静止画一覧表示部72から構成される。
選択動画表示部71には、『どの静止画を設定しますか?』とのメッセージ73と、ディスク5に記録されている動画映像情報に基づく動画のうち、例えば図2について上述したサムネイル一覧画面20上でユーザにより選択された動画に関連付けられているサムネイル用静止画のサムネイルとが表示される。
また静止画一覧表示部72には、メモリカード6に記録されている各静止画映像情報のサムネイル75が複数枚表示され、これらサムネイル75の下側にその静止画映像情報に基づく静止画の撮影年月日及び時間が表示される。静止画一覧表示部72に表示されたサムネイル75は、所定操作によって1枚分ずつ左右方向にスクロールことができ、これによりメモリカード6に記録されているすべての静止画映像情報のサムネイル75を静止画一覧部72に順番に表示させることができる。
そして第2のサムネイル設定画面70では、対応するサムネイル74が選択動画表示部71に表示された動画映像情報に関連付けるサムネイル用静止画として、静止画一覧表示部72にサムネイル75が表示された静止画の中から所望の静止画を1つ選択することができる。そして、このとき選択された静止画のサムネイル75が強調表示される。
なお、図10では、静止画一覧表示部72にサムネイル75を3枚ずつ表示するようにした場合について示しているが、ユーザが認識できる範囲でサムネイル75のスケーリングを行い、静止画一覧表示部72内により多くのサムネイル75を表示するようにしても良い。
図11は、このような第3のサムネイル設定方法に関するシステム制御部4の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部4は、動作モードとして動画再生モードが設定されている状態において、ディスク5に記録された各動画映像情報に関連付けられたサムネイルの一覧画面の表示命令が入力されると、この図11に示す第3のサムネイル設定処理を開始し、まず、図16について後述するサムネイル一覧画面表示処理を実行することにより、図2について上述したサムネイル一覧画面20を表示部7に表示させる(SP20)。
続いてシステム制御部4は、かかるサムネイル一覧画面20に表示されたサムネイル21(図2)の中から1つのサムネイルが選択され、かつ、図示しないメニューの中から「サムネイルを変更」の項目が選択されるのを待ち受ける(SP21)。
そしてシステム制御部4は、やがてこのような入力が与えられると、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)を参照して、そのとき選択されたサムネイル21は、当該サムネイル21が関連付けられている動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像のサムネイルであるか否かを判断する(SP22)。
システム制御部4は、この判断において否定結果を得るとステップSP25に進み、これに対して肯定結果を得ると、図9について上述したサムネイル変更可否確認ダイアログ60を表示部7に表示させる(SP23)。
続いてシステム制御部4は、かかるサムネイル変更可否確認ダイアログ60の「はい」ボタン61A及び「いいえ」ボタン61Bのいずれかが選択されるのを待ち受け(SP24)、「いいえ」ボタン61Bが選択されたときには、この第3のサムネイル設定処理を終了する。従って、この場合には、そのとき対象としている動画映像情報(ステップSP21において選択されたサムネイル21(図2)が関連付けられた動画映像情報)のサムネイルの変更が行なわれないまま第3のサムネイル設定処理が終了することになる。
これに対してシステム制御部4は、サムネイル変更可否確認ダイアログ60の「はい」ボタン61Aが選択されると、図10について上述した第2のサムネイル設定画面70を表示部7に表示させ(SP25)、この後、かかる第2のサムネイル設定画面70において、静止画一覧表示部72に表示されたいずれかのサムネイル75が選択されるのを待ち受ける(SP26)。
そしてシステム制御部6は、かかる静止画一覧表示部72に表示されたサムネイル75の中から1つのサムネイル75が選択されると、そのサムネイル75を、そのとき選択動画表示部71にサムネイル74が表示されている動画映像情報のサムネイル用静止画として設定するようにサムネイル管理テーブル22(図3)を更新すると共に、そのサムネイル74の画像情報をディスク5に記録する(SP27)。そしてシステム制御部4は、この後、この第3のサムネイル設定処理を終了する。
このような機能によって、撮影した幾つかの動画に対して予め撮影した静止画のサムネイルをまとめて設定することができるため、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
(1−2−1−4)第4のサムネイル設定方法
次に、第4のサムネイル設定方法について説明する。本実施の形態によるビデオカメラ1では、ディスク5に記録されている動画映像情報に対して、以下のようにして当該動画映像情報に基づく動画中の任意の1フレームのフレーム画像をその動画映像情報のサムネイル用静止画として関連付けることができる。
すなわち、ユーザは、まず、所定操作により、ディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルの一覧が表示された上述のサムネイル一覧画面20(図2)を表示部7に表示させる。そしてユーザは、かかるサムネイル一覧画面20に表示された幾つかのサムネイル21の中から所望の動画と対応するサムネイル21を選択し、その後図示しないメニューから「サムネイルの設定(フレーム)」という項目を選択する。この結果、図12に示すようなフレーム指定画面80が表示部7に表示される。
