JP2009168964A - 共焦点顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー化された共焦点顕微鏡において簡便な装置構成により色収差を低減する。
【解決手段】波長可変照明光学系10はニッポウディスク40の回転に同期してLED11r、緑色LED11g、青色LED11bを点灯するよう構成されており、領域40rは赤色LED11rからの光束で照明、領域40gは緑色LED11gからの光束で照明、領域40bは青色LED11bからの光束で照明される。領域40r、40g、40bの光学的厚みd/nは、赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bの各波長に対する対物レンズ5の軸上色収差による焦点ずれを補償するように厚みを調整されている。
【選択図】 図1
【解決手段】波長可変照明光学系10はニッポウディスク40の回転に同期してLED11r、緑色LED11g、青色LED11bを点灯するよう構成されており、領域40rは赤色LED11rからの光束で照明、領域40gは緑色LED11gからの光束で照明、領域40bは青色LED11bからの光束で照明される。領域40r、40g、40bの光学的厚みd/nは、赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bの各波長に対する対物レンズ5の軸上色収差による焦点ずれを補償するように厚みを調整されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、共焦点顕微鏡に関するものである。
タンデム走査型の共焦点顕微鏡は分解能が高いといった利点から従来から良く知られている。このような従来のタンデム走査型共焦点顕微鏡を、図8を参照して説明する。この顕微鏡は、筐体内に、共焦点照明光源1、コレクタレンズ2、第1ビームスプリッター3、ニッポウディスク4、対物レンズ5、リレーレンズ6および接眼レンズ7を配設して構成されている。ニッポウディスク4は中心から螺旋状に広がるパターンで多数のピンホール(ピンホール)が形成されたディスクを有し、軸4aを中心として高速回転される。
この顕微鏡において、共焦点照明光源1から照射された光はコレクタレンズ2により集光された後、第1ビームスプリッター3により反射されニッポウディスク4を照明し、ニッポウディスク4のピンホールを通過する。ピンホールを通過した光は、対物レンズ5を通り観察試料8に照射される。ここで、ニッポウディスク4のピンホール形成面4pは対物レンズ5を介して観察試料8の一次像面位置(共役位置c1)に配設されており、このため対物レンズ5を通り観察試料8に照射される光は観察試料8上にピンホール像を結ぶ。このように観察試料8に照射された光は、観察試料8により反射されて再び対物レンズ5を通り、元のピンホールに集まってこれを通過し、第1ビームスプリッター、リレーレンズ6を通過し、共役位置c2に観察試料の二次像を結ぶ。これを接眼レンズ7で見ることにより共焦点観察ができる。
このようなタンデム型共焦点顕微鏡は、光源にレーザー等を用いずに構成が可能であることから、裸眼による直接観察が可能であることに加え、カラー画像の観察、撮影が可能である点が特長である。
このようなタンデム型共焦点顕微鏡は、光源にレーザー等を用いずに構成が可能であることから、裸眼による直接観察が可能であることに加え、カラー画像の観察、撮影が可能である点が特長である。
カラー画像観察、撮像のためには光学系の色収差の補正が必要であり、一般的に対物レンズ5は異なる屈折率、分散を有する複数種類の硝材を用いたレンズを組み合わせることで色収差補正を行っている。また、特開2000−310735号公報(特許文献1)
において屈折レンズと回折光学素子を組み合わせた対物レンズを用いることで共焦点像の色収差を補正する方法が提案されている。
特開2000−310735号公報
において屈折レンズと回折光学素子を組み合わせた対物レンズを用いることで共焦点像の色収差を補正する方法が提案されている。
しかしながら、対物レンズの色収差補正によって特定の2波長の色収差を補正することはできるが、それ以外の波長においては所謂二次スペクトルと呼ばれる残存色収差が残る。この2次スペクトルを低減させるためには、高価で加工の難しい蛍石(CaF2)等を用いる必要があり好ましくない。また、2次スペクトルは一般に対物レンズの差動距離に比して大きくなり、対物レンズの開口数が大きくなるほど影響が大きくなる為、高分解能で長差動距離の対物レンズを作ることが困難である。
一方で特許文献1のような回折光学素子を用いた対物レンズは、比較的容易に二次スペクトルが低減できるものの加工が難しい。また回折レンズを用いることにより発生するフレアは、共焦点像においては除去することができるものの通常照明における観察では除去することができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はカラー化された共焦点顕微鏡において簡便な装置構成により色収差を低減することにある。
前記課題を解決するための第1の手段は、光源装置と、複数のピンホールを有し、走査作動がされる走査基板と、前記光源装置からの光を前記走査基板の前記ピンホールに照明する照明光学系と、前記ピンホールを通過した光を観察対象物に集光照明するとともに前記観察対象物からの観察光を前記ピンホールに集光する対物レンズを含む対物光学系と、前記ピンホールを透過した前記観察光を撮像装置の撮像面に集光する集光光学系とを備えた共焦点顕微鏡であって、前記走査基板の走査に同期して、前記観察対象物を集光照明する光の波長を変える波長変更手段と、前記集光照明光の波長に対応して、前記ピンホールから前記観察対象物までの光路長を変更する光路長変更手段と、を備えていることを特徴とする共焦点顕微鏡である。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、前記光路長変更手段は、前記走査基板の走査に同期して駆動されること特徴とするものである。
前記課題を解決するための第3の手段は、前記第1の手段であって、前記光路長変更手段は、前記照明光学系を経た照明光の入射面が平面であって、厚さの異なる複数の部分領域を有する基板、又は屈折率の異なる複数の部分領城を有する前記走査基板そのものであることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第4の手段は、前記第1の手段であって、前記光路長変更手段は、前記走査基板に配置された、厚さの異なる複数の部分領域を有する基板、又は屈折率の異なる複数の部分領域を有する基板であることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第5の手段は、前記第1の手段であって、前記光路長変更手段は、前記走査基板に同期して駆動する、厚さの異なる複数の部分領域を有する基板、又は屈折率の異なる複数の部分領域を有する基板であることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第6の手段は、前記第1の手段から第5の手段のいずれかであって、前記光源装置は、異なる波長の光をそれぞれ出射する複数の光源であり、前記波長変更手段は、前記複数の光源のうち光を出力させる光源を選択し切り替える切替制御機構であることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第7の手段は、前記第6の手段であって、前記切替制御機構は、前記各部分領域に対応する波長の光を出力する光源を選択し切り替えることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第8の手段は、前記第1の手段から第5の手段のいずれかであって、前記光源装置は、白色光源であり、前記波長変更手段は、前記走査基板に同期して駆動する、透過する光の波長が異なる複数の部分領域を有するフィルタであることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第9の手段は、前記第1の手段から第5の手段のいずれかであって、前記光源装置は、白色光源であり、前記波長変更手段は、前記走査基板に配置された、透過する光の波長が異なる複数の部分領城を有するフィルタであることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第10の手段は、請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡であって、前記走査基板は、らせん状に配列された多数の前記ピンホールを有した円板から構成され、この円板を回転させて走査作動を行わせるニッポウディスクであることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第11の手段は、請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡であって、前記波長変更手段による複数の波長の光を用いて、前記観察対象物の画像を複数作成し、この複数の画像を合成することにより、カラー画像を得る手段を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、カラー化された共焦点顕微鏡において簡便な装置構成により色収差を低減することができる。
(第1実施形態)
以下、図1を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態における顕微鏡は、筐体内に、波長可変照明光学系10、第1ビームスプリッター3、ニッポウディスク40、対物レンズ5、リレーレンズ6および接眼レンズ7を配設して構成されている。ニッポウディスク40は中心から螺旋状に広がるパターンで多数のピンホールが形成されたディスクを有し、軸40aを中心として高速回転される。