このフレーム指定画面80では、そのとき対象としている動画映像情報の再生動画が背景として表示され、当該再生動画上に『どのフレームをサムネイルにしますか?』というメッセージ81と、スライダバー82及び当該スライダバー82上をスライドするスライダ83とが表示される。
そしてフレーム指定画面80では、そのとき表示されている再生動画の現在のタイムコードに応じたスライダバー82上の位置にスライダ83が表示されると共に、所定操作によりスライダ83をスライダバー82に沿って移動させることによって、移動後のスライダ83の位置に応じたフレーム画像をフレーム指定画面83の背景として表示部7に表示させることができる。
かくしてユーザは、必要に応じてスライダ83を動かしながら、所望のフレーム画像がフレーム指定画面80の背景として表示されているタイミングでシャッタボタンを押下することによって、かかるフレーム画像をそのとき対象としている動画映像情報のサムネイル用静止画として関連付けることができる。この場合システム制御部4は、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)を、これに応じて更新する。
(1−2−2)サムネイル復元機能
ところで、ユーザが誤ってサムネイルを変更してしまった場合に、元の状態に戻せると便利である。そのための手段として、システム制御部4は、図13に示すようなサムネイル変更履歴管理テーブル90をディスク5上に保持している。
このサムネイル変更履歴管理テーブル90は、ディスク5に格納された各動画映像情報にそれぞれ関連付けられたサムネイル用静止画の変更履歴を管理するためのテーブルであり、動画パス名及びファイル名欄90A、サムネイル変更履歴欄90B及びサムネイル用静止画所在欄90Cから構成される。
そして動画パス名及びファイル名欄90Aには、ディスク5に記録された各動画映像情報のファイルへのパス名及びそのファイルのファイル名がそれぞれ格納される。またサムネイル変更履歴欄90Bには、対応する動画映像情報に関連付けられたサムネイル用静止画が変更されたことがあるときには「1」、変更されたことがないときには「0」が格納される。さらにサムネイル用静止画所在欄90Cには、サムネイル用静止画が変更されたことがある場合に、現在のサムネイル用静止画の1つ前に関連付けられていたサムネイル用静止画の所在が格納される。
例えば図13では、「dirname」というパス上に存在する「xxx001.mpeg」というファイル名の動画映像情報については、現在のサムネイル用静止画の1つ前に「yyy024.jpeg」というファイル名の静止画映像情報に基づく静止画がサムネイル用静止画として関連付けられていたことが示されている。また「dirname」というパス上に存在する「xxx002.mpeg」というファイル名の動画映像情報については、サムネイル用静止画が過去に変更されたことがないことが示されている。さらに、「dirname」というパス上に存在する「xxx003.mpeg」というファイル名の動画映像情報については、現在のサムネイル用静止画の1つ前にはその動画の「yy:mm:ss:ff」というタイムコードのフレームのフレーム画像がサムネイル用静止画として関連付けられていたことが示されている。
そしてシステム制御部4は、上述のようなサムネイル変更履歴管理テーブル90をディスク5上に作成し、動画映像情報がディスク5に記録されてその動画映像情報にサムネイル用静止画が関連付けられたり、その動画映像情報に関連付けられたサムネイル用静止画が変更されるごとに、このサムネイル変更履歴管理テーブル90を更新するようになされている。
図14は、変更したサムネイルを変更直前のサムネイルに復元する設定を行うためのGUI画面(以下、これをサムネイル復元画面と呼ぶ)100を示している。このサムネイル復元画面100は、例えば図2について上述したサムネイル一覧画面20上において所望する動画映像情報に設定された1つのサムネイル21(図2)を選択したうえで、図示しないメニューから「サムネイルの復元」という項目を選択することにより表示部7に表示させることができる。
このサムネイル復元画面100には、『どのサムネイルに復元しますか?』というメッセージ101と、「前回のサムネイル」ボタン102、「先頭フレーム」ボタン103及び「指定フレーム」ボタン104とが表示される。またサムネイル復元画面100には、そのとき対象としている動画映像情報(サムネイル一覧画面20上で選択したサムネイル21に関連付けられている動画映像情報)に対して1つ前に関連付けられていたサムネイル用静止画のサムネイル(以下、これを前サムネイルと呼ぶ)105が「前回のサムネイル」ボタン102と対応付けて表示されると共に、その動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像のサムネイル106が「先頭フレーム」ボタン103に対応付けて表示される。
そして、このサムネイル復元画面100では、「前回のサムネイル」ボタン102を選択することによって、そのときサムネイル復元画面100上に表示されている前サムネイル105を、そのとき対象としている動画映像情報の新たなサムネイルとして設定することができる。またサムネイル復元画面100では、「先頭フレーム」ボタン103を選択することによって、そのときサムネイル復元画面100上に表示されている当該動画の先頭フレームのフレーム画像のサムネイル106を、そのとき対象としている動画映像情報の新たなサムネイルとして設定することができる。
さらにサムネイル復元画面100では、「指定フレーム」ボタン103をクリックすることによって、図12について上述したフレーム指定画面80を表示させることができる。かくしてユーザは、このフレーム指定画面80を利用して、そのとき対象としている動画映像情報に基づく動画中の所望のフレームのフレーム画像を、当該動画映像情報のサムネイル用静止画として関連付けることができる。