以下、図1を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態における顕微鏡は、筐体内に、波長可変照明光学系10、第1ビームスプリッター3、ニッポウディスク40、対物レンズ5、リレーレンズ6および接眼レンズ7を配設して構成されている。ニッポウディスク40は中心から螺旋状に広がるパターンで多数のピンホールが形成されたディスクを有し、軸40aを中心として高速回転される。
波長可変照明光学系10から照射された光は第1ビームスプリッター3により反射されニッポウディスク40を照明し、ニッポウディスク40のピンホールを通過する。ピンホールを通過した光は、対物レンズ5を通り観察試料8に照射される。ここで対物レンズ5は有限遠補正光学系で構成され、ニッポウディスク40のピンホール形成面40pは対物レンズ5を介して観察試料8の一次像面位置(共役位置c1)に配設されており、このため対物レンズ5を通り観察試料8に照射される光は観察試料8上にピンホール像を結ぶ。このように観察試料8に照射された光は、観察試料8により反射されて再び対物レンズ5を通り、元のピンホールに集まってこれを通過し、第1ビームスプリッター3、リレーレンズ6を通過し、共役位置c2に観察試料の二次像を結ぶ。これを接眼レンズ7で見ることにより共焦点観察ができる。第1ビームスプリッター3は、照明光学系と結像光学系に共用されている。
波長可変照明光学系10は例えば赤、緑、青のように発光色の異なる赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bを有しており、赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bから放出される光束はそれぞれコレクタレンズ2により集光された後、クロスダイクロイックプリズム12によって同一光路に導かれる。赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bから出力される光は、それぞれのLEDの1つのみを点灯させることにより、切り替え可能となっており、後に述べるように、ニッポウディスク40の回転に同期して順次点灯される。
図2は本実施の形態におけるニッポウディスク40の形状を表す図である。ニッポウディスク40の対物レンズ5側には、屈折率nが等しく、厚みdの異なる領域(即ち光学的厚みd/nの異なる領域)40r、40g、40bが形成されており、ニッポウディスク40の螺旋状ピンホールパターンは領域40r、40g、40bにおいてそれぞれ少なくとも1回観察試料8上をピンホールの像が走査されるようにパターンが形成されている。
すなわち、ニッポウディスク40が1回転する毎に、領域40rに形成されている複数のピンホールからの光で、観察試料8上の観察領域全体が照射され、領域40gに形成されている複数のピンホールからの光で、観察試料8上の観察領域全体が照射され、領域40bに形成されている複数のピンホールからの光で、観察試料8上の観察領域全体が照射されるように、領域40r、40g、40bの大きさが決められている。
図1において、波長可変照明光学系10はニッポウディスク40の回転に同期して赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bを点灯するよう構成されており、領域40rは赤色LED11rからの光束で照明、領域40gは緑色LED11gからの光束で照明、領域40bは青色LED11bからの光束で照明される。
領域40r、40g、40bの光学的厚みd/nは、赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bの各波長に対する対物レンズ5の軸上色収差による焦点ずれを補償するように厚みを調整されている。このように構成することで対物レンズ5の軸上色収差によらず、赤色LED11r、緑色LED11g、青色LED11bの各波長における軸上色収差を補正することが可能になる。すなわち、本発明において、ピンホールと観察対象の間の光学的距離を変えているのは、対物レンズ5の軸上色収差を、使用色(波長)ごとに補正するためである。
第1の実施の形態におけるニッポウディスク40は、屈折率nが等しく、厚みdの異なる領域を形成することで光学的厚みd/nを変化させているとして説明しているが、これに限られずたとえば厚みdが等しく屈折率nが異なる複数の媒質で構成してもよい。
また第1の実施の形態におけるニッポウディスク40は、3つの光学的厚みの異なる領域を有するとして説明したが、これに限られずたとえば2つの領域とし、赤色、青色の色収差を補正した対物レンズにおける緑色の2次スペクトルをニッポウディスクで補正するよう構成してもよい。あるいは、3つの光学的厚みの異なる領域を2つずつ、6つの領域に分割し、回転対称に配置してもよい。このように構成することでニッポウディスクの慣性モーメントを減少させ、より高速での回転が可能になる。