図15は、このようなサムネイル復元処理に関するシステム制御部4の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部4は、ディスク5に記録された各動画映像情報にそれぞれ関連付けられたサムネイルの一覧画面の表示命令が入力されると、この図15に示すサムネイル復元処理を開始し、まず、図16について後述するサムネイル一覧画面表示処理を実行することにより、図2について上述したサムネイル一覧画面20を表示部7に表示させる(SP30)。
続いてシステム制御部4は、かかるサムネイル一覧画面20に表示されたサムネイル21(図2)の中から1つのサムネイルが選択され、かつ、図示しないメニューの中から「サムネイルを復元」という項目が選択されるのを待ち受ける(SP31)。
そしてシステム制御部4は、やがてこのような入力が与えられると、ディスク5に記録されているサムネイル変更履歴管理テーブル90(図13)を参照して、図14について上述したサムネイル復元画面100を表示部7に表示させる(SP32)。
次いでシステム制御部4は、復元後のサムネイルが選択されるのを待ち受ける(SP33)。具体的には、システム制御部4は、かかるサムネイル復元画面100上の「前回のサムネイル」ボタン102若しくは「先頭フレーム」ボタン103が選択され、又は「指定フレーム」ボタン104を選択したときに表示されるフレーム指定画面80上でフレームが指定されるのを待ち受ける。
そしてシステム制御部4は、やがて復元後のサムネイルが選択されると、そのとき選択されたサムネイルが「前回のサムネイル」であるか否か(つまり「前回のサムネイル」ボタン102が選択されたか否か)を判断する(SP34)。
システム制御部4は、この判断において肯定結果を得ると、上述のサムネイル変更履歴管理テーブル90(図13)を参照して、前回のサムネイルの元となる静止画の所在を検出し(SP35)、この後、図6について上述した第1のサムネイル設定処理のステップSP9と同様にして、その静止画をそのとき対象としている動画映像情報のサムネイル用静止画として設定する(SP36)。
これに対してシステム制御部4は、かかる判断において否定結果を得ると、図6について上述した第1のサムネイル設定処理のステップSP9と同様にして、ステップSP33において選択された復元後のサムネイルが「先頭フレーム」のサムネイルであるときには(つまり「先頭フレーム」ボタン103が選択されたときには)、そのとき対象としている動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像を復元後のサムネイル用静止画として設定する。またシステム制御部4は、ステップSP33において選択された復元後のサムネイルが当該動画中のユーザが指定したフレーム画像のサムネイルであるときには(つまり「指定フレーム」ボタン104が選択されてフレーム指定画面80でフレームが指定されたときには)、当該フレームのフレーム画像を復元後のサムネイル用静止画として設定する(SP36)。
続いてシステム制御部4は、スディスク5に格納されているサムネイル変更履歴管理テーブル90を、テップSP36におけるサムネイルの設定変更に応じて更新し(SP37)、この後、このサムネイル復元処理を終了する。
(1−2−3)サムネイル一覧表示機能
次に、ディスク5に記録された各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルを、図2について上述したサムネイル一覧画面20上に一覧表示する際のシステム制御部4の処理内容について説明する。
図16は、ディスク5に記録された各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルのサムネイル一覧画面20を表示する場合におけるシステム制御部4の処理内容を示すフローチャートである。
システム制御部4は、かかるサムネイル一覧画面20の表示命令が入力されると、この図16に示すサムネイル一覧画面表示処理を開始し、まず、サムネイルが表示されていないサムネイル一覧画面20を表示部7に表示させ(SP40)、この後、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)の全体を読み出す(SP41)。
続いてシステム制御部4は、ステップSP41において読み出したサムネイル管理テーブル22の先頭のエントリのサムネイル種類欄22Bを参照して、そのエントリに対応する動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像と、当該動画中のユーザにより選択された任意の1フレーム分のフレーム画像と、任意の静止画とのうちのいずれがサムネイル用静止画として関連付けられているかを判定する(SP42)。
そしてシステム制御部4は、かかる動画映像情報に関連付けられたサムネイル用静止画が当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像であった場合(つまりサムネイル管理テーブル22の対応するサムネイル種類欄22Bに「00」が格納されていた場合)には、かかる先頭フレームのフレーム画像の画像情報をディスク5から読み出し、このフレーム画像のサムネイルを画像サイズ変更部16において生成させた後、そのサムネイルをステップSP40で表示部7に表示させたサムネイル一覧画面20上に表示させる(SP43)。
これに対してシステム制御部4は、かかる動画映像情報に関連付けられたサムネイル用静止画が、当該動画中のユーザにより選択された任意の1フレーム分のフレーム画像又は任意の静止画であった場合(つまりサムネイル管理テーブル22の対応するサムネイル種類欄22Bに「01」又は「10」が格納されていた場合)には、対応するフレーム画像の画像情報又は対応するサムネイルの画像情報をディスク5から読み出す。なおシステム制御部4は、この際フレーム画像の画像情報を読み出した場合には、そのフレーム画像のサムネイルを画像サイズ変更部16に生成させる。そしてシステム制御部4は、このようにして得られたサムネイルをステップSP40で表示部7に表示させたサムネイル一覧画面20上に表示させる(SP44)。
続いてシステム制御部4は、サムネイル管理テーブル22に次のエントリがあるか否かを判断し(SP45)、肯定結果を得ると、ステップSP42に戻る。この後、システム制御部4は、同様の処理を繰り返す(SP42〜SP45)。これにより、ディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されているサムネイルが、そのとき表示部7に表示されているサムネイル一覧画面20上に順次表示されていくことになる。そしてシステム制御部4は、やがてかかるサムネイル管理テーブル22上のすべてのエントリについて同様の処理をし終えると、このサムネイル一覧画面表示処理を終了する。
(1−2−4)サムネイル情報表示機能
次に、サムネイル情報表示機能について説明する。本実施の形態によるビデオカメラ1には、ディスク5に記録された各動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像と、当該動画中のユーザにより選択された任意の1フレーム分のフレーム画像と、任意の静止画とのうちのいずれがサムネイル用静止画として関連付けられているかを表示するサムネイル情報表示機能が搭載されている。
実際上、このビデオカメラ1においては、図2について上述したサムネイル一覧画面20上の所望のサムネイル21(図2)を選択し、その後、メニューから「情報表示」の項目を選択することによって、図17に示すようなサムネイル情報表示画面110を表示させることができる。
このサムネイル情報表示画面110には、サムネイル表示欄111、動画情報表示欄112及びサムネイル情報表示欄113が設けられている。そしてサムネイル表示欄111には、そのときサムネイル一覧画面20上でユーザが選択したサムネイルが表示される。なお、このサムネイル表示欄111にサムネイルではなく、対応する動画映像情報の再生動画を表示するようにしても良い。
また動画情報表示欄112には、かかる動画映像情報に基づく動画の撮影日時が表示される。ただし、撮影日時以外の例えばユーザが別途設定した当該動画のタイトルや、当該動画の長さ及び又は画質モードなどを併せて表示するようにしても良い。
さらにサムネイル情報表示欄113には、サムネイル表示欄111に表示されているサムネイルの元の静止画が、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像と、当該動画中のユーザにより選択された任意の1フレーム分のフレーム画像と、任意の静止画とのうちのいずれであるかを表す情報が表示される。
例えば図17の例では、かかる動画映像情報のサムネイル用静止画が当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像であるため、サムネイル情報表示欄113に『先頭フレームがサムネイルに設定されています。』とのメッセージが表示されているが、例えばかかる動画映像情報にユーザが指定した任意の静止画が関連付けられている場合には、『ユーザ指定の静止画がサムネイルに指定されています。』といったメッセージを表示すれば良い。
ここで、1つの動画映像情報に対して複数の静止画が関連付けられている場合の、サムネイル情報表示画面について述べる。関連付けられた複数の静止画は、動画映像情報の内容を補足するものとして、ユーザが動画映像情報の内容をより効率的に把握するために利用可能である。図18は、図2について上述したサムネイル一覧画面20上で、複数の静止画が関連付けられている動画映像情報のサムネイル21(図2)を選択し、その後メニューから「情報表示」の項目を選択した際に、図17の代わりに表示されるサムネイル情報表示画面114である。
このサムネイル情報表示画面114には、サムネイル表示欄115、動画情報表示欄116、サムネイル情報表示欄117及び動画映像情報に関連付けされた静止画表示欄118が設けられている。静止画表示欄118以外の機能については、図17で説明した通りである。ただし、サムネイル表示欄115に静止画を表示する場合は、動画映像情報に関連付けられた複数の静止画から、サムネイル用静止画として指定された静止画を表示する。その方法はここでは図示しないが、たとえばメニュー操作などで行う。前記複数の静止画のうち、いずれの静止画もサムネイル用静止画として指定されていない場合は、例えば、最初に動画に関連付けされた静止画をサムネイル用静止画として使用する。
静止画表示欄118には、動画映像情報に関連付けられた、サムネイル表示欄115に表示された静止画を含む全ての静止画を表示する。静止画表示欄118に表示されたサムネイルは、所定操作によって左右方向にスクロールことができ、これにより関連付けられているすべての静止画映像情報のサムネイルを静止画表示欄118に順番に表示することができる。
図19は、このようなサムネイル情報表示機能に関するシステム制御部4の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部4は、このフローチャートに従って、かかるサムネイル情報表示機能をユーザに提供するための制御処理を実行する。
すなわちシステム制御部4は、ディスク5に記録された各動画についてのサムネイル一覧画面20(図2)の表示命令が入力されると、この図19に示すサムネイル情報表示処理を開始し、まず、図17について上述したサムネイル一覧画面表示処理を実行することにより、かかるサムネイル一覧画面20を表示部7に表示させる(SP50)。