第1の実施の形態において、対物レンズ5は有限遠補正光学系で構成されているとして説明しているが、例えば図3のように第1対物レンズ51と第2対物レンズ52により構成される無限遠補正光学系としてもよい。
また、図4のように通常照明光学系32と第2ビームスプリッター31を更に有するよう構成してもよい。このように構成することにより、共焦点観察に加え、通常観察も行うことが可能である。
(第2実施形態)
以下、図5を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における顕微鏡は図8に示す従来技術に比べニッポウディスクの構成が異なっている。
以下、図5を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における顕微鏡は図8に示す従来技術に比べニッポウディスクの構成が異なっている。
第2の実施の形態における顕微鏡は、筐体内に、照明光源1、コレクタレンズ2、第1ビームスプリッター3、ニッポウディスク41、対物レンズ5、リレーレンズ6および接眼レンズ7を配設して構成されている。ニッポウディスク41は中心から螺旋状に広がるパターンで多数のピンホールが形成されたディスクを有し、軸41aを中心として高速回転される。
照明光源1から照射された光はコレクタレンズ2により集光された後、第1ビームスプリッター3により反射されニッポウディスク41を照明し、ニッポウディスク41のピンホールを通過する。ピンホールを通過した光は、対物レンズ5を通り観察試料8に照射される。ここで、ニッポウディスク41のピンホール形成面40pは対物レンズ5を介して観察試料8の一次像面位置(共役位置c1)に配設されており、このため対物レンズ5を通り観察試料8に照射される光は観察試料8上にピンホール像を結ぶ。このように観察試料8に照射された光は、観察試料8により反射されて再び対物レンズ5を通り、元のピンホールに集まってこれを通過し、第1ビームスプリッター、リレーレンズ6を通過し、共役位置c2に観察試料の二次像を結ぶ。これを接眼レンズ7で見ることにより共焦点観察ができる。
図6は本実施の形態におけるニッポウディスク41の形状を表す図である。ニッポウディスク41の対物レンズ5側には、屈折率nが等しく、厚みdの異なる領域(即ち光学的厚みd/nの異なる領域)41r、41g、41bが形成されており、ニッポウディスク41の螺旋状ピンホールパターンは領域41r、41g、41bにおいてそれぞれ少なくとも1回観察試料8上をピンホールの像が走査されるようパターンが形成されている。さらに領域41r、41g、41bの表面にはそれぞれ赤色、緑色、青色を透過する波長選択フィルタとして機能する誘電体多層膜が形成されている。
白色光源である共焦点照明光源1からの光束はニッポウディスク41の回転により領域41rでは赤色、領域41gでは緑色、領域41bで青色の光を試料8に照射する。領域41r、41g、41bの光学的厚みd/nは、領域41r、41g、41b上に形成された波長選択フィルタの各透過波長に対する対物レンズ5の軸上色収差による焦点ずれを補償するように厚みを調整されている。このように構成することで対物レンズ5の軸上色収差によらず、各波長における軸上色収差を補正することが可能になる。
(第3実施形態)
以下、図7を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態における顕微鏡は、筐体内に、照明光源1、コレクタレンズ2、第1ビームスプリッター3、ニッポウディスク41、対物レンズ5、リレーレンズ6およびCCDカメラ20により構成されている。光源1から照射された光が観察試料8を照射し共役位置c2に観察試料の二次像を結ぶまでの過程は第2の実施例と同様であり、説明を省略する。
以下、図7を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態における顕微鏡は、筐体内に、照明光源1、コレクタレンズ2、第1ビームスプリッター3、ニッポウディスク41、対物レンズ5、リレーレンズ6およびCCDカメラ20により構成されている。光源1から照射された光が観察試料8を照射し共役位置c2に観察試料の二次像を結ぶまでの過程は第2の実施例と同様であり、説明を省略する。
第3の実施の形態は第2の実施の形態に比べ、共役位置c2に結像する観察試料の二次像を接眼レンズを通して肉眼で見る代わりに、CCDのように撮像素子を用いて電子画像に変換することが異なる。
ここで、CCDカメラ20はモノクロカメラであって、領域41r、41g、41bに同期してそれぞれ赤色、緑色、青色により観察された3つの画像を撮像するよう構成されている。3色で撮像された画像を不図示の画像合成手段で合成することでカラー画像を得る。このように構成することで、単板のモノクロCCDカメラを用いてカラー画像を合成することが可能になる。