続いてシステム制御部4は、かかるサムネイル一覧画面20に表示されたサムネイル21(図2)の中からいずれかのサムネイル21が選択され、その後、メニューから「情報表示」の項目を選択されるのを待ち受ける(SP51)。
そしてシステム制御部4は、かかる入力が与えられると、サムネイル管理テーブル22(図3)やディスク5に格納されている他の管理テーブル等から必要な情報を読み出し(SP52)、この情報に基づいて図17について上述した情報表示画面110を表示部7に表示させる(SP53)。例えばシステム制御部4は、サムネイル管理テーブル22上の対応するエントリのサムネイル種類欄22Bに格納されているコードが「00」であったときには、『先頭フレームがサムネイルに設定されています。』とのメッセージをサムネイル情報表示欄113に表示する。またシステム制御部4は、かかるコードが「01」であったときには、『ユーザ指定のフレームがサムネイルに指定されています。』とのメッセージを、さらに当該コードが「10」であったときには、『ユーザ指定の静止画がサムネイルに指定されています。』といったメッセージをサムネイル情報表示欄113に表示する。そしてシステム制御部4は、この後、このサムネイル情報表示処理を終了する。
このような機能により、ディスク5に記録されている各動画映像情報にどのような画像がサムネイル用静止画として設定されているかをユーザが容易に知ることができる。
なお、ユーザによってサムネイルが設定されている場合、すなわちディスク5に記録された動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画中のユーザにより選択された任意の1フレーム分のフレーム画像又は任意の静止画がサムネイル用静止画として関連付けられている場合にのみ、例えば図20に示すように、サムネイル一覧画面20に表示された対応するサムネイル21上に所定形状のアイコン120を表示するようにすれば、ディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルに関する情報をより認識し易くユーザに提示することができる。
またこの際、動画映像情報に対しサムネイル用静止画として、当該動画映像情報に基づく動画中のユーザにより選択された任意の1フレーム分のフレーム画像が関連付けられている場合と、任意の静止画が関連付けられている場合とでアイコン120の色や形状を変えるようにすれば、よりユーザの使い勝手を向上させることができる。
(1−3)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態のビデオカメラ1では、ディスク5に記録された動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の撮影直後に撮影した静止画と、ディスク5に記録されている任意の静止画と、当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像とのうちの指定された画像をサムネイル用静止画として関連付けることができるため、記録された動画映像情報の内容を最も良く表すサムネイルをユーザが手軽に作成することができる。かくするにつき、ディスク5に記録された動画映像情報数が増加した場合でも、ユーザは目的の動画映像情報を素早く探し出せるようになり、かくしてユーザの使い勝手を格段的に向上させることができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)第2の実施の形態によるビデオカメラの構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図21は、第2の実施の形態によるビデオカメラ130を示す。このビデオカメラ130は、ユーザインタフェース131として、第1の実施の形態によるユーザインタフェース部3に加えて、サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタン(以下、これをサムネイルボタンと呼ぶ)132が設けられている点と、このサムネイルボタン132が押下された場合にシステム制御部133が図22又は図23に示す処理を実行する点とを除いて、第1の実施の形態によるビデオカメラ1と同様に構成されている。
すなわちこの実施の形態によるビデオカメラ130の場合、カメラスルー画像が表示部7に表示されている状態においてサムネイルボタン132が押下された場合に、そのときのビデオカメラ130の動作モードが静止画モード及び動画モードのいずれのモードに設定されているか否かに関わりなく、サムネイルボタン132が押下されたタイミングで静止画を撮影し、かくして得られた静止画をサムネイル用静止画として、予めディスク5に記録されている動画映像情報の中からユーザにより指定された動画映像情報に関連付けることができる機能が搭載されている。
図22は、このような機能に関するシステム制御部133の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部133は、カメラスルー画像が表示部7に表示されている状態において、サムネイルボタン132が押下されると、この図22に示す第5のサムネイル設定処理を開始し、まず、CODEC部11に、かかるサムネイルボタン132が押下されたタイミングで当該CODEC部11に入力したディジタル撮像信号に基づく1フレーム分の画像情報を取得させる。またシステム制御部133は、画像サイズ変換部16に、この画像情報に基づいて、当該画像情報に基づく静止画のサムネイルの画像情報を生成させ、これをRAM13に格納させる(SP60)。
続いてシステム制御部133は、ディスク5に格納されているサムネイル管理テーブル22(図3)を参照して、当該ディスク5に記録されている各動画映像情報にそれぞれ設定されたサムネイルの画像情報等をディスク5から読み出し、これら読み出した画像情報等と、ステップSP60において作成したサムネイルの画像情報とに基づいて図7について上述した第1のサムネイル設定画面50を作成し、これを表示部7に表示させる(SP61)。