以上の各実施の形態の説明においては、ニッポウディスク40自体の厚みを領域毎に変化させているが、厚みや屈折率が領域毎に変化する図2に示すような透明基板(だだしピンホールのないものとする)を製造し、これをニッポウディスク40に貼り合わせたり近接配置して、ニッポウディスク40と同期して移動させたりしても同様の作用効果が得られることは自明のことであろう。なお、透明基板というのはフィルム状のものであってもよく、無色でなくてもよいことはもちろんである。
又、本発明はニッポウディスクを使用したものに限られるものではなく、ピンホールを複数形成した基板を、平行移動させることにより走査を行うような共焦点顕微をも含むのである。
1…共焦点照明光源、2…コレクタレンズ、3…第1ビームスプリッター、4,40,41…ニッポウディスク、5…対物レンズ、6…リレーレンズ、7…接眼レンズ、8…観察試料、10…波長可変照明光学系、11r,11g,11b…LED、12…クロスダイクロイックプリズム、20…CCDカメラ、31…第2ビームスプリッター、32…通常照明光学系、4a,40a,41a…軸、4p,40p,41p…ピンホール形成面、40r,40g,40b,41r,41g,41b…領域、51…第1対物レンズ、52…第2対物レンズ、
Claims (11)
- 光源装置と、
複数のピンホールを有し、走査作動がされる走査基板と、
前記光源装置からの光を前記走査基板の前記ピンホールに照明する照明光学系と、
前記ピンホールを通過した光を観察対象物に集光照明するとともに前記観察対象物からの観察光を前記ピンホールに集光する対物レンズを含む対物光学系と、
前記ピンホールを透過した前記観察光を撮像装置の撮像面に集光する集光光学系と
を備えた共焦点顕微鏡であって、
前記走査基板の走査に同期して、前記観察対象物を集光照明する光の波長を変える波長変更手段と、
前記集光照明光の波長に対応して、前記ピンホールから前記観察対象物までの光路長を変更する光路長変更手段と、
を備えていることを特徴とする共焦点顕微鏡。 - 前記光路長変更手段は、前記走査基板の走査に同期して駆動されること特徴とする請求項1に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記光路長変更手段は、前記照明光学系を経た照明光の入射面が平面であって、厚さの異なる複数の部分領域を有する基板、又は屈折率の異なる複数の部分領城を有する前記走査基板そのものであることを特徴とする請求項1に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記光路長変更手段は、前記走査基板に配置された、厚さの異なる複数の部分領域を有する基板、又は屈折率の異なる複数の部分領域を有する基板であることを特徴とする請求項1に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記光路長変更手段は、前記走査基板に同期して駆動する、厚さの異なる複数の部分領域を有する基板、又は屈折率の異なる複数の部分領域を有する基板であることを特徴とする請求項1に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記光源装置は、異なる波長の光をそれぞれ出射する複数の光源であり、前記波長変更手段は、前記複数の光源のうち光を出力させる光源を選択し切り替える切替制御機構であることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記切替制御機構は、前記各部分領域に対応する波長の光を出力する光源を選択し切り替えることを特徴とする請求項6に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記光源装置は、白色光源であり、前記波長変更手段は、前記走査基板に同期して駆動する、透過する光の波長が異なる複数の部分領域を有するフィルタであることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡。
- 前記光源装置は、白色光源であり、前記波長変更手段は、前記走査基板に配置された、透過する光の波長が異なる複数の部分領城を有するフィルタであることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡。
- 請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡であって、前記走査基板は、らせん状に配列された多数の前記ピンホールを有した円板から構成され、この円板を回転させて走査作動を行わせるニッポウディスクであることを特徴とする共焦点顕微鏡。
- 請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の共焦点顕微鏡であって、前記波長変更手段による複数の波長の光を用いて、前記観察対象物の画像を複数作成し、この複数の画像を合成することにより、カラー画像を得る手段を有することを特徴とする共焦点顕微鏡。
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