この後システム制御部133は、図8について上述した第2のサムネイル設定処理のステップSP13〜ステップSP17と同様の処理を実行する(SP62〜SP66)。これにより、サムネイルボタン132が押下されたタイミングで取得された静止画のサムネイルが第1のサムネイル設定画面50においてユーザにより選択された動画映像情報のサムネイルとして設定される。そしてシステム制御部133は、この後この第5のサムネイル設定処理を終了する。
このような機能によって、ユーザが図2について上述したサムネイル一覧画面20を表示部7に表示させることなく、ディスク5に記録されている動画映像情報に対してサムネイル用静止画を設定することができる。なお、ステップSP60において作成したサムネイルの画像情報をメモリカード6に保存するようにしても良いが、かかる保存を行なうか否かをユーザが設定できるようにすれば、より使い勝手を向上させることができる。
一方、このビデオカメラ1では、ディスク5に記録されている動画映像情報の再生中にサムネイルボタン132を押下することによって、そのとき再生していたフレームのフレーム画像を当該動画映像情報のサムネイル用静止画として設定することができる機能が搭載されている。
図23は、このような機能に関するシステム制御部133の処理内容を示すフローチャートである。システム制御部133は、ディスク5に記録されている動画映像情報の再生中にサムネイルボタン132が押下されると、この図23に示す第6のサムネイル設定処理を開始し、まず、図22について上述した第5のサムネイル設定処理のステップSP60と同様にして、そのとき再生していた動画映像情報に基づく動画のうちのサムネイルスイッチ132が押下されたタイミングのフレームのフレーム画像をCODEC部11に取得させ、このフレーム画像のサムネイルを画像サイズ変換部16に生成させる(SP70)。
この後システム制御部132は、図8について上述した第1のサムネイル設定処理のステップSP14〜ステップSP17と同様の処理を実行する(SP71〜SP74)。これにより、サムネイルボタン132が押下されたタイミングで取得されたフレーム画像のサムネイルがそのとき再生されていた動画映像情報のサムネイルとして設定される。そしてシステム制御部133は、この後この第6のサムネイル設定処理を終了する。
このような機能によって、ユーザは、動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像のサムネイルを、極めて容易に当該動画映像情報のサムネイルとして設定することができる。
(2−2)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態によるビデオカメラ130では、サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンでなるサムネイルボタン132を設け、当該サムネイルボタン132を押下することにより得られた静止画を直ちにディスク5に記録されている動画映像情報に関連付けたり、動画映像情報の再生時にサムネイルボタン132を押下することによって、そのとき再生されているフレームのフレーム画像をサムネイル用静止画として当該動画映像情報に関連付けることができるため、ディスク5に記録されている動画映像情報に対するサムネイルの設定を容易化することができ、かくしてユーザの使い勝手を格段的に向上させることができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、本発明を図1又は図13のように構成されたビデオカメラ1,130に本発明を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば動画及び静止画の双方の記録再生機能が搭載されたディジタルカメラや携帯電話機など、この他種々の記録再生装置に広く本発明を適用することができる。
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、動画映像情報をディスク5に記録し、静止画映像情報をメモリカード6に記録するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら動画映像情報及び静止画映像情報をディスク5やメモリカード6以外の記録媒体に記録するようにしても良い。また動画映像情報及び静止画映像情報を同じ記録媒体に記録する場合にも、本発明を適用することができる。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、ディスクの一例としてDVD−RAMを挙げたが、本発明はこれに限らず、例えばDVD−R、DVD−RW、DVD+R又はDVD+RWなどの他の種類のDVDや、BD(Blu-ray Disc)、HD(High Definition)−DVD、CD(Compact Disc)又はMD(Mini Disc)などの他のディスク状記録媒体もディスク5として適用することができる。同様に、上述の実施の形態のおいては、メモリカード6の一例としてSDカードを挙げたが、本発明はこれに限らず、この他種々の半導体メモリカードについてもメモリカード6として適用することができる。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、図2について上述したサムネイル一覧画面20にサムネイル21(図2)のみを並べて表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばサムネイル一覧画面20の空き領域に各サムネイル21にそれぞれ対応させて当該サムネイル21と関連付けられた動画映像情報に基づく動画の撮影日時などの情報を表示するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、サムネイル復元機能の説明において、ディスク5に記録された各動画映像情報にそれぞれ関連付けられたサムネイル用静止画の変更履歴情報として、1つ前のサムネイル用静止画に関する情報のみを記憶管理するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2つ以上前のサムネイル用静止画に関する情報についても記憶管理するようにしても良い。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、動画映像情報にサムネイル用静止画を関連付ける関連付け部を、ビデオカメラ1、130全体の動作制御を司るシステム制御部4,133により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばかかる関連付け部としての機能を有するハードウェアをシステム制御部4,133とは別に設けるようにしても良い。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、ディスク5に記録された各動画映像情報にそれぞれ関連付けられたサムネイル用静止画のサムネイル一覧を表示するサムネイル一覧表示部を、システム制御部4,133及び表示部7により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような機能をすべて表示部7にもたせるようにしても良い。
第1の実施の形態によるビデオカメラの構成を示すブロック図である。 サムネイル一覧画面の構成例を示す概念図である。 サムネイル管理テーブルの構成を示す概念図である。 静止画撮影確認ダイアログの構成を示す略線図である。 サムネイル撮影モード画面の構成例を示す略線図である。 第1のサムネイル設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1のサムネイル設定画面の構成例を略線的に示す略線図である。 第2のサムネイル設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 サムネイル変更可否確認ダイアログの構成を示す略線図である。 第2のサムネイル設定画面の構成例を略線的に示す略線図である。 第3のサムネイル設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 フレーム指定画面の構成例を示す略線図である。 サムネイル変更履歴管理テーブルの構成を示す概念図である。 サムネイル復元画面の構成例を示す略線図である。 サムネイル復元処理の処理手順を示すフローチャートである。 サムネイル一覧画面表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 サムネイル情報表示画面の構成例を示す略線図である。 1つの動画映像情報に対して複数の静止画が関連付けられている場合のサムネイル情報表示画面の構成例を示す略線図である。 サムネイル情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 サムネイル一覧画面内のサムネイル上に表示されるアイコンの説明に供する略線図である。 第2の実施の形態によるビデオカメラの構成を示すブロック図である。 第5のサムネイル設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 第6のサムネイル設定処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,130……ビデオカメラ、3……ユーザインタフェース部、4,133……システム制御部、5……ディスク、6……メモリカード、7……表示部、16……画像サイズ変換部、20……サムネイル一覧画面、21……サムネイル、22……サムネイル管理テーブル、40……サムネイル撮影モード画面、50,70……サムネイル設定画面、80……フレーム指定画面、90……サムネイル変更履歴管理テーブル、100……サムネイル復元画面、110,114……サムネイル情報表示画面、120……アイコン、132……サムネイルボタン。

Claims (12)

  1. 撮影により得られた動画の映像情報でなる動画映像情報又は静止画の映像情報でなる静止画映像情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報又は前記静止画映像情報を再生する記録再生装置において、
    前記記録媒体に記録された前記動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の撮影直後に撮影した静止画と、前記記録媒体に記録されている任意の静止画と、当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像とのうちの指定された画像をサムネイル用静止画として関連付ける関連付け部と、
    外部操作に応じて、前記記録媒体に記録された各前記動画映像情報にそれぞれ関連付けられた前記サムネイル用静止画のサムネイルの一覧を表示するサムネイル一覧表示部と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記関連付け部は、
    前記サムネイル用静止画として関連付けるべき画像が指定されなかった前記動画映像情報に対しては、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像を前記サムネイル用静止画として関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記関連付け部は、
    各前記動画映像情報について、当該前記動画映像情報に関連付けられた前記サムネイル用静止画の変更履歴を管理し、
    外部操作に応じて、前記動画映像情報に関連付けられている前記サムネイル用静止画を、当該動画映像情報に過去に前記サムネイル用静止画として関連付けられていた画像に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 前記サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンを備え、
    前記関連付け部は、
    前記ボタンが押下されたタイミングで静止画を取得し、取得した前記静止画を前記記録媒体に記録された前記動画映像情報のうちの指定された前記動画映像情報に前記サムネイル用静止画として関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 前記記録再生装置は、
    前記サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンを備え、
    前記関連付け部は、
    前記ボタンを複数回押下して複数の静止画を取得し、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報1つに対して、取得した複数の前記静止画を関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生方法。
  6. 前記記録再生装置は、
    前記サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンを備え、
    前記関連付け部は、
    前記記録媒体に記録された前記動画映像情報に関連付けられた、複数の静止画のうち、指定された静止画をサムネイル用静止画として使用する
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録再生方法。
  7. 前記サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンを備え、
    前記関連付け部は、
    前記記録媒体に記録された前記動画映像情報の再生中に前記ボタンが押下されたときには、当該動画映像情報に基づく動画中の前記ボタンが押下されたときに再生されていたフレームのフレーム画像を前記サムネイル用静止画として当該動画映像情報に関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  8. 撮影により得られた動画の映像情報でなる動画映像情報又は静止画の映像情報でなる静止画映像情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録された前記動画映像情報又は前記静止画映像情報を再生する記録再生装置における記録再生方法において、
    前記記録媒体に記録された前記動画映像情報に対して、当該動画映像情報に基づく動画の撮影直後に撮影した静止画と、前記記録媒体に記録されている任意の静止画と、当該動画映像情報に基づく動画中の任意のフレームのフレーム画像とのうちの指定された画像をサムネイル用静止画として関連付ける第1のステップと、
    外部操作に応じて、前記記録媒体に記録された各前記動画映像情報にそれぞれ関連付けられた前記サムネイル用静止画のサムネイルの一覧を表示する第2のステップと
    を備えることを特徴とする記録再生方法。
  9. 前記第1のステップでは、
    前記サムネイル用静止画として関連付けるべき画像が指定されなかった前記動画映像情報に対しては、当該動画映像情報に基づく動画の先頭フレームのフレーム画像を前記サムネイル用静止画として関連付ける
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録再生方法。
  10. 前記第1のステップでは、
    各前記動画映像情報について、当該前記動画映像情報に関連付けられた前記サムネイル用静止画の変更履歴を管理し、
    外部操作に応じて、前記動画映像情報に関連付けられている前記サムネイル用静止画を、当該動画映像情報に過去に前記サムネイル用静止画として関連付けられていた画像に変更する
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録再生方法。
  11. 前記記録再生装置は、
    前記サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンを備え、
    前記第1のステップでは、
    前記ボタンが押下されたタイミングで静止画を取得し、取得した前記静止画を前記記録媒体に記録された前記動画映像情報のうちの指定された前記動画映像情報に前記サムネイル用静止画として関連付ける
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録再生方法。
  12. 前記記録再生装置は、
    前記サムネイル用静止画を撮影するための専用のボタンを備え、
    前記第1のステップでは、
    前記記録媒体に記録された前記動画映像情報の再生中に前記ボタンが押下されたときには、当該動画映像情報に基づく動画中の前記ボタンが押下されたときに再生されていたフレームのフレーム画像を前記サムネイル用静止画として当該動画映像情報に関連付ける
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024042975A1 (ja) * 2022-08-24 2024-02-29 富士フイルム株式会社 画像ファイル作成方法、及び画像ファイル作成装置

